JPH03187719A - グリップの成形型および成形方法 - Google Patents

グリップの成形型および成形方法

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JPH03187719A
JPH03187719A JP32693189A JP32693189A JPH03187719A JP H03187719 A JPH03187719 A JP H03187719A JP 32693189 A JP32693189 A JP 32693189A JP 32693189 A JP32693189 A JP 32693189A JP H03187719 A JPH03187719 A JP H03187719A
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JP
Japan
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mold
grip
cavity
molded
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP32693189A
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English (en)
Inventor
Michio Murase
道夫 村瀬
Takashi So
宗 隆志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosei Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Hosei Brake Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、車両用のパーキングブレーキ用操作レバーや
、ギアをシフトさせるためのシフトレバ−などのグリッ
プの成形型および成形方法に関する。
[従来の技術] 従来、例えばパーキングブレーキ用操作レバーのグリッ
プは主として射出成形で形成され、その際使用される成
形型は、グリップの形状がアンダ−カットを有する円筒
状であるため、グリップの軸方向に沿って2分割が可能
な成形型によって構成されている。
第3図は、このような2分割成形型の一例を示す断面説
明図であり、第4図は、第3図におけるIV−IV断面
説明図である。
前記2分割成形型10は、上下方向に分割可能な下型1
2と上型14とから構成され、型内のキャビティCの軸
方向には段付き状のコアビン16が挿入固定されている
。また、下型12および上型14には、キャビティC内
に溶融樹脂を供給するためのランナ18が形成されてい
る。
そして、グリップを成形する際には、ランナ18を介し
てキャビティC内に溶融樹脂を注入し、樹脂が固化した
段階で下型12と上型14とを分離させ、さらにコアビ
ン16を取り除く。これにより、第5図に示すようなア
ンダーカットを有するグリップ20が成形される。
[発明が解決しようとする問題点] 上述のように、2分割成形型10を用いてグリップ20
を成形した場合には、グリップ2oの表面に2本のパー
ティングライン(分割線)22゜22が形成されてしま
う。このようなパーティングライン22は、近年におけ
る自動車の高級指向に伴うパーキングブレーキ操作用グ
リップの高品質化、特にデザイン上の美観や高級感を損
い、上述のような高級指向に十分対応できないという問
題を有している。
本発明は、このような問題点を解決し、その目的とする
ところは、グリップの美観や高級感を損うパーティング
ラインが形成されず、デザイン上ならびに質感の点で優
れた高品質のグリップを形成することができる成形型お
よび成形方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明の成形型は、射出成
形により樹脂製あるいはゴム製のグリップを成形する成
形型において、 分割移動が可能な上型および下型からなる2分割成形型
と、 ゴムあるいはエラストマーからなる筒状体から構成され
、前記2分割成形型のキャビティ内に配置されて成形す
べきグリップの外形を規定するキャビティ型と、 成形すべきグリップの軸方向に沿って貫通孔を形成する
コアビンと、 を含むことを特徴とする。
また、本発明の成形方法は、射出成形により樹脂製ある
いはゴム製のグリップを成形するグリップの成形方法に
おいて、以下の工程(a)〜(d)を含むことを特徴と
する。
(a)2分割成形型のキャビティ内に、成形すべきグリ
ップの外形を規定するキャビティ型を配置し、さらにこ
のキャビティ型の軸方向に沿ってコアビンを挿入配置さ
せる。
(b)前記キャビティ型内に樹脂あるいはゴムを注入し
