JPH0318562B2 - - Google Patents

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JPH0318562B2
JPH0318562B2 JP57034165A JP3416582A JPH0318562B2 JP H0318562 B2 JPH0318562 B2 JP H0318562B2 JP 57034165 A JP57034165 A JP 57034165A JP 3416582 A JP3416582 A JP 3416582A JP H0318562 B2 JPH0318562 B2 JP H0318562B2
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JP
Japan
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tire
take
vulcanizer
guide
arm
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JP57034165A
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English (en)
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JPS58151234A (ja
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Itaru Amano
Yoshimata Maikuma
Keiji Ozaki
Hisaaki Oonishi
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Priority to AU11967/83A priority patent/AU540394B2/en
Priority to KR1019830000849A priority patent/KR860001991B1/ko
Publication of JPS58151234A publication Critical patent/JPS58151234A/ja
Publication of JPH0318562B2 publication Critical patent/JPH0318562B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B1/00Hats; Caps; Hoods
    • A42B1/18Coverings for protecting hats, caps or hoods against dust, rain, or sunshine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0603Loading or unloading the presses

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タイヤ加硫機における加硫済みタイ
ヤの取出装置として、加硫済みタイヤに衝撃や変
形を与えることなく、円滑確実にその取出しが行
なえるとともに、運動スペースを可及的小さくし
て装置のコンパクト化を企図したものに関する。
タイヤ加硫機における加硫済みタイヤの取出装
置は、既知のようにタイヤアンローダとして各種
の発明がなされている。これら従来の取出装置を
大別すると、タイヤ取出アームを加硫機センター
に進出させて加硫済みタイヤを支持し、該取出ア
ームを取出側に傾斜させてタイヤを後方に投げ落
す方式と、加硫済みタイヤを支持して水平状態下
に後方に運び出す方式の両者がある。前者の傾斜
投げ出し方式では、タイヤが目的地点に真直に落
ちなかつたり、次行程のポストインフレータ機等
にセツトする必要のあるものでは、確実なセンタ
ーリングが困難である等、正確性において問題が
あるとともに、大型、大重量のタイヤでは加硫直
