JPH0318408B2 - - Google Patents

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JPH0318408B2
JPH0318408B2 JP56117450A JP11745081A JPH0318408B2 JP H0318408 B2 JPH0318408 B2 JP H0318408B2 JP 56117450 A JP56117450 A JP 56117450A JP 11745081 A JP11745081 A JP 11745081A JP H0318408 B2 JPH0318408 B2 JP H0318408B2
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JP
Japan
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cable
cables
wiring
block
prefabricated
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56117450A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5819112A (ja
Inventor
Yutaka Den
Motohisa Murayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
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Publication of JPS5819112A publication Critical patent/JPS5819112A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はケーブルをブロツク化して配線する
工法及びケーブルブロツクに関するものである。
近時、船舶の建造に於ては、ブロツク化、モジ
ユール化工法が採用され、建造物の細分化によつ
て、作業、構造等の簡易化、標準化及び効率化を
図り、全体として経済性を高め、工期を短縮する
ことなどを達成せんとしている。
しかし、ケーブル配線工法は、ケーブルが長尺
で必要に応じて分岐配線を要する等のため、建造
物がブロツク化されても、ケーブル配線をブロツ
ク化する試みは全く行なわれていない。即ち、建
造物のブロツク結合を行なつた後に通常の配線工
事を行なうのが今日までの配線工事方法である。
従来のケーブル配線をより詳細に説明すれば、
電気室から各所に分散されている動力盤、制御
盤、分電盤、機器の間をケーブル配線により結ん
でいるが、これらのケーブル配線に当つては、ケ
ーブルラツク、ダクト、金属管等の布設工事が行
なわれ、中でもケーブルラツク布設工事が一番多
いのが実情である。
ところが、船舶建造の場合には、狭い船室内に
於て機器、パイプその他の設備が設置されるため
に、ケーブル通路はスペース的に余裕がなく、高
所とか狭所とかに複雑な経路でケーブルラツクが
設置されている場合が多く、ここにケーブルを把
又はドラムから引き出してケーブルラツクに延線
しなければならず、作業条件が極めて悪いため
に、延線するケーブルに無理な張力が加えられる
とか、ケーブルラツクの曲がり部で支持金物等と
接触し、しごかれる等の機械的な外力を受けるこ
とが多くケーブル損傷を生ずるおそれがあつた。
又、船舶の建造中は溶接作業が同時に進行する
ために、ケーブルには溶接火花が直接当る状況に
あり、これ又ケーブル損傷の原因となつていた。
更に又、ケーブル布設後にケーブルジヤンクシ
ヨンボツクス内でのケーブル相互の接続又はケー
ブルと機器との接続が行なわれるが、先に述べた
ように、ケーブル通路は又、ケーブルラツクにケ
ーブルを延線した後に、ケーブルを一定間隔毎に
結束バンドでラツク上に固定するが、船舶のピツ
チング・ローリングに伴なう揺れや振動を考慮
し、ケーブルのラツクとの結束、固定は陸上の場
合よりも強固で、例えば陸上では結束材としてプ
ラスチツク等の有機材料が用いられるのに対し、
船舶では結束材は金属で、又ケーブルラツクとの
結束、固定の間隔も陸上より船舶のがより短かく
しなければならないので作業材料のコストのみな
らず、作業が先に述べたように悪条件下で行なう
ために困難があり、コスト高となる欠点を有して
いた。
更に又、ケーブル布設後に、ケーブルジヤンク
シヨンボツクス内でのケーブル相互の接続又はケ
ーブルと機器との接続が行なわれるが、先述のよ
うにケーブルの接続作業はスペース的に余裕がな
く、しかも狭い所でやりにくい条件下で作業をし
