JPH03181414A - 生体組織内に移植のためのまたは活性成分を徐放的に該組織内にデリバーするためのバイオ崩壊性組成物および活性成分をその徐放によって生体組織内にデリバーする方法 - Google Patents

生体組織内に移植のためのまたは活性成分を徐放的に該組織内にデリバーするためのバイオ崩壊性組成物および活性成分をその徐放によって生体組織内にデリバーする方法

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JPH03181414A
JPH03181414A JP2732490A JP2732490A JPH03181414A JP H03181414 A JPH03181414 A JP H03181414A JP 2732490 A JP2732490 A JP 2732490A JP 2732490 A JP2732490 A JP 2732490A JP H03181414 A JPH03181414 A JP H03181414A
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carbons
carbon atoms
active ingredient
sustained release
composition
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JP2732490A
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W Ryle John
ジヨン ダブリユー ライル
A Present David
デビツド エイ プリゼント
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Osteotech Inc
Original Assignee
Osteotech Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は生体組織への改良されたドラッグデリバリ−に
関する。特に本発明は生体組織内移植(implant
ation)用および徐放(5ustained re
lease )による組織への活性成分デリバリ−用バ
イオ崩壊性(bi’oerodible )組成物およ
び徐放により活性成分を生体組織にデリバーする方法に
関する。
(従来技術及び課題) 薬剤、治療剤又はドラッグの様な活性成分の生体組織内
への徐放は医療分野で従来から求められて来た目標であ
ったのである。例えば手術で、すぐに傷口を殺菌したり
、あるいは手術が行なわれ、傷口をとじて、縫合した場
合の後でさえしばらく外科処置をした部位又は傷口部分
の殺菌を続けることは必要である。例えば生体組織内へ
の移植により外科処置部位又は傷口と接触させておき不
連続的な時間間隔(discretetime  1n
tervaI )にわたり薬剤又はドラッグの様々活性
成分をつづけて放出する徐放性製薬組成物はしたがって
当然重要な価値あるものとなる。
従来からドラッグデリバリ−デバイス、システム又は組
成物中に含有された活性成分を調節しながら又は持続的
に放出するドラッグデリバリ−デバイス、システム又は
組成物の開発努力がなされている。米国特許第4093
709号、第4.13L648号、第4.13a344
号および第418Q646号にはいづれも有用な薬剤を
調節された速度で放出するポリマーが発表されており、
それには(i〉ポリ(22−ジオキソ−L4−シクロヘ
キサンジメチレンテトラヒドロフラン)、(i)ポリ(
2,2−ジオキン−L6−へキサメチレンテトラヒドロ
フラン)および(lii)上記2種のポリマー(+)と
(i)の繰り返し単位より成るコポリマーがある。米国
特許第4341%709号はドラッグデリバリ−デバイ
スおよび上記ポリマー(+)と(II)の外に各ポリマ
