JPH03189316A - 消音器 - Google Patents
消音器Info
- Publication number
- JPH03189316A JPH03189316A JP32582289A JP32582289A JPH03189316A JP H03189316 A JPH03189316 A JP H03189316A JP 32582289 A JP32582289 A JP 32582289A JP 32582289 A JP32582289 A JP 32582289A JP H03189316 A JPH03189316 A JP H03189316A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- absorbing material
- sound absorbing
- sound
- pipe portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims abstract description 26
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 6
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 235000002597 Solanum melongena Nutrition 0.000 description 1
- 244000061458 Solanum melongena Species 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は排気ガス流路に設けて排気音を緩和する消音器
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
消音器は膨張形構造のもの、共鳴形構造のもの、吸音形
構造のもの、或いはこれらを組み合わせたもの等積々あ
るが、吸音形構造については実開昭58−72410号
公報に記載された第3図の如きものがある。即ち、吸音
室1内に充填した吸音材2内に予定通路に沿わせてパイ
プ部分3を貫通させ、このパイプ部分の管壁に多数の孔
3aを明けた構造にする。矢印方向に通過する排気は一
部が孔3aより吸音材2内に流入し、この時吸音材2と
音波との摩擦によって音響エネルギが減衰されることで
所定の消音効果が得られる。
構造のもの、或いはこれらを組み合わせたもの等積々あ
るが、吸音形構造については実開昭58−72410号
公報に記載された第3図の如きものがある。即ち、吸音
室1内に充填した吸音材2内に予定通路に沿わせてパイ
プ部分3を貫通させ、このパイプ部分の管壁に多数の孔
3aを明けた構造にする。矢印方向に通過する排気は一
部が孔3aより吸音材2内に流入し、この時吸音材2と
音波との摩擦によって音響エネルギが減衰されることで
所定の消音効果が得られる。
ところで、消音効果を高めるにはパイプ部分3と吸音材
2との接触面積を大きくする必要があり、そのためパイ
プ部分3を吸音材2内で蛇行させる。
2との接触面積を大きくする必要があり、そのためパイ
プ部分3を吸音材2内で蛇行させる。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、かようにして上記の接触面積を大きくする対策
では、パイプ部分蛇行路の湾曲部曲率半径を小さくする
のに加工上等の制限があるため、限られた大きさの吸音
材内で所定のパイプ部分接触面積を確保することが難し
い。又、蛇行するパイプ部分形状では高周波に対する消
音効果が不十分である。
では、パイプ部分蛇行路の湾曲部曲率半径を小さくする
のに加工上等の制限があるため、限られた大きさの吸音
材内で所定のパイプ部分接触面積を確保することが難し
い。又、蛇行するパイプ部分形状では高周波に対する消
音効果が不十分である。
本発明はパイプ部分に工夫をこらしてこれらの問題を解
消することを目的とする。
消することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
こ目的のため本発明は、吸音材内に予定通路に沿わせて
貫通したパイプ部分を具え、該パイプ部分の管壁に多数
の孔を空けた消音器において、前記パイプ部分を排気流
入端と排気流出端との間において多岐管とし、各枝管の
管壁に前記の孔を形成したものである。
貫通したパイプ部分を具え、該パイプ部分の管壁に多数
の孔を空けた消音器において、前記パイプ部分を排気流
入端と排気流出端との間において多岐管とし、各枝管の
管壁に前記の孔を形成したものである。
(作 用)
排気はパイプ部分内をその流入端から流出端に向は通流
する時、一部が孔を経て吸音材に流入し、吸音材と音波
との摩擦によって音響エネルギが減衰されることで所定
通りに消音効果が達成される。
する時、一部が孔を経て吸音材に流入し、吸音材と音波
との摩擦によって音響エネルギが減衰されることで所定
通りに消音効果が達成される。
ところでパイプ部分を排気流入端と排気流出端との間に
おいて多岐管に構成したから、大きなスペースを要する
ことなしにパイプ部分と吸音材との接触面積をかせぐこ
