JPH03181425A - アルキルアロマチックスの異性化法 - Google Patents

アルキルアロマチックスの異性化法

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JPH03181425A
JPH03181425A JP32246589A JP32246589A JPH03181425A JP H03181425 A JPH03181425 A JP H03181425A JP 32246589 A JP32246589 A JP 32246589A JP 32246589 A JP32246589 A JP 32246589A JP H03181425 A JPH03181425 A JP H03181425A
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zeolite
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JP32246589A
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W Andrian Sashtoller J
ジェイ.ダヴリュ.アドリアン サッシュトラー
Joe Lawson R
アール.ジョー ロウソン
L Rambert Susan
スーザン エル.ラムバート
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C5/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms
    • C07C5/22Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms by isomerisation
    • C07C5/27Rearrangement of carbon atoms in the hydrocarbon skeleton
    • C07C5/2702Catalytic processes not covered by C07C5/2732 - C07C5/31; Catalytic processes covered by both C07C5/2732 and C07C5/277 simultaneously
    • C07C5/2724Catalytic processes not covered by C07C5/2732 - C07C5/31; Catalytic processes covered by both C07C5/2732 and C07C5/277 simultaneously with metals

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は改良された炭化水素変換方法に関するものであ
る。更に詳しくは、キシレンの異性化及びエチルベンゼ
ンの変換の改良された方法に関する。
〔従来の技術〕
キシレン5所謂オルソ−キシレン、メタ−キシレン及び
パラ−キシレンは重要な化学物質であり、そして工業に
広くそして種々使用される。
オルソ−キシレンはフタル酸無水物の製造の反応剤であ
る。メタ−キシレンは可塑剤、アゾ染料、木材保存剤等
の製造に使用される。パラ−キシレンは酸化してテレフ
タル酸を得、合或繊維の製造に使用される。
各キシレン異性体が有する重要な応用の結果、特定のキ
シレンを高濃度に製造し得ることはしばしば極めて重要
である。これは望ましいキシレン異性体の低含有混合物
のキシレン異性体の不平衡混合物を平衡濃度に近い混合
物に変換することにより達成することができる。種々の
触媒及び方法が異性化方法を達成するために試みられて
いる0例えば、塩化アルミニウム、弗化硼素、液体弗化
水素酸及び弗化水素酸と弗化硼素の混合物のような触媒
がキシレン混合物の異性化に使用できることは公知であ
る。
工業的に、キシレンの異性化及びエチルベンゼンの変換
はパラ−キシレンの製造に実施される。この目的の典型
的な方法は次の工程からなっている、(a)異性化反応
域でC8アルキルアロマチック混合物を異性化し平衡に
近くする、(b)パラ−キシレンを例えば、パラ−キシ
レンに富んだ流れと他のキシレンに富んだ流れを得る分
子篩技術、を使用して分離する、(c) ftaのキシ
