JPH03188816A

JPH03188816A - 野菜切り機

Info

Publication number: JPH03188816A
Application number: JP32895489A
Authority: JP
Inventors: Michio Hiraoka; 平岡　道夫; Shuichi Funakura; 船蔵　修一; Shigeru Yamaguchi; 繁山口; Koji Kawai; 康治河合
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-12-19
Filing date: 1989-12-19
Publication date: 1991-08-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、野菜などの切削を行う野菜切り機に関するも
のである。

従来の技術従来この種の野菜切り機は、第４図〜第７図のような構
造になっていた。

すなわち、野菜切り機は、駆動モータ１を内蔵した切り
機本体２と、この切り機本体２上に載置され、駆動モー
タ１により水平面内で回転する回転板３を内蔵する容器
４と、この容器４の上部開口’ｔｆｆい、材料投入口５
を有する蓋６と、材料投入口５内に嵌合して野菜などを
押し込む押込棒７と１回転板３上面に着脱自在に取付け
られたカッター取付板８と、このカッター取付板８上に
取付けられたスライスカッター９と、カッター取付板８
上にほぼ垂直に設けられ、回転方向前端部がと方に傾斜
された多数個の垂直カッター１０とから構成され、スラ
イスカッター９と垂直カッターｌＯは、カッター取付板
８上において互いに離れた位置に配置されていた。

上記構成において、材料投入口５から押込棒７により野
菜など０７食品Ａｌ供給し、電源スィッチ（図示せず）
を入れて運転すると、駆動モータ１の回転に伴ないカッ
ター取付板８が回転して、まず垂直カッター１０により
食品Ａ下端部に縦方向に切れ目が入れられ、次にスライ
スカッター９により水平方向に切断されることにより食
品Ａの下端部が切断分離され、断面形状が四角の直方体
形状なる食品Ａの切削されたものが、容器４下部にため
られる。この直方体形状の切削食品は、食品Ａがたとえ
ば大根、にんじんであれば、さし身のけんまたはサラダ
などに用いられる。

発明が解決しよう七する課題しかしながら、上記従来の垂直カッター１０を有する野
菜切り機では、切削した食品Ａは断面形状が四角となっ
た直方体に分離されずに、いわゆる、のれん切り状態（
第７図参照）となることがあった。

つまり、垂直カッター１０の回転方向前側（すなわち、
食品Ａにくい込む側）の部分１０ａが上方にＰｔｉ斜し
ているため（これは、前側部分１０ａが垂直形状をして
いると食品Ａにくい込む際、大きな衝撃Ｊが発生し、切
り機本体２が、大きく振動したり、垂直カッター１０の
耐久性が劣化したりすることがあるため、やむをえない
）、食品Ａｔ−切削する際、食品Ａｋ上方に押上げる分
力が生じ、食品Ａはカッター取付板８より浮いた状態で
切削され、この切削高さが、正規に入れるべき縦目の切
削高さよ・９低くなる。これが、次に切削するスフイス
カッター９の刃先高さより低くなっていると、切削分離
された食品Ａの上端面ばつながったままとなり、結果と
してのれん切り状態となる。これらのことは、切削しよ
うとする食品Ａが、硬い場合あるいは押込棒７にて押込
む方が小さい場合はど起こりやすい現象である。

本発明は上記課題を解決するもので、食品ののれん切り
状頗ヲ起こさず、正常に切削し得る野菜切り機を提供す
ること葡目的としている。

課題全解決するための手段上記＊題を解決するために本発明は、垂直カッターをス
ライスカッターの上面に設けたものである。

作用上記構成により１食品がスフイスカッターにくい込むと
このスライスカッターの刃部顛斜面により食品はＦ方に
引っばられる。次に垂直カッターが食品にくい込むと食
品は上方へ押し上げられようとするが、この際、上記の
ように同時に下方へ引っばる力が加わっているため食品
は浮き上がることなく、均９合った状態で切削され、の
れん切りの発生なく正常に切削できる。

