JPH03193756A - ナフチルスルホニルアルキルカルボン酸誘導体 - Google Patents

ナフチルスルホニルアルキルカルボン酸誘導体

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JPH03193756A
JPH03193756A JP33454389A JP33454389A JPH03193756A JP H03193756 A JPH03193756 A JP H03193756A JP 33454389 A JP33454389 A JP 33454389A JP 33454389 A JP33454389 A JP 33454389A JP H03193756 A JPH03193756 A JP H03193756A
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牧雄 北澤
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泰志 中野
Atsushi Tsubaki
椿 敦
Kazuaki Sato
和明 佐藤
Masaaki Saka
正昭 阪
Michihiro Kobayashi
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬品として有用なナフチルスルホニルアルキ
ルカルボン酸誘導体に関するものである。
さらに詳しく述べれば、本発明は、コレシストキニン(
cholecystokinin 、以下CCにという
)受容体拮抗作用を示し、過敏性大腸炎、胆道ジスキネ
ジー、急性膵炎などの疾患の予防および治療剤として有
用な、一般式 (式中のR’、R”は同じでも異なっていてもよくそれ
ぞれ炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜5の
アシロキシ基、炭素数2〜7のアルコキシカルボニル基
、炭素数3〜6のアルケニルオキシ基または炭素数1〜
6のアルコキシ基であり R1は水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基またはベンジル基であり、mおよびnは
1.2または3である)で表されるナフチルスルホニル
アルキルカルボン酸誘導体。
(式中のR1,R2は同じでも異なっていてもよくそれ
ぞれ炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜5の
アシロキシ基、炭素数2〜7のアルコキシカルボニル基
、炭素数3〜6のアルケニルオキシ基または炭素数1〜
6のアルコキシ基であり、R3は水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基またはベンジル基であり、mおよびnは
1.2または3である)で表されるナフチルスルホニル
アルキルカルボン酸誘導体に関するものである。
従来の技術 CCKはガストリ:/ (gastrin)、セクレチ
ン(secretin)と並ぶ代表的な消化管ホルモン
で、特に膵外分泌刺激、胆嚢収縮等に関与するホルモン
であることが知られている。
近年、CCKに関する研究が進められ、各種疾患におけ
るCCKの関与について解明されてきた。
その結果、特異的、競合的かつ可逆的なCCK受容体拮
抗剤が過敏性大腸炎、胆道ジスキネジー、急性膵炎など
の疾患の予防および治療剤として期待されるようになり
、注目を集めている。
消化性潰瘍治療剤として用いられている、式で表される
プロゲルミド(Proglumide)がCCK受容体
拮抗作用を示すことが報告されて以来、プロゲルミド誘
導体に関する研究が進められ、これまでにいくつかのC
CK受容体拮抗作用を有する化合物が製造され、報告さ
れている(特開昭61−44855、同62−1812
46、同63〜27468、同63−165352、同
63−201156、BP−Al−0308885、B
P−A2−0272228、Wo 87103869、
同88105774、同89102431 )。
これらの化合物はすべてグルタミン酸あるいはアスパラ
ギン酸などのアミノ酸の誘導体であり、本発明の化合物
はこれらの化合物とは全く構造を異にするものである。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的はCCK受容体拮抗作用を有し、過敏性大
腸炎、胆道ジスキネジー、急性膵炎などの疾患の予防お
よび治療剤として有用なナフチルスルホニルアルキルカ
ルボン酸誘導体を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、CCK受容体拮抗作用を有する新しい化
合物を見出すべく鋭意研究した結果、ある種のナフチル
スルホニルアルキルカルボン酸誘導体が強力なCCK受
容体拮抗作用を有し、過敏性大腸炎、胆道ジスキネジー
