JPH03189090A - レーザー加工トーチ - Google Patents

レーザー加工トーチ

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JPH03189090A
JPH03189090A JP1326098A JP32609889A JPH03189090A JP H03189090 A JPH03189090 A JP H03189090A JP 1326098 A JP1326098 A JP 1326098A JP 32609889 A JP32609889 A JP 32609889A JP H03189090 A JPH03189090 A JP H03189090A
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JP
Japan
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laser beam
laser
lens
distance
optical axis
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Pending
Application number
JP1326098A
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English (en)
Inventor
Yoshio Koike
小池 義夫
Shigeo Mori
森 繁雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koike Sanso Kogyo Co Ltd
Koike Sanso Kogyo KK
Original Assignee
Koike Sanso Kogyo Co Ltd
Koike Sanso Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Koike Sanso Kogyo Co Ltd, Koike Sanso Kogyo KK filed Critical Koike Sanso Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はレーザー発振器から出射されたレーザー光を被
加工材に照射するためのレーザー加工トーチに関するも
のである。
〈従来の技術〉 従来より、レーザー発振器から出射されたレーザー光を
被加工材に照射して切断或いは溶接する技術が用いられ
ている。
前記技術にあっては、レーザー発振器から出射されたレ
ーザー光をレーザー発振器の近傍に設けたレンズ、或い
はレーザー加工トーチに設けたレンズによって集光し、
被加工材に切断或いは溶接等の作業に応じたレーザース
ポットを結像している。前記レンズは被加工材の材質に
応じて、或いは被加工材の厚さに応じて焦点距離の異な
るものが用いられている0例えば、被加工材が非金属で
ある場合には、焦点距離2.5inのレンズを用いてい
る。また被加工材が金属である場合であって、板厚が3
.2m以下である場合には焦点距離2.5inのレンズ
、板厚が3.21111〜9mの場合には焦点路jl1
5 inのレンズ、板厚が9−以上の場合には焦点路R
7,5inのレンズが夫々用いられている。
また定盤上に載置された被加工材に対し所定の加工線に
沿ってレーザー加工装置を走査させて二次元形状を切断
するレーザー切断装置、或いは溶接を実施するレーザー
溶接装置等のレーザー加工装置が開発されている。これ
等のレーザー加工装置にあってはレーザー発振器の出力
が小さく、鋼板を切断する場合には厚さ数■程度を切断
し得るのみである。前記レーザー加工装置に於いて、レ
ーザー発振器は装置本体に固定して配置されるか、或い
は装置本体とは別個に配置されるのが一般である。
最近に至り、出力数キロワットのレーザー発振器が開発
されている。このレーザー発振器を有するレーザー加工
装置にあっては、厚さ散開から数十間にわたる鋼板を切
断し或いは溶接することが可能である。
一方、レーザー発振器から出射されたレーザー光は鋭い
指向性を有しているが、このレーザー光は平行光線では
無く、数ミリラジアンの拡がり角度を有している。
〈発明が解決しようとするi*a> 従来のレーザー加工装置にあっては、レーザー発振器の
出力が小さいため被加工材の厚さが薄く、且つ被加工材
のサイズも900m X 1B00mm、 1200a
X 2400I1m等、所謂規格サイズであることが多
い。
このため、レーザー発振器とレーザー加工トーチとの距
離変化も小さく、レーザー光の拡がり角の加工部位に対
する影響も少なかった。このようなレーザー加工装置に
用いられるレーザー加工トーチは、所定の焦点距離を持
った1つの集光レンズを有して構成されている。そして
被加工材に対するレーザー光の結像位置を調整するには
、レーザー加工トーチと被加工材との距離を変化させる
ことで行っている。
然し、レーザー発振器の出力が大きくなり、被加工材の
厚さ、サイズ等の寸法が大型化するに伴い、レーザー光
の拡がり角による加工部位の品質に対する影響を無視す
ることが出来ない。
即ち、被加工材の寸法が大きくなった場合、被加工材に
対する加工の進行に応じたレーザー発振器とレーザー光