実施例以下、本発明の一実施例について第１図〜第３図全参照
しながら説明する。

第１図〜第３図に示すように、野菜切り機は、切り機本
体２０と、この切り機本体２０内に取付けられた駆動モ
ータ２１と、この駆動モータ２１により水平面内で回転
する回転板２２を内蔵する容器２３と、この容器器の上
部開口を覆うとともに、食品ａｒ投入する材料投入口２
４孕有する蓋２５と、材料投入口２４内に挿入嵌合して
食品ａ４下方に押込む押込棒２６と、回転板２２上面に
着脱自在に取付けられたカッター取付板ごと、このカッ
ター取付板２７上面にその刃部が平行に隙間葡隔てて取
付けられたスライスカッター２８とが備えられている。

また、スライスカッター２８の下方には排出２７ａが設
けられている。そして、スライスカッタ−２８ｖ上面に
おける下部に傾斜面２８ａ　ｋ有する刃部の近傍には、
五角形状をした多数個の垂直カッター２９がほぼ垂直に
設けられている。また、回転板２２にも、カッター取付
板２７の排出口２７ａとほぼ同位置に開口部２２ａが設
けられている。垂直カッター２９の高さは、カッター取
付板２７上面からスライスカッター２８の刃部までの高
さよりわずかに高く設定され、食品ａの縦目切削の２重
切りが防止されている。

上記構成において、動作を説明する。

材料投入・ロスから押込棒２６により野菜などの食品＠
全供給し、電源スィッチ（図示せず）を入れて運転する
と、駆動モータ２１の回転により回転板ｎと共にカッタ
ー取付板２７が回転して、まずスライスカッター２８が
食品ａにくい込む。この際、スライスカッター２８の刃
部下部の傾斜面２８ａで食品ｎｕ下方に下げようとする
力が加えられる。そして、この状態で垂直カッター２９
に達した食品ａは縦目に切Ｑ目が入れられる。ここで１
食品ａＫは垂直カッター２９の回転方向前側の部分２９
ａが上方に傾斜しているため上方に押し上げようとする
力が加わるが、上記下方に下げる力と均り合うこととな
り、食品ａは浮くことなく正常に切削される。

そして、縦目に切り目が入った食品ａにカッター取付板
２７上？すべり、再度スライスカッター２８に達すると
今度は横方向にスライスされるため、食品ａは断面形状
が四角の直方体形状をした切削されたものとなり、排出
口２７ａおよび開口部２２ａ　全通じて容器２３下方に
ためられる。この直方体形状のものは、食品ａがたとえ
ば大根、にんじんであれば、さし身のけんまたはサラダ
などに用いられる。

このように上記野菜切り機によれば、切削時に食品の浮
き上がりが起こらないため、調理後の食品は、のれん切
り状態とならずに、直方体形状なるものに正常に切削調
理される。

発明の効果以上のように本発明によれば、垂直カッターをスライス
カッター上面に設けたので、食品を直方体形状なるもの
（けん切り）に切削する際に切削上部がつながったのれ
ん切り状態となることはなく、正常に切削調理される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の野菜切り機の要部断面図、
第２図は同野菜切り機の断面図、′ｉｇ３図は同野菜切
り機のカッター取付板などの平面図、第４図は従来の野
菜切り機の断面図、第５図は同従来の野菜切り機のカッ
ター取付板などの平面図、１ｇ６図は同従来の野菜切＃
）機の要部断面図、第７図は同従来の野菜切り機による
切削調理後の食品の断面図である。２０・・・切り機本体、２１・・・駆動モータ、２２・
・・回転板、２３・・・容器、ス・・・材料投入口、２
５・・・蓋、２７・・・カッター取付板、２８・・・ス
ライスカッター、２９・・・垂直カッター

Claims

【特許請求の範囲】

１、切り機本体と、切り機本体内に取付けられた駆動モ
ータと、この駆動モータにより回転するカッター取付板
を内蔵する容器と、この容器の上部開口を覆い、材料投
入口を有する蓋と、前記カッター取付板に取付けられ、
このカッター取付板と平行に隙間を隔てる刃部を有する
スライスカッターと、このスライスカッター上面にほぼ
垂直に設けられた複数個の垂直カッターとを備えた野菜
切り機。