、急性膵炎などの疾患の予防および治療剤として有用で
あることを見出し本発明を成すに至った。
本発明の前記一般式(1)で表されるナフチルスルホニ
ルアルキルカルボン酸誘導体は、CCK受容体へのCC
K−8の結合に対して競合的に拮抗し、過敏性大腸炎、
胆道ジスキネジー、急性膵炎などの疾患の予防および治
療剤として有用である。
本発明の一般式(I)で表されるナフチルスルホニルア
ルキルカルボン酸誘導体は新規な化合物であり、以下の
ようにして製造することができる。
すなわち、一般式 (式中のR4は炭素数1〜4のアルキル基またはベンジ
ル基であり R1,R2、mおよびnは前記と同じ意味
をもつ)で表されるナフチルチオアルキルカルボン酸誘
導体を適当な酸化剤を用いて酸化し、必要に応じて加水
分解または加水素分解することにより製造することがで
きる。
本発明の一般式(I)の化合物の製造方法において出発
原料として用いられる前記一般式(I)の化合物は新規
化合物であり、以下のようにして製造することができる
すなわち、式 で表される2−ナフタレンチオールと、一般式(式中の
AおよびBはそれぞれシアン基または炭素数2〜5のア
ルコキシカルボニル基であるかあるいはAが炭素数2〜
5のアルコキシカルボニル基でBがカルボキシ基または
そのアルカリ金属塩である)で表される化合物とをルイ
ス塩基またはルイス酸触媒の存在下に反応して、一般式
化合物を得る。
次いでこの化合物あるいはその反応性官能的誘導体と、
一般式 (式中のAおよびBは前記と同じ意味をもつ)で表され
る化合物を製し、必要に応じこれを適当な方法により加
水分解、モノエステル化を行って、一般式 (式中のR4は前記と同じ意味をもつ)で表される(式
中のR’、R2、mおよびnは前記と同じ意味をもつ)
で表されるアミン類とを反応させることにより一般式(
III)の化合物を製造することができる。
本発明の一般式(I)の化合物の製造方法を好適に実施
するには、一般式(I)の化合物を不活性有機溶媒例え
ば、塩化メチレンに溶解し、冷却下、2倍モルないしや
や過剰量、好ましくは2.5倍モルの酸化剤、例えばm
−クロロ過安息香酸を加え、冷却下ないし室温下に2〜
3時間撹拌し、反応終了後常法に従い処理精製して一般
式(I)の化合物でR3が低級アルキル基またはベンジ
ル基である化合物を得る。次いで、これを常法に従い加
水分解または加水素分解することにより一般式(1)の
化合物でR3が水素原子である化合物を得る。
本発明の一般式(1)で表されるナフチルスルホニルア
ルキルカルボン酸誘導体は不斉炭素を有しており、2種
の光学活性体が存在するが、本発明においてはR体、8
体またはその混合物のいずれをも用いることができる。
また、本発明の一般式(1)の化合物でR3が水素原子
であるカルボン酸類は常法に従い、薬理学的に許容され
る塩とすることができる。このようなものとして、例え
ば、ナトリウム塩、カルシウム塩などのような無機塩、
モルホリン塩、ピペリジン塩あるいはアミノ酸との塩な
どのような有機塩をあげることができる。これらの薬理
学的に許容される塩も遊離カルボン酸と同様にCCK受
容体拮抗作用を有し、過敏性大腸炎、胆道ジスキネジ、
急性膵炎などの疾患の予防および治療剤として有用であ
る。
本発明の一般式(I)で表されるナフチルスルホニルア
ルキルカルボン酸誘導体を実際の治療剤として用いる場
合、適当な医薬品組成物、例えば錠剤、散剤、顆粒剤、
カプセル剤、注射剤などとして経口的あるいは非経口的
に投与される。これらの医薬品組成物は通常行われる製
剤学的手法により調製される。
投与量は対象となる患者の性別、年齢、体重、疾患の種
類、症状の度合などによって適宜決定されるが、経口投
与の場合概ね成人1日当たり1〜1000mg、非経口
投与の場合概ね1日当たり0.1〜100 mgの範囲
内で投与される。
実施例 本発明の内容を以下の参考例および実施例でさらに詳細
に説明する。なお、各参考例および実施例中の化合物の
融点はすべて未補正である。
参考例 1 2−ナフタレンチオール10.Ogと2−メチレンゲル
タロニトリル6.8−をエタノール150dに溶かし、
トリトンB(40%メタノール溶液)10滴を加えたの
ち2時間加熱還流させた。反応液を減圧下に濃縮後、ク
ロロホルムで抽出し水洗したのち無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下に溶媒を留去後、残留物を酢酸エチ
ル−ヘキサンより再結晶し、融点52〜55℃の2−(
2−ナフチルチオメチル)ゲルタロニトリル15.6g
を得た。
元素分析値:  (CI68I4N2S として)0%
   H%   N% 計算値  72.15   5.30  10.52実
測値  71.98   5.24  10.411R
(KBr):   I’C)l  2245 cm−’
NMR(CDCl2) δ: 1.95〜2.3(2H,m)、 2.4〜2.
