JPH03189037A - 端子圧着装置 - Google Patents

端子圧着装置

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JPH03189037A
JPH03189037A JP33697190A JP33697190A JPH03189037A JP H03189037 A JPH03189037 A JP H03189037A JP 33697190 A JP33697190 A JP 33697190A JP 33697190 A JP33697190 A JP 33697190A JP H03189037 A JPH03189037 A JP H03189037A
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press
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
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    • G01L5/0061Force sensors associated with industrial machines or actuators
    • G01L5/0076Force sensors associated with manufacturing machines
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は端子に加わる圧着力を測定する手段を具えた端
子圧着装置に係わる。
(従来の技術) 圧着ダイ、圧着アンビル、アンビル上の端子をワイヤに
圧着するためアンビルに向かって進む作用行程とアンビ
ルから遠ざかる戻り行程とから成る動作サイクルを反復
させるためにダイを駆動する手段、及びそれぞれの前記
動作サイクル中に端子に加わる圧着力を測定するため、
アンビルの下方に設けたロード・セルから成る、端子を
ワイヤに圧着する端子圧着装置がドイツ公告第3. 7
37゜924号に開示されている。
この公知装置にあっては、圧着力下にやや降下するよう
に装置のフレームにアンビルを連結し、アンビルととも
にロード・セルとも直接接触し、フレーム内を案内され
るスピゴットを介して全圧着力をロード・セルに伝達す
る。
(発明が解決すべき課題、課題解決の手段、作用及び効
果) 詳しくは後述するように、本発明の装置は端子とワイヤ
の圧着状態を正確にモニターする手段を具えるが、この
ためには端子に圧着力が加えられている間、この圧着力
を正確かつ増分的に測定する必要があり、最適な実施態
様としてロード・セルを圧電結晶で形成する。
本発明の圧着装置は中実金属構造の孔に、好ましくは圧
電結晶から成るロード・セルを嵌着し、その上にアンビ
ルを取り付け、前記構造によって完全に囲むことにより
、前記圧着力の所定部分をロード・セルに作用させるこ
とを特徴とする。
従って、圧着力によるロード・セルの破損を回避できる
ように前記圧着力の部分をあらかじめ設定できるから、
ロード・セルの選択に際してはその力の測定性能のみを
考慮すればよい。
中実金属構造は従来の圧着装置(こおける対応部分と同
じものでよいから、アンビルまたは圧着力をロード・セ
ルに伝達する手段を特別に構成する必要はない。
即ち、中実金属構造は、端子アプリケータの底板を固定
するための手段を有する公知のアプリケータ取り付は板
を介して端子アプリケータを支持する公知のブ1/ス台
座で構成すればよい。アプリケータ取り(Njけ板にロ
ード・セルを収納する凹みを形成すれば好都合である。
ロード・セルは取り付は板底面と同一平面にねじヘッド
を有する取りNけねじによって凹部に固定し、口・−ド
・セルがねじヘッドを囲むクランプ・リング上に支持さ
れ、クランプ・リング底面が取り付は板底面と同一平面
に位置するようにすればよい。
ねじヘッドは、クランプ・リングによって画成される円
錐台形凹部に嵌着するように円錐台形に形成すればよい
(実施の態様) 本発明の詳細な内容とその実施態様を添付図面に沿って
以下に説明する。
第1図、第2図及び第4図から明らかなように、電子制
御式圧着ブレス2はほぼ直方体状のラム駆動機構ハウジ