なければならないなどの問題をも有していた。
以上の船舶内でのケーブル配線工事は陸上とは
違つた条件があり、ケーブル自体にも陸上とは違
つて、可撓性、機械的強度(耐摩耗性)、耐溶接
火花性、難燃性、耐熱性などの要求があり、ケー
ブル構造としては可撓より導体を用い、エチレン
プロピレン絶縁を施し、あじろがい装を施すなど
が行なわれている。
この発明は前述のような状況に鑑み、船舶建造
のブロツク化、モジユール化に適合した新しいブ
ロツク配線工法を提供し陸上線と同様なケーブル
の使用をも可能ならしめるものである。
即ち、この発明は一定長に計尺切断され、端部
にケーブル相互間を接続するコネクターを取付け
てプレハブケーブルとし、その複数条を配線系統
毎に区分して一括結束し、所定の配線図に従つて
配線がされるように、直線状もしくは分岐状プレ
ハブケーブル群となし、これをブロツクに付され
ているラツクの上に固定してケーブルブロツクを
構成する段階と、前記の単位ケーブルブロツクの
複数を所定の配線系統を構成するように配設し、
隣接するケーブル端相互をコネクター接続するこ
とによりブロツク配線する段階とよりなるケーブ
ルのブロツク配線工法により前述の目的を達成す
るものである。
次に図面を参照しつゝこの発明を説明すると、
第1図はブロツク配線の分岐部分の一例を示すも
ので、一定長に計尺切断され、端末処理を施して
ワンタツチ式コネクターを取付けたプレハブケー
ブル1の複数条を配線系統毎に区分しY分岐させ
て、ケーブル群のそれぞれ結束2してプレハブケ
ーブルとしてある。
なお、図では分岐部分の端未には雌端子3a分
岐前の端末には雄端子3bが付されている。
このようなプレハブケーブルをブロツク4に設
けられているケーブルラツク5の上に鉄バンドの
如きもので固定6して単位ケーブルブロツクを構
成している。
実際の船舶内での配線系統は非常に長くしかも
屈曲している場合も多いので分岐部分については
第1図のようにケーブルブロツクが構成される
が、直線部分は図示していないが直線的にケーブ
ルを配置した単位ケーブルブロツクが構成され
る。
第2図は前述のような直線部分の単位ケーブル
ブロツクA,B,CとY分岐部分単位のケーブル
ブロツクDとを組合せた場合のブロツク配線構造
の一例を示す組立図であるる。
プレハブケーブル群はそれぞれのブロツクによ
りa1,b1,c1及びd1で示されている。又、各ケー
ブルブロツクに付されているコネクタの接続部分
は通常各ブロツクに1ケ宛設けられることになる
が図ではa2,b2,c2及びd2で示されている。
これらの構成にあたり、あらかじめ定められた
配線図に従い各単位ケーブルブロツクA,B,C
及びDを製作し、こらを順次組立て、ケーブル同
志をその端末に付されているワンタツチコネクタ
ーにより接続して極めて容易に配線を完了するこ
とができる。
即ち、この発明ではブロツク毎にケーブル配線
が行なわれるため、ケーブルが小スパンとなり、
従つて系統毎に仕分けられた群ケーブルからなつ
ても、群ケーブルをケーブルラツクに布設する作
業は容易であり、又、ケーブルブロツクの建造組
立段階に於ては、従来のようにケーブルラツクを
高所もしくは低所に設定した後にケーブル配線す
るのと異なり、あらかじめ作業し易い状態でケー
ブルラツクにケーブルを取付けてケーブルブロツ
クを構成し、かくした後にケーブルブロツクを高
所もしくは低所の任意の位置から順次布設組立
て、その後にケーブル相互を端部に設けられたコ
ネクターを用いて接続するだけであるから極めて
能率よく配線することができる。
又、ケーブル自体はケーブルブロツク化するた
めに短長となり、小スパンでプレハブ化するもの
であるから、ケーブル自体は従来の船舶用ケーブ
ル程可撓性でなくても使用し得るので、特別な可
撓より導体を用いず絶縁体としてエチレンプロピ
レンゴム以外のもの、例えばビニル又はポリエチ
レンでも使用することが可能である。
又、配線に当り機械的外力を受けることも無く
なり、このため従来のようにあじろがい装を用い
なくてもよくなり、陸上のケーブルと同一構造の
ものを採用することが可能となる。
更にまたこの発明で使用されるケーブルは、群
ケーブルとしてあらかじめ結束してあるのでケー
ブルのラツクとその固定に当り従来の配線の場合
よりもその間隔を長くすることが可能である。
なお、又、ケーブル配線はケーブル相互をワン
タツチで接続することにより行なわれるため、手
数がかからず比較的短時間で容易に接続して完了
することができる。
この発明に於てケーブルの端部に取付けられる
コネクターは中間即ちケーブル相互を接続する部
分には相互に雌雄を組合せられるように設けられ
るが、電気的接触が容易かつ充分で機械的にも一
