JPH03185165A - 遠赤外線放射基体 - Google Patents
遠赤外線放射基体Info
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- JPH03185165A JPH03185165A JP1321728A JP32172889A JPH03185165A JP H03185165 A JPH03185165 A JP H03185165A JP 1321728 A JP1321728 A JP 1321728A JP 32172889 A JP32172889 A JP 32172889A JP H03185165 A JPH03185165 A JP H03185165A
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- far infrared
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- polytetrafluoroethylene
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、優れた遠赤外線放射機能を有する可撓性のあ
るシート状の遠赤外線放射基体に関する。
るシート状の遠赤外線放射基体に関する。
シリカ、アルミナなどセラごツクス系の遠赤外線放射性
物質を材料としたシート状の面状発熱体は、工業用から
民生用に至る分野で広く使用されている。
物質を材料としたシート状の面状発熱体は、工業用から
民生用に至る分野で広く使用されている。
この種の遠赤外線放射性シート発熱体には、セラミック
スシート基材に導電性物質を分散あるいは埋設した構造
、セラミックスシート基材面に導電性塗料を塗布もしく
は含浸した構造のものが知られているが、これらのシー
ト状発熱体では均一で適度の厚さをもつ発熱分布および
大きな発熱容量が得られない欠点がある。
スシート基材に導電性物質を分散あるいは埋設した構造
、セラミックスシート基材面に導電性塗料を塗布もしく
は含浸した構造のものが知られているが、これらのシー
ト状発熱体では均一で適度の厚さをもつ発熱分布および
大きな発熱容量が得られない欠点がある。
このような欠点を解消するため、遠赤外線放射性のセラ
ミックスシートを発熱体シートとは別に形威し、これら
を一体化する構造のものが提案されている0例えばセラ
ミックス繊維を主繊維成分とする祇状体に熱硬化性樹脂
を塗布含浸したシートに面状発熱体を接着した構造の遠
赤外線放射パネル(特開昭60−126529号公報)
がこれに該当する。このほか、遠赤外線放射性が期待で
きるセラミックス系のシートとして、セラミックス粉末
を樹脂またはゴムに配合した構造(特開昭和61−27
909号公報)、セラミックス繊維をバインダーを介し
てシートに抄造したもの(特開昭60−239543号
公報〉等が提案されている。
ミックスシートを発熱体シートとは別に形威し、これら
を一体化する構造のものが提案されている0例えばセラ
ミックス繊維を主繊維成分とする祇状体に熱硬化性樹脂
を塗布含浸したシートに面状発熱体を接着した構造の遠
赤外線放射パネル(特開昭60−126529号公報)
がこれに該当する。このほか、遠赤外線放射性が期待で
きるセラミックス系のシートとして、セラミックス粉末
を樹脂またはゴムに配合した構造(特開昭和61−27
909号公報)、セラミックス繊維をバインダーを介し
てシートに抄造したもの(特開昭60−239543号
公報〉等が提案されている。
しかしながら、上記のセラミックス系シートはいずれも
バインダー成分として樹脂、ゴム等を配合する関係でセ
ラミックス物質本来の耐熱性および遠赤外線放射性を大
きく減退させる問題点がある。
バインダー成分として樹脂、ゴム等を配合する関係でセ
ラミックス物質本来の耐熱性および遠赤外線放射性を大
きく減退させる問題点がある。
本発明は、優れた遠赤外線放射性能を有し、かつ好適な
耐高温性、強度ならびに柔軟性を備える可撓シート状の
遠赤外線放射基体を提供することを目的とするものであ
る。
耐高温性、強度ならびに柔軟性を備える可撓シート状の
遠赤外線放射基体を提供することを目的とするものであ
る。
上記の目的を達成するための本発明に係る遠赤外線放射
基体は、遠赤外線放射性のセラミックス粉末を繊維状ポ
リテトラフルオロエチレンで拘持したシート状構造から
なることを構成上の特徴としている。
基体は、遠赤外線放射性のセラミックス粉末を繊維状ポ
リテトラフルオロエチレンで拘持したシート状構造から
なることを構成上の特徴としている。
第1図は本発明による遠赤外線放射基体を示した斜視図
、第2図は第1図の部分拡大図で、1は遠赤外線放射性
のセラミックス粉末、2は繊維化ポリテトラフルオロエ
チレンである。遠赤外線放射性のセラミックス粉末1は
繊維化ポリテトラフルオロエチレン2の繊維網によって
拘持されて一体に結合固定したシート形状を呈している
。
、第2図は第1図の部分拡大図で、1は遠赤外線放射性
のセラミックス粉末、2は繊維化ポリテトラフルオロエ
チレンである。遠赤外線放射性のセラミックス粉末1は
繊維化ポリテトラフルオロエチレン2の繊維網によって
