JPH03182833A - 車両用サスペンション装置 - Google Patents

車両用サスペンション装置

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JPH03182833A
JPH03182833A JP32147489A JP32147489A JPH03182833A JP H03182833 A JPH03182833 A JP H03182833A JP 32147489 A JP32147489 A JP 32147489A JP 32147489 A JP32147489 A JP 32147489A JP H03182833 A JPH03182833 A JP H03182833A
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JP
Japan
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signal
peak
road surface
time
ultrasonic
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Application number
JP32147489A
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English (en)
Inventor
Shunichi Wada
俊一 和田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野1 この発明は、走行中の車両の斜め前方の路面状態を事前
に感知して車体のショックを緩和するための車両用サス
ペンション装置制御装置に関し、特に反射波の受信信号
に基づいて障害物又は路面状態(車体振動)を事前に検
知してサスペンション特性を変更できる車両用サスペン
ション装置に関するものである。
「従来の技術] 従来より、加速度センサや超音波センサを用いて路面状
態を検出し、路面状態に対応してサスペンション特性を
制御する装置は、種々提案されており、自動車等に適用
されている。
このような車両用サスペンション装置に適用される障害
物検出センサとしては、例えば、特公平1−30436
号公報等に記載されたものがあり、この場合、パルス状
の超音波を車体口りに送信し、反射波の有無により、障
害物があるか否かを判別している。又、走行中に前方の
路面状態を事前に感知する障害物センサは、例えば、特
開昭62−1.31.813号公報に記載されており、
この場合、超音波は斜め前方に連続的に送信されている
一般に、超音波障害物センサの場合、反射波の受信信号
に基づいてセンサから物体まての距離を算出する必要が
あるが、数cm程度の短距離から数m程度の長距離まで
を正確に測定するために種々の工夫が提案されている。
例えば、前者の公報の場合、前方又は車体回りの状態を
検知するときに、正常な路面からの反射波を障害物とし
て誤検知することを防止するため、送受信手段となるマ
イクロボンの指向性を向上させて、超音波をほぼ水平方
向に送信し、路面からの反射波を検知しないように工夫
している。しかし、この場合、路面付近の反射波が十分
に受信されないので、正確に障害物を検知することはで
きない。
又、後者の公報の場合は、路面からの反射波を積極的に
用いているが、超音波を連続的に前方路面上に照射して
受信信号を連続的に観察しているので、 O)送信手段の発熱量か大きくなり、超音波エネルギを
高くできない。
■送信波及び受信波の干渉や定在波の影響を受けるため
、正確な障害物検知ができなし)。
■受信信号が所定の前方路面からの反射波によるものか
又は他の反射波によるものであるかを区別できない。
■路面の凹凸以外の反射波強度変化要因、例えば、風や
温度むら等による影響を区別することができない。
等の問題点がある。
更に、車両の乗り心地を改善するためには、路面状態の
凹凸が激しく車両に与える振動数が大きい場合にはサス
ペンション特性を軟らかく制御し、路面状態の凹へ周期
が大きい場合には、サスペンション特性を硬く制御して
、車体のうねり共振振動を防止する必要がある。
これに対し、上記のような超音波障害物センサの場合、
周期の大きいうねり振動を伴う路面状態等は、受信信号
に型骨されたパルス信号として検出することができない
ため、周期の大きい路面状態を実際の車体振動として検
出する必要がある。
従って、特開昭90−596号公報や特開昭60−92
9+6号公報等に記載されたように、超音波障害物セン
