JPH03184939A - ポリオールポリエステル合成 - Google Patents

ポリオールポリエステル合成

Info

Publication number
JPH03184939A
JPH03184939A JP2277577A JP27757790A JPH03184939A JP H03184939 A JPH03184939 A JP H03184939A JP 2277577 A JP2277577 A JP 2277577A JP 27757790 A JP27757790 A JP 27757790A JP H03184939 A JPH03184939 A JP H03184939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spe
silica gel
approximately
heat treatment
polyester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2277577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3105236B2 (ja
Inventor
Robert Houston
ロバート、ヒューストン
Robert J Sarama
ロバート、ジョセフ、サラマ
Scott Alan Vandiest
スコット、アラン、バンディースト
Paul Seiden
ポール、セイデン
Keith David Adams
キース、デイビッド、アダムズ
Gregory Michael Maccabe
グレゴリー、マイクル、マッケーブ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPH03184939A publication Critical patent/JPH03184939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3105236B2 publication Critical patent/JP3105236B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H13/00Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
    • C07H13/02Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
    • C07H13/04Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals attached to acyclic carbon atoms
    • C07H13/06Fatty acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Polyethers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はエステル交換で製造された高級ポリオル脂肪酸
ポリエステル、特にスクロースポリエステルの改良され
た精製法に関し、更に詳しくは上記脂肪酸ポリエステル
からの着色物質のような望ましくない物質の除去法に関
する。
発明の背景 無溶媒エステル交換反応を含めたポリオール脂肪酸ポリ
エステルの製造方法は1976年、6月15日付でRi
zzi らに発行された米国特許第3゜963.699
号明細書、1985年5月14日付でVolpenhe
jnに発行された米国特許第4,517.360号明細
書;及び1985年5月21日付でVolpenhei
nに発行された米国特許第4,518.772号明細書
で記載されていたが、上記すべての特許は参考のため本
明細書に組み込まれる。
更に良い商業的プロセスを開発するためには、有効ない
くつかの改良、例えばポリオール脂肪酸ポリエステルか
ら着色物質のような望ましくない化合物をより多く除去
しうる精製操作を開発することが望ましい。上記各改良
は各々最終製品を改善でき、改良の組合せによれば真に
優れた製品を提供しうる。
発明の要旨 本発明は高級ポリオール脂肪酸ポリエステルから着色物
質;臭気又はフレーバーに影響を与える物質;又はかか
る物質の前駆体のような微量の望ましくない物質を除去
するための改良された商業的プロセスに関し、本プロセ
スは、(1)(a)約10〜約30μの平均粒度、(b
)約50〜約70A17)平均孔径、(c)約720〜
約800rrf/gの表面積、(d)約0.9〜約1 
、 9 cc/gの孔容積、(e)水中約5%のレベル
で測定した場合に約5〜約8のpH及び(f)約20%
以下の総揮発性物質率を有するシリカゲルで上記ポリエ
ステルを処理する: (2)最初はぼ飽和レベルの酸素
存在下しかる後酸素排除下で、最初酸素存在下でペルオ
キシゲン基を形成させる上でしかる後酸素排除下で上記
ペルオキシゲン基の量を減少させる上で十分な時間にわ
たり上記ポリエステルを熱処理し、次いで又は同時のい
ずれかにおいて好ましくは約450°F(230℃)以
下の温度で又は熱分解を最少にするため少なくとも約2
5%のトリグリセリドと最初にミックスした後のいずれ
かで、例えばスチームストリッピングにより得られた望
ましくない揮発性物質を除去する;並びに(3)ステッ
プ(1)及び(2)の組合せ;からなる群より選択され
るプロセスステップである。最終製品の色度は約1.5
より明るく、好ましくは約1,2より明るく、更に好ま
しくは約0.80ビボンド・レッド(Lovibond
 Red)より明るくあるべきであり、フレーバー及び
臭気は無刺激性であるべきである。空気接触時の安定性
は、特に上記シリカゲルが望ましくない副成分を除去す
るために用いられた場合にはファクター約3までだけ増
加される。
精製されたポリオール脂肪酸ポリエステルは十分に安定
であって、天然酸化防止剤を含有した少なくとも約25
%のトリグリセリドとの混合物は、未精製ポリオール脂
肪酸ポリエステルを含有したかかるトリグリセリドとの
混合物と比較して驚くほど安定である。
本明細書で用いられる用語“ポリオール“とは、少なく
とも4つの遊離ヒドロキシル基を有していればいかなる
脂肪族又は芳香族化合物をも含めた意味である。本明細
書で開示されたプロセスを実施する場合において、適切
なポリオールの選択は単純に選択の問題である。例えば
、適切なポリオールは次の種類、即ち飽和及び不飽和直
鎖及び分岐鎖脂肪族;ヘテロ環式脂肪族を含めた飽和及
び不飽和環式脂肪族;又はヘテロ環式芳香族を含めた単
核もしくは多核芳香族から選択することができる。炭水
化物及び無毒性グリコール類が好ましいポリオールであ
る。本発明での使用に適した単糖類としては、例えばマ
ンノース、ガラクトース、アラビノース、キシロース、
リボース、アビオース、ラムノース、プシコース、フル
クトース、ソルボース、タギトース、リブロース、キシ
ルロース及びエリトルロースがある。本発明での使用に
適したオリゴ糖類としては、例えばマルトース、コシビ
オース、ニゲロース、セロビオース、ラクトース、メリ
ビオース、ゲンチオビオース、ツラノース、ルチノース
、トレハロース、スクロース及びラフィノースがある。
本発明での使用に適した多糖類としては、例えばアミロ
ース、グリコーゲン、セルロース、キチン、イヌリン、
アガロース、チタン類、マンナン及びガラクタン類があ
る。
糖アルコールは厳密な意味で炭水化物ではないが、天然
糖アルコールは炭水化物と密接に関連しているため、そ
れらも本発明での使用上好ましい。自然に最も広く分布
しかつ本発明での使用に適した糖アルコールはソルビト
ール、マンニトール及びガラクチトールである。アルデ
ヒド基はアルコール基に変換されるか又はアルコール基
と反応されてエーテル結合を形成することが望ましい。
例えば、ポリオールはアルキルグリコシド又はポリグ0 リコシド、特にグルコシド類及びポリグルコシド類であ
ってもよい。
本発明での使用に適した物質の特に好ましい種類として
は単糖類、三糖類及び糖アルコール類がある。好ましい
炭水化物及び糖アルコールとしてはキシリトール、ソル
ビトール及びスクロースがある。スクロースが最も好ま
しい。
本明細書で用いられる用語“脂肪酸エステル”とは、炭
素原子約8以上を有する脂肪酸のC□C4(好ましくは
、メチル)、2−メトキシエチル及びベンジルエステル
並びにかかるエステルの混合物を含めた意味である。適
切な反応剤エステルはジアゾアルカン及び脂肪酸の反応
により製造されるか又は油脂に天然で存在する脂肪酸か
らアルコール分解により得られる。適切な脂肪酸エステ