拘持されて一体に結合固定したシート形状を呈している
。
本発明に適用される遠赤外線放射性のセラミックス粉末
としては、酸化チタン、アルミナ、シリカまたはジルコ
ニアから選択され、単独もしくは2種以上を混合して用
いられる。粉末の粒度は50μm以下とすることが好ま
しく、50μmを越すとポリテトラフルオロエチレンの
繊維化が困難となり、シートが脆弱化する傾向を招く。
としては、酸化チタン、アルミナ、シリカまたはジルコ
ニアから選択され、単独もしくは2種以上を混合して用
いられる。粉末の粒度は50μm以下とすることが好ま
しく、50μmを越すとポリテトラフルオロエチレンの
繊維化が困難となり、シートが脆弱化する傾向を招く。
繊維状ポリテトラフルオロエチレンは、剪断力もしくは
圧縮力を加えることによって微細繊維に転化した状態の
十分な耐熱性を有するポリテトラフルオロエチレンを指
し、遠赤外線放射性のセラミックス粉末と複合化してそ
の繊維網によりセラミックス粉末を一体組織として拘持
する骨格結合材として機能するものである。剪断力、圧
縮力等により容易に繊維化する性質のポリテトラフルオ
ロエチレンは、通常、粉末またはサスペンションの形態
で市販されているが、本発明の目的には粒子径0.5μ
m以下の微粉末を使用することが望ましい、この粒子径
が0.5μmを上履ると、形成される繊維径が太くなっ
て可撓性の減退を招くことがある。
圧縮力を加えることによって微細繊維に転化した状態の
十分な耐熱性を有するポリテトラフルオロエチレンを指
し、遠赤外線放射性のセラミックス粉末と複合化してそ
の繊維網によりセラミックス粉末を一体組織として拘持
する骨格結合材として機能するものである。剪断力、圧
縮力等により容易に繊維化する性質のポリテトラフルオ
ロエチレンは、通常、粉末またはサスペンションの形態
で市販されているが、本発明の目的には粒子径0.5μ
m以下の微粉末を使用することが望ましい、この粒子径
が0.5μmを上履ると、形成される繊維径が太くなっ
て可撓性の減退を招くことがある。
遠赤外線放射性のセラミックス粉末を繊維状ポリテトラ
フルオロエチレンによりシート状に拘持するには、遠赤
外線放射性のセラミックス粉末に繊維化性のポリテトラ
フルオロエチレンを配合してポリテトラフルオロエチレ
ンが繊維化する状態まで混練したのち、ロール成形法に
よりシート化する方法でおこなうことができる。この際
、ポリテトラフルオロエチレンの配合量はセラミックス
粉末に対して1〜20重量%の範囲に設定することが望
ましい、この理由は、前記の配合量が1重量%未満では
繊維網が十分に発達せず、また20重量%を越えると可
撓性および遠赤外線放射性が減退するからである。
フルオロエチレンによりシート状に拘持するには、遠赤
外線放射性のセラミックス粉末に繊維化性のポリテトラ
フルオロエチレンを配合してポリテトラフルオロエチレ
ンが繊維化する状態まで混練したのち、ロール成形法に
よりシート化する方法でおこなうことができる。この際
、ポリテトラフルオロエチレンの配合量はセラミックス
粉末に対して1〜20重量%の範囲に設定することが望
ましい、この理由は、前記の配合量が1重量%未満では
繊維網が十分に発達せず、また20重量%を越えると可
撓性および遠赤外線放射性が減退するからである。
本発明の遠赤外線放射基体は発熱体面に接着または被覆
するか、発熱体の前面に設置した状態で使用に供される
。
するか、発熱体の前面に設置した状態で使用に供される
。
本発明に係る遠赤外線放射性基体は、遠赤外線放射性の
セラごツクスと耐熱性のポリテトラフルオロエチレンの
みで構成されており、該ポリテトラフルオロエチレンの
微細繊維網によってセラミックス粉末が拘持された一体
複合組織を備えるから、優れた遠赤外線放射性能と良好
な耐熱性、機械的強度および可撓性が具備される。
セラごツクスと耐熱性のポリテトラフルオロエチレンの
みで構成されており、該ポリテトラフルオロエチレンの
微細繊維網によってセラミックス粉末が拘持された一体
複合組織を備えるから、優れた遠赤外線放射性能と良好
な耐熱性、機械的強度および可撓性が具備される。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例1〜6
粒度50μm以下の酸化チタン、シリカ、アル逅す、ジ
ルコニアおよびこれらの混合物に粒子径0.5μm以下
の繊維化性ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を
配合比率を変えて配合し、50%エタノール水溶液中で
撹拌混合したのち濾過し、風乾して更に80℃の温度で
乾燥処理した。この混合物にセラごツクス成分に対し1
15量のグリセリンを添加して回転翼ニーグーに投入し
、100℃の温度に保持しなから5rpmの回転速度で
10分間混練した。ついで混線物を1系列(2本)ロー
ル間を通過させてシート化し、底形したシートを60゛
Cの温水中に1時間浸漬してグリセリン成分を除去し、
乾燥して厚さ約0.5mmの遠赤外線放射性基体を形成
した。
ルコニアおよびこれらの混合物に粒子径0.5μm以下
の繊維化性ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を
