JPH0318539A

JPH0318539A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH0318539A
Application number: JP1154054A
Authority: JP
Inventors: Masashige Shirai; 白井　正成
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-06-15
Filing date: 1989-06-15
Publication date: 1991-01-28
Anticipated expiration: 2012-01-08
Also published as: JP2568691B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、シート材の搬送装置に係り、詳しくは手差し
によりシート材を搬送する機能を付加したシート材搬送
装置に関する。

（ロ）従来の技術従来の電子複写装置１００は第５図に示すように、装置
１００の右側に設けられた手差しトレイ１０１から転写
材Ｐがレジストローラ１０２で搬送され、転写ガイド１
０３を通過し、ドラム１０５上の画像を転写分離帯電器
１０６，１０７により転写され分離され、搬送部１０９
により搬送され、定着部１１０でトナー像か定着され、
最後に排紙トレイ１１１へ排出されるまで、転写材Ｐの
搬送方向は一定方向に移動する方式てあった。

また、両面、多重の画像形成では、定着完了し、定着部
１１０を出た転写材Ｐかフラッパ１１２で両面・多重画
像形或を選択された後に、両面・多重搬送路１１３を通
過し、再び搬送ローラ１１５，１１６、レジストローラ
１０２により画像形或部に搬送するものである。また、
カセット１１７に収納された転写材Ｐは給紙ローラ１１
９、搬送ローラ１２０、１２１により搬送された後は、
前述した手差し転写材Ｐと同様に画像形成をするもので
ある。

上述のような電子複写装置１００では、装置の右側に大
きいスペースが必要となり、配置性か悪くなるので、前
面から両面・多重搬送路１１４へ転写材Ｐを給紙して装
置１００の右側スペースを省くと共に、両面・多重搬送
路１１４を共有して装置の高さをも増大させない手差し
給紙装置が考案されている。

（ハ）　発明が解決しようとする課題しかしながら、手差し給紙の搬送路と両面・多重搬送路
１１４とが直交する部分に搬送路を共有しなければなら
ないため、夫々の搬送手段、例えば給紙ローラ対を搬送
方向によって離接する．複雑な離接手段を設けたり、場
合によっては共有する搬送路を搬送方向によって切換え
する複雑な切換手段等を必要とする上に、手差し転写材
Ｐを挿入する開口部を安全及び外観上の見地から塞ぐ必
要がある等の問題が生じる。

そこで、本発明は、手差し開口部のカバー部材及びその
開閉作動を利用して、簡易に、かつ、安価に前記問題点
を解消するシート材搬送装置を提供することを目的とす
る．（二）課題を解決するための手段本発明は、上述した事情に鑑みてなされたちのであって
、例えば第１図及び第３図を参照して示すと、シート材
（Ｐ）の収容部（２）からシート材（Ｐ）を給送する給
紙装！（３）と、シート材（Ｐ）を必要の都度給送する
手差し給紙装置（２５．２９）とを有し、前記給紙装置
（３）からシート材（Ｐ）を搬送する第１搬送路（１９
）と前記手差し給紙装ｉ　（２５．２９）からシート材
（Ｐ）を搬送する第２搬送路（２２）とがほぼ同一平面
にて直交する交差部に前記第１及び第２搬送路（１９．
２２）の共通の搬送路となる案内手段（３３．３５）を
有するシート材搬送装置において、装置本体に設けた手
差し給紙用の開口部（２１）に、該開口部（２１）を塞
ぐカバー部材（２２〉を開閉自在に設け、該カバー部材
（２２）に手差しシート材（Ｐ）の挿入案内部材（４０
）及び搬送手段（２５．２９）と、前記案内手段（３３
．３５）と、を前記第１及び第２搬送路（１９．２２）
に移動させる移動部材（２７）を設け、更に前記カバー
部材（２２）の開閉により、前記給紙装置（３）からの
搬送または手差し給紙装置（２５．２９）からの搬送に
切換える切換手段（３２）を設けたことを特徴とする。

（ホ）作用以上の構或に基づき、必要の都度、カバー部材（２２）
を開いて、手差しシート材（Ｐ）を案内部材（４０）に
沿わせて挿入し、搬送手段（２５．２９）により搬送す
ると、既に移動部材（２７）により第２搬送路（２２）
へ移動している案内手段（３３．３５）内に移動する。

