JPH03186195A - ヒートパイプを具える放熱体およびその製造方法 - Google Patents

ヒートパイプを具える放熱体およびその製造方法

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JPH03186195A
JPH03186195A JP1323090A JP32309089A JPH03186195A JP H03186195 A JPH03186195 A JP H03186195A JP 1323090 A JP1323090 A JP 1323090A JP 32309089 A JP32309089 A JP 32309089A JP H03186195 A JPH03186195 A JP H03186195A
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heat
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pressure
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Aritaka Tatsumi
辰巳 有孝
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Hitachi Cable Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
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    • F28D2015/0225Microheat pipes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヒートパイプ式放熱体およびその製造方法、特
に半導体素子等の比較的小さな発熱体を効果的に冷却す
るためのヒートパイプ式放熱体およびその製造方法に関
する。
(従来の技術〕 半導体素子のうちパワートランジスタ、パワーIC等の
発熱量の大きいものは冷却が必要で、冷却には従来放熱
板を用いる空冷方式が用いられている。例えば第7図に
示すように半導体素子71を取り付けたプリント基板7
2の片面にアルミニウム等の金属板より成る放熱板73
を設け、半導体素子71の端面を放熱板73に密着させ
、半導体素子71の発する熱を熱伝導により放熱板73
全体に伝え、放熱板73表面から大気中に放熱させる。
ヒートパイプも同し目的に用いられている。例えば第8
図に示すように、ヒートパイプ82の一端に設けた伝熱
ブロック83に半導体素子81を取り付け、他端に放熱
フィン84を設けた冷却装置がある。近年の半導体素子
の高集積化に対応するために、微細なヒートパイプ、い
わゆるマイクロヒートパイプを内部に有した平板状放熱
体も提唱されている(Cotter、51HPC(第5
回国際ヒートパイプ会議)論文前刷集、1984年、筑
波)。これは第9図に示すように、金属から戒る殻体9
1の内部に三角形の断面を゛もつ複数の互いに連通した
微細な通路92を設け、通路92の中に作動液93を封
入したものである。作動液93は表面張力によって通路
92の三角形の断面の角の部分に集まり、毛細管力によ
って長さ方向に分布する。通路92の中央部92aが作
動液の蒸気の通路となり、吸熱部の通路92内で蒸発し
た作動液93が放熱部の通路92へ移動し、全体がヒー
トパイプとして動作する。
セラミンク製容器の中に互いに連通した作動液流路と作
動液還流路を形成し、作動液を封入した薄板状のし一ド
パイブが、実願昭57−29318号で知られている。
この薄板状ヒートパイプは打ち抜き孔を有するセラミッ
ク中間板と、その両側を覆う2枚のセラミックを、積層
、焼結して作られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、近年半導体素子の高集積化に伴い、素子全体の
発熱密度が増大し、あるいは素子の中で局部的に発熱密
度が大きいものが多くなっており、前記の放熱板を用い
る空冷方式では充分な放熱ができない。
ヒートパイプを用いるものは、放熱板の熱伝導のみに依
存せず積極的に熱移動をはかるもので、素子全体の冷却
