JPH03182422A - 容器の液体輸送装置 - Google Patents

容器の液体輸送装置

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JPH03182422A
JPH03182422A JP2189270A JP18927090A JPH03182422A JP H03182422 A JPH03182422 A JP H03182422A JP 2189270 A JP2189270 A JP 2189270A JP 18927090 A JP18927090 A JP 18927090A JP H03182422 A JPH03182422 A JP H03182422A
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container
liquid
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pipe
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Alfred Bolz
アルフレッド ボルツ
Guenther Boos
ギュンター ボース
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    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/02Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by heating materials in packages which are progressively transported, continuously or stepwise, through the apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G51/00Conveying articles through pipes or tubes by fluid flow or pressure; Conveying articles over a flat surface, e.g. the base of a trough, by jets located in the surface
    • B65G51/01Hydraulic transport of articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G51/00Conveying articles through pipes or tubes by fluid flow or pressure; Conveying articles over a flat surface, e.g. the base of a trough, by jets located in the surface
    • B65G51/02Directly conveying the articles, e.g. slips, sheets, stockings, containers or workpieces, by flowing gases

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  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、容器、とくに内容物が充填された密封容器を
、配管の中を通って液体流により輸送するための液体輸
送装置に関するものである。
[従来の技術] この種の公知の液体輸送装置、例えばヨーロッパ特許N
o、139780にあっては、内容物を満たした容器が
、液体流によって配管の中を輸送されるように構成され
ている。容器が輸送されるとき、液体、例えば水が輸送
の間に、容器内の内容物、例えば食料品に対して同時に
処理を行うようになっている。例えば食料品を殺菌する
ために、加熱した液体によって輸送される容器内の食料
品の温度を上昇させることができる。容器は、ガラス製
の広口びん、罐、アルミニウムホイルやプラスチックホ
イルからなる密封物から構成することができる。また容
器は、種々の形状や大きさにすることができる。そして
、配管の断面形状は、通常、容器の形態に対応したもの
が使用される。
しかしながら、とくに容器としてガラス製広口びんを使
用する場合、材料の欠陥、熱的負荷あるいは圧力負荷の
