JPH03186320A - 光触媒による脱臭方法 - Google Patents

光触媒による脱臭方法

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JPH03186320A
JPH03186320A JP1326362A JP32636289A JPH03186320A JP H03186320 A JPH03186320 A JP H03186320A JP 1326362 A JP1326362 A JP 1326362A JP 32636289 A JP32636289 A JP 32636289A JP H03186320 A JPH03186320 A JP H03186320A
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tungsten oxide
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Tomoko Ikeda
知子 池田
Shuzo Tokumitsu
修三 徳満
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭やオフィス内の調理具9食吊具。
たばこ臭9体臭、ベットおよびトイレの臭いなどの悪臭
の脱臭に用いられる光触媒による脱臭方法に関するもの
である。
従来の技術 家庭やオフィス内で発生する調理具9食吊具。
たばこ臭、ベットおよびトイレ臭などの悪臭の成分は、
窒素化合物(アンモニア、アミン類、インドール、スカ
トーμなど)、硫黄化合物(fiJIl化水素、メチル
メルカプタン、硫化メチル、二硫化メチル、二硫化ジメ
チル等)、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、アセドア
pデヒドなど)、ケトン類(アセトンなど)、アルコー
ル類(メタノール。
エタノールなど)、脂肪酸釦よび芳香族化合物など多種
多様である。
従来、このような悪臭を脱臭する方法として、悪臭物質
と薬剤とを化学反応させる方法、芳香剤で悪臭物質をマ
スキングする方法、活性炭やゼオライトなどで悪臭物質
を吸着する方法釦よびこれらの方法を組み合わせて用い
る方法があった。
以上のようにさ1ざまな脱臭方法が使用されているが、
薬剤、芳香剤は共に悪臭物質と反応した後、再生はほと
んど不可能であり、また、吸着剤の場合も吸着容量が飽
和すると脱臭性能は著しく低下する。したがって、どの
脱臭方法に釦いても定期的に新しいものとの交換が必要
になってくる。
このような煩わしい操作の頻度を大幅に減少あるいはこ
の操作そのものが必要でなくなる脱臭方法として、酸化
チタン等の半導体に紫外線を照射し、それによって励起
された半導体が有機物などを酸化分解する光触媒の利用
が試みられている。
第4図は、従来の光触媒による脱臭装置の分解斜視図、
第6図は第4図に示された反応室の要部斜視図である。
図に訃いて、基台11上に紫外線を発生しうる電灯12
を設けて反応室13を形成し、この反応室13内に適宜
形状の複数個の案内フィン14を設け、反応室13内に
送風する送風機15とカバー16とを設けている。反応
室13内のフィン14には、半導体層が設けられてる。
この半導体層は、セラミックペーパ、金属板などに半導
体触媒を担持したものである。
上述のような光触媒を用いた脱臭方法では、−般的によ
く使用されている活性炭で脱臭が困難なアセトアルデヒ
ド類釦よびその他の悪臭物質を効果的に脱臭し、筐た、
長期間その性能を維持することが可能になった。
発明が解決しようとする課題 ところが、家庭釦よびオフィスなどで発生する悪臭は、
ガス成分とともにたとえば、たばこの煙中に含1れる高
分子物質にコチン、その他アルカロイド、フェノール類
、炭化水素など)が混ざシあって存在する。これら高分
子物質は悪臭を発生しないものも多いが、光触媒反応を
起こす触媒である金属酸化物表面に付着し、これらを覆
ってしまうため、触媒に紫外線が照射することが不可能
になり、触媒がエネルギーを受けにくくなう光触媒反応
が低下し反応劣化を引き起こすという問題を有していた
本発明者らは、かねて光触媒作用によって悪臭を分解し
無臭化することを研究してきたが、酸化タングステンは
最大波長が370nm以下(エネルギー3.35eV以
上)の光を照射すると、アンモニア、アミン類の窒素化
合物、硫化水素、メルカプタン類の硫黄化合物、アμデ
ヒド類、ケトン類、アルコール類、脂肪酸釦よび芳香族
化合物などの悪臭原因物質を酸化物などに効率よく分解
し無臭化することを見出した。また、以前よシ悪臭物質
と共存することの多い高分子物質(たばこの煙中のニコ
チン、その他アルカロイド・フェノール類、炭化水素な
ど)や塵あいが触媒表面に付着し、光照射が遮られるこ
とによる光触媒反応の劣化に悩筐されていた。
本発明は、これらのことから長寿命でメンテナンスを大