の効果は高められるが、発熱密度の大きい部分を効果的
に冷却することができなかった。配線基板についても、
多数の半導体素子を実装した基板が多くなってきて、半
導体素子と同様の問題に直面している。前記実願昭57
−29318号に記載された薄板状ヒートパイプは、作
動液容器としてセラミックを用いているため、それ自体
をIC基板等として用いられる利点はあるものの、作動
液への熱伝達の効率が悪く、発熱密度の高い高集積度半
導体素子の冷却には適しなかった。また、3枚のセラミ
ンク板をかなl)複雑な形状に精密に底形しなければな
らず、製造には手間のかかるものであった。
前記Cotterにより提案されたマイクロヒートパイ
プも、高集積半導体素子あるいは基板の冷却を目的とし
たものである。このようなマイクロヒートパイプを利用
した放熱体は原理的には有用であるが、工業的に実用さ
れる番こ至っていない。その理由の一つは、断面が三角
形の微細な通路網を所望の形に形成することを必要とし
、工業的な生産が困難なことである。他の理由は、マイ
クロヒートパイプへの作動液の封入と、封入前の非凝縮
性ガスの排出とが、技術的にまだ確立されていないこと
である。これは、放熱体の内部に構成された微細通路網
の容積が極めて小さく、かつ断面積に対して長さが相対
的に長いため、非凝縮性のガスを充分に排出すること、
適正な量の作動液を封入することが、いずれも困難だか
らである。
従って本発明の目的は、全体あるいは局部的に発熱密度
が大きい高集積半導体素子あるいは基板を効果的に冷却
できる、実用的で、かつ工業的に生産が可能な、マイク
ロヒートパイプを利用した放熱体を実現することにある
本発明の他の目的は、全体あるいは局部的に発熱密度が
大きい高集積半導体素子あるいは基板を効果的に冷却で
きる、マイクロヒートパイプを利用した実用的な放熱体
を工業的に製造する方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明では、両面が平面である
金属板に所定の形状の孔(透孔)を設けておき、この板
を少なくとも互いに対向する面が平面である2枚の金属
板で挟み、金属板の間を気密かつ液密に接合して孔を密
封して、密封された空所を形成し、この空所に作動液を
封入して、ヒートパイプとして用いるようにした。
孔の形状は、断面が四角形であることが好ましく、両側
から2枚の板で挟んだときに形成される空所、すなわち
作動液の通路が、ヒートパイプとして作用するのに適当
な形状とする。通常、管状の通路が形成されるのが好ま
しいので、孔の形状は直線または曲線状とする。例えば
、それぞれ直線状に延びた複数の長い孔で、それらが異
なる方向に延びて互いに連通してもよいし、あるいはそ
れらが平行で、互いに連通していなくてもよい。
直線状でなく、曲線、例えば円弧等の形の孔でもよい。
直線あるいはそれに近い形の孔が、略平行に延びて、し
かもこれらと交わる他の孔により互いに連通していても
よいし、放射状に延びた複数の孔が中央付近で交わって
もよい。直線または曲線状の複数の孔が互いに交わって
いるとき、これを密封すると、対応する通路網が形成さ
れる。
所定の孔を有する金属板と、それを挾む2枚の金属板と
の間は、ろう付け、金属拡散処理等により、気密かつ液
密に接合することができる。
独立の通路または通路網は一端に作動液を封入するため
の管(以下、作動液封入管と言う)を有することが望ま
しい。
上記のようにして形成したヒートパイプ作動液の通路に
作動液を封入するために本発明では、作動液封入管に適
当な容積を有する耐圧密閉容器を接続し、これらの系の
中を減圧した後、耐圧密閉容器内に所定量の作動液を注
入し、系全体を作動液の臨界温度より高い温度に加熱し
て、通路に作動濯を供給し、作動液封入管を封し切る(
密封・切断する)。耐圧密閉容器内に作動7夜を注入後
、−量系を作動液の臨界温度より低い温度に加熱して耐
圧密閉容器の上部に集まる非凝縮性気体を排出し、その
後に系を臨界温度より高い温度に加熱することが好まし
い。
〔作用] 所定の形状、例えば直線または曲線状の、一つまたは複
数の孔(透孔)を設けた金属板を、少なくとも対向面が
平面である2枚の金属板で、平面である側を内側にして
挟み、各金属板の間を気密かつ液密に接合すると、孔は
