JPH0318937B2 - - Google Patents

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JPH0318937B2
JPH0318937B2 JP59175246A JP17524684A JPH0318937B2 JP H0318937 B2 JPH0318937 B2 JP H0318937B2 JP 59175246 A JP59175246 A JP 59175246A JP 17524684 A JP17524684 A JP 17524684A JP H0318937 B2 JPH0318937 B2 JP H0318937B2
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JP
Japan
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speed
pestle
section
tubular container
rotating shaft
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Hiroaki Mori
Hikari Takahata
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Yamato Scientific Co Ltd
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Yamato Scientific Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6154245A publication Critical patent/JPS6154245A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M47/00Means for after-treatment of the produced biomass or of the fermentation or metabolic products, e.g. storage of biomass
    • C12M47/08Homogenizing

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、細胞膜を破砕して細胞内の小器官等
を分離するために用いるホモジナイザに関し、構
成簡単で安価に製作できると共に破砕効率高く、
しかも、取扱い便利とした連続流動式ホモジナイ
ザに関する。
[従来技術の説明] 生物、医学、その他の研究分野において、細胞
内のゴルジ体、ミトコンドリア等の小器管その他
酵素等を分離することが必要である。このために
は何らかの手段をもつて細胞を破砕しなければな
らないのであるが、従来の細胞膜破砕装置として
は、超音波を利用するもの、高圧窒素ガス等によ
る圧力をかけこの圧力を急激に除去して細胞膜を
破砕するもの、又、油圧機械により細胞液に圧力
をかけ細孔を通過させて細胞膜を破砕する方式な
どを始めとし、ポツタ型と呼ばれ、管状容器内の
乳棒をスターラと呼ばれる回転駆動装置で回転さ
せつつ管状容器を手動で上下方向に往復運動を与
えて細胞膜を破砕させるようにした方式がある。
なお、既設の回転機を用いて管状容器内の乳棒を
回転させることも行なわれている。
[従来技術の問題点] これら従来よりの細胞膜破砕装置は、概して破
砕効率が悪く、又、取扱いに不便であつた。例え
ば、広く普及しているポツタ型においては管状体
容器を手動で上下動させねばならず非能率的であ
る。又例えば、その他の超音波や高圧窒素を用い
たものでは装置が大型となり高価な装置となつて
いる。
更に、上記スターラ、又は既設の回転機を用い
て前記乳棒を回転させり場合には、ホモジナイザ
の使用状態、即ち、例えば未乳化組織の性状等に
応じてその回転数を調整することが難かしく、
又、回転速度の変化の特性がホモジナイザ用とし
ては適当でなかつた。ホモジナイザにおいては、
始動時、又は制動時、或いは速度の変化の過程を
連続的、かつ穏やかに、好ましくは一定勾配で行
いたいのである。
[発明の目的] この発明は上記問題点を改善し、浮棒の回転速
度の特性が良好で破砕効率が高く、しかも、装置
の構成が簡単で安価に製作することのできる細胞
膜破砕用の連続流動式ホモジナイザを提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] 上記目的を達成するための連続流動式ホモジナ
イザは、上端に未乳化組織導入口を有すると共に
下端に乳化組織排出口を有する管状体容器を着脱
自在に支柱に支持して設け、該管状体容器の内部
