JPH03188645A - 静電チャック電極 - Google Patents

静電チャック電極

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JPH03188645A
JPH03188645A JP1327854A JP32785489A JPH03188645A JP H03188645 A JPH03188645 A JP H03188645A JP 1327854 A JP1327854 A JP 1327854A JP 32785489 A JP32785489 A JP 32785489A JP H03188645 A JPH03188645 A JP H03188645A
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JP
Japan
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alumina plate
electrostatic chuck
thickness
chuck electrode
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP1327854A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Tanabe
田辺 正文
Toshio Hayashi
俊雄 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は静電気の作用によって誘電体や導体の基板を
吸着する静電チャック電極に関するものである。
(従来の技術) 静電チャック電極は、静電気の作用によって電極の平滑
な平面にンリコンウエハ等の基板を吸着するものである
が、その静電吸着力Fは一般に次式で表わされている。
F= (1/2)Xε・S −V2/12[N]  ・
・■なお、ここで、εは誘電率、Sは吸着する平面の面
積、■は電極に印加する電圧、tは吸着される基板の厚
みである。
上記の式より、静電吸着力Fは誘電率εの大きい材料は
ど大きくなり、また、吸着する平面の面積Sが大きいほ
ど大きくなる。更に、静電吸着力Fは電極に印加する電
圧Vの二乗にも比例するので、その電圧Vが大きくなる
ほど静電吸着力Fも大きくなる。更にその上、静電吸着
力Fは吸着される基板の厚みtが小さくなるほど大きく
なる。
しかしながら、従来の静電チャック電極の一例は、誘電
体や基板を吸着する電極の平滑な平面における平面度が
数十μmと比較的荒くなっていた。
また、その他の例は、誘電体や基板を吸着する電極の平
滑な平面における平面度は良いが、静電チャック電極全
体の厚みが厚いものであった。
(発明が解決しようとする課題) 従来の静電チャック電極の一例は、上記のように誘電体
や基板を吸着する電極の平滑な平面における平面度が数
十μmと比較的荒くなっていたから、所望の吸着力を得
るために高電圧を印加する必要が生じるとともに、その
高電圧対策として、絶縁および安全性の点から静電チャ
ック電極における装置が複雑になる等の問題が起きた。
また、従来の静電チャック電極のその他の例は、上記の
ように誘電体や導体の基板を吸着する電極の平滑な平面
度が良くても、静電チャック電極全体の厚みが厚いもの
であったから、誘電体や導体の基板にプラズマからの熱
が流入したときには、静電チャック電極にも熱が伝導し
て静電チャック電極の温度が上昇し、それが原因で、誘
電体や導体の基板の温度の制御性を悪くする等の問題が
起きた。
この発明の目的は、従来の問題を解決して、低電圧で誘
電体や導体の基板を均一に吸着するとともに、誘電体や
導体の基板の温度の制御性を良くすることのできる静電
チャック電極を提供することにある。
(課題を解決するだめの手段) 上記目的を達成するために、この発明の静電チャック電
極は、アルミナ板の上に設けた少なくとも1対の電極の
上に別のアルミナ板を載せ、これらを高温で焼結して、
全厚みを3〜4mm、上記別のアルミナ板の厚すを10
0〜300μmにするとともに、誘電体や導体の基板を
吸着する上記別のアルミナ板の面の平面度を10μm以
下にしたことを特徴とするものである。
(作用) この発明においては、別のアルミナ板の厚みを100〜
300μmと薄くしているうえ、誘電体や導体の基板を
吸着する別のアルミナ板の面の平面度を10μm以下に
しているので、1〜3KVの低電圧で大口径のシリコン
ウェハ等の基板を均一に吸着することができるようにな
る。また、全厚みを3〜4mmと薄くしているので、静
電チャック電極における熱伝導が良くなり、静電チャッ
ク電極の下部に位置する冷却あるいは加熱される支持台
と、プラズマからの熱の流入する基板とが20℃以下の
一定値に保持されるようになり、そのため、基板の温度
の制御性が向上するようになる。
(実施例) 以下、この発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
この発明の実施例の静電チャック電極を制作する手順は