後のかかるタイヤの落下に当り、これをストツパ
等で受け止める等、その衝撃が大で曲りや歪み等
の事故を生じ、タイヤ品質を低下させる問題点が
ある。また後者の水平運び出し方式では、タイヤ
加硫機をかわすために水平運動の前後に垂直方向
への垂直運動が必要とされ、かつ運動スペースは
垂直、水平の両方向に亘つて大きな空間が必要で
あり、装置自体の大型化、延いてはタイヤ加硫機
全体の大型化を招来し、操作の点でもコスト対効
果比の点でも問題点がある。
本発明は、前述した従来技術の問題点を解決す
るために、タイヤ支持部材を加硫機センターにお
いて垂直方向に上昇させてタイヤを持上げ、その
後タイヤ支持部材を取出側に向つて下向に傾斜さ
せかつ取出側に退出するようにし加硫済タイヤに
衝撃等を与えることなく、しかも、僅少スペース
を有効活用して取出し、この際、タイヤ支持部材
の下向傾斜での円滑確実なガイド作用をもたせ得
るようにしたことを目的とするものであり、この
ため、本発明は、タイヤ加硫機センターに水平面
上において出入可能としてタイヤ支持部材を備
え、該タイヤ支持部材の出入でタイヤ加硫機から
加硫済タイヤを取出す装置において、前記タイヤ
支持部材は取出地点からタイヤ加硫機のセンター
に進出されて該進出位置において垂直方向上方に
上昇すべく備えられ、かつ、該上昇位置から前記
取出地点に向つて下向傾斜に姿勢変更可能で、取
出地点において水平姿勢に復帰可能とされてお
り、更に、タイヤ加硫機等の固定側に、前記タイ
ヤ支持部材の前記垂直方向上方へ上昇された前記
タイヤ支持部材を前記下向傾斜姿勢の下で取出地
点に向つて移動案内する傾斜案内部を有するガイ
ドカム部材が備えられていることを特徴とするも
のである。
以下図示の実施例に基いて本発明を詳述する
と、第1図乃至第7図に例示したものは、本発明
をその重量1000Kgにも及ぶ大型タイヤを対象とす
るタイヤ加硫機に実施した1例であり、第1,2
図において、X−Xは図示省略してあるがタイヤ
加硫機の中心線であり、タイヤ加硫機は周知のよ
うに加硫機ベース4の上面に固定下型が所要熱盤
等を介して設置されるとともに、下型中心には所
謂プラダと通称される拡縮変形自在な弾性成形体
並びに同成形体を拡縮変形させるための中心機構
が配設され、固定下型に対して開閉型締め自在な
可動上型が、クランクギヤ、サイドリンク及びト
ツプリンク等による開閉プレス機構を介して配置
され、可動上型にも熱盤が具備されるとともに、
前記弾性成形体内へのスチームその他による熱圧
媒の供給手段、更には上下両型を包囲するドーム
内への熱圧媒供給手段等を備えたものであり、固
定下型上にグリーンタイヤをセツトするとともに
該タイヤ内面に弾性成形体を内装フイツトさせ、
熱圧媒供給を介してタイヤ内面形状のシエーピン
グを開始するとともに可動上型を閉合型締めし
て、上下両型の加熱加圧、弾性成形体内の熱圧媒
の昇圧を介してその加硫成形を行なうもので、こ
れらは既によく知られた処であり、また本発明に
おいてはタイヤ加硫機自体は従来のものと全く同
様であるので、その図示は省略する。
このようなタイヤ加硫機の一側において、本発
明では前記加硫機ベース4の一側に一対のレール
3,3を配設し、同レール3,3上に亘つてキヤ
リツジ1を車輪5ガイドローラ6を介して進退自
在に架装し、同キヤリツジ1の一部に設けたモー
タ7等の駆動によつてキヤリツジ1を加硫機プレ
ス中心線X−Xに向つて自走進退可能とするので
ある。前記キヤリツジ1のレール3,3の幅員方
向における両側端には一対のガイド支柱8,8が
平行に立設され、両支柱8,8に亘つて本発明装
置の主体であるリフトアーム本体2を昇降自在に
架装するのである。同本体2は第1図、第2図及
び第4図、第5図にその詳細が示されるように、
前記ガイド支柱8,8に転動コロ9の複数個を介
してスライド自在に外嵌されるスライダ10,1
0を備えた架構11から成り、同架構11の前端
に架設したアーム軸12に加硫済みタイヤYの下
面両側を支承しかつこれを取出すための取出アー
ム13,13を取付けるのであり、取出アーム1
3にはそれぞれタイヤYの移動を円滑とするため