に、回転軸を備えた乳棒を前記管状体容器の内面
との間に適宜の細隙をおいて回転自在に配設する
一方、前記回転軸の回転速度を設定する速度設定
手段及び該速度設定手段で設定される速度値に現
在速度を基準として所定の速度勾配で前記回転軸
を速度制御する速度制御手段を具備した回転軸駆
動装置を設けたことを特徴とする。
上記構成の細胞膜破砕用のホモジナイザを使用
するに際しては、先ず例えば動物質供試材料をミ
ンチ状とし緩衝液を加えて細胞液を得、該細胞液
を、支柱に支持されその内部に回転可能の乳棒を
配設し管状体容器上端の未乳化組織導入口に注
ぎ、しかる後前記乳棒を回転駆動軸を介して回転
させるのである。
すると、前記細胞液は管状体容器と乳棒との間
で乳化され細胞膜が破砕されて前記管状体容器の
底部排出口から順次排出されることになる。ここ
に、前記管状体容器の上端には未乳化組織導入口
を設けているので、この導入口から連続して未乳
化の細胞液を導入することができ連続した乳化操
作を行うことができるので、乳化作業を極めて効
率良く行うことができる。
そして、乳棒の回転軸は、速度設定手段で自由
に設定でき、始動時、制動時、或いは速度の変化
時においては速度制御手段の作用により緩やかに
制御されるので、細胞膜の破砕作業を円滑、かつ
効率良く行なうことができることになる。
[実施例の説明] 以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図は連続流動式ホモジナイザの装置全体を
示す斜視図、第2図は乳棒を備えた管状体容器の
断面図、第3図と第4図は回転軸駆動装置に設け
たワンウエイクラツチの説明図、第5図は回転軸
駆動装置の制御回路のブロツク図、第6図は速度
制限部の回路図、第7図は速度制御状態の説明図
である。
第1図に示すように連続流動式ホモジナイザは
基台1に支柱3を立設し、この支柱に、上端に未
乳化組織導入口5を有すると共に下端に乳化組織
排出口7を有する管状体容器9を着脱自在に支持
して設け、該管状体容器9の内部に回転軸11を
設けた乳棒13を前記管状体容器9の内面との間
に適宜の細隙をおいて回転自在に配設する一方、
前記支柱3上端に回転軸駆動装置15を備え、前
記回転軸11を回転させるようにしている。19
はカツプリングを示し、回転軸11と乳棒13と
の捩れを吸収する作用をなす。21は圧力プレー
トの操作桿、23は圧力プレートを示す。圧力プ
レートは未乳化組織を乳棒13側に押圧送給する
ためのものである。
支柱3に管状体容器9の把持する取付金具2
5,27を設けている。
取付金具25,27は、管状体容器9に向つて
開いた半円弧状の固定部材25a,27aと、蝶
ねじ25b,27bを回転可能に備えた前記固定
部材と対称な半円弧状の開閉部材25c,27c
から成り、前記固定部材25a,27bの一端に
は前記蝶ねじ25b,27bのねじ部を螺入させ
るタツプ穴を設け、他端には開閉部材25c,2
7cを固定部材25b,27bに対して回動させ
る蝶番(図示せず)を設けている。又、固定部材
25a,27a、と開閉部材25c,27cの円
弧状部内側には、それぞれゴム等のクツシヨン
(図示せず)を設け、管状体容器を柔軟に、かつ、
確実に固定できるようにしている。
なお、このクツシヨンを白色、若しくはねずみ
色等色づけしておけば、透明の管状体容器9を透
かして乳化状態が観察でき便利である。
操作部には電源オンオフ用のメインスイツチ2
9、スタートスイツチ31a、ストツプスイツチ
31b、回転速度設定用のデジタルスイツチ3
3、実際の回転速度を表示するLED式の速度表
示装置35を設けている。回転軸11は第3図及
び第4図で詳述する伝動機構を介して第5図〜第
7図で詳述する制御回路により前記デジタルスイ
ツチ33で定められる速度で一方向(矢印17の
方向)に回転される。
第2図に示すように、管状体容器9の上端部に
は多量の組織溶液を受けられるように逆円錘状に
開口した未乳化組織(細胞液)導入口5を形成し
ている。管状体容器9の底部には乳化組織排出口
7を設けている。管状体容器9は一般にはガラス
で製作されるが、これに限定されるものではな
い。
第2図は乳棒13を管状体容器9の略中間位置
に位置させた状態を示し、この状態において、管
状体容器9の上方には未乳化組織(細胞液)を収
納する第1室35が、下方には乳化後の液を排出
口7に案内する第2室37が形成されている。乳
棒13と管状容器9との間の細隙は細胞径より十
分小さい間隔d(0.01〜0.05mm程度)とし、細胞
種に応じて定められるものである。
第2図において乳棒13に備えた回転軸11は
矢印17の方向に回転する。ここで、乳棒13は
例えばテフロンで製作され、その上方外周面には
案内溝41,41を多数設けている。案内溝4
1,41の深さは、上方では3mm程度で、乳棒の