密封され、好ましくは断面が四角形の空所を形成する。
この空所に所定の量の作動液を封入ずれば、マイクロヒ
ートノ<イブとして作用させることができる。何故なら
、この空所は断面が四角形であるから、作動液はその角
(隅)に集まり、そして毛細管力によって長さ方向に分
布するので、空所の中央部が作動液の蒸気の通路となり
、吸熱部の通路内で蒸発した作動液が放熱部の通路へ移
動することができるからである。
所定の形状、例えば直線または曲線状の孔を設けた金属
板を、対向する面が平面である2枚の金属板の間に気密
かつ液密に密着させることにより、密閉された管状の空
所を形成させて作動液の通路とするので、断面が直角の
隅をもつ微細な作動液通路を、重なった金属板の中に容
易に形成することができる。作動液通路への作動液の封
入も比較的簡単な手段と手順で行えるので、微細な作v
J液通路を具えたヒートパイプ放熱板を、少ない工数で
工業的に製造することができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
〔実施例1〕 第1図(A)は本発明による放熱体の断面図、第1図(
B)は本発明による放熱体の部分的に断面を示した平面
図である。第1図(A)は第1図(B)の放熱体1のX
−Xに沿った断面を示している。第1図(A)において
、ヒートパイプの作動液通路となる孔2を有する金属板
3は2枚の金属板4および5の間に挟まれ、金属板3が
外側の金属板4および5と接する面3aおよび3bは気
密かつ液密に接着されている。金属板3の孔2は第1図
(B)に示すように、4本の直線が中央で交わった放射
状をしている。金属板3の縁まで延びた孔2の一本の枝
2aの先端には、作動液封入管6が取りつけられている
。第1図(A)、(B)で7は半導体素子のリード線を
通すためのスルーホール(貫通孔)である。
第1図(C)は、孔2に作動液8が封入された後の放熱
体の拡大された断面を示す。孔2は後述するように金属
板3の打ち抜き、エツチング等により形成されるので、
金属板3の面に垂直な壁面をもち、従ってその断面は第
1図(C)に示すように長方形(正方形を含む)である
。作動液8はその角(隅)2bに集まる。そして、図示
しないが毛細管力によって孔2の長さ方向に分布する。
孔2の断面の中央部にできた空間2cが、吸熱部で蒸発
した作動液の蒸気の通路となる。
第1図(A)ないしくC)に示した放熱体1は例えばそ
の中央部を半導体素子または基板上の発熱体(例えばパ
ワーIC)に密着させ、周囲の部分を大気中に置くと、
中央の部分では内部の作動液通路の作動液が蒸発し、気
化した作動液は作動液通路の断面の中央部の空間を通っ
て、周囲の部分の通路内へ移動する。周囲の部分では主
に大気により、部分的には輻射により冷却されて、作動
液は凝縮し、作動液通路の断面の角の部分を通って中央
部へ還流する。このようにして、放熱体1は中央部がヒ
ートパイプの吸熱部、周囲の部分がその放熱部として作
用し、発熱体が冷却される。
第1図(A)ないしくC)に示した放熱体1は次のよう
にして製作される。孔のない金属板3に、例えば打ち抜
きあるいはエンチングにより、第1図(B)に示された
形状の孔2を形成させる。次に、金属板3と外側の金属
板4および5との間を気密かつ液密に接着させる。例え
ば、ステンレス鋼製の金属板3の両面、ステンレス鋼製
の金属板4および5の内側の面(金属板3に対向する面
)にそれぞれ比較的厚い銅のめっきを施しておき、それ
らを圧着して真空炉中で加熱する。これにより、3枚の
ステンレス鋼板は気密かつ液密に接着される。この方法
を用いると、孔2が微細であっても、それを詰まらせる
ことがない。孔2を詰まらせるおそれがなければ、他の
ろう材を用いてもよい。3枚の金属板3,4.5を接着
する際に、孔2の技2aの先端には作動液封入管6を取
りつける。その一方法として、第2図に示すように、作
動液封入管を設ける位置で3枚の金属板3,4゜5に突
出部6aを設けておけば、殊更に別の管を連結しないで
も封入管を形成することができる。
作動液封入管6を通して孔2内に作動液8を封入するに
は、例えば第3図に示す装置を用いて行う。
第3図で、封入ユニット31は所定の内容積をもつ耐圧
密閉容器33を有する。耐圧密閉容器33は、接続ポー