とができ、限られた大きさの吸音材内で所定のパイプ部
分接触面積を確保し得ることから、上記の消音効果を確
実なものにすることができる。
おいて多岐管に構成したから、大きなスペースを要する
ことなしにパイプ部分と吸音材との接触面積をかせぐこ
とができ、限られた大きさの吸音材内で所定のパイプ部
分接触面積を確保し得ることから、上記の消音効果を確
実なものにすることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明消音器の一実施例で、図中第3図におけ
ると同様の部分を同一符号にて示す。本例では、室l内
に充填した吸音材2内に通すパイプ部分3を、排気流入
端及び排気流出端間において第1枝管4及び第2枝管5
を有する多岐管とし、これら枝管に孔3aを形成する。
ると同様の部分を同一符号にて示す。本例では、室l内
に充填した吸音材2内に通すパイプ部分3を、排気流入
端及び排気流出端間において第1枝管4及び第2枝管5
を有する多岐管とし、これら枝管に孔3aを形成する。
矢印方向に流入して流出する排気はパイプ部分3の孔3
aを経て一部が吸音材2内に流入し、前述した通りに消
音効果を果たす。ところで、枝管4゜5は分岐部や含流
部に曲率半径の大きな湾曲部を必要とせず、パイプ部分
3の大型化を招くことなしにその表面を拡大し得る。よ
って、限られた大きさの吸音材2内でも、これとパイプ
部分3との接触面積を十分に大きくすることができ、前
記の消音効果を確実に達成することができる。
aを経て一部が吸音材2内に流入し、前述した通りに消
音効果を果たす。ところで、枝管4゜5は分岐部や含流
部に曲率半径の大きな湾曲部を必要とせず、パイプ部分
3の大型化を招くことなしにその表面を拡大し得る。よ
って、限られた大きさの吸音材2内でも、これとパイプ
部分3との接触面積を十分に大きくすることができ、前
記の消音効果を確実に達成することができる。
第2図は本発明の他の例を示し、本例は以下の構成によ
り消音器を膨張形、吸音形、共鳴形の組み合わせによる
構造とする。即ち、パイプ部分3の排気流入端に連なる
パイプ部分6を膨脹室7に貫通すると共にパイプ部分の
管壁に膨脹室7に開口する孔6aを形成する。
り消音器を膨張形、吸音形、共鳴形の組み合わせによる
構造とする。即ち、パイプ部分3の排気流入端に連なる
パイプ部分6を膨脹室7に貫通すると共にパイプ部分の
管壁に膨脹室7に開口する孔6aを形成する。
そして、膨脹室7に隣接した吸音室1 (吸音材2)内
におけるパイプ部分3は、第1枝管4及び第2枝管5が
膨脹室パイプ部分6から対称形状に分岐する多岐管形状
となす。
におけるパイプ部分3は、第1枝管4及び第2枝管5が
膨脹室パイプ部分6から対称形状に分岐する多岐管形状
となす。
又、枝管5.6間における吸音材2を一部除去して共鳴
室8となし、共鳴室8内に開口するレゾネータパイプ9
を膨脹室パイプ部分6の延長線上に同軸に配して枝管4
,6の分岐部に合流させる。
室8となし、共鳴室8内に開口するレゾネータパイプ9
を膨脹室パイプ部分6の延長線上に同軸に配して枝管4
,6の分岐部に合流させる。
パイプ部分6に流入した排気は孔6aを経て膨脹室7に
通ずることで膨張され、所定の消音効果が達成される。
通ずることで膨張され、所定の消音効果が達成される。
その後、排気は枝管4,5を経て流出するが、その過程
で吸音材2により前記した消音作用を受ける。更に、パ
イプ部分6から枝管4゜5に向かう途中でレゾネータパ
イプ9を経て共鳴室8に臨み、共鳴室8の容積、パイプ
9の長さ及び断面積で決まる音響インピーダンスに応じ
た消音効果が達成される。
で吸音材2により前記した消音作用を受ける。更に、パ
イプ部分6から枝管4゜5に向かう途中でレゾネータパ
イプ9を経て共鳴室8に臨み、共鳴室8の容積、パイプ
9の長さ及び断面積で決まる音響インピーダンスに応じ
た消音効果が達成される。
ところで本例の構成においては、前述した第1図の例に
おける効果に加えて、パイプ部分3の隅角部の数が多い
(4ケ所)ことから高周波の低減効果を高めることがで
きる。又、枝管4,5の間におけるスペースを有効に利
用して共鳴室8を画成したため、共鳴形消音構造を含む
消音器にもかかわらず、その大形化を回避し得るし、共
鳴室8の包囲壁が吸音材であることから、これからの放
射音をなくすこともできる。更に、レゾネータパイプ9
が膨脹室パイプ部分6 (インレットパイプ部分)と同
軸であることにより、ヘルムホルツの共鳴原理を最大限
に利用して消音効果を高めることができる。
おける効果に加えて、パイプ部分3の隅角部の数が多い
(4ケ所)ことから高周波の低減効果を高めることがで
きる。又、枝管4,5の間におけるスペースを有効に利
用して共鳴室8を画成したため、共鳴形消音構造を含む
消音器にもかかわらず、その大形化を回避し得るし、共
鳴室8の包囲壁が吸音材であることから、これからの放
射音をなくすこともできる。更に、レゾネータパイプ9
が膨脹室パイプ部分6 (インレットパイプ部分)と同
軸であることにより、ヘルムホルツの共鳴原理を最大限
に利用して消音効果を高めることができる。
(発明の効果)
かくして本発明消音器は上述の如く、消音村内のパイプ
部分を多岐管で構成したから、パイプ部分の大形化をと