ルは合成又は天然いずれかの飽和又は不飽和脂肪酸から
得ることができ、位置及び幾何異性体を含む。適切な好
ましい飽和脂肪酸としては、例えばカプリル酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステ
アリン酸、ベヘン酸、1 イソミリスチン酸、イソマルガリン酸及びアンチイソア
ラキシン酸がある。適切な好ましい不飽和脂肪酸として
は、例えばミリストオレイン酸、パルミトレイン酸、リ
シノール酸、リノール酸、オレイン酸、エライジン酸、
リルン酸、エレオステアリン酸、アラキシン酸、アラキ
ドン酸、エルカ酸及びエライジン酸がある。大豆、パー
ム、サフラワー、菜種、カノーラ、ピーナツ、ヒマワリ
、綿実及び/又はコーン油から得られる脂肪酸の混合物
が本発明での使用上特に好ましい。例えば、菜種はC2
2脂肪酸の優れた供給源である。
Cte−Cts脂肪酸は獣脂、大豆油又は綿実油から得
ることができる。短鎖脂肪酸はココナツ、パーム核又は
ババス−油から得られる。コーン油、ラード、オリーブ
油、パーム油、ピーナツ油、サフラワ一種子油、ゴマ種
子油及びヒマワリ種子油は、脂肪酸成分の供給源として
役立つ他の天然油の例である。
これらの脂肪酸エステルは着色/臭気物質、酸化生成物
及びそれらの前駆体を除去するため高度2 に精製されていることが、改良ポリオールポリエステル
の製造にとって非常に重要である。このような物質とし
ては不快な色、臭気もしくは味を有するか又は熱処理及
び/又は酸化で不快な色、臭気もしくは味を呈する物質
がある。加えて、触媒表面を覆う高極性物質も除去され
るべきである。
好ましくは、カルボニル値は約200 ppI11以下
、好ましくは約100 ppm以下、更に好ましくは約
50 ppm以下であるべきである。ヘプタン標準との
375niにおける透過度は0以上、好ましくは60以
上、最も好ましくは80以上であるべきである。着色物
質が加わってない典型的エステル源の場合、これらの値
は機能性反応剤を規定する。
即ち、カルボニル含有量は存在する極性物質の総レベル
について通常示す。反応剤中の着色/臭気物質及び/又
は酸化生成物が低レベルであれば、本明細書で記載され
たプロセス改良の組合せで更に改善されうるポリオール
ポリエステル生成物において色を改良するのに役立つ。
アルカリ金属石鹸は本明細書で記載されるタイ3 プのポリオールポリエステルを製造するプロセスで典型
的に用いられる。本明細書で用いられる用語“アルカリ
金属脂肪酸石鹸”とは、炭素原子約8〜約18を有する
飽和及び不飽和脂肪酸のアルカ、り金属塩を含めた意味
である。したがって、適切なアルカリ金属脂肪酸石鹸と
しては、例えば前記脂肪酸、特にカプリン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸及びそ
れらの混合物のような飽和脂肪酸のリチウム、ナトリウ
ム、カリウム、ルビジウム及びセシウム塩がある。バル
ミチン酸及びステアリン酸が好ましい。
大豆油、パーム油、ピーナツ油、カノーラ油、綿実油、
ヒマワリ油、サフラワー油及び/又はコーン油から得ら
れる脂肪酸の混合物が本発明での使用上好ましい。した
がって、好ましいアルカリ金属脂肪酸石鹸としては、例
えば大豆油脂肪酸から得られるカリウム石鹸がある。例
えばIV約8以下、好ましくは約2以下の本質的に十分
に水素添加された物質が特に好ましい。
大豆油脂肪酸のメチルエステルを特に利用して4 スクロースのポリエステルを製造する好ましいプロセス
においては、炭素原子約16〜約22を有する飽和脂肪
酸のアルカリ金属、例えばカリウム又はナトリウム塩を
用いることが特に望ましい。
非常に微細な成分の完全混合物が良好な反応を行う上で
重要である。
本明細書で記載されたポリオールポリエステルを製造す
る上で使用に通常速した塩基性触媒は、ナトリウム、リ
チウム及びカリウムのようなアルカリ金属;ナトリウム
−リチウム及びナトリウムカリウム合金のような2種以
上のアルカリ金属の合金;水素化ナトリウム、リチウム
及びカリウムのような水素化アルカリ金属;カリウムt
−ブトキシド及びナトリウムメトキシドのようなアルカ
リ金属アルコキシドからなる群より選択される触媒であ
る。
本発明の1つの望ましい態様において、反応で用いられ
る塩基性触媒は炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸バ
リウム又はこれら化合物の混合物である。これらの特定
化合物が触媒として用いら 5 れる場合には、水素化ナトリウム、水素化カリウム、石
鹸又はナトリウムメトキシドのような更に慣用的な触媒
を用いて行われる本質的に同一の反応と比較して淡色の
高級ポリオールポリエステルが高収率で得られることが
わかった。これらの好ましい触媒は前記の更に慣用的な
塩基性触媒と混合して用いてもよい。炭酸カリウムが本
発明での使用上非常に望ましい触媒である。これら触媒
の使用については1985年5月14日付でVolpe
nheinに発行され“炭酸塩触媒を用いる高級ポリオ
ール脂肪酸ポリエステルの合成“と題された米国特許節
4,517,360号明細書で更に開示かつ特許請求さ
れているが、これは参考のため本明細書に紹み込まれる
カリウム又はナトリウムメトキシドのような更に反応性
の触媒は、反応混合物中にそれらを添加するまで保護さ
れているべきである。好ましくは、触媒は反応混合物中
に存在するか又は反応混合物から容易に分離されるいず
れかの物質に懸濁されているかあるいは更に好ましくは
それで覆われて6 いるべきである。適切な被覆剤としては、例えばC16
−022脂肪酸の上記アルキルエステルがある。
ポリオールが約60%以上、好ましくは約85%以上の
平均エステル化度を有した後に遅い段階でこれらの更に
アルカリ性の反応触媒を加えれば、反応動態を改善して
、更に高エステル化度のポリオールを得ることができ、
かかる触媒が反応開始時から存在する場合に生じるよう
なレベルの着色/臭気物質を生成することはない。
反応 一般に、例えば、初期の不均一反応混合物は重量で約1
0〜約30%、好ましくは約14〜約18%のポリオー
ル;重量で約60〜約90%、好ましくは約70〜約8
0%の脂肪酸エステル;重量で約0.1〜約20%、好
ましくは約0. 2〜約10%の乳化剤、例えばアルカ
リ金属脂肪酸石鹸;及び重量で約0.1〜約3%、好ま
しくは約0.1〜約1%の塩基性触媒成分を含む。一般
に、少なくとも2つのステップで反応を行うことが望ま
しく、かつ更に好ましい。いかなる後のスフ テップにおいても、脂肪酸エステル及び場合により更に
反応性の触媒が追加される。いずれか第二の又は後のス
テップにおいて、脂肪酸エステルは十分エステル化され
た理論的レベル以上に、例えば少なくとも約25%又は
更に少なくとも50%までポリオールに対する脂肪酸ア
シル基の全体的比率を高めるために加えられる。初期ス
テップにおける触媒は低レベルの前記のような炭酸カリ
ウム又は水酸化アルカリ金属であり、いずれか後のステ
ップにおける触媒は初期触媒と同一でも又はカリウムも
しくはナトリウムメトキシドであってもよい。
反応混合物は約0. 1〜約760 mmHg5好まし
くは約0.3〜約100 ooIIHgの圧力下で約2
40°F(115℃)〜約300°F(150℃)、望
ましくは約250°F(120℃)〜約280 °F(
140℃)の範囲内の温度に加熱される。反応混合物は
できるだけ激しく攪拌されかつできるだけ完全な混合物
に維持されることが非常に好ましい。
8 最終製品のクリーンアップ 反応が望ましい完了状態に達した後、触媒、過剰の脂肪
酸エステル及び乳化剤、例えば石鹸はそれらがポリオー
ル脂肪酸ポリエステルの最終的消費で使用しえないなら
ば破壊及び/又は除去されねばならない。自然源から得
られるトリグリセリド(天然トリグリセリド)中に存在
する標準物質は、加工、反応等がかかる物質を破壊及び
/又は除去するためポリオール脂肪酸ポリエステル中に
存在しない。例えば、リン脂質及びトコフェロールのよ
うなかかる標準物質は、ポリオールと反応してポリオー
ル脂肪酸ポリエステルを形成するエステルの製造プロセ
スで除去される。石鹸及び触媒は水分離ステップで大部
分除去されうる。水は除去される石鹸の量と比較して好
ましくは約0.5:1〜約10=1の比率で加えられる
石鹸及び触媒の分離は、水及び反応ミックスを遠心機に
かけることで促進される。
望ましくない物質を除去するため後記される改良に加え
て適用しうる有用な公知プロセスとじて9 は高温真空スチーム蒸留プロセスがあり、そこではポリ
オールポリエステルを約0.10容量%以下の溶存酸素