次いで、カバー部材（２２）を閉じると、第２搬送路（
２２）と直交する第１搬送路（１９〉上に手差しシート
材（Ｐ）を搬送する。

なお、前記カツコ内の符号は例示であって、何等構或を
限定するしのではない。

（へ）実施例以下、図面に沿って本発明の実施例について説明する．先づ、第３図により、本発明を実施する複写装置１のフ
ロントローディングタイプのカセット２に収納された転
写材Ｐに対する画像形成のプロセスを説明する。

カセット２の最上部の転写材Ｐがピックアッフローラ３
により、分離・給紙されると、搬送ローラ４，５により
レジストローラ６へ搬送される。

レジストローラ６によりドラム７上に形或された画像に
同期・位置決めされ、転写材Ｐは所定のタイミングで搬
送される。そして、転写帯電器９によりドラム７上の画
像が転写材Ｐに転写され更に分離帯電器１０により、転
写材Ｐはドラム７から分離され、搬送部１１上へ送られ
る。その後、定着部１２で転写材Ｐ上の画像か定着され
、排紙ローラ１３により排紙トレイ１５上に排出される
．また、転写材Ｐの両面または片面に多重の複写をする
場合には、フラッパ１７及び排紙ローラ１３の正逆転作
動により、転写材Ｐを両面パス１９に送り、更に再給紙
ローラ２０により再びレジストローラ６に転写紙Ｐを送
り、所定の複写作動を行なう。

次に、手差し給紙の場合の詳細について説明する。

第１図において、２１は手差し開口部であり、この開口
部２１を塞ぐカバー部材である手差しトレイ２２は軸２
３に軸支され、矢印八方向に回動自在である。また、手
差しトレイ２２の下部に、手差し給紙従動ローラ２５が
ばね２６により内側に付勢されて取付けられ、さらに手
差しトレイ２２の下端に側方への突部２７が設けられ、
この手差しトレイ２２水平状Ｂ（一点鎖線表示の位置）
に開いたときに、ローラ２５に圧接する位置の装置１に
、手差し給紙駆動ローラ２９が配設され、図示しない駆
動源により駆動されるようになっている．また、この駆
動ローラ２９の手前側に転写材Ｐの基準端（手前側端）
用検知部材３０が装置１に枢支され、この検知部材３０
の動きによって転写材Ｐの基準端を検知するインタラブ
タ３１が配設されている．また、装Ｗ１に開閉検知手段
３２が取付けられていて、手差しトレイ２２の上端が閉
か開かを検知するようになっていて、閉を検知したとき
には、手差し給紙禁止指令を行なうと共に、カセット２
よりの給紙可能指令を出すようになっている．そして、水平状態に保持されたときには、その中心面が
開いたときの手差しトレイ２２の上面よりも低位置にあ
る転写材Ｐのガイド板３３．３５が一体に形或されて、
ＩＩａ側端に設けられたブラケット３５ａが装置１に固
定されたピン３５に枢支されている．そして、前記手差
しガイド２２か開いたときに、突部２７により、ガイド
板３５の手前側を押上げて、ガイド板３３．３５の中心
面の入口が、開いた手差しガイド２２のガイド面とほぼ
同じ高さに保持するようになっている。

また、３７は本体搬送駆動ローラであり、図示しない駆
動源により駆動されるようなっており、装置１の前後方
向を向いて装１１に回転自在に取付けられている．そし
て、この駆動ローラ３７に対向して、押えローラ３９が
ガイド板３３の上面に、ガイド板３３が傾動するとガイ
ド板３３の上方に退避できるように取付けられている（
押えローラ３９をガイド板３３から上方に退避させる機
構は、ソレノイド等を用いて、ガイド板３３の傾動によ
りオンさせ押えローラ３９を持ち上げる機構や、ガイド
板３３が傾動するとガイド板３３が装置１に枢支された
アームを持ち上げ、このアームに押えローラ３９を取付
けておく機構等種々の機構が適用できる）なお、４０は手差しトレイ２２の側端部に設けた手差し
転写材Ｐの側端部を案内するガイドである。