幅に軽減でき、しかも人体に悪影響のない脱臭方法を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、酸化タングステンま
たは白金を担持した酸化タングステンの粉末を均一に懸
濁した水溶液に、悪臭物質を含む気体を通過させながら
前記粉末に波長が300nm以上で最大波長が370 
n m以下の光を照射するものである。
作  用 本発明においては、高分子物質のうち水溶性物質は水に
溶解され、不溶性物質は気体中にとど1つた状態で水中
を通過するため、触媒表面が覆われることなく光が照射
され光触媒反応が進む。さらに、水中に溶解した高分子
物質は、水中にとど1り触媒に接触する時間が増加する
ため、光触媒反応による分解が起こりやすくなり、どん
どん低分子化され外部へ放出される。したがって、酸化
タングステンまたは白金を担持した酸化タングステンが
懸濁している水溶液は、最大波長が370nm以下の光
で長期間安定した状態を維持することができ、光触媒反
応を継続することができる。
実施例 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
第1図は本発明の脱臭方法に用いる脱臭装置の断面図で
、反応槽1の両側に光源2を設け、光源2の外側にアル
ミニウム製の反射板3を設けている。反応槽1内には酸
化タングステンまたは白金を担持した酸化タングステン
を懸濁した水溶液4を入れる。悪臭を吸引するポンプ5
によシ悪臭を含んだ気体は入口、6よシ入り、反応槽1
内で浄化された気体は出ロアより外部に放出される。
反応槽1は幅100ff、奥行き60ff、高さ20O
Nのアルミニウム製で、光照射二面に輻80鞘、高さ1
8Off、厚さ1.9〜2.1ffのバイ1/797.
tfう7.(IWAKI  C0DE  7740GL
ASS)によシ形成した光透過板8をはめ込んだもので
ある。この光透過板8に使用したパレレックスガラスは
波長300 nm以上は25多以上、波長320nm以
上は7o多以上、波長360nm以上の光は90%以上
透過する。ここでは粒径2〜8ミクロンの酸化タングス
テンまたは光電析による5重量φ白金担持の酸化タング
ステンを使用している。触媒使用量は、1gで蒸留水9
001/に懸濁し、駆動部9およびこの駆動部9に磁気
的に連結した撹拌子1oで反応中に沈澱しないように撹
拌している。光源2としては波長が300nm以上で最
大波長が370 n m以下の光を照射するものがよい
。酸化タングステンの電子を励起するエネルギーは、2
.8 eV (波長440 n m以下の光が充分持ち
うるエネルギー)であるが、光源2の最大波長が370
 n mを越える場合は酸化タングステンの電子は効率
よく励起されず脱臭作用は弱い。一方、300 n m
以下の紫外線は、高価で加工のむずかしい石英や一部の
硬質ガラスを除けば透過しないので、300 n m以
下の光を出すランプは高価である上、反応f111には
め込む光透過板8も高価になる。また、300 n m
以下の紫外線も酸化タングステンの電子を励起するが、
紫外線の持つエネルギーの約3割は損失する。したがっ
て、電灯の中で発生する3 00 n m以下の紫外線
をガラスに塗られた蛍光体で長波長に変換し、3 Q 
Q n lIn以上の光を照射する光源を用いる方が安
価である。ここで使用できる光源2としては、高圧水銀
灯、低圧水銀灯、超高圧水銀灯などがある。たとえば低
圧水銀灯としては、殺菌灯(253,7nm )ブラッ
クライトブルー蛍光灯(3oO〜420 n m 、最
大波長352 n m )、ブラックライト蛍光灯(3
20〜440 n m 、最大波長360 n m )
、捕虫用蛍光灯(3oo〜4BOnms最大波長3yo
nm)、複写用蛍光灯(aoo 〜490nm、最大波
長370 m m )、高圧水銀灯としてはブラックラ
イト高圧水銀ランプ(366〜366.3 n m )
がある。
上記構成において、入口6から悪臭を吸引するポンプ5
を用いて1ol/IHtの速度で反応槽1に吸引し、光
源2よシ発生する光により励起された反応槽1中の光触
媒を懸濁した水溶液4と接触させることによシ、水溶液
4中の触媒表面で酸化分解させる。そして脱臭された気
体は出ロアよシ出す0 まず、密閉された1oOO1のボックス中に上記実施例
の脱臭装置のポンプ以外の部分を置き、反応槽の出口を
ホースで延ばし、外部に設置したポンプにつないで作動
させ、ポンプから出たホースを再びボックスに戻す。こ
の状態で触K>よび光源を第1表に示す条件で以下の試
験を行う。
0) アセトアルデヒドを70ppmになるよう100
0gのボックス内に注入した後、上記脱臭装置を作動さ
せ、ボックス内のアセトアルデヒド濃度の経時変化をガ
スクロマトグラフィで測定し、第2図に示す結果を得た
。ここで、光pに使用した複写用蛍光灯10BA−37
の波長は300〜500 n m 、最大波長370n
mで、フラッフライトブルー蛍光灯1oBL−Bは波長