レベルまで脱気し、脱気された油を約390°F(20
0℃)〜約480°F(250℃)の温度に加熱し、し
かる後約15fllInHg以下の絶対圧力下で約5秒
間〜約15分間にわたり約0. 2〜約20重量%の油
量でストリッピング媒体でもってストリップする。非常
に高い温度で短い滞留時間にわたるこの真空ストリッピ
ングによれば、望ましくない物質の含有量を最少に抑制
できる。
バッチデオドライザーで約450°F(230℃)以下
、好ましくは約350°F(約180℃)以下の温度に
維持するか又はポリオールポリエステルを脂肪酸トリグ
リセリドと混合して、ポリオールポリエステルを過度の
熱分解から保護することが望ましい。
改良点 前記のような初期処理後、望ましくない物質は油/脂肪
酸エステルの分解に起因して再生酸することがある。加
えて、一部の望ましくない着色物0 質は高温真空スチーム蒸留プロセス後に残る。本発明で
の使用上数も好ましい非常に低レベルの着色/臭気/フ
レーバー物質、前駆体及び/又は酸化生成物は、格別限
定されないが下記のうち1以上のクリーンアップ操作で
得ることができる:(1)下記特性(a)約10〜約3
0μ、好ましくは約20〜約25μの粒度、(b)約5
0〜約70μの平均孔径、(c)約720〜約8001
T?/g、好ましくは約770〜約800ボ/gの表面
積、(d)約0.9〜約1 、9 cc/g、好ましく
は約]、2〜約1 、4 cc/gの孔容積、(e)水
中約5%のレベルで測定した場合に約5〜約8、好まし
くは約5〜約7.3のpH及び(f)約20%以下、好
ましくは約6.5〜約10.5%、更に好ましくは約8
〜約10.5%の総揮発性物質率を有するシリカゲルで
処理するステップ。このようなシリカゲルは他の公知物
質と比較して極めて有効である。上記シリカゲルは約0
.25〜約5%、好ましくは約1〜約2%のレベルで生
成物に加えられる。
1 シリカゲルの使用によれば捕捉された空気からポリエス
テル中に酸素を必然的に導入することになる。意外にも
、酸素は効果を発揮しうろことが発見された。したがっ
て、もう1つのプロセスステップでは、別ステップとし
て及び/又はシリカゲルによりほぼ飽和レベルまで酸素
を導入し、しかる後ペルオキシゲン基を形成させるため
少なくとも約200°「(約90℃)、好ましくは少な
くとも約380°F(約190℃)まで、但し約425
°F(約220℃)以下、好ましくは約400°F(約
205℃)以下に温度を高め、ペルオキシゲン含有量を
減少させ及び/又は存在する着色物質の量を減少させる
上で十分な時間にわたり、例えば約1〜約150分間、
好ましくは約1〜約20分間、最も好ましくは約5〜約
10分間にわたり生成物を高温に保つ。(ポリオールポ
リエステル中における酸素のレベルはトリグリセリドに
関して報告された場合と同様の値を有する酸素的0.0
01〜約C1,16容量/ポリオールポリエステル容量
であると思われる。)これは別2 々に又は前記のようなスチーム脱臭ステップと共に行わ
れる。時間は色を再度濃くさせ始めるほど長くてはなら
ない。この酸素/熱処理ステップが用いられる場合、ス
テップ(1)の好ましいシリカゲルに代わり更に広範囲
のシリカゲルを用いても許容しうる結果を得ることがで
きる。しかしながら、最良の結果は好ましいシリカゲル
の場合に得られる。
最初酸素存在下でしかる後酸素非存在下で加熱すること
により生成される揮発性物質は、約300以下の分子量
を有するアルカン類、アルコール類、エステル類、アル
デヒド類、ケトン類、脂肪酸類、芳香族類及び/又はラ
クトース類である。前記の好ましいプロセスにおいて、
除去される必要がある上記揮発性物質の量は非常に少な
く、典型的には約200 ppm以下、最良のプロセス
の場合で約100 ppm以下である。低レベルのこの
ような揮発性物質にもかかわらず、除去はポリオール脂
肪酸ポリエステルの安定性にとって重要である。
3 酸素/熱処理による揮発性物質の除去は、スチーム脱臭
で除去されることが好ましい。しかしながら、(a)溶
媒抽出; (b)減圧下におけるストレート蒸留; (
C)部分的蒸気圧を低下させるため他のガスと一緒の抽
出; (d)シリカゲル、アルミナ、活性炭、モレキュ
ラーシープ、多孔質ポリマー等のような物質への吸着及
び(e)各技術の組合せを含めた他の公知除去技術のう
ちいずれかで揮発性物質を除去してもよい。しかしなが
ら、スチーム脱臭は熱を供給することができて、脂肪物
質に通常適用される比較的安全で安価な操作である。
シリカゲル漂白ステップ前及び/又は熱処理ステップ後
におけるいずれのスチーム脱臭ステップも慣用的トリグ
リセリドの存在下的1:10〜約10=1、好ましくは
約1=5〜約5=1、更に好ましくは約1=3〜約3二
1の高級ポリオールポリエステル対トリグリセリド比率
で行うことができる。この“同時脱臭2は上記ポリエス
テルの熱分解を最少に抑制する。同時脱臭の操作条件は
4 約300°F(約150℃)〜約600丁(約315℃
)、好ましくは約350〜約525°F(約175〜約
275℃);約0. 1〜20mIllHg (好まし
くは約1〜10 aunHg)真空;及び約0.001
〜0.30(好ましくは0.005〜0.10)のスチ
ーム対生成物比率である。
ポリオールポリエステル単独の脱臭と比較して、同時脱
臭は過度の分解なしに更に高温、例えば約300°F(
約150℃)〜約600”F(約315℃)、好ましく
は約350°F(約175℃)〜約525°F(約27
5℃)及び/又は更に長時間の適用を許し、装置制限が
存在する場合には望ましい。トリグリセリドは有用ない
ずれかの一般的トリグリセリド、例えば綿実、ピーナツ
、サフラワー、ヒマワリ、ココナツ、菜種、カノーラ、
パーム、パーム核及び/又は大豆油である。
これらステップの1以上の組合せで望ましくない物質の
量を非常に低レベルまで減少させることができる。
5 初期反応剤が適正にクリーンアップされかつ前記クリー
ンアップステップが適正に適用された場合には、ポリオ
ールポリエステルの色度は約1.5以下、好ましくは約
1.2以下、更に好ましくは約0,8以下のロビボンド
・レッドであり、ポリオールポリエステルのフレーバー
度は10が無刺激で1が重度に酸化されていることを示
すグレード系を用いてエキスパートのパネルにより測定
した場合少なくとも7、好ましくは少なくとも8のパネ
ルスコア単位(psu)である。このような最終ポリオ
ールポリエステルはその後の使用に際して改善された酸
化性、フレーバー及び熱安定性を有している。天然酸化
防止剤を含めて典型的トリグリセリドとポリオールポリ
エステル対トリグリセリド約1:10〜約10=1、好
ましくは約1:3〜約3:1、更に好ましくは約1=3
〜約1:1の比率で組合せた場合、安定性は更に驚くべ
きほど高められる。明らかに、反応性物質は天然酸化防
止剤が改善された長期安定性を示しうるレベルまで減少
される。有用な組成物は天6 然トリグリセリド及び約10〜約75%の上記最終ポリ
オールポリエステルを含む。
特に好ましいポリオールポリエステルは、“固体“ショ
ートニングの場合で約65%以上、好ましくは約70〜
約90%オクタエステルのレベルまでエステル化された
スクロースのエステルである。このようなスクロースポ
リエステルは、特にそれらがわずかな低レベルの着色/
臭気物質及び/又は他の酸化生成物を含有する場合に優
れた熱安定性を有する。
本明細書におけるすべてのパーセンテージ、部及び比率
は他に指摘のないかぎり重量による。
例1 十分に水素添加された(ヨウ素価的1)大豆油のメチル
エステル(約90.7kg)、水酸化カリウムペレット
約20kg及びメタノール約136kgをステンレスス
チールバッチ反応器内でミックスする。次いでこの混合
物を大気圧で約1〜3時間攪拌しながら約145°F(
63℃)に加熱する。
この時間中に、一部のメチルエステルはケン化さ7 れて、石鹸を形成する。
次いでIV約85の部分的水素添加大豆油のメチルエス
テル約5.91.9kgを石鹸混合物に追加する。メチ
ルエステルを分別せずに真空蒸留で製造する。粒状スク
ロース(約136.1kg)を約5=1モル比のエステ
ル対スクロースとなるよう石鹸/エステル混合物に加え
る。次いで粒状炭酸カリウム(反応ミックスの0. 5
%以下)をエステル交換を触媒するため混合物に加える
。この混合物を攪拌して、温度が約225°F(107
℃)に達するまで大気圧下で徐々に加熱する。これはメ
タノールを除去するためである。次いで真空にし、混合
物を約4時間まで攪拌して、モノ、ジ及びトリエステル
を形成させる。少量のテトラ及びペンタエステルもこの
段階で形成される。更にメチルエステル(約945. 
