JPH0318589Y2 - - Google Patents

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JPH0318589Y2
JPH0318589Y2 JP8164785U JP8164785U JPH0318589Y2 JP H0318589 Y2 JPH0318589 Y2 JP H0318589Y2 JP 8164785 U JP8164785 U JP 8164785U JP 8164785 U JP8164785 U JP 8164785U JP H0318589 Y2 JPH0318589 Y2 JP H0318589Y2
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JP
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stone
piled
stones
lid
urn
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JP8164785U
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JPS61197152U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は基を構成する積石基礎。詳しくは積石
基礎内に聖観音像などの化粧彫り部を設けて、こ
れを骨壷の出し入れ口から入る光によつて鑑賞で
きるようにしたものである。
従来の技術 従来、寺院などに設置されている墓用の積石基
礎は、図面第4図に示すように矩形に配した根石
28上の前後左右に中石29,30を積み、さら
にこの中石29,30の上面に葛石31,32,
33,34を積み上げて箱形に形成したもので、
さらにこの箱形に組んだ積石基礎B内に一対の側
面石35,36を対設して、内部に納骨室37を
設け、この納骨室37の左右両側の空間部に土砂
を入れ、さらに格納室37上に中台をこの中台上
に上台を上台の上面に芋石を夫々積上げるとゝも
に、中台の前部に花立と水鉢とを配置して墓を形
成したものであつた。
考案が解決しようとする問題点 しかし前記従来の積石基礎bは、納骨室37を
形成する壁面部に化粧用の彫り加工等が施してな
い為、施工後骨壷を納めるとき納骨室内を眺めた
とき、その内部はきわめて殺風景で、装飾性に乏
しく、礼拝の念を想起させない問題点を有し、
又、骨壷の出し入れ口の開口を容易に行うことが
できないものであつた。
問題点を解決するための手段 本考案に係る墓用の積石基礎は実施例の第1図
乃至第3図に示すように、根石1上の前後左右に
中石2,3,4を積み、この中石2,3,4上に
葛石5,6,7,8を積上げてなる墓用の積石基
礎aにおいて、前記中石2の部分に骨壷の出し入
れ口9を設け、該出し入れ口9に蓋12を着脱自
在に嵌めるとゝもに、出し入れ口9に対応する積
石基礎aの内面に、聖観音像などの化粧彫り部2
6を設けた構成である。
作 用 前記構成による本考案の積石基礎aは、第1図
に示すように所定に組立てた後、形成される納骨
室22の左右両側部に土砂を入れ、さらに納骨室
22上に中台を、この中台の上面に上台を順次積
上げ、又この上台の上面に芋石を積上げてから、
中台の前部に左右一対の花立と水鉢とを配置して
墓を組立てたもので、施工後この墓内に骨壷を納
める場合は、中石2の出し入れ口9に嵌めた蓋1
2を外して、これを開口してそのまゝ納骨室22
内へ骨壷を収めるが、このとき出し入れ口9の開
口に伴つてこの出し入れ口9より入る光により積
石基礎aの内面に刻設した聖観音像などの化粧彫
り部26が出し入れ口9より望まれ、これを鑑賞
することができるものである。
実施例 次に本考案の実施例を図面第1図乃至第3図に
基づいて説明すると、 図中1は矩形に配した根石で、左右並びに前後
の根石材を方形状に枠組みして形成し、この根石
1上の前後左右に中石2,3,4を積み上げて壁
部を形成し、該中石2,3,4の上面に葛石5,
6,7,8を積んで箱形の積石基礎aを組立て
る。
9は積石基礎aにおける前面の中石2に設けた
骨壷の出し入れ口で、開口部左右に柱石10,1
1を設け、この柱石10,11には蓋12嵌め込
み用の縦溝13,14を設け、この縦溝13,1
4の一方は浅く他方は深く形成して、蓋12をけ
んどん式に嵌合し得るようにしてある。
尚、この蓋12の表面には家紋15を刻設して
ある。
16は前記出し入れ口9に嵌めた蓋12の止め
ピンで、前部の葛石5に穿設したピン孔17及び
蓋12の上端に設けた係止凹部イへ嵌まつて蓋1
2を止める。尚葛石5におけるピン孔17の部分
には蟻溝18と、止ピン16の隠し凹部19とが
設けられ、蟻溝18に香立20を載置する台を兼
用した隠し蓋21抜き差し自在に嵌めてある。
22は積石基礎a内に形成した納骨室で、積石
基礎aの内部中間に配した左右の側面石23,2
4と背面石25とよりなり、該背面石25の内面
に、聖観音像の化粧彫り部26を刻設し、その表
面に金色に塗装して、前記出し入れ口9の蓋12
を外し、これを開口すると出し入れ口9より入る
光によつてこの出し入れ口9から化粧彫り部26
が望めるようになつている。
27は蓋12の前面下部に設けた持手用の切欠
き部である。
前記実施例による積石基礎aに基づいて所定に墓
を形成した後、この墓に骨壷を収容する場合は、
前記蓋12を止める止めピン16抜いてから、蓋
12をそのまゝ取り外して出し入れ口9を開口し
た後、納骨室22へ骨壷を収めるもので、このと
き出し入れ口9から入る光により納骨室22内が
明るくなり、出し入れ口9対応する面に刻設した
聖観音像の化粧彫り部26を鑑賞できるものであ
る。
尚納骨後は出し入れ口9に蓋12を嵌め、さら
に止めピン16より蓋12を止めてから、葛石5
の蟻溝18に隠し蓋21を差し込んで止めピン1
6を隠し、さらに隠し蓋21上に香立20をのせ
て置くものである。
考案の効果 本考案に係る墓用の積石基礎は、構成する中石
の部分に骨壷の出し入れ口を設けて、この出し入
れ口に蓋を着脱自在に嵌めるとゝもに、出し入れ
口に対応する積石基礎の内面に、聖観音像などの
化粧彫り部を設けたものであるから、この積石基
礎の上に中台、上台及び芋石等を所定に積み上げ
て墓を組立てた後、形成した墓へ納骨する場合
は、中石に設けた出し入れ口の蓋を外して、これ
より納骨室へそのまゝ骨壷を容易に納めることが
できるし、又このとき出し入れ口より入る光によ
つて、出し入れ口に対応する内壁面に刻設した聖
観音像などの化粧彫り部がそのまゝ望めるので、
納骨室内の装飾性は高まり、併わせて信仰心の高
揚が図れて、礼拝の念を直ちに想起させる従来の
積石基礎にない特有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第
2図は仝上一部を切欠いた状態の拡大断面図、第
3図は仝上一部破断状態の要部の正面図、第4図
は従来の積石基礎を示す斜視図である。 尚図中、1……根石、2,3,4……中石、
5,6,7,8……葛石、9……出し入れ口、1
2……蓋、22……納骨室、26……化粧彫り部
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 根石上の前後左右に中石を積み、この中石上に
    葛石を積上げてなる墓用の積石基礎において、前
    記中石の部分に骨壷の出し入れ口を設け、該出し
    入れ口に蓋を着脱自在に嵌めるとゝもに、出し入
    れ口に対応する積石基礎の内面に、聖観音像など
    の化粧彫り部を設けたことを特徴とする墓用の積
    石基礎。
JP8164785U 1985-05-30 1985-05-30 Expired JPH0318589Y2 (ja)

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JP8164785U JPH0318589Y2 (ja) 1985-05-30 1985-05-30

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JP8164785U JPH0318589Y2 (ja) 1985-05-30 1985-05-30

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JPS61197152U JPS61197152U (ja) 1986-12-09
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