レンに富んだ流れを異性化反応域に再循環する。
本発明は特に直接パラ−キシレン製造のすべての方法に
使用される異性化反応工程に関する。
この異性化反応工程で考察される重要な指針はキシレン
平衡の達成に接近する度合である。平衡への接近は高C
8アロマチツク環が高変換においての減少(即ち、平衡
に極めて近ずく)と多くの未変換エチルベンゼン、オル
ソ−キシレン及びメタ−キシレンの多量の再循環による
高実効費との間で適宜勘案される。また再循環流がC8
アロマチツクスの水素化から得られたC8ナフテンであ
ることも寄与される。
パラ−キシレン収量を最大にするために平衡を終らせる
異性化方法を行わせることが望ましいし、しかしながら
、副反応により多くの環化C8が減少することを伴う。
環化C8炭化水素はキシレン、エチルベンゼン及びC8
ナフテンを含む、キシレン平衡と環化C8減少の関係は
選択された触媒で測られる。かくして、環化C8減少を
最小にし最大のパラ−キシレンの収量を得る触媒組成の
開発が強く望まれている。
多くの触媒が上記のようなキシレン異性化法に用いる目
的にされた。、最近、特許の多くは異性化並びにC8ア
ルキルアロマチツクスの変換のため結晶アルミノシリケ
ートゼオライト−含有触媒が用いられることを開示して
いる。結晶アルミノシリケートは一般的にゼオライトと
され、実験式 %式% として表示される。
式中、nは一般的に■又は■属の原素、特に。
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ス
トロンチュム又はバリウムの原子価である。モしてXは
一般に2と等しいか又は大である。ゼオライトは5i0
4とAQ04四面体の三元ネットワークで構成され各角
は酸素原子で結合した骨核構造をしている。5iOz/
AQzO3割合の高いゼオライトは異性化触媒の成分と
して注目される。このようにSiO□の高い割合のゼオ
ライトの代表的なものはモルデナイト及びZSMの種々
の型のものが含まれる。ZSM系のゼオライトはアルミ
ニウム原子にガリウム原子が置換して製造される1例え
ばアメリカ特許第4,585,641号、ゼオライト成
分に成る金属促進剤及び無機酸化物マトリックスが加え
られ異性化触媒方式の中に含まれる。無機酸化物の例は
シリカ、アルミナ及びそれらの混合物が含まれる。金属
促進剤は周期律表の■属又は■属の金属のようなもので
、脱水素化機能を与えるに使用される。
酸性機能は無機酸化物マトリックス、ゼオライト及び両
者により供給することができる。アルキルアロマチック
スの異性化のゼオライト含有触媒を使用する場合、酸性
側の強さ、ゼオライト穴の径及びゼオライト表面積のよ
う々特性が重要な要素となる。これらの特性の変化はト
ランスアルキル化のような副反応を減少させ、環化C8
の損失の許容するレベルを保つため要求される。
触媒が上記成分で構成され、そして後記の方法で使用さ
れたらば、エチルベンゼンを含むキシレンの非平衡混合
物の変換の改良された方法が得られることを見出した。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の主目的は異性化される炭化水素の異性化の新規
方法を提供するにある。更に詳しくは本発明は、アルキ
ルアロマチック炭化水素の最小の損失を有するアルキル
アロマチック炭化水素の異性化の方法を目的とするもの
である。
本発明の広い具体化は少なくとも1の■属金属成分、ガ
リウム−置換ペンタシルゼオライト及びジルコニア−ア
ルミナマトリックスよりなる触媒を使用して異性化され
る炭化水素の異性化の方法に直接に向けられる。
他の具体化はエチルベンゼンを含むキシレンの非平衡混
合物よりなる原料流の異性化をその原料を水素の存在下
約300乃至500℃の温度、約69乃至6895kP
a (ga)の圧力、流時速約0.5乃至約10hr 
’で少なくとも1の■属金属成分、ガリウム−置換ペン
タシルゼオライト及びジルコニア−アルミナマトリック
スよりなる触媒と接触させることによりなる方法で行う
ことである。
関係するアメリカ特許第4,331,822号及び第4
,485,185号(小野寺ら)はシリカ−アルミナペ
ンシタシルゼオライトにプラチニウム及び第2の金属を
加えた触媒を使用することを教示する。
しかしながら、ガリウム−置換ペンタシルゼオライト及
びジルコニア−アルミナマトリックスの使用もこれらの
例では知られていない。他の例は、アメリカ特許第4.
