JPH03184821A - プリプラ式射出成形機 - Google Patents

プリプラ式射出成形機

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JPH03184821A
JPH03184821A JP32663689A JP32663689A JPH03184821A JP H03184821 A JPH03184821 A JP H03184821A JP 32663689 A JP32663689 A JP 32663689A JP 32663689 A JP32663689 A JP 32663689A JP H03184821 A JPH03184821 A JP H03184821A
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JP
Japan
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nozzle
injection
flow passage
flow path
molding machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP32663689A
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English (en)
Inventor
Kenichi Miyamura
宮村 謙一
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Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、プリプラ式射出成形機に関するもので、特
に射出ノズルの構造に特徴がある射出成形機に関するも
のである。
(従来の技術) プリプラ式射出成形機は、可塑化室と射出室とを備え、
可塑化室と射出室とを繋ぐ移送流路及び射出室とノズル
先端とを繋ぐノズル流路を有している。移送流路には、
その途中に溶融樹脂の逆流を防ぐ逆止弁を設けるか、又
はノズル部分で移送流路をノズル流路から分岐してその
分岐部に三方弁を設けている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の構造では、例えば第10図示のように射出室6に
ノズル流路7と移送流路1■の両者が開口する構造とな
る。ノズル本体に三方弁を設けて移送流路を分岐する構
造では、ノズル流路の途中に移送流路が開口する構造と
なる。一方、今後重要性が増すであろうエンジニアリン
グプラスチックやセラミック等の高圧射出を行うには、
射出ケーシング4やノズル本体2の材料強度の限界に近
い圧力で射出を行わねばならず、移送流路11の開口部
の円孔切り欠き30による応力集中に材料の疲労強度が
耐えられなくなることが容易に予想される。また、逆止
弁を設けたものでは、逆止弁に内蔵される弁体の背後で
の樹脂の滞留、弁座の摩耗による閉鎖機能の低下が問題
となる。
本発明は、上記問題を解決することを課題としており、
射出室やノズル流路に開口する移送流路の円孔切り欠き
による応力集中を回避することができ、しかも逆止弁を
必要としないプリプラ式射出成形機を提供することを目
的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明のプリプラ式射出成形機は、ノズル本体2に円柱
状の弁本体13をノズル流路7と直交する方向に摺動自
在に嵌装している。上記弁本体13には第1流路15と
第2流路16とを各別に設け、これらの流路15.16
の両端を弁本体13の周面に開口させると共に、射出室
6とノズル先端1aとを繋ぐノズル流路7及び可塑化室
10に連なる移送流路11を弁本体13を嵌装した孔の
周面に向けて開口させている。そして弁本体13を油圧
シリンダ19.20等で摺動させることにより、射出時
には第1流路15でノズル流路7を連通させると共に移
送流路11を閉鎖し、可塑化時には第2流路16で移送
流路11を開口さセると共にノズル流路7を閉鎖するよ
うにしたものである。
なお、弁本体13の第1流路15と第2流路16との間
にノズル流路7を閉鎖する周面領域13aを設け、弁本
体13を3位置に停止するように作動させることにより
、予圧を与えて射出動作を行うことが可能になる。
(作用) 本発明の射出成形機では、射出ノズル1に嵌装した弁本
体13に各独立に設けた第1流路15と第2流路16で
ノズル流路7の開閉と移送流路工lの開閉を行うので、
射出室6やノズル流路7の途中に移送流路を開口させる
必要が無く、応力集中が起こる円孔切り欠き30が存在
しなくなり、高圧射出が可能となる。また、逆止弁を必
要とせず、弁本体13に形成され・る流路15.16も
断面変化や分岐の無い一本の流路となるから、樹脂の滞
留部分がない。弁本体13の第1流路15と第2流路1
6との間にノズル流路7を閉鎖する領域13aを設けた
ものでは、射出直前に該領域でノズル流路7と移送流路
11を共に閉鎖して溶融樹脂に予圧をかけてから射出工
程を開始することができる。このような構造は、溶融樹
脂が早期に硬化する薄物の成形において、射出開始瞬間
からの高圧高速での射出を可能にするものである。この
際の弁本体13の停止位置は3箇所となり、たとえば2
個のシリンダ19.20によって弁本体13を3位置で
停止可能に駆動する。
(実施例) 第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示したもの
で、第1図はプリプラ式射出成形機の射出ノズル部分の
縦断面図、第2図は弁の斜視図、第3図は第1図のA部
断面図、第4図は横断面図である。
第4図において、lは射出ノズル、2は射出ノズルのノ
ズル本体、3はノズル本体2に嵌装された弁、4はノズ
ル本体2の基端に連接する射出ケーシング、5は射出ケ
ーシング4に嵌装された射出プランジャ、6はケーシン
グ4とプランジャ5とで区画形成された射出室、7は弁
3を介して射出室6とノズル先端1aとを繋いでいるノ
ズル流路、8はノズル本体2の側方に位置する可塑化ケ
ーシング、9は可塑化ケーシング8に内装された可塑化
スクリュー、10はスクリュー9とケーシング8とで形
成された可塑化室、11は弁3を介して可塑化室10と
射出室6とを繋いでいる移送流路である。
弁3ば、第2図に示すように、円柱形の弁本体13と該
弁本体の基端に設けられたブラケット14とからなり、
弁本体13の中間部には軸直角方向の第1流路15とL
形の第2流路16とが離隔して配置されている。
第1図において、17はケーシング側面に突設された支
