JPH0318939Y2 - - Google Patents

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JPH0318939Y2
JPH0318939Y2 JP1983122136U JP12213683U JPH0318939Y2 JP H0318939 Y2 JPH0318939 Y2 JP H0318939Y2 JP 1983122136 U JP1983122136 U JP 1983122136U JP 12213683 U JP12213683 U JP 12213683U JP H0318939 Y2 JPH0318939 Y2 JP H0318939Y2
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JP
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sensor
gas
spot
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way solenoid
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JP1983122136U
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の属する技術分野 本考案はガス分圧測定用センサーの較正装置に
関する。
(ロ) 従来技術とその問題点 血液中の炭酸ガス、酸素ガス等のガス分圧を経
皮的に電気化学的センサーにより測定することが
広く行なわれている。このような電気化学的セン
サーで測定を行なう場合、測定の精度を保つため
センサーの較正を行ないつつ測定が行なわれる。
炭酸ガス分圧(以下PCO2と記す)測定を例にあ
げて以下説明すると、PCO2センサーは同じPCO2
値のガスに対し一定の値を示すことから、較正に
は既知のPCO2の標準ガス、すなわち、一般に2
種の炭酸ガス濃度の空気混合ガス(以下ロウガス
およびハイガスと記す)が用いられる。
第1図は従来のガス分圧測定用センサーの較正
装置の配管図を示す。1はロウガスボンベ、2は
ハイガスボンベ、3はPCO2センサーをその上に
載置してPCO2センサーの較正を行なうためのセ
ンサースポツトである。ロウガスボンベ1から出
てきたロウガスは流量調整弁4により流量を60〜
10c.c./分に調整され、さらに流量調整弁5で流
量を3.5〜6.0c.c./分に調整される。流量調整弁5
と並列に配置された2方電磁弁6は第2図の電気
回路に示されるロウガス設定ボタン11をオンに
した時および投入時のみロウガズおよびハイガス
設定ボタン11,10と連動する(図示せず)主
電源スイツチ9を投入した時にタイマーT2で設
定した任意の時間だけ開放状態となり配管系のガ
ス置換を促進する。次にロウガスはバブリングボ
トル7を通り水蒸気飽和される。3方電磁弁8は
ロウガス設定ボタン11がオンの時にはロウガス
をセンサースポツト3へ流しオフの時には外部へ
排出する。
ハイガスボンベ2からのガス回路も上記ロウガ
スの場合と同様同じ機能を有する流量調整弁4′,
5′、2方電磁弁6′、バブリングボトル7′およ
び3方電磁弁8′を有し、第2図のハイガス設定
ボタン10がオンの時にはハイガスはセンサース
ポツト3へ流れオフの時には外部へ排出される。
なお3方電磁弁8,8′はロウガスもしくはハイ
ガスがセンサースポツト3へ流れない時にガスを
外部へ排出させて配管系の内圧が上昇し流量調整
弁の故障や配管接続部の洩れ等が生ずるのを防止
する効果を有する。
上記装置によつてロウガスボンベ1またはハイ
ガスボンベ2からの既知のPCO2の標準ガスが概
ね一定流量にてかつ水蒸気飽和されてセンサース
ポツト3へ流れ、このセンサースポツト上に
PCO2センサーを載置することによりPCO2センサ
ーの較正を行なうことができる。
しかしながら上記従来の較正装置においては、
センサースポツト上でセンサーの較正を行なつて
いるか否かにかかわらず標準ガスはロウガスボン
ベおよびハイガスボンベの元栓を閉めないかぎり
常に流れていた。またセンサーの較正実施後セン
サーを人体に装着した時もガスボンベの元栓を閉
めるのが面倒なために標準ガスを流れ放しにして
いたため標準ガスの消費量が多く、したがつて標
準ガスを収容したロウガスおよびハイガスボンベ
の交換を頻繁に行なわねばならなかつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記従来の事情に鑑みなされたもので
あつて標準ガス消費量の低減されしかもその他