の滑りローラ13a群が遊転自在に列設される。
前記したリフトアーム本体12及び取出アーム
13は、全体として先に述べたキヤリツジ1上に
搭載され、キヤリツジ1の進退と同行してタイヤ
加硫機の中心に向つて出入し、取出アーム13上
に加硫済みタイヤYを受取り、次いで本体2の上
昇を介しタイヤYを上昇させ、更に上昇地点で取
出アーム13の傾斜により、後述する本発明のガ
イドカム部材の誘導によりタイヤYを取出側に搬
出するのであるが、このためにリフトアーム本体
2のガイド支柱8,8上における昇降並びに取出
アーム13の傾斜のための運動機構として、本発
明では以下の構造を採用している。即ちリフトア
ーム本体2の昇降に当つては、第1,2図に例示
するように、本体2を支承しているキヤリツジ1
におけるビーム1a上に駆動シリンダ14を設置
し、同シリンダ14のピストンロツド14aに付
設したスライド15にスプロケツトホイール16
を設け、スライド15をガイド17に進退自在に
架装するとともに、スプロケツトホイール16に
はガイド17を利用して一端を固定したチエン1
8を張架させ、同チエン18にジヨイント19を
介して一対のチエン20,20を連結し、両チエ
ン20,20をそれぞれガイドスプロケツト2
1、ガイドスプロケツト22,23を介して左右
一対のガイド支柱8,8内に通し、各支柱8,8
の上端に設けたスプロケツトホイール24,24
を介して、チエン20,20の各一端を架構11
の左右両側に連結するのであり、従つて駆動シリ
ンダ14によるロツド14aの進退とこれに同行
するスライド15スプロケツトホイール16の第
2図実線位置から鎖線位置間に亘る進退を介し、
チエン18チエン20,20の進退により、架構
11はガイド支柱8,8上をスライダ10,10
を介し直進上下し、これによつてリフトアーム本
体2取出アーム13の垂直昇降が得られるのであ
るが、これは勿論他の昇降機構を用いても同効で
ある。また取出アーム13の傾斜に当つては、第
2図及び第4,5,6各図に例示するように、ま
た一部は第7図に示すように、架構11のビーム
11aに駆動用シリンダ25を設けるとともに、
同シリンダ25のピストンロツド25aを、第4
図及び第7図に示すように、先に述べた一対の取
出アーム13,13を貫通して架構11側に架設
されるアーム軸12、同アーム軸12の後方にお
いて取出アーム13,13間に架設される連結軸
26、更には同連結軸26の後方において取出ア
ーム13,13の内面間に架設される固定バー2
7の3者に亘つて取付けられるブラケツト28よ
り突設した作動リンク29に連結するのであり、
このさい同リンク29は固定バー27の上位に第
7図のように位置される。更に前記取出アーム1
3,13の後端下部には、第6図に示すようにス
トツパ30が設けられ、同ストツパ30と対応し
てこれと係合するストツパ31が架構11のビー
ム11a側に設けられることにより、取出アーム
13,13は水平状態の姿勢に保持されるように
してある。従つて架構11上において取出アーム
13,13は常時第6,7図示のように水平姿勢
に保持されるが、この態から駆動用シリンダ25
のロツド25aを第7図において下方に引込む事
により、作動リンク29を介しブラケツト28の
全体が軸26バー27とともにアーム軸12を支
点として下方に回動し、これにより取出アーム1
3,13は第6図の鎖線、更には第1図の鎖線に
示すように、取出側に向つて例えば40゜のように
必要な傾斜角度のもとでの後方傾斜姿勢が得られ
ることになるのである。この傾斜に当つては取出
アーム13,13上に亘つて支承されたタイヤY
も当然傾斜姿勢となるので、その自由な移動を阻
止するため、本発明では前記アーム軸12連結軸
26固定バー27に亘つて架設したブラケツト2
8を利用して、第2図及び第4,7図示のように
起伏自在のストツパ32を設けるのである。即ち
ストツパ32は固定バー27上に可回動に枢支さ
れてブラケツト28上に亘り、第7図示のよう
に、ブラケツト28側に設けた駆動シリンダ33
のピストンロツド33aを、ブラケツト28に一
端を枢支した作動リンク34の他端に連結し、作