、グリップを成形する。
(c)前記2分割成形型を型開きし、内部のキャビティ
型および該キャビティ型と一体化した成形グリップを取
り出す。
(d)前記キャビティ型から成形グリップを強制的に脱
型させる。
[作用] 本発明においては、2分割成形型の型内にゴムあるいは
エラストマーから成る筒体状のキャビティ型を入り子形
式で配置し、このキャビティ型によりグリップを成形す
ることによって、2分割成形型を用いる際に形成される
パーティングラインを生ずることなく、美観1優れたグ
リップを成形することができる。
そして、前記キャビティ型は、柔軟性ならびに復元性の
優れたゴムあるいはエラストマーから構成されているた
め、該キャビティ型内部に形成されたグリップを強制的
に脱型させることができる。
[実施例] 以下、本発明の好適な一実施例を図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は、本発明の成形方法を実施するための成形型の
一例を示す断面説明図、および第2図は成形グリップを
成形するためのプロセスを示す説明図である。
本実施例の2分割成形型30は、第1図に示すように、
図示しない駆動手段により上下方向に移動可能な下型3
2と上型34とから構成され、その型内には、成形すべ
きグリップの外形を規定するキャビティ型40が入り子
形式で配置され、さらにこのキャビティ型40の軸方向
に沿ってコアビン50が挿入固定されている。
前記2分割成形型30を構成する下型32および上型3
4の一端側には、前記キャビティ型40のキャビティC
内に溶融樹脂を供給するための樹脂注入口36が形成さ
れ、この樹脂注入口36は、その側壁面が2分割成形型
30の端面側に向けて拡径するテーパー状に構成されて
いる。また、2分割成形型30の他端側には、前記コア
ピン50の先端部が挿入支持されるコアビン挿入部38
が形成されている。
前記キャビティ型40は、成形すべきグリップの外形を
規定するキャビティCを有する筒状体をなし、その一端
側には前記樹脂注入口36と連通する樹脂供給口42が
形成され、他端側には、前記コアピン50が挿通される
コアビン挿入口44が形成されている。かかるキャビテ
ィ型40は、柔軟性、復元性ならびに耐熱性の優れた合
成ゴム、例えばシリコーンゴムやフッ素系ゴムから構成
されている。そして、このようなキャビティ型40は、
つなぎ目やパーティングラインを有さない一体加工グリ
ップや皮巻きグリップ等の原型から注型転写により作成
することができる。本実施例においては、成形すべきグ
リップの表面にシボ加工を施すために、キャビティ型4
0の内壁には微細な凸部46が形成されている。
前記コアピン50は、図示しない駆動手段によって水平
方向に移動可能に構成され、金属製のロッドから構成さ
れている。そして、コアピン50の先端側には、二段の
小径部52.54が形成されている。最も先端に位置す
る小径部54は、前記キャビティ型40のコアビン挿入
口44に挿通され、さらに前記コアビン挿入部38に嵌
め込まれたコアビン支持部56に挿通固定されている。
次に、グリップ60の成形方法について、第2図(A)
〜(D)に基づいて説明する。
(A)まず、2分割成形型30内にキャビティ型40お
よびコアピン50をセットし、該2分割成形型30の樹
脂注入口36ならびにキャビティ型40の樹脂供給口4
2を介して該キャビティ型40のキャビティC内に非発
泡性のウレタン樹脂を比較的低圧で注入、充填する。た
だし、グリップを構成する樹脂の種類は特に制限されず
、また発泡性あるいは非発泡性いずれのタイプの樹脂も
使用することができる。そして、用いる樹脂の種類やタ
イプに応じて、樹脂注入時の圧力が設定される。
(B)キャビティ型40内に充填されたウレタン樹脂が
硬化してグリップ60が成形された段階で、コアピン5
0を退避させると共に、2分割成形型30を構成する下
型32と上型34とをそれぞれ分割移動させ、型開きを
行う。
(C)2分割成形型30より、キャビティ型40および
これと一体的に成形されたグリップ60を取り出す。
(D)−+ヤビティ型40の柔軟性を利用してその口部
(樹脂供給口)42を押し拡げ、内部の成形グリップ6
0を強制的に引出し、脱型する。
かくして、軸方向に沿ってレバー本体を挿入するための
貫通孔62を有する筒状グリップ60を得ることができ
る。また、このグリップ6oの表面にはシボ状の凹部6
4が形成されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
上記構成の成形方法においては、2分割成形型30の型
内に合成ゴム製の筒状体からなるキャビティ型40を配
置し、このキャビティ型40によりグリップ60を成形
することによって、2分割成形型を用いた際に形成され