7(2H,m)。
2.8〜2..95(IH,m)、 3.13(IH,
dd、 J7.1.13.7)1z)、 3.30(I
H,dd、 J=6.6゜13、7)1z) 、 7.
4〜7.6 (3H,m) 、 7.75〜8.0(4
H,m) 2−(2−ナフチルチオメチル)ゲルタロニトリル15
.5gを酢酸70m12に溶かし、濃塩酸70m1を加
え17時間加熱還流させた。反応液を減圧下に濃縮し、
ジエチルエーテルを加え不溶物をろ去後、水洗したのち
炭酸水素ナトリウム水溶液を加え振り混ぜた。水層を塩
酸で酸性としたのち、ジエチルエーテルで抽出し、水洗
後無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留
去後、残留物をジエチルエーテル−ヘキサンより再結晶
し、融点140〜142℃の2−(2−ナフチルチオメ
チル)グルタル酸15.9gを得た。
元素分析値:  (CI6816043 として)0%
   H% 計算値  63.14   5.30 実測値  63.37   5J4 IR(KBr):   シC−0 1720 cm−’
NMR(DMSO−dB) δ: 1.7〜2.0(2)1. m)、 2.15〜
2.4(2ft、 m)。
2.5〜2.65(1)1. m)、 3.1〜3.4
(2)1. m)。
7.35〜7.6(3H,m)、 7.75〜8.0(
4tl、 m)。
12、32 (21(、5) 2−(2−ナフチルチオメチル)グルタル酸28.8g
をメタノール300 mlに溶かし、p−)ルエンスル
ホン酸0.9gを加え40℃で撹拌下に2.5時間反応
させた。反応液を減圧下に濃縮後、残留物に水を加え酢
酸エチルで抽出し水洗後無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下に溶媒を留去後、残留物をイソプロピルエー
テルより再結晶し、融点70〜71℃の2−(2−メト
キシカルボニルエチル’) −3−(2−ナフチルチオ
)プロピオン酸27.4gを得た。
元素分析値:  (c、、H,,0,S として)0%
   H% 計算値  64.13   5.70 実測値  64.11   5.50 IR(KBr):   シC−0 1730.1700
 cmNMR(CDCl2) δ: 1.95〜2.2(2H,m)、 2J 〜2.
5(2N、 m)。
2.65〜2.8(LH,m)、 3.10(LH,d
d、 J=6.6.13.2)1z)、 3.33(I
H,dd、 J=7.7゜13.2)1z)、 3.6
2(3H,s)、 7.4〜7.55(3H。
m>、 7.7〜7.9(4H,m) 参考例 2 2−(2−ナフチルチオメチル)グルタル酸14.0g
をアセトニトリル180dに溶かし、ベンジルアルコー
ル57m1よヒp−)ルエンスルホン酸0.52gヲ加
え23時間加熱還流させた。反応液を減圧下に濃縮し、
残留物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:塩化メチレン/メタノール=70/1)
で精製後、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、融点9
4〜95℃の2−(2−ベンジルオキシカルボニルエチ
ル) −3−(2−ナフチルチオ)プロピオン酸11.