ためにガラスが破裂することにより、輸送が妨げられる
おそれがある。これによって、生じる破片は配管システ
ムを閉鎖する。配管の清掃は可能であるが、しかし生産
の中断と作業の費用を伴い、これはこのような装置の実
用性を減少させる。しかも、上記した公知の装置では同
じ種類の容器しか処理することができないという問題が
ある。
その他、乳児食品(ベビーフード)を充填したガラス製
容器をカセット中に収納して輸送する装置が米国特許N
o4511168に開示されている。この装置の場合、
カセットは加圧液体流で配管の中を輸送されるのではな
く、ボイラによって機械的に指定の軌道を輸送される。
カセットは2つの構成部材からなり、容器の輸送方向か
ら見て前から後へ容器を被せである。容器を確実Iこカ
セット中に収納して、カセットが誤って開放されること
を防ぐため、画構成部材は互いに摩擦結合される構造か
らなっている。このため、カセットの開閉、とくに開放
が困難である。またカセットに迅速且つ自動的にガラス
製容器を搬入するために、カセットは少なくとも一部に
磁気材料を用いて磁力で固定するようにしたものがある
。しかしこのカセットは、液体圧で配管の中を輸送する
には適していない。この場合、カセットの2つの部材が
離れ、カセットが開いてガラス製容器が配管中に出てく
る危険性をもつからである。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の基本的な課題は、種々な形と大きさの容器を、
所定の配管中を最適な間隔を保ちながら液体流で円滑に
輸送できる液体輸送装置を提供することである。
[課題を解決するための手段および作用]上記した課題
は、輸送すべき容器を収納するカセットが、容器の搬入
・搬出のための開口部を輸送方向に直角な方向に備え、
また少なくとも一つの端面にスペーサを備えており、輸
送方向に直交する方向における前記カセットの横断面形
状が配管の横断面形状に対応し、カセットが配管の内壁
との間に一定の隙間をもって輸送されるように構成する
ことによって解決される。
本発明の液体輸送装置によれば、容器の搬入および搬出
のために設けられているカセットの開口部は、輸送方向
には配置されておらず、その輸送方向とほぼ直交する方
向にある。従って、カセットへの容器の搬入・搬出はカ
セットの輸送方向にほぼ直交して行われる。これにより
、カセットが配管中にある限り、容器をカセットに対し
て搬出あるいは搬入することはできない。しかし、配管
中ではこの作業は不要である。他方において、この構成
により、容器が破損したとしてもその破片がカセットの
開口部を通り配管内に搬出されることがない。
しかも、本発明では配管の横断面形状が円形に限定され
ていない。多くの場合、輸送管路として円形の横断面を
もつ配管を使用するのが有利であるが、これとは逆に、
正方形または長方形の横断面形の管路を使用するのが適
切なことがあるからである。本発明により前提とされる
条件は、カセットの横断面形が配管の横断面形に適合し
ており、カセットと配管との間の隙間が、輸送される容
器の、配管の内壁方向への大きさよりはるかに小さいこ
とである。
ところで、カセットの輸送状況は、輸送管路、すなわち
配管中のカセットの数によって決定される。個別のカセ
ットは1列の、すなわち互いに接触して輸送管路を通る
複数のカセットよりも速く走行する。1列のカセットは
互いり、間隔を置いて輸送されるカセットよりも常に遅
く走行する。さらにカセットの輸送状況は、カセットの
配管内壁との間で働く摩擦抵抗によっても影響される。
この摩擦抵抗は、容器が搬入されたカセットの比重と輸
送媒体である液体の比重との差が少ないほど小さくなる
。輸送されるカセットの中に含まれる容器は必ずしも全
く正確に同じには充填されていないため、個々のカセッ
トの比重は互いに異なり、これは異なる輸送速度を生じ
る。これは配管中において、カセットが同じ間隔で配管
中に挿入された場合でも、間隔の異なる列群を形成する
に至る。
経済的で円滑な輸送は、これらの列が所定の長さを越え
ないように留意することによって達成される。列の長さ
は、輸送管路の距離、装置の指定された最大効率および
処理時間によって決定される。
のみならず、経済的な理由からできるだけ遅く設定され
る輸送速度も著しい影響をもっている。速度が増大ずれ
ば、個々のカセットの間の間隔は大きくなるが、輸送流
れを作るに必要な電力が増え、輸送管路の長さが長くな
る。この両者とも、装置の経済性を悪化させる。経済的
に富む装置には、所定の処理時間、すなわち輸送時間と
所定の電力、最小可能な輸送速度および妥当な限りで最