420nm、最大波長352nmであり1殺菌灯GL−
1oは波長253.7omである。
また、比較例の触媒に使用する酸化チタンはアナターゼ
型(関東化学制)であシ、5蝿白金/酸化チタンは光電
析法にて白金を6優担持したものである。第2図より明
らかなように1本発明の実施例は比較例に比して光触媒
反応が充分起こり、アセトアルデヒドを分解することが
できる。
C2)  たばこ(セブンスター)1本を燃焼させ、上
記脱臭装置を作動させながら60分間放置した後、ボッ
クス内の空気をサンプリングする。
その空気を6人のパネラ−により三点比較式臭袋法で臭
気濃度を測定する。この操作を6回繰り返しその脱臭性
能の耐久性を見た。この試験は、第1表に示した条件の
轟1釦よびA3を用いて第3図a、bに示す結果を得た
第 1 表 比較例として、第1表の比較例4.6に示す酸化タング
ステンまたは白金5重量係を担持した酸化タングステン
を3oog/77/の割合で直径68.3mのセラミッ
クベーパに担持したもの(酸化タングステン197枚)
を上記脱臭装置と同様の10001のボックス内に設置
し、複写用蛍光灯10BA−37二本を照射しながら性
能耐久性を測定し、第3図c、dに示す結果を得た。
本発明に釦いては、第2図に示すように、酸化タングス
テンまたはこれに白金を担持した触媒に波長が300 
n m以上で最大波長が370nmの光を照射した場合
でも光触媒反応が充分起こり、アセトアルデヒドを分解
することができる。反応槽にはめ込む光透過部分に石英
を用いると、殺菌灯GL−IQを照射した& 4 * 
A8の場合もAI 、A2 、Asと同等の性能を示す
が、本発明の場合、300 n m以下の光はほとんど
透過しないパイレックスガラスを用いるため、光触媒反
応は起らない。筐た、同様にその他の悪臭物質(アンモ
ニア、硫化水素、メルカプタン類、アミン類、ケトン類
など)も、酸化して無臭化できる。さらに、第3図a、
bに示すように、本発明は、たばこの煙など悪臭物質と
ともに含1れる高分子物質による光触媒反応の劣化を防
止し、長期使用にも耐え得るものである。
発明の効果 以上のように、本発明の光触媒による脱臭方法は、長寿
命でメンテナンスを大幅に軽減でき、しかも波長が30
0 n m以上の光源を用鴇るので安価で、人体に悪影
響のない脱臭方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明脱臭方法に用いる脱臭装置の一実施例の
断面図、第2図は同実施例と比較例のアセトアルデヒド
の分解速度を示す特性図、第3図a、bばそれぞれ同実
施例のたばこの煙による触媒の劣化を示す特性図、第3
図c、dは比較例のたばこの煙による触媒の劣化を示す
特性図、第4図は従来の光触媒による脱臭装置の分解斜
視図1、第6図は同要部斜視図である。 2・・・・・・光源、4・・・・・・光触媒を懸濁した
水溶液。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸化タングステンまたは白金を担持した酸化タングステ
    ンの粉末を均一に懸濁した水溶液に、悪臭物質を含む気
    体を通過させながら前記粉末に波長が300nm以上で
    最大波長が370nm以下の光を照射する光触媒による
    脱臭方法。
JP1326362A 1989-12-15 1989-12-15 光触媒による脱臭方法 Expired - Lifetime JPH067907B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5679433A (en) * 1991-10-31 1997-10-21 Kabushiki Kaish Tokiwa Denki Noncombustible sheet, noncombustible laminated sheet, noncombustible honey comb structural material, noncombustible board, noncombustible molded product, and manufacturing method thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5679433A (en) * 1991-10-31 1997-10-21 Kabushiki Kaish Tokiwa Denki Noncombustible sheet, noncombustible laminated sheet, noncombustible honey comb structural material, noncombustible board, noncombustible molded product, and manufacturing method thereof

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