サとは別に、加速度センサや車高センサ等を用いて車体
振動又は路面状態を直接検出する装置が提案されている
7しかし、車体にショックを受けてから障害物を検出し
ているため、サスペンション装置に適用した場合にショ
ックアブソーバの応答性が悪くなるうえ、別のセンサが
必要になるという問題点がある。
又、うねりを含む路面上に障害物が存在した場合、障害
物が確実に認識できないうえ誤検出の原因ともなるので
、誤検出をおそれるあまり、反射波の受信信号をサスペ
ンション特性に十分反映させることができないという問
題点もある。
「発明が解決しようとする課題1 従来の車両用サスペンション装置は以上のように、障害
物とは別に車体振動又は路面状態を検出する場合、車高
センサや加速度センサ等の別のセンサが必要となり、コ
ストアップにつながるうえ、事前に検知できないt:め
応答性が悪く信頼性が低いという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、反射波の受イス信号に基づいて障害物検知信
号及び振動情報(車体振動又は路面状態)を事前に検知
し、障害物検知信号及び振動情報の少なくとも一方に基
づいてサスペンション特性を変更できる車両用サスペン
ション装置を得ることを目的とする。
1課題を解決するための手段] この発明に係る車両用サスペンション装置は、斜め前方
の路面に向けて所定のタイミングで間欠的に超音波を送
信する超音波送信手段と、超音波の反射波を受信する超
音波受信手段と、この超音波受信手段からの受信信号が
所定の判定レベルを越えたときに障害物検知信号を出力
する比較手段と、超音波を送信してから受信信号のピー
クを検出するまでの時間に相当するピーク時間信号、又
は時間の変化分に相当するピーク変化分信号を振動情報
として出力する振動検出手段と、障害物検知信号及び振
動情報の少なくとも一方に基づいて車両のサスペンショ
ン特性を変更する制御手段とを備えたものである。
[作用1 この発明においては、斜め前方の路面に向けて超音波を
パルス状に送信し、その反射波の受信信号を基準判定レ
ベルと比較して障害物を検出すると共に、受信信号のピ
ーク時間変動量に基づいて車体振動又は路面状態を検知
し、サスペンション特性を変更する。
「実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。
図において、タイミング指令手段(1〉は、所定のパル
ス間隔で、タイミング制御用のパルスからなる複数の指
令信号P1〜P、を発生する。超音波信号発生手段〈2
〉は、超音波発振回路を含み、指令信号P、に基づいて
、所定の時間、電圧及び周波数の送信用の超音波信号V
、を生成する。
超音波送信手段(3〉は、超音波信号Vlに従って駆動
され、斜め前方の路面(4〉に所定のタイミングで間欠
的に超音波W a −W cを送信する。超音波受信手
段(6)は、路面(4)及び路面上の障害物(5〉で反
射された反射波W a ′〜WC′を受信する。
超音波送信手段(3〉及び超音波受信手段(6)は、そ
れぞれ超音波マイクロホンからなり、車両のバンパ付近
に隣接して設置される6 受信信号増幅手段(7)は、超音波受信手段(6)から
の受信信号V2を増幅且つAM検波し、受信信号のレベ
ルを処理し易くする。
ピーク検出手段〈8)は、増幅信号V、に基づいて、受
信信号■、のピーク位置に相当するピーク信号V 21
を生成する。到達時間計測手段(9)は、指令信号P2
とピーク信号V 31とに基づいて、超音波を送信して
から受信信号V、のピークを検出するまでのピーク時間
信号VB及び時間の変化分に相当するピーク変化分信号
V 34を出力する。これらピーク検出手段(8)及び
到達時間計測手段(9〉は、=7 ピーク時間信号V23又はピーク変化分信号V3(を振
動情報として出力する振動検出手段(10)を構成して
いる。
判別信号発生手段(11〉は、指令信号P3に従って、
増幅信号V3の基準レベルとなる判別信号V4を生成す
る。演算増幅回路等からなる比較手段(12)は、増幅
信号V、を判別信号V4と比較し、増幅信号V。
が所定の判定レベル、即ち判別信号V、を越えたときに
障害物検知信号■5を出力する6 制御手段(13)は、ピーク時間信号V33及びピーク
変化分信号V34からなる振動情報と障害物検知信号V
5との少なくとも一方に基づいて、サスペンション特性
変更手段(14〉を制御し、サスペンション特性を変更
する。
第2図はタイミング指令手段(1)及び判別信号発生手
段〈11〉の具体例を示すブロック図である。
タイミング指令手段(1)は、指令信号P、を生成する
マイクロコンピュータ〈20〉と、指令信号P1をトリ