も小さいカセット間隔を、設計の基礎とすることが望ま
しい。また各カセットが少なくとも一方の端面に備工た
スペーサにより、前後する2つのカセットの間の最低間
隔が得られ、経済的な輸送を可能にする。この場合、カ
セットが常に同じ方向で配管へ挿入されるように留意す
れば、カセットの一方の端面だけにスペーサが設けられ
ているだけで、基本的には充分である。カセットの向き
に留意しりくすければ、スペーサを両端面に設けること
が推奨される。このスペーサは原則として公知のカセッ
トにも使用できる。本発明によるカセットに関連して、
とくに有利であるのは、隣接するカセットの端面間が固
く結合しており、カセット同士が常に一定の間隔に保た
れるようにすることである。
請求項2記載の装置にあっては、各カセットが、容器の
収容のために少なくとも一方の側が開放された収納室を
備え、開放側が隙間をもって配管の内壁で覆われている
。限定されるものではないが、この装置はとく正方形ま
たは長方形の配管横断面で用いられる。この場合、容器
は一側方からカセットの中へ搬入され、またカセットが
配管の外にあるときに同じ側から搬出することができる
。配管の内部では、カセットの開口部は配管の内壁によ
って覆われるため、容器がカセットから外に出。
ることは有り得ない。
請求項3記載の装置にあっては、各カセットが2つの部
材で構成されており、画構成部材の輸送方向に直交する
方向への分離に必要なストロークがカセットと配管との
隙間より大きい。従って、カセットの画構成部材は、輸
送方向とほぼ直交する方向に分離されることにより、容
器の搬入あるいは搬出のための開口ができ、搬入・搬出
を可能にする。両部材の組み合わせは、両部材の開口側
に設けられている互いに重合する部分を通じて行われる
。両部材を互いに分離(開放)するためには、互いに重
合する部分の噛み合いを外さなければならず、このため
にある程度のストロークが必要である。配管中の内壁と
カセットの隙間がこのストロークより小さい限り、画構
成部材は配管中で開放されることはあり得ない。従って
、カセット内の容器は配管を通って輸送され、カセット
から外に出ないことが確実となる。
請求項4に記載の装置のように、各カセットの外側に、
カム状のランナ(ブレード)を備えることが好ましい。
輸送管路が長方形または正方形の管からなっている場合
、カセットの横断面形が配管のそれに適合しているため
、配管中のカセットが捩れることは有り得ない。この場
合、前記ランチは摩擦減少に役立つ。一方、円形の横断
面をもつ配管およびカセットの場合は、カセットは捩れ
に対して保全されていない。これについては、カセット
がその向きには関わりなく配管の中で開放されることは
有り得ないために、問題がない。しかし、容器の搬入・
搬出の過程のために、カセットが一定の向きに保持され
ていると便利である。
このため、前記カム状のランチを用いることができ、こ
れは例えば容器の搬入・搬出の前に適切な案内装置で捕
捉することができ、カセットを一定の向きへ回転させる
。また、前記ランナは同時に配管の内壁に対するスペー
スを確保し、カセットと配管の間の摩擦抵抗の減少に貢
献する。
請求項5の装置のように、配管の内壁Zこカセットを案
内するための溝を設けるのが好ましい。これらの溝は、
カセットのランナと共に働く。この場合、円形の横断面
をもつカセットにおいても、全輸送過程の間、配管中の
カセットの向きを一定の方向に維持することができる。
請求項6の装置においては、各カセットが少なくとも一
つのセンサで検知できる表面部材、とくに磁気部材を備
えている。この表面部材により、カセットが配管中でど
の方向を取ったかを確認することができ、またそれが容
器の搬入又は搬出の過程に必要と思われるならば、この
方向を変えることができる。
請求項7に記載の装置のように、カセットを一対の同一
な部材から構成することが好ましい。これにより、使用
者が例えば上側の部材や下側の部材を区別する必要がな
いため、取扱いが容易になる。そして、一対の部材を組
み合わせれば、直ちに完全なカセットを形成することが
できる。
請求項8のように、一対の部材が互いに重合される部分
において、その開放側の先端部を傾斜させることが好ま
しい。これは組立てを容易にする。
その傾斜面により、両部材の相互の組み込みのために、
両部材の開口面積をやや大きくできる。
請求項9に記載の装置のように、スペーサがカセットの
中実軸線位置に配置されることが望ましい。とくに円形
横断面をもつカセットおよび配管の場合、配管中のカセ
ットが回転するか否かはもはや重要ではない。対向する