配合比率を変えて配合し、50%エタノール水溶液中で
撹拌混合したのち濾過し、風乾して更に80℃の温度で
乾燥処理した。この混合物にセラごツクス成分に対し1
15量のグリセリンを添加して回転翼ニーグーに投入し
、100℃の温度に保持しなから5rpmの回転速度で
10分間混練した。ついで混線物を1系列(2本)ロー
ル間を通過させてシート化し、底形したシートを60゛
Cの温水中に1時間浸漬してグリセリン成分を除去し、
乾燥して厚さ約0.5mmの遠赤外線放射性基体を形成
した。
このようにして形成されたシート状の遠赤外線放射性基
体は、第1図および第2図に示すように遠赤外線放射性
のセラミックス粉末1が繊維化したポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE) 2の繊維網によって拘持されて
一体に結合固定した組織構造を呈しており、適度の可撓
性を有するものであった。
体は、第1図および第2図に示すように遠赤外線放射性
のセラミックス粉末1が繊維化したポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE) 2の繊維網によって拘持されて
一体に結合固定した組織構造を呈しており、適度の可撓
性を有するものであった。
得られた各遠赤外線放射基体につき各種の特性を測定し
、結果を用いたセラミックス粉末と対比して表1に示し
た。
、結果を用いたセラミックス粉末と対比して表1に示し
た。
表1の結果から本発明の遠赤外線放射基体はいずれも優
れた遠赤外線放射機能を有しており、また強度、可撓性
(伸び)、耐熱性なども良好であることが認められる。
れた遠赤外線放射機能を有しており、また強度、可撓性
(伸び)、耐熱性なども良好であることが認められる。
表
〈表注> * : isooCにおける波長5〜20μ
−体放射率。
−体放射率。
の黒
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明の遠赤外線放射基体は優れた遠赤
外線放射性能を有し、かつ好適な耐高温性、強度ならび
に可撓性を具備するものである。
外線放射性能を有し、かつ好適な耐高温性、強度ならび
に可撓性を具備するものである。
したがって、各種形状の発熱体の外面にセットして高度
の遠赤外線を放射する機能が発揮される。
の遠赤外線を放射する機能が発揮される。
第1図は本発明に係る遠赤外線放射基体を示した斜視図
、第2図は第1図の部分拡大図である。 1・・・セラミックス粉末
、第2図は第1図の部分拡大図である。 1・・・セラミックス粉末
Claims (1)
- 1.遠赤外線放射性のセラミックス粉末を繊維状ポリテ
トラフルオロエチレンで拘持したシート状の遠赤外線放
射基体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321728A JPH03185165A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 遠赤外線放射基体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321728A JPH03185165A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 遠赤外線放射基体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03185165A true JPH03185165A (ja) | 1991-08-13 |
Family
ID=18135780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1321728A Pending JPH03185165A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 遠赤外線放射基体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03185165A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020150999A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社 Mtg | 加温美容器具 |
-
1989
- 1989-12-12 JP JP1321728A patent/JPH03185165A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020150999A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社 Mtg | 加温美容器具 |
WO2020189495A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社Mtg | 加温美容器具 |
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