中央部に行くに従つて、ゼロとなるまで次第に浅
くしている。乳棒13に上記のような案内溝4
1,41を設けているので、乳棒13の矢印17
方向への回転に伴つて、第1室35の乳化組織が
乳棒13の中央部あるいは組織破砕部13aに向
つて送給される。組織破砕部13aの表面と管状
体容器9の内部表面との間に捕えられた細胞はわ
ずかなすきまになかで穏やかなせん断動作用を引
き起こし効率良く破断される。
第3図は回転軸駆動装置の伝動機構の断面図、
第4図はワンウエイクラツチCRの作動を示す説
明図であり、第4図は第3図で説明するワンウエ
イクラツチの一部拡大平面図に相当する。駆動外
筒43がモータ45、ベベル47および49を介
して減速され矢印17の方向に回転駆動される
と、第4図に示したワンウエイクラツチCRの内
面に設けた複数の契状斜面53がローラ55,5
5を介して回転軸11を矢印17の方向に駆動す
る。なお、ケージ51には契状斜面53に対向し
てローラ55を配設するとともに該ローラ55を
契状斜面53方向に付勢するスプリングを設けて
いる。
モータ45の停止時には第3図において、回転
軸11を上下方向に位置調整自在であると共に回
転軸11は着脱自在であるが、回転軸11を適宜
の位置に固定できるように該回転軸の上方に固定
部材59を装着している。固定部材59は手作操
作で回転軸11に容易に着脱できるように例えば
○−リング、或いはワンタツチ式のゴム栓のごと
きものを使用することができる。
第3図及び第4図において説明した伝動機構の
構成により回転軸11はワンウエイクラツチ19
内を上下方向に位置調整、及び着脱自在となる。
従つて、作業開始に当り、第1図に示したような
配置を行うに際し、乳棒13の高さ位置を管状体
容器9内で自由に位置決めでき、更に、作業終了
後には乳棒13を回転駆動部から容易に取外すこ
とができる。なお、第3図に2点鎖線てカツプリ
ンク19を示している。このカツプリングは適宜
に設けられるもので、回転軸11を乳棒13側と
駆動装置15側に分け、この途中に弾性部材を介
在させるものであり、両者の歪を除去する作用を
為す。
第5図に示すように、回転軸駆動装置15の制
御回路はエンコーダ部61、F/V変換部63、
誤差増幅部65、比較部67、発信部69、モー
タ駆動部71、速度設定部73(第1図に示した
デジタルスイツチ33に相当する)、速度制御部
75、基準信号発生部77、ゼロクロスパルス発
生部79、ノコギリ波発生部81、表示駆動部8
3、表示部85(第1図に示した表示装置35に
相当する)、電源部87、動作制御部(第1図に
示したスタートスイツチ31a、スイツプスイツ
チ31bに相当する)を備えて成る。
エンコーダ部61はモータ45の回転に比例す
るパルス信号を得るもので、このパルス信号を増
幅部63、及び表示駆動部83に提供する。
F/V変換部63は前記エンコーダ部からのパ
ルス信号を直流電圧VAに変換するもので、パル
ス数が大なる時は高電圧を小なる時に低電圧を発
生し、これを誤差増幅部65に提供する。
誤差増幅部65は、後述する速度制御部75か
らの速度指令電圧VBと前記F/V変換部63か
らの電圧VAとの誤差VB−VAを求め、この誤差に
応じて中心電圧(例えば5ボルト)を移動させて
出力電圧VDを定めこれを比較部に供給する。な
お、エンコーダからの出力パルスが指令速度に一
致しておれば出力電圧は中心電圧(本例では5ボ
ルト)となり、指令速度を下回つていれば低い電
圧となる。
比較部67は前記VCと後述するノコギリ波発
生部81からのノコギリ波電圧VDを比較し、VD
≧VCのときオン(ハイレベル)、VD<VCのとき
オフ(ローレベル)の電圧信号VEを発振部69
に与える。従つて、エンコーダの出力パルスが指
令速度を下回つていればノコギリ波VDを下方で
切ることになり、オンレベル信号の継続時間を長
く(ハイデユーテイ化)する。
発振部69は比較部67からの出力信号VE
ハイレベルの時に発信信号VFを出力する。
モータ駆動部71は後述する電源部87に供給
される商用電源から交流電源を受けており、この
電源をサイリスタを介してモータ45に与えるよ
うにしている。そして、このサイリスタは前記発
信部69からのハイレベル信号で導電されるよう
にしている。従つて、エンコーダからの出力信号
が指令速度を下回つていればハイデユーテイで駆
動され、モータ45の速度を上昇させることとな
る。
速度設定部73はデジタルスイツチで設定さ
れ、これは、例えば毎分回転数r.p.m.で指定され
る。又、速度設定部73にはその内部にカウンタ
ーが設けられていると共に基準信号発信部77か
らクロツクパルスを得ており、所定時間内に上記
に設定された毎分回転数の設定値をカウントして
いる。そしてこの所定時間内のカウント数、即
ち、設定値に比例したデユーテイを得、これをフ
