JPH03184952A - 3―(オルガノチオ)アルデヒドの光化学製造 - Google Patents

3―(オルガノチオ)アルデヒドの光化学製造

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JPH03184952A
JPH03184952A JP2094184A JP9418490A JPH03184952A JP H03184952 A JPH03184952 A JP H03184952A JP 2094184 A JP2094184 A JP 2094184A JP 9418490 A JP9418490 A JP 9418490A JP H03184952 A JPH03184952 A JP H03184952A
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JP
Japan
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mercaptan
aldehyde
actinic radiation
crotonaldehyde
alkyl
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Pending
Application number
JP2094184A
Other languages
English (en)
Inventor
Stanley R Sandler
スタンリー・ロバート・サンドラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arkema Inc
Original Assignee
Arkema Inc
Atochem North America Inc
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C319/00Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
    • C07C319/14Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides
    • C07C319/18Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides by addition of thiols to unsaturated compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] 本発明は、メルカプタンと不飽和脂肪族アルデヒドとの
本質上等モル混合物の反応において、酸素含有雰囲気の
不存在で反応体を特定温度範囲で化学線に付すことによ
る3−(オルガノチオ)アルデヒドの製造方法に関する
本発明の方法の生成物は、例えば農薬ないし抗酸化剤の
製造用中間体としてまた付臭剤若しくはフレーバーとし
て用いられる。
C従来技術] 光化学を用いて3−(エチルチオ)ブタノールを製造す
ることは知られている[K、ヤマギシ、日本化学雑誌(
Bull、Chem、Soc、 Japan) 80.
764(1959) ]。開示されたこの光化学(U、
V)プロセスには、温度制御せずにエチルメルカプタン
3.0モルとクロトンアルデヒド1.0モルとを3時間
にわたり反応させることが含まれる。この方法は僅か1
8%収量の所期生成物3−(エチルチオ)ブタナールと
、37%収量のクロトンアルデヒドのジエチルメルカプ
タール[CH3CH=C)IC)I (SC2H8) 
2]をもたらす。上記文献はまた、反応を窒素ガス流れ
中で実施するとき収量が低いことを報告している。
[発明の記述] 本発明は、a ) C1〜CI2アルキル、C6〜C6
シクロアルキル又は06〜CI□アリール若しくはアル
カリールメルカプタンとC3〜C2゜α、β−不飽和脂
肪族アルデヒドとの等モル混合物を形成し、そしてb)
該混合物を、酸素含有雰囲気の不存在で約2℃から60
℃未満範囲の温度で化学線に付すことにより、主として
対応する3−(オルガノチオ)アルデヒドよりなる生成
物を生成することを含む、3−(オルガノチオ)アルデ
ヒドの製造方法である。
[発明の詳細な説明] 本発明は3−(オルガノチオ)アルデヒドの製造方法に
関する。更に特定するに、本発明は、3− (C,〜C
12アルキルチオ、C5〜C1lシクロアルキルチオ又
はCa ” CI□アリール若しくはアルカリールチオ
、)C5〜C3゜アルカナールを、はぼ等モルの対応メ
ルカプタンおよびα、β−不飽和アルデヒドから所定範
囲の温度で化学線の影響下高収率で製造することを含む
ここに記載の方法は次式の化合物を生成する: R,−CH−CH2−CH=O Rg 式中、RIは水素又は01〜C7アルキルであり、R2
はC+〜C1□アルキル、C6〜C6シクロアルキル又
はC6〜C12アリール若しくはアルカリール基である
本発明に有用なアルキルないしシクロアルキルメルカプ
タンは非制限的に、メチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、1−ブチル、n−ペンチル、
t−アミル、n−ヘキシルおよびシクロヘキシルメルカ
プタンを包含する。アリールないしアルカリールメルカ
プタンは例えば、フェニル、トリル、キシリル、ベンジ
ルおよびp−クロロフェニルを包含する。好ましいメル
カプタンはCI” Caアルキルメルカプタンであり、
最も好ましくはメチルないしエチルメルカプタンである
本発明に有用な03〜Cooα、β−不飽和脂肪族アル
デヒドは例えば、アクロレイン、クロトンアルデヒド、
2−ペンテナールおよび2−ヘキサナールを包含する。
好ましいアルデヒドは03〜C6α、β−不飽和アルカ
ナールであり、最も好ましくはクロトンアルデヒドおよ
びアクロレインである。
光分解反応は約2℃から60℃未満好ましくは約り℃〜
約20℃の温度範囲で実施される。
反応は大気中で開始することができるが、本質的には酸
素含有ガスの不存在で、好ましくはアルゴン、ヘリウム
、ネオン若しくは窒素の如き不活性ガスのブランケット
下で実施される。最も好ましいガスは窒素である。本プ
ロセスは通常大気圧ないし僅かに高圧で作動しつるが、
しかし反応器が耐える圧力までの過圧で実施することも
できる。
光化学反応にいかなるタイプの化学線も用いることがで
きるが、しかし紫外線(UV)光源を備えた反応器が好
ましい。UV光源は好ましくは、160nm(ナノメー
ター)以上から少なくとも400nmまでの範囲のUV
発光スペクトルを有する。下記例で用いられるランプは
、366nmでの25.6ワツトないし313nmでの