の照射位置との距離変化が大きくなり、この距離の変化
に応じてレーザー光の結像位置が変化する。このため、
被加工材に対する作業が定常的に実施されず、例えば切
断作業にあっては切断面の平面度或いは面粗度等が変動
し、また溶接作業にあっては溶は込み深さが変動する等
の問題がある。
また被加工材に対し所定の加工を行う場合、レーザー光
の有するエネルギを有効に利用することが加工効率の向
上及び加工部位の品質の向上につながる。このため、被
加工材の板厚に応じてレーザー光を集光するレンズとし
て焦点距離の異なるレンズを用い、レーザー光の結像位
置を変化させている。然し、焦点距離の長いレンズは高
価であり、且つ作業の都度レンズを交換することは煩雑
である。
また切断板厚或いは溶接板厚等の加工能力を増加させた
場合、板厚の増加に伴って被加工材の寸法も大きくなり
、幅数m、長さ数十mに及ぶ場合もある。従って、レー
ザー発振器と装置本体とを別個に構成し、レーザー発振
器をフロア上に固定して配置することで軽量且つ剛性の
高い装置本体を構成している。このため、装置本体に設
けられるレーザー加工トーチとレーザー発振器との距離
は、被加工材に対する加工の進行に応じて大きく変化す
ることとなり、従来のレーザー加工トーチを用いた場合
には、加工位置に応じて加工部位の品質が変化する虞が
ある。
本発明の目的は、被加工材の厚さに応じてレーザー光の
結像位置を変化さセると共に、レーザー発振器とレーザ
ー光の照射位置との距離の変化に係わらずレーザー光の
結像位置を一定位置に維持することが出来るよう構成し
たレーザー加工トーチを提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明に係るレーザー加工ト
ーチは、レーザー光の光軸に沿って配設された第1光学
手段及び第2光学手段と、前記第1光学手段を保持する
ための第1保持手段と、前記第2光学手段を保持すると
共に前記第1保持手段に対し光軸方向に摺動可能に嵌挿
された第2保持手段と、前記第2保持手段を光軸方向に
移動させるための駆動手段とを有して構成されるもので
ある。
また他のレーザー加工トーチは前記レーザー加工トーチ
に於いて、第1光学手段よりも被加工材側にレーザー光
の通過孔を形成したノズルを設け、前記ノズルをレーザ
ー光の光軸に沿って移動可能に構成されるものである。
く作用〉 上記第1の手段によるレーザー加工トーチは、レーザー
光の光軸に沿って第1保持手段によって保持された第1
光学手段、及び第2保持手段によって保持された第2光
学手段を配設し、第2保持手段を第1保持手段に対し光
軸方向に摺動可能に嵌挿すると共に、この第2保持手段
を光軸方向に移動させるための駆動手段とを有して構成
したので、レーザー発振器から出射されたレーザー光を
、第2光学手段及び第1光学手段を経て被加工材に照射
することで、この被加工材の厚さ方向所定位置に結像さ
せることが出来る。
即ち、第2光学手段を被加工材の厚さに応じた位置及び
/又はレーザー発振器と第1光学手段との距離に応じた
位置まで光軸に沿って移動させることで、第1光学手段
によるレーザー光の結像位置を光軸に沿って被加工材の
厚さ方向所定位置に設定することが出来る。
また他のレーザー加工トーチは、前記レーザー加工トー
チに於いて、第1光学手段よりも被加工材側にレーザー
光の通過孔を形成したノズルを設け、このノズルをレー
ザー光の光軸に沿って移動可能に構成したので、レーザ
ー光の結像位置と第1光学手段との距離が変化した場合
には、この変化に応じてノズルを光軸に沿って移動させ
ることで、第1光学手段によって集光されるレーザー光
とノズルとの関係位置を調整することが出来る。
このため、集光されたレーザー光がノズルに干渉するこ
とがない。
〈実施例〉 以下上記手段を適用したレーザー加工トーチの一実施例
について図を用いて説明する。
第1図は本発明に係るレーザー加工トーチを用いたレー
ザー切断装置の全体説明図、第2図及び第3図はトーチ
ブロックの説明図、第4図は制御系のブロック説明図、
第5図(A)〜(E)は被加工材に対する結像点とノズ
ルとの関係の説明図、第6図はフローチャートである。
先ず第1図により本発明に係るレーザー加工トーチを用
いたレーザー切断装置(以下単に「切断装置1という)
Aの全体構成について説明する。
前記切断装置Aは、鋼板、ステンレスmi、プラスチッ
クボード、合板等の被加工材を所定の形状に切断するた
めの切断装置として構成されている。
特に本実施例では、被切断材Bとして鋼板を用い、この
被切断材Bから予め設定された形状を切り抜くための所
謂数値制御方式の切断装置Aとして構成されている。
図に於いて、X方向に沿って平行に敷設されたレール1
上に走行フレーム2が配置されている。
この走行フレーム2はXモーター2aによって駆動され
、X方向に走行可能に構成されている。
前記走行フレーム2上にはX方向に沿って横行フレーム
3が設けられている。この横行フレーム3にはX方向に
平行な横行レール3aが固着されている。
前記横行レール3aには、Xモーター4aによって駆動
され、X方向に沿って移動可能な横行キャリッジ4が設
けられている。
横行キャリッジ4には、2モーター5aによって駆動さ
れ、Z方向部ち上下方向に移動可能な昇降ブラケット5
が設けられている。
