JPH03187433A - 配排水管渠内の流下水を切り廻しする方法および装置 - Google Patents

配排水管渠内の流下水を切り廻しする方法および装置

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JPH03187433A
JPH03187433A JP32600789A JP32600789A JPH03187433A JP H03187433 A JPH03187433 A JP H03187433A JP 32600789 A JP32600789 A JP 32600789A JP 32600789 A JP32600789 A JP 32600789A JP H03187433 A JPH03187433 A JP H03187433A
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JP
Japan
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pipe
water
valve
temporary
upstream
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Application number
JP32600789A
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English (en)
Inventor
Katsukuni Ashino
勝邦 芦野
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NAGASAWA KOGYO KK
NITTETSU KENSETSU KK
OOBAYASHI DORO KK
TOKIWA BORING KK
Nitto Koji Co Ltd
Original Assignee
NAGASAWA KOGYO KK
NITTETSU KENSETSU KK
OOBAYASHI DORO KK
TOKIWA BORING KK
Nitto Koji Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は配排水管渠内の流下水を切り廻しする方法お
よび装置に係り、特に被圧状態にある配排水管渠内の流
下水を逆サイフオン式に切り廻しするようにしたもので
、配水管や排水管の補修、布設替の時の切り廻しや、マ
ンホールや集水桝等の補修改造工事等の用水の切り廻し
に用いて特に好適なものである。
(従来の技術〉 配水、排水等の目的で配列された管渠が破損もしくは老
巧し補修や布設替を必要とした場合には3通常は配排水
の機能を停止して、仮配管を布設するか、或いは布設位
置が比較的深い場合にはポンプ等によって圧送する方法
が一般に用いられている。
(発明が解決しようとする課題) しかして上記の場合において、補修や布設替に必要とす
る期間を配排水機能を停止してもよいならば格別の問題
はないが1機能を停止できない場合には仮配管を必要と
する。
そして特に管の布設位置が深い場合には上述のようにポ
ンプ輸送によらなければならない。
そしてポンプ圧送方式では臭気の発生は免れないところ
であり、しかも補修2゛布設替期間が成る程度要する場
合には、ポンプ運転費が嵩んで大きな負担となる。
さらに水量が多い場合には仮配管は本設管と同径のもの
を必要としポンプ設備も大型のものとなり、維持費も大
きくなるというような多くの不具合を有している。
この発明は上記不具合を解消することをその課題とする
ものである。
(課題を解決するための手段及び作用)この発明は上記
の点に鑑みなさたものであって、被圧状態にある配排水
管渠内の流下水を切り廻しするにあたり、上流方既存管
と下流方既存管とを接続する仮配排水管の吸入側には逆
流防止装置を、吐出側には流量制御装置を設け。
仮配排水管の途中に該管路の最も高い位置に制水弁付き
注水口を設けて、吸入側において仮配排水管口を水面下
に保持しつつ吸入側と吐出側とに水頭差をもたせること
により、逆サイフオン式の原理によって上流既存管から
下流既存管に向かって滞りなく水の切り廻しを行うよう
にしたものである。
(実施例) 次にこの発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図はこの発明方法を実施する装置の具体例を示し1
図においてA I+ A !はそれぞれ上流方既存管l
と下流既存管2を埋設した地面を示し、Bは補修や布設
替のために地面を開削した穴部を示す。
すなわち補修個所や布設替え個所Bをはさんで既存管l
と既存管2とが対向して配置されている。
