JPH031827A - 食品加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食品の加工に関する。特に、本発明はデイープ
・フライ（ｄｅｅｐ　ｆｒｙｉｎｇ）による調理と、フ
レンチ・フライ、チキン片またはスキャンビー（ｓｃａ
ｍｐｉ）等食品の自動分配に関する。

［従来の技術］ この種の現在入手可能な装置は、使用時に、過度の煙霧
、悪臭、非衛生的表面沈積物が発生するという大きな欠
点を有する。もう１つの問題は、特に装置が異種の食品
に使用される場合、食品の取扱いと調理の制御が不十分
であるということである。

［発明の目的］ 本発明はこれら問題点を解消した改良食品加工装置を提
供することである。

〔発明の構成〕

本発明によれば、食品加工装置において、中央制御ユニ
ットと、 制御ユニットに連動され回分食品　（ｂａｔｃｈｅｓｏ
ｆ　ｆｏｏｄ）を冷凍区画室から自動的に分配する回分
分配系（ａ　ｂａｔｃｈ　ｄｉｓｐｅｎｓｉｎｇ　ｓｙ
ｓｔｅｍ）を含む冷凍区画室と、 以下よりなるデイープ・フライ調理室を含む調理区画室
と。

ケーシング、 油加熱手段、 冷凍区画室から冷凍食品の回分食品を受入れるケーシン
グに設ける受入れ開口、制御ユニットに連動され回分食
品が受入れられているときを除き受入れ開口を覆う駆動
手段により作動されるドア手段、ケーシングに取付けら
れる食品バスケット、 少なくともバスケット部分が調理のため油中に浸される
調理位置とケーシングの排出口を介してバスケットから
食品を弓渡す排出位置との間でバスケットを移動させる
駆動手段、および 調理中ケーシング排出口を実質的に封止する閉止位置と
バスケットが排出位置にあるときケーシング排出口を介
してバスケットから食品を排出させる開放位置とから可
動である、ケーシングの排出口のバリヤ手段、 制御ユニットに連動され、排出調理ずみ食品を受入れる
容器を自動的に分配する容器分配機構とを備える、 食品加工装置を提供する。

本発明は、添付図面について例示として示す好ましい実
施例の以下の説明よりさらに明確に理解されよう。

〔実　施　例］ 図面、まず第１図を参照すると、デイープ・フライ食品
物を加工・分配する食品加工装置１が示されている。装
置１は図では開放位置にある１対の前部ドア３と４を有
する長方形箱キャビネット２を含む。ドア３と４の内側
には種々の分配装置が取付けられている。キャビネット
２は回分分配系を有する上部冷凍区画室５を含む。回分
分配系は中間調理区画室６と連通し、種々の加工設備を
含んだ下部区画室７がある。調理区画室６にはプログラ
ム可能なマイクロプロセッサ制御ユニット８が取付けら
れ装置１を制御する。回分分配系は計量機構１２に排出
するよう配置されるコンベヤ１１上にホッパ１０を含む
。計量機構１２は、フレンチ・フライやチキン片等食品
物を、モータ１４により制御される（第１図には示され
ない）枢着調理バスケットを有する調理区画室１３内に
排出するように配置される。調理区画室１３は出口１５
を有する。この図では、下部区画室７に、煙霧抽出液用
容器１６と、油溜め１８と冷凍コンプレッサ１９とが見
える。明白にするため、接続管や、ポンプ、弁等小さい
装置は示されていない。

ドア３には、積重ね機構２３から容器を受入れるシュー
ト２２を備える容器分配系を含む。積重ね機構２３は中
心柱２４と弾性ガイド２５により内方に押圧される１対
の側柱とを備える。中心柱２４は平面図でみて半円形を
なしモータ２６により回転される。側柱内の容器は、中
心柱２４内の容器が使用されると、中心柱２４の回転に
より内方に押される。容器分配系はまた、フレンチ・フ
ライその他食品物が調理室出口１５より排出されている
間リムにより、容器（この場合、コツプ）を保持するカ
ム配置を含む抜取ユニット２８を含む。食品が排出され
ると、抜取ユニット２８は、シュート２２を介し使用者
に引渡される容器を落す。容器が引渡されるときに、シ
ュート２２の基部にある（図示せざる）ハツチ・ドアが
開放される。