種々の効果を奏するガス分圧測定用センサーの較
正装置を提供することを目的としている。
(ニ) 考案の要点 本考案によるガス分圧測定用センサーの較正装
置は第1及び第2ガスボンベ1,2からの2種の
標準ガスが各ガス回路に沿つて概ね一定流量にて
かつ制御電気回路の操作により切換可能に標準ガ
スがセンサースポツト3へ供給されるガス分圧測
定用センサーの較正装置において、 前記センサースポツト3とスイツチ手段17と
からなるセンサースポツト部3,17を有し、該
スイツチ手段は回動アーム13と該回動アームの
回動に協働する電気スイツチ15とからなり、 更に各該第1及び第2ガスボンベ1,2の各該
ガス回路に2方電磁弁12,12′を設け、 前記センサースポツト3にガス分圧測定用セン
サー14を載置した時には、前記回動アーム13
は該センサー14を固定すると共に前記2方電磁
弁を開かせ、 前記センサースポツトに該センサーを載置しな
い時には、前記回動アームは該センサーを固定す
る時とは異なる位置にあつて、前記2方電磁弁が
閉じるように構成されているものである。
これによりガス分圧測定用センサーがセンサー
スポツトに載置されていない時および較正装置の
制御電気回路の主電源スイツチが切断されている
時は標準ガスが各ガスボンベから流れないため標
準ガスの消費量が低減され、しかも簡単な構成に
よりセンサーをセンサースポツトに固定し得、し
かもセンサー較正期間中においてもガス漏れの可
能性を無くして一層標準ガス消費量を低減し得
る。
(ホ) 考案の実施例 以下図面を参照して本考案の好ましい実施例に
ついて説明する。
第3図は本考案によるガス分圧測定用センサー
の較正装置の配管図であつて、ロウガスボンベ
1、ハイガスボンベ2と流量調整弁4,4′の間
にそれぞれ2方電磁弁12,12′を設けている。
この2方電磁弁12,12′を除き前述第1図の
配管と同様である。
また図4A,4Bはセンサースポツト部分を示
す図である。ロウガズボンベあるいはハイガスボ
ンベからの標準ガスがセンサースポツト3の上面
から放出され、センサースポツト上に載置された
センサー14の較正が行なわれる。センサースポ
ツト上部にはスプリング16を備えた回動アーム
13が設けられている。スプリング16は回動ア
ーム13を上方位置と下方位置に保持しうるオー
バセンタスプリングである。この回動アームはセ
ンサー14をセンサースポツト上に載置した時に
は第4A図に示される下方位置にあつてセンサー
を固定し、センサーをセンサースポツトから取外
した時には第4B図に示されるように上方位置を
とる。さらに、センサースポツト部分には回動ア
ーム13が下方位置の時に接続され、上方位置の
時に切断される電気スイツチ15が回動アーム1
3と協働するよう設けられて、以上回動アーム1
3、スプリング16、電気スイツチ15がスイツ
チ手段17を構成する。
この場合、センサー14の較正期間中において
回動アーム13がセンサー14を固定していると
きは、センサー14がセンサースポツト3の上面
に押圧されて結果的に該上面をシールしているの
で、この面から較正用ガスが外方へ漏れ出る可能
性が無くなる。
尚、センサー14をセンサースポツト3から取
り除いたときは通常は第4B図に示す如く回動ア
ーム13は上方位置にあるが上方位置のままでは
不安定である。従つて、本実施例においては第4
A図及び第4B図から解る通り、回動アーム13
の回動支点とスプリング16の回動アーム13へ
の取付け点とが極めて近接するように設定されて
いるので、回動アーム13を第4B図の位置から
僅かに時計方向へ押圧することにより該アームを
下方へ回動復帰させてセンサースポツト3に当接
させたままの状態としておくこともでき、このと
きは回動アーム13の図中左端の下端部により同
様に電気スイツチ15はオフ状態にある。
第5図は本考案によるガス分圧測定用センサー
の較正装置の制御電気回路図である。前述の第2
図の場合と比べ2方電磁弁12,12′のための
スイツチ18が追加されており、このスイツチ1
8は既知の方法により上記スイツチ手段17の電
気スイツチ15および制御電気回路の主電源スイ
ツチ9の接続・切断に連動して接続・切断される
よう設定されている(図示せず)。すなわち主電
源スイツチ9および電気スイツチ15が接続され
るとスイツチ18も接続されて2方電磁弁12,
12′を開き、主電源スイツチ9または電気スイ
ツチ15が切断されるとスイツチ18も切断され
て2方電磁弁12,12′を閉止する。
以上の構成により実際にセンサーをセンサース
ポツト上に載置して較正を行なう時以外2方電磁
弁12,12′は閉止されてロウガスボンベ1お
よびハイガスボンベ2からの標準ガスの流れは遮