動リンク34の枢軸35側にその一端をストツパ
32側に枢支した屈折リンク36の他端を連結す
ることにより、駆動シリンダ33の作動によるピ
ストンロツド33aの進退を介し、作動リンク3
4の回動を介し、屈折リンク36を第7図のよう
に伸展させることによりストツパ32を起立さ
せ、また屈折させることによつてストツパ32を
伏倒させてタイヤYの係脱を行なうようにしたも
のであり、勿論これらの取出アーム13,13の
傾斜乃至ストツパ32の起伏に当つての作動機構
として、図例以外の構造を用いることは容易に可
能である。
以上詳述したように、前記タイヤ支持部材(取
出アーム)13は、取出地点からタイヤ加硫機の
センターに進出されて該進出位置において加硫済
タイヤを持上げるために垂直方向上方に上昇すべ
く備えられ、かつ、該上昇位置から前記取出地点
に向つて下向傾斜に姿勢変更可能で、取出地点に
おいて水平姿勢に復帰されて再度進出され、ここ
に、タイヤ支持部材は所謂トライアングル運動で
加硫機から加硫済タイヤを取出すようにされてい
る。
そして、本発明では、前記タイヤ支持部材13
のトライアングル運動を円滑確実にするために、
垂直方向上方へ上昇された前記タイヤ支持部材1
3を前記下向傾斜姿勢の下で取出地点に向つてガ
イドローラ51を介して移動案内する傾斜案内部
(傾斜滑動面)39を有するガイドカム部材37
を第3図に示す如く加硫機等の固定側に設けてい
る。即ちガイドカム部材37は図示実施例では、
略直角3角形状のカム主板38と、同カム主板3
8の所要角度の傾斜滑動面39の上下両端に付設
される補助カム板40,41とから成るもので、
上端の補助カム板40は傾斜滑動面39と一致す
る傾斜滑動面42を有するとともに、カム主板3
8に対して枢軸43により可回動に枢支され、か
つバネ44ストツパ45によつて弾支揺動自在と
されて、一方向へのみ回動また復元自在に設けら
れる。これは後述するようにリフトアーム本体2
の上昇時に干渉を生じないためのものである。ま
た下端の補助カム板41は傾斜滑動面39と一致
可能な直線状滑動面46の先端にガイド曲面46
aを具備するとともに、カム主板38に対し枢軸
47によつて枢支され、かつ駆動シリンダ48の
ピストンロツド48aに連結されることにより、
枢軸47を支点として起伏自在とされたものであ
る。このガイドカム部材37は、第2図に例示す
るように取付板49を介して加硫機側におけるサ
イドプレート50等を利用してリフトアーム本体
2における架構11の両外側に一対が対置され、
このガイドカム部材37に架構11が案内誘導さ
れるように、先に述べたアーム軸12の両端にガ
イドローラ51,51が可回動に付設されるとと
もに、同ガイドローラ51,51は、キヤリツジ
1によるリフトアーム本体2の加硫機センターへ
の出入に当り、その水平出入案内部材として働く
ように、例えば加硫機におけるベース側板52を
利用して水平に敷設されたガイドレール53上に
転動自在に接支されるのである。尚第1図におい
て54はキヤリツジ1とリフトアーム本体2にお
ける係脱自在な係合部を示し、また55はリフト
アーム本体2の架構11におけるビーム11aに
付設された滑りローラ13aを備えた補助ブラケ
ツトを示している。
以上のように第1図乃至第7図に示した本発明
取出装置によれば、加硫済みタイヤYの取出は以
下のようにして行なわれる。即ちタイヤ加硫機に
よる加硫作業が終了し、可動上型が開放避退し、
加硫機中心機構によつて加硫済みタイヤの内面よ
りブラダが引き出されて伸展し、下部リングが上
昇して、同リングと固定下型との間に間隙が出来
れば、第1図に鎖線で示した位置に後退している
キヤリツジ1はモータ7等の駆動によつて加硫機
センターに向つて前進を始める。このさいキヤリ
ツジ1上に支承されているリフトアーム本体2に
おける取出アーム13,13は水平姿勢であり、
またガイドカム部材37における補助カム板41
は実線位置に上げられている。かくしてキヤリツ
ジ1のセンター進入と共に、リフトアーム本体2
もアーム軸12両端のガイドローラ51,51が