定の強度があればよく、特別に接続箱に収納する
必要もないので、占有スペースも小さくて済み、
又、ケーブル相互がコネクタ接続であるために、
万一誤配線、誤結線などがあつたとしても、その
修復には手間がかからず容易である。
又、船舶建造中の熔接火花の影響を考えても、
陸上ケーブル同様にあじろがい装なしのケーブル
を使用しても、ケーブル表面に金属等の不燃性シ
ートを一時的に被せることにより延焼等の発生の
おそれがなく保護することができ、そのほか耐溶
接火花性を改善するため、黄銅線、アルミニウム
線及び鉄線等の編組もしくはテープによるがい装
を施したケーブルを用いることができ、或はこれ
らに代りケーブルブロツクのケーブル表面側より
不燃性防火塗料をケーブルの取付け前もしくは取
付後に塗布してケーブルの引火延焼を防止したり
或は配線されたケーブルの表面側にのみアルミニ
ウム、鉄等の金属シートを被せて耐溶接火花性を
良くすることも可能である。
この金属シートの取付けに際してはケーブル群
を構成する段階で施してもよいし、分岐してハー
ネス化したケーブル群をケーブルラツクに載せて
から施して、ケーブル群と金属シートとを一緒に
ケーブルラツク上に固定してもよく、この金属シ
ートでケーブル表面を覆つても金属シートの熱伝
導性が良好なために金属シート表面から熱放散
し、ケーブル表面の熱抵抗を高めることになら
ず、ケーブルの温度上昇を招くおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の配線方法に使用されるケー
ブルブロツクの一例を示す正面図、第2図はこの
発明により構成されたブロツク配線構造の一例を
示す組立図である。 1:プレハブケーブル、3a:雌端子、3b:
雄端子、4:ブロツク、5:ラツク、6:固定、
A,B,C,D:ケーブルブロツク、a1,b1
c1,d1:プレハブケーブル群、a2,b2,c2,d2
コネクタの接続部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 船舶におけるケーブルの配線工法において、
    一定長に計尺切断され、端部にコネクターを取付
    けたプレハブケーブルの複数条を配線系統毎に区
    分して一括結束し、直線状もしくは分岐状プレハ
    ブケーブル群となし、これを単位ブロツクに付さ
    れているラツクの上に固定して単位ケーブルブロ
    ツクを構成する段階と、前記単位ケーブルブロツ
    クの複数を所定の配線系統を構成するように配設
    し、隣接するケーブル端相互をコネクター接続す
    ることによりブロツク配線する段階とによりなる
    ことを特徴とするケーブルのブロツク配線工法。
JP56117450A 1981-07-27 1981-07-27 ケ−ブルのブロック配線工法及びケ−ブルブロック Granted JPS5819112A (ja)

Priority Applications (1)

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JP56117450A JPS5819112A (ja) 1981-07-27 1981-07-27 ケ−ブルのブロック配線工法及びケ−ブルブロック

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JP56117450A JPS5819112A (ja) 1981-07-27 1981-07-27 ケ−ブルのブロック配線工法及びケ−ブルブロック

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Publication Number Publication Date
JPS5819112A JPS5819112A (ja) 1983-02-04
JPH0318408B2 true JPH0318408B2 (ja) 1991-03-12

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ID=14711948

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JP56117450A Granted JPS5819112A (ja) 1981-07-27 1981-07-27 ケ−ブルのブロック配線工法及びケ−ブルブロック

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JPS5819112A (ja) 1983-02-04

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