3aおよび3bはT字状分岐管でそれぞれ既存管lと既
存管2に取付られ、T字状分岐管3aの中央端部に呑口
4aを設ける。
4bも同じく分岐管3bの中央端部に設けた呑口である
上記呑口4a、4bに第1図に示すように切り廻し用に
配管された仮排水管5の端部を挿入して仮排水管5を上
流方既存管1と下流方既存管2とに接続する。
仮配水管5の吸入端(上流方既存管lの側)には、第2
図に示すように可撓性円筒管6を取付け、仮配水管5の
吐出端(下流方既存管2の側)には流量調整弁7を取付
ける。
14は開閉用のハンドルで分岐管3bの外側に突き出す
程度の長い柄を有している。
吸入端の可撓性円筒管6は仮配排水管5内を注水口10
より注水したときの水の重力によって押しつぶされて第
3図のように吸入口を閉塞し。
制水弁の働らきをする。
また可撓性円筒管6の内面には、該円筒管6がめくれて
反転することを防止するための反転防止板8が設けであ
る。
上記仮配排水管5の途中に制水弁9付きの注水口10を
設け、該注水口10は吸入端から吐出端にいたる仮配排
水管路の中で最も高い位置に取付けて、仮配排水管内の
空気がすべて抜は出るようにしである。
そして各分岐管3a、3bの既存管と接続する端部と反
対側の端部にはそれぞれ止水栓118゜11bを取付け
る。
上記注水口10は管との接続部が気密性に富んで空気の
流入しない構造となっていて、仮配排水管5に水を注入
する目的と仮配排水管5内の空気抜きをする目的の両方
を有している。
また13は逆流防止装置を示し、仮配排水管5の吸入側
先端に取付られ、仮配排水管5の内面には前述したよう
に可撓性円筒管6が設けである。
該可撓性円筒管6は仮配排水管5が吸入する水に対して
抵抗が大きいものであってはならず適当な硬度を保持し
注水口lOから注水された水の重力によって押しつぶさ
れ管口の外へ反転されるのを防ぐため5上述のように反
転防止板8を可撓性円筒管6の内面に突出させである。
該円筒管6の長さは管径に応じて適当な長さを有してお
り、押しつぶされやすいように端部は斜切りの形態とな
っている。
なお吸入側の分岐管3aの呑口4aに挿入した仮配排水
管5は呑口4a部分において、 12で示したように溢
水しないように可撓性材等でコーテングを行う。
また上記止水弁11a、llbは挿入し易いように既存
管の管径のよりもやや小さく作られた可撓性円筒管15
を有していて、該円筒管15は縦側に長いドーナツ状の
形態をしており1表面を分岐管3a、3bの内面に密着
させる目的と、すべりを防止する目的で繊維布16でカ
バーしてあって両端の保持板17.17に固定されてお
り、これら保持板17.17の中央に、かつ可撓性円筒
管15の中央を貫通しネジ18が取付けである。
そしてネジ1Bは上記保持!Ji17の一方に固定され
ているが、他方の保持板17を貫通して突出されており
保持板には固定はされていない。
またネジ18の先端にはハンドル19が取付けてあり、
ネジ18を締めれば両保持板の間隔が狭められて中間の
円筒管15も狭められるので中央で膨らんで分岐管端の
止水を行うことができる。
第5図、′Ip16図には止木管11bを示したが。
止水管11aも止木管11bと同様な構成を有している
なお吸入側に取付ける逆流防止弁装置13は一般に使用
さているバタフライ式弁を用いてもよく、注水口lOか
ら注入した水が既存管lに逆流させないで注水口lOで
溢れる状態までの注入ができれば差支えない。
また吐出側の流量調整弁7は既存管1に滞留した水の水
頭差を感知して、自動的に作動するような市販の流量調
整弁を用いることにより。
管理の手間を省くこともできる。
つぎに作用について説明する。
いま吐出端の流量調整弁7を締め、注水口10の制止弁
9を開放し、注水口lOから注水し溢れ出た状態で制止
弁9を締める。
つぎに吐出端の流量調整弁7を開き、既存管を流れる水
量のバランスをとる。
なおこの状態で吸入端の仮配排水管5の端部が水没する
よるようにしておくことが必要である。また吸入端から
吐出端間において仮配排水管5は気密性に冨み空気の流
入がないようなものを使用する。
この状態で上流方既存管lに流入する水は下流の既存管
2に向かって滞ることなく水の切り廻しができるもので
ある。
このように仮配排水管路の構築において注水口を管路の
最も高い位置に取付け、配管路内に空気をためることな
しに空気流入のないものとすれば長い距離を有する切り
廻しが可能となるもので、吸入側において仮配排水管が
水面下に保持されていることと、吸入側と吐出側に水頭
差を有する条件を充たすことによって切廻しを有効に行
うことができる。
(発明の効果) この発明は以上詳述して成り、被圧状態にある配排水管
渠内の流下水を切り廻しするに際し。