2つのスペーサは、互いに接触し合い、希望の間隔を保
つからである。
請求項10に記載の装置のように、各スペーサの輸送方
向に向いた面を球形に形成するのが好ましい。これは、
前後に位置する2つのカセットの間の摩擦を減少させる
請求項11に記載の装置のように、スペーサがそれぞれ
対になって球状あるいは関節状の継手として共に働くよ
うにするのが好ましい。それらのスペーサによれば、カ
セットは球状あるいは関節状の継手によって互いに連結
される。この結果、個々のカセットの間の間隔が大きく
なり過ぎないことが確実となる。また、個々のカセット
の間の間隔が大きくなり過ぎることが防止される。従っ
て、カセットは互いに最も有利な影響の間隔で配管を通
過することが確実となる。
請求項12の装置のように、スペーサをカセット長さの
4分の1から5分のlの長さに設定すれば、スペーサが
カセットを必要最小間隔に保つ。
[実施例] 以下、本発明を好ましい実施例を用いて図面により説明
する。
第1図は本発明の第1実施例にかかる断面長方形の輸送
管路における2つの部材で構成されたカセットおよびガ
ラス製容器を示す断面図、第2図は第2実施例にかかる
断面円形の配管の中のカセットを示す断面図、第3図は
第3実施例にかかる断面円形の配管の中のランナを備え
たカセットを示す断面図、第4図は第4実施例にかかる
配管中におけるスペーサを備えた一体式カセットを示す
断面図、第5図は第4図の■−v線断面図、第6図は第
4図の■−■線断面図、第7図は第5実施例にかかる断
面長方形の配管中の2つの容器を収納した一体式カセッ
トを示す断面図、第8図は第7図の■−■線断面図、第
9図は第6実施例にかかる配管中における継手により互
いに連結した複数のカセットを示す断面図である。
第1図に示されている輸送用管路は、横断面において長
方形の配管lからなっている。この配管l内を液体2が
貫流している。本実施例では液体2として水が使用され
る。液体2が配管1の中のカセット5を輸送する。カセ
ット5は、その内部に包含した容器4と共に配管lの配
置の中を通って、加圧(ポンプ)された液体2により輸
送される。このような輸送装置は、主として食品製造工
程において使用される。この場合、容器4はブリキ板、
アルミニウムホイル、プラスチックホイルからなる。容
器4内には食品が充填されており、一定の時間内に配管
lの中を輸送され、またこの輸送の間に高温の液体2に
よって同時に熱処理される。この熱処理は、通常、加熱
工程、温度維持工程および冷却工程からなっている。こ
のようして容器4内の食品は熱殺菌され、保存がきくよ
うになる。容器4が沸騰して破裂しないように、液体2
は加圧されている。従って、容器4には外方から加圧力
が作用する。容器4の熱処理は、約90℃〜135℃の
温度で行われる。また、冷却のために容器4は、冷却水
流によって一定の区間を輸送される。別の実施例では、
容器4は罐詰あるいはホイル包装として構成される。
熱処理される特定の食品、例えば乳児食品(ベビーフー
ド)の場合、食品は第1図のようなガラス製広口びんか
らなる容器4に満たされ、その開口にねじ蓋9が被せら
れる。ねじ蓋9で閉鎖した後、このガラス製広口びん(
容器)4は、カセット5に入れられる。このカセット5
によって、加熱あるいは冷却によりあるいはガラスのも
つ壊れ易いという欠陥により、広口びん4が破損した場
合に、ガラスの破片が配管lの中に出て、液体輸送を妨
げるという事態が防止される。すなわち、液体輸送を妨
げるおそれのある大きなガラスの破片が配管lの中に流
出しないようにするために、輸送中にはカセット5が開
かないように構成されている。第1図のカセット5は、
一対のカップ状の部材10と11(下側部材10と上側
部材11)から構成されている。容器4は、先ずカセッ
ト5の下側部材lO内に入れられ、続いて上側部材11
がその上に被せられる。しかし、上下の部材10と11
が互いに固定され、あるいはねじ止めによって互いに結
合される必要はない。従って、両部材1G、 11の組
み合わせは、従来の一般的な搬入装置あるいは手作業で
行うことができる。
カセット5は流通口6を備えており、これを通って液体
2はカセット5内に流入して容器4に接触することがで
きる。またカセット5内に流入した液体2は、流通口6
から流出できる。
下側部材lOおよび上側部材Uには、それぞれ傾斜部1
2a、 12bが設けられており、これらは両部材1O
1llの対向させた重合(組み合わせ)を容易にする。
さらに、カセット5を配管lの中で心合わせするために
、カセット5の外側の隅角部にカム状のランナ7を形成