7kg)を追加して、エステル対スクロースのモル比を
約12=1にして維持する。次いで炭酸カリウム(初期
反応ミックスの0. 5%以下)を混合物に追加する。
反応条件が約275下(135℃)で安定化したとき、
8 窒素スパージを用いて攪拌を改善させかつメタノールス
トリッピングを促進させる。この第二反応段階は約4〜
16時間続く。
次いで反応混合物を窒素下で約149°F(65℃)〜
約185°F(85℃)に冷却する。粗反応混合物を水
約0,25〜約6%と共に攪拌する。
水和された粗反応混合物を遠心機にかけて、重及び軽相
を分離する。石鹸、過剰糖及び炭酸カリウムを含有した
重相は廃棄する。
次いでメチルエステル及びスクロースポリエステル(S
 P E)を含有した軽相は70miHg以下の真空下
約160°F(71℃)〜約200”F (93℃)で
約30〜約60分間にわたり水分を除去するため乾燥さ
せる。吸着クレーのフィルトロール(PjltrolT
M) 105 (約0.5〜3%)を加え、そのミック
スを約167°F(75℃)〜約200°F(93℃)
で攪拌する。スラリーを微粒子0.1%以下となるまで
濾過又は他の手段で分離する。次いで液体を1μフイル
ターに通す。
次いで精製かつ漂白された反応ミックスをステ9 ンレススチールワイプドーフィルム(シiped−fi
1m)エバポレーター又は他の適切な装置に通して、大
部分のメチルエステルを留去する。蒸留は約3+nmH
gの真空下約392下(200℃)〜約455°F(2
35℃)で起きる。
次いでSPEは約5 n+mHg以下の真空下約392
°F(200℃)〜約482°F(250℃)でステン
レススチール充填カラムデオドライザー又は他の適切な
装置に下方に通して脱臭させる。通常の処理温度より低
くなるほど望ましくない物質の形成を最少に抑制できる
スチームはカラムの底に導入し、スクロースポリエステ
ルに向流させて通す。供給速度及び温度はSPEのメチ
ルエステル含有量が1000 ppm以下となるまで調
整する。次いで混合物を約130°F(54,5℃)〜
約185°F(85℃)に冷却し、約1μフイルターに
通す。
前反応からのSPEを約125〜350°F(52〜1
77℃)で約0. 5〜4.0時間シリカゲル約0.5
〜5.  Ovt%を用いて別々の3バ0 ッチで漂白する。この例で用いられるシリカゲルは約1
9μの平均粒度、約54への平均孔径、約770ボ/g
の表面積、約1 、 0 cc/gの孔容積、水中綿5
%の濃度で測定した場合に約8のpH及び約8.9%の
総揮発性物質率を有する。更に良い性能は、約20〜約
25μの粒度、約770〜約800ボ/gの表面積、約
1,2〜約1 、4 cc/gの孔容積及び水中約5%
濃度で測定した場合に約5〜約7.3のpHのシリカゲ
ルを用いて得られる。
シリカゲルを窒素雰囲気下でラインドカーボンスチール
ドラム内のSPEに直接加え、攪拌する。
スラリーを微粒子が観察されなくまるまで濾過分離し、
しかる後冷却する。SPHの色度は約1.50ビボンド
・レッド及び約6.50ビボンド・イエロー(Lovi
bond Yellow)から約0. 90ビボンド・
レッド及び約3,40ビボンド・イエローまで低下する
次いで漂白及び濾過されたSPEをドラム内において空
気の存在下的50 : 50の比率でトリグリセリドと
ミックスし、別々の5バツチで脱臭す3す る。各デオドライザーバッチ内における全量的154.
2kgの混合物をポットに移し、窒素スバージを導入し
、攪拌を開始する。スチームは温度が昇温中約250°
F(120℃)に達したときにおけるポット中への蒸留
水導入によって発生する。脱臭は約3 nonl1g真
空下で約2〜約4時間にわたり約400°F(約205
℃)の温度で行う。次いで混合物を冷却し、清潔なドラ
ム内で貯蔵する。
混□合物の色度は脱臭により約0.90ビボンド・レッ
ド及び約4,60ビボンド・イエローから約0660ビ
ボンド・レッド及び約30ビボンド・イエローまで低下
する。
脱臭で観察された退色は、最初シリカゲル添加中に吸着
された酸素から過酸化物を形成させ、トリグリセリドと
ミックスし、しかる後有機過酸化物及び着色物質を熱分
解した場合における熱処理の関数である。SPEにおけ
る有機過酸化物の形成は、無機過酸化物による化学漂白
と同様の方法で望ましくない着色物質を酸化することに
より色を改善する。有機過酸化物は更に多くの揮発性物
2 質に分解するが、これは例えばスチーム脱臭で更に容易
に除去することができる。孔内及び粒子間の双方におけ
るシリカゲルで捕捉された空気は酸素を供給して過酸化
物を形成させる(ラジカル酸化メカニズムによると考え
られる)。空気中でSPE及びトリグリセリドをミック
スしても酸素と接触させることができる。過酸化物レベ
ルを増加させて分解により更に大きな漂白を得るために
酸素を供給させるもう1つの方法は、コントロールされ
た条件下でSPE又は混合物中に空気を吹込むことであ
る。
空気は望ましくないフレーバー及び色を生じる酸化を回
避するためトリグリセリド処理から常に排除されるべき
であると通常考えられている。コントロールされたポリ
オールポリエステル、例えばSPE酸化は、過酸化物が
ほとんど揮発性酸化生成物を生じるよう分解された後に
除去されるかぎり色を改善するプロセスで用いることが
できる。
望ましくないフレーバーを生じるこれらの酸化生成物は
スチーム脱臭で除去される。
3 空気存在下における酸化安定性の増加は、それがフレー
バー安定性の増加に相当するため実質的な品質効果であ
る。良いフレッシュフレーバー及びフレーバー安定性は
、食用製品に関して消費者の満足感に強い影響を与える
消費者期待のキーである。酸化安定性に乏しいと、製品
使用及び貯蔵で起きる空気とのルーチン接触中に異フレ
ーバー及び異臭を生じる。
SPE及びトリグリセリド/SPE混合物の酸化安定性
も例1で記載されるように製造された場合劇的に増加す
る。3つの一次的関与ステップがあると考えられ、各々
安定性を増加させるが、緒になると最も安定な組合せに
なる。3つのステップは(1)シリカゲル漂白、(2)
連続脱臭前又はバッチ脱臭中(場合によりトリグリセリ
ドと同時脱臭)のいずれかにおける酸素及び/又は熱処
理並びに(3)天然酸化防止剤を含有したトリグリセリ
ドとのブレンドである。
色度を効果的に低下させるシリカゲルは望ましくない物
質も除去して、ポリオールポリエステル4 の酸化安定性を増加させる。熱処理は最初にシリカゲル
で漂白中に吸着された空気から又は空気とミックスする
か及び/又は空気存在下でトリグリセリドとミックスす
ることによりペルオキシゲン化合物を形成させ、しかる
後空気排除下でそれらのペルオキシゲン化合物をヘキサ
ナールのような揮発性酸化生成物に分解すると考えられ
、次いで酸化生成物は例えばスチーム脱臭で除去される
2つの前プロセスに基づぎ改善される安定性に関して、
少なくとも約25%、好ましくは少なくとも約50%の
レベルで天然酸化防止剤含有トリグリセリドとブレンド
した場合、トリグリセリドは、ポリオールポリエステル
/トリグリセリド混合物も保護するために十分なレベル
の天然酸化防止剤がトリグリセリド中に存在することか
ら実質的な酸化安定性改良につながる。
酸化安定性は修正された活性酸素法(AOM)を用いて
測定されるが、その場合約208°F(約98°C)で
サンプルに空気をスパージしながら経時的に過酸化物価
の増加を測定する(AOC8法5 Cd8−53)。AOMはトリグリセリドの酸化安定性
を測定するため油脂産業で用いられる標準的方法である
(AOC3法Cd1.2−57)。この方法は、フレー
バーに関する酸化影響が特に重要である0、5時間の時
間枠内において適用の容易性に関し修正された。安定性
を測定するために用いられる方法は以下で記載されてい
るニガラスフラスコにサンプル300gを入れ、サンプ
ルを窒素でパージし始める; 温度をコントロールするサーモウォッチに連結されたヒ
ーティングマントルを用いて約208°F(約98℃)
に加熱する; 約8. 57 cc/win/mlサンプルで窒素から
空気に切替え、時間ゼロ参照における基準サンプルを集
め、過酸化物pp11に関して分析する;20〜40分
間毎にサンプルを集め、過酸化物ppaに関して分析す
る。
第1表はSPHの安定性に関するシリカゲル漂白の効果
について示す。
6 第1表 SPE安定性に関するシリカゲル漂白の効果0    
     11.8         5.520  
       22.8        10.040
          ae、i         13
.280         40.3        
14.690         47.2      
  19.0120         43.9   
    23.2第1表かられかるように、過酸化物価
はシリカゲルで処理されなかったSPEのサンプルの場
合で実質上大きい。120分間目では、未処理サンプル
は処理サンプルよりも89%多い過酸化物を含有してい
る。
熱処理はバッチデオドライザー内でSPE及びトリグリ
セリドの混合物の脱臭に際し高温かつ長滞留時間で行っ
た。トリグリセリドが存在しない場合には、約275°
「(約135°C)〜約350゛「(約175℃)の温
度を適用する。デオドライ7 ザー内で吸着された酸素は過酸化物を形成させ、しかる
後これを揮発性酸化生成物に分解させ、次いでスチーム
脱臭により除去する。この熱処理ステップは、高レベル
の過酸化物が脱臭を通過して貯蔵及び最終製品中に入り
、そこでそれらが最終的に分解して製品に異フレーバー
を付与することを妨げる。滞留時間が比較的短い連続脱
臭プロセスの場合には、別の熱処理ステップが過酸化物
の形成及び/又は分解を増加させるため脱臭の直前に用
いられる。
第2表は最も安定な混合物を得るためトリグリセリドと
ブレンドしトリグリセリド中に存在する天然酸化防止剤
を用いて得られる予想外の安定効果について示している
。SPEは天然酸化防止剤をほとんど又は全く含有して
いないが、その理由はトリグリセリドからメチルエステ
ルを製造し及びSPEを製造する多数の処理ステップで
それらが除去されてしまうからである。
8 第2表 安定性に関するSPEと トリグリセリドとのブレンド効果 過酸化物価(ppm) 漂白、熱処理 トリグリ  及び脱臭され 時間(IIlin)  セリド   たSPE    
混合物0    6.7     5.5    5.