前記昇降ブラケット5に被切断材Bにレーザー光を照射
するレーザー加工トーチとしてのトーチブロック6が取
り付けられている。
レーザー発振器7はフロア上の所定位置に固定して設け
られており、このレーザー発振器7とトーチブロック6
との間はレーザー光通路8によって接続されている。前
記レーザー光通路8は、X方向に平行に設けられた蛇腹
8a、X方向に平行に設けられた蛇腹8b、z方向に平
行に設けられた蛇腹8c、走行フレーム2に固着された
ζラーユニソト8d、横行キャリッジ4に固着されたミ
ラーユニット8eによって構成されている。
制御装置9はXモーター2a、Xモーター4a。
2モーター5a等の駆動モーターを制御してトーチブロ
ック6の位置を制御すると共に、レーザー発振器7によ
るレーザー光の出射時期、及び後述する移動レンズ11
の移動方向及び移動量等を制御するものである。
上記の如く構成した切断装置Aによって被切断材Bを切
断する際の動作を簡単に説明する。
制御装置9に予め被切断材Bに対する切断情報を入力し
、切断作業を開始すると、前記情報に従ってXモーター
2a、Xモーター4aに制御パルスが与えられ、トーチ
ブロック6が所定の速度で所定の方向に移動する。そし
てトーチブロック6の移動と同期してレーザー発振器7
を駆動してレーザー光を出射させると、レーザー発振器
7から出射されたレーザー光は蛇l118aを通ってX
方向に沿って進行し、ミラーユニッ)8dによってX方
向に屈折され、蛇腹8bを通って横行キャリッジ4に固
着したミラーユニット8eに至り、ミラーユニット8e
に於いて2方向に屈折され、蛇腹8cを通ってトーチブ
ロック6に至る。そしてトーチブロック6から被切断材
Bに照射され、この被切断材Bを所定の形状で切断する
次にトーチブロック6の構成について第2図及び第3図
により具体的に説明する。
トーチブロック6は横行キャリッジ4に設けた昇降ブラ
ケット5にトーチブラケット5bを介して取り付けられ
ており、2モーター5aによって駆動され、昇降ブラケ
ット5と共に上下方向に移動可能に構成されている。
トーチブロック6は、ノズル6a、ノズル6aを固着す
るための第1筒体6b、ノズル6aの移動機構12.第
1光学手段となる固定レンズ10.固定レンズ10を固
着するための第2筒体6c、第2光学手段となる移動レ
ンズ11.移動レンズ11を固着するための第3筒体6
d、第3筒体6dの移動機構13.移動機fi13を駆
動するためのモーター6eによって構成されている。
ノズル6aは第1筒体6bに着脱可能に装着されている
。このノズル6aは内部にレーザー光を通過させると共
に、炭酸ガス、窒素ガス、ヘリウムガスからなるアシス
トガスを通過させるためのテーバ状の孔6a+が形成さ
れている。ノズル6aに形成した孔6a+は、固定レン
ズ10の屈折率と略等しいテーパを持って形成されてい
る。
またノズル6aは後述する移動機構12によってレーザ
ー光の光軸14に沿って移動可能に構成されており、ノ
ズル6aと固定レンズ10との距離を所望の値に設定し
得るように構成されている。
本実施例に於いて、レーザー光の結像位置は、固定レン
ズ10と被切断材Bの表面との間隔を一定に維持した状
態で、被切断材Bの厚さに応じて変更し得るように構成
されている。従って、ノズル6aを通過するレーザー光
の径はレーザー光の結像位置に応じて変化し、このレー
ザー光とノズル6aとが干渉する虞がある。
このため、本実施例では被切断材Bの厚さに応じたレー
ザー光の結像位置の変更に応じてノズル6aを光軸14
に沿って移動させることで、レーザー光とノズル6aと
の干渉を防止し得るように構成している。
第1筒体6bの上端(第3図に於ける上側、以下同じ)
にはフランジ6b+が形成されている。また第1筒体6
bの側面所定位置には、この第1筒体6bの内部に形成
された室6bzにアシストガスを供給するためのホース
15を取り付けるためのニップル15aが固着されてい
る。
第2筒体6cの下部(第3図に於ける下側、以下同じ)
6c1には、ノズル6aを光軸I4に沿って移動するた
めの移動機構12が構成されている。
前記移動機構12は、円板状の移動部材12aと、光軸
14と平行に第2筒体6cに固着されたラック12bと
、移動部材12aに回転可能に取り付けられ、且つラッ
ク12bと噛合するビニオン12cと、ビニオン12c
を駆動するモーター12dと、モーターI2dの回転を
ビニオン12cに伝達するフレキシブルシャフト12e
とによって構成されている。
前記移動部材12aは第2筒体の下部6c+に対しレー
ザー光の光軸14に沿って移動可能に、且つ回転不能に
装着されている。即ち、移動部材12aにはキー溝12
81が形成されており、このキー溝128゜と第2筒体
6Cに固着したキー6czとを係合させることで、第2
筒体6cに対し回転不能に構成されている。また移動部
材12にはラック12bと噛合するピニオン12cが回
転可能に取り付けられており、このビニオン12cを介
してモーター12dの回転が伝達されることで、光軸1
4に沿って移動可能に構成されている。
前記モーター12dはトーチブラケット5bに取り付け
られている。
前記第1筒体6bは、移動機構12を構成する移動部材
12aに設けた位置決め機構16を介して第2筒体6c
に対し光軸14に沿って移動可能に、且つ光軸14と直
