JPH03181743A - 追焚き機能付石油給湯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は給湯と風呂等の追焚きとを行うことを目的と
する追焚き機能付石油給湯機に関するものである。

従来の技術 従来この種の追焚き機能付石油給湯機は、第２図に示す
ような構造になっていた。

すなわちヒーター１を内蔵した気化筒２を有する石油バ
ーナー３と、石油バーナー３の上方に給湯経路４と追焚
き経路５を有する熱交換器６とを備え、給湯又は追焚き
を行う場合石油バーナー３を燃焼させ、それぞれ熱交換
器６の給湯経路４又は追焚き経路５を加熱するような構
成になっていた。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは気化式の石油バーナ
ー３をいつでも燃焼開始できるように常時ヒーター１に
通電し気化筒２を予熱する必要があった。その場合気化
筒２の熱は不要に拡散・排出され、無駄な電気エネルギ
ーを消費するという問題があった。

そこで、本発明は上記問題を解決するため、気化筒の予
熱を利用して追焚きを行い、電気エネルギーを無駄なく
有効に使うことができる追焚き機能付石油給湯機である
。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の追焚き機能付石油給
湯機は、熱交換器の追焚き経路の一部を気化筒近傍の燃
焼室外壁外周に取り付け、気化筒の予熱を利用して追焚
き経路の加熱を行うものである。

作用 上記構成より、気化筒近傍の燃焼室外壁外周に取り付け
られた熱交換器の追焚き経路の一部が気化筒の熱を受け
ることによって加熱され追焚きを行うものである。

この結果、風呂等の追焚きを必要とする場合でもバーナ
ーを燃焼させることなく、従来排出していた気化筒の予
熱を有効に利用することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図において、１１は石油バーナーで、ヒーター１２
を内蔵した気化筒１３と気化筒１３内側に設けられたロ
ーター１４と気化筒１３上方に設けられたバーナーヘッ
ド１５および点火装置１６から構成されていル、１７ハ
石油バーナー１１に燃焼空気を送るための送風機で送風
経路１８を介して石油バーナー１１に取り付けられ、ま
た１９は石油バーナー１１に油を送るための送油ポンプ
で送油パイプ２０を介して石油バーナー１１に接続され
ている。２１は石油バーナー１１の上方に設けられた熱
交換器でパイプ２２の周囲にフィン２３を備えた形状で
給湯経路２４と追焚き経路２５の２つの通水経路からな
っている。２６は石油バーナー１１および熱交換器２１
の周囲を囲むように設けられた燃焼室外壁で内部に燃焼
室２７を形成し上方で煙突に接続できるようになってい
る。給湯経路２４の一部は冷却のため燃焼室外壁２６の
周囲に取り付けられ、経路の両端にはそれぞれ給水入口
２日および給湯出口２９が設けられている。追焚き経路
２５の一部は気化筒１３近傍の燃焼室外壁２６の周囲に
密着するように取り付けられ、経路の人口側には追焚き
人口３０および循環ポンプ３１が、また経路の出口側に
は追焚き出口３２が設けられている。３３は全体を囲む
外装体である。

次に、本実施例の構成における作用を説明する。

給湯経路２４内の水を加熱するときは、あらかじめヒー
ター１２に通電し気化筒１３を加熱した上で送油ポンプ
１９から送油パイプ２０を通って送られてきた油をロー
ター１４の回転によって気化筒１３に吹き付は気化させ
る。気化した油は送風機１７から送風経路１８を通って
送られてきた空気によってバーナーヘッド１５に搬送さ
れ、点火装置１６によって点火されバーナーヘッド１５
上方で火炎が形成される。この火炎によって熱交換器２
１のフィン２３が熱を受は給湯経路２４のパイプ２２内
の水が加熱される。そして給湯出口２９から温水を供給
するものである。

一方追焚き経路２５内の水を加熱するときは、循環ポン
プ３１を運転することによって追焚き入口３０から追焚
き出口３２へ通水させる。この場合燃焼していなくても
石油バーナー１１をいつでも燃焼開始できるように常時
ヒーター１２に通電し気化筒１３を予熱しているため、
気化筒１３近傍の燃焼室外壁２６の周囲に取り付けられ
た追焚き経路２５の一部が熱を受は内部の水が加熱され
るとともに、気化筒１３の熱の一部は燃焼室２７内を上
昇し熱交換器２１の追焚き経路２５においても一部加熱
され追焚き出口３２から風呂等の追焚きのための温水を
供給するものである。

なおヒーター１２の加熱能力以上に追焚き能力が必要な
ときは、石油バーナー１１を燃焼させ熱交換器２１の追
焚き経路２５を加熱させるよう運転切り替えを行うこと
もできるものである。

発明の効果 上記実施例の説明より明らかなように、本発明は、気化
筒近傍の燃焼室外壁外周に追焚き経路の一部を取り付け
ることによって気化筒の予熱を利用して風呂等の追焚き
を行うもので、追焚き時にバーナーを燃焼させることな
く燃費を節約するとともに、追焚き時の燃焼による騒音
を全くなくすことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の追焚き機能付石油給湯機の
断面図、第２図は従来の追焚き機能付石油給湯機を示す
断面図である。 １１・・・石油バーナー、１２・・・ヒーター、１３・
・・気化筒、２１・・・熱交換器、２４・・・給湯経路
、２５・・・追焚き経路、２６・・・燃焼室外壁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒーターを内蔵した気化筒を有する石油バーナーと、給
   湯経路と追焚き経路を有する熱交換器とを備え、前記追
   焚き経路の一部を気化筒近傍の燃焼室外壁外周に取り付
   け、前記気化筒の予熱を利用して前記追焚き経路の加熱
   を行う追焚き機能付石油給湯機。