584.423号〔ナカムリ(Nacamuli)ら〕
はエチルベンゼンを含むキシレンの非平衡混合物を水素
の不存在下ガリウムがアルミニウムに置換されていても
よいペンタシルゼオライトを含む触媒を使用して異性化
する方法を教示している。この例はジルコニア−アルミ
ナマトリックスも■属金属の複合の利用も記述していな
い。
シリカ−アルミナを含むペンタシルゼオライトよりなる
種々の異なる触媒を用いたヘビーリホーメートの変換は
アメリカ特許第4,066.531号〔オーウエン(O
ven)ら〕で教示されている。クレー、アルミナ及び
シリカを配合したジルコニアの利用は好適な結合材料と
して知られている。
しかしながら、これにはガリウム−置換ペンアシルゼオ
ライトと他の本発明の取分とを配合したものの利用は知
られていない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はC8アロマチック炭化水素の非平衡混合物の異
性化並びに変換方法に関する。この方法は少なくとも1
の■属金属成分、アルミニウム原子の一部をガリウム原
子で置換したペンタシルゼオライト及びジルコニア−ア
ルミナよりなるマトリックス材料よりなる触媒を使用す
る方法である。本発明は公知方法によるC8アロマチツ
クスの高い損失なくして、パラ−キシレンの多量の収量
により、キシレン平衡に極めて近い方法を提供する。
本発明の方法は一般式: %式% 式中nは2乃至5の整数である。そしてRはCH3、C
2H5、C3H7又はC4H9であり、その如何々る配
合及びそれらの全ての異性体を含んでいる。好適なアル
キルアロマチック炭化水素は例えば、オルソ−キシレン
、メタ−キシレン、パラ−キシレン、エチルベンゼン、
エチルトルエン、トリメチルベンゼン、ジエチルベンゼ
ン、トリエチルベンゼン、メチルプロピルベンゼン、エ
チルプロピルベンゼン、ジイソプロピル−ベンゼン、ト
リイソプロピルベンゼン等及びこれらの混合物が含まれ
る。
エチルベンゼン及びキシレンを含む如何なるアロマチッ
クC8混合物は本発明の方法に原料として使用できる。
一般にこのような混合物は約5〜50重量%の範囲で含
まれ、オルソ−キシレンは約0〜35重量%の範囲で含
まれ、メタ−キシレンは約20〜95重量%の範囲で含
まれそしてパラ−キシレンは約0−15重量%の範囲で
含まれる。
前記CBアロマチックスは非平衡混合物よりなる。本方
法の原料のC8アロマチツクスに非アロマチック炭化水
素、即ちナフテン及びパラフィンが30重量%以上の量
含まれていてもよい。
異性化されるアルキルアロマチック炭化水素は種々の石
油精製流、例えば、各成分として又は選択分別及びガス
油接触クラックの蒸留により得られた成る沸点範囲のフ
ラクションとして利用される。本発明の方法は異性化さ
れるアロマチック炭化水素の変換に、それらが種々の流
中の小量存在する場合利用することができる。
本発明の方法に使用される異性化されるアロマチック炭
化水素は濃縮する必要は々い。本発明の方法は特定のキ
シレン異性体、特にパラ−キシレン、の製造に改質する
ような流を含むアルキルアロマチックスの異性化ができ
る。かくして、ガソリンの価値から高度の石油化学価値
に改質向上させる。
本発明の方法に従えば、アルキルアロマチック炭化水素
投入仕入品は、好適には水素と混合し、後述の型の触媒
とアルキルアロマチック炭化水素異性化域中で接触され
る。接触は固定床方式、移動床方式、流動床方式中又は
バッチ式操作を用いて効果的に行うことができる。有効
触媒の摩損の危険性並びに操作の有利性から見て、固定
床方式を使用するのが好適である。この方式において、
水素に富んだガス及び投入仕入品は適宜の加熱手段で望
ましい反応温度に予熱され、そして後触媒の固定床を設
えた異性化域に通す。変換域は1又はそれ以上に分離で
き、反応剤は適宜の方法により各域の入口において望ま
しい異性化温度が保持される0反応物は触媒床の上方、
下方又は放射状の流れの何れかで触媒床と接触し、そし
て反応物は触媒と接触する時は液相、液−気相又は気相
であることが特徴である。
異性化の本発明の方法において異性化されるアルキルア
ロマチック炭化水素は好適にはアルキルアロマチックス
と後述の異性化触媒を有する反応域中で固定触媒床と炭
化水素を下方流又は放射流で床を通過させて接触を効果
的にする。
一方適当なアルキルアロマチックス異性化条件、約0−
600℃又はそれ以上の範囲の温度、約101kPa(
abs)〜10.340kPa(ga)又はそれ以上の
圧力のような条件に保持する。好適には、操作温度は約
300−500℃の範囲であり、そして、圧力は約69
乃至約6,895kPa(ga)の範囲である。炭化水
素は、好適には水素と水素/炭化水素モル割合約0,5
:1乃至約25=1又はそれ以上で混合して通される。
そして炭化水素の流時速は約0.1〜約20hr ’ま
たはそれ以上で、最適には0.5〜1O−1である。池
の不活性希釈剤は窒素、アルゴン等が存在する。
特別の生成物の回収に使用される方法は本発明において
は特に必要としない。公知の回収方法が使用できる9代
表的に、反応流出物は濃縮され、水素及び軽炭化水素成
分はフラッジ分離により除かれる。濃縮液体生成物は後
に分別法により更に望む液体生成物を精製する。成る例
においては、オルソ−キシレンのような特定の生成物を
回収するには選択分別により行うのが望ましい、最適の
例は、液体キシレン生成物はパラ−キシレン異性体を選
択的に回収する方法が行われる。パラ−キシレンの回収
は結晶法又は結晶アルミノシリケートを用いた選択吸着
による最も好適な方法により実施することができる。
本発明の触媒は周期律表の■属金属の少くともくとも1
を含む〔コドン(Cotton)及びウィルキンソン(
Wilkinson)、アドバンスト インオーガ=7
り ケミストリー(Advaned Inorgani
cChemistry)(3rd Ed、、1972)
)。好適には、この■属金属はプラチニウムグループ金
属から選ばれる。プラチニウムグループ金属はパラジウ
ム、ロジウム、ルテニウム、オスミウム及びイリジニウ
ムを含み、プラチニウムの使用が好適である。プラチニ
ウムグループ成分は酸化物、硫化物、ハロゲン化物、オ
キシサルファイド等の化合物として又は主要金属又は触
媒の1又はそれ以上の他の成分と組み合わせて微細な触
媒構成4分中に存在させる。最上の結果は主要部に実質
的に全てプラチニウムグループ成分が存在する場合に得
られることは確かである。プラチニラムグループ成分は
一般的に微細触媒構成4分の要素を基として計算して約
0.01乃至約2重量%、含まれている。触媒のプラチ
ニウム含量は約0.1及び1重量%の間が好適である。
好適なプラチニウムグループ成分はプラチニウムであり
、次の好適な金属はパラジウムである。プラチニウムグ
ループ成分は触媒複合成分中にジルコニア−アルミナ材
料と共同沈澱又は同時ゲル化により又はゼオライトのイ
オン−交換又は含浸、及びゼオライト及びジルコニア−
アルミナ複合成分のイオン−交換又は含浸によるような
適宜の方法にて触媒組成中に入れられる。触媒を調製す
る好適な方法は通常プラチニウムグループ金属の水溶性
、分解性化合物が利用される。
例えば、プラチニウムグループ成分は塩化白金酸又は塩
化パラジウム酸水溶液と触媒組成分と混合することによ
って組成々分に加えられる。
塩化水素のような酸は一般的に含浸溶液にプラチニウム
グループ成分が組成部を通して分散する目的で加えられ
る。
■属金属成分をゼオライト及びジルコニア−アルミナ組
成4分に加えた後、得られた組成物は約100乃至約2
00℃の範囲の温度で少くとも2乃至約24時間又はそ
れ以上の間乾燥される、そして最後は約450乃至約6
50℃の範囲の温度で空気又は酸素雰囲気下で約0.5
〜約10時間の間成分が対応する酸化物形に変換させる
ため仮焼又は酸化される。得られた酸化組成4分はそれ
が炭化水素の異性化に使用される前に、実質的に水−不
存在還元工程に供せられる。この工程は■属金属成分を
選択的に還元し要素金属状態にそして触媒中に金属成分
の微細分散を均一に保持するために行われる。好適には
、実質的に純粋なそして乾燥水素流(即ち、20vol
、ppm H2Oより小)がこの工程の還元剤として用
いられる。
還元剤は酸化された触媒と約200乃至約650℃の上
昇された温度を含む条件で約0.5〜10時間の間接触
し■属金属成分の実質的全部を還元し要素金属状態にす
る。
成る場合において、得られた還元触媒組成物は要素基材
を基として約0.05乃至0.5重量%の硫黄を触媒組
成に入れるための前硫化操作を有利に行うことができる
。好適には、この前硫化処理は水素及び適宜の硫化ハロ
ゲン、低分子硫黄、有機硫化物等のような硫黄含有化合
物の存在下行われる。代表的に、この方法は還元された
触媒を水素及び硫化水素のモル当り約10モルの水素を
有する硫化水素との混合物のような硫化ガスで一般的に
約lO°乃至約593℃又はそれ以上の範囲の温度を含
む硫黄の望ましい添加を充分になし得る条件下で処理す
ることよりなる。
この前硫化工程の操作は実質的に水−不存在条件下で実
施する事が一般的に良好な方法である。
ガリウム−置換ペンタシルゼオライトは本発明において
下記の式(酸化物のモル割合によって表わされる)を持
つものが一般的に好適に利用される。
Mz/no ’ WzO3’ Y S i 02’ Z
H20式中Mは原子価nの少くとも1の陽イオンであり
、Wはガリウム及び1又はアルミニウムであり、Yは少
くとも5、好適には少くとも12でありそしてZはO乃
至40である。ゼオライト好適にはペンタシルゼオライ
トのX−線回折特性を持つもノテ、ZSM−5,ZSM
−8,ZSM−11,ZSM−12,ZSM−23及び
ZSM−35,%にZSM−5が好適である。が含まれ
る。
「ペンタシル」は形で選定された(shape−sel
ective)ゼオライトのクラスを記するに使用され
る言葉である。このゼオライトの新しいクラスは本技術
でよく知られている。そして代表的にシリカ/アルミナ
の少くとも約12のモル割合により特徴づけられる。ペ
ンタシルの適当な記載はアメリカ特許筒4.159.2
82号、第4.163゜018号及び第4.278.5
65号にあり、この全ては参照として本文に含まれる。
ゼオライトの構造はガリウム及びシリコン原子のみを含
んでいてもよく又ガリウム、アルミニウム及びシリコン
原子の組合せを含んでいてもよい。ガリウムは5i02
/Ga2O3のモル割合として表わされ、その範囲は2
0:1乃至400:1の範囲でよい。好適なガリウム−
置換ペンタノルゼオライトはゼオライトのガリウム含量
が0.1乃至10重量%の範囲、好適には0.5乃至5
重量%の範囲のZSM−5構造を有する。ガリウム−置
換ペンタシルゼオライトはシリカ原料、Ga2O3の原
料、必要ならAJI203の原料及び選択的に有機母型
化合物によりなる反応混合物から結晶化によって製造す
ることができる。ゼオライトの製造はこの技術の熟練者
が特別な製法を用いずに行うことができる。
本発明の触媒は1乃至20重量%ガリウムー置換ZSM
−5ゼオライトが好適である。最適はガリウム−置換Z
SM−5ゼオライトの1〜20重量%及びジルコニア−
アルミナマトリックス80〜99重量%よりなる触媒で
ある。
本発明による触媒はジルコニア−アルミナマトリックス
を含んでいる。このマトリックスは夫々、基本的な化学
式Z r02及びAf1203を有する2種類の多孔質
耐熱性無機酸化物の組成物である。アルミナ材料として
はガンマ−、イータ−及びシータ−アルミナとして知ら
れる結晶性アルミナが適当で、中でもガンマ−又はイー
タ−アルミナが最も好ましい。このマトリックスは約9
0乃至約99重量%のアルミナを含んでいる。マトリッ
クスのジルコニア部分はマトリックスの約1乃至約10
重量%を構成している。このマトリックスの好ましい物
性は見掛けの嵩密度が0゜3乃至約0.8g/ccで、
また平均孔径が約20乃至300人、孔容積が約0.1
乃至約1cc/g、及び表面積が約100乃至500r
rf/gという表面積特性を有するものである。
マトリックス材料の調製はこの分野で公知のいかなる適
当な方法で行ってもよい。ジルコニア−アルミナマトリ
ックスの特に好ましい調製法を用いれば、炭化水素の転
化に使用した際にすぐれた性能を示す完成触媒が得られ
るものと考えられる。この好ましい方法はガリウム置換
ペンタシルゼオライトと密に混合した状態でジルコニア
とアルミナとを共沈させる方法である。
この調製法の第一段階はアルミナヒドロシルの形成であ
る。アルミナヒドロシルの調製にはこの分野で公知のい
かなる技術も利用できるが、好ましい方法はアルミニウ
ム金属を塩酸と反応させる方法である。次にこのガリウ
ム置換ペンタシルゼオライトはアルミナヒドロシルに加
えて均質混合物とする。ゼオライトの添加量は完成触媒
の最終用途に依存する。完成触媒中の好ましいマトリッ
クス/ゼオライトの重量比は4:1乃至99:1の範囲
であり、更に好ましい重量比は9:1乃至19:1の範
囲である。このアルミナゾルとゼオライトとの混合物に
ジルコニアゾル、例えばオキシ塩化ジルコニウムを添加
し、ついで得られた混合物にヘキサメチレンテトラミン
のような適当なゲル化剤を添加する。アルミナゾル、ジ
ルコニアゾル、ゼオライト及びゲル化剤の配合順序は重
要ではない。従っていかなる配合順序によっても本発明
の即席の触媒を製造することができる。この組成物はい
ったんゲル化させて、球状、丸薬状、塊状、押出品、粉
末状、粒子状、錠剤状等いかなる所望の形状にち形成で
きるし、またいかなる所望の大きさで使用することもで
きる。
好ましい実施態様では得られた混合物はまず球状に形成
し、ついでゲル化する。
本発明の目的に特に好ましい組成物の形状は周知のオイ
ル滴下法によって連続的に製造される球体である。この
方法は要するにゼオライトとアルミナゾルとジルコニア
ゾルとゲル化剤との混合物を高温に維持したオイルバス
中に滴下するというものである。混合物の液滴は安定化
し、ついでヒドロゲル球を形成するまで、オイルバス中
に保持する。次に球体はオイルバスから連続的に取出し
、ついで通常は更にその物性を改善するためにオイル及
びアンモニア溶液中で特定の熟成処理を施す。次に得ら
れた熟成及びゲル化した粒子を洗浄し、約50〜200
°Cという比較的低い温度で乾燥後、約450〜TOO
℃の温度で約1〜約20時間仮焼処理を行う。この処理
によりヒドロシルは相当するジルコニア−アルミナマト
リックスに変換される。好ましい実施態様では仮焼した
組成物は存在し得る残余のアルカリ金属カチオンを除去
するために洗浄する。
洗浄溶液は好ましくはアンモニア水溶液であり、最も好
ましくは水に約0.5%のNH3を含むものである。約
95℃で洗浄後、組成物は約110℃で乾燥する。更に
詳細についてはアメリカ特許第2.620,314号明
細書の方法を参照すること。
以下の実施例は単に説明の目的のために示すのであって
、本発明の範囲を限定することを意図するちのではない
〔実施例〕
この実施例は本発明の触媒組成物を異性化法で評価した
時に得られたテスト結果を表わす。
触媒はメタ−キシレン52.0重量%、オルト−キシレ
ン18.5重量%、パラ−キシレン0. NJ量%、エ
チルベンゼン21.3重量%及びトルエン0.1重量%
を含み、残部が非アロマチックス炭化水素である非平衡
C8アロマチック原料を処理するパイロットプラントフ
ロー反応器を用いて評価した。この原料は100ccの
触媒と、液体の時間当りの空間速度2及び水素/炭化水
素のモル比4で接触させた。反応器の圧力及び温度はC
8環の損失とキシレン平衡へのアプローチ(副生物パラ
−キシレンとキシレン全量との重量比により決定される
)間の関係を明らかにするために変換(転化)値の範囲
をカバーするように調製した。同時に各温度でC8ナフ
テン類とC8アロマチツクスとのモル比を約0.06と
一定に維持するための圧力を選択した。
ZSM−5と同等のX線回折パターンを有するある量の
ガリウム置換ペンタシルゼオライトを有機鋳型(tem
plate)としてテトラプロピルアンモニウムブロマ
イドを含む水溶液にシリカ源としてLudox H5−
40を加えることにより調製した。シリカと鋳型との重
量比は約1=1であった。このシリカと鋳型との混合物
に没食子酸ナトリウム溶液を完成ゼオライトを基準にし
てガリウムが約1.0重量%になるような量で加えた。
得られた混合物をオートクレーブ中、約150℃で約1
40時間加熱した。得られたゼオライトを洗浄し、濾過
し、乾燥して約1.3重量%のGaを含むガリウム置換
ペンタシルゼオライトを得た。
前述したゼオライトの一部を金属アラルミニラムを塩酸
に溶解することにより調製したアルミナヒドロゲルと混
合して完成触媒中のゼオライト含有量を約10重量%と
した。この混合物に完成ゼオライトジルコニア−アルミ
ナ組成物中のZ r02の含有量が約5重量%とるよう
に、約20重量%のl r02を含む充分な量のすキシ
塩化ジルコニウムゾルを加えた。最後にゲル化剤として
ヘキサメチレンテトラミンの溶液を加えた。最終混合物
は約95℃のオイルバス中に液滴として分散させた。液
滴はヒドロゲル球となるまで、オイルバス中に保持した
。オイルバスから球体を除去し、0.5重量%のアンモ
ニアを含む水溶液で洗浄した。ついで球体を110℃で
約12時間空気乾燥してから約650℃の空気中で仮焼
した。
仮焼後、この組成物は95℃の0.5%NH3/H20
溶液で洗浄し、ついで110℃のオーブン中で乾燥した
次に乾燥球体を2重量%の塩酸(仮焼球体を基準にして
)を含む塩化白金酸溶液に浸漬して最終の白金濃度を0
.28重量%とした。浸漬球体を525℃で酸化して塩
化物を調製し、565℃の分子状水素中で還元し、つい
で環境温度下、硫化水素でターゲットの硫黄レベルが0
.1重量%となるまで硫化した。
第1図のグラフは本発明の触媒を用いた異性化法の性能
を表わす0図中、X軸は製品中のパラ−キシレンの濃度
で、製品中のキシレン合計量に対するモルパーセントと
して示した。Y軸は副反応によるC8環状炭化水素の量
を表わす。
このパラメーターは原料中のC8アロマチツクスとナフ
テン類との合計から、製品中のC8アロマチツクスとナ
フテン類との合計を原料中のCBアロマチックスとナフ
テン類との合計で割った値を引いた値と定義する。
【図面の簡単な説明】
第1図は副反応により失った環状c8炭化水素のモルパ
ーセントと反応製品のキシレン中のバラキシレンのモル
パーセントとの相間々係として表わした異性化性能を示
すもので、本発明に従って作った触媒による結果を示し
ている。 特 許 出 願 人 ユーオービー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原料混合を異性化法の条件で水素の存在下VIII属の
    金属とガリウム−置換ペンタシルゼオライトとジルコニ
    アアルミナマトリックスの配合体よりなる触媒と接触さ
    せることを特徴とするエチルベンゼンを含むキシレンの
    非平衡原料混合物の異性化方法。 2、異性下条件が300℃乃至500℃の温度、69乃
    至6895kPa(ga)の圧力、0.5乃至10hr
    ^−^1の流体時間当り速度及び0.5:1乃至25:
    1の炭化水素モルに対する水素の割合である請求項1の
    方法。 3、VIII属の金属成分が0.1乃至5(重量)%パラジ
    ウムよりなることを特徴とする請求項1の方法。 4、ガリウム−置換ペンタシルゼオライトがZSM−5
    、ZSM−11、ZSM−12、ZSM−23及びZS
    M35よりなる群から選ばれたペンタシルゼオライトに
    対応するX−線回折パターンを有することを特徴とする
    請求項1の方法。 5、VIII属金属成分とガリウム−置換ペンタシルゼオラ
    イトとジルコニウム−アルミナマトリックスとの配合よ
    りなる異性体触媒。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537560A (ja) * 2006-05-18 2009-10-29 ユーオーピー エルエルシー 芳香族化合物を製造するための統合法
US8575055B2 (en) 2010-03-30 2013-11-05 Uop Llc Surface-modified zeolites and methods for preparing the same

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JPS56147636A (en) * 1980-04-17 1981-11-16 Teijin Yuka Kk Isomerization method for xylenes and its catalyst composition
JPS62169736A (ja) * 1986-01-15 1987-07-25 モ−ビル オイル コ−ポレ−シヨン キシレン異性化法

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