ング6を有する鋳造金属製フレーム4と、これと一体成
形された台座8と、アプリケータ取り付は板10とから
成り、取り付は板10は該取り付は板10に形成した孔
12にファスナ9を挿通ずることによって台座8に固定
しである。第1図にその一部を示す帯状端子素材が巻き
取られているり−ル14がブ1ノス2の垂直シャフト1
6で支持されており、支持体C3を介して一連につなが
っている端子Tの帯S(第3図及び第4図)が前記リー
ルに巻き取られている。ハウジング6の一方の側には第
16図に示す制御回路122を介してブ1ノス2を操作
する際に使用する制御パネル20が設置しである。ノ\
ウジング6の正面部分にはハウジング6内に設けた保守
を要しない3相ブラシレスDC同期駆動モーク26と減
速ギアボックス24を介して連動する摺動ラムが上下方
向摺動自在に配設しである。モータ26の出力軸28は
その一端がモータ26に固定した増分エンコーダ30に
、他端はギアポ、ソクス24にそれぞれ接続している。
アプリケータ取り付は板10はその側縁に切り込み32
を有し、アプリケータ取り付はラグ34(第1図及び第
4図)がこの切り込みに納まっている。
摺動ラム22の下端には内側に向いた1対の爪41から
成るアダプタ40を固定しである。該アダプタ40は端
子アプリケータ(第3図乃至第5図)の−部を構成する
アプリケータ・ラムの補完アダプタ・ヘッド42にラム
22を着脱自在に固定する。ラム43はアプリケータ4
4のラム・ハウジング46内を上下刃向に往復運動でき
るように指動自在に取りイ4けである。ラム43の上端
がアダプタ・ヘッド42.1端が圧着グ・イ組立体48
であり、該組立体48は第4図及び第5図+7二示すよ
うに、絶縁バレル圧着ダイ49及びその後方のワイヤ・
バレル圧着ダイ50から成る。アプリケータ44は帯状
端子素材送り装置52を有し、該送り装置52は空気圧
式駆動装置54により駆動されて水平方向に往復運動し
、それにより帯状材Sをリール14から送路56に沿い
端子圧着アンビル58に向かって引き出す送りフィンガ
53を含み、アンビル58はラグ34を介して取り付は
板10に固定したアプリケータ底板60の上面59に配
置してあり、底板60の下面61は取り付は板10の上
面63と面接触関係にある。
アダプタ・ヘッド42は垂直シャフト62に取り付けた
半径方向フランジである。本願明細書中に引用している
米国特許第3,184,950号にも開示されているよ
うに、シャフト62周りにダイ50の圧着高さを調節す
るための第1目盛デイスク64及びダイ49の圧着高さ
を調節するための第2目盛デイスク66を、いずれも回
転自在に取り付ける。
即ちディスク64.66はそれぞれのダイの閉鎖高を調
節するためのものである。第3図に示すように、ディス
ク64はシャフト62を中心にその頂面上にリング状に
配列した、それぞれ高さが異なる衝合部68を有し、ア
ダプタ・ヘッド42を爪41の間に位置ぎめしてラム2
2.43を結合する時、前記衝合部68を爪41の下面
と選択的に係合させることによりラム間の距離、即ち、
ダイ50の有効長を調節する。ディスク66はその下面
にリング状に配列した衝合部70を有し、ディスク66
とダイ49の上端との間に前記衝動合部70を選択的に
介在させることによってダイ49の有効長を選択する。
ラム22はコロまはたは玉軸受72を介してハウジング
6に取り付ける。第1図に破線で示すように、ラム22
には背面にだけ開口している水平な直線案内溝74を形
成してあり、ローラ82内に設けたコロ軸受リング80
内に回転自在に取り付けたスタブ・シャフト78から成
る偏心組立体76を前記案内溝74に遊嵌する。シャフ
ト78はギアボックス24内に減速ギアを介してモータ
26により回転駆動する出力軸83に偏心的に取り付け
である。モータ26は制御パネル20上のスイッチによ
ってモータ26が作動するごとに該モータが軸83を1
回転だけ駆動するように制御する制御回路を具える。軸
83の回転に伴いプレス・ラム22が、従って、アプリ
ケータ・ラム43も駆動されて下向き作用行程及び上向
き戻り行程を動き、軸83の偏りは案内溝74に沿った
ローラ82の移動となって現われる。
ダイ49は中央尖点88において合流する1対の円弧状