イルタを通し設定値に比較したVG電圧を生成し
てこれを速度制限部75に出力している。
速度制限部75の詳細を第6図に示した。
速度制限部75はコンパータCOMPを有し、
接地したコンデンサCと、前記速度設定部73か
らの出力VGとをプラス及びマイナス端子にそれ
ぞれ接続している。そしてコンパレータCOMP
の出力は抵抗Rを介して出力するようにし、出力
端子と入力側プラス端子とを短絡するようにして
いる。なお、速度設定部73からの出力線に後述
する動作制御部89からのスイツチング回線SL
が接続されており、ハイレベルの信号が供給され
る場合には論理スイツチRSWが作動し、速度設
定部73の電圧VGをゼロとして出力を低下させ
るようにしている。なお、論理スイツチRSWの
位置は速度設定部73と速度制限部75との間に
設けたけれども、速度設定部73の内部にこの機
能を設けるようにしても良い。
第7図を用いて第6図に示した回路の作用を説
明する。
今、時刻t0で指令電圧V1の速度指令が与えられ
たとする。このとき、速度制限部75はその電圧
V1をそのまま出力することなく、一定の勾配
(Q)で上昇させて行く。指令電圧V1に達した後
はこの電圧V1を出力する。時刻t1で指令電圧が
V2に変更されたとしても前記同様その出力電圧
が次第に上げて行くことができる。そして、時刻
t2で指令電圧がゼロとされたとしても、その電圧
降下は一定勾配で行なわれる。なお、論理スイツ
チRSWが作動した場合も指令電圧がゼロとされ
た場合と同様である。又なお、非常停止の場合に
は第1図に示した電源のメインスイツチ29がオ
フされるのでこの場合には急停止を行うことにな
る。
基準信号発生部77は前記した速度設定部73
にクロツクパルスを提供すると共に後述する表示
駆動部83にもクロツクパルスを提供している。
ゼロクロスパルス発生部79はモータの駆動電
源と同一電源の全波整流波のゼロ電圧でパルス信
号を発生する。
ノコギリ波派生部81はゼロクロスパルス発生
部79からの受信パルス毎に1回のノコギリ波を
生成し、これを前記比較部67に出力電圧VD
して出力している。
表示駆動部83はその内部にカウンタを有し前
記基準信号発生部77からのクロツクパルスと前
記エンコーダ部61からのパルス信号を受けて、
所定時間のエンコーダ部61からのパルス数をカ
ウントし、モータ45の回転数を得ている。そし
て、このカウント結果をドライバを介して速度表
示部85に出力している。
速度表示部85はLEDで構成され、7本のセ
グメイトを適宜に発光させてモータの回転数を表
示する。電源部87は交流100Vを受け、これを
適宜変圧、又は整流し、モータ駆動部71へ、ゼ
ロクロスパルス発生部79へ、更に又その他の部
所に供給している。
動作制御部89は第1図に示したスタートスイ
ツチ31a、又はストツプスイツチ31bを処理
してその結果を第6図に示した論理スイツチ
RSWに供給するものでその内部に論理回路を設
けている。そして、スタートスイツチがオンされ
た場合には、論理スイツチRSWが開き、ストツ
プスイツチがオンされた場合には論理スイツチ
RSWを閉じ、速度設定部73の出力電圧をゼロ
とする。そして両者が共に操作された場合にはス
トツプスイツチの方を優先させるようにしてい
る。
以上の制御回路の構成により、モータ45は円
滑な作動をなし、乳棒に無理な力を加えることが
ない。
第1図に基づいて乳化作業についての補足説明
をする。
先ず、予め第1図に示すように装置を組み立
て、管状体容器9の中で乳棒13が所望の高さ位
置に来るように調整する。乳棒13の高さ位置の
調整は回転軸11をワンウエイクラツチ19内で
自由に上下移動させて行うことができる。又、こ
の際、回転軸11の途中にカツプリング19(第
3図参照)を介在させておけば、乳棒Bの管状体
容器9内での横方向位置はカツプリング19が許
容するズレの許容角の範囲内で許されるので、そ
れほど微妙に調整することを用さない。
スイツチ29をオンし、デジタルスイツチ33
を所望の速度値に合わせスタートスイツチ31を
オンすれば第7図に示すように回転軸11は次第
にその速度を増加して所望の速度で回転するよう
になり、その速度値は速度表示器35に表示され
る。
導入口5より注入された未乳化組織(細胞液)
は第2図に示した乳棒13の外周面に沿つて、そ
の上端から案内溝41に入り細胞破砕部13aに
送られ、細胞破砕部外面と管状体容器内周面との
間で細胞膜を破砕され排出口7より順次連続的に
排出される。なお、この作業の途中において一時
モータを停止し、乳棒位置を変更することは容易
に可能である。この場合においても回転軸11は
緩かやかに停止するので未乳化組織は乱流を生ず
ることがなく次の乳化作業を待つことができる。
細胞液の乳化が終了すればモータを停止して乳
棒13を上方に上げ、蝶ねじ25b,27bを緩