断される。本考案による較正装置を用いると、通
常の使用条件にて従来約2.5ケ月であつた各ロウ
ガス、ハイガスボンベの寿命が約24ケ月に延長さ
れる。
(ヘ) 考案の効果 本考案になるガス分圧測定用センサーの較正装
置の上記構成によれば、次に示す利点がある。
ガス分圧測定用センサーがセンサースポツト
から取外されて人体上で測定を行つている時に
は、回動アーム及び電気スイツチの連動により
各2方電磁弁が閉じられて、第1及び第2ガス
ボンベからの標準ガスの流出が遮断される。か
くして、センサーを実際に較正する時以外は第
1及び第2ガスボンベからの標準ガスの流出が
生じないため標準ガスの消費は低減され、した
がつて各ガスボンベ交換の頻度も減少するとい
う利点がある。
尚、較正装置の使用を終了して制御電気回路
の主電源スイツチを切断した場合も各2方電磁
弁が閉じられて同様に第1及び第2ガスボンベ
からの標準ガスの流出が遮断される。
単に上記回動アーム及び電気スイツチの連動
機構は構成が簡単ゆえ、その動作即ち電磁弁の
切換操作の信頼性があり、かつ製作コストも安
いという利点がある。
センサーの固定は上記回動アームとセンサー
スポツトとの間に挟持されて行われるのみゆ
え、センサーの固定構成も極めて簡単であり、
一層装置の信頼性を高め、かつ一層製作コスト
を低減し得るという利点がある。
センサーが上記回動アームによりスプリング
等の力に基づきセンサースポツトのセンサー取
付け面上に押圧固定される場合は、該取付け面
が結果的に押圧されたセンサーによりシールさ
れる構成となり、センサー較正用の標準ガスが
該取付け面センサースポツト3の上面から放出
され、センサーから外方へ漏れ出る可能性を大
巾に抑えることができ、一層標準ガスの消費を
低減し得るという利点がある。
この標準ガスの洩れの抑制という利点は、単
に回動アームと電気スイツチとが協働関係にあ
るという思想からは予測し得ない効果であつ
て、ガス分圧測定用センサーと回動アームとの
結び付きから生ずる本考案に特有の非予測的効
果である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス分圧測定用センサーの較正
装置の配管図、第2図は従来のガス分圧測定用セ
ンサーの較正装置の制御電気回路図、第3図は本
考案によるガス分圧測定用センサーの較正装置の
配管図、第4A図はスイツチ手段を設けられたセ
ンサースポツト部であつてセンサーが載置されて
スイツチ手段が接続状態の時を示す部分断面側面
図、第4B図は第4A図のスイツチ手段が切断状
態の時を示す図、第5図は本考案によるガス分圧
測定用センサーの較正装置の制御電気回路図。 1……第1ガスボンベ、2……第2ガスボン
ベ、3……センサースポツト、9……主電源スイ
ツチ、12,12′……2方電磁弁、14……ガ
ス分圧測定用センサー、17……スイツチ手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1及び第2ガスボンベ1,2からの2種の標
    準ガスが各ガス回路に沿つて概ね一定流量にてか
    つ制御電気回路の操作により切換可能に標準ガス
    がセンサースポツト3へ供給されるガス分圧測定
    用センサーの較正装置において、 前記センサースポツト3とスイツチ手段17と
    からなるセンサースポツト部3,17を有し、該
    スイツチ手段は回動アーム13と該回動アームの
    回動に協働する電気スイツチ15とからなり、 更に各該第1及び第2ガスボンベ1,2の各該
    ガス回路に2方電磁弁12,12′を設け、 前記センサースポツト3にガス分圧測定用セン
    サー14を載置した時には、前記回動アーム13
    は該センサー14を固定すると共に前記2方電磁
    弁を開かせ、 前記センサースポツトに該センサーを載置しな
    い時には、前記回動アームは該センサーを固定す
    る時とは異なる位置にあつて、前記2方電磁弁が
    閉じるように構成されていることを特徴とするガ
    ス分圧測定用センサーの較正装置。
JP12213683U 1983-08-05 1983-08-05 ガス分圧測定用センサ−の較正装置 Granted JPS6029274U (ja)

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KR20220098939A (ko) * 2021-01-05 2022-07-12 주식회사 이랜텍 가스센싱모듈 검사장치

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