角方向に移動可能に取り付けられている。従って、第1
筒体6bに装着したノズル6aも第1筒体6bと同様に
、光軸14に沿って移動可能に且つ光軸14と直角方向
に移動可能に構成されている。
前記位置決め機構16は、断面がL字状に形成され、且
つ第1筒体6bの外径よりも大きな内径を有する孔16
a1と移動部材L2aの外径と略等しい外径とを有して
リング状に形成された保持部材16aと、保持部材16
aと螺合し、且つ先端がフランジ6b、の側面と当接す
るネジ部材16bとによって構成されている。そして、
孔16a1に第1筒体6bを嵌挿した保持部材16aを
移動部材12aに図示しないネジによって締結すること
で、第1筒体6bが第2筒体6cに取り付けられている
第2筒体6cの内部下端には、固定レンズ10が保持部
材10aを介して取り付けられている。この固定レンズ
10の中心はレーザー光の光軸14と一致して配置され
ている。
固定レンズ10は予め設定された被切断材Bとの距離に
応じた焦点距離を持った凸レンズによって構成され、入
射したレーザー光を集光して被切断材Bの厚さ方向所定
位置に結像するものである。
本実施例では固定レンズ10として焦点距離2.5in
の凸レンズを用いている。
第2筒体6Cの上端にはフランジ6c3が形成されてお
り、このフランジ6r4を介して後述する第3筒体6d
の移動機構13が構成されている。また第2筒体6cの
側面所定位置には上下方向に長穴6c4が形成されてい
る。
本実施例に於いて、図に示すように第2筒体6Cは2本
の筒体を固着して構成しているが、これはトーチブロッ
ク6を組み立てる際の作業を容易にするための処置であ
り、この第2筒体6Cを1本の筒体で構成しても、或い
は複数の筒体で構成しても良い。
第2筒体6Cの内部には複数の直進軸受17が設けられ
ており、この直進軸受17を介して第3筒体6dが光軸
14に沿って移動可能に嵌挿されている。
第3筒体6dの下端には移動レンズ11が保持部材11
aを介して取り付けられている。この移動レンズ11の
中心はレーザー光の光軸14と一致して配置されている
第3筒体6dの上端には移動機構13を構成するネジ部
材13aが固着されている。また第3筒体6dの側面で
あって、第2筒体6cに形成した長穴6caと対応する
位置には、この長穴6caと係合して第3筒体6dの回
転を防止するための回転防止部材6d+が固着されてい
る。
移動レンズ11は所定の焦点距離を持った凸レンズによ
って構成されており、入射したレーザー光を集光して固
定レンズ10に入射させるものである。
また移動レンズ11は、被切断材Bの板厚に応じて固定
レンズ10に入射するレーザー光の入射面の径を変化さ
せ、これにより被切断材Bの板厚方向所定位置にレーザ
ー光を結像させるものである。更に、移動レンズ11は
、前述の如くして被切断材Bの板厚に応じてレーザー光
の結像位置を設定した後、レーザー発振器7とトーチブ
ロック6との距離の変化に応じて変化する移動レンズ1
1に入射するレーザー光の入射面の径に係わらず固定レ
ンズ10に入射するレーザー光の入射面の径を一定に維
持するものである。このため、移動レンズ11はレーザ
ー光の光軸14に沿って軸方向に移動し得るように構成
されている。即ち、移動レンズ11を取り付けた第3筒
体6dが光軸14に沿って移動し得るように構成されて
いる。本実施例では移動レンズ11として焦点距離5i
nの凸レンズを用いている。
次に移動機構13の構成について説明する。
第2筒体6cの上端に形成したフランジ6c=の外周に
軸受13bが固着されている。この軸受13bにはギヤ
13cが回転可能に支承されている。
前記ギヤ13cは円筒部13c+と、この円筒部13c
の上端に形成されたギヤ部13c!とによって構成され
ている。そして円筒部13c+の下端内部に形成された
嵌合部を介して軸受13bと嵌合している。またギヤ部
13C!の中心にはネジ部材13dを固着するための孔
13c、が形成されている。
ネジ部材13a、13dは互いに螺合してギヤ13cの
回転を直進運動に変換するものである。このため、ネジ
部材13aは第3筒体6dの上端に固着されており、ま
たネジ部材13dはギヤ13cに固着されている。
ネジ部材13aの上部にはボス13a、が形成されてい
る。そしてボス13a1に蛇腹8cの端部が固着されて
おり、これにより、レーザー発振器7からトーチブロッ
ク6に至るレーザー光通路8とトーチブロック6とが接
続される。
前記ギヤ13cにはモーター6eに取り付けたギヤ6e
lが噛合している。そしてモーター6eを駆動すること
で、移動機構13のギヤ13c、ネジ部材13dを回転
し得るように構成している。
前記モーター6eはトーチブラケット5bに固着されて
いる。またトーチブラケット5bにはホルダー5Cが一
体的に構成されており、このホルダー50に第2筒体6
cが取り付けられている。
従って、第2筒体6cのフランジ6cs及び第3筒体6
dの上部に構成した移動機構13とモーター6eとは、
トーチブラケット5bによって互いの関係寸法を保持し
得るよう構成されている。
尚、第2図に於いて18は、ノズル6aと被切断材Bと
の間隔を検出するハイドセンサーであり、センサーと被
切断材との間の静電容量を検出する静電容量型センサー
、圧力エアを噴射した時の背圧を検出するエアハイドセ
ンサー、被切断材の表面と接触する接触センサー等のセ