面86から放散して互いに間隔を保つ1対の脚84を含
み、ダイ50は中央尖点94において合流する1対の円
弧状面92から放散して互いに間隔を保つ1対の脚90
を含む。
各端子TはU字形断面開ロ絶縁バレルIBと、これより
もやや低くかつ長いU字形断面開口ワイヤ・バレルWB
を有する。ラム43の作用行程が始まる前に、ワイヤW
の多重より金属心線C(第5図参照)を一部露出させる
ため絶縁外被Iを剥ぎ取ったワイヤWの端部を、プレス
・ラム22が上死点位置に来た時点でアンビル58上の
先頭端子Tとダイ49゜50との間に挿入する。ラム2
2の下向き作用行程が終わる直前に、ダイ49の成形面
86が絶縁バレルIBの直立壁をワイヤWの絶縁外被工
の周りに湾曲させて直立壁上端を絶縁外被に押入し、ダ
イ50の成形面92はワイヤ・バレルWBの直立壁を心
線Cの周りに湾曲させ、心線Cをラップさせる(第6図
及び第7図)。ダイ50によってバレルWBに加える圧
着力はピーク負荷において2トン程度が普通であるから
、バレルWB及び心線Cが冷間鍛造されて、一体的な塊
となった心線Cのより線SCが第6図のように圧着ワイ
ヤ・バレルWB内を隙間なく埋めることになる。第6図
はバレルWBと心線Cとの理想的な圧着状態を示す。圧
着の過程で、ダイ組立体48及びアンビル58と連動す
る剪断部材(図示せず)によって先頭の端子Tを支持帯
C8から剪断し、その結果形成されるスクラップはスク
ラップ・シュート95から放出する。
種々の理由から、ワイヤWと端子Tとの圧着が正しく行
われない場合がある。例えば、絶縁外被Iが心線Cから
完全に剥ぎ取られていなかったり、全く剥ぎ取られてい
なければ、程度の差はあれ圧着されたワイヤ・バレルW
B内に絶縁外被が存在するから心線と端子との間の電気
的接続が損なわれ、端子Tを使用する過程で絶縁外被が
少しずつ押し出されて圧着構造内に隙間を生じ、湿気や
汚染物の侵入を許し、圧着がゆるむ結果となる。絶縁外
被を剥ぎ取る過程でより線SCが切れたり、ワイヤ・バ
レルへの心線Cの挿入が不適切なために、より線SCが
広がったりして心線Cのより線SCが圧着構造中に存在
しないという場合もあり得る。
より線が一定量以上、例えば7本のより線の場合なら2
本以上、欠けていると圧着がゆるみ及び/または導電性
の低下を招(。
ワイヤWのゲージに関連してディスク64またはディス
ク66の調節を誤った結果、ワイヤ・バレル及び/また
は絶縁バレルが過度に圧縮されたり、圧縮不足となった
りするおそれがあり、圧縮不足はゆるい圧着となり、過
剰圧縮はより線を損傷することになる。
端子Tの圧着そのものは正しく行われても、ダイやアン
ビルの摩耗、あるいは端子TとワイヤWとのサイズ不適
僑が圧着結果に悪影響を及ぼずこともあり得る。
以上に述べた障害は場合によっては圧着力のピーク値を
測定し、これを適正な基準ピーク値と比較することによ
って検出できるが、障害のすべてが、とりわζ′j視数
の障害が同時に起こる場合には、必ずしも圧着力ピーク
値を明確に変化させるとは限らず、例えば、障害の1つ
が圧着力ピーク値を上昇させる原因となる一方、他の障
害が減少の原因となる場合には明確な変化が得られない
。従って、障害を検出するためには圧着力ピーク値を測
定するだけでなく、圧着作業の進行に伴う経時的な圧着
力増分値、及び/またはダイ組立体によって行う総合的
な仕事量をも測定しなりればならない。
それぞれの圧着作業を通して連続的に圧着力の所定部分
を測定するため、好ましくは圧電結晶から成るロー ド
・セル96を、特に第4図から明らがなように、アプリ
ケータ取り伺は板10の孔に嵌着し、アプリケータ44
を板10に取り付けた状態でアンビル58の真下に来る
ようにする。ロード・セル96はロッド102の下面が
クランプ・リング104の下面と同一平面に、クランプ
・リング104の下面が板lOの下面106と同一平面
に来るように正確に機械加工した取り付りねじ100を
介して孔98に固定する。円錐台形を呈し、クランプ・
リング104の円錐台形中心孔103に嵌着するねじヘ
ッド102の中央には、ねじ回しの刃を挿入するための
6角形の切り溝を形成しである。力の伝達が有効に行わ
れるように、リング104の下面と台座8の上面11.