している。
カセット5がその中に収納した容器4と共に配管lの中
を輸送され、一連の処理が終了すれば、容器4はカセッ
ト5から再び取り出される。この作業は、そのために設
けられた搬出装置によって、あるいは手作業で行われる
。しかし、カセット5が配管l内に位置する限り、下側
部材toと上#1部材11とは互いに分離すること、い
いかえれば開放することができない。両部材10と11
とは、容器4を収納して組み合わせた状態で、開放側の
側面が相互にオーバラップ(重合)する部分■]を備え
ている。この重合部分Hは、同方向(第1図の上下方向
)においてカセット5が配管lの内壁との間に有する隙
間(Sa+Sb)よりも大きい。カセット5が配管lの
上下方向の内壁に突き当たるとしても、下側部材10と
上側部材l(とは、H−Sa −Sbにわたり互いに重
合している。いいかえれば、上下の部It10と11と
はカセット5が配管lから搬出された時に初めて、開放
可能な状態になる。
図示は省略したが、さらにカセット5(正確には、部材
11)の輸送方向の而又は輸送方向とは反対の面の少な
くともどちらかに、隣接するカセット5の間隔を保持す
るためのスペーサ(第4図〜第6図の符号8)が設けら
れている。
第2図は本発明の第2実施例にかかる輸送装置を示すも
ので、円形横断面をもつ配管lotの中に、一対の部材
110と10からなるカセット105を示している。第
1図に示した部材と同一もしくは均等な部材は100を
加えた参照番号を施しである。
本実施例の場合も、カセット105の横断面形は配管1
01の横断面形に適合している。両横断面形はほぼ円形
である。カセット105は、第1図のカセット5と同様
に、縦方向に分割して構成されている。各分割部材11
0と111の開放端部には、外継板13と内線板(4と
が交互に設けられている。分割部材11GとIIIとが
組み合わされて両畦板L3と14が重合された状態で、
両畦板13と14との間には僅かな間隙が形成される。
しかしカセット105が組み合わされた状態で配管10
1の中にある時、カセット5は一体に組み合わされたま
まである。これは外@!板13と内線板14の継目の重
合部分Hが、カセット105の外径と配管101の内径
の間で生じる隙間Sより長いためである。分割部材11
0と111の縦方向への位置ずれを防止するため、各外
継板13と内線板14には、例えば歯形の噛み合い手段
(図示せず)が設けである。
とくに限定するものではないが、同図に示すように、前
記分割部材110又は111の一方(図示の例では11
1)に突起107を突設すると共に、この突起107を
緩挿可能な溝101bを、配管101の内壁にその長手
方向に沿って開設しておけば、カセット105の向き(
姿勢)を一定に維持して輸送することができる。
第3図は本発明の第3実施例にかかる輸送装置を示すが
、ここでは第1図に示した部材と同一もしくは均等な部
材は200を加えた参照番号を施しである。第2図の実
施例と主に異なるところは、カセット205の外周面に
円周方向にほぼ等間隔に4個のランナ207を設けたこ
とであり、これらのランナ207は、カセット205が
配管201の内部で開放(分離)されるのを防止する。
第2図においても、また第3図においても明らかなよう
に、カセット105.205の下側部材110.210
と上側部材111,211はそれぞれ同一に構成されて
いる。従って、1種類のカセット部材を形成して在庫し
ておけば充分である。どのカセット部材が使用されるか
に関わらず、2つのカセット部材110、Ill又は2
10.211から常に完全なカセット105又は205
を組み立てることができる。
第4図〜第6図は本発明の第4の実施例を示す。
第1図に示した部材と同一もしくは均等な部材は300
を加えた参照番号を施しである。配管301は長方形の
横断面を備えている。カセット305の中に容器304
が収容されている。カセット305は一方の側面縁が開
いており、すなわち第4図において正面に向いた側にお
いてである。この開放部は配管301の対向する内壁に
よって閉鎖される。このため、容器304がカセット3
05から外に出ることはできない。カセット305の輸
送方向においてその前と後にそれぞれスペーサ8が突設
されており、これらは相互に隣接するカセット305の
最低間隔を確保する。本実施例では2つのスペーサ8を
設けているが、1個のスペーサ8だけでも充分である。
しかしその場合は、すべてのカセット305が同じ方向
に、すなわち前方又は後方かにスペーサ8を配置して配
管301に挿入しなければならない。両面にスペーサ8