ガイドレール53,53上を転動することにより
同行直進して、加硫済みタイヤYを水平姿勢の取
出アーム13,13上に支承して受取るのであ
り、次いでこの実線位置の状態から第2図に示し
た駆動シリンダ14を作動し、そのピストンロツ
ド14aの前進、スライド15及びスプロケツト
ホイール16の同行により、チエン18,20,
20の牽引を介してリフトアーム本体2取出アー
ム13,13タイヤYの全体を、ガイド支柱8,
8に沿つて上昇させる。このさい取出アーム1
3,13間に設けたストツパ32は第2図及び第
4,5図示のように起立させて置くのである。か
くして所要の上昇地点に到達して、加硫機側のブ
ラダをかわせる位置となれば、駆動用シリンダ2
5を作動して取出アーム13,13を第1図鎖線
のように傾斜させるのであるが、このさい前記上
昇に当り、取出アーム13,13のアーム軸12
の両端に付設されているガイドローラ51,51
はガイドカム部材37における上端の補助カム板
40と衝当するが、同カム板40のバネ44枢軸
43を介する揺動により、支障なくクリヤして上
方に通過される。ここに、取出アーム(タイヤ支
持部材)13によつて加硫済タイヤは水平姿勢の
まま持上げられ、タイヤ支持部材13がタイヤを
持上げてその上昇地点にくると、シリンダ25の
作動によりアーム軸12を支点として取出アーム
13,13を第1図鎖線に示されるように後傾状
の傾斜姿勢として後、先に述べたリフトアーム本
体2の上昇用のシリンダ14を圧力を掛けないフ
リー状態とするとともに、キヤリツジ1を第1図
実線位置から再び鎖線位置に後退させることによ
り、傾斜姿勢の取出アーム13,13のアーム軸
12両端のガイドローラ51,51は補助カム板
40の滑動傾斜面42上に乗り、引続きカム主板
38の滑動傾斜面39、更には後退に先立つて第
1図において実線位置から鎖線位置に伏倒させた
補助カム板41の滑動傾斜面46に渡つて、転動
案内されて第1図の鎖線で示すように円滑軽快に
タイヤYを保持したまま後退移動し、ガイドロー
ラ51,51のガイドレール53,53上への補
助カム板41におけるガイド曲面46aを介する
無衝撃の乗り移りを介し、タイヤ加硫機後方の取
出側にタイヤYを図のように運ぶのであり、架構
11の後端の滑りローラ13aを介してかつ後退
最終地点におけるストツパ32の伏倒によつて、
円滑静粛に例えばテイクアウトコンベヤ等に移乗
されることになる。タイヤYの搬出が完了すれば
取出アーム13,13を水平姿勢に復して次の加
硫取出に備えることになる。
次に本発明による別の実施例として、比較的小
型のタイヤ加硫機における装置の1例を、第8図
及び第9図について説示する。ここに示した本発
明装置は第1,2図に示した両持型式と相違する
片持型式のものであり、図示省略してあるがタイ
ヤ加硫機における加硫済みタイヤYの矢印Pで示
した取出方向と平行する一側に、装置進退用シリ
ンダ60を加硫機ベース等を利用して設置し、同
シリンダ60のピストンロツド60aを取出装置
本体61のガイドロツド62を有する連結部63
に連結し、前記ガイドロツド62をガイド64に
摺動自在に挿支させることにより、シリンダ60
の作動、ピストンロツド60aの進退を介し、装
置本体61を加硫機一側において矢印Pで示した
取出方向と平行して直線的に進退移動可能とし、
この装置本体61の一部に形成した昇降ガイド長
孔65内に、一対の取出アーム66,66を平行
状に並設したアーム軸64を昇降兼回動自在に貫
挿支持させ、同軸67の上位において図示省略し
てあるが連結ハブ等を介して軸67と同行して昇
降自在な摺動軸68を同じく長孔65内に貫挿軸
支させるのであり、同摺動軸68には取出アーム
ストツパ69及びアーム傾斜用シリンダ70の両
者が備えられ、前記シリンダ70のピストンロツ
ド70aに付設したラツク71を、前記アーム軸
67の一部に付設した駆動ギヤ72に噛合させる
ことにより、前記シリンダ70の作動、ピストン
ロツド70aの進退とこれによるラツク71の同
行、駆動ギヤ72の正逆回動によりアーム軸67
に支持された取出アーム66,66を軸67の回