920     7.3    10.0    5.
840      g、2    13.2    6
.0[io      9.6    14.B   
  7.990    10.5    19.0  
  7.4120    11.7    23.2 
   12.4シリカゲルとブレンドされかつ熱処理さ
れたSPEは、トリグリセリド又はSPE/)リグリセ
リドブレンドのいずれよりも明らかに低い安定性である
。データの注意深い検討によれば、ブレンド安定性がト
リグリセリド自体の場合と非常に似ており、単なるそれ
ら各安定性のブレンドでないことを示している。トリグ
リセリド及びSPEの9 ブレンドに関する過酸化物価は各成分の相加平均よりも
実際上高いことが多い。120分間目における最後のデ
ータポイントを除き、ブレンドはトリグリセリドよりも
実際上安定であるが、これは修正AOM及び過酸化物価
法における正規変動のため有意ではない。
SPEがブレンド前に安定性を改善するよう十分に処理
された場合には、トリグリセリド中の天然酸化防止剤レ
ベルで混合物全体を保護することができる。ブレンド前
にSPE安定性を改善するよう十分に処理されなかった
場合、トリグリセリド中の天然酸化防止剤レベルではS
PEを酸化から保護する効果についてほとんど示さない
この特に修正されたAOM安定化法では標準貯蔵と比較
して比較的高い温度で完全接触させかつ最終製品での使
用前に条件を操作することで空気との接触効果を促進さ
せうることから、これらの安定性効果はさほど苛酷でな
い条件の取扱い操作及び標準貯蔵中に非常に増大される
。効果は、SPE及びトリグリセリドの別個の脱臭しか
る後0 空気との接触及びその後の過酸化物の形成を回避するた
め窒素下における迅速なブレンドによっても実現される
脱臭部より高レベルの天然酸化防止剤を含有した未脱臭
部とSPEをブレンドした場合には、脱臭前における長
期貯蔵中に一層大きな安定性効果を発揮する。これは付
随的空気接触のないSPHの長期貯蔵及び大規模操作が
不可能である製造施設の場合に特に有利である。
例2 この例はSPEの漂白及び熱処理しかる後トリグリセリ
ド非存在下の連続脱臭の後における安定化効果について
示している。SPEはシリカゲル添加前に例1の場合と
同様の方法で硬化大豆油メチルエステル(IVI以下)
約54部及び部分的硬化大豆油メチルエステル(IV8
5以下)約46部を用いて製造する。
SPE約1200gを約140°F(60℃)で空気を
除去するため窒素を吹込んだ2pガラス反応フラスコに
加える。約5 mg+Hgの真空をSPEを1 脱気するために適用し、その際約200°F(93℃)
に加熱する。漂白温度に達したとき、真空を窒素で解消
し、シリカゲル約36gを加え、攪拌を開始する。SP
Eを窒素で約0. 5分間スバージし、真空を約10分
間再適用して、シリカゲルを脱気する。真空を窒素で解
消し、攪拌を約1時間続ける。SPEをワットマン(w
hatalan)40濾紙を用いてブフナー(Buch
ner)漏斗で濾過する。
この例で用いられたシリカゲルは約20μの粒度、約6
5への平均孔径、約770r&/gの表面積、約1 、
4 cc/gの孔容積、水中約5%の濃度で測定した場
合に約 のpH及び約10.3%の総揮発性物質率を有
する。
他のタイプのシリカゲルの使用では同様の色改善度を示
さないであろう。全部で10の他の異なるタイプのシリ
カゲルをSPEで試験したところ、どれも同程度には色
レベルを下げなかった。評価されたシリカゲルのタイプ
は約0.34〜1.9cc/gの孔容積、約320〜8
00n−F/gの表面積、約5.7〜20vt%の総揮
発性物質率、約3〜約2 8のpH1約20〜約200人の平均孔径及び約10〜
30μの平均粒度を有する。
例1のSPEで評価されたシリカゲルは下記特徴を有す
る: 平均孔径     退色率% (A)    (ロビボンド・レッド)20.4   
    36 65.0       83 68゜463 122        45 202        27 上記かられかるように、約70八より大きくかつ約50
Aより小さい孔径は最適の退色を示さないが、他のプロ
セスステップと組合せた場合には優れたポリオール脂肪
酸ポリエステルを与える。
前記必須特性の組合せを有したシリカゲルのみが前記反
応プロセスで得られるSPEに関して80%以上の退色
率を達成することができる。選択シリカゲルは過度の反
応温度で起きる熱分解により反応中に生じる望ましくな
い着色物質を除去3 する上でも最も適している。最も好ましいシリカゲルは
単一処理で熱分解により生しる色の約44%を除去する
ことができるタイプのみである。これによって、望まし
くない着色物質の最大量を除去することにより一貫して
最良の可能着色物質を生じさせる上で全体的に最適の選
択をすることができる。
次いで漂白かつ濾過されたSPEの一部を空気圧を除き
ながら約18分間かけて温度を約414°F(2129
C)まで高めることで熱処理する。
第3表は修正AOM法を用いたSPEに関するシリカゲ
ル処理及び熱処理の効果について示している。未漂白、
漂白及び漂白熱処理サンプルは最終ステップとしてすべ
て脱臭させる。データは特定過酸化物価に達するまでの
時間として報告されている。未漂白、漂白及び漂白熱処
理SPEの初期過酸化物価は各々約55.35及び20
 ppmである。漂白及び漂白熱処理された双方のSP
Eは処理後小さなガラス実験室スチームデオドライザー
内で連続的に脱臭した。
4 第3表 酸化安定性に関するシリカゲル漂白 及び熱処理の効果 特定過酸化物価に達する 100        22     70     
 115200        40     92 
     140400        58    
120      182[100Bo     14
6      1771001)ploの過酸化物価に
達するためには、わずか約22分間が未漂白SPEの場
合に要求され、漂白熱処理SPEは約115分間必要で
ある。この例では、シリカゲル漂白及び熱処理の場合に
SPEの酸化安定性が未処理SPEよりも実質上改善さ
れていることを示している。漂白熱処理SPEは100
 ppm過酸化物価まで4倍以上酸化安定性である。脱
臭は生成する酸化生成物を除去して良好なフレーバーを
得るため漂白及び熱処理後に必要とされる。
5 例3 スクロースポリエステルをシリカゲル処理前に例1と同
様の方法で製造するが、但しIV約1の硬化大豆メチル
エステル約78部及びIV約85の部分的硬化大豆メチ
ルエステル約22部を反応のためメチルエステルとして
用いる。
この例において、SPEをSPEの前シリカゲル処理な
しに約40 : 60SPE/トリグリセリドブレンド
として熱処理及び同時脱臭する。
SPEをまず酸素と接触させる空気を排除せずに清潔な
ドラム内でトリグリセリドとミックスする。
次いで混合物を約161kg/バッチからなる別々の4
バツチで脱臭/熱処理する。この同時脱臭は約400°
F(約204℃)で約2〜約4時間にゎたり例1で記載
された同時脱臭と同様の方法で行う。脱臭後、混合物を
冷却し、清潔なドラムに貯蔵する。
次いで混合物を例1で得られたSPE/トリグリセリド
ブレンドと例3で得られたSPE/)リグリセリドブレ
ンドから約60:40の比率で調6 製する。これら2種の混合物のブレンドは、ドラム内に
貯蔵された物質を溶融し攪拌下でステンレススチールタ
ンク内にポンプ注入することで行う。
ショートニングを製造するために用いられる典型的な副
成分をこの60:40混合物に追加する。
得られた最終混合物は色及び酸化安定性が実質上改善さ
れた固体ショートニングを形成する。
例4 連続プロセスにおいて、熱処理はシリカゲル漂白後及び
スチーム脱臭直前に行う。主目的は、ラジカル酸化メカ
ニズムを終結させることで酸化安定性を改善し、ペルオ
キシゲン組成物中に残留する溶存酸素をすべて反応させ
、しかる後これらのペルオキシゲン化合物をスチーム脱
臭で除去しうる揮発性酸化生成物に分解することである
。連続デオドライザー内の滞留時間はバッチデオドライ
ザーの場合よりも著しく短いため、別の熱処理ステップ
がペルオキシゲン化合物中に吸着された全酸素の反応し
かる後これらペルオキシゲン化合物の最大分解を保障す
るため連続脱臭前に必要とさ7 れる。バッチデオドライザー内における長い滞留時間に
よれば、脱臭及び熱処理を同様のユニット操作で同時に
生じさせることができる。
熱処理のもう1つの有益目的は、物質が酸化されて起き
る予想外の退色を利用することで例えばSPEの色を改
善することである。空気は望ましくないフレーバー及び
色を生じる酸化を回避するためトリグリセリド処理から
常に排除されるべきであると通常考えられている。コン
トロールされたSPE酸化は、得られるペルオキシゲン
化合物がスチーム脱臭で除去される揮発性酸化生成物を
大部分生じるように後で分解されるかぎり色を改善する
プロセスで用いることができる。
例1で開示されたタイプの未漂白SPEに関する約37
5°F (190℃)での熱処理の例は第4表で示され
ている。SPEを最初ガラス容器内で激しくミックスす
ることにより空気で飽和させる。
熱はペルオキシゲン基を形成する上で十分な酸素を供給
するため空気を排除せずに最初約50分間にわたり適用
する。約50分間抜空気を排除し、8 ペルオキシゲン化合物を熱で分解する。約375下(1
90℃)に達するまで約30分間かかる。
出発時間は加熱開始後任意に約205下(約97℃)で
選択されるが、その理由はペルオキシゲン化合物の形成
がその温度で有意に増加し始めるからである。
9 第4表 過酸化物価及びロビボンド・カラー に関する熱処理効果 原物質    <1.0      0.9  3.4
0        5.7         0.7 
   8.75          B、1     