ンサーを用いることが可能である。本実施例では静電容
量型センサーを用いている。
上記構成に於いてモーター6eを駆動すると、この回転
がギヤ6e+、13c、ネジ部材13d、 13aを介
して第3筒体6dに伝達される。そして第3筒体6dに
設けた回転防止部材6d、が第2筒体6Cに形成した長
穴6caと係合することで第3筒体6dの回転が防止さ
れるため、この第3筒体6dは光軸14に沿って上下方
向に移動する。
次に切断装置Aの制御系を第4図により説明する。
図に於いて9aは制御装置9を構成する制御部であり、
人力された被切断材Bの板厚情報に応じてモーター6e
、モーター12dに対する駆動信号を発生させると共に
、トーチブロック6のx、  y方向への移動量を演算
し、この演算結果に応じてモーター6eに対する駆動信
号を発生させ、及び各モーター2a、4a、5a、  
レーザー発振器7゜図示しないアシストガス供給装置2
2等に対する駆動信号を発生させるCPU9a+、人力
装置21によって入力された被切断材Bに関する板厚、
切断速度、切断形状等の情報を一時記憶するR A M
 9 at。
切断装置Aの動作プログラム、被切断材Bの板厚に応じ
た移動レンズ11と固定レンズ10との距離及び固定レ
ンズ10とノズル6aとの間隔を設定したチャート、ト
ーチブロック6とレーザー発振器7との距離に応じた演
算プログラム等を格納するROM 9 as、  xモ
ーター2a、yモーター4aに対する駆動パルスを駆動
方向に応じて加減算するカウンター9a4とによって構
成されている。
入力装置21は被切断材Bの材質、板厚、切断形状等の
情報を入力するための装置であり、この入力装置21か
ら入力された情報はインターフェース23を介して制御
部9aに伝達される。デイスプレィ24は入力装置21
によって入力される情報や切断装置Aの稼働状況等を表
示するものである。
ドライバ25は各モーターを駆動するためのものであり
、ドライバ26はレーザー発振器7.7シストガス供給
装置22を駆動するものである。
次に上記の如く構成した切断装置Aに於けるレーザー光
の結像及びこの結像位置の維持について第5図(A)〜
(E)により説明する。
先ず、被切断材Bの厚さに応じた被切断材Bとレーザー
光の結像位置との関係について説明する。
第5図(A)は被切断材Bの板厚が極く薄い場合に於け
る被切断材Bとレーザー光の結像点19との関係を示す
ものである。
図に於ける結像点19は被切断材Bの表面から距離![
離隔した位置に設定されている。この距離11は実験的
に求めた値である。また固定レンズ10と被切断材Bと
の間隔りはバイトセンサー18によって検出され、この
間隔りが予め設定された値から変動したときは、変動量
に応じてZモーター5aを駆動してトーチブロック6を
昇降させることで、前記間隔りを一定の値に維持してい
る。
前記結像点19は、レーザー光の光軸14に沿って所望
の位置に設定することが可能である。即ち、固定レンズ
10と被切断材Bの表面との間隔、固定レンズ10と移
動レンズ11との距離、移動レンズ11とレーザー発振
器7との距離等の値を後述する公式に従って設定するこ
とで、結像点19を所定位置に設定することが可能であ
る。従って、被切断材Bの板厚に応じて、レーザー光の
エネルギを最も効率良く利用し得る結像点19の位置を
設定することが可能である。
また固定レンズ10によって集光したレーザー光をノズ
ル6aに形成した孔5a、を通過させて被切断材Bに照
射するに際し、固定レンズ1oに於ける屈折率が一定で
あることから、レーザー光の結像点19と固定レンズ1
0との距離に係わらず集光されたレーザー光の集光角度
(レーザー光のテーパ角度)は一定である。
ノズル6aと固定レンズ10との距離を一定に保持して
レーザー光の結像点19の位置を変化させた場合、例え
ば固定レンズ1oと結像点19との距離を大きくとって
結像させた場合にはレーザー光がノズル6aの孔6a、
と干渉する虞があり、また固定レンズ10と結像点19
との距離を小さくして結像させ、結像点19が孔5a1
内に設定された場合には結像点19から拡散するレーザ
ー孔が孔6a+と干渉する虞がある。このため本実施例
では、ノズル6aを光軸14に沿って移動可能に構成す
ることで、固定レンズlOとノズル6aとの距離を所定
の値に設定し得るように構成している。
即ち、固定レンズ10と結像点19との距離を変化させ
たとき、この変化に応じた固定レンズ10とノズル6a
との距離を設定すると共に、ノズル6aを移動させるこ
とで、固定レンズ10によって集光されたレーザー光と
ノズル6aとの干渉を防止し得るように構成している。
レーザー発振器7から出射されるレーザー光の拡がり角
度はレーザー光の波長とレーザー発振器7に於けるレー
ザー光の径によって定まる。
即ち、拡がり角度θ(ラジアン)は波長λとし、レーザ
ー光の径をDとすると、 θ=λ/D  (ラジアン)となる。
レーザー発振器7に炭酸ガスレーザーを用いた場合波長
λは10.6μmである。またレーザー発振器7に於け
るレーザー光の径をφ2とすれば、θ−5.03X10
−3(ラジアン)となる。
従って、レーザー発振器7から10mの位置に於けるレ
ーザー光による照射面の径は5.03CIとなり、50
mの位置に於けるレーザー光による照射面の径は25.