ト32を介して未封入の放熱体1の作動液封入管6に接
続されている。耐圧密閉容器33には接続ボート32の
ほか、減圧ポート34、作動液注入ボート35、および
排気ポート36が取り付けられている。減圧ポート34
にはバルブ34aを経て真空ポンプ34bが、作動液注
入ポート35にはバルブ35aを経て作動液計量注入装
置35bが接続されている。排気ポート36にはバルブ
36aが設けられている。耐圧密閉容器33の下方には
任意温度に加熱することができる電熱加熱板37aが設
けられ、それらは断熱材38aで囲まれている。電熱加
熱板37aは耐圧密閉容器33を囲むように設けてもよ
い。未封入の放熱体lは、下方に接して任意温度に加熱
することができる電熱加熱板37bが設けられ、それら
は断熱材38bで囲まれている。電熱加熱板37a、3
7bはそれぞれ電圧可変電源39a。
39bに接続されている。
第3図の装置を用いて放熱体1に作動液8を封入するに
は、まず各部分を接続し、耐圧密閉容器33、未封入の
放熱体1等から成る系内を真空ポンプ34bで真空に減
圧した後、バルブ34aを閉じる。次いで、バルブ35
aを開き、作動液計量注入装置35bから所定量の作動
液8を耐圧密閉容器33内に注入する。注入後、バルブ
35aを閉し、電熱加熱板38b、38aに通電し、未
封入の放熱体lと耐圧密閉容器33を作動液の臨界温度
より低い所定の温度に加熱する。減圧された系内にあっ
た非凝縮性気体は耐圧密閉容器33の一ヒ部に溜まるか
ら、排気ボート36のバルブ36aを適当に開けて外部
へ排出する。バルブ36aを閉じた後、加熱温度を作動
液の臨界温度より高い温度に上昇させると、作動液は超
臨界状態の気体となり、系内に均一に分布する。作動液
封入管6の中間部をピンチシールあるいは溶(熔)封等
により密閉し、かつ切り離した後、電熱加熱板38b、
38aの加熱を停止し、放熱体lと耐圧密閉容器33を
常温まで冷却する。こうして、放熱体1内の孔2で形成
された通路に、所定量のヒートポンプ作動液8が封入さ
れる。
作動液として例えばフロンR22を用いることができる
。フロンR22のHFm 界m 度は96.o″C1臨
界圧力は50.2 kg /ctMabsであり、工業
的取扱は容易である。臨界密度は0.525kg/i!
、で、充分大きいので、ヒートパイプとして機能させる
のに必要な封入量を得ることができる。すなわち、臨界
状態にあるフロンR22を内容積Vの系内で20°Cま
で冷却すると、液化したフロンR22の体積■は、臨界
密度0.525kg#2と液化したフロンR22の密度
1.213kg/nからv−0,525V/1.213
=0.433Vである。これは作動液封入率が最大43
%であることを意味し、ヒートパイプとして充分機能す
る値である。実際にはこれより少ない封入率で足りる。
〔実施例2および3〕 L S Iのようなマルチビンタイプの半導体素子に取
りつける場合の、本発明による放熱体の構造を第4図お
よび第5図に示す。第4図において、放熱体41は比較
的薄い可とう(撓)性のものとし、コ字形に折り曲げて
基板42上の半導体素子43の上面に密着させた。第5
図では、基板52の上に支柱54で浮かせて取り付けた
、冷却を要する半導体素子53の下面(端子ビン側)に
、スルーホール7(第工図(B)参照)をもつ放熱体5
1を密着させた。53aは端子ビンを示す。
〔実施例4〕 実施例1の金属板3の孔2すなわちヒートパイプの作動
液通路の形を、曲線状とした例を第6図に示す。複数の
円弧状の孔2すなわち作動液通路が、放熱板の中央付近
で連通している。実施例1と同様、孔2の一本の技2a
の先端には作動液封入管6が取りつけられている。
〔発明の効果〕
本発明の放熱体によると、全体あるいは局部的に発熱密
度が大きい高集積半導体素子あるいは基板を効果的に冷
却するのに適する、マイクロヒートパイプを利用した実
用的な放熱体が提供される。
本発明によるマイクロヒートパイプ放熱体はまた工業的
に生産が可能である。
本発明の放熱体の製造方法によると、全体あるいは局部
的に発熱密度が大きい高集積半導体素子あるいは基板を
効果的に冷却するのに適する、マイクロヒートパイプを
利用した放熱体を、工業的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明による放熱体の一実施例の断面図