ガパルスとして動作し、出力パルス時間幅を制御可能な
単安定マルチバイブレーク(1a〉〜(1c)とを含ん
でいる。単安定マルチバイブレータ(1a)及び(1b
)は、指令信号P、に基づいてパルス信号P及びP2を
それぞれ出力し、単安定マルチバイブレータ(1c〉は
、パルス信号Pに基づいて、指令信号P3を出力する。
マイクロコンピュータ(20)は、例えば、起動回路及
び水晶発振器等を含む日立社製のlID63[101Y
等からなり、プログラマブルタイマ(又は、市販のタイ
マ用IC)等を適宜内蔵しており、水晶発振器の発振作
用に基づいて一連のクロック信号を発生すると共に、各
クロック信号に応答して、予め格納されたプログラムを
実行し、指令信号P2及びP3のトリガパルスとなるの
指令信号P1を出力するようになっている。
判別信号発生手段(11)は、それぞれ抵抗器及び逆並
列接続されたダイオードを含む充電回路(11,a)及
び放電回路(llb>と、これら充電回路(lla)及
び放電回路(llb)に接続されて充放電されるコンデ
ンサ(llc)とから構成されている。
充電回路(1,1a)及びコンデンサ(11,e )は
、指令信号P、がLレベルからHレベルに変化したとき
に、第1の所定時間まで単調増加する充電波形を発生す
るための第1の判別信号発生回路を構成している。又、
放電回路(1,1b)及びコンデンサ(11,c)は、
指令信号P3がHレベルから14レベルに変化したとき
に、第2の所定時間まで単調減少する放電波形を発生す
るための第2の判別信号発生回路を構成している。
第3図は、受信信号■、を増幅1つAM検波する受信信
号増幅手段〈7)の具体例を示す構成図であり、直列接
続された複数段の増幅器(7a)〜(7d)と、これら
増幅器列に挿入されたAM検波器(7e)とから構成さ
れている。
第4図は、振動検出手段(10)を構成するピーク検出
手段(8)及び到達時間計測手段(9)の具体例を示す
回路図である。
ピーク検出手段〈8〉は、増幅信号V3を更に増幅する
増幅器(8a)と、増幅された増幅信号V3を積分して
積分信号V 3[1を出力する積分器(8b)と、増幅
信号V、と積分信号■、。とを比較17てピーク信号V
 3 (を出力する比較器(8C)とから構成されてい
る。
到達時間計測手段(9)は、指令信号1)2及びピーク
信号P31の論理和をとってピーク位置信号V 32を
出力するタイオードオア回路(9a)と、ピーク位置信
号V 32を積分して超音波送信からピークまでのピー
ク時間信号V 33を出力する積分回路(9b〉と、ピ
ーク時間信号V33の直流分を除去して変化分に相当す
る信号を出力する=1ンデンサ(9c)と、コンデンサ
(9C)の出力信号を増幅してピーク変化分信号V 3
 (を出力する増幅器(9d)とから構成されている。
次に、第5図の波形図を参照しながら、第1図〜第4図
に示したこの発明の一実施例による障害物検出動作につ
いて詳細に説明する。
ます、タイミング指令手段(1)は、超音波信号発生手
段(2)に対して、送信タイミング制御パルスとなる指
令信号Plを出力する。これにより、超音波信号発生手
段(2)は、超音波送信及び駆動用の超音波信号■1を
出力する。
1 この超音波信号V1に、Lり超音波送信手段(3)から
送信された超音波Wa〜W c (第1図参照〉は、斜
め前方の路面(4)に照射され、更に反射波Wa〜Wc
′となって超音波受信手段(6)により受信される。
このとき、路面(4〉上に障害物(5)が無い場合を例
にとると、受信信号■2は、時刻1==0から(の区間
で)、イスレベルとなる。このノイズレベルは、超音波
Wa〜Weの直接波や、回り込みによる不要な反射波成
分によって生じる。そして、時刻1=0から時間t b
たけ経過した後に、路面(4)からの反射波成分となる
ここで、超音波送受信手段(3)及び〈6〉か互いに隣
接し且つ指向性がほぼ同一であれば、t bは最短経路
の超音波wbの往復時間に相当する。同様に、taは中
央経路の超音波Waの往復時間、tcは最長経路の超音
波Weの往復時間に相当し、各経路長さをそれぞれff
1aJb及び1cとし、音速をCとすれば、 t a= 2 Na/ c t b−= 2 lb/ c t、 c= 21c、l c で表わされる。
このとき、超音波送受信手段(3)及び(6)の指向特
性から、路面(4〉からの反射波Wa′・〜W c ′
の強度は、tb経過時点から立ち上がり始め、1.a経
過時点で最大値となり、tc経過時点で消失するほぼ山
形の波形に従う。この強度変化は、超音波送受信手段(
3)及び(6)の特性や幾何学的な配列によって定めら
