JPH03188207A - 酸素高炉操業方法 - Google Patents

酸素高炉操業方法

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JPH03188207A
JPH03188207A JP32588889A JP32588889A JPH03188207A JP H03188207 A JPH03188207 A JP H03188207A JP 32588889 A JP32588889 A JP 32588889A JP 32588889 A JP32588889 A JP 32588889A JP H03188207 A JPH03188207 A JP H03188207A
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furnace
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tuyere
blowing
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Takeshi Furukawa
武 古川
Hiroyuki Koto
浩之 光藤
Masahiro Matsuura
正博 松浦
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [従来技術] 本発明者らは、先に酸素高炉操業法において、コールド
ボンドペレットを装入する方法を提案した(特開昭83
−186903号)。この方法は、羽口から酸素濃度4
0%以上のガスを常温で吹込む操業(酸素高炉操業)に
おいて、コールドボンドペレットの配合割合を装入含鉄
原料中の30〜80%とする方法である。通常の高炉操
業では、コールドボンドペレットを装入すると 800
〜1000℃で圧潰強度の低下が顕著となるため、コー
ルドボンドペレットの配合割合をせいぜい20%程度に
しかできないが、この方法では30〜80%にまで向上
することができる。この方法は、焼結鉱の使用割合を下
げることができる利点を有するが、コークスの使用量に
関しては従来と同程度である。
他方、コークスの使用割合を下げるために、通常の高炉
操業において、炭材混入コールドボンドペレットを装入
する方法がよく知られている。この方法は、コークスの
一部をベレットに内装した微粉炭に置換えて、コークス
比を下げている。しかし、コールドボンドペレットは、
約550℃以上となると、結合水の分解で熱を吸収する
ため、炉中段のシャフト部の温度が低下する。この結果
、鉄鉱石の還元に遅れが生じ、炉頂の温度が下がる問題
がある。このことから、コールドボンドペレットを使用
する場合は、燃料比を高くとる必要があり、しかも炭材
混入コールドボンドペレットをコークスと置換できる量
は、せいぜい15%程度までである。
[発明が解決しようとする技術的課題]本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、その目的とすることろは
、酸素高炉操業で炭材混入コールドペレットを使用する
ことにより、通常の高炉操業で炭材混入コールドボンド
ペレットを使用することに起因する各種問題点を解消し
て、実質的にコークス比を著しく軽減しく若しくはコク
スの不使用を可能とし)、かつ燃料比を高くする必要が
ない酸素高炉操業方法を提供することにある。
[課題を解決する手段] すなわち、本発明は、高炉内に炉頂から炭材混入コール
ドボンドペレットからなる装入物を装入する工程と、羽
口から酸素を含むガスを吹込む工程と、高炉中段から予
熱ガスを吹込んで高炉内の上記装入物を予熱する工程と
を備えた酸素高炉操業方法である。
[実施例コ 以下、本発明を図示する高炉操業の概略図を参照して説
明する。この操業法は、高炉ll内に炉頂部12から炭
材混入コールドボンドペレット13を装填し、羽口14
から純酸素15、微粉炭IB1水蒸気17、及び羽口先
温度調整ガス18aとしての炉頂ガスを吹込み、更に炉
中段19から予熱ガス20を吹込む。
このことにより炉底部21から銑鉄及びスラグを生産し
、炉頂部12から高炉ガス18を発生する。この高炉ガ
スは、ダストコレクター22で除塵された後、その一部
が前記羽口先温度調整ガス18aとして羽口先に循環さ
れ、一部は製鉄所内で利用すべくガスホルダ23に貯蔵
される。また一部は、燃焼炉24に導入され、酸素で燃
焼されて前記予熱ガス2oを作る。
しかして、上記操業において、炭材混入コールドボンド
ペレットは、鉄鉱石(粉鉱石など)と炭材(無煙炭など
)と結合材(セメントなど)とを混合し、混合物を造粒
し、造粒物を養生して得られる。養生方法としては、大
気養生法、水和反応を利用した養生法、炭酸化結合を利
用した養生法などを適用することができる。炭材混入コ
ールドボンドペレットは、鉄鉱石100重量部に対して
炭材10〜20重量部、結合材5〜10重量部を添加し