もなうことなしに、そのパイプ長を長くして、限られた
大きさの吸音材内でこれと上記パイプ部分との接触面積
を所定のものとすることができる。
部分を多岐管で構成したから、パイプ部分の大形化をと
もなうことなしに、そのパイプ長を長くして、限られた
大きさの吸音材内でこれと上記パイプ部分との接触面積
を所定のものとすることができる。
又請求項2の構成によれば、上記多岐管を成す枝管同志
の間のスペースを利用して共鳴室を設定したから、共鳴
形消音構造をも含む消音器ながらその大型化を回避し得
る。
の間のスペースを利用して共鳴室を設定したから、共鳴
形消音構造をも含む消音器ながらその大型化を回避し得
る。
更に請求項3の構成によれば、レゾネータパイプが上記
パイプ部分の排気流入端の延長線上に延在することから
、レゾネータの効きを良くすることができる。
パイプ部分の排気流入端の延長線上に延在することから
、レゾネータの効きを良くすることができる。
第1図は本発明消音器の一例を示す線図的断面図、
第2図は本発明の他の例を示す第1図と同様な線図的断
面図、 第3図は従来の消音器を示す線図的断面図である。 1・・・吸音室 3・・・パイプ部分 4・・・第1枝管 7・・・膨張室 9・・・レゾネータパイ プ 2・・・吸音材 3a・・・孔 5・・・第2枝管 8・・・共鳴室
面図、 第3図は従来の消音器を示す線図的断面図である。 1・・・吸音室 3・・・パイプ部分 4・・・第1枝管 7・・・膨張室 9・・・レゾネータパイ プ 2・・・吸音材 3a・・・孔 5・・・第2枝管 8・・・共鳴室
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、吸音材内に予定通路に沿わせて貫通したパイプ部分
を具え、該パイプ部分の管壁に多数の孔を空けた消音器
において、 前記パイプ部分を排気流入端と排気流出端 との間において多岐管とし、各枝管の管壁に前記の孔を
形成したことを特徴とする消音器。 2、請求項1において、前記枝管同志の間における前記
吸音材を一部除去することにより共鳴室を画成したこと
を特徴とする消音器。 3、請求項2において、前記共鳴室に開口するレゾネー
タパイプを前記パイプ部分の排気流入端の延長線上に設
けたことを特徴とする消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32582289A JPH03189316A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32582289A JPH03189316A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 消音器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03189316A true JPH03189316A (ja) | 1991-08-19 |
Family
ID=18180987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32582289A Pending JPH03189316A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03189316A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047647A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Sango Co Ltd | 車両の排気系構造 |
US8684131B1 (en) * | 2012-12-12 | 2014-04-01 | Kia Motors Corporation | Dual muffler |
JP2015025918A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | 阪急阪神レールウェイ・テクノロジー株式会社 | 消音装置及びこれを取り付けたレール削正車 |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP32582289A patent/JPH03189316A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047647A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Sango Co Ltd | 車両の排気系構造 |
US8684131B1 (en) * | 2012-12-12 | 2014-04-01 | Kia Motors Corporation | Dual muffler |
JP2015025918A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | 阪急阪神レールウェイ・テクノロジー株式会社 | 消音装置及びこれを取り付けたレール削正車 |
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