れる指向特性、4f2びに路面(4〉の表面状態や音波
の反射指向特性等により決定する。
このような反射波W a ′〜、WC′に丞つく受信信
号V2の波形は、超音波信号■、により超音波Wa〜W
cが送信される毎に繰り返し得られる6路面(4)l二
に障害物(5〉が存在する場合は、受信信号■2は、障
害物(5)による反射波成分が山形の受信信号■2に重
畳された波形V2′となるにのとき、障害物(5)によ
る波形が観測される時間t2は、超音波送受信手段(3
)及び(6)と障害物(5〉との間の最短経路の往復時
間に相当する。
いま、障害物(5)が路面<4 s−ヒで静止している
ものとし、サスペンション装置を搭載した車両が走行し
て障害物(5)に近づき、更に通過して遠ざかる場合を
想定すると、まず、最長経路の超音波Wcが障害物(5
〉に照射されて、te経過時点で障害物(5)を検知す
るので、障害物検知時間t2は、t 2 = t c となる。以下、車両の走行に伴い、検知時間t2は、t
a経過時点からtbb過時点を経て、tc→ta−+t
bと変化した後、検知不能となり、車両が障害物(5)
を乗り越えることになる。このとき、障害物(5)によ
る反射波成分のピークは、時間t2で示した各検知時刻
での反射波強度に所定の倍率を乗じた値にほぼ相当する
ので、そのピークの軌跡は、路面〈4〉のみからの反射
波による受信信号V2と同様に山形(第5図破線参照)
となる。
こうして得られた受信信号V、′は、受信信号増幅手段
(7)により増幅且つAM検波されて増幅信号■3とな
り、振動検出手段〈10〉及び比較手段(12)1弓 に入力される。このとき、AM検波時に、時間t1に相
当する不要なノイズ区間をマスクすれば、時間tb〜t
cの必要区間のみの増幅信号■、が得られる。
障害物(5〉が存在するときの増幅信号V、は、路面(
4)のみの波形成分V1aに障害5(5)による波形成
分Vabが重畳された波形となり、V 3 # V 3
 a + V 3 bで表わされる。
一方、タイミング指令手段(1)は、指令信号P1をト
リガとして、次のサイクルまでの間に、各時間ta、t
b及びtCに相当する時刻を演算しており、各指令信号
P2及びP3を生成する。具体的には、指令信号P1に
基づいて、パルス幅t dの指令信号P、と時間t、 
bに相当するパルス信号Pを生威し、パルス信号Pに基
づいて時間(ta−tb)に相当する指令信号P3を生
成する。そして、・指令信号P2は振動検出手段(10
)内の到達時間計測手段(9)に入力され、指令信号P
、は判別信号発生手段(11〉に入力される。
−1に のように、マイクロコンピュータ〈20)内のプログラ
マブルタイマからの指令信号P1をトリガとして、所定
時間幅の指令信号P、及びP、を生成する場合は、第2
図のように、タイミング指令手段(1)をタイマICに
よる単安定マルチバイブレーク回路で構成すればよい。
又、タイミング指令手段(1)として、マイクロコンピ
ュータ(20)によるプログラマブルタイマのみを用い
た場合は、各指令信号P2及びP、は、指令信号P1と
同様にソフトウェアにより生成されることになる。
判別信号発生手段(11)は、充電回路(lla)を含
む第1の判別信号発生回路により、指令信号P、の立ち
上がり(tb経経時時点から第1の所定時間(t、a)
まで単調増加する第1の判別信号V、aを用力する。
続いて、第1の判別信号V、aが指令信号P、の立ち下
がり(ta経過時点)で最大値を示した後、放電回路(
llb>を含む第2の判別信号発生回路により、第2の
所定時間(tc)で最小値どなる第2の判別信号■4b
を出力する。これら第1及び第2の判別信号V4a及び
V4bにより、判別信号V4は、増幅信号■、に対応し
た山形の波形となり、比較判定レベルの基準波形として
比較手段(12)に入力される。
尚、充電回路(lla)、放電回路(11,1>)及び
コンデンサ(lie)等の回路定数は、基準波形を得る
ための最適値に予め設定されていることは言うまでもな
い 比較手段(12)は、増幅信号V3を判別信号■、と比
較して、障害物〈5)による波形成分V3bのみを検出
し、障害物検知信号■5として制御手段(13)に出力
する。このように、超音波パルスを間欠的に斜め前方に
照射し、反射波Wa’〜W c ’を積極的に受信する
ことにより、障害物(5)の有無を正確且つ高速に判別
して検知することができる。
次に、第6図の波形図を参照しながら、振動検出手段(
10〉により、周波数の低い車両振動又は路面状態を検
出する場合について述べる。
上述したように、路面からの反射波レベルは、障害物(
5)の無い場合は、第1の所定時間t aに対応した距