ドア４には、ケチャツプやマヨネーズ等食品小袋を保持
する２つのタレット３０．３１を含む。

タレット３０．３１は、１２０度間隔でタレットを回動
するように配置されるサーボ・モータ３２．３３によっ
て作動される。各間隔で柱を、小袋を図示せざるハツチ
内にカムで押し込むドア４の出口と整列させる。また、
ドア４に塩デイスペンサ３５が設けられる。ドア４はま
た硬貨受入れ装置３６を含む。

つぎに第２図を参照すると、冷凍区画室５は冷凍のため
コンプレッサ１９に接続される冷却ファン４０を含む。

ホッパ１０は入口開口４１を含み、振動モータ４２は使
用時、ホッパ１０の振動のため片側に固定される。ホッ
パ出口４３は、計量機構１２に排出するコンベヤ】１の
上端の上に位置する。計量機構１２は、モータ４６と回
動容器４７とを取付けた長方形支持枠４５を備える。

容器４７は、モータ４６の出力軸である回動軸５０に取
付けられる。回転エンコーダは、アナログ／ディジタル
変換器に接続される可変抵抗回転アナログ・ト）ンスジ
ューサを備え、この回転エンコーダはモータ４６に取付
けられて出力軸の回転位置を連続的に決定する。このよ
うなトランスジューサと変換器構成を以下”回転エンコ
ーダ′。

と言う。容器４７が下方排出位置にあるとき、食品物を
容器４７から落下させるキャビネット棚の長方形開口５
１の上方に容器４７が取付けられる。

作動を説明すると、冷凍食品は振動ホッパ１０内に装入
され、食品はコンベア１１上に落ちて容器４７に運ばれ
る。容器４７内の食品部分が予め設定した重量に達する
とコンベア１１の作動を停止するように制御ユニット８
がプログラムされ、モータ４６が作動して容器４７を第
２図に示す受入れ位置から食品が容器４７から落される
回分引渡し位置まで回転させる。予め設定された時間後
、モータ４６が作動して容器４７を受入れ位置・＼戻す
。予め設定された時間後に予め設定された重量に達しな
ければ、制御ユニット８がプログラムされて在荷なし信
号を出力する。枠４５と容器４７は一体をなして開口５
１の上方の冷凍区画室のカバーを形成して空気、煙霧ま
たは油のはわが区画室に浸入しないようにしている。こ
れにより衛生とコンプレッサの効率を向上させる。

受入れ位置にあると、モータ４６の作動により、食品の
重量による旋回に抗して容器４７を保持する。しかし、
この旋回により容器４７をわずかに傾動し、この傾動は
回転エンコーダにより検出される。制御ユニット８は傾
動度に対応する食品重量に更正される。制御ユニットは
また所望の重量にプログラムされる。したがって、パラ
メータを制御ユニット８に入力するだけで可変制御が達
成される。

つぎに、第３図に、調理室１３と連設油トップアップ、
煙霧抽出・油濾過系が示されている。調理室１３は入口
開口６０を含み、そのリムはシリコン熱バリヤ６１によ
り形成される。カム機構を介しモータ６３により作動さ
れるスライド・ドア６２は入口開口６０に取付けられる
。第３図において、スライド・ドア６２は開放位置で示
されている。油トップ・アップ系は油を油溜め１８から
調理室１３に送るよう配置されたポンプ６４を含む。室
１３内の油位はフロート・アセンブリ６５によりモニタ
ーされ、そのフロートは回動軸に取付けられる。回動軸
の回転度は回転エンコーダ６６により決定される。

油の濾過は調理室１３の構成によって簡単かつ効果的方
法で行われる。室１３の下部は図示せざる油加熱要素の
高さ以下のＶ形油溜め６７を形成する。熱は要素から上
昇するため、油溜め６７内の油は低温である結果、”重
゛油と沈積物は油溜め６７に寄り集まる。一定“間隔で
油溜め６７を排油するためドレン弁６８が設けられる。

