JPH0319173Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319173Y2 JPH0319173Y2 JP1985034259U JP3425985U JPH0319173Y2 JP H0319173 Y2 JPH0319173 Y2 JP H0319173Y2 JP 1985034259 U JP1985034259 U JP 1985034259U JP 3425985 U JP3425985 U JP 3425985U JP H0319173 Y2 JPH0319173 Y2 JP H0319173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- electrical wiring
- metal contact
- insulating layer
- protective coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 claims description 27
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 11
- 239000011253 protective coating Substances 0.000 claims description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は気密性、水密性および防塵性にすぐれ
た電気配線端子の接続部の構造に関する。
た電気配線端子の接続部の構造に関する。
一般に屋外で使用される3相モータや各種電気
機器の電気配線端子においては雨や湿度による金
属接点端子の腐触に起因しあるいは大気中の塵や
埃の付着により、金属接点端子の接点不良が生じ
るという問題があつた。したがつてこのような電
気配線端子においては、電気配線端子を構成する
電気配線コードと金属接点端子はもちろん、被接
続側金属接点端子を含む接続部分全体が良好な気
密性、水密性、および防塵性を有していることが
要求されている。
機器の電気配線端子においては雨や湿度による金
属接点端子の腐触に起因しあるいは大気中の塵や
埃の付着により、金属接点端子の接点不良が生じ
るという問題があつた。したがつてこのような電
気配線端子においては、電気配線端子を構成する
電気配線コードと金属接点端子はもちろん、被接
続側金属接点端子を含む接続部分全体が良好な気
密性、水密性、および防塵性を有していることが
要求されている。
このような要求を満たすために従来から電気配
線端子の接続部の構造としては、第3図に示すよ
うな電気配線コード3およびその先端導体部4に
取着された金属接点端子5を覆う絶縁保護被覆6
の一端開口部を第4図に示すように被接続端子の
絶縁層7の円形台部7′に嵌合させるとともに、
この円形台部7′中央に突出している被接続側金
属接点端子8を接続側の金属接点端子5に接続し
た構造のものがあげられる。
線端子の接続部の構造としては、第3図に示すよ
うな電気配線コード3およびその先端導体部4に
取着された金属接点端子5を覆う絶縁保護被覆6
の一端開口部を第4図に示すように被接続端子の
絶縁層7の円形台部7′に嵌合させるとともに、
この円形台部7′中央に突出している被接続側金
属接点端子8を接続側の金属接点端子5に接続し
た構造のものがあげられる。
あるいは第5図に示すように金属接点端子9の
接続部が先端を該方に折曲げた2本の細長い棒状
になつており、この金属接点端子9が第6図に示
すように被接続側端子の絶縁層10に埋設された
中空の被接続側金属接点端子11に係止されると
ともに、絶縁保護被覆6がその一端開口部を外方
に開いて絶縁層10に圧着した構造のものもあ
る。
接続部が先端を該方に折曲げた2本の細長い棒状
になつており、この金属接点端子9が第6図に示
すように被接続側端子の絶縁層10に埋設された
中空の被接続側金属接点端子11に係止されると
ともに、絶縁保護被覆6がその一端開口部を外方
に開いて絶縁層10に圧着した構造のものもあ
る。
しかしこれらいずれの構造の場合も、絶縁保護
被覆と被接続側端子の絶縁層との密着性が充分で
なく、信頼性の高い電気配線端子が得られないと
いう問題があつた。
被覆と被接続側端子の絶縁層との密着性が充分で
なく、信頼性の高い電気配線端子が得られないと
いう問題があつた。
本考案はこれらの問題を解決するためになされ
たもので、安価で気密性、水密性、防塵性にすぐ
れ、かつ高い信頼性を有する電気配線端子の接続
部の構造を提供することを目的とする。
たもので、安価で気密性、水密性、防塵性にすぐ
れ、かつ高い信頼性を有する電気配線端子の接続
部の構造を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
すなわち本考案の電気配線端子の接続部は、電
気配線コードおよびその先端に取着された金属接
点端子を覆う絶縁保護被覆の一端開口部を被接続
側端子の絶縁層に当接してなる電気配線端子の接
続部において、前記絶縁保護被覆の被接続側端子
の絶縁層との接触部またはその近傍に、前記接触
部における応用緩和用凹部を設けたことを特徴と
している。
気配線コードおよびその先端に取着された金属接
点端子を覆う絶縁保護被覆の一端開口部を被接続
側端子の絶縁層に当接してなる電気配線端子の接
続部において、前記絶縁保護被覆の被接続側端子
の絶縁層との接触部またはその近傍に、前記接触
部における応用緩和用凹部を設けたことを特徴と
している。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、この
電気配線端子の接続部は接続側電気配線端子1と
被接続側電気配線端子2とから構成されている。
電気配線端子の接続部は接続側電気配線端子1と
被接続側電気配線端子2とから構成されている。
接続側電気配線端子1は第2図に示すように、
電気配線コード3およびその先端導体部4に取着
された先端を外方に折曲げた複数本の細長い金属
接点端子9、およびこれらと一体成形された絶縁
保護被覆12とで構成されており、この絶縁保護
被覆12の一端開口部にあつて被接続側端子の絶
縁層10と接触する外囲12′の内面には応力緩
和用凹部13が形成されている。
電気配線コード3およびその先端導体部4に取着
された先端を外方に折曲げた複数本の細長い金属
接点端子9、およびこれらと一体成形された絶縁
保護被覆12とで構成されており、この絶縁保護
被覆12の一端開口部にあつて被接続側端子の絶
縁層10と接触する外囲12′の内面には応力緩
和用凹部13が形成されている。
一方、被接続側電気配線端子2は、絶縁層10
内に中空の被接続側金属接点端子11が埋設され
ている。
内に中空の被接続側金属接点端子11が埋設され
ている。
このように構成された各電気配線端子の接続部
は第1図に示すように、金属接点端子9が被接続
側端子の絶縁層10に埋設された中空の被接続側
金属接点端子11に係止されて電気的に接続する
とともに、内面に応力緩和用凹部13が形成され
た絶縁保護被覆12の一端開口部が前記凹部13
を折曲点として外方に開いて被接続側端子の絶縁
層10に圧着している。
は第1図に示すように、金属接点端子9が被接続
側端子の絶縁層10に埋設された中空の被接続側
金属接点端子11に係止されて電気的に接続する
とともに、内面に応力緩和用凹部13が形成され
た絶縁保護被覆12の一端開口部が前記凹部13
を折曲点として外方に開いて被接続側端子の絶縁
層10に圧着している。
この実施例においては、絶縁保護被覆12の一
端開口部の外方への折曲点の肉厚が応力緩和用凹
部13によつて薄くなつているため、絶縁保護被
覆12の生じる応力ひずみが軽減される結果、絶
縁保護被覆12の接触部の反発力が弱まつて密着
性が向上する。従つて、電気配線端子の接続部の
長期にわたる良好な気密性が保持される。
端開口部の外方への折曲点の肉厚が応力緩和用凹
部13によつて薄くなつているため、絶縁保護被
覆12の生じる応力ひずみが軽減される結果、絶
縁保護被覆12の接触部の反発力が弱まつて密着
性が向上する。従つて、電気配線端子の接続部の
長期にわたる良好な気密性が保持される。
以上の説明から明らかなように、本考案の電気
配線端子の接続部は気密性、水密性、および防塵
性にすぐれたものである。
配線端子の接続部は気密性、水密性、および防塵
性にすぐれたものである。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はこの実施例の接続側の電気配線端子の断面
図、第3図〜第6図はそれぞれ従来例による電気
配線端子の接続部または接続側電気配線端子の断
面図である。 1……接続側電気配線端子、2……被接続側電
気配線端子、3……電気配線コード、4……先端
導体部、9……金属接点端子、10……被接続側
端子の絶縁層、11……被接続側金属接点端子、
12……絶縁保護被覆、12′……外囲部、13
……応力緩和用凹部。
図はこの実施例の接続側の電気配線端子の断面
図、第3図〜第6図はそれぞれ従来例による電気
配線端子の接続部または接続側電気配線端子の断
面図である。 1……接続側電気配線端子、2……被接続側電
気配線端子、3……電気配線コード、4……先端
導体部、9……金属接点端子、10……被接続側
端子の絶縁層、11……被接続側金属接点端子、
12……絶縁保護被覆、12′……外囲部、13
……応力緩和用凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電気配線コードおよびその先端に取着された金
属接点端子を覆う絶縁保護被覆の一端開口部側を
被接続端子の絶縁層に当接してなる電気配線端子
の接続部において、 前記絶縁保護被覆の開口部近傍に応用緩和用凹
部を設け、この応用緩和用凹部を折曲点として折
り曲げた前記絶縁保護被覆と被接続端子の絶縁層
とを当接させるよう構成したことを特徴とする電
気配線端子の接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985034259U JPH0319173Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985034259U JPH0319173Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61151269U JPS61151269U (ja) | 1986-09-18 |
JPH0319173Y2 true JPH0319173Y2 (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=30537461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985034259U Expired JPH0319173Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0319173Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5365184A (en) * | 1976-11-18 | 1978-06-10 | Crown Cork Japan | Cap and method of sealing same |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430123Y2 (ja) * | 1974-07-31 | 1979-09-22 | ||
JPS5991477U (ja) * | 1982-12-11 | 1984-06-21 | 株式会社デンソー | 点火ケ−ブル付きデイストリビユ−タキヤツプ |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP1985034259U patent/JPH0319173Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5365184A (en) * | 1976-11-18 | 1978-06-10 | Crown Cork Japan | Cap and method of sealing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61151269U (ja) | 1986-09-18 |
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