てなり、その粒径が5〜20++v程度である。
炭材混入コールドボンドペレットを充填することにより
、コークス比を0〜50 kg/T程度まで下げること
ができる。
炉内に充填されたコールドボンドペレットは、その結合
水が約550℃以上で分解して熱を吸収する。このため
炉中段のシャフト部内の温度が低下する。そこで本操業
方法では、炉中段から予熱ガスを供給して、熱の吸収に
よる温度低下を防ぐ。
この予熱ガスは、温度800〜1200℃程度で、その
流量を通常100〜40ON m 3/ T−溶銑程度
として、炉中段の装入物の温度が700〜1000℃程
度となるようにする。このことにより、装入物の温度低
下を生じることなく多量の炭材混入コールドボンドペレ
ットを充填することができる。第2図は、高炉内の温度
分布の概略を示したもので、実線は通常の高炉操業の温
度分布、破線は炉中段からの予熱ガスを吹込まない点を
除き本発明と同様の酸素高炉操業の温度分布、−点鎖線
は炉中段から予熱ガスを吹込んだ本発明の酸素高炉操業
の温度分布を示す。
次に本発明の具体的な実施例を説明する。
ITの銑鉄を生産する操業を行なう際に、炉頂から、鉱
石: 13g8kg、無煙炭:  241kg、セメン
ト=70kgを混合し、混合物を造粒し、養生して得た
炭材混入コールドボンドペレットを充填した。
羽口から、微粉炭:  300kg、石灰石: 85k
g、珪石: 20kg、酸素を270 Nm’ 、炉頂
ガス(温度25℃、組成(%):C034,8,CO2
51,8,B29.5゜H2O3,2,N20.8 、
流量36N■3)を吹込んだ。
炉中段から予熱ガス(温度1000℃、組成(X):C
o 25.2.  CO2B1.5.  N22.5.
  H2O10,2,N20.8 、流量293 Ny
a3)を吹込んだ。この際、燃料比:541kg5T 
f : 2B00℃、使用酸素:293NI113、炉
頂ガス循環:  374Nw3、余剰ガス:Δ0.98
4 Mcal、スラグ:  216kgであった。
しかして上記操業条件で、炉中段の装入物の温度を90
0℃とし、コークスを全く使用することな((コークス
比−〇)高炉操業を良好におこなうことができた。
他方、同量の銑鉄を生産するのに、通常の高炉操業では
コークス465kg、微粉炭60kgを必要とした。ま
た従来の酸素高炉操業ではコークス250kg。
微粉炭300kgを必要とした。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、炭材混入コール
ドボンドペレットの結合水の分解で生じる熱の吸収によ
る温度低下を、炉中段から吹込む予熱ガスの吹込みによ
り防ぎ、ここでの温度低下による還元の遅れ、炉頂の温
度低下を防ぐことができる。さらに本発明によれば、コ
ークス比を大幅に削減することができるので、コークス
生成設備を縮小、若しくは不必要とすることができる。
すなわち、本発明は、炭材混入コールドボンドペレット
の課題を酸素高炉操業により解消し、かつ酸素高炉操業
の課題を炭材混入コールドボンドペレットにより解消し
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明高炉操業法を示す概略図である。 第2図は、炉中段から予熱ガスを吹込む効果を概略的に
示す説明図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高炉内に炉頂から炭材混入コールドボンドペレッ
    トからなる装入物を装入する工程と、羽口から酸素を含
    むガスを吹込む工程と、 高炉中段から予熱ガスを吹込んで高炉内の 上記装入物を予熱する工程と、 を備えた酸素高炉操業方法。
  2. (2)コークス比が0〜50kg/Tである請求項1に
    記載の酸素高炉操業方法。
  3. (3)予熱ガスは、吹込温度800〜1200℃、吹込
    量100〜400Nm^3/T−溶銑である請求項1に
    記載の酸素高炉操業方法。
JP1325888A 1989-12-18 1989-12-18 酸素高炉操業方法 Expired - Lifetime JPH0776367B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002294263A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Nkk Corp 高温低カロリー燃料ガスの発生制御方法
KR20140147674A (ko) * 2014-05-16 2014-12-30 정영환 양념 보관 용기

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63166903A (ja) * 1986-12-27 1988-07-11 Nkk Corp 高炉操業方法

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