離に相当する路面中央部で最大となり、その前後(手前
、又は遠方〉で低下する山形波形となる。又、障害物(
5)かある場合は、山形の反射波バックグランドレベル
に障害物(5)による反9・1波成分が重畳されること
になる6 し7かし、路面状態により車体が傾斜したり、前方力路
面状態が大きく変化すると、超音波Wa〜WCが照射さ
れる路面(4)の付置が変化するため、送信波及び反射
波の往復経路長が変化し、受信信号■2のピークが検出
されるまでの時間taが変化する。
まず、ピーク検出手段(8)は、増幅器(8a〉により
増幅信号V3を増幅した後、これを積分器(8b)で積
分し、積分信号V、。を生成する。積分信号■3゜は、
第6図に示すように、t、 b経過直後に立ち上がり増
幅信号vi(第6図破線参照)のピーク時間taで最大
レベルとなり、これに続いて放電を繰り返す波形となる
6従って、放電時の積分信号V inと増幅信号V3と
の交点は、増幅信号V1のピーク位置に対応した時刻を
表わす6 次に、ピーク検出手段〈8c〉内の比較器(8c)は、
積分信号v3oを増幅信号■3と比較し、V 3 > 
V 、。
となる区間てI(レベルを示すパルス状のピーク(i%
号VHを生成する。このとき、ピーク信号■、の立ち下
がりタイミングはピーク検tI′1時間に対応して矢印
の土うに変動するか、守ちI−がりのタイミングも変動
するため、ピーク信号V、1そのものを車体振動の検出
に用いることはできない。
そこで、到達時間計3111手段(9)は、タイオート
オア回路〈9a〉により、ピーク信号VHと指令信号P
、との論理和をとり、ピーク信号V 31の立ち下がり
のみに依存したパルス幅のピーク位置信号P32を生成
するにこで、指令信号P2は、時刻t;=0で立ち上が
るパルスであり、そのパルス@tdは、ピーク信号V3
1の立ち上がりタイミングの最大変動限界以上に設定さ
れている。従って、ピーク信号V31の立ち+かりはマ
スクされており、ピーク位置信号V3>の守ち下がりの
変動く矢印)は、増幅信号■、のピーク時間変動、即ち
反射波の到達時間を反映することになる。
次に、到達時間3■測手段(9)内の積分回路(9b)
は、ピーク位l信号V 32のパルス幅に対応したし9 ベルのピーク時間信号V 33を出力し、コンデンサ(
9c)及び増幅器(9d)は、ピーク時間信号V 33
の変化分に相当するピーク変化分信号V、1を出力する
これらピーク時間信号V 33及びピーク変化分信号V
31は、振動情報として制御手段〈13〉に入力される
このうち、ピーク変化分信号V 34のレベル変動(矢
印)は、増幅信号V、のピーク変化、即ち、車体振動又
は路面状態を反映している。従って、ピーク変化分信号
V 34をflf#手段(13)に入力して変動周波数
を求めれば、車体振動の周波数又は路面変化の大きさを
検出することができ、サスペンション装置のバネ係数の
制御に反映させることができる。この振動検出動作は、
障害物検出動作とは独立に行われるので、障害物検出に
何ら支障は生じない。
例えば、振動周波数が高い場合又は振幅が小さい場合は
、障害物〈5〉を検出した場合と同様にバネ係数を小さ
くj7て振動を吸収し、振動周波数が低い場合又は振幅
が大きい場合は、バネ係数を大0 きくして余分な共振を防ぐようにすればよい。このとき
、前方の路面状態に関しては、事前に検知することがで
きるので、ショックアブソーバとしての応答性が向上す
る。
次に、第7図のフローチャー1−1mを参照しながら、
制御手段〈13〉の動作について説明する。
まず、比較手段(12〉からの障害物検知信号V5が有
るか否かを判定しくステップS1)、もl、有れば、サ
スペンション特性変更手段(14)を制御して、障害物
(5)を乗り越える時間に相当する所定時間だけサスペ
ンション特性をソフト・に切換える(ステップS2)。
又、障害物検知信号V、が無いと判定されれば、ステッ
プS2をスキップする。
次に、振動検出手段(10)がちの振動情報、即ちピー
ク時間信号V 33及びピーク変化分信号V 3(を読
み込み(ステップS3)、所定周波数以下で且つ所定振
幅以りのうねり振動が有るが否がを判宇する(ステップ
S4〉6 もし、所定のうねり振動が有ると判定された場合は、サ
スペンション特性変事手段(14〉を制御して、うねり
路面状態が検出された所定時間だけサスペンション特性
を硬めに切換える(ステップS5)。
又、ステップS4において、うねり振動が検出されなか
った場合は、ステップS5をスキップしてリターンする
尚、上記実施例では、タイミング指令手段(1)を、マ
イクロコンピュータ(20)、又は、マイクロコンピュ