    0.9    4.010        1
1.4         0.8    3.815 
      24.6         0.7   
 3.420       53.4        
 0.7    3J30       79J   
       O,62,940143,10,52,
4 50379,10,42,2 約50分間後空気排除開始 110     37.6      0.4  .2
.2過酸化物価は増加することがわかり、それと同時に
ロビボンド・レッド及びイエロー双方の色度が熱処理の
酸化相中低下する。空気が50分間後に排除されると、
過酸化物価はペルオキシゲン基0 が揮発性酸化生成物にほとんど分解されて色度が一貫し
て低いままであるため鋭く減少する。
先行技術では、濃色化がトリグリセリドの酸化時に起き
るためSPEの淡色化が意外であることを示している。
トリグリセリドのサンプルを酸素存在下同様の方法で加
熱したところ、色度は180分間で約0.4/3.9か
ら 約10/>70ロビボンド・イエローに増加することが
観察される。
この予想外の効果はポリオールポリエステル、例えばS
PEの色を更に改善するためバッチ及び連続双方の方法
で商業的に利用することができる。
バッチ方法におけるプロセスではほぼ飽和レベルに達す
る空気でポリオールポリエステルにスパージし、貯蔵タ
ンク内で窒素雰囲気に維持しながら好ましい温度及び時
間で加熱する。連続方法におけるプロセスではポリオー
ルポリエステルに空気をスパージし、インラインミキサ
ー装備管状反応器に通す。空気量は過剰酸化なしに最大
色度低下を得るためほぼ飽和レベルに維持するか又は1 約500 pprAもしくはそれ以下に過酸化物価を保
つような方法でコントロールする。
熱処理条件は約200〜425°F(93〜220℃)
で約1〜150分間であるが、約380〜415°F(
190〜215℃)で約1〜20分間が好ましく、約3
80〜400°F(150〜200℃)で約5〜10分
間が最も好ましい。これらの条件で、熱分解による実質
的色間形成なしに最大過酸化物及び色度低下間について
最適化させることができる。
例5 スチーム脱臭は、酸化副生成物を除去することでフレー
バーを改善するため、SPEの初期製造に際して及び酸
素接触及び長期貯蔵がフレーバーを分解した後に再び行
われる。しかしながら、濃色化はトリグリセリド処理で
通常用いられる温度が適用された場合に熱分解で起きる
。その場合に、トリグリセリドをSPHに加えて“同時
脱臭゛と称されるように混合物を脱臭すれば、SPE単
独の場合よりも低いスチーム利用で更に高温にてこ2 れをうまく行うことができる。
SPE及びSPE/トリグリセリド混合物のフレーバー
及び色に関する脱臭温度の影響は、実験室内で小さな1
ポンドバツチデオドライザーを用いて研究される。温度
効果は約3 +nmHgの圧力下で約2〜3時間にわた
り約300″F(150℃)〜約450°F(230℃
)において示される。蒸留水はスチームを発生させるた
め約250”F(120℃)でデオドライザー内に注入
開始する。
SPEはシリカゲルの添加前に硬化及び部分的硬化大豆
メチルエステルを用いて例2の場合と同様の方法で製造
する。SPE/)リグリセリド混合物で用いられるブレ
ンド比率は1:2である。
SPEはその製造に際して残留メチルエステルを除去す
るためスチーム脱臭をうけたニトリグリセリドは脱臭せ
ずに精製かつ漂白された。
第5表は様々な時間及び温度におけるSPE及び1:2
SPE/トリグリセリドブレンドの色に関するスチーム
脱臭の結果について示している。
3 第5表 色に関する時間及び脱臭温度の効果 マククロスキー・ 温度 時間 フレー  カラ 4i買   (°F)仇Q 征二 レットイエローSP
E   環境  0  6.5*2.3  12.8ブ
レンド 環境  0  −  2.2   >40SP
E   300  3  7.8  2.9  16ブ
レンド 300  3  5.0  1.5  34S
PE   350  3  7.5  3.0  16
ブレンド 350  3   g、1  1.1  1
4SPE   400  3  1.8  7.8  
40ブレンド 400  3  7.7  0.8  
 5SPE   450  2  7.7 21.5 
 34ブレンド 450  2  7.0  3.1 
 14*SPEのフレーバーはフレーバー等級分けを容
易にするため1:2のSPE/トリグリセリドブレンド
で測定する。ブレンドに風味を与えるために用いられる
トリグリセリドのフレーバー度は7.7である。フレー
バーデータは脱臭前の初期4 ブレンドについては利用されない。
トリグリセリドのないSPEのレッドカラーは温度上昇
に従い増加する。約450°F(230℃)において、
わずか約2時間の滞留時間であってもレッドカラーに関
して劇的な増加がある。イエローカラーも温度と共に増
加するが、但し急速ではない。ブレンドの場合、レッド
カラーは初め時間と共に減少し、しかる後約450°F
(230℃)で増加する。約450″F (230℃)
で2時間後、SPEのレッドカラーはブレンドの場合と
比較して約6倍増加し、イエローカラーは約1.5倍増
加する。
約450°F (230℃)で約2時間脱臭された最終
レッドカラー約21.5のSPEは約0.5の色度を有
する典型的脱臭トリグリセリドと約1=2比でミックス
された場合、最終ブレンドカラーは約6,8レツドであ
る。約3.1の最終ブレンドカラーは、色効果がトリグ
リセリドによるSPE色の単なる希釈ではなく、トリグ
リセリドの添加がSPEの熱分解及び対応色の増加を防
止5 することを示している。約450°F (230℃)で
2時間たったポリマー率の測定では、SPEの場合<0
.1%から0.8%に増加し及びブレンドの場合く0,
1%から増加しないことを示している。これはトリグリ
セリドがSPEを熱分解から保護している新たな証拠で
ある。
脱臭後における全サンプルのフレーバーは、約300″
F(150℃)で3時間のブレンドの場合を除き、約7
.0以上の許容しうるレベルまで増加した。これは低温
の場合未脱臭トリグリセリドからの成分すべてが除去さ
れるわけではないからである。
連続脱臭の場合には、連続脱臭操作に伴い滞留時間が短
くなるため更に高い温度がSPE及びSPE/トリグリ
セリドブレンドの双方で達成されると考えられる。しか
しながら、トリグリセリドのブレンドはSPE単独の場
合よりも高温で連続デオドライザーの操作をなお可能に
するであろう。デオドライザー操作が高温になるほど、
同レベルの揮発性物質を除去する際により少ないスチ6 一ム利用ですみ、更に低温と適合させる重要な修正なし
に現オイルデオドライザーで更に容易にSPEの脱臭を
行うことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高級ポリオール脂肪酸ポリエステルから望ましくな
    い物質を除去するための方法であって、(1)(a)サ
    イズ約10〜約30μの範囲内の粒子; (b)約50〜約70Åの平均孔径; (c)約720〜約800m^2/gの表面積;(d)
    約0.9〜約1.9cc/gの孔容積;(e)水中約5
    %の濃度で測定した場合に約5〜約8のpH;及び (f)約20%以下の総揮発性物質率; を有するシリカゲルで上記ポリエステルを処理する; (2)最初ペルオキシゲン基を形成させる上で十分な時
    間にわたり酸素存在下でしかる後上記ペルオキシゲン基
    の含有量を減少させる上で十分な時間にわたり酸素排除
    下で上記ポリエステルを熱処理し、得られた望ましくな
    い更に揮発性の物質を除去する;並びに (3)ステップ(1)及び(2)の組合せ;からなる群
    より選択されるプロセスステップを含むことを特徴とす
    る方法。 2、ステップ(1)において、シリカゲルが(a)約2
    0〜約25μの範囲内の粒度、(b)約770〜約80
    0m^2/gの表面積、(c)約1.2〜約1.4cc
    /gの孔容積、(d)約5〜約7.3のpH及び(e)
    約6.5〜約10.5%の総揮発性物質率を有する、請
    求項1に記載の方法。 3、シリカゲルが約8〜約10.5%の総揮発性物質率
    を有する、請求項2に記載の方法。 4、プロセスステップ(2)において、ペルオキシゲン
    含有量を減少させるため酸素がほぼ飽和レベルに達する
    レベルで導入され、温度が約200°F(90℃)〜約
    425°F(220℃)であり、時間が約1〜約150
    分間である、請求項1に記載の方法。 5、熱処理がスチーム脱臭ステップと共に行われる、請
    求項4に記載の方法。 6、熱処理がスチーム脱臭ステップの前である、請求項
    4に記載の方法。 7、酸素がほぼ飽和レベルに達するレベルで導入され、
    温度が約380°F(190℃)〜約425°F(22
    0℃)であり、時間が約1〜約20分間である、請求項
    4に記載の方法。 8、熱処理がスチーム脱臭ステップと共に行われる、請
    求項7に記載の方法。 9、熱処理がスチーム脱臭ステップの前である、請求項
    7に記載の方法。 10、ステップ(1)及びステップ(2)の双方を含む
    、請求項1に記載の方法。 11、ステップ(1)において、シリカゲルが(a)約
    20〜約25μの範囲内の粒度、(b)約780〜約8
    00m^2/gの表面積、(c)約1.2〜約1.4c
    c/gの孔容積、(d)約5〜約8のpH及び(e)約
    6.5〜約10.5%の総揮発性物質率を有する、請求
    項10に記載の方法。 12、プロセスステップ(2)において、ペルオキシゲ
    ン含有量を減少させるため酸素がほぼ飽和レベルに達す
    るレベルで導入され、温度が約200°F(90℃)〜