、第1図(B)は本発明による放熱体の一実施例の部分
的に断面を示した平面図、第1図(C)は作動液が封入
された後の放熱体の拡大された断面図、第2図は放熱体
に作動液封入管を取りつける一方法を示す放熱体の平面
図、第3図は作動液封入管を通して孔内に作動液を封入
するのに用いる装置の一例を示す説明図、第4図および
第5図はマルチピンクイブの半導体素子に取りつける場
合の本発明による放熱体の構造を示す断面説明図、第6
図はヒートパイプの作動液通路の形を曲線状とした例を
示す平面説明図、第7図は従来の半導体素子に用いられ
た空冷方式の放熱板の説明図(立面)、第8図はヒート
パイプを用いた従来の半導体素子用放熱板の説明図(立
面)、第9図は従来のマイクロヒートパイプを用いた放
熱体の説明図(断面)である。 符号の説明 1 −−−−−−一放熱体     2−−−−一−−
−−孔2a−−−孔2の技    2b−孔2の角(隅
)2 c−一−−−孔2の空間   3−−−一金属板
3 a 、  3 b−−−一金属板3の外側の面4 
、 5−−−金属板    6−−−−−作動液封入管
7−m−−スルーホール  8−−−−一作動液31−
 封入ユニンl−32−−一接続ボート33− 耐圧密
閉容器  34−−一減圧ポート34a−バルブ   
  34b−真空ボンプ35−一一−作動液注入ボート
 35a−パルプ35b−作動液計量注入装置 36 − +J14気ボート   36a−バルブ37
 a、  37 b−・−電熱加熱板38 a 、  
38 b−一一一断熱材39 a 、  39 b−−
−−一可変電源4L−−−−放熱体     42− 
基板43−−−一半導体素子   51 52・−・一基板      53 53a−・端子ピン    54 71−・−半導体素子   72 73−一一一一一放熱板     81B 2−−−ヒ
ートパイプ  83 84−・−・−放熱フィン   91 92−−−−〜通路      93 92a−・・通路92の断面中央部 放熱体 半導体素子 支柱 ・−プリント基板 半導体素子 伝熱ブロック 殻体 作動液

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒートパイプ作動液通路網のパターンに対応した
    形状の透孔を設けた両面が平面である第一の金属板と、
    少なくとも互いに対向する面が平面であり、前記第一の
    金属板と重ねられ、前記第一の金属板との間が気密かつ
    液密に接合されたとき前記透孔に相当する空所を形成す
    る第二および第三の金属板と、前記空所に封入されたヒ
    ートパイプ作動液から成ることを特徴とする、ヒートパ
    イプを具える放熱体。
  2. (2)前記空所の断面が四角形である請求項第1項記載
    のヒートパイプを具える放熱体。
  3. (3)両面が平面である第一の金属板にヒートパイプ作
    動液通路網のパターンに対応した形状の透孔を設け、前
    記第一の金属板を少なくとも互いに対向する面が平面で
    ある第二および第三の金属板で挟み、前記第一の金属板
    と前記第二および第三の金属板の間を気密かつ液密に接
    合して、前記透孔によって形成された密封空所を形成し
    、該空所に所定の内容積を有する耐圧密閉容器を接続し
    、前記密封空所を含む系内を減圧し、前記耐圧密閉容器
    に所定量のヒートパイプ作動液を注入して気化させ、前
    記空所を囲む金属板および前記耐圧密閉容器を前記ヒー
    トパイプ作動液の臨界温度より高い温度に加熱し、前記
    空所を前記耐圧密閉容器と切り離しかつ密閉することを
    特徴とする、ヒートパイプを臭える放熱体の製造方法。
  4. (4)前記ヒートパイプ作動液を注入した前記耐圧密閉
    容器および前記空所を前記ヒートパイプ作動液の臨界温
    度より低い温度に加熱して、前記耐圧密閉容器の上方か
    ら所定の少量の気体を大気中に排出した後、前記臨界温
    度を超える温度の加熱を行う、請求項第3項のヒートパ
    イプを具える放熱体の製造方法。
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