0との間に隙間が生じないように板10を台座8に固定
する。このようにすれば、台座8、取り付は板10及び
底板60がロード・セル96を囲む中実金属構造を形成
する。ロード・セル96は第1図及び第2図に示すよう
に板110の下面106に形成した溝114に沿って延
設しであるシールド・ケーブル112に接続する。
圧着力の一部だけを測定するロード・セル96の出力は
、それぞれの圧着作業中、ラム22の下向き作用行程の
終期部分、及び戻り行程の初期部分において端子Tに加
わる圧着力に比例する。モ・−夕26の軸28によって
駆動するエンコーダ30の出力は、出力軸83の軸線を
中心とするスタブ・シャフト78の回転位置に、従って
、ラム22及びグイ組立体48の垂直位置に比例する。
第8図の理論図は、グイ組立体48によってアンビル5
8上の端子Tに加えられる実際の圧着力Fを、スタブ・
シャフト78の回転位1iAPとの関係で描(ことによ
って実測圧着力エンベローブ(envelope)EA
を作成するため、増分エンコーダ30がロード・セル9
6と協働する態様を示す。力Fの増分値Irから得られ
るエンベロープEAはラムの下死点(1800)の両側
約45°にまたがる測定範囲MW内で、即ち、ダイ組立
体48が端子Tと接触している間のシャフト78の回転
位置において作成され、力Fのピーク値P■は少なくと
もラム22の前記下死点付近において現われる。エンベ
ロープEAの内側に画成される陰影部分子Wはダイ組立
体によって行われる総仕事鳳に比例する。
第9図の理論図に示すように、ロード・セル96の出力
リード112及びエンコ・−ダ30の出力リード113
を、力Fの増分及びシャフト78の回転位B A Pを
表すシグナルをサンプリングし、保持するサンプリング
/保持回路S + Hと接続することにより、完全なエ
ンベロープEAを回路S +Hに入力する。
オペレークは理想的な基準圧着力エンベローブEIを理
想エンベロープ・メモリEIMに入力するが、このエン
ベロープEIは、最適状態にあるアプリケータ44を同
じく最適状態にあるグイ組立体48及びアンビル58を
併用して、これも最適状態にある複数の端子T1この実
施例では8個の端子であるが、これら端子に適合するゲ
ージを有し、かつ絶縁外被を正しく剥ぎ取ったワイヤW
に圧着し、」二連したような増分エンコーダ及びロード
・セルを用いることによって得られる。次いでワイヤと
端子との圧着をチエツクすることにより、異常のないこ
とを確認する。もしすべての圧着が良好なら、8通りの
エンベロープEAを平均し、理想エンベロープElどし
てメモリEIMに入力する。回路S+H及びメモリEI
Mの出力115417をアナログ/ディジタル・コンバ
ータA/Dを介して3部コンパレータTPCに接続する
。3部コンパレータTPCは実測圧着力Fの増分値IV
部分を理想エンベロープElの増分値として比較する第
1部分IC,実測圧着力Fのピーク値PVを理想エンベ
ロープEIのピーク値と比較する第1部分IC1及び総
仕事量TW、即ち、エンベロープEAの面積を理想エン
ベロープEIの面積と比較する第1部分ICから成る。
コンパレータ部分ICにおける比較結果は出力116に
、コンパレータ部分PCにおける比較結果は出力118
に、コンパレータ部TCにおける比較結果は出力120
にそれぞれ現われる。
第1O図の理論図に示すように、コンパレータTPCの
出力116,118,120はプレス2の主マイクロ・
プロセッサMPと接続し、該マイクロ・プロセッサMP
はコンパレータ部分IC,PC,TCとそれぞれ連携す
るゲート手段G1乃至G3を有し、各ゲート手段はそれ
ぞれのコンパレータ部分からのディジタル信号の上限及
び加減を決定する評価範囲EWを画成する。コンパレー
タ部分ICの出力信号の一定%、例えば、5%または1
0%がプレス2の動作サイクルに関してゲート手段Gl
の上限値または下限値を超えると、マイクロ・プロセッ
サM、Pがプレス2のモータ駆動制御ディジタル論理回