13.2ワツトを含む広範囲のUVスペクトルバンドを
示す450ワツト高圧Hanoviaランプを有する。
所定範囲で発光するランプの例はシュウチリウムランプ
、低圧水銀−アルゴンランプ、高エネルギーキセノンフ
ラッシュランプおよび上に挙げた高圧水銀(Hanov
ia )ランプである。
例えば、アセトフェノン、アセトフェノン誘導体および
、5tauffer Chemical Co、の製品
Vfcure ](1(ベンゾインアルキルエーテル)
を含む光開始剤はアルデヒドに対して0.01〜2%の
量で、プロセスの反応体に加えられるときしばしば有用
である。
本発明の臨界的特徴は、光分解プロセスの開始時本質上
等モルの反応体溶液を用いることである。反応を僅かに
過剰のメルカプタン等モル溶液(例えば1.0〜1.1
モルメルカプタン対1.0モル不飽和アルデヒド)を以
て開始することは少量の副生物例えばジエチルメルカプ
タールを含む生成物をもたらすと断定された。反応体の
一つを他のものの全量に漸次加えるとき、多割合の副生
物が得られた。
[例1 下記例は本発明を例示する。反応で生成した3−(エチ
ルチオ)ブタナールおよびクロトンアルデヒドのジエチ
ルメルカプタール量を決定するのにガスクロマトグラフ
ィー(GC)を用いた。
鮭−ユ 使用した光化学反応器アセンブリーは、500dはう珪
酸塩反応器、石英浸漬槽、チューブ状散布器(窒素)、
テフロン撹拌棒、温度計および電源に取付けた450ワ
ツトHanovja高圧水銀ランプよりなった。エチル
メルカプタン(3,0モル)およびクロトンアルデヒド
(3,0モル)を−度に全部反応器に添加した。得られ
た溶液を約2℃〜20℃に冷却し、光分解し、その間緩
徐な窒素流れを反応器に通し、温度範囲を保持した。試
料を周期的に取出し、組成なGCによって調べた。これ
を次表に示す(残部は主に未反応エチルメルカプタンと
クロトンアルデヒドである)。
35       39.5 80       37.3 270       52.3 360       55.2 0.7 0.4 0.3 0.3 鮭−2 例1に記載したと同じ反応器にクロトンアルデヒド(3
,0モル)を装入した。その後、該クロトンアルデヒド
に45〜56℃の反応器温度でエチルメルカプタン(3
,0モル)を緩徐に加えた。
温度を保持しながら、例1に記載の如く光分解を窒素下
で実施した。この手順を以て、以下に示す如く、多割合
のジエチルメルカプタールが形成される: 20     5       10.5   20.
7100   45      24.2   36.
8反応混合物は曇り、反応器の壁面には水滴が存在した
鮭−1 本例に用いた光化学反応器アセンブリーは、加圧子液相
連続プロセスでの使用に適した、反応体を導入冷却し、
反応器を掃気しモして鉄器から生成物を分離するための
関連既知装置を有する合成シリカ−ガラス容器である。
紫外線光源は、222nmから1360nm以上の発光
スペクトルを有する550ワツト、高圧水銀ランプであ
る。系を窒素で掃気し、等モル量の液化メチルメルカブ
タンとアクロレインとの混合物を反応器に装入し、2〜
20℃に冷却し、モして150psigの圧力で窒素下
光触媒する。生成物の試料を周期的に取出し、GC分析
に付す。生成物は3−(メチルチオ)プロパナールと、
低レベルの副生物ジメチルメルカプタンおよび少量の未
反応メチルメルカプタンおよびアクロレインである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)C_1〜C_1_2アルキル、C_5〜C_6
    シクロアルキル又はC_6〜C_1_2アリール若しく
    はアルカリールメルカプタンとC_3〜C_1_0α,
    β−不飽和脂肪族アルデヒドとの等モル混合物を形成し
    、そしてb)該混合物を、酸素含有雰囲気の不存在で約
    2℃から60℃未満範囲の温度で化学線に付すことによ
    り、主として対応する3−(オルガノチオ)アルデヒド
    よりなる生成物を生成することを含む、3−(オルガノ
    チオ)アルデヒドの製造方法。 2、温度が約2℃〜約20℃範囲である、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3、アルキルメルカプタンがC_1〜C_8アルキルメ
    ルカプタンである、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、不飽和脂肪族アルデヒドがC_3〜C_6アルカナ
    ールである、特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、不活性ガス下で実施される、特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 6、不活性ガスが窒素である、特許請求の範囲第5項記
    載の方法。 7、メルカプタンがエチルメルカプタンであり、アルデ
    ヒドがクロトンアルデヒドである特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 8、メルカプタンがメチルメルカプタンであり、アルデ
    ヒドがアクロレインである、特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 9、化学線が、160nmから少なくとも400nmま
    での範囲の紫外線発光スペクトルを有する光源である、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 10、メルカプタンがメチル若しくはエチルメルカプタ
    ンであり、アルデヒドがクロトンアルデヒド若しくはア
    クロレインであり、温度が約2〜約20℃範囲である、
    特許請求の範囲第5項記載の方法。
JP2094184A 1989-09-11 1990-04-11 3―(オルガノチオ)アルデヒドの光化学製造 Pending JPH03184952A (ja)

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US07/405,784 US4944853A (en) 1989-09-11 1989-09-11 Photochemical preparation of 3-(organothio) aldehydes

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CA2024214A1 (en) 1991-03-12

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