ーとそれらの崩壊速度調整に協力する崩壊速度調整剤を
含む組成物に関する。ポリマーの崩壊速度減少用崩壊速
度調整剤はバイオ分解系が液体内におかれた場合にpH
を少なくも7に促進し、また酸化物、重炭酸塩、亜硫酸
塩、硫酸塩、りん酸塩、金属元素、水素化物、水酸化物
およびアミンの様な他の物質の他に炭酸カルシウムおよ
び炭酸ナトリウムの様た炭酸塩をあげることができる。
米国特許第4115544号はポリマー(i)、(i1
)および(tit)のうちの1を含む眼治療システムに
関するが、米国特許第4122158号は特にポリマー
0)を含む局所火傷治療調整物を発表している。また米
国峙許第4322.323号は界面活性剤である崩壊速
度調整剤の他にポリマー(+)を含むドラッグデリバリ
−デバイスに関する。
上記ポリマー(i)、(+Dおよび(lit)より成る
徐放デリバリ−システムの担体の分解の正確なコントロ
ールは極めてむつかしい。例えば(i)生体組織内移植
に際して傷口又は外科処置部位に薬剤又は治療剤が迅速
デリバーすることモして傷又は手術口が閉じられた後で
さえしばらくこの薬剤又はドラッグの必要薬量が組織に
コントロールされた持続放出をなすことは極めてむつか
しい。
治療剤のこのコントロールされた徐放と生体組織内への
デリバリ−はげがおよび(又は)手術によっては医療や
手術分野においてたいへん重要なものである。例えば骨
折の場合、骨折傷害部位への抗体のデリバリ−を伴なう
血液の局所的な循還は断たる1.シたがって骨折周辺部
分は本質的に自動的に感染の影響をうげる。現今の骨折
治療の医療上のプラクテイスでは死滅組織の即時除去後
に骨折部分を不動化することである。この点で傷口は決
して外科的に閉じられることなくむしろそれ自体の治癒
力にまかせられる。
したがって消毒剤の様な治療剤の即時のデリバリ−と治
癒促進のため骨折部位にそれの継続的デリバリ−が極め
て必要である。しかし骨折部位への適当なドラッグの迅
速デリバリ−とドラッグの持続デリバリ−調整はむつか
しかったので細菌伝染が急速に広がったりしたのである
(ill!題の解決) したがって本発明の目的は特に生体組織内に移植された
デバイスによって長時間生体組織へ治療剤又は活性成分
をデリバリ−することを改良するにある。
また本発明の目的はある時間にわたり生体組織へ活性成
分又は治療剤を放出することを調整することを改善する
にある。
本発明の他の目的は生体組織内へのはじめの移植から−
定時間の経過までの時間にわたり活性成分又は治療剤が
放出するのを改良することにある。
更に不発明目的は特に抗生物質を傷口又は手術部位に徐
放するデバイスにより、傷口又は手術部位への抗生物質
デリバリ−を改良することにある。
活性成分を生体組織内に徐放する組成物の不完全な分解
を防止することも本発明のさらなる目的である。
更に本発明の他の目的は活性成分担体の不完全分解をお
こしかつ生体組織へのコントロールされた徐放性に悪影
響をもつ活性成分の酸性効果を制御するにある。
これらの目的は生体組織に移植されかつ組織内に活性成
分を徐放によりデリバリ−するバイオ崩壊性組成物に関
する本発明によって達成される。上記組成物は活性成分
:および生体組織と接触すると加水分解して上記活性成
分を生体組織内に徐放によりデリバーするバイオ崩壊性
製薬上許容される担体;および上記担体の加水分解的な
分解を調節して上記活性成分の上記徐放を調整する物質
より成りかつ上記担体は式: によって示される2種の異なったポリマーの混合物より
戒るi放物である。(上式において (i)  R1は炭素原子1乃至10をもつアルキレン
;炭素2乃至10をもつアルケニレン、炭素2乃至6を
もつアルキレンオキシ;炭素3乃至7をもつシクロアル
キレン;炭素1乃至7をもつアルキル、炭素1乃至7を
もつアルコキシ、および炭素2乃至7をもつアルケニル
、および炭素l乃至lOをもつアルキレンで置換された
