JPH03181629A - 防振用支持体 - Google Patents

防振用支持体

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JPH03181629A
JPH03181629A JP32216889A JP32216889A JPH03181629A JP H03181629 A JPH03181629 A JP H03181629A JP 32216889 A JP32216889 A JP 32216889A JP 32216889 A JP32216889 A JP 32216889A JP H03181629 A JPH03181629 A JP H03181629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
rubber
cords
columnar body
elastic columnar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32216889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoritaka Sasaki
頼孝 佐々木
Nobuyuki Tsuchiro
土呂 信行
Takao Kawai
孝夫 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP32216889A priority Critical patent/JPH03181629A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、モータや機械等の振動発生源から振動が他
に伝播するのを防止するため、上記の機械等とその据付
は台との間に介在させるための防振用支持体に関するも
のである。
(従来の技術) モータや機械等の振動発生源とその据付は台との間に介
在させるための防振用支持体として、第2図に示すよう
に、ゴム製の弾性柱状体1の上下両面に金属板等の硬質
板2を固定し、この硬質板2の一方をfil@3等の振
動発生源の足3aに、また他方を据付は台4にそれぞれ
ボルト等で接続するようにしたものが知られている。
(発明が解決しようとするff題) しかしながら、従来のゴムを使用した防振用支持体は、
そのN剛性が金属等に比べて低いので、機械等の重量が
増大すると防振用支持体を大型化する必要が生じ、機械
設計の上から防振用支持体を置けない場合があった。ま
た、荷重によって弾性柱状体lが二点鎖線で示すように
側方に膨らむので、自動車のエンジンルームのように狭
い場所では弾性柱状体lがエンジンルームの壁に接触し
て防振機能を発揮できなくなっていた。この欠点を解消
するため、剪断弾性率が15kg/cj以上の硬いゴム
を使用した場合は、固有振動数が大きくなり過ぎて防振
性能が低下する。また、上記のゴム板と鉄板とを交互に
積層して加硫により一体化した場合は、重く、またゴム
板と鉄板の接着力が不十分になって剥離し易く、更に鉄
板の接着処理に多くの工数を必要として作り難く、しか
もゴムの部分が側方に膨らんで上記と同様に狭い場所で
の使用が出来ないという欠点があった。また、ゴムを主
体とする弾性柱状体中に繊維コードを経糸とするすだれ
織物またはメツシュ等の目の粗い織物を多層に配置する
ことが試みられたが、この場合は、ゴムとの接着性が改
善されるけれども、多層の織物をそのコード方向が90
度または45度ずつずれるように積層して横ばね常・数
が四方に等しくなるようにしていたので、荷重によって
上記同様に膨らみ、狭い場所での使用ができないという
問題があった。
この発明は、従来のゴム製に比べて小型化することがで
き、しかも防振性能に優れ、かつ特定の方向の膨らみが
ほとんど無く、狭い場所でも使用することができる防振
用支持体を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明の防振用支持体は、ゴムを主体とする弾性柱状
体の上下両端面に硬質板を固定した防振用支持体におい
て、上記の弾性柱状体にコードを経糸とするすだれ織物
が上記硬質板と平行に、かつ多層に配置され、この多層
に配置されたすだれ織物の90%以上がコードを同じ方
向に向けていることを特徴とする。この場合、コードの
方向が同じすだれ織物9枚以上の所定枚数ごとにコード
方向が90度ずれたすだれ織物を1枚の割合で配置する
ことが好ましい。また、上記弾性柱状体中のコードの占
有体積は、弾性柱状体の全体積の5〜35%が好ましい
、第1図の弾性柱状体lOは、コード11を経糸とする
すだれ織物をゴム12にトッピングし、得られたトッピ
ングコード13A、13Bの多数枚を積層したものであ
って、コード方向が同一のトッピングコード13Aの1
0枚に対してコード方向が90度ずれたトッピングコー
ド13Bを1枚の割合で積層している。なお、トッピン
グコード13A、13Bの形状は、長方形、正方形およ
び円形等のいずれでもよい。
上記の弾性柱状体を構成するゴムは、天然ゴム、スチレ
ンブタジェンゴム、ニトリルブタジェンゴム、ブタジェ
ンゴム、イソプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、ウ
レタンゴム、アクリルゴム、ノーソレックス、シリコン
ゴム、クロロブレンゴム、可塑化塩ビゴム、エチレン酢
ビゴム、塩素化ポリエチレンゴム等のゴムであり、これ
らのゴムの加硫後の硬度は、JIS−Aゴム硬度の30
〜70度が好ましい。
上記のすだれ織物を構成するコード11は、ナイロン、
ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩
化ビニル、レーヨン、綿等の有機繊維系、ガラス繊維、
炭素繊維等の無機繊維糸またはスチール、アルミニウム
、銅等の金属ワイヤの1本または複数本を撚合わせたも
のであり、その直径は0.2〜3.0閣、特に0.4〜
0,8■が好ましい、そして、上記のコード11が経糸
として5■以下、好ましくは3−以下のピッチで配列さ
れる。
この発明の弾性柱状体は、上記のすだれ織物に前記のゴ
ム12をトッピングし、好ましくは面積5〜500 C
dの任意形状に切断し、得られたトッピングコード13
A、13Bのみを多数枚積層し、しかるのち加硫接着に
より一体化し、好ましくは高さ1〜200mに製造され
る。この積層に際しては、前記のとおり、コード方向が
同一のものの所定枚数ごとにコード方向の異なるもの1
枚を挟むようにして積層する。
上記弾性柱状体10の上下両面に重ねられる硬質板2は
、鉄、アルミニウム、銅、ステンレス鋼等の金属、ポリ
スチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS、ポ
リ塩化ビニル、ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネ
ート、ポリアセタール、ナイロン、フェノール樹脂、ユ
リア樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の
合成樹脂およびセラミックス、木材等からなる板であり
、その好ましい厚さは0.2〜2CIIである。なお、
この硬質板2は、弾性柱状体lOを加硫する際にこれと
同時に加硫接着してもよく、また弾性柱状体loの加硫
後に接着剤を用いて接着してもよい。
(作用) 弾性柱状体lO中にコード11を特徴とする特許れ織物
を介在させることにより、すだれ織物の上下のゴム12
がコード11の間を上下に貫通するゴム12によって連
結されてゴム12とすだれ織物の結合が強化され、かつ
弾性柱状体lOの縦剛性が鉄板およびゴム板の積層体と
同程度に向上して高荷重に耐えることができる。したが
って、縦剛性がゴム単体のものよりも上昇した分だけ面
積をゴム単体製のものよりも小さくすることができる。
そして、この弾性柱状体lOにおいては、90%以上の
すだれ織物のコード11が同一方向を向いているので、
横ばね定数が方向によって異なり、上下方向の荷重が加
わった場合、90%以上のコード11が向く方向(下方
向)には膨らみがほとんど生じないで、これに直角の方
向(W方向)に最大の膨らみが生じる。したがって、狭
い場所に機械を設置する場合、膨らみの生しない下方向
の端面が壁に面するように弾性柱状体10の向きを決め
ることにより、壁に対する接触を避けることができる。
ただし、コード方向が同一になるように積層されたすだ
れ織物の枚数が全すだれ織物の90%に満たない場合は
、目的とする効果が得られない、また、コードの占有体
積が5%未満の場合は、変形の方向性が不足し、反対に
35%を超えると防振性に乏しくなる。
(実施例) ポリエステルフィラメント糸1500デニールを2本引
揃え、加熱して直径0.65■のコード11を得、この
コード11を22本/インチの密度で配列し、20番手
の綿糸をよこ糸に打ち込んですだれ織物を製織し、この
すだれ織物をレゾルシンホルマリンで処理したのち、下
記第1表に示す組成および硬度のゴムをトッピングして
厚みl■のトッピングコード13を作成した。
(以下、空白) 第1表 配合比(重量部) 天然ゴム      100 カーボン       40 オイル       25 老化防止剤       8 加硫剤        11 ゴム硬度(JIS−^)40 上記のトッピングコード13を一辺の長さ75■の正方
形に切断し、この正方形のトッピングコード13のみを
積層し、コード方向が下方向のものとW方向のものとの
枚数比を異にする高さ80■の弾性柱状体10を成形し
、その両端に硬質板2として鉄板を固着して実施例1〜
2および比較例1〜2の防振用支持体を製作した。また
、上記のゴムのみを用いて同し大きさの弾性柱状体を成
形し、硬質板2を固着して比較例3の防振用支持体を製
作した。上記の実施例1〜2および比較例1〜3のトフ
ビング厚さおよび性能を下記第2表に示す、なお、表中
の変形量T、Wは、高さ方向に10%圧縮した場合の縦
、横方向の膨らみによる側面の水平変位の最大値である
。ただし、比較例1および2は、1トンの荷重を加えて
測定した。
第2表 上記の表で明らかなように、下方向およびW方向の積層
比が90%以上の実施例は、W方向および下方向の横ば
ね定数の差が大きく、高さ方向に10%圧縮した場合の
膨らみ変形が下方向にはほとんど無いのに対し、上記積
層比が90%未満の比較例は、横ばね定数がT方向およ
びW方向とも大差がなく、膨らみ変形の方向性がなく、
四方に同程度の変形を生じる。しかも、比較例2は、ば
ね定数が大き過ぎるため、防振性能がほとんど無く、比
較例1は、荷重1トンでも変形を測定することができな
かった。
(発明の効果) この発明は、ゴムを主体とする弾性柱状体にすだれ織物
を多層に配置し、かつ一方向にコード方向を揃えて積層
されたすだれ織物の積層枚数を全体の90%以上にした
ものであるから、従来のゴム製に比べて縦剛性が大幅に
向上し、弾性柱状体の横断面積をゴム製に比べて小さく
して防振用支持体を小型化することができると共に、荷
重が加わったときの膨らみが一方向にのみ生じ、この一
方向に直角の方向にはほとんど生じないので、機械等の
振動発生源を狭い場所に設置する際、膨らみの生じない
側を壁に向けて取り付けることにより、弾性柱状体の壁
に対する接触を避けることができる。しかも、繊維コー
ドを目の粗いすだれ織物の形でゴム中に配したので、鉄
板とゴム板とを交互に重ねた場合に比べて加硫による接
着強度が向上し、製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の斜視図、第2図は使用状態
を示す正面図である。 1:弾性柱状体、2:硬質板、3:機械(振動発生源)
、10:弾性柱状体、11:コード、12:ゴム、13
 (13A、 13B)  : l−ツピングコード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕ゴムを主体とする弾性柱状体の上下両端面に硬質
    板を固定した防振用支持体において、上記の弾性柱状体
    にコードを経糸とするすだれ織物が上記硬質板と平行に
    、かつ多層に配置され、この多層に配置されたすだれ織
    物の90%以上がコードを同じ方向に向けていることを
    特徴とする防振用支持体。
JP32216889A 1989-12-11 1989-12-11 防振用支持体 Pending JPH03181629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32216889A JPH03181629A (ja) 1989-12-11 1989-12-11 防振用支持体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32216889A JPH03181629A (ja) 1989-12-11 1989-12-11 防振用支持体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03181629A true JPH03181629A (ja) 1991-08-07

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ID=18140697

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32216889A Pending JPH03181629A (ja) 1989-12-11 1989-12-11 防振用支持体

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