15cmとなる。このように照射面に於けるレーザー光
の径はレーザー発振器7がらの距離に応じて変化する。
このため、前述の如く移動レンズ11を光軸14に沿っ
て移動させることで、被切断材Bの板厚に応じてレーザ
ー光の結像点19を設定しても、レーザー発振器7と固
定レンズ1oとの距@Lが変化すると、距離りの変化に
伴って固定レンズ1oから結像点19までの距jllv
が変化する。即ち、距離りの変化に応じて結像点19は
光軸14上を移動することとなる。
従って、本実施例のレーザー加工装置では、被切断材B
の板厚に応じて夫々所定の結像点19の位置を設定する
と共に、結像点19の位置を設定した後、被切断材Bに
対する切断の進行に伴い発生するレーザー発振器7と固
定レンズ1oとの距離変化による結像点19の位置変化
を移動レンズ11を光軸14に沿って移動することで吸
収し、被切断材Bに対する結像点19の位置を一定に維
持し得るよう構成している。
ここで、固定レンズ10の焦点路M r + 、移動レ
ンズ11の焦点路jitlrzとし、トーチブロック6
を装置原点に一致させたときに於けるレーザー発振器7
と固定レンズ10との距離をL(一定)、被切断材Bの
板厚に応じた固定レンズ1oから結像点19までの距離
をV(シ、〜V、)、固定レンズ1oがら距MV離隔し
た位置にレーザー光を結像させるときのレーザー発振器
7と移動レンズ11と距離をu (u+〜u3)及びこ
のときの移動レンズ11と固定レンズ1゜との距離d 
(d、−d、)とすると、L=u+d   であり、 また組合せレンズの公式から、 但し、 fl+ft+d r+ +r、+ d なる関係が成立する。
上式は各レンズ10.11の焦点距離f+、 fgを設
定すると共に、レーザー発振器7と固定レンズ10との
距ML、固定レンズlOと結像点19との距11vを設
定すると、レーザー発振器7と移動レンズ11との距離
u及び移動レンズ11と固定レンズ10との距離dが定
まることを意味している。
同図(B)は被切断材Bの表面にレーザー光の結像点1
9を設定した場合を示しており、被切断材Bの板厚が9
on以下の場合に有効である。
同図(C)は被切断材Bの板厚が6閤以上の厚板に対し
て切断を行う場合の被切断材Bとレーザー光の結像点1
9との関係を示したものである。
第5図(A)〜(C)に於ける固定レンズlOと移動レ
ンズ11との距離d、〜d、は、式■〜■に基づいて求
めることが出来る。このため、制御部9aのROM 9
 asに上式の演算プログラム、及び板厚に応じた固定
レンズlOと結像点19との距離v、x%l、の関係チ
ャートを格納し、制御部9aに於いて入力された被切断
材Bの板厚に応じて前記チャートから距離V、〜v3を
設定すると共に、距離ν1〜V、を得るための距離d、
−d、を演算し、この演算結果に基づいてモーター6e
に制御パルスを与えることで、第3筒体6dを所定の方
向に移動させ、これにより移動レンズ11を移動させる
ことによって、固定レンズ10からの距離dを設定する
ことが可能である。
また被切断材Bの板厚に応じて設定される固定レンズ1
0と結像点19との距11VI〜V、に応じた固定レン
ズ10とノズル6aとの距離を設定し、この設定値に基
づきモーター6eに対する制御パルスを与えると同時に
移動機構12のモーター12dに制御パルスを与えるこ
とで、ノズル6aを前記路M v +〜v3に応じた所
定位置に移動させることが可能である。
第5図(D)はトーチブロック6が装置原点にあるとき
の移動レンズ11と固定レンズlOとの関係を示したも
のである。
このとき、レーザー発振器7がフロア上に固定されてお
り、且つ切断装置Aのレールスパン等は設計条件として
予め与えられることからレーザー発振器7と固定レンズ
10との距離りは予め設定された値となる。また距離d
は、固定レンズ10と被切断材Bとの間隔りを一定の値
に保持した状態で所定の位置に結像点19を形成したと
きの値として得ることが可能である。
前記状態に於ける距ML、dを基準値Lo、 doとし
て設定し、移動レンズ11によるレーザー光の見掛は上
の結像点20までの距離を賀。とすると、レンズの公式
から、 1      1      1 Lo  do      fz なる関係が成立する。
従って、以後路MLの変化に応して固定レンズ10に入
射するレーザー光の入射面の径を一定の値に維持するよ
うに、即ち、移動レンズ11による見掛は上の結像点2
0の位置と固定レンズ10との距離が常に一定となるよ
うに固定レンズ11を移動させるものである。