を備える図示した実施例では、カセット305の挿入す
る方向に注意する必要はない。
スペーサ8の外形を球状に形成するのが適切である。こ
れは隣接するカセット305が接触する場合の衝撃が少
なく、また流れ抵抗が小さくなるからである。抵抗が小
さくなれば、液体302の流れを発生するポンプの消費
電力も減少させることができる。
さらIこ第5図に示すように、カセット305の表面に
、配管301の外部からセンサ(図示せず)によって検
知可能な磁力板305aのような部材を埋設しておけば
、配管301内を輸送されつつあるカセット305の位
置や輸送状態などを自動的に知ることができる。こうし
た手段を講じることにより、とくに分岐した複数の配管
(図示せず)を使ってカセット305により容器304
を輸送する場合に、配管中でどの方向を取ったかを確認
することができ、また必要なときにはカセット305の
方向を変えることが可能になる。
第7図と第8図は本発明の第5実施例を示す。
第1図に示した部材と同一もしくは均等な部材は400
を加えた参照番号を施しである。
カセット405は長方形の横断面をもつ配管401の中
にあり、2つの容器403と404を収容するための2
つの区画室を備えている。カセット405は各区画室の
ためにそれぞれの両側に開口部15.16又は158.
16aを備えており、これらの開口部を通してカセット
405の中への容器403.404の搬入、あるいはカ
セット405からの容器403.404の搬出を簡単に
行うことができる。つまり、容器403.404は単に
一側方からカセット405内に押し込みさえすればよい
。この時、これらの容器403.404は、カセット4
05の中にまだある別の容器403.404を押し出す
ことができる。図示した実施例では、カセット405の
最大内部寸法は、カセット405が配管401の中に配
置された状態での配管401の内壁との隙間(Sa +
 Sb)よりはるかに大きい。これによって、カセット
405の内部空間とほぼ同じ寸法を有する容器403.
404にとって、カセット405が配管401の中にあ
る限り、カセット405から搬出することが確実に阻止
される。
第9図は本発明の第6実施例を示し、第1図に示した部
材と同一もしくは均等な部材は500を加えた参照番号
を施しである。
図示した複数のカセット505.505a、 505b
は、それぞれ継手19によって互いに連結された状態で
、配管501の中を導かれる。各継手19は雄型継手と
して構成された凸状スペーサ18と、雌型継手として構
成された凹状スペーサ17とからなり、これらは互いに
嵌合することができる。両スペーサ17、I8は輪鎖の
環のように互いに継ぎ合わされており、輸送方向に関し
て個々のカセット505.505a、 505bのある
程度の旋回を可能にしている。また、継手19により、
カセット505.505a、 505bが互いに同一間
隔が保たれている。これにより、すべてのカセットは鎖
の環のようになって配管501の中を輸送される。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかな通り、本発明の液体輸送
装置は、次のような効果がある。
すなわち、種々な形と大きさの容器を、カセット内に収
納した状態で、各カセットを最適な間隔を保ちながら、
配管内を通して液体流により円滑に且つ確実に輸送でき
る。また仮に容器が破損しても、その破片がカセットか
ら配管中に流出することがないため、ガラス製容器も安
心して輸送できる。さらにカセットに対する容器の搬入
および搬出が簡単で、取り扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例にかかる断面長方形の輸送
管路における2つの部材で構成されたカセットおよびガ
ラス製容器を示す断面図、第2図は第2実施例にかかる
断面円形の配管の中のカセットを示す断面図、第3図は
第3実施例にかかる断面円形の配管の中のランチを備え
たカセットを示す断面図、第4図は第4実施例にかかる
配管中におけるスペーサを備えた一体式カセットを示す
断面図、第5図は第4図の■−V線断面図、第6図は第
4図のVl−Vl線断面図、第7図は第5実施例にかか
る断面長方形の配管中の2つの容器を収納した一体式カ
セットを示す断面図、第8図は第7図の■−■線断面図
、第9図は第6実施例にかかる配管中lこおける継手に
より互いに連結した複数のカセットを示す断面図である
。 1.1OL201,301,401.501・・・配管
、2.302・・・液体(水)、4.304.403.