0gを得た。
元素分析値:  (C2stlzJsS として)0%
   H% 70.03   5.62 70.05   5.69 ν。−01730,1700cm−’ 計算値 実測値 IR(KBr) : NMR(CDC1a) δ: 1.9〜2.2(2H,m)、 2.3〜2.5
5(2H,m)。
2.65〜2.8(LH,m)、  3.09(IH,
dd、  J6.6. 13.2Hz)、  3.26
(IH,dd、  J=7.7゜13.2Hz)、  
5.09(2)1.  s)、  7.2〜7.5(8
N。
m> 、  7.65〜7.85 (4H,m)参考例
 3 2−(2−メトキシカルボニルエチル) −3−(2−
ナフチルチオ)プロピオン酸0.64gを乾燥塩化メチ
レン10ffL12に溶かし、塩化チオニル0.3mA
を加え2時間加熱還流させた。反応液を減圧下に濃縮乾
固し油状の残留物を得た。この残留物の乾燥塩化メチレ
ン5ml溶液を、ビス(2−シクロヘキシルエチル)ア
ミン0.48gおよびトリエチルアミン0.7rnlの
乾燥塩化メチレン15mff1溶液に、水冷撹拌下に滴
下したのち室温で20時間反応させた。反応液を希塩酸
、炭酸水素ナトリウム水溶液ふよび水で順次洗ったのち
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去
後、残留物をシリカゲル中圧液体カラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/2)で精
製し、油状の4−(N、N−ビス(2−シクロヘキシル
エチル)カルバモイル〕=5−(2−ナフチルチオ)ペ
ンタン酸メチル0.94gを得た。
IR(neat):  vc−01735,1635C
mNMR(CDC13) δ: OJ 〜1.75(26H,m)、 2.0〜2
.5(48゜m)、 2.85〜3.4(7H,m)、
 3.65(3H,s)。
7、35〜7.55 (3H,m) 、 7.7〜7.
85 (4H,m)参考例 4 参考例3と同様にして表の化合物(油状)を製造した。
参考例 5 膵臓CCKレセプター結合試験 チャン(Chang)等の方法〔モレキコラ・ファーマ
コロジー(Molecular Pharmacolo
gy) 3Q巻、212ページ、1986年〕に準じて
膵臓組織膜標本を作製した。ウィスター(Wistar
)系雄性ラットより膵臓を摘出し、脂肪組織を取り除き
、湿重量の50倍量の水冷50 mM )リス(Tri
s) HCI緩衝液(pH7、4,37℃)中で細断し
たのちに、ウルトラディスパーサを用いてホモジナイズ
した。ホモジネートを50,000 X gにて10分
間遠心分離し、その沈澱をトリス)ICI緩衝液に懸濁
して再度50,000  X gで10分間遠心分離し
た。分析用緩衝液(50mM ) IJスHCI、5 
mM MgCl□、5 mMジチオスレイトール、2 
mg / ml牛血清アルブミン、(1,14mg/−
バシトラシン)に沈澱を再懸濁してCCK結合試験材料
とした。
膵臓組織膜懸濁液(通常0.5■原組織重量/mg)、
30 p14 [:”J ) CCK−8および被験薬
物あるいはその溶媒(全結合用) 、10−6M  C
CK−8(非特異的結合用)を分析用緩衝液に加えて全
量1mlとした。
37℃にて30分間インキコベート後試料を吸引ろ過し
、フィルターを氷冷トリスHCl11衡液で洗浄しテγ
−カウンター(Packard 5650)により、そ
の放射活性を測定した。
CCKレセプターへの特異的結合量は全結合量と非特異
的結合量の差より求め、被験薬物による特異的結合量の
阻害率からIC5o値を算定した。
化合物    (”J ] CCK−8の結合抑制御C
s。(μM) 1.7 4.0 6.5 3.1 0.11 1.8 2.1 1.4 実施例 1 4− (N、N−ビス(2−シクロヘキシルエチル)カ
ルバモイル)−5−(2−ナフチルチオ)ペンタン酸メ
チル0.50gを乾燥塩化メチレン20m1に溶かし、
水冷撹拌下にl−クロロ過安息香酸(80%)0.51
gを少量ずつ加えたのち、室温で6時間反応させた。反
応液に亜硫酸ナトリウムを加えたのち、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液および水で順次洗い無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、残留物をシリカゲル
中圧液体カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エ
チル/ヘキサン=1/2)で精製後、酢酸エチル−ヘキ
サンより再結晶し、融点115.5〜118℃の4−(
N、N−ビス(2−シクロヘキシルエチル)カルバモイ
ル)−5−(2−ナフチルスルホニル)ペンタン酸メチ
ル0.48 gヲ得り。
元素分析値’  (C3*)I<JOsSとして)0%
   H%   N% 計算値  69.56   8.31   2.46実
測値  69.51   8.22   2.33IR
(KBr):   I’C−01740,1625cm
−’νso  1310.117Q Cm−’NMR(
CDC1,) δ:  0.75〜2.1(28H,m)、2J2(2
H,t、J7、IHz)、  2.95〜3.45(6
N、  m)、  3.63(3H。
s)、  3.84(IH,dd、  J=7.7. 