路CDLに失敗信号FSを送って、信号FSの原因とな
った障害を調査したのち再び作動させるまでプレス2が
作動できないようにモータ26を停止させるように前記
回路に指令する。出力116に現われた信号の%がゲー
ト手段Glの上下限の間にあり、しかも所定%、例えば
90%または95%を超えるなら、マイクロ・プロセッ
サMPがプレス2の制御パネル2oの表示スクリーンD
Sに成功信号ssを送って、圧着作業が適正に行われた
ことを表示するように指令する。
コンパレータ部分ICは実エンベロープEAの全形状を
、例えば110か所に及ぶ点ごとに、理想エンベロープ
EIの全形状と比較する。
コンパレータ部分PCによって理想エンベロープElの
ピーク値と比較される実エンベロープEAのピーク値P
Vがゲート手段G2の上限値または下限値を超えると、
マイクロ・プロセッサMPが制御回路CDLに失敗信号
FSを送り、前記ピーク値がゲート手段G2の範囲EW
内からスクリーンDSに成功信号SSを送る。
コンパレータ部分子Cによって理想エンベロープEIに
よって画成される面積TWと比較されるエンベロープE
Aの面積、即ち、総仕事量TWが一定%、例えば、5%
または10%以上の差を示し、その結果出力120に現
われる信号がゲート手段G3の範囲EWの上限値または
下限値を超えると、マイクロ・プロセッサMPが制御回
路CDLに失敗信号FSを送るが、出力120に現われ
る信号がゲート手段G3の範囲EW内ならマイクロ・プ
ロセッサMPは表示スクリーンDSに成功信号SSを送
る。
コンパレータ部分子c、pcまたはTCによって行われ
る比較に関して失敗信号FSを受信すると、制御回路C
DLが作動してプレス・モータ2を停止させる。一方、
表示スクリーンDSはすべてのコンパレータ部分IC,
PC,TCによる比較に関して成功信号SSを受信する
までは成功を表示しない。
詳しくは後述するように、プレス2が自動導線製造機の
一部であり、絶縁外被を剥ぎ取られたワイヤWが自動的
にアプリケータ44へ送られる場合には、マイクロ・プ
ロセッサMPからの失敗信号に呼応してプレスのアプリ
ケータが欠陥のある圧着物を放出してテスト・プログラ
ムを実行し、もしテスト・プログラムの結果、欠陥が是
正されていないことが判明するとプレスが停止する。
次に第11図乃至第15図のグラフを参照しながら、圧
着作業において発生し易いいくつかの欠陥が実測エンベ
ロープEAに及ぼす影響を説明する。
第11図はワイヤWの心線Cを構成する7本のより線S
Cのうちの2本がアンビル58上の端子Tのワイヤ・バ
レルWBに入っていない場合を示すグラフであり、この
2本のより線は例えば心線Cから絶縁外被工を剥ぎ取る
際にちぎれたか、ワイヤ・バレルWBへの心線Cの挿入
を誤った結果バレルからはみ出したものである。第11
図から明らかなように、エンベロープEAのピーク値P
vはゲート手段G2の下限値を下回らない程度に理想エ
ンベロープEIのピーク値を下回っているから、失敗信
号FSが発生するに至らない。ただし、エンベロープE
A。
Elによって画成される総仕事fiTWはいずれもエン
ベロープ外郭線の積分であり、従って、コンパレータ部
分子Cによる比較結果が極めて小さい欠陥を指摘し、マ
イクロ・プロセッサMPは失敗信号FSを発することに
なる。バレルWB内により線SCが1本だけ欠けている
場合には圧着の完全性にさほど影響せず、無視すること
ができる。
第12図は7本のより線SCのうちの3本がワイヤ・バ
レルWB内に存在せず、実測エンベロープEAのピーク
値PVがエンベロープEIのピーク値を、第11図の場
合よりも大きい差で著しく下回る場合を示す。エンベロ
ープEAとEIとは、形状も総仕事量TWも著しく異な
るから、いずれのコンパレータ部分IC,PC,TCに
よる比較結果についても失敗信号FSが発生する。
第13図の上部に示すように、ワイヤWの心線Cから絶
縁外被が全く剥ぎ取られなかった場合、エンベロープE