炭素3乃至7をもつシクロアルキレン;炭素4乃至7を
もつシクロアルケニレン;炭素1乃至7をもつアルキル
、および炭素1乃至7をもつアルコキシ、炭素2乃至7
をもつアルケニルおよび炭素1乃至10’a’もつアル
キレンで置換された炭素4乃至7をもつシクロアルケニ
レン;炭素6乃至12をもつアリーレン;炭素1乃至7
をもつアルキル、炭素l乃至7をもつアルキルオキシ、
炭素2乃至7をもつアルケニルおよび炭素1乃至10を
もつアルキレンで置換された炭素6乃至12をもつアリ
ーレンより成る2価、3価および4価の基より成る群か
らえらばれた基をあられし;(II)  R1とR3は
炭素l乃至7をもつアルキル、炭素2乃至7をもつアル
クニル、炭素6乃至12をもつアリール、又は式中のジ
オキシ炭素原子に共有結合した酸素原子をもつ基をあら
れし、酸素原子をもつ基の場合其2とR3は炭素1乃至
7をもつアルキルオキシ;炭素2乃至7をもつアルケニ
ルオキシ;および炭素6乃至12をもつ了り−ルオキシ
から無関係にえらばれた基であり、また、R2とR3の
1方のみが上記基からえらばれたときは他のR2とR3
は炭素1乃至7をもつアルキル;炭素2乃至7をもつア
ルケニル;および炭素6乃至12をもつアリールより成
る群からえらばれ; (I[[)  R,およびR3は互いに分子内共有結合
し且つ式中の同じジオキシ炭素原子とも共有結合して、
炭素5乃至8と酸素原子をもつ複素環(この場合、少な
くもRZとR3の1方が環酸素原子を形成する酸素原子
をもつ基であり、R2とR1が炭素2乃至6をもつアル
キレン;炭素2乃至6をもつアルケニレン:炭素2乃至
6をもつアルキレンオキシ:炭素2乃至6をもつアルケ
ニレンオキシ;炭素2乃至5をもつアルキレンジオキシ
:炭素2乃至5をもつアルケニレンジオキシ;オキサ;
および炭素1乃至7をもつアルキル、炭素1乃至7をも
つアルキルオキシ、炭素2乃至7をもつアルケニルおよ
び炭素2乃至7をもつアルケニルオキシで置換されてい
る炭素5乃至8と酸素原子をもつ複素環より成る群から
えらばれた部分を含有している)を生成する: (IV)  R,およびR3は互いに分子内共有結合し
且つ式中の同一ジオキシ炭素原子とも共有結合して、炭
素8乃至12および酸素原子をもつ縮合多環式環(この
場合、少なくもR2とR3の1方が環酸素を形成する酸
素原子をもつ基であり、R2とR3が炭素8乃至12を
もつアラルキレン、炭素8乃至12をもつアラルキレン
、炭素8乃至12をもつアリールオキシ、炭素8乃至1
2をもつアラルキレンオキシ、炭素8乃至12をもつア
ラルキレンオキシ、炭素8乃至12をもつアラルキレン
ジオキシ、炭素8乃至12をもつアラルケニレンジオキ
シ;オキサ;または炭素1乃至7をもつアルキル、炭素
l乃至7をもつアルキルオキシ、炭素2乃至7をもつア
ルケニルおよび炭素2乃至7をもつアルケニルオキシで
置換された炭素8乃至12および酸素原子をもつ縮合多
環式環より成る群からえらばれた部分を含有している)
を生成し; (V)  R,およびR3は互いに分子内共有結合し且
つ式中の同じジオキシ炭素原子とも結合して、5又は6
員炭素環式環を形成し;かつ nは10乃至107である。) 上記担体は、次のポリマーオルトエステル(i)と(i
1) :巾は約100乃至300であり;かつ nは約50乃至400である。
本発明はまた活性成分を徐放により生体組織内にデリバ
ーする方法にも関する。その方法は生体組織内に活性成
分;および生体組織と接触の際加水分解的に分解して生
体組織内に徐放によりデリバーをするバイオ崩壊性製薬
上許容される担体;および上記担体の加水分解を調整し
て上記活性成分の上記徐放を調整する物質;より成る組
成物を移植する工程より成りかつ上記担体は式: によって示される2棟の異なったポリマーブレンドより
成る。(上式中 (i)  Rrは炭素1乃至10をもつアルキレン、炭