この実施例において、ドレン弁６８は手動であるが、制
御ユニット８によって自動的に作動されてもよい。

煙霧抽出系は多量の煙霧抽出液７０を保持する容器１６
を備える。チューブ７１は煙霧を室１３から抽出液７０
の表面以下まで運ぶ。液７０上方の空気はチューブ７３
により大気に送られる。真空ポンプ７２を使用して煙霧
と空気を引出す。この実施例において、煙霧抽出液７０
は水９０パーセントとクエン酸１０パーセントとの混合
物よりなる。作動時、煙露内の油は凝縮し、クエン酸は
油に作用し、共に凝縮・非凝縮して固形粒子となって容
器１６の底に沈積する。濾過された煙霧は液７０の高さ
の上方の容器１６から抽出される。

つぎに第４図において、調理室１３がさらに詳細に示さ
れている。室１３は、調理油７６を保持する長方形箱部
分７５と排出口１５に通ずるわん曲部７７とを有するケ
ーシングを含む。一体延長バリヤ部材、この場合シュー
ト８１と共に、側面図で四分円形状のバスケット８０は
モータ１４によって作動される回動軸８２に取付けられ
る。回転エンコーダはモータ１４で軸８２に取付けられ
、制（卸ユニット８の制御により回動軸８２の回転を制
御する。

使用に際し、バスケット８０は第４図ａに示すように調
理位置まで回動し、ここでバスケット内の食品粒子は油
７６に浸される。油温と調理時間とは制御ユニット８で
容易に予め設定される。例えば、フレンチ・フライでは
、油は一般に１８５℃で、調理時間は典型的に３４分で
ある。調理が終ると、モータ１４はバスケット８０を第
４図すで示すように油７６の上方のドレン位置まで回転
させる。トランスジューサはアナログ形のためドレン位
置は任意所望角でよく、連続制御が行われる４、この実
施例において、モータ１４によりバスケット８０をドレ
ン位置で前後に揺動して食品から油を振り動かす。ここ
でも、ドレン時間とバスケットの移動は制御ユニット８
で容易にセットされる。つぎにモータ１４はバスケット
８０を約４５度回転させて第４図Ｃに示す排出位置にす
る。この排出位置で、調理済み食品粒子はシュート８１
に送られて出口１５から出される。

わん曲ケーシング部分７７はシュート８１の外端の回転
路と一致するのでシュート８１は、排出位置に達するま
で室１３内の油と排出出口１５間のバリヤとしてイ乍用
する。シュート８１とケーシングとは、縁部間の間隙が
最小となるように高精度に製造される。したがって、室
は効果的に封止され圧力は調理中増大する。これにより
〒・くて能率的な無臭の調理がなされる。このことは、
特に、チキン片等大きい食品片において、従来比較的長
い調理時間であったのに比べ、本発明のきわめて重要な
特徴であり、臭気のある煙霧の排出は現在入手できる装
置の大きな欠点である。発生するほとんどすべての煙霧
は煙霧抽出系により浄化される。

〔発明の効果］ したがって、本発明は、能率的かつ早い方法で、臭気の
ある煙霧を排出することなく食品の加工・分配を自動化
する装置を提供する。装置における種々部分の共同作用
は、種々モータ、センセ−へ、変位トランスジューサす
べてを接続した中央制御ユニット８の使用によって達せ
られる。さらに、種々のパラメータを変えるには制置ユ
ニット８をプログラムし直すだけでよいので多様性が得
られる。このことは、調理を１種の食品から他種に変え
たい場合に特に重要である。

さらにまた、広範にわたり連続的に作動するアナログ抵
抗性トランスジューサを使用することは連続モニターと
して有利であり、移動部分の制御ができる。しかし、容
量性またはインダクタンス形等他の形式のアナログトラ
ンスジューサを使用してもよい。多数の離散読みがあり
、近連続制御が得られれば、光電検出器等ディジタル・
トランスジューサも使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の食品加工装置を上から見た略斜視図、
第２図は本装置の冷凍区画室の斜視図、第３図は本装置
の一部を形成する油トップ・アップ煙霧抽出系の略図、
第４図ａから第４図Ｃは位置を異ならせた調理室の斜視
部分破断図である。 ３．４前部ドア ６中間区画室 ８制御ユニツト １３調理区画室 ２３積重ね機構 ５０．８２回動軸 １食品加工装置 ５冷凍区画室 ７下部区画室 １２計量機構 １６．４７容器 ２８抜取ユニツト ６１シリコン熱バリヤ ６６回転エンコーダ ８０バスケツト １４．２６，４．６，６３モータ ７０煙霧抽出液