ータ(20)と個別のタイマTC(1,a)〜(IC)
とで構成し、判別信号発生手段(11)を個別の回路で
構成したが、これら全ての回路を1つのマイクロコンピ
ュータで構成してもよく、逆に、全ての回路を個別の回
路(タイマIC)で構成してもよい。
又、判別信号発生手段(11)として、アナログの充放
電回路(lla)及び(llb)を用い、判別信号V4
をCR,時定数に従う山形波形としたが、デジタル回路
又はマイクロコンピュータを用いて、判別信号V、を段
階的に」1昇及び下降する波形としても、同等の効果を
奏することは言うまでもない。
又、受信信号V2に障害物(5)による信号が重畳され
た場合に、増幅信号V3のビーク誤検出による振動情報
の乱れを防1卜するため、受信信号増幅手段(7)とピ
ーク検出手段(8)との間にローパスフィルタ回路(図
示せず)を挿入してもよい。この場合、障害物(5)に
より重畳される信号V 、b(第5図参照)は高周波数
成分であるため、ピーク検出手段(8)に入力されず、
ピーク時間信号V 3 、、及びピーク変化分信号V 
34に影響を及ぼすことはなく、正確な振動情報が得ら
れる。
更に、制御手段(13)が振動情報■、1及びV141
βびに障害物検知信号■、に基づいてサスペンシラン特
性を制御したが、いずれか一方のみに基づいて制御する
ようにしてもよい。
「発明の効果1 以上のようにこの発明によれば、斜め前方の路面に所定
のタイミングで間欠的に超音波を送信する超音波送信手
段と、超音波の反射波を受信する超音波受信手段と、こ
の超音波受信手段からの受信信号が所定の判定レベルを
越えたときに障害物検知信号を出力する比較手段と、超
音波を送信してから受信信号のピークを検出するまでの
時間に相当するピーク時間信号、又は時間の変化分に相
当するピーク変化分信号を振動情報として出力する振動
検出手段と、障害物検知信号及び振動情報の少なくとも
一方に基づいてサスペンション特性を変更する制御手段
とを備え、反射波の受信信号レベルに基づいて障害物を
検出すると共に、受信信号のピーク時間変動量に基づい
て車体振動又は路面状態を検知するようにしたので、別
のセンサを用いずに、障害物検出用の受信信号に基づい
て車体振動及び路面状態を事前に検知し、障害物及び路
面状態にサスペンション特性を反映させることのできる
車両用サスペンション装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の機能及び構成を示すブロ
ック図、第2図は第1図内のタイミング指令手段及び判
別信号発生手段の具体例を示すブロック図、第3図は第
1図内の受信信号増幅手段の具体例を示す回路図、第4
図は第1同内の振動検出手段の具体例を示す回路図、第
5同はこの発明の一実施例による障害物検114動作を
説明するための波形図、第6図はこの発明の一実施例に
よる振動検出動作を説明するための波形図、第7因は第
1図内の制御手段の動作を示すフローチャー1・図であ
る。 (3〉・・・超音波送信手段 (4)・・・路面(5〉
・・・障害物     (6)・・・超音波受信手段(
10)・・・振動検出手段  (12)・・・比較手段
(t3)・・・制御手段 (14)・・・サスペンション特性変更手段W a ”
 W c・・・超音波   W a ′〜We・・・反
射波V2・・・受信信号    V 2 、・・・ピー
ク時間信号V34・・・ピーク変化分信号 ■、・・・判別信号(判定レベル) V5・・・障害物検知信号 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車両の斜め前方の路面に向けて所定のタイミングで間欠
    的に超音波を送信する超音波送信手段と、前記超音波の
    反射波を受信する超音波受信手段と、 この超音波受信手段からの受信信号が所定の判定レベル
    を越えたときに障害物検知信号を出力する比較手段と、 前記超音波を送信してから前記受信信号のピークを検出
    するまでの時間に相当するピーク時間信号、又は前記時
    間の変化分に相当するピーク変化分信号を振動情報とし
    て出力する振動検出手段と、前記障害物検知信号及び前
    記振動情報の少なくとも一方に基づいて前記車両のサス
    ペンション特性を変更する制御手段と、 を備えた車両用サスペンション装置。
JP32147489A 1989-12-13 1989-12-13 車両用サスペンション装置 Pending JPH03182833A (ja)

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