本実施例は前記のように構成されているので、カバー部
材である手差しトレイ２２を手差し開口部２１から開く
と、開閉検知手段３２がオフして、カセット２のビック
アップローラ３を停止させて、カセット２からの給紙を
禁止すると共に突部２７により一体のガイド板３３．３
５を傾動してその中心面が入口手差しトレイ２２の上面
に対向し、かつ本体搬送駆動ローラ３７はガイド板３５
から外方（下方）に退避し、押えローラ３９か少なくと
もガイド板３３の下面から少し覗いた程度に位置し、手
差し転写材Ｐが円滑にガイド板３３，３５間に移動でき
るようになると共に、手差し給紙従動ローラ２５が駆動
ローラ２９に圧接する．次いで、手差し転写材Ｐを矢印Ｂ方向に手差しトレイ２
２上をガイド４０に沿って挿入すると、転写材Ｐ　の先
端部が検知部材３０を押圧しインタラプタ３１がオンし
て転写材Ｐの挿入されたことを検知すると共にその信号
により給紙駆動ローラ２９か回転し、転写紙Ｐを搬送す
る．そして、検知部材３０が転写紙Ｐの後端（基準端）
にて下がると、インタラプタ３１がオフし、その信号に
より転写紙Ｐの基準端が本体転写材Ｐの搬送基準線４１
に停止する。

次いで、手差しトレイ２２を閉じると、ガイド板３３．
３５が水平位置となり、ローラ３３．３５が転写紙Ｐを
挟持すると共に、手差し給紙従動ローラ２５が搬送路か
ら退避すると共に、開閉検知手段３２がオンしてその信
号により駆動ローラ３７を回転させ、手差し転写材Ｐが
画像形成のために搬送される。

なお、第４図に示すように、手差しトレイ２２かその支
軸２３と一体になり、この軸２３をモータ４２により正
逆転して開閉し、手差し給紙と本体給紙とを行なうよう
にしてもよい。

（ト）発明の効果以上説明したように、本発明によると、手差し給紙用開
口部（２１）のカバー部材を手差しトレイ（２２）とな
し、該手差しトレイ（２２）の開動作により、手差し給
紙装ｉｆ　（２５．２９）の圧接、案内手段（３３．３
５）の第２搬送路（２２）への移動、搬送手段（３７．
３９）の解除並びに手差し給紙装ｔＩｌ（２５．２９）
への作動切換を行ない、前記手差しトレイ（２２）の閉
動作により前記手差し給紙装１　（２５．２９）の解除
前記案内手段（３３．３５）の第１搬送路（１９）への
移動、前記搬送手段（３７．３９）の圧接、給紙装′Ｉ
１（３）の作動を行なうので、前面手差しのシート材搬
送装置を大幅に簡易化できると共に、大幅にコスト低減
できる。また、手差し給送する第２搬送路（２２）と、
給紙装置（３）からシート材（Ｐ）を搬送する第１搬送
路（１９）と、がほぼ同一平面であるので、装置の高さ
を高くすることなく、装置の設置スペースを減少するこ
とができる。また、手差し開口部（２ｌ）を塞ぐことが
できて、危険を防止できると共に外観をよくすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面側面図、第２図は本
発明を実施する複写装霞の斜視図、第３図は第２図の縦
断正面図、第４図は電動手差しトレイを示す斜視図、第
５図は従来の複写装置の縦断正面図である。２・・・シート材収容部（カセット）３・・・給紙装置（ビックアップローラ）１９・・・第
１搬送路（両面・多重パス）２１・・・開口部２２・・・第２搬送路（手差しトレイ）２５．２９・・
・手差し給紙装置（手差し給紙従動ローラ、手差し給紙
駆動ローラ）２７・・・移動部材（突部）３２・・・切換手段（開閉検知手段）３３．３５・・・案内手段（ガイド板、ガイド板）４０
・・・案内部材（ガイド）Ｐ・・・シート材（転写材）第２図

Claims

【特許請求の範囲】１、シート材の収容部からシート材を給送する給紙装置
と、シート材を必要の都度給送する手差し給紙装置とを
有し、前記給紙装置からシート材を搬送する第１搬送路
と前記手差し給紙装置からシート材を搬送する第２搬送
路とがほぼ同一平面にて直交する交差部に前記第１及び
第２搬送路の共通の搬送路となる案内手段を有するシー
ト材搬送装置において、装置本体に設けた手差給紙用の
開口部に、該開口部を塞ぐカバー部材を開閉自在に設け、該カバー
部材に手差しシート材の挿入案内部材及び搬送手段と、
前記案内手段を前記第１及び第２搬送路に移動させる移
動部材と、を設け、更に前記カバー部材の開閉により、
前記給紙装置からの搬送または手差し給紙装置からの搬
送に切換える切替手段を設けたことを特徴とするシート
材搬送装置。