404・・・容器、5.105.205.305.40
5.505・・・カセット、6・・・流通口、7・・・
ランナ、8.17.18・・・スペーサ、1O111,
110、Il1、210.211・・・カセット構成部
材、i5.15a116.16a・・・開口部、101
b・・・溝、107・・・突起、305a・・・磁気部
材(磁力板)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体(2、302)が配管(1、101、201、
    301、401、501)の中を流れ、この液体流によ
    って容器(4、304、403、404)を液体輸送す
    るための装置であって、 輸送すべき容器を収納するカセット(5、105、20
    5、305、405、505、505a、505b)が
    、容器の搬入・搬出のための開口部(15、16、15
    a、16a)を輸送方向に直角な方向に備え、また少な
    くとも一つの端面においてスペーサ(8、17、18)
    を備えており、輸送方向と直交する方向における前記カ
    セット(5、105、205、305、405、505
    、505a、505b)の横断面形状が配管(1、10
    1、201、301、401、501)の横断面形状に
    対応し、前記カセット(5、105、205、305、
    405、505、505a、505b)が配管(1、1
    01、201、301、401、501)の内壁との間
    に一定の隙間(S;Sa+Sb)をもって輸送されるよ
    うに構成したことを特徴とする容器の液体輸送装置。 2、カセット(305、405)が、容器(304、4
    03、404)を収納するための少なくとも一側が開放
    された収納室を備え、その開放された側が隙間をもって
    配管内壁(302)により覆われている請求項1項に記
    載の容器の液体輸送装置。 3、カセット(5、105、205)が2つの部材から
    構成されており、輸送方向に直角な方向に両部材を分離
    するために必要なストローク(H)が前記隙間(S;S
    a+Sb)よりも大きい請求項1又は2に記載の容器の
    液体輸送装置。 4、カセット(5、105、205)が、その外面にカ
    ム状のランナ(7)を有する請求項1〜3のいずれかに
    記載の容器の液体輸送装置。 5、配管の内壁に、前記カセットを案内する溝101b
    が設けられている請求項4に記載の容器の液体輸送装置
    。 6、カセット(5、105、205、305、405、
    505)が少なくとも一つのセンサで検知可能な表面部
    材、とくに磁気部材305aを備えている請求項1〜4
    のいずれかに記載の容器の液体輸送装置。 7、カセット(105、205)が同一構造からなる一
    対の部材(110、111;210、211)からなっ
    ている請求項3〜6のいずれかに記載の容器の液体輸送
    装置。 8、一対の部材(10、11;110、111;210
    、211)が互いに重合される部分において、その開放
    側の先端部が傾斜している(12a、12b;112、
    112a;212、212a)請求項3〜7のいずれか
    に記載の容器の液体輸送装置。 9、スペーサ(8、17、18)がカセット(5、10
    5、205、305、405、505、505a、50
    5b)の中心軸線上に配置されている請求項1〜8のい
    ずれかに記載の容器の液体輸送装置。 10、各スペーサ(8)の輸送方向に向いた面が球形に
    構成されている請求項1〜9のいずれかに記載の容器の
    液体輸送装置。 11、スペーサ(17、18)がそれぞれ対になって球
    形あるいは関節状の継手(19)として協働する請求項
    1〜10のいずれかに記載の容器の液体輸送装置。 12、スペーサがカセット長さの4分の1から5分の1
    の長さに設定されている請求項1〜11のいずれかに記
    載の容器の液体輸送装置。
JP2189270A 1989-07-20 1990-07-17 容器の液体輸送装置 Pending JPH03182422A (ja)

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EP89113304A EP0408789A1 (de) 1989-07-20 1989-07-20 Vorrichtung zum hydraulischen Transport von mit Gut gefüllten Behältnissen

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NO902429D0 (no) 1990-05-31
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EP0408789A1 (de) 1991-01-23

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