動とともに、水平、傾斜自在とするのであり、取
出アーム66上にはそれぞれタイヤYの滑り移動
を円滑にするための滑りローラ73群が遊転自在
に列設される。更に前記アーム軸67及びこれと
同行する摺動軸68の昇降ガイド長孔65内にお
ける昇降のために、前記アーム軸67に略L形を
なすリフトレバーリンク74を突出状に付設し、
同リンク74の一端に前記装置本体61に枢軸7
5によつて一端を枢支したリフトレバー76の他
端を枢軸77により連結し、同リフトレバー76
の中途に同じく装置本体61を利用して設置した
昇降用シリンダ78のピストンロツド78aを連
結することにより、同シリンダ78の作動・ピス
トンロツド78aの進退・これによる枢軸75を
支点とするリフトレバー76の正逆回動を介し、
リフトレバーリンク74の昇降によつて、ガイド
長孔65に沿つてのアーム軸67及び摺動軸68
の昇降が得られるのである。また装置本体61の
前端に立設したブラケツト79に設けたガイド長
孔80には昇降ブラケツト81が、ブラケツト7
9側に設けた昇降用シリンダ82のピストンロツ
ド82aの連結を介して昇降自在に支持され、同
昇降ブラケツト81に支持部83を介してタイヤ
Yの保持アーム84の基部が固設され、同保持ア
ーム84は前述した一対の取出アーム66,66
上に亘つて述びる略U形のアーム形態とされ、タ
イヤYに対して第9図に示すような係合位置関係
を持つものである。
このような取出装置において、本発明では前記
した取出アーム67の軸方向一端(装置本体61
と反対側)に、先に第1,2図実施例で示したと
同様なガイドローラ51を転動自在に付設し、同
ガイドローラ51を加硫機側におけるベース側板
52を利用して水平に設置したガイドレール53
上に係合支承させるとともに、同ガイドレール5
3の一部に取付ブラケツト85を立設し、このブ
ラケツト85に、前述した第1実施例と同様に、
傾斜案内部を有すガイドカム部材37をガイドレ
ール53より上位に図示のように設けるのであ
る。このさいカム部材37は所要角度の傾斜滑動
面39を有する帯板状のカム主板38と、カム主
板38の上端に枢軸43及びバネ44、ストツパ
45で弾支される補助カム板40の両者のみで第
1,2図実施例で示した補助カム板41は使用し
ない。またこのさい補助カム板40は前記ガイド
ローラ51を介してアーム軸67のストツパを兼
ねるもので、ガイドローラ51の支承面と滑動傾
斜面39に続く傾斜面とを持つカム面42aを有
するようにされており、図例において86はガイ
ドレール53をベース側板52側に固定するため
の取付ブロツクを示している。
本実施例による加硫済みタイヤYのガイドカム
部材37による取出動作の内容は、第1,2図実
施例におけるガイドカム部材37のそれと全く同
様であるが、装置本体61による加硫済みタイヤ
Yの取出は、先に述べたようにタイヤ加硫機にお
けるタイヤ加硫の完了、可動上型の開放避退、加
硫機中心機構によるタイヤ内面よりのブラダ引き
出しと伸展、下部リングの上昇による固定下型と
の間の間隙生成とともに、第8,9図の実線位置
にある装置本体61は、進退用シリンダ60の作
動によるピストンロツド60aの後退、連結部6
3を介するガイドロツド62の同行を介して加硫
機側に向つて前進し、これにより取出アーム6
6,66、タイヤ保持アーム84も第9図の鎖線
で示すように、ガイドローラ51ガイドレール5
3の案内とともに水平状態で加硫機中心線X−X
に向つて進入し、次いで昇降用シリンダ78の作
動、ピストンロツド78aの押出によるリフトレ
バー76の枢軸75を支点とする上方回動、これ
によるリフトレバーリンク74の同行上昇により
取出アーム66,66は、そのアーム軸67摺動
軸68の昇降用ガイド長孔65に沿つての直進上
昇を介して加硫機ブラダをかわせる位置まで上昇
し、またタイヤ保持アーム84もそのシリンダ8
2の作動による昇降ブラケツト81の上昇を介し
上昇されており、加硫済みタイヤYの支承保持が
得られるとともにこの上昇位置において第9図鎖
線にその変化を示すように、摺動軸68上のシリ
ンダ70の作動、ピストンロツド70aの下降、