切り廻しする水量によって仮配排水管の断面を適宜に選
定することにより設備も解決され、運転動力もほとんど
必要がなくなるので、従来のものに比べて設備費も維持
費も格段に安くなる。
そしてこの発明は吸入側と吐出側との水頭差を利用した
所謂逆サイフオン式の水の切り廻し方法であるので、仮
配排水管路は従来のポンプ圧送と異なり、大きな圧力が
かかることがなく、圧力によって管路が水を噴くなどの
トラブルが発生しないと共に、従来のポンプ方式のよう
な臭気の発生も防止できるメリットを有している。
そして吸入口が常時水位以下にあることと。
仮配排水管が気密性に冨み空気の流入をなくして吸入側
と吐出側に水頭差を保持しておけば。
動力を必要とせず、切り廻しを有効に行うことができる
さらに既設排水管路において補修布設替え等を必要とす
る場合、その管路の上流前に設置したマンホールから下
流方に設置したマンホール間に、この発明の配排水管の
切り廻し方法を採用すればポンプ圧送によらずに切り廻
しが可能となる。
また管路途中にあるマンホールや集水桝等の補修や改修
においても従来の配排水機能を失うことがなく切り廻し
できる。
しかもこの発明は配排水管路の補修や布設替の時の切り
廻し以外に、各種の用水路工事、護岸工事等の用水の切
り廻しに応用できると共に工事排水、湧水排水、貯水槽
等への給水等多岐にわたって利用できるので甚だ有益で
ある。
なお管路構築に際して障害物を回避する目的から、サイ
フオン方式による配排水管も見受けられるが、この発明
の逆サイフオン方式のものでも吸入側に集水桝を設け、
吐出側の流量調整を自動的に制御筒する方式をとること
により本設備として利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の方法を実施する装置の一例を示し、第
1図はその要部を図解的に示した正面図、第2図及び第
3図はそれぞれ第1図のP部の拡大図を示し、異なる状
態の作用説明図である。第4図は第2図のIV−IVに
沿う断面図。 第5図及び第6図は第1図のQ部の拡大図で。 異なる状態の作用説明図である。 1・・・上流方既存管、  2・・・下流方既存管。 3a、3b・・・T字状分岐管。 4a、4b・・・呑口。 5・・・仮配排水管、   6・・・可撓性円筒管。 7・・・流量調整弁、   9・・・制止弁。 10・・・注入口。 11a 、 11 b =・止水装置!。 13・・・逆流防止装置。 15・・・可撓性円筒管。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被圧状態にある配排水管渠内の流下水を切り廻し
    するにあたり、上流方既存管と下流方既存管とを接続す
    る仮配排水管の吸入側には逆流防止装置を、吐出側には
    流量制御装置を設け、仮配排水管の途中に制止弁付き注
    水口を設け、仮配排水管口を吸水側において水面下に保
    持すると共に、吸入側と吐出側に水頭差をもたせるよう
    にしたことを特徴とする、流下水の切り廻し方法。
  2. (2)上流方既存管と下流方既存管とを接続する仮配排
    水管の吸入側には逆流防止装置を設け、吐出側には流量
    制御装置を設け、仮配排水管路の最も高い位置に制水弁
    付き注水口を設けて成る、流下水の切り廻し装置。
  3. (3)上記逆流防止装置は、水圧によって仮配排水管口
    内に設置した可撓性円筒管を水圧によって押し潰すこと
    によって逆流を防止するようになっている、請求項(2
    )記載の装置。
  4. (4)可撓性円筒管の長さを縮めることによって該円筒
    管の断面積を拡大させ管渠内の流下水を制止する止水装
    置を設けてなる、請求項(2)記載の装置。
JP32600789A 1989-12-18 1989-12-18 配排水管渠内の流下水を切り廻しする方法および装置 Pending JPH03187433A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100654632B1 (ko) * 2004-04-16 2006-12-08 박용규 맨홀 물막이로 발생된 수두차 및 가설수로를 이용한무동력 하수관거 물돌리기 공법 및 그 장치

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KR100654632B1 (ko) * 2004-04-16 2006-12-08 박용규 맨홀 물막이로 발생된 수두차 및 가설수로를 이용한무동력 하수관거 물돌리기 공법 및 그 장치

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