    約425°F(220℃)であり、時間が約1〜約12
    0分間である、請求項11に記載の方法。 13、シリカゲルが約8〜約10.5%の総揮発性物質
    率を有する、請求項11に記載の方法。 14、熱処理がスチーム脱臭ステップと共に行われる、
    請求項13に記載の方法。 15、熱処理がスチーム脱臭ステップの前である、請求
    項13に記載の方法。 16、ポリエステルが少なくとも約70%スクロースオ
    クタエステルである、請求項1に記載の方法。 17、約10:1〜約1:10の比率でトリグリセリド
    とミックスされた高級ポリオール脂肪酸ポリエステルを
    スチーム脱臭することを特徴とする方法。 18、ポリエステルが少なくとも約70%オクタエステ
    ルを含有したスクロースポリエステルであり、温度が約
    300°F(150℃)〜約600°F(315℃)で
    あり、ポリエステル対トリグリセリドの比率が約1:3
    〜約3:1である、請求項17に記載の方法。 19、温度が約350°F(180℃)〜 約450°F(230℃)である、請求項18に記載の
    方法。 20、請求項1に記載された方法で製造された生成物。 21、請求項15に記載された方法で製造された生成物
    。 22、請求項18に記載された方法で製造された生成物
    。 23、天然酸化防止剤を含有した典型的トリグリセリド
    及び請求項20に記載された生成物約10〜約75%を
    含むことを特徴とする組成物。 24、天然酸化防止剤を含有した典型的トリグリセリド
    及び請求項21に記載された生成物約10〜約75%を
    含むことを特徴とする組成物。
JP02277577A 1989-10-16 1990-10-16 ポリオールポリエステル合成 Expired - Fee Related JP3105236B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US42227989A 1989-10-16 1989-10-16
US422279 1989-10-16
US59002290A 1990-10-02 1990-10-02
US590022 1990-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03184939A true JPH03184939A (ja) 1991-08-12
JP3105236B2 JP3105236B2 (ja) 2000-10-30

Family

ID=27025546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02277577A Expired - Fee Related JP3105236B2 (ja) 1989-10-16 1990-10-16 ポリオールポリエステル合成

Country Status (15)

Country Link
US (1) US5318790A (ja)
EP (1) EP0424066B1 (ja)
JP (1) JP3105236B2 (ja)
AT (1) ATE133176T1 (ja)
AU (1) AU650627B2 (ja)
BR (1) BR9005163A (ja)
CA (1) CA2027418C (ja)
DE (1) DE69024904T2 (ja)
DK (1) DK0424066T3 (ja)
ES (1) ES2081943T3 (ja)
FI (1) FI102071B1 (ja)
GR (1) GR3018720T3 (ja)
IE (1) IE71194B1 (ja)
MY (1) MY108530A (ja)
PT (1) PT95597B (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2027418C (en) * 1989-10-16 1997-12-09 Robert Houston Polyol polyester synthesis
JPH0676428B2 (ja) * 1990-05-16 1994-09-28 第一工業製薬株式会社 ショ糖脂肪酸エステルの脱色方法
DE69226450T2 (de) * 1991-04-12 1999-03-11 Procter & Gamble Verfahren zur verbesserung der oxidative stabilität von polyol-fettsäure-polyester
JPH05227827A (ja) * 1992-02-19 1993-09-07 Kubota Corp コンバインの脱穀装置
US5422131A (en) * 1992-10-30 1995-06-06 The Procter & Gamble Company Nondigestible fat compositions containing relatively small nondigestible solid particles for passive oil loss control
CA2146002C (en) * 1992-10-30 1999-02-23 Patrick Joseph Corrigan Nondigestible fat compositions containing diversely esterified polyol polyesters for passive oil loss control
ATE156972T1 (de) * 1992-10-30 1997-09-15 Procter & Gamble Unverdauliche, feste polyol polyesterpolymere enthaltende fettzusammensetzungen mit passiver ölverlustkontrolle
US5490995A (en) * 1992-10-30 1996-02-13 The Procter & Gamble Company Solid nondigestible polyol polyesters containing esterified hydroxy fatty acids such as esterified ricinoleic acid
DE69303828T3 (de) * 1992-10-30 2000-12-28 Procter & Gamble Unverdauliche, eine co-kristallisierte mischung von polyol polyester und kristallmodifiziermittel enthaltende fettmischung mit passiver ölverlustkontrolle
JPH08502655A (ja) 1992-10-30 1996-03-26 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 受動的オイルロスコントロールのために固体ポリグリセロールエステル粒子を含有した非消化性脂肪組成物
EP0615972A1 (en) * 1993-03-19 1994-09-21 Unilever N.V. Process for refining crude sucrose fatty acid polyester products
US5648483A (en) * 1995-06-07 1997-07-15 The Procter & Gamble Company Continuous transesterification method for preparing polyol polyesters
DE19639016A1 (de) * 1996-09-23 1998-03-26 Basf Ag Mesoporöses Siliciumdioxid, Verfahren zu seiner Herstellung und seiner Verwendung
US5858909A (en) * 1996-09-27 1999-01-12 W. R. Grace & Co.-Conn. Siliceous oxide comprising an alkaline constituent
US6465642B1 (en) * 1997-02-07 2002-10-15 The Procter & Gamble Company Lower alkyl ester recycling in polyol fatty acid polyester synthesis
AU8021000A (en) 1999-10-15 2001-04-30 Danisco Cultor America, Inc. Method for the direct esterification of sorbitol with fatty acids
WO2002060975A1 (en) 2001-01-31 2002-08-08 The Procter & Gamble Company Synthesis of polyol medium fatty acid polyesters
US20040253353A1 (en) * 2003-06-16 2004-12-16 Dick Copeland Steam-free deodorization process
US7989647B2 (en) * 2005-03-03 2011-08-02 South Dakota Soybean Processors, Llc Polyols derived from a vegetable oil using an oxidation process