素2乃至10をもつアルケニレン;炭素2乃至6をもつ
アルキレンオキシ;炭素3乃至7をもつシクロアルキレ
ン;炭素1乃至7をもつアルキル、炭素1乃至7をもつ
アルコキシ、および炭素2乃至7をもつアルケニル、お
よび炭素1乃至10をもつアルキレンで置換された炭素
3乃至7をもつシクロアルキレン;炭素4乃至7をもつ
シクロアルケニレン;炭素1乃至7をもつアルキル、お
よび炭素1乃至7をもつアルコキシ、炭素2乃至7をも
つアルケニルおよび炭素l乃至IOをもつアルキレンで
置換された炭素4乃至7をもリンクロアルケニレン;炭
素6乃至12をもつアリーレン;炭素1乃至7をもつア
ルキル、炭素1乃至7をもつアルキルオキシ、炭素2乃
至7をもつアルケニル、および炭素1乃至10をもつア
ルキレンで置換された炭素6乃至12をもつアリーレン
より成る2価、3価および4価の基の群からえらばれた
基であり; (n)  R2およびR1は炭素1乃至7をもつアルキ
ル、炭素2乃至7をもつアルケニル、炭素6乃至12を
もつアリール、又は式中のジオキシ炭素原子に共有結合
した酸素原子をもつ基であり、酸素原子をもつ基の場合
、R2とR3は炭素l乃至7をもつアルキルオキシ:炭
素2乃至7をもつアルケニルオキシ;炭素6乃至12を
もつアリールオキシよりJjkる群から無関係にえらば
れた基であり、またR2と83の1方のみが上記各基か
らえらばれたときはR2とR3の他方は炭素1乃至7を
もつアルキル;炭素2乃至7をもつアルケニル;および
炭素6乃至12をもつアリールからえらばれる; (III)  RzおよびR3は互いに分子内共有結合
し且つ式中の同一ジオキシ炭素原子とも共有結合して、
炭素5乃至8および酸素原子をもつ複素@(この場合、
R2とR3の少なくも1は環酸素原子を形成する酸素原
子をもつ基であり、R2とR3が炭素2乃至6をもつア
ルキレン;炭素2乃至6をもつアルケニレン;炭素2乃
至6をもつアルキレンオキシ;炭素2乃至6をもつアル
ケニレンオキシ;炭素2乃至5をもつアルキレンジオキ
シ;炭素2乃至5をもつアルケニレンジオキシ;オキサ
:および炭素1乃至7をもつアルキル、炭素1乃至7を
もつアルキルオキシ、炭素2乃至7をもつアルケニル、
および炭素2乃至7をもつアルケニルオキシで置換され
た炭素5乃至8と酸素原子をもつ複素環より戊る群から
えらばれた部分を含有している)を形成する;(■) 
 R+およびR1は互いに分子内共有結合し且つ式中の
同一ジオキシ炭素原子とも共有結合して、炭素8乃至1
2および酸素原子をもつ縮合多環式環(この場合、R2
とR3の少なくも1は環酸素原子を形成する酸素原子を
もつ基であり、R2とR3が炭素8乃至12をもつアラ
ルキレン;炭素8乃至12をもつアラルケニレン;炭素
8乃至12をもツアリールオキシ;炭素8乃至12なも
つアラルキレンオキシ;炭素8乃至12をもつアラルケ
ニレンオキシ;炭素8乃至12をもつアラルキレンジオ
キシ;炭素8乃至12をもつアラルケニレンジオキシ;
オキサ;および炭素1乃至7をもつアルキル、炭素1乃
至7をもつアルキルオキシ、炭素2乃至7をもつアルケ
ニル、および炭素2乃至7をもつアルケニルオキシで置
換された炭素8乃至12および酸素原子をもつ縮合多環
式環より成る群からえらばれた部分を含有する)を形成
し; (V)  R2およびR3は互いに分子内共有結合し且
つ式中の同一ジオキシ炭素原子とも共有結合して5又は
6員炭素環式項を形成し;かつ nは10乃至10’である。) 上記担体は次のポリマーオルトエステル(i)と(i)
:(但しmは約100乃至300とする)および(但し
nは約50乃至400とする) のブレンドより成るものが好ましい。
更に本発明は生体組織内に移植し活性成分を侘放によっ
て組織内にデリバーするバイオ崩壊性組成物に関する。
この組成物は活性成分:および生体組織と接触すると加
水分解して活性成分を徐放によって生体組織内にデリバ
ーするバイオ崩壊性の製薬上許容される担体;および上
記担体の加水分解を調節して上記活性成分の徐放を調節
する物質;より成りかつ上記担体と物質は上記活性成分
の移植直後から約40時間まで特定薬量以上に活性成分
の徐放を保証する量を含む。また本発明は活性成分;お
よび生体組織と接触して上記活性成分を徐放により生活
組織内にデリバーするバイオ崩壊性の製薬上許容される
担体;および上記担体の加水分解を調節して上記活性成
分徐放を調節する物質より成りかつ上記担体と物質が移
植直後から約40時間まで特定薬量以上の上記活性成分
の徐放を保証する量を含んでいる組成物を、生体組織内
に移植する工程より成る活性成分を徐放により生体組織
内にデリバーする方法に関する。
本発明は活性成分を傷口又は手術の部位に迅速にデリバ
ーすることとこの活性成分を一定時間にわたり徐放する
ことを目的としている。これらの目的はしばしば相互に
相客れなかったのである。本発明によって活性成分の適
当薬量が一定期間にわたり迅速[実にデリバーされるの
で、消毒処置の様な所要部位の治療処置を大変改善する
。これは傷口又は手術部位への抗生物質デリバリ−の場
合には特に重要である。
これについて本発明は下記理由で抗生物質治療の適応性
をずっと広範囲の抗生物質が使用できるようにまで拡大
したのである。抗生物質の様な多くの活性成分は、ルイ
ス酸の概念で、あるいはこの抗生物質が他の化合物によ
って供与された電子を受容する点であるいはプロンステ
ッド−ローリ−プロトン供与体(Bronsted−L
owry protondonor )の概念で“酸性
゛である。故にこの“酸性1抗生物質は生体組織の様な
水性環境に入れられると直ちに抗生物質の担体の迅速な
分解を開始する。本発明は治療用剤又は抗生物質それ自
体による担体動員の不完全な分解又は崩壊の危険を防止
するので、適量の薬剤が生体内移植に際して以後一定期
間にわたり提供できるのである。
以下本発明を更に具体的に説明する。
上記のとおり、本発明の組成物は活性成分、および製薬
上許容されるバイオ崩壊性担体、および担体の加水分解
調節用の物質より成る。この活性成分には鎮痛剤、解熱
剤、抗炎症剤、抗微生物剤、抗ウィルス剤、利尿剤およ
び抗生物質の様な公知の生物学的治療用剤がある。特に
抗生物質の様な活性成分は生体組織自体と接触したとき
又は生体組織内に移植されたときルイスr!1.電子対
受容体又はプロンステツドーローレープロトン供与体に
関連して酸性環境を与える。故に本発明の関連において
その組成物、即ちその特定の担体の不完全な(prem
ature ) 敵性分解又は加水分解を完全に避ける
又は防ぐことは極めて重要である。
特に、特定の活性成分としてはセファゾリン;セファゾ
リンの製薬上許容される塩、ゲンタマイシン;ゲンタマ
イシンの製薬上許容される塩、インドメタシン;インド
メタシンの製薬上許容される塩、トブラマイシン;トブ
ラマイシンの製薬上許容される塩、アズトレオナム(a
ztreonam);アストレオナムの製薬上許容され
る塩、アミカシン;アミカシンの製薬上許容される塩、
セホラニド(ceforanide);セホラニドの製
薬上許容される塩およびそれらの混合物より成る群から
えらばれたものが好ましい。特に好ましい活性成分には
インドメタシン、ゲンタマイシン、ゲンタマイシンmM
塩、トブラマイシン、アズトレオナム、アミカシン、セ
ホラニドおよびナトリウムセファゾリンおよびそれらの
混合物があげられる。特に本発明用に好ましい抗生物質
にはセファロスポリンがあり、この中ではナトリウムセ
ファゾリンが好ましい。
特にセファゾリンの様な第1世代セファロスポリンはグ
ラム陽性菌に対する活性を与える。一方、拡大されたス
ペクトルのセファロスポリンはグラム−陰性菌に対する
活性を増すが、グラム陰性菌に対する活性は小さい。セ
ファゾリン自体は中程度の活性スペクトルおよび良好な
