JPH03191716A - バラの切花栽培方法 - Google Patents

バラの切花栽培方法

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JPH03191716A
JPH03191716A JP1332330A JP33233089A JPH03191716A JP H03191716 A JPH03191716 A JP H03191716A JP 1332330 A JP1332330 A JP 1332330A JP 33233089 A JP33233089 A JP 33233089A JP H03191716 A JPH03191716 A JP H03191716A
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JP
Japan
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branches
rose
flowers
shoots
cutting
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JP1332330A
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JPH0618492B2 (ja
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Asami Takasuka
高須賀 朝三
Teiji Yokota
横田 禎二
Masaru Suematsu
優 末松
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Taiyo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、バラを温室やビニールハウス内で栽培し、バ
ラの切花を得るための栽培方法に関するものである。
【従来の技術】
従来のバラの切花栽培方法を第2図AからEの図を使っ
て簡単に説明する。 バラの苗を植えて通常30〜40口すると、第2図Aの
ように、大豆位の大きさのツボミができる。そこで第2
図Bの点線で示すように、このツボミおよび上部の葉1
〜2枚をつけてピンチする。そうすると、摘芯した後か
ら新しいシュートが発生する。しかし、このシュートは
、母枝の細いことと残った葉が少ないために、枝として
育てても細くて短いので採花はできない。 第2図Cはかかる状態を示している。そこで更に第2図
りの点線のようにピンチを続け、最小でも2回のピンチ
後に採花となる。第2図Eはこの状態を示す。しかし最
初は株に葉を多く残すために切花長は短く、ステム長の
長い高品質の切花は得られない。 最初の採花後は、採花した後から発生する新芽の数が多
くなるので、多くの労力をかけて不要な新芽を取り除く
整理作業を行い、細くて短い切花しかえられないといっ
たことがないようにする。採花の時には常に5枚葉を2
〜3枚残す。このため、樹高は段々と高くなり、これに
伴って一採花位置が高くなって、採花のための作業性が
悪くなる。そこで剪定による切り下げを必要としたので
ある。
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の栽培方法は、バラという植物が本
質的に持っている頂芽優性の性質を利用して、ピンチ、
採花の際に、枝と葉を残しながら頂点の芽を出させて伸
ばし、採花位置を上げ、樹高を高くしていく高作りであ
ったから、わき芽取り、採花に時間がかかって作業性が
悪いものであった。また、−年のうち最低1度は樹高を
下げるため剪定をしたから、採花は年に6〜7回どまり
となった。高作りは、また、樹間を通過する光線の透過
を阻害して、ベット内温度のムラ、室内環境のバラツキ
を生じた。更にステムの長さは20〜80cm位までの
差があるために選花作業に時間を要し、間引き、ピンチ
等の作業を必要としたのである。 本発明の目的は、採花位置が腰の高さ程度にとどまるも
のとすると共に、ステムの長い良品質の切花を少ない労
力で継続して収穫することができる栽培方法を提供する
ことにある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明では、バラの栽
培初期に、最初に伸びた枝のツボミだけを取り、その技
は株元附近で人為的に曲げて倒伏状態を維持せしめ、そ
の株元附近から発生せるベーサルシュートを枝として生
育させてその枝の基部から切断採花し、最初の採花以後
は、採花しないすべての枝を曲げて倒伏状態を維持せし
め、前に採花した後に発生するシュートおよび新たに株
元附近に発生するベーサルシュートを枝として生育させ
てその技の基部から切断採花し、以後、これを繰り返す
ようにしたものである。
【作 用】