MY153870A (en) 2008-10-29 2015-03-31 Shell Int Research Process for the preparation of acylated secondary alcohol alkoxylates and secondary alcohol alkoxylates
EP2181763B1 (en) * 2008-10-29 2012-06-20 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Catalyst and process for alkoxylation
US20100250272A1 (en) * 2009-03-27 2010-09-30 Scott Donald Whalen Systems for Providing Food Products
WO2010111486A2 (en) 2009-03-27 2010-09-30 The Procter & Gamble Company Food products
DE102009048774A1 (de) * 2009-10-08 2011-04-28 Oxea Deutschland Gmbh Verfahren zur Farbaufhellung von Polyolestern
DE102009048772A1 (de) * 2009-10-08 2011-04-21 Oxea Deutschland Gmbh Verfahren zur Herstellung von Polyolestern
DE102009048773A1 (de) * 2009-10-08 2011-04-21 Oxea Deutschland Gmbh Verfahren zur Farbaufhellung von Polyolestern
KR102102747B1 (ko) * 2019-04-16 2020-05-29 이재준 우산 빗물 제거장치

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3600186A (en) * 1968-04-23 1971-08-17 Procter & Gamble Low calorie fat-containing food compositions
US3963699A (en) * 1974-01-10 1976-06-15 The Procter & Gamble Company Synthesis of higher polyol fatty acid polyesters
JPS51109906A (ja) * 1975-03-22 1976-09-29 Asahi Denka Kogyo Kk Yushinoseiseiho
JPS56156298A (en) * 1980-05-07 1981-12-02 Mitsui Toatsu Chem Inc Decolorization of saccharide fatty acid ester for purification
JPS5984992A (ja) * 1982-11-04 1984-05-16 第一クロ−ダケミカルズ株式会社 油脂の精製方法
US4518772A (en) * 1983-06-23 1985-05-21 The Proctor & Gamble Company Synthesis of higher polyol fatty acid polyesters using high soap:polyol ratios
US4517360A (en) * 1983-06-23 1985-05-14 The Procter & Gamble Company Synthesis of higher polyol fatty acid polyesters using carbonate catalysts
US4565794A (en) * 1983-12-16 1986-01-21 John Stephens Production of silica gel and an adsorbent, absorbent product from sericitic clay
US4629588A (en) * 1984-12-07 1986-12-16 W. R. Grace & Co. Method for refining glyceride oils using amorphous silica
JPS62267293A (ja) * 1986-05-15 1987-11-19 Nisshin Oil Mills Ltd:The シヨ糖脂肪酸エステルの精製法
US4954621A (en) * 1988-06-14 1990-09-04 Mitsubushi Kasei Corporation Process for producing sucrose fatty acid polyester
CA2027418C (en) * 1989-10-16 1997-12-09 Robert Houston Polyol polyester synthesis
US5124301A (en) * 1990-09-04 1992-06-23 The Procter & Gamble Company Highly alkaline transesterification catalyst, e.g., alkali metal alkoxide, protected by fatty acid esters

Also Published As

Publication number Publication date
DK0424066T3 (da) 1996-06-10
CA2027418A1 (en) 1991-04-17
CA2027418C (en) 1997-12-09
FI102071B (fi) 1998-10-15
MY108530A (en) 1996-10-31
ES2081943T3 (es) 1996-03-16
PT95597A (pt) 1991-09-13
PT95597B (pt) 1997-08-29
DE69024904T2 (de) 1996-07-11
ATE133176T1 (de) 1996-02-15
US5318790A (en) 1994-06-07
EP0424066A2 (en) 1991-04-24
IE903686A1 (en) 1991-04-24
JP3105236B2 (ja) 2000-10-30
EP0424066A3 (en) 1991-10-16
AU650627B2 (en) 1994-06-30
BR9005163A (pt) 1991-09-17
GR3018720T3 (en) 1996-04-30
FI905062A0 (fi) 1990-10-15
AU6456490A (en) 1991-04-18
FI102071B1 (fi) 1998-10-15
IE71194B1 (en) 1997-02-12
EP0424066B1 (en) 1996-01-17
DE69024904D1 (de) 1996-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3105236B2 (ja) ポリオールポリエステル合成
US4623488A (en) Refined fish oils and the process for production thereof
CZ36499A3 (cs) Syntéza polyolových polyesterů
EP0435364B1 (en) Process for refining organic-solvent containing crude polyol fatty-acid polyester products
CA1321388C (en) Production of polyol esters having reduced color content
JP3242649B2 (ja) ポリオールポリエステルの合成
AU748615B2 (en) Process for synthesis of polyol fatty acid polyesters
JPH06501018A (ja) より低レベルの二脂肪族ケトンおよびβ−ケトエステルを含む高エステル化ポリオール脂肪酸ポリエステルを得るための改良法
JPH0418051A (ja) 石鹸含有粗ポリオール脂肪酸ポリエステル反応生成物を精製する方法
JP2001511186A (ja) ポリオール脂肪酸ポリエステル合成に再利用する低級アルキルエステル
US5401862A (en) Process for decoloring fatty acid esters
JPH0421655A (ja) 石鹸含有粗ポリオール脂肪酸ポリエステル反応生成物の精製方法
CN106916630B (zh) 一种控制油脂危害物产生的方法
JPH01207296A (ja) ポリオール−脂肪酸粗ポリエステルの精製方法
AU666851B2 (en) Process for improving oxidative stability of polyol fatty acid polyesters
CA2309552C (en) A process for making high purity fatty acid lower alkyl esters
JPS6390598A (ja) ドコサヘキサエン酸を含む脂質の製造法
WO1998003461A1 (en) Purification of esterified propoxylated glycerin fat substitutes
EP0615972A1 (en) Process for refining crude sucrose fatty acid polyester products

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees