JPH03181505A - 塩素化エチレン―αオレフィン―非共役ジオレフィンターポリマーおよびその製造方法 - Google Patents

塩素化エチレン―αオレフィン―非共役ジオレフィンターポリマーおよびその製造方法

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JPH03181505A
JPH03181505A JP2263705A JP26370590A JPH03181505A JP H03181505 A JPH03181505 A JP H03181505A JP 2263705 A JP2263705 A JP 2263705A JP 26370590 A JP26370590 A JP 26370590A JP H03181505 A JPH03181505 A JP H03181505A
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methyl
terpolymer
ethylene
chlorinated
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Stephen Custer Davis
スチーブン カスター デービス
Janet B Fulton
ジャネット バーバラ フルトン
Phung Minh Peter Hoang
ピーター フング ミン ホアング
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Polysar Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F212/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/18Introducing halogen atoms or halogen-containing groups
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    • C08F8/22Halogenation by reaction with free halogens

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加工および仕上処理に関連する貯蔵の間およ
び高め5〜約14重量%の塩素を含有してすぐれた粘度
安定性を示す塩素化エチレン−αオレフィン−非共役ジ
オレフィンターポリマーに関する。
エチレン−プロピレン−非共役ジオレフィンターポリマ
ーは、これらの物質を酸化およびオゾンに対して極めて
耐性にするポリマー主鎖不飽和の不存在を特徴とする。
ゴムコンパウンド業者は、高度に不飽和のゴムに対して
ターポリマーの耐酸化および耐オゾン性を付与するため
に天然ゴム、スチレン−ブタジェンゴム、ポリブタジェ
ンゴムおよびアクリロニトリルゴムのような高度に不飽
和なエラストマー物質を含む組成物中にこれらの低不飽
和、エチレン−プロピレン−非共役ジオレフィンターポ
リマーの使用を試みた。しかし、彼等の努力は、乗用車
タイヤ、トラックタイヤ、航空機タイヤおよび頑丈な道
路用以外のタイヤの素材の製造用として所望のように製
造されたブレンド中において高度に不飽和な天然ゴムま
たはジエンゴムと)0溶的に同時硬化しないために成功
しなかった。
ブチルゴムと天然ゴムおよびスチレン−ブタジェンゴム
との硬化相溶性を著しく改良した方法はブチルゴムのハ
ロゲン化であった。現在商業用として入手できるエチレ
ン−プロピレン−非共役ジオレフィンターポリマーは、
ブチルゴムと比較したとき構造は全く異なるが、これら
のターポリマーのハロゲン化によって高度に不飽和のゴ
ムとこれらとの硬化相溶性が同様に著しく改善されるこ
とが見出されている。残念ながら、非共役ジオレフィン
がジシクロペンタジェン、5−エチリデン−2−ノルボ
ルネン、5−ビニル−2−ノルボルネンまたは1,4−
ヘキサジエンのようなモノマーであるハロゲン化エチレ
ン−プロピレン−非共役ジオレフィ、ンターポリマーは
、加工または仕上処理に関連する貯蔵の間または高めら
れた温度に暴露されたとき望ましくない粘度増加によっ
て立証されるように安定性が不良なことが見出されてい
る。これに加えて、公知のエチレン−プロピレン−非共
役ジオレフィンのl\ロゲン化化法法、物質の加工適性
を著しく低下させるゲル含量を望ましくない程度に増加
させる。従って、以前に合成されたハロゲン化エチレン
−プロピレン−非共役ジオレフィンターポリマーによっ
て示されたものより貯蔵および高め5〜約14重量%の
塩素を含有してすぐれた安定性を示すl\\ロゲンエチ
レン−プロピレン−非共役ジオレフィンに対する認識さ
れた要望がゴム工業に存在する。
U、  S、  P、 No、  3. 524.82
6(Kres−ge等)には、エチレン、C3〜C8α
オレ、フィンおよびC5〜C14非共役ジオレフインを
溶液中において%〜35℃の温度で元素臭素と反応させ
て、1〜10重量%の臭素を含有する付加的に臭素化さ
れたターポリマーが得られることが開示されている。
カナダ特許N o 、 857 、 383 (Mor
risey)には、エチーレン、αオレフィンおよび好
ましくは1゜4−ヘキサジエン、オクタジエンまたはジ
シクロペンタジェンである非共役ジオレフィンのターポ
リマーが、紫外線の存往下、85″〜100℃の温度で
分子ハロゲンまたは有機ハロゲン含有物質でハロゲン化
し、1〜10重量%のハロゲンを含むハロゲン化ターポ
リマーが得られることが開示されている。
U、  S、  P、  No、  3. 896. 
095 (llo−rrlsey)には、ポリエンが5
−アルキリデン−2−ノルボルネン、アルケニル−2−
ノルボルネンおよび5−アルカ〉ユニルー2−ノルボル
ネンから成る群の一員であるエチレン−プロピレンポリ
エンターポリマーが水スラリー中において小片形態で均
一にハロゲン化され、そのため、有機溶剤を使.ITJ
する必要か省け、従って付隋するその回収が省ける方法
が開示されている。かように製造されたターポリマーは
、3〜6重量%の好ましくは塩素であるハロゲンを含有
する。
U.S.P.No.3,956,247(Landi 
等)には、エチレン、αオレフィンおよび好ましくは5
−エチリデン−2−ノルボルネンである非共役ジエンの
エラス)・マーターポリマーを、ポリアルキレンエーテ
ルグリコールを使用または使用しないでエポキシ化大豆
浦のようなエポキシ化合物の(7− ’(E ”Fて溶
酸ハロゲン化を行い、すぐれた粘度安定性および1:R
定されたゲル+gWを有する〕\ロゲン化エチレン−α
オレフィン−非共役ジオレフィンを11する方〆去か開
示されている。
カナダ特=’l”No.9111.742(deVrj
es)には、エチレン、αオレフィンおよびアルキルテ
トラヒドロインデンまたは5−アルキル−2−・ノルボ
ルネン誘導体を共重合させ、得られたコポリマーをハロ
ゲンと反応させることから成る硫苦加硫性ハロゲン含有
コポリマーの製造方法が開示されている。
本発明の目的は、加工および仕上処理に関連する「j゛
蔵の間および高められた温度での暴露に幻してすぐれた
粘度安定性を示す塩素化エチレン−αオレフィン−非共
役ジオレフィンターポリマーの提供である。すぐれた粘
度安定性は、凰剤のエチレン−αオレフィン−非共役ジ
オレフィンターポリマーが、特別のlI′It逍特徴を
Hするときのみ111られる。
本発明の他の目的は、前記の塩素化エチレンαオレフィ
ン−非共役ジオレフィンターポリマーの製造方法の提(
兵である。
本発明のさらに池の目的は、塩素化αオレフィン−非共
役ジオレフィンターポリマーの加硫性組成物の提供であ
る。
かように、本発明によって、裁割のエチレンαオレフィ
ン−非j(役ジオレフィンターポリマが: (11  約40〜80モル%のエチレン、++r+ 
 約20〜60モル96のC3〜C8αオレフイン、お
よび tiiil  一つのオレフィン結合が(11置換され
ており、かつ、末端および他のオレフィン結合が三置換
されている非環式非共役ジオレフィンおよびアルケニル
基が2−ノルボルネン環にχ1してα,βでない三置換
オレフィン結合をHするC5〜CI2炭化水素越である
5−アルケニル−2−ノルボルネンであることを特徴と
する橋状環非共役ジオレフィンから成る群から選ばれる
非共役ジオレフィン、約0.5〜10モル% から成り、塩素化ターポリマーの重量に法づいて約0.
5〜14重量%の塩素含量を有し、貯蔵または高められ
た温度での残霜に対してすぐれた粘度安定性を特徴とす
る塩素化エチレン−αオレフィン−非共役ジオレフィン
ターポリマーが提f共される。
他の態様において、本発明によって、裁割のエチレン−
αオレフィン−非共役ジオレフィンターポリマーが; fit  約40〜80モル%エチレン、!iil  
約20〜60モル96のC3〜C8αオレフインおよび 冊 一つのオレフィン結合がgt置換されており、かつ
、末端および他のオレフィン結合が二置換されているC
7〜C16非環式非共役ジオレフィンおよびアルケニル
拙が、2−ノルボルネン環にχ・1してα,βでない三
置換オレフィン結合を有するC5〜C12炭化水素基で
ある5−アルケニル−2−ノルボルネンであることを特
徴とする橋状環非J(役ジオレフィンから成る群から選
ばれる非JI−役ジオレフィン、約0.5〜10モル%
から成り、アリル装置て置換されている約0.5〜約1
4重量!%の塩素を含有し、貯蔵および];シ;め5〜
約14重量%の塩素を含有してすぐれた安定性を特徴と
する塩素化エチレン−αオレフィン−非共役ジオレフィ
ンターポリマーの製造方法であって:(A>  不活性
有機溶剤1容積当り約0〜10容Q96の水が分散され
ている有機溶剤中の前記の基剤エチレン−αオレフィン
−非共役ジオレフィンターポリマーの溶液を形成し、 (B)  該ターポリマー溶液に、所望程度に塩素化す
るのに十分な量の分子塩素を添加し、 (C)  光の不存在または殆んど不存在下で得られた
溶液を約%〜50℃の温度で処理し、それによってエチ
レン−αオレフィン−非共役ジオレフィンターポリマー
を塩素し、 0 溶液を中和するのに十分なアルカリ性溶液を塩素化
エチレン−aオレフィン−非共役ジオレフィンターポリ
マーの溶液に添加し、 0 溶液から塩素化エチレン−αオレフィン−非共役ジ
オレフィンターポリマーを回収する工程から成ることを
特徴とする塩素化エチレン−αオレフィン−非共役ジオ
レフィンターポリマーの製造方法が提供される。
別懇様において、基剤のエチレン−αオレフィン−非共
役ジオレフィンターポリマーが:lit  約40〜8
0モル%のエチレン、+i+  約20〜60モル%の
C3〜C8αオレフインおよび fiiil  一つのオレフィン結合がi1?置換され
ており、かつ、末端および他のオレフィン結合が三置換
されているC7〜C16非環式非共役ジオレフィンおよ
びアルケニル基が、2−ノルボルネン越に対してα、β
でない三置換オレフィン結合を有するC9〜C12炭化
水素基である5−アルケニル−2−ノルボルネンである
ことを特徴とする橋状環ジオレフィンから成る群から選
ばれる非共役ジオレフィン、約0.5〜10モル% から成り、アリル位置で置換されている約0.5〜約1
4重量%の塩素を含有し、貯蔵および高め5〜約14重
量%の塩素を含有してすぐれた安定性を有することを特
徴とする塩素化エチレン−αオレフィン−非共役ジオレ
フィンターポリマーの製造方法であって、 (A)  不活性有機溶剤中の前記の基剤エチレン−α
オレフィン−非共役ジオレフィンターポリマーの溶液を
形成し、 <8)  ターポリマーf容演を所望程度の塩素化をI
r、4るのに十分な量のN−クロロアミドの群から選ば
れる塩素化剤で塩素化し、 (C)  光の不存在または殆んど不存在下で、得られ
た溶液を約15°〜約30℃の温度で処理し、それによ
ってエチレン−αオレフイン非共役ジオレフィンターポ
リマーを塩素化し、そして0 塩素化エチレン−αオレ
フィン−非共役ジオレフィンターポリマーを溶液から回
収する工程から成ることを特徴とする塩素化エチレン−
αオレフィン−非共役ジオレフィンターポリマーの製造
方法が提供される。
別の態様において、本発明によって: (A)  基剤のエチレン−αオレフィン−非共役ジオ
レフィンターポリマーが: 1i1  約40〜80モル%のエチレン、(iii)
  約20〜60モル%のC3〜C8αオレフイン、お
よび !ii+  一つのオレフィン結合が単置換されており
、末端および他のオレフィン結合が三置換されているC
7〜016非環式非共役ジオレフィンおよびアルケニル
凸が、2−ノルボルネン環に対してα、βでない三置換
オレフィン結合を有するC5〜C12炭化水素基である
5−アルケニル−2−ノルボルネンであることを特徴と
する橋状環非」(役ジオレフィンから成る群から選ばれ
る非共役ジオレフィン、約0. 5〜10モル% から戊り、塩素化ターポリマー〇約0.5〜14重量%
の塩素含量を有する塩素化エチレン−aオレフィン−非
共役ジオレフィンターポリマー100重量部、および ■ 硬化活性剤 からなる加硫性ゴム組成物が1是供される。
オレフィン856の前記の置換に関して、オレフイン結
合を形成している2個の炭素原子の各々には水素原子ま
たは水素原子以外の他の置換址をHすることができる2
個の残留結合が存在すると解釈すべきであるというのが
出願人の考えである。
従って、C11置換オレフイン結合はオレフィン結合を
形成する2個の炭素原子に3個の水素原子が粘合してい
るが、三置換結合では、オレフィン粘合を形成している
2個の炭素原子の1個に1個のみの水素原子が結合して
いる。
本発明によって、本明細書に記載の塩素化エチレン−α
オレフィン−非共役ジオレフィンターポリマーが、It
P蔵および加工並びに仕上処理の間に遭遇する高め5〜
約14重量%の塩素を含有してすくれた粘度安定性を示
すことが見出された。
本発明の塩素化エチレン−αオレフィン−非共役ジオレ
フィンターポリマーの製造は、裁割のエチレン−αオレ
フィン−非共役ジオレフィンターポリマーの塩素化によ
って得られる。本発明の生成物の形成にa用なターポリ
マーは、約40〜約80モル%のエチレン、約20〜約
60モル%のC−CαオレフィンおよびC7〜C16非
共役8 ジオレフィンおよび(16状環ジオレフインから成る群
から選ばれる非共役ジオレフィン、約0.5〜約10モ
ル%を含有する。好ましいエチレン−αオレフィン−非
共役ジオレフィンターポリマーは、約45〜約75モル
%のエチレン、約30〜55モル%の前記のオレフィン
および約1〜約6モル%の前記のジオレフィンを含有し
、かつ、50゜000〜250,000の間の数平均分
子量を有することを特徴とする。好適なC3〜C8αオ
レフインには、プロピレン、1−ブテン、]−ヘキセン
、4−メチル−1−ペンテンおよび1−オクテンが含ま
れ、プロピレンおよび1−ブテンが特に好ましい。本発
明の最も重要な特徴は、裁割のエチレン−αオレフィン
−非共役ジオレフィンターポリマーの塩素化すべき非共
役ジオレフィンを、一つのオレフィン結合が単置換され
ており、かつ、末端および他のオレフィン結合が三置換
されているC7〜C16非環式非共役ジオレフィンおよ
びアルケニル基が、2−ノルボルネン環に対してα、β
でない三置換オレフィン結合を有するC5〜C12炭化
水素基である5−アルケニル−2−ノルボルネンである
ことを特徴とする橋状環非具投ジオレフィンから成る群
から選ばれることである。
ジオレフィン成分が、この特殊溝造を有しないエチレン
−αオレフィン−非共役ジオレフィンターポリマーを塩
素化した場合には、得られた塩素化エチレン−〇オレフ
ィン−非共役ジオレフィンターポリマーは、本発明の塩
素化エチレン−αオレフィン−非共役ジオレフィンター
ポリマ=て光押されるような貯蔵および高め5〜約14
重量%の塩素を含有してずくれた粘度安定性を示さない
。ターポリマーにおける第三モノマーとして使用できる
好適な非共役ジオレフィンの代表的な、限定されない例
には、3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、7−
メチル−1−46−オクタジエン、57−ジメチル−1
,6−オクタジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエ
ン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、5−(1,5
−ジメチル−4へキセニル)−2−ノルボルネン、5−
 (3,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−2−ノルボ
ルネン、5−(5−メチル−4−ヘキセニル)−2−ノ
ルボルネン、5−(4−メチル−4−ヘキセニル)−2
−ノルボルネンおよび5−(3−メチル−ヘキセニル)
−2−ノルボルネンが含まれ・3.7−ジメチル−1.
6−オクタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン
、5−(5−メチル−4−ヘキセニル)−2−ノルボル
ネン、5−(4−メチル−4−ヘキセニル)−2−ノル
ボルネンおよび5−(3−メチル−ヘキセニル)−2−
ノルボルネンが特に好ましい。
上記のターポリマーは、当業界の熟n、者が周知の方法
を使用して製造できる。例えば、ターポリマーはエチレ
ン、3〜8炭素原子を有するαオレフィンおよび一つの
オレフィン結合がli置換されており、かつ、末端およ
び他のオレフィン結合が三置換されている07〜C16
非環式非共役ジオレフィンおよびアルケニル基が、2−
ノルボルネン環に対してα、βでない三置換オレフィン
結合を有するC5〜C12炭化水素基である5−アルケ
ニルー2−ノルボルネンであることを特徴とする橋状環
非共役ジオレフィンから成る群から選ばれる非共役ジオ
レフィンを反応媒質中において、例えば可溶性バナジウ
ム化合物および有機アルミニウム化合物のようなZie
gler触媒の存在下で水素ガスおよび分子量調節剤と
してジエチル亜鉛などを供給しながら共重合させること
によって製造できる。ヘキサン、ヘプタン、またはオク
タンのような脂肪族炭化水素、シクロヘキサンのような
脂環式炭化水素、トルエンまたはキシレンのような芳香
族炭化水素およびクロロベンゼン、四塩化炭素、テトラ
クロロエチレン、メチレンクロライドまたはジクロロメ
タンのようなハロゲン化炭化水素が、反応媒質として単
独または混合物で使用できる。
あるいはまた、ターポリマーは3〜8炭素原子を有する
前記のαオレフィンと前記の炭化水素の1種とから成る
反応媒質中において製造することができる。可溶性バナ
ジウム化合物の例には、四塩化バナジウム、バナジウム
トリアセチルアセトネ−1・、バナジウムトリアルコキ
シドおよびハロゲン化バナジウムアルコキシドが含まれ
、これらは単独または混合物のいずれかで使用できる。
有機アルミニウム化合物には、トリエチルアルミニウム
、ジエチルアルミニウムクロライドおよびエチルアルミ
ニウムセスキクロライドが含まれ、単独または混合物と
して使用できる。
本発明において使用する基剤ターポリマーは、エチレン
、3〜8炭素原子を有するαオレフィンおよび前記のよ
うな特殊な構造特徴を有する非共役ジオレフィンを反応
媒質中において、可溶性キラルまたは非キラルメタロセ
ン触媒およびメチルアルミノキサン助触媒の存在下、−
60’〜110℃の間の温度で共重合させることによっ
ても製造できる。シクロヘキサンのような脂環式炭化水
素まはトルエンもしくはキシレンのような芳香族炭化水
素が単独または混合物のいずれかで使用できる。キラル
メタロセン触媒の例には、式(式中、Mはチタン、ハフ
ニウムおよびジルコニウムから選ばれる第1Vb族金属
であり、XlおよびX2は同じでも異ってもよく、臭素
、塩素およびメチルから選ばれ、L およびL2は同じ
でも異ってもよく、各々がシクロペンタジェニル型配置 位子であり、そしてRはL およびL2に結合している
01〜2o炭化水素である)の化合物が含まれる。非キ
ラルメタロセン触媒には、式(式中、Mはチタン、ハフ
ニウムおよびジルコニウムから選ばれる第1Vb族金属
であり、XlおよびX2は同じでも異ってもよく、臭素
塩素およびメチルから選ばれ、LlおよびL2は同じで
も九つでもよく、各々がシクロペンタジェニル型配位子
である)の化合物が含まれる。キラルまたは非キラル触
媒と共に使用されるメチルアルミノキサン助触媒は、ト
リメチルアルミニウムと硫酸アルミニウム十六水化物と
をトルエン溶液中において慎重に反応させることによっ
て製造される。
本発明によって、本明細書に前記したターポリマーは、
当業界において周知の方法を使用して塩素化して、塩素
化ターポリマーの重量に基づいて約0.5〜14重量%
の塩素、好ましくは2〜7重量%の塩素を含Hするター
ポリマーが生成する。
使用する塩素化剤は、分子塩素または代表的非限定例に
N−クロロスクシンイミド、1.3−ジクロロ−5,5
−ジメチルヒダントインおよびN−クロロ−N−シクロ
ヘキシルベンゼンスルホンアミドが含まれる有機塩素化
合物でもよく、1゜3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒ
ダントインが好ましい。
本発明の塩素化エチレン−αオレフィン−非J(役ジオ
レフィンターポリマーの好ましい製造方性にはヘキサン
またはへブタンのような飽和脂肪挨炭化水索;トリエン
または混会キシレンのような芳香族炭化水素;シクロヘ
キサンまたはメチルシクロヘキサンのような脂環式炭化
水素;またはクロロホルム、四塩化炭素のような上記の
炭化水素のハロゲン化誘導体などでもよい好適な不活性
有機溶剤中に前記のターポリマーを溶解させて3〜15
重量%にすることが含まれる。基剤ターポリマーの塩素
化の間発生する塩化水素の除去を容易にするために、こ
のポリマー溶液に約10容量%の水を分散させてもよい
。このポリマー溶液に、かく袢しながら、好ましくはク
ロロホルムまたは四塩化炭素のような好適な溶剤中に溶
解させた分子塩素を、所望程度の塩素化を得るのに十分
な量で添加する。好ましくは反応は光の不存在または殆
んど不存在下で行う。塩素化反応は、約00〜50℃、
好ましくは約15″〜35℃の温度範囲で行う。約3〜
15分の反応時間後に、アルカリ性薬剤溶液、好ましく
は約5重量%の水性水酸化ナトリウム溶酸または約5重
量%の水性水酸化カリウム溶液をポリマー溶液に添加し
て過剰の塩素および塩素化反応の間生成した塩化水素を
中和する。約10分後にポリマー溶液を水で洗浄し、無
機塩を除去し、次いで好適な安定剤および酸化防止剤を
添加する。好適な安定剤の例には、ステアリン酸カルシ
ウムおよびエポキシ化大豆浦が含まれ、好ましくは塩素
化ターポリマー100重量部当たり約0.05〜5重量
部の量で使用される。
好適な酸化防止剤には、立体障害フェノールが含まれ、
好ましくは塩素化ターポリマー100重量部当り約0,
05〜2重量部の量で使用される。
塩素化ターポリマーの回収は、ゴム状ポリマーの回収に
使用される慣用の方法によって行うことがてき、これら
の方法には(i)ポリマー溶液を水蒸気と接触させ、そ
れによって溶剤を追出す、(iii)湿ポリマーをスク
リーンまたはフィルター上を通過させてポリマーを回収
するおよびfiiilポリマーをトンネルドライヤーま
たは即出機を通過させる方法が含まれる。塩素化ターポ
リマーは、塩素化ポリマーが僅かしか溶解しない有機肢
体の過剰量で凝固させることによっても回収できる、か
ような液体の例はメタノール、イソプロパツールまたは
アセトンである。
基剤エチレン−αオレフィン−非共役ジオレフィンター
ポリマーの塩素化は、該ターポリマーと有機塩素化剤と
の反応によっても行うことができる。所望程度の塩素化
を(9るのに十分な量の有機塩素化剤を、好ましくはジ
クロロメタン、クロロホルムまたは四塩化炭素である適
切な不活性有機溶剤中のターポリマー溶液に添加する。
反応は約15°〜約30℃の温度で行うことができる、
あるいはまた、9機過酸化物のような遊離基開始剤の存
在下で約5G”〜90℃のさらに高められた温度で行う
こともできる。反応時間は約1〜約24時間の範囲であ
り、反応を遊離基開始剤の不存在下で行う場合は、好ま
しくは約1〜約16時間であり、反応を遊離基開始剤の
存在下で行う場合は、約1〜約4時間である。ポリマー
溶液を沈降した任意の不溶性副生物からデカントする。
かように生成した塩素化ターポリマーの安定化および単
離は上記したように行う。
遊離基開始剤の不7i在Fで分子塩素または有機塩素化
合物のいずれかによる本発明の基剤のエチレン−αオレ
フィン−非jI−役ジオレフィンターポリマーの塩素化
は、正に帯電している塩素原子が二重結合に添加され、
次いで塩素化剤が分子塩素の場合には塩素アニオンであ
る負にシIF電している種によってプロトンが引抜かれ
、塩素化剤がn機塩素化合物の場合には負に)iシミし
てる有機塩素化合物によってプロトンが引抜かれる主と
してイオン機構によって起こるものと考えられている。
この結果アリル位置で置換された塩素が二重結合中に入
れ換わり、それによってブチルゴムの塩素化によって形
成されるアリルクロライドの構造に類似のアリルクロラ
イド構造を有する塩素化エチレン−αオレフィン−非共
役ジオレフィンターポリマーが生成される。如同なる理
論にも拘束されたくないが、本発明の塩素化エチレン−
αオレフィン−非共役ジオレフィンターポリマーによっ
て示されるlti’蔵および高め5〜約14重量%の塩
素を含有するすぐれた安定性の原因は、本発明の塩素化
エチレン−αオレフィン−非共役ジオレフィンターポリ
マーにおけるアリルクロライドの構造とクロロブチルゴ
ムにおけるアリルクロライドの構造との類似性にあるも
のと考えられる。前記のように基剤のエチレン−αオレ
フィン−非共役ジオレフィンターポリマーの塩素化によ
って製造した本発明の塩素含有ターポリマーは、各種の
硬化方式によって硬化させて物理的性質の所望のバラン
スを有する加硫ゴムにすることができる。加硫剤は、例
えば、金属塩、硫黄含有化合物、有機過酸化物、アルキ
ルフェノール−ホルムアルデヒド樹脂またはこれらの組
合せでもよい。典型的な硬化系は:11)金属酸化物、
(iii)元素硫黄および0少なくとも1種の硫黄基剤
促進剤から成る。硬化系における成分としての金属酸化
物の使用は当業界において周知である。好適な金属酸化
物は、酸化亜鉛であり、塩素化ターポリマー100重量
部当り約1〜10、好ましくは約2〜約5重量部の量で
使用される。
前記の硬化系の成分(iilを構成する元素硫黄は、塩
素化ターポリマー100重量部当り約0.2〜約2重量
部の量で使用される。好適な硫黄基剤促進剤(前記の硬
化系の成分踊))は、塩素化ターポリマー100重量部
当り約0.5〜約3重量部の量で使用され、かつ、テト
ラメチルチウラムジサルファイド(TMTD)のような
チウラムサルファイド、ジメチルジチオカルバミン酸亜
鉛(ZDC)のようなチオカーバメートおよびメルカプ
トベンゾチアジルジサルファイド(MBTS)のような
チアジルおよびベンゾチアジル化合物から選ぶことがで
きる。好ましくは硫黄基剤促進剤は、メルカプトベンゾ
チアジルジサルファイドである。
他の典型的な硬化系は=(11有機過酸化物および(i
il過酸化物活性剤から成る。代表的有機過酸化物には
、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2.5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンおよびジ
クミルパーオキサイド(DjCUP40[商標名コ)が
含まれ、そして塩素化ターポリマー100重量部当り約
%5〜5、好ましくは約1〜3重量部の量で使用される
。有機過酸化物と組合せて使用されろ過酸物活性剤には
、p−キノンジオキシムのようなキノンジオキシム化合
物、ポリエチレングリコールジメタクリレートのような
メタクリレート化合物およびN、  N’  −m−フ
ェニレンジマレイミド(HVA  2 [商78名])
のようなマレイミド化合物が含まれる。過酸化物活性剤
は、塩素化ターポリマー100重量部当り約0.5〜5
、好ましくは約1〜3rfXm部の量で使用される。
本発明の塩素化エチレン−αオレフィン−非共役ジオレ
フィンターポリマーは、(it金属酸化物および111
)アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂から成る硬
化系を使用して加硫できる。好適な金属酸化物は酸化亜
鉛であり、塩素化ターポリマー100重ffi部当り約
1〜10、好ましくは約2〜約5重量部の量で使用され
る。硬化系の第2戊分は、アルキルフェノールホルムア
ルデヒド樹脂であり、その代表的例は商用として入手で
きる5P−1045(商標名)であり、塩素化ターポリ
マー100重量部当り約0.5〜5、好ましくは約1〜
4重量部の量で使用される。
最終加硫ゴムに改良された強度特性を付与するために各
種のカーボンブラックおよび微細に分割されたシリカの
ような強化剤の使用は当業界において周知である。本発
明の実施における好適なカーボンブラックは、周知のフ
ァーネスブラックおよびチャンネルブラックであり、好
ましくはファネスブラックであり、塩素化ターポリマー
100重量部当り約30〜約1001好ましくは約50
〜約80重量部の全て使用される。
炭化水素エキステンダー油、酸化防止剤、オゾン亀裂防
止剤、加工助剤、および粘着付与剤もエチレン−αオレ
フィン−非共役ジオレフィン型ゴム状ポリマー配合用と
して通常の方法および通常の量で添加できる。
本発明の加硫性ゴム組成物の各種成分の混合方法には特
定の制約はない。一般に、2段階の配合法で行うのが好
ましい。第1段階において、ポリマーをカーボンブラッ
ク、炭化水素エキステンダ浦、酸化防止剤、加工助剤お
よび粘着付与剤を含む慣用の配合成分と混合する。配合
工程の第2段階において、bTましくは硬化活性剤を、
通常的60℃を超えない温度で作動しているゴム練機ま
たは密閉ミキサー中において上記のコンパウンドに添加
する。このコンパウンドは約150°〜約260℃の温
度で約5〜約60分間加熱することによる慣用の方法で
硬化して物理的性質の所望のバランスを有するエラスト
マー加硫ゴムを形成する。物理的性質とは、硬さ、10
0%伸びでのモジュラス、300%伸びでのモジュラス
を含む伸びおよび強度特性、破断点引張強さを表わす。
従って、前記の加硫ゴムは、2−エチリデン−5−ノル
ボルネン、ジシクロペンタジェンおよび1゜4−ヘキサ
ジエンのような非共役ジオレフィンを裁割とする慣用の
塩素化エチレン−プロピレン−非共役ジオレフィンター
ポリマーが現在使用されている物品への使用に適してい
る。
次の実施例で本発明を説明するが、これらが本発明の範
囲を限定するものではない。別記しない限り、すべての
部は重量部である。
実施例1 キラルメタロセンビス(テトラヒドロインデニル)エタ
ンジルコニウムクロライドおよびメチルアルミノキサン
触媒系を使用し、−5℃でトルエン中のエチレン、プロ
ピレンおよび7−メチル1.6−オクタジエンを重合さ
せることによってエチレン−プロピレン−7−メチル−
1,6−オクタジエンターポリマーゴムを製造した。核
磁気共鳴(NMR)および赤外(IR)分光分析および
ポリスチレン分子量当量として分子量を71111定し
たケル透過クロマトグラフィ (G P C)によるタ
ーポリマーの特徴づけによって、ターポリマーゴムが5
0モル%のエチレン、49モル%のプロピレンおよび1
.6モル%の7−メチル−1,6−オクタジエンから成
り、127,000の数平均分子m (Mn) 、34
8,600の重量平均分子m(Mw)および2.75の
多分散性(Mw/Mn)を有することが示された。
前記のターポリマーゴム100 g t[000m i
のn−ヘキサンに溶解させた。かく袢機、入口バルブを
篩えた31のガラス反応器中のこのセメントに1 oo
m*の水を添加し、得られた混合物を]0分間はげしく
かく拌し、セメント中に水を完全に分散させた。周囲光
線を遮断するために反応器をアルミニウム箔で包み、次
いて約50m1四塩化炭素中の3.1gの塩素をかく拌
しながら添加した。3分後に、約40m1の水中の1.
9gの水酸化ナトリウムを添加し、反応混合物をさらに
10分間はげしくかく押して反応の間生成した塩化水素
を完全に中和させた。次いで、反応混合物を約3500
mlのメタノール中に注ぐことによってポリマーを凝固
させた。ポリマーをメタノールで3回完全に洗浄し、室
温で液体を流下させ、そして真空炉中、周囲温度で約1
6時間乾燥させた。ポリマーを0.2gのlrgano
x 1076 (商+1名) 、0. 5 gのステア
リン酸カルシウムおよび0.1−gのParaplex
 G −62(商標名)と共に10100O!のn−へ
キサン中に溶解させた。
次いでポリマー溶酸を約3000mj2のアセトン中に
注ぐことによってポリマーを凝固させた。ポリマーを室
温で液を流下させ、真空炉中、周囲温度で約16時間乾
燥させ、そして最後に2本ロール機上約50℃で乾燥さ
せた。かようにして得られた塩素化ターポリマーは、1
.8重量%の塩素を含有し、かつ、47のMoony粘
度(ML 1+4.100℃)を有した。
ポリエチレンフィルムで包んだ35gのポリマー試料を
、熱空気炉中、80°Cで2日、7日および20日老化
させ、次いでそれぞれの試料のMoony粘度を測定す
る促進老化試験を行うことによって塩素化ターポリマー
の長期間安定性を評価した。第1表に示す結果では、前
記の期間にわたってMoony粘度に本質的変化はなか
ったことは塩素化ターポリマーの固有の安定性を証明し
ている。
実施例2 この実施例は本発明のものではなく、比較の目的で示す
Po1ysar LImiLed、5arnia、0n
Lario、Canadaによって販売されている商標
名EPDM345のエチレン−プロピレン−5−エチリ
デン−2−ノルボルネンターポリマー、100gを使用
したのを除いて木質的に実施例1の方法で行った。この
ポリマーは、エチレン:プロピレン重量比−74:2B
、およびE P D Mに基づいて4.3g1%の5−
エチリデン−2−ノルボルネン含量、M n −110
,000、Mw−262,000およびMw/Mn−2
,4を有した。塩素化反応用には、約40m1の四塩化
炭素中の2.55gの塩素を使用し、そして、この反応
によって形成した塩化水素の中和用には、約30m1の
水中の1.6gの水酸化ナトリウムを使用した。かよう
にして得られた塩素化ターポリマーは、1.  if!
ff1%の塩素を含有し、がっ、45のMoony粘度
(ML1+4.100℃)を有した。
結果を第1表に示すが促進老化試験では、20日間でM
oony粘度は連続的に増加することが明らかになった
実施例3 基材のエチレン−プロピレン−7−メチル−1゜6−オ
クタジエンターボリマーが56モル%のエチレン、38
モル%のプロピレンおよび6モル%の7−メチル−1,
6−オクタジエンから成り、Mn−111,000、M
w−303,000およびMw/Mn−2,7を有する
以外は本質的に実施例1の方法によって行った。ターポ
リマーの塩素化は、約160m1の四塩化炭素中の10
.9゜の塩素を使用し、反応において形成した塩化水素
の中和には約130rr+1の水中の6.7gの水酸化
ナトリウムを使用して行った。かように得られた塩素化
ターポリマーは、5.3重量%の塩素を含有し、かつ、
27のMoony粘度(ML、、4.100℃)を有し
た。
結果を第1表に示すこの塩素化ターポリマーの促進老化
試験では、20日間にわたりMoony粘度に本質的変
化がなかったことが明らかになった。
実施例4 この実施例は本発明外であり、比較の目的で示す。
Po1ysar Lim1Lcd、5arnia、0n
tario、Canadaによって販売されている商標
名EPDM585のエチレン−プロピレン−5−エチリ
デン−2−ノルボルネンターポリマー、100gを使用
したのを除いて本質的に実施例1の方法に従った。この
ポリマーは、エチレン:プロピレン重量比−62:38
を有し、EPDMに基づいて10.9重量%の5−エチ
リデン−2−ノルボルネンを含有し、かつ、Mn = 
11.9.’ 000、Mw−312,000およびM
w/Mn−2,6を有した。
塩素化反応には、約100m!!の四塩化炭素中の6.
4gの塩素を使用し、該反応において形成した塩化水素
の中和には約80m1の水中の4.0gの水酸化ナトリ
ウムを使用した。かように得られた塩素化ターポリマー
は、1.5重量%の塩素を含有し、かつ、81のMoo
ny粘度(MLl+4.100℃)を有した。
結果を第1表に示すが、塩素化ターポリマーの促進老化
試験では、2日以内にMoony粘度の非常に実質的な
増加を示し、そして7日以内に塩素化ターポリマーは、
Moony粘度値を得ることができない程度に架橋した
実施例5 エチレン−プロピレン−5−(5−メチル−4−ヘキセ
ニル)−2−ノルボルネンターポリマーが、バナジウム
アセチルアセトネートおよびジエチルアルミニウムクロ
ライド触媒系を使用してシクロヘキサン中、0℃で重合
させることによって製造できる。次いで、重合をアルコ
ールで急冷し、そして、ターポリマーを水蒸気ストリッ
ピングによって回収する。エチレン−プロピレン−5−
(5−メチル−4−ヘキセニル)〜2−ノルボルネンは
次の方法により、分子塩素を使用して塩素化できる。タ
ーポリマーゴムをn−へキサン中に溶解させる。反応器
中のこのセメントに、次に水を添加し、得られた混合物
を10分間はげしくかく拌し、セメント中に水を完全に
分散させる。周囲の光を遮断するためにアルミニウム箔
で包んだ反応器にかく拌しなから四塩化炭素中の分子塩
素溶液を添加する。3分後に水酸化ナトリウムの水性溶
液を添加し、反応混合物をさらに10分間はげしくか<
1fシて反応の間生成した塩化水素を完全に中和する。
次いでポリマーをメタノールで凝固させ、メタノールで
完全に洗浄し、液を流下させ次に真空炉中、周囲温度で
乾燥させる。次に、ポリマーをIrganox 107
6 (商漂名)、ステアリン酸カルシウムおよびI’a
raplex G −62(商僚名)と共にn−ヘキサ
ン中に溶解させ、アセトンで凝固させ、液を流下させ、
そして真空炉中、周囲温度で乾燥させる。
アリル状に塩素化したエチレン−プロピレン−5−(5
−メチル−4−ヘキセニル)−2−ノルボルネンの長門
間安定性は、ポリマー試料をポリエチレンフィルムで包
んて熱空気炉中、80℃で2日、7日および20日間老
化させる促進老化試験を行い、次いでそれぞれの試料の
14oony粘度を測定することによって評価できる。
第1表 実施例 3 (比較例) (比較例) (ML  l+4、 10O℃) 未老化 7 5 7 I 80℃で2 日間老化 7 9 30.5 00 80℃で7 日間老化 8 4 1 小片 80℃で20日間老化 49.5 1 33.3 小片 同一条件下での2種の塩素化エチレン−プロピレン−7
−メチル−1,6−オクタジエンターボリマーの促進老
化試験結果と2種の塩素化エチレン−プロピレン−5−
エチリデン−2−ノルボルネンターポリマーの促進老化
試験結果の比較から、塩素化ターポリマーの最終の長期
安定性に対する基剤エチレン−プロピレン−非共役ジオ
レフィンターポリマー中における非共役ジオレフィンの
構造の重要性を明らかに証明している。基剤ターポリマ
ーの塩素化によって得られるすぐれた粘度安定性を有す
る塩素化エチレン−プロピレン−非共役ジオレフィンは
、基i′i′11ターポリマー中における非共役ジオレ
フィンが、一つのオレフィンがLli置換されており、
かつ、末端および他のオレフィン粘合が三置換されてい
るC7〜C16非環式非J(役ジオレフィンおよびカル
ケニル是が、2〜ノルボルネン環に対してα、βでない
三置換オレフィン結合を有するC5〜C12炭化水素基
である5−アルケニル−2−ノルボルネンであることを
特徴とする橋状環非共役ジオレフィンから成る肝から選
ばれる非共役ジオレフィンである場合のみである。
実施例6 唯一のエラストマーとして、塩素化エチレン〜プロピレ
ン−7−メチル−1,6−−オクタジエンターボリマー
から成る本発明による5種のエラストマー配合物を調製
し、硬化させ、かつ、試験した。比較の目的のため、塩
素化エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノル
ボルネンターポリマーを含有する配合物を調製し、硬化
させ、かつ、同様に試験した。
本発明による配合物においては、使用したターポリマー
は、基剤のエチレン−プロピレン−7−メチル−1,6
−オクタジエンターポリマーが59モル%のエチレン、
42モル%のプロピレンおよび1モル%の7−メチル−
1,6−オクタジエンから威り、塩素化ターポリマーの
重量に基づいて1.2重量%の塩素含量を有する塩素化
エチレン−プロピレン−7−メチル−1,6−オクタジ
エンターボリマーであった。この塩素化ターポリマーは
、M n −100、000、Mw−223,000お
よびMw/Mn−2,2であった。
比較配合物において、裁割のエチレン−プロピレン−5
−エチリデン−2−ノルボルネンターポリマーは、Po
1ysar Lim1ted 、 5arnla、 0
ntario 。
Canadaから販売されているEPDM345の名称
であり、74:46のエチレン:プロピレンff1Q比
を有し、E P D Mに基づいて4.3重量%の5=
エチリデン−2−ノルボルネンを有するものであり、塩
素化ターポリマーの重量に越づいて1.1重量%の塩素
含量を有する新しく製造された塩素化エチレン−プロピ
レン−5−エチリデン−2ノルボルネンターポリマーで
あった。塩素化ターポリマーは、Mn=11.0,00
0、M w = 262.000およびMw/Mn−2
,4であった。
第■表に示した一般配合によって10種の塩素化エチレ
ン−プロピレン−非共役ジオレフィンターポリマーコン
パウンドを製造した。使用した物質は、N−660型商
用製品であるカーボンブラック、および5unper 
2280として販売されている商用製品であるパラフィ
ン油であった。
酸化亜鉛(加硫剤)、硫苦(加硫剤) 、TMTD(テ
トラメチルチウラムジサルファイド:促進剤) 、MB
TS (メルカプトベンゾチアジルジサルファイド:促
進剤)、D! Cup 40C(沈殿炭酸カルシウム上
のジクミルパーオキサイド:加硫剤) 、HVA−2(
N、N’ −m−フェニレンジマレイミド:促進剤)お
よび5P−1045(アルキルフェノールホルムアルデ
ヒド樹脂:加硫剤)は商用として人手できる物質であっ
た。配合は硬化活性剤を除いた全成分をゴム用2本ロー
ル機上で混合することによって行った。ロール機の温度
は、混合工程の始めは周囲温度であり、混合サイクルは
約10〜15分で完了した。配合は周囲温度でゴム用2
本ロール機上で残余成分を添加することによって完了し
た。配合素材をPrecoブレス中において2.461
 kg/cd (35,000psi)の圧力下、16
6℃で約5〜約60分と変化する時間でシートに形成し
、かつ、加硫した;硬化時1ijlは使用した特定の硬
化方式によって変化する。
引張強さ、100%、300%および破断点での最終伸
びでのモジュラスをASTM−D  412−80によ
って測定した。硬さはASTM  D2240−81に
よってType A 5horeデユロメーターを使用
して測定した。加硫ゴムに関する試験結果を第■表に示
す。
試験結果は、本発明によるゴム組成物から得られた加硫
ゴムがこれらを対照配合物との置換として有用なものに
している物理的性質の必要なバランスを有することを示
している。
゛第■表

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩素化エチレン−αオレフィン−非共役ジオレフ
    ィンターポリマーであって、基剤のエチレン−αオレフ
    ィン−非共役ジオレフィンターポリマーが: (i)約40〜80モル96のエチレン、 (ii)約20〜60モル96のC_3〜C_8αオレ
    フィン、および (iii)一つのオレフィン結合が単置換されており、
    かつ、末端にあり、他のオレフィン結合が 三置換されているC_7〜C_1_6非環式非共役ジオ
    レフィン、およびアルケニル基が、2 −ノルボルネン環に対してα,βでない三 置換オレフィン結合を有するC_5〜C_1_2炭化水
    素基である5−アルケニル−2−ノル ボルネンであることを特徴とする橋状環非 共役ジオレフィンから成る群から選ばれる 非共役ジオレフィン、約0.5〜10モル%から成り、
    塩素化ターポリマーの重量に基づいて約0.5〜14重
    量%の塩素含量を有し、貯蔵または高められた温度での
    暴露に対してすぐれた安定性を特徴とする前記の塩素化
    ターポリマー。
  2. (2)C_3〜C_8αオレフィンが、プロピレンおよ
    び1−ブテンから成る群から選ばれる請求項1の塩素化
    ターポリマー。
  3. (3)C_3〜C_8αオレフィンが、プロピレンであ
    る請求項2の塩素化ターポリマー。
  4. (4)非共役ジオレフィンが、3,7−ジメチル−1,
    6−オクタジエン、5,7−ジメチル−1,6−オクタ
    ジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン、5−メチ
    ル−1,4,−ヘキサジエン、6−メチル−1,5−ヘ
    プタジエン、5−(1,5−ジメチル−4−ヘキセニル
    )−2−ノルボルネン、5−(3,5−ジメチル−4−
    ヘキセニル)−2−ノルボルネン、5−(5−メチル−
    4−ヘキセニル)−2−ノルボルネン、5−(4−メチ
    ル−3−ペンテニル)−2−ノルボルネンおよび5−(
    3−メチル−2−ブテニル)−2−ノルボルネンから成
    る群から選ばれる請求項3の塩素化ターポリマー。
  5. (5)非共役ジオレフィンが、3,7−ジメチル−1,
    6−オクタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン
    、5−(5−メチル−4−ヘキセニル)−2−ノルボル
    ネンおよび5−(3−メチル−2−ブテニル)−2−ノ
    ルボルネンから成る群から選ばれる請求項4の塩素化タ
    ーポリマー。
  6. (6)基剤のエチレン−αオレフィン−非共役ジオレフ
    インターポリマーが、 (i)約40〜80モル%のエチレン、 (ii)約20〜60モル%のC_3〜C_8αオレフ
    インおよび (iii)一つのオレフィン結合が単置換されており、
    かつ、末端および他のオレフィン結合が三 置換されているC_7〜C_1_6非環式非共役ジオレ
    フィンおよびアルケニル基が2−ノル ボルネン環に対してα,βでない三置換オ レフィン結合を有するC_5〜C_1_2炭化水素基で
    ある5−アルケニル−2−ノルボルネ ンであることを特徴とする橋状環非共役ジ オレフィンから成る群から選ばれる非共役 ジオレフィン、約0.5〜10モル% から成り、塩素化ターポリマーの重量に基づいて約2〜
    7重量%の塩素含量を有する請求項1の塩素化ターポリ
    マー。
  7. (7)C_3〜C_8αオレフィンが、プロピレンおよ
    び1−ブテンから成る群から選ばれる請求項6の塩素化
    ターポリマー。
  8. (8)C_3〜C_8αオレフィンが、プロピレンであ
    る請求項7の塩素化ターポリマー。
  9. (9)非共役ジオレフィンが、3,7−ジメチル−1,
    6−オクタジエン、5,7−ジメチル−1,6−オクタ
    ジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン、5−メチ
    ル−1,4−ヘキサジエン、6−メチル−1,5−ヘプ
    タジエン、5−(1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)
    −2−ノルボルネン、5−(3,5−ジメチル−4−ヘ
    キセニル)−2−ノルボルネン、5−(5−メチル−4
    −ヘキセニル)−2−ノルボルネン、5−(4−メチル
    −3−ペンテニル)−2−ノルボルネンおよび5−(3
    −メチル−2−ブテニル)−2−ノルボルネンから成る
    群から選ばれる請求項7の塩素化ターポリマー。
  10. (10)非共役ジオレフィンが、3,7−ジメチル−1
    ,6−オクタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエ
    ン、5−(5−メチル−4−ヘキセニル)−2−ノルボ
    ルネンおよび5−(3−メチル−2−ブテニル)−2−
    ノルボルネンから成る群から選ばれる請求項9の塩素化
    ターポリマー。
  11. (11)基剤のエチレン−プロピレン−非共役ジオレフ
    ィンターポリマーが: (i)約45〜75モル%のエチレン、 (iii)約30〜55モル%のプロピレン、および(
    iii)3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、7
    −メチル−1,6オクタジエン、5− (5−メチル−4−ヘキセニル)−2−ノ ルボルネンおよび5−(3−メチル−2− ブテニル)−2−ノルボルネンから成る群 から選ばれる非共役ジオレフィン、約1〜 6モル% から成る請求項10の塩素化ターポリマー。
  12. (12)基剤のエチレン−αオレフィン−非共役ジオレ
    フィンターポリマーが: (i)約40〜80モル%のエチレン、 (ii)約20〜60モル%のC_3〜C_8αオレフ
    ィンおよび (iii)一つのオレフィン結合が単置換されており、
    かつ、末端および他のオレフィン結合が三 置換されているC_7〜C_1_6非環式非共役ジオレ
    フィンおよびアルケニル基が、2−ノ ルボルネン環に対してα,βでない三置換 オレフィン結合を有するC_5〜C_1_2炭化水素基
    である5−アルケニル−2−ノルボル ネンであることを特徴とする橋状環非共役 ジオレフィンから成る群から選ばれる非共 役ジオレフィン、約0.5〜10モル% から成り、アリル位置で置換されている約0.5〜約1
    4重量%の塩素を含有し、貯蔵または高められた温度で
    の暴露にすぐれた安定性を特徴とする塩素化エチレン−
    αオレフィン−非共役ジオレフィンターポリマーの製造
    方法であって: (A)不活性有機溶剤1容積当り約0〜10容量%の水
    が分散されている該不活性有機溶剤 中に前記の基剤エチレン−αオレフィン− 非共役ジオレフィンターポリマーの溶液を 形成し、 (B)所望程度の塩素化を得るのに十分な量の分子塩素
    をターポリマー溶液に添加し、 (C)光の不存在または殆んど不存在下で、得られた溶
    液を約0°〜50℃の温度で処理し、それによってエチ
    レン−αオレフィン−非 共役ジオレフィンターポリマーを塩素化し、(D)塩素
    化エチレン−αオレフィン−非共役ジオレフィンターポ
    リマーの溶液に、該溶液 を中和するのに十分な量のアルカリ性溶液 を添加し、そして (E)溶液から塩素化エチレン−αオレフィン−非共役
    ジオレフィンターポリマーを回収す る ことを特徴とする前記の塩素化ターポリマーの製造方法
  13. (13)分子塩素を、クロロホルムおよび四塩化炭素か
    ら選ばれる有機溶剤に溶解させる請求項12の方法。
  14. (14)温度が約15°〜約35℃である請求項13の
    方法。
  15. (15)C_3〜C_8αオレフィンが、プロピレンで
    ある請求項14の方法。
  16. (16)非共役ジオレフィンを、3,7−ジメチル−1
    ,6−オクタジエン、5,7−ジメチル−1,6−オク
    タジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン、5−メ
    チル−1,4−ヘキサジエン、6−メチル−1,5−ヘ
    プタジエン、5−(1,5−ジメチル−4−ヘキセニル