最初に伸びた技のラミだけを取り、その枝は株元附近で
人為的に曲げて倒伏状態を維持せしめると、株元によく
口が当り、ベーサルシュートの発生と、その良好な生育
を促すことになる。 採花の際には基部から切断しても一向差し支えなくなっ
て、ステム長の長い切花が得られる。 また、最初の採花以後は、採花しないすべての枝を曲げ
て倒伏状態を維持せしめると、前記したところと同様、
株元の近傍によく日が当り、前に採花した後に発生する
シュートおよび新たに株元附近に発生するベーサルシュ
ートの発生と、その良好な生育を促す。この場合も、採
花の際に、枝の基部から切断しても一向差し支えない。 以後、上記の作業が繰り返されるのであるが、常に枝の
基部から切断採花するので、樹高を高くさせないように
できる。
【実施例】
本発明を第1図AからEに示した図面によって説明する
と、つぎの通りである。 バラの苗を植えて通常30〜40日すると、第1図Aの
ように、大豆位の大きさのツボミとなることについては
、従来と変わりはない。しかし、第1図Bの点線で描い
たツボミ1だけをピンチし、゛枝2は株元附近で人為的
に曲げて、例えばその枝2を支柱に括りつける(図示せ
ず)等の適宜手段によって倒伏状態を維持せしめる。 折り曲げた後は株元からベーサルシュートが発生する。 第1図Cで、細かい横線で示した個所は、このベーサル
シュートを生育させた枝3である。この枝3は、枝の基
部から切断することで、ステムの長い高品質の切花が得
られる。第1図りで、細かい横線で示した個所は採花さ
れる個所を、同図で黒く塗り潰した個所は採花によって
残る個所である。 最初の採花以後は、採花しないすべての枝を曲げて倒伏
状態を維持せしめる。そうすると、前に採花した後に発
生するシュートおよび新たに株元に発生するベーサルシ
ュートが適当な具合に発生する。芽の整理は行わないで
よい。採花した後に発生するシュートは、ベーサルシュ
−トと同じように太くて長いものとなる。この場合も、
枝の基部から切断採花することで、ステムの長い高品質
の切花が得られる。第1図Eで、黒く塗り潰した個所は
、第1図りで黒く塗り潰した個所と同じ採花によって残
った個所である。細かい横線で示した個所4は、採花し
た後に発生するシュートが枝となって、つぎに枝の基部
から切断採花されるT・定個所である。 上述した作業は、以後、年間を通して同様に繰り返され
る。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、■ 最初の採花
からステムの長い良品質の切花が得られること、その後
も、採花した後から次々とシュート乃至はベーサルシュ
ートを発生させて、年間を通しステムの長い良品質の切
花を収穫することができる点で甚だ優れている。 ■ 採花位置は常に技の基部で切断されるため採花作業
の能率が良く、弱い技は折り曲げ続けるので芽の整理作
業の省力化が図れる。しかも、剪定の必要性および剪定
のための休止期間がなくなって、年9〜10回の採花が
できるから、栽培者に実質的な収入増をもたらす。また
樹高が低くなる分、光線利用率が高くなり、室内環境を
一定にすることに寄与できる。 ■ 生育は均一に行われて、ステムの長さが一定となり
、格別な選花作業を必要としない。 更に5枚葉を2枚程度残して採花する必要がないから、
従来なら70(7)で採花していた花が80cmで切れ
ることになリステム長の長い切花とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図AからEは、本発明になるバラの切花栽培方法の
理解を容易ならしめるために、定植後の仕立方を順番に
示した説明図、第2図AからEは、従来の栽培方法の場
合の、第1図AからEに相当する説明図である。 1・・・ピンチされるツボミ、 2・・・倒伏状態を維持せしめられた枝、3・・・採花
される技、 4・・・つぎに採花予定個所。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、バラの栽培初期に、最初に伸びた枝のツボミだけを
    取り、その枝は株元附近で人為的に曲げて倒伏状態を維
    持せしめ、その株元附近から発生せるベーサルシュート
    を枝として生育させてその枝の基部から切断採花し、最
    初の採花以後は、採花しないすべての枝を曲げて倒伏状
    態を維持せしめ、前に採花した後に発生するシュートお
    よび新たに発生するベーサルシュートを枝として生育さ
    せてその枝の基部から切断採花し、以後、これを繰り返
    すことを特徴とするバラの切花栽培方法。
JP1332330A 1989-12-21 1989-12-21 バラの切花栽培方法 Expired - Lifetime JPH0618492B2 (ja)

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