、まず、第1図に示すような直径150mm、厚み3.
35mmのアルミナ板1を用意する。次に、タングステ
ンを厚み〜50μmに塗布して、第2図に示すような一
対のタングステン電極2a、2bをアルミナ板1の上に
形成する。その次に、第3図に示すように、厚み0.7
〜1mmの別のアルミナ板3を一対のタングステン電極
2a、2bの上に載せる。その後、タングステン電極2
a、2bへの給電用の穴加工をしてから、これらを高温
で焼結し、仕上げ加工をして、第4図に示されるように
全厚みを3〜4mm、別のアルミナ板3の厚みを100
〜300zzmにする。更にその後、シリコンウェハ等
の基板(図示せず)を吸着する別のアルミナ板3の面の
平面度を10μm以下に加工して、静電チャック電極を
形成しこのようにして形成された静電チャック電極にl
〜3KVの低電圧を印加した場合、別のアルミナ板3の
厚みが100〜300μmと薄いうえ、誘電体や導体の
基板を吸着する別のアルミナ板3の而3aの平面度が1
0μm以下になっているので、大口径のシリコンウェハ
等の基板を均一に吸着することができるようになる。ま
た、全厚みが3〜4mmと薄くなっているので、静電チ
ャック電極における熱伝導が良くなり、静電チャック電
極の下部に位置する冷却あるいは加熱される支持台(図
示せず)と、プラズマからの熱の流入する基板との温度
差が20℃以下の一定値に保持されるようになり、その
ため、誘電体の温度の制御性が向上するようになる。
なお、静電チャック電極の全厚みを3〜4mmにした理
由は、反応性プラズマ中で使用できるアルミナは、全厚
みを3mm以下にすると、基板を吸着する別のアルミナ
板3の面3aの平面度を10μm以下に加工することが
できず、反対に、全厚みを4mm以上にすると、基板の
温度の制御性が悪くなるためである。
ところで、上記実施例ではタングステン電極が一対にな
っているが、これに限らず、タングステン電極は少なく
とも対の形であれば、いかなる数の対であってもよい。
また、上記実施例では150mm径の基板用の静電チャ
ック電極について述べたが、もちろん、それ以上の径の
基板に対しても適用できることは言うまでもない。
(発明の効果) この発明は、上記のように別のアルミナ板3の厚みが1
00〜300μmと薄いうえ、誘電体や導体の基板を吸
着する別のアルミナ板の面の平面度を10μm以下にし
ているので、1〜3KVの低電圧で大口径のシリコンウ
ェハ等の基板を均一に吸着することができるようになる
。また、全厚みを3〜4mmと薄くしているので、静電
チャック電極における熱伝導が良くなり、静電チャック
電極の下部に位置する冷却あるいは加熱される支持台と
、プラズマからの熱の流入する誘電体や導体の基板との
温度差が20°C以下の一定値に保持されるようになり
、そのため、誘電体や導体の基板の温度の制御性が向上
するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の実施例の静電チャック電極
を制作する手順を示しており、第1図は直径150mm
、厚み3.35mmのアルミナ板lを示す説明図、第2
図は一対のタングステン電極2a、2bを示す説明図、
第3図は一対のタングステン電極2a、2bの上に厚み
0.7〜1mmの別のアルミナ板3を載せた説明図、第
4図は高温で焼結し、仕上げ加工をして、全厚みを3〜
4mmにした説明図、第5図は第4図に示されるものの
平面図である。 図中、 l・・・・・アルミナ板 2a・・・・タングステン基 2b・・・・タングステン基 3・・・・・別のアルミナ板 3a・・・・別のアルミナ板の面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アルミナ板の上に設けた少なくとも1対の電極の上
    に別のアルミナ板を載せ、これらを高温で焼結して、全
    厚みを3〜4mm、上記別のアルミナ板の厚みを100
    〜300μmにするとともに、誘電体や導体の基板を吸
    着する上記別のアルミナ板の面の平面度を10μm以下
    にしたことを特徴とする静電チャック電極。
JP1327854A 1989-12-18 1989-12-18 静電チャック電極 Pending JPH03188645A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001086717A1 (fr) * 2000-05-10 2001-11-15 Ibiden Co., Ltd. Mandrin electrostatique
KR100432639B1 (ko) * 2001-03-23 2004-05-22 한주테크놀로지 주식회사 유전층 직접부착형 정전 척의 제조방법
JP2018501757A (ja) * 2014-12-11 2018-01-18 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 高温rf用途のための静電チャック

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