A、具体的には力Fが第13図の右側に示すように絶縁
外被Iがダイ50と係合すると急激に上昇する。しかし
、エンベロープEAのピーク値PvはエンベロープEI
のピーク値よりもはるかに低い。このことはダイ50が
比較的柔軟な絶縁外被をワイヤWBから押し出すことを
裏づけるものである。エンベロープEA、EIのピーク
値PV及び増分値IVが著しく異なるから、コンパレー
タ部分IC,PCによる比較結果として失敗信号が発生
するが、これらのエンベロープによって画成される総仕
事量にほとんど差はないから、ゲート手段G3の上下限
値を超えることはない。
第14図の上部に示すように、絶縁外被の断片■゛が心
線0周りに残存し、心線C全長に沿って付着しており、
この断片I′が心線Cと共にワイヤ・バレルWB内に存
在することになる場合、エンベロープEAのピーク値P
vも総仕事量TWもエンベロープEIより大きくなる。
エンベロープEAとEIとのピーク値PVの%差も増分
値■vの%差も失敗信号FSを発生させるほど太き(は
ないが、エンベロープEA、EIの総仕事量TWの差は
失敗信号FSを発生させるのに充分である。
第15図の上部に示すように絶縁外被断片■”の長さが
ワイヤWの心線Cの長さの一部分である場合、エンベロ
ープEA、Elの総仕事量TWはほぼ等しく、ピーク値
Pvの差も極めて小さい。しかし、エンベロープの形状
は著しく異なるから、コンパレータ部分ICによる比較
結果は失敗信号FSを発生させるであろう。
より線と絶縁外被の異常が同時に発生したり、圧着作業
中により線が1本または2本以上ちぎれたり、ダイやア
ンビルが摩耗しているために圧着力Fに変動が生じたり
して、特に複数の欠陥が同時発生する場合、エンベロー
プEAに対する影響を予測できないことがあることは言
うまでもない。従って、欠陥検出にきびしい精度を求め
ない限りTW比較を省略してもよいが、3通りの比較す
べてを利用することが好ましい。上に述べた説明からも
明らかなように、ピーク値の比較だけでは場合によって
重大な欠陥を見落とす結果になりかねない。
上記圧着成果制御手段を組み込んだプレス制御回路構成
122を第16図を参照しながら以下に説明する。回路
構成122はプレス2に組み込む。ロード・セル96の
出力リード112は充分な出力信号強度かえられるよう
に高インピーダンス/低インピーダンス・チャージ増幅
器CA及びプログラマグル・ゲイン制御増幅器PGAを
介してサンプリング/保持回路S+Hと接続する。図示
のように、回路s十H1アナログ/ディジタル・コンバ
ータA/D及び3部コンパレータTPCはプレス2の主
マイクロ・プロセッサMPに組み込まれている。マイク
ロ・プロセッサMPはマイクロ・プロセッサMPがら比
較情報を受信するデュアル・ポート・ラムRAM  D
PRを介して制御パネル20及びモータ26の制御ディ
ジタル論理回路CDLと接続する。モータ26に3相D
C送りパルスを供給し、失敗信号FS受信と同時に回路
CDLから命令されるとモータ26への送りパルスの極
性を反転させてモータを停止させることができるモータ
駆動パルス発生器MDPを介して、回路CDLをモータ
26と接続する。制御パネル20は一連ノライ:/15
0及びメモリEPROM、VRAM。
RAMを介してマイクロ・プロセッサMPと接続し、タ
ッチ・スクリーン152を具備する。タッチ・スクリー
ン152を作動させることにより、マイクロ・プロセッ
サMPをしてブレス2を停止及び始動させ、各種作用を
行わせることができる。例えば、マイクロ・プロセッサ
MP及び回路CDLを介して作業サイクルを行わせ、デ
ィスク54.66を介してダイ49.50の圧着高さを
設定させることができる。なお、これらはサーボ駆動に
よって行う。
導線製造機(図示せず)に複数のブレス2を組み込む場
合、絶縁外被を剥ぎ取られたワイヤWを自動的にブレス
2のアプリケータ44へ供給し、各ブレス2のマイクロ
・プロセッサMP及び導線製造機は全体としてホスト・