即ち、トーチブロック6の移動に伴い同図(E)に示す
ように、距ILが変化してLl(L1=Lo+θ)とな
った時、同図(D)に於ける見掛は上の結像点20の位
置を固定し、移動レンズIfによってこの結像点20に
結像し得る距離Wを逆算することで、W−一。=δを算
出する。即ち、 −。+δ     Lo  do+θ     f2f
zfLa  do十〇 但し、 L、−ao+rz となる。この計算値δに基づいて固定レンズ10と移動
レンズ11との距離d(d=t1.+δ)を算出すると
共に、移動レンズ11を光軸14に沿ってδだけ移動さ
せるものである。
上記の如く、被切断材Bに対するレーザー光の結像点1
9の位置を一定に維持する際には、ノズル6aの孔6a
+を通過するレーザー光の径は一定となる。従って、ノ
ズル6aを移動させること無く、固定レンズ10とノズ
ル6aとの距離を被切断材Bの板厚に応して設定された
値に維持する。
次に上記の如く構成した切断装置Aに於ける動作を第6
図のフローチャートを用いて説明する。
先ず走行フレーム2及び横行キャリッジ4を所定の方向
に移動して夫々装置原点を検出する(Sl)。
次に人力装置21によって制御部9aに被切断材Bの材
質、板厚、切断速度等の切断情報及び被切断材に対する
切断形状等の情報を入力する(S2)。
所定の切断情報の入力を終了すると、トーチブロック6
から被切断材B上にレーザー光を照射し、移動レンズ1
1を調整して被切断材Bの表面上にレーザーの結像点1
9を形成する。この調整は切断装置Aの据え付は時に行
えば良く、−度調整した後は不要となるものである。ま
た制御部9aでは入力された被切断材Bの板厚情報に基
づいてレーザー光の結像点19の位置が設定されると共
に、設定された位置にレーザー光を結像させるための固
定レンズ10と移動レンズ11との距離dが演算される
そして前記演算結果に基づいてモーター6eに制御パル
スが与えられ、移動レンズ11が所定位置に移動する。
同時に設定された結像点19の位置に応した固定レンズ
10とノズル6aとの距離が設定され、この設定値に応
してモーター12dに制御パルスが与えられ、ノズル6
aが所定位置に移動する(S3)。
次いでχモーター2a、yモーター4aを駆動してトー
チブロック6を移動させ、被切断材Bに対する切断開始
位置に一致させる(34〜S8)。
このトーチブロック6の移動に際し、各モーター2a、
4aに伝達される制御パルスはカウンター9a4に於い
て加減算され、トーチブロック6とし一ザー発振器7と
の距離情報として利用される。
即ち、カウンター9a4に於いて加減算した制御パルス
の数がトーチブロック6とレーザー発振器7との距離の
変化分θとして利用され、CPU9a+によりカウンタ
ー9aaに於いて加減算した制御パルスにより距離変化
分θが演算され、同時に式■。
■に基づいて移動レンズ11に対する移動量δが演算さ
れる。そしてこの演算結果に応じてモーター6eに対す
る制御パルスを伝達することで、移動レンズ11をトー
チブロック6とレーザー発振器7との距離の変化に応じ
て移動させる(S9,5IO)。然し、この時点ではレ
ーザー光は照射されない。
トーチブロック6が所定の切断開始位置に至ると、2モ
ーター5aが駆動されトーチブロック6は被切断材Bに
対し所定の高さに設定される。以後トーチブロック6と
被切断材Bとの間隔はハイドセンサー18によって制御
される。
次いで、ROM 9 aiに格納された所定の切断プロ
グラムに従ってレーザー発振器7が駆動されし−デー光
が出射される。同時にアシストガス供給装置22から第
1筒体6bにアシストガスが供給される(Sll、  
512) 、更に、RAM9aiに記憶した切断形状の
情報が読み出され、この情報に応じてXモーター2a、
Xモーター4aが所定の方向に駆動される。この一連の
動作によって被切断材Bは所定の形状に連続的に切断さ
れる(813〜516)。
上記動作に際し、Xモーター2a、Xモーター4aに伝
達される制御パルスはカウンター9aaに於いて加減算
され、トーチブロック6とレーザー発振器7との距離情
報として利用される。即ち、39.510に於けると同
様にして移動レンズ11が移動される(S17. 51
8) 、このとき、被切断材Bに対するレーザー光の結
像点19は常に一定の位置に形成される。
次いで予め入力された切断形状に対する切断が終了した
か否かを判断し、未だであればS13.  S15に戻
り切断を続行し、終了した場合にはレーザー発振器7を
停止すると共にアシストガス供給装置22を停止しく3