るパーティングラインを生ずることなく、表面が均一状
態で美観1優れたグリップ60を成形することができる
また、前記キャビティ型40は、柔軟性ならびに復元性
の優れた合成ゴムから構成されているため、該キャビテ
イ型40内部に成形されたグリップ60を比較的容易に
強制的に脱型させることができる。さらに、該キャビテ
ィ型40は、柔軟性。
復元性のみならず耐熱性にも優れているため、繰返し使
用することができる。
以上、本発明の一実施例について述べたが、本発明はこ
れに限定されることなく、発明の要旨の範囲内で種々の
改変が可能である。
例えば、前記実施例においては、キャビティ型40の型
材として合成ゴムを用いた場合を説明したが、合成ゴム
は比較的耐久性に劣り、少量生産に向いているため、多
量生産を目的とする場合には、キャビティ型の型材とし
て材料コストの低いエラストマーを用いることができる
。このようにキャビティ型の型材としてエラストマーを
用いた場合には、キャビティ型として使用した後、これ
を粉砕して再利用することができる。
さらに、グリップ60を構成する材質としては、前記実
施例のように樹脂に限定されず、ゴム等を用いることも
できる。
また、2分割成形型ならびにキャビティ型は、成形すべ
きグリップの形状に応じて種々の形態をとり得るもので
ある。
また、前記実施例においては、本発明をパーキング用操
作レバーのグリップの成形に適用した場合を説明したが
、本発明はこれに限らず、ギアシフトレバ−のグリップ
等にも適用することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、2分割成形型の内部に筒状のキャビテ
ィ型を入り子形式で配置させることにより、グリップの
外観や高級感を損なうパーティングラインのない高品質
のグリップを成形することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好適な成形型の一例を示す断面説明
図、 第2図(A)〜(D)は、グリップを成形するためのプ
ロセスを示す説明図であり、第2図(A)は第1図の■
−■切断面における断面説明図、第3図および第4図は
、従来の2分割成形型を示す断面説明図、およびIV−
IV切断面における断面説明図、 第5図は、第3図および第4図に示す成形型によって成
形されたグリップを示す斜視説明図である。 30  ・・・ 32  ・・・ 34  ・・・ 40  ・・・ 50  ・・・ 60  ・・・ C・・・ 2分割成形型、 下型、 上型、 キャビティ型、 コアピン、 グリップ、 キャビティ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出成形により樹脂製あるいはゴム製のグリップ
    を成形する成形型において、 分割移動が可能な上型および下型からなる2分割成形型
    と、 ゴムあるいはエラストマーからなる筒状体から構成され
    、前記2分割成形型のキャビティ内に配置されて成形す
    べきグリップの外形を規定するキャビティ型と、 成形すべきグリップの軸方向に沿って貫通孔を形成する
    コアピンと、 を含むことを特徴とするグリップの成形型。
  2. (2)射出成形により樹脂製あるいはゴム製のグリップ
    を成形するグリップの成形方法において、以下の工程(
    a)〜(d)を含むことを特徴とするグリップの成形方
    法。 (a)2分割成形型のキャビティ内に、成形すべきグリ
    ップの外形を規定するキャビティ型を配置し、さらにこ
    のキャビティ型の軸方向に沿ってコアピンを挿入配置さ
    せる。 (b)前記キャビティ型内に樹脂あるいはゴムを注入し
    、グリップを成形する。 (c)前記2分割成形型を型開きし、内部のキャビティ
    型および該キャビティ型と一体化した成形グリップを取
    り出す。 (d)前記キャビティ型から成形グリップを強制的に脱
    型させる。
JP32693189A 1989-12-15 1989-12-15 グリップの成形型および成形方法 Pending JPH03187719A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0531924U (ja) * 1991-10-04 1993-04-27 昭和電線電纜株式会社 ゴム管製造用金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0531924U (ja) * 1991-10-04 1993-04-27 昭和電線電纜株式会社 ゴム管製造用金型

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