持枠、18は前シリンダ19と後シリンダ20を繋ぎ部
材21で連結したシリンダ装置で、後シリンダ20のロ
ッド22がビン23で支持枠17に枢着されている。2
4は射出ケーシング4の先端部に突設された支点金具、
25は支点金具24にビン26で枢支された連結金具、
27は連結金具25の一端と前シリンダ19のロッド2
8とを枢着しているビン、29は連結金具25の他端と
弁のブラケット14とを枢着しているビンである。ビン
29の連結部分には長孔が設けられており、連結金具2
5の揺動が弁3の直線運動に変換される。
第5図ないし第7図は射出動作の説明図で、各図の(a
)は第1図に相当する縦断面図、(b)は第3図と同一
の部分を示す図である。第1図及び第3図は射出工程お
よび保圧工程が終了した状態を示したもので、この状態
では、弁本体13の第1流路15と第2流路16の間の
周面領域13aがノズル流路7を遮断している。可塑化
時には、シリンダ装置のシリンダ19.20を共に伸長
して連結金具25を介して弁本体13を押し込み、第2
流路16で移送流路11と射出室6とを繋ぎ、スクリュ
ー9で溶融樹脂を射出室6に押し出す(第5図)。射出
室6に所望の樹脂が貯留されたら、前シリンダ19を縮
退させて移送流路11を遮断し、プランジャ5を前方に
付勢して射出室6の溶融樹脂に予圧をかける(第6図)
。射出時には、後シリンダ20を縮退して弁本体13を
引き出し、第1流路15でノズル流路7を開口して樹脂
を図示しない底形キャビティに射出する(第7図)。射
出が完了したらその状態で保圧し、す・ツクバックを行
ったあと、後シリンダ20を伸長して弁本体の上記周面
領域13aでノズル流路7を遮断し、1サイクルの射出
工程が完了する。
第8図及び第9図は本発明の第2実施例を示したもので
、第8図は射出装置の横断面図、第9図は弁の斜視図で
ある。本実施例は、ノズル本体2の両側に可塑化部を設
けたもので、それぞれの可塑化部で異なる樹脂を可塑化
することにより、混色成形を可能にしたものである。弁
本体13に形成される流路は、直線状の第1流路15と
丁字形の第2流路16である。第1流路15は第1実施
例と同様にノズル流路7を連通させ、第2流路16は2
つの可塑化室10.10を同時に射出室6に連通させる
。成形特における弁3の動作は第1実施例のものと同様
である。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、ノズル流路の開閉が可
能であると共に移送流路の逆止弁が不要となり、移送流
路を射出室やノズル流路に開口させる必要もないので円
孔切り欠きによる応力集中もなくなり、ケーシングやノ
ズル本体の耐圧力を高くでき、高圧射出に対応できる。
また、断面変化や分岐のない樹脂流路を形成できるので
、樹脂の滞留も避けることができる。更に、射出前の樹
脂の予圧や、射出、保圧後のサックハックも容易に可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例を示したもの
で、第1図はプリプラ式射出成形機の射出ノズル部分の
縦断面図、第2図は弁の斜視図、第3図は第1図のA部
断面図、第4図は横断面図、第5図ないし第7図は射出
動作の説明図で、各図の(a)は第1図に相当する縦断
面図、(b)は第3図に相当する断面図である。第8図
及び第9図は本発明の第2実施例を示したもので、第8
図は横断面図、第9図は弁の斜視図である。第10図は
従来構造の一例を示した要部の断面斜視図である。 図中、 2:ノズル本体    3;弁 6:射出室      7:ノズル流路IO:可塑化室
     11:移送流路13:弁本体      1
5:第1流路0 16:第2流路 19:前シリンダ 20:後シリンダ 25:連結金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プリプラ式射出成形機において、ノズル本体(2
    )に嵌合して摺動する弁本体(13)に第1流路(15
    )と第2流路(16)とをそれぞれ独立に設けてこれら
    の流路(15、16)の両端を弁本体(13)の周面に
    開口させ、射出室(6)とノズル先端(1a)とを繋ぐ
    ノズル流路(7)及び可塑化室(10)に連なる移送流
    路(11)を上記周面に向けて開口させ、射出時には第
    1流路(15)を介してノズル流路(7)が連通する一
    方、可塑化時には第2流路(16)を介して可塑化室(
    10)と射出室(6)とが連通するようにしたことを特
    徴とする、プリプラ式射出成形機。
  2. (2)前記弁本体(13)の第1流路(15)と第2流
    路(16)との間にノズル流路(7)を閉鎖するにたる
    周面領域(13a)を設けたことを特徴とする、請求項
    1記載のプリプラ式射出成形機。
  3. (3)前記弁本体(13)は、1個のシリンダ(19)
    又は(20)によって2位置に規定される連結金具(2
    5)を介して摺動駆動されることを特徴とする、請求項
    1記載のプリプラ式射出成形機。
  4. (4)前記弁本体(13)は、2個のシリンダ(19、
    20)によって3位置に規定される連結金具(25)を
    介して摺動駆動されることを特徴とする、請求項2記載
    のプリプラ式射出成形機。
JP32663689A 1989-12-15 1989-12-15 プリプラ式射出成形機 Pending JPH03184821A (ja)

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JPH03184821A true JPH03184821A (ja) 1991-08-12

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ID=18190003

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516792A (ja) * 2004-10-15 2008-05-22 ハスキー インジェクション モールディング システムズ リミテッド 射出成形用の三方遮断バルブ及び方法

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JP2008516792A (ja) * 2004-10-15 2008-05-22 ハスキー インジェクション モールディング システムズ リミテッド 射出成形用の三方遮断バルブ及び方法

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