19〜521)エンドとなり全ての動作を終了する。
本実施例に於いて、レーザー光通路8がχ方向。
y方向に平行に設けられることから、カウンター9a4
によって加減算した制御パルスの数が距離変化分θの情
報として用いることが可能である。
また本実施例に於いて移動レンズ11を凸レンズで構成
したが、これは凹レンズを用いても良く、また複数のレ
ンズによる組合せレンズを用いることも可能である。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明に係るレーザー加工
トーチによれば、レーザー光の光軸に沿って第1光学手
段、第2光学手段を配設し、第2光学手段を第1光学手
段に対し光軸方向に移動可能に構成すると共に、この第
2光学手段を光軸方向に移動させるための駆動手段とを
有して構成したので、レーザー発振器から出射されたレ
ーザー光を、第2光学手段及び第1光学手段を経て被加
工材に照射することで、被加工材の厚さ方向所定位置に
結像させることが出来、且つ加工の進行に伴いレーザー
発振器と第1光学手段との距離が変化しても、前記レー
ザー光の結像位置を一定に維持することが出来る。
このため、従来技術の如く集光レンズを交換すること無
く、然も比較的安価な焦点距離の短いレンズを用いて被
加工材に対しレーザー光のエネルギを効率良く付与する
ことが出来、従って、レーザー加工に於ける加工効率を
向上させると共に加工部位の品質を向上させることが出
来る。
また被加工材に対するレーザー光の結像位置が常に一定
位置に維持されることから、被加工材に対し定常的な加
工を施すことが出来る。例えば被加工材を切断する場合
には切断面の粗度、平坦度等を向上させることが出来、
また被加工材を溶接する場合には溶は込み深さを一定値
に維持することが出来る。
また他のレーザー加工トーチによれば、第1光学手段よ
りも被加工材側にレーザー光の通過孔を形成したノズル
を設けると共に、このノズルをし一ザー光の光軸に沿っ
て移動可能に構成したので、レーザー光の結像位置と第
1光学手段との距離が変化した場合には、この変化に応
じてノズルを光軸に沿って移動させることで、第1光学
手段によって集光されるレーザー光とノズルとの関係位
置を調整することが出来る。
このため、第1光学手段によって集光されたレーザー光
とノズルとの干渉を防止することが出来、従って、ノズ
ルの耐久性を向上させると共にノズルの交換頻度を低減
することが出来る等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るレーザー加工トーチを用いたレー
ザー切断装置の全体説明図、第2図及び第3図はトーチ
ブロックの説明図、第4図は制御系のブロック説明図、
第5図(A)〜(E)は被加工材に対する結像点とノズ
ルとの関係の説明図、第6図はフローチャートである。 Aは切断装置、Bは被切断材、■はレール、2は走行フ
レーム、2aはXモーター、3は横行フレーム、4は横
行キャリッジ、4aはyモーター5は昇降ブラケ・ント
、5aは2モーター、6はトーチブロック、6aはノズ
ル、5alは孔、6bは第1筒体、6cは第2筒体、6
dは第3筒体、6eはモーター、7はレーザー発振器、
8はレーザー光通路、9ば制御装置、9aは制御部、1
0は固定レンズ、11は移動レンズ、12.13は移動
機構、14は光軸、18はハイドセンサー、19は結像
点、20は見掛は上の結像点、21は入力装置、22は
アシストガス供給装置、23はインターフェース、24
はデイスプレィ、25.26はドライバである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザー光の光軸に沿って配設された第1光学手
    段及び第2光学手段と、前記第1光学手段を保持するた
    めの第1保持手段と、前記第2光学手段を保持すると共
    に前記第1保持手段に対し光軸方向に摺動可能に嵌挿さ
    れた第2保持手段と、前記第2保持手段を光軸方向に移
    動させるための駆動手段とを有して構成したことを特徴
    としたレーザー加工トーチ。
  2. (2)請求項(1)記載のレーザー加工トーチに於いて
    、第1光学手段よりも被加工材側にレーザー光の通過孔
    を形成したノズルを設け、前記ノズルをレーザー光の光
    軸に沿って移動可能に構成したことを特徴としたレーザ
    ー加工トーチ。
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