コンピュータHCによって制御する。ホスト・コンピュ
ータHCはライン154.2方向増幅器TA及びインタ
ーフェース回路SIを介して各マイクロ・プロセッサM
Pと接続する。各ブレス2のマイクロ・プロセッサMP
が各コンパレータTPCによる比較結果をホスト・コン
ピュータHCに送ると、ホスト・コンピュータHCはこ
れに基づいて各ブレス2のアプリケータ44による圧着
の質をモニターする。ホスト・コンピュータHCがマイ
クロ・プロセッサMPから失敗信号FSを受信すると、
これを発信したマイクロ・プロセッサMPに対してホス
ト・コンピュータHCがブレス2の停止を命じ、アプリ
ケータに欠陥圧着物を廃棄させ、さらに、例えば7作業
サイクルにわたるテスト・プログラムを実行し、得られ
たエンベロープEAを平均し、かつ記憶するようにブレ
ス2に命令し、平均エンベロープがエンベロープEIと
比較して大差なしとホスト・コンピュータHCが判断す
ると、ブレス2に作業の続行を命令する。
ホスト・コンピュータHCが問題のマイクロ・プロセッ
サMPに対してブレスのアプリケータの圧着高さを調節
するように命令する場合もある。
例えば圧着ダイか破損したり、アプリケータに不適当な
ゲージのワイヤWが送られたりというような重大な障害
が発生し、そのためエンベロープEAと対応のエンベロ
ープEIとの間に大きい食い違いが認められると、ホス
ト・コンピュータHCは導線製造機全体に対して障害が
除かれるまで停止するように命することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、偏心組立体によって駆動するスライド・ラム
を有する電子制御式圧着ブレスの斜視図である。 第2図は、端子アプリケータを固定するためのブレスの
取り付は板の底面図である。 第3図は、端子アプリケータを略示する斜視図である。 第4図は、第2図の4−4線における断面で取り付は板
を示し、ブレスに取り付けたアプリケータと該アプリケ
ータによって絶縁ワイヤに圧着されようとしている端子
を略示する部分拡大正面図である。 第5図は、第4図の5−5線における断面図である。 第6図は、端子のワイヤ・バレルが正しくワイヤに圧着
した状態での該バレルを、その断面写真に基づいて描い
た拡大断面図である。 第7図は、電線に圧着した状態の端子を示す拡大部分平
面図である。 第8図は、アプリケータによって端子に加えられる圧着
力の、増分エンコーダ及びロード・セルによる実測の理
論を示す説明図である。 第9図は、圧着力実測値の3つの部分を理想的圧着力エ
ンベロープと比較する手段を理論的に示す説明図である
。 第1O図は、圧着力実測値の前記3つの部分の許容限界
値を理想的圧着力エンベロープの対応値と比較して求め
る手段を理論的に示す説明図である。 第11図乃至第15図は、理想的圧着力エンベロープと
前記測定によって得た、それぞれに異なる圧着作業ミス
がある、い(つかの圧着力実測値エンベロープとの比較
例を示すグラフである。 第16図は、前記比較を行い、その結果に従ってブレス
を制御する電子回路構成を略示するブロックダイヤグラ
ムである。 2・・・圧着装置(圧着ブレス)48・・・ダイ58・
・・アンビル      96・・・ロード・セルT・
・・端子          W・・・ワイヤ−225
− 0゜ 180” 601

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圧着ダイと圧着アンビル間に端子及びワイヤを間挿して
    反復的に端子にワイヤを圧着接続する端子圧着装置にお
    いて、 前記アンビルを固定する台に圧電素子からなるロード・
    セルを設け、前記圧着ダイ及び圧着アンビル間の圧着力
    を前記ロード・セルにより計測可能にしたことを特徴と
    する前記端子圧着装置。
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