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、食品加工装置において、 中央制御ユニットと、 制御ユニットに連動され回分食品を冷凍区画室から自動
   的に分配する回分分配系を含む冷凍区画室と、 以下よりなるデイープ・フライ調理室を含む調理区画室
   と、 ケーシング、 油加熱手段、 冷凍区画室から冷凍食品の回分食品を受入れるケーシン
   グに設ける受入れ開口、 制御ユニットに連動され回分食品が受入れられていると
   きを除き受入れ開口を覆う駆動手段により作動されるド
   ア手段、 ケーシングに取付けられる食品バスケット、 少なくともバスケット部分が調理のため油中に浸される
   調理位置とケーシングの排出口を介してバスケットから
   食品を引渡す排出位置との間でバスケットを移動させる
   駆動手段、および、 調理中ケーシング排出口を実質的に封止する閉止位置と
   バスケットが排出位置にあるときケーシング排出口を介
   してバスケットから食品を排出させる開放位置とから可
   動である、ケーシングの排出口のバリヤ手段、 制御ユニットに連動され、排出調理ずみ食品を受入れる
   容器を自動的に分配する容器分配機構とを備える、 食品加工装置。 ２、バスケットが調理位置と排出位置間を移動するとバ
   リヤ手段はバスケットと共に移動する特許請求の範囲第
   １項に記載の食品加工装置。 ３、バスケットはケーシングに枢着され、バリヤ手段は
   板部材よりなり、板部材はバスケットが調理位置にある
   とき油と排出口間のケーシングの壁間で延長し、さらに
   バスケットが排出位置にあるとき排出口の反対側に配設
   される特許請求の範囲第１項に記載の食品加工装置。 ４、ケーシング壁はわん曲されて板部材の通路と一致し
   、それで板部材は排出位置を除くバスケットのすべの位
   置で調理室を封止する、特許請求の範囲第３項に記載の
   食品加工装置。 ５、調理室はさらに、制御ユニットに接続されバスケッ
   ト位置を検出する検出手段を備え、制御ユニットは、駆
   動手段によりバスケットを調理位置と排出位置間の所望
   位置へ動させる手段を備える、特許請求の範囲第１項に
   記載の食品加工装置。 ６、バスケットは枢着され、制御ユニットは駆動手段に
   よりバスケットを調理位置と排出位置との中間の油の上
   方のドレン位置で揺動させる手段を備える、特許請求の
   範囲第５項に記載の食品加工装置。 ７、調理室の下端のケーシング壁は下向きかつ内向きに
   され加熱手段の高さより下に油溜めを形成し、それで油
   溜め内の油は加熱手段上方の油よりも低温とし沈積物の
   捕収を容易にし、油溜めは沈積物を排出するドレン弁を
   有する、特許請求の範囲第１項に記載の食品加工装置。 ８、回分分配系は計量機構中に排出するよう配置される
   コンベヤの上方に取付けられるホッパを備え、計量機構
   は、回動軸に取付けられる計量容器と、制御ユニットに
   接続され回動軸を駆動するモータと、制御ユニットに接
   続され回動軸回転速度を検出する検出手段とを備え、制
   御ユニットは容器内の食品の重量による計量容器の比較
   的小さい角度の傾動をモニターする手段を備え、前記傾
   動は前記食品の重量に比例し、制御ユニットはさらに、
   モータにより容器を予め設定した重量になったとき下方
   放出位置へ回転させる手段を備える特許請求の範囲第１
   項に記載の食品加工装置。 ９、煙霧抽出液を介し煙霧を調理室から回収しかつ浄化
   された煙霧を食品加工装置へ出するポンプを備える煙霧
   抽出系をさらに備える、特許請求の範囲第１項に記載の
   食品加工装置。 １０、前記煙霧抽出液は約９０容積パーセントの水と１
   ０容積パーセントのクエン酸とよりなる、特許請求の範
   囲第９項に記載の食品加工装置。