これによるラツク71の同行下降による駆動ギヤ
72の噛合回転によつて、取出アーム66,66
はアーム軸67の回転とともに図示のように傾斜
姿勢となり、このさい同アーム66,66上に亘
つて受取られたタイヤYは、進退用シリンダ60
による装置本体61の後退、シリンダ78のフリ
ー状態とアーム軸67のガイドローラ51のガイ
ドカム部材37の傾斜滑動面39上の転動案内に
よる下降とこれに続くガイドレール53による案
内を介して、取出側に無衝撃下に円滑に取出され
ることになる。
本発明は以上の通りであり、次の利点がある。
取出地点から加硫機センターに進出してタイヤ
支持部材は、該進出位置において加硫済タイヤを
持上げるために垂直方向上方に上昇されることで
タイヤを持上げたタイヤ支持部材は、上昇終端側
において取出側へ下向傾斜されるが、このとき、
タイヤ支持部材は、ガイドカム部材に備えた傾斜
案内部上を移動し、タイヤ荷重を含むタイヤ支持
部材の荷重は、ガイドカム部材によつて担持し、
ここに、タイヤに衝撃を加えること少なく、円滑
確実に取出すことができる。
更に、タイヤの取出地点において前記タイヤ支
持部材は、水平姿勢に復帰されて再びタイヤ加硫
機に向つて進出し、ここに、タイヤ支持部材は水
平方向の進出、進出後の上昇、上昇終端での下向
傾斜と後退の動作を行ないこの動作形態が所謂ト
ライアングルとなり、このことによつて、狭少な
スペースであつても、支障されることなく円滑確
実な取出を保証する。
また、タイヤ支持部材の前記トライアングル形
態の動作において、上昇および下向傾斜での後退
にあたつて、該支持部材は、ガイドカム部材によ
つて確実に案内誘導され、タイヤの衝撃は少なく
なるし、閉ループ形でのトライアングル動作であ
ることから、タイヤのひとつの取出工程中におい
てタイヤ支持部材はガイドカム部材の各案内部で
1回案内されるだけとなり、案内に伴うガイドカ
ム部材の摩耗等も少なく、耐久性に富むものとで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は大型タイヤ加硫機に対する本発明装置
実施例の全体正面図、第2図は同側面図、第3図
は同ガイドカム部材実施例の正面図、第4図は同
取出装置における取出アーム要部の平面図、第5
図は同側面図、第6図は一部縦断側面図、第7図
は同タイヤストツパ実施例の側面図、第8図は
中・小型タイヤ加硫機に対する本発明装置実施例
の平面図、第9図は同運動状態を示す正面図であ
る。 1……キヤリツジ、2……リフトアーム本体、
13……取出アーム、37……ガイドカム部材、
38……カム主板、39……傾斜滑動面、40,
41……補助カム板、51……ガイドローラ、1
2,67……アーム軸、61……取出装置本体、
66……取出アーム、Y……加硫済みタイヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タイヤ加硫機センターに水平面上において出
    入可能としてタイヤ支持部材を備え、該タイヤ支
    持部材の出入でタイヤ加硫機から加硫済タイヤを
    取出す装置において、 前記タイヤ支持部材は取出地点からタイヤ加硫
    機のセンターに進出されて該進出位置において垂
    直方向上方に上昇すべく備えられ、かつ、該上昇
    位置から前記取出地点に向つて下向傾斜に姿勢変
    更可能で、取出地点において水平姿勢に復帰可能
    とされており、更に、タイヤ加硫機等の固定側
    に、前記タイヤ支持部材の前記垂直方向上方へ上
    昇された前記タイヤ支持部材を前記下向傾斜姿勢
    の下で取出地点に向つて移動案内する傾斜案内部
    を有するガイドカム部材が備えられていることを
    特徴とするタイヤ加硫機の加硫済みタイヤ取出装
    置。
JP57034165A 1982-03-02 1982-03-02 タイヤ加硫機の加硫済みタイヤ取出装置 Granted JPS58151234A (ja)

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