13.7)1z)。
7.55−7.75(2N、  m)、  7.8〜8
.1(4H,m)。
8、48 (IH,s) 実施例 2 実施例1と同様にして表の化合物を製造した。
実施例 3 4− [:N、N−ビス(2−シクロヘキシルエチル)
カルバモイル)−5−(2−ナフチルスルホニル)ペン
タン酸メチル150mgをエタノール3−に溶かし、1
規定水酸化ナトリウム水溶液0.26nt4!を加え室
温で16時間撹拌した。反応液を減圧下に濃縮後、希塩
酸で酸性としたのち酢酸エチルで抽出し、水洗後無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去後、残
留物を酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、融点138
.5〜139.5℃の4−(N、N−ビス(2−シクロ
ヘキシルエチル)カルバモイル) −5−(2−ナフチ
ルスルホニル)ペンタン酸86 mg ヲWb タ。
元素分析値’  (C32H4SN口、Sとして)0%
   H% 69.16   8.16 69.22   8.28 シC−81725.1605 N% 2.52 2.48 cm  ’ 計算値 実測値 IR(KBr)ニ ジ、。  1300. 1150  c+yr’NMR
(CDCl2) δ:0.7〜2゜1(28H,m)、2.37(2H,
t、J=7.1)1z)、  3.0〜3.5(6H,
m)、  3.83(IH。
dd、  J=7.7. .13.7Hz)、  7.
55〜7.75(2H。
m)、  7.8〜8.05(4H,m)、  8.4
8(IH,s)実施例 4 4−CN、N−ビス(エトキシカルボニルメチル)カル
バモイル)−5−(2−ナフチルスルホニル)ペンタン
酸ベンジル0.52gをエタノール10m1に溶かし、
10%パラジウム炭素50■を加え常温、常圧で4日間
水素添加した。触媒をろ去後反応液を減圧下に濃縮し、
残留物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:クロロホルム/メタノール=10/ 1
 )で精製後、イソプロピルエーテル−ヘキサンより再
結晶し、融点108〜111℃の4−(N、N−ビス(
エトキシカルボニルメチル)カルバモイル)−5−(2
−ナフチルスルホニル)ペンタン酸0.27gを得た。
元素分析値’  (C24829NOISとして)0%
   8%   N% 56.79   5,76   2.7656.56 
  5.87   2.52しC+0 1730. 1
705. 1645  cm  ’ν、。 1150 
cnr’ 計算値 実測値 IR(KBr): NMR(CDCl2) δ:  1.1〜1.4(6H,m)、  1.9〜2
.55(4)1.  m)。
3.0〜4.5(11)1.  m)、  7.5〜7
.75(2H,m)。
7.85〜B、H4)1.  rn>、  8.51(
IH,s)実施例 5 実施例3または4と同様にして表の化合物(油状)を製
造した。
発明の効果 本発明の一般式(1)で表されるナフチルスルホニルア
ルキルカルボン酸誘導体は、競合的なCCに受容体拮抗
作用を示す。
例えば、+251でラベルしたCCに−8を用いたラッ
ト摘出膵臓のCCに受容体に対するパインディングアッ
セイ (Binding As5ay)において、lX
l0−’〜6 Xl0−’モル濃度程度で約50%の抑
制効果を発揮する。
このように、本発明の一般式(I)の化合物は競合的な
CCK受容体拮抗作用を有し、過敏性大腸炎、胆道ジス
キネジー、急性膵炎などの疾患の予防および治療剤とし
て有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1、R^2は同じでも異なっていてもよく
    それぞれ炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜
    5のアシロキシ基、炭素数2〜7のアルコキシカルボニ
    ル基、炭素数3〜6のアルケニルオキシ基または炭素数
    1〜6のアルコキシ基であり、R^3は水素原子、炭素
    数1〜4のアルキル基またはベンジル基であり、mおよ
    びnは1、2または3である)で表されるナフチルスル
    ホニルアルキルカルボン酸誘導体。
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