    )−2−ノルボルネン、5−(3,5−ジメチル−4−
    ヘキセニル)−2−ノルボルネン、5−(5−メチル−
    4−ヘキセニル)−2−ノルボルネン、5−(4−メチ
    ル−3−ペンテニル)−2−ノルボルネン、および5−
    (3−メチル−2−ブテニル)−2−ノルボルネンから
    成る群から選ぶ請求項15の方法。
  17. (17)不活性有機溶剤を、C_6〜C_7飽和脂肪族
    炭化水素、C_7およびC_8芳香族炭化水素、C_6
    およびC_7脂環式炭化水素並びにC_1ハロゲン化炭
    化水素から成る群から選ぶ請求項16の方法。
  18. (18)不活性有機溶剤を、ヘキサン、シクロヘキサン
    、クロロホルムおよび四塩化炭素から成る群から選ぶ請
    求項17の方法。
  19. (19)基剤のエチレン−αオレフィン−非共役ジオレ
    フィンターポリマーが: (i)約40〜80モル%のエチレン、 (ii)約20〜60モル%のC_3〜C_8αオレフ
    ィン、および (iii)一つのオレフィン結合が単置換されており、
    かつ、末端および他のオレフィン結合が三 置換されているC_7〜C_1_6非環式非共役ジオレ
    フィンおよびアルケニル基が、2−ノ ルボルネン環に対してα,βでない三置換 オレフィン結合を有するC_5〜C_1_2炭化水素基
    である5−アルケニル−2−ノルボル ネンであることを特徴とする橋状環非共役 ジオレフィンから成る群から選ばれる非共 役ジオレフィン、約0.5〜10モル% から成り、アリル位置で置換されている約0.5〜約1
    4重量%の塩素を含有し、貯蔵または高められた温度で
    の暴露に対してすぐれた安定性を特徴とする塩素化エチ
    レン−αオレフィン−非共役ジオレフィンターポリマー
    の製造方法であって:(A)不活性有機溶剤中の該基剤
    エチレン−αオレフィン−非共役ジオレフィンターポリ
    マ ー溶液を形成し、 (B)該ターポリマー溶液に、N−クロロアミドの群か
    ら選ばれる塩素化剤を所望程度の塩 素化を得るのに十分な量で添加し、 (C)光の不存在または殆んど不存在下で、得られた溶
    液を約15°〜約30℃の温度で処 理し、それによってエチレン−αオレフィ ン−非共役ジオレフィンターポリマーを塩 素化し、そして (D)溶液から塩素化エチレン−αオレフィン−非共役
    ジオレフィンターポリマーを回収す る 工程から成ることを特徴とする前記の方法。
  20. (20)C_3〜C_8αオレフィンがプロピレンであ
    る請求項19の方法。
  21. (21)C_7〜C_1_6非共役ジオレフィンを、3
    ,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、5,7−ジメ
    チル−1,6−オクタジエン、7−メチル−1,6−オ
    クタジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、6−
    メチル−1,5−ヘプタジエン、5−(1,5−ジメチ
    ル−4−ヘキセニル)−2−ノルボルネン、5−(3,
    5−ジメチル−4−ヘキセニル)−2−ノルボルネン、
    5−(5−メチル−4−ヘキセニル)−2−ノルボルネ
    ン、5−(4−メチル−3−ペンテニル)2−ノルボル
    ネンおよび5(3−メチル−2−ブテニル)−2−ノル
    ボルネンから成る群から選ぶ請求項20の方法。
  22. (22)不活性有機溶剤を、ジクロロメタン、クロロホ
    ルムおよび四塩化炭素から成る群から選ぶ請求項21の
    方法。
  23. (23)塩素化剤が、1,3−ジクロロ−5,5−ジメ
    チルヒダントインである請求項22の方法。
  24. (24)(A)基剤のエチレン−αオレフィン−非共役
    ジオレフィンターポリマーが: (i)約40〜80モル%のエチレン、 (ii)約20〜60モル%のC_3〜C_8αオレフ
    ィン、および (iii)一つのオレフィン結合が単置換されており、
    かつ、末端および他のオレフィン結合が三 置換されているC_7〜C_1_6非環式非共役ジオレ
    フィンおよびアルケニル基が、2−ノ ルボルネン環に対してα,βでない三置換 オレフィン結合を有するC_5〜C_1_2炭化水素基
    である5−アルケニル−2−ノルボル ネンであることを特徴とする橋状環非共役 ジオレフィンから成る群から選ばれる非共 役ジオレフィン、約0.5〜10モル% から成り、塩素化ターポリマーの約0.5 〜14重量%の塩素含量を有する塩素化エ チレン−αオレフィン−非共役ジオレフィ ンターポリマー、100重量部、および (B)硬化活性剤 から成ることを特徴とする加硫性ゴム組成物。
  25. (25)C_3〜C_8オレフィンが、プロピレンおよ
    び1−ブテンから成る群から選ばれる請求項24の加硫
    性ゴム組成物。
  26. (26)C_3〜C_8αオレフィンがプロピレンであ
    る請求項25の加硫性ゴム組成物。
  27. (27)非共役ジオレフィンが、3,7−ジメチル−1
    ,6−オクタジエン、5,7−ジメチル−1,6−オク
    タジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン、5−メ
    チル−1,4−ヘキサジエン、6−メチル−1,5−ヘ
    プタジエン、5−(1,5ジメチル−4−ヘキセニル)
    −2−ノルボルネン、5−(3,5−ジメチル−4−ヘ
    キセニル)−2−ノルボルネン、5−(5−メチル−4
    −ヘキセニル)−2−ノルボルネン、5−(4−メチル
    −3−ペンテニル)−2−ノルボルネンおよび5−(3
    −メチル−2−ブテニル)−2−ノルボルネンから成る
    群から選ばれる請求項26の加硫性ゴム組成物。
  28. (28)非共役ジオレフィンが、3,7−ジメチル−1
    ,6−オクタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエ
    ン、5−(5−メチル−4−ヘキセニル)−2−ノルボ
    ルネンおよび5−(3−メチル−2−ブテニル)−2−
    ノルボルネンから成る群から選ばれる請求項27の加硫
    性ゴム組成物。
  29. (29)硬化活性剤が、約1〜約10重量部の酸化亜鉛
    、約0.2〜約2重量部の元素硫黄および約0.5〜約
    3重量部の少なくとも1種の硫黄基剤促進剤から成る請
    求項28の加硫性ゴム組成物。
  30. (30)酸化亜鉛の量が、約2〜約5重量部であり、そ
    して、硫黄基剤促進剤がメルカプトベンゾチアジルジサ
    ルファイドである請求項29の加硫性ゴム組成物。
  31. (31)硬化活性剤が、約0.5〜5重量部の有機過酸
    化物および約0.5〜約5重量部の過酸化物活性剤から
    成る請求項28の加硫性ゴム組成物。
  32. (32)有機過酸化物が、ジ−t−ブチルパーオキサイ
    ド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
    キシ)ヘキサンおよびジクミルパーオキサイドから成る
    群から選ばれ、そして過酸化物活性剤がp−キノンジオ
    キシム、ポリエチレングリコールジメタクリレートおよ
    びN,N’−m−フェニレンジマレイミドから成る群か
    ら選ばれる請求項31の加硫性ゴム組成物。
  33. (33)硬化活性剤が、約1〜10重量部の酸化亜鉛お
    よび約0.5〜約5重量部のアルキルフェノールホルム
    アルテヒド樹脂から成る請求項28の加硫性ゴム組成物
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