め、管状体容器9を取り外せば良い。しかる後、
乳棒13の洗浄作業を行う場合には乳棒を下方に
下げその回転軸をワンウエイクラツチから外せば
良い。
なお、上記例においてはデジタルスイツチ33
を用いて回転軸の速度調整を行つたが、回転つま
み(ボリユーム)により速度調整することも可能
である。
[発明の効果] 本発明は、上端に未乳化組織導入口を有すると
共に下端に乳化組織排出口を有する管状体容器を
着脱自在に支柱に支持して設け、該管状体容器の
内部に、回転軸を備えた乳棒を前記管状体容器の
内面との間に適宜の細隙をおいて回転自在に配設
する一方、前記回転軸の回転速度を設定する速度
設定手段及び該速度設定手段で設定される速度値
に現在速度を基準として所定の速度勾配で前記回
転軸を速度制御する速度制御手段を具備した回転
軸駆動装置を設けたことを特徴すとる連続流動式
ホモジナイザである。
従つて、乳棒の回転速度の特性が良好であり、
破砕効率が高く、しかも、装置の構成が簡単で安
価に製作できる。
なお、駆動部にワンウエイクラツチを設けたの
で乳棒の高さ位置を自由に調整でき、容器の内部
側壁が摩耗して乳棒の外部表面との隙間が許容範
囲を越えた場合には、回転軸を移動させて乳棒を
管状体容器内で上下方向に動かすことができ、容
器の有効寿命を著しく向上することができるなど
の利点を有するものである。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、前述の実施例以外の態様によつて本発
明の実施は可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示し、第1図
は装置全体の斜視図、第2図は乳棒を装着した状
態を示す管状体容器の拡大断面図、第3図は駆動
部の拡大縦断面説明図、第4図はワンウエイクラ
ツチの作動状態を示す平面説明図、第5図は回転
軸駆動装置の制御回路のブロツク図、第6図は速
度制限部の回路図、第7図は速度制御状態の説明
図である。 1……基台、3……支柱、5……未乳化組織導
入口、7……乳化組織排出口、9……管状体容
器、11……回転軸、13……乳棒、15……回
転軸駆動装置、19……カツプリング、31a…
…スタートスイツチ、31b……ストツプスイツ
チ、33……デジタルスイツチ、35……速度表
示器、73……速度設定部、75……速度制限
部、CR……ワンウエイクラツチ、RSW……論理
スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上端に未乳化組織導入口を有すると共に下端
    に乳化組織排出口を有する管状体容器を着脱自在
    に支柱に支持して設け、該管状体容器の内部に、
    回転軸を備えた乳棒を前記管状体容器の内面との
    間に適宜の細隙をおいて回転自在に配設する一
    方、前記回転軸の回転速度を設定する速度設定手
    段及び該速度設定手段で設定される速度値に現在
    速度を基準として所定の速度勾配で前記回転軸を
    速度制御する速度制御手段を具備した回転軸駆動
    装置を設けたことを特徴とする連続流動式ホモジ
    ナイザ。
JP59175246A 1984-08-24 1984-08-24 連続流動式ホモジナイザ Granted JPS6154245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59175246A JPS6154245A (ja) 1984-08-24 1984-08-24 連続流動式ホモジナイザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59175246A JPS6154245A (ja) 1984-08-24 1984-08-24 連続流動式ホモジナイザ

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Publication Number Publication Date
JPS6154245A JPS6154245A (ja) 1986-03-18
JPH0318937B2 true JPH0318937B2 (ja) 1991-03-13

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ID=15992813

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59175246A Granted JPS6154245A (ja) 1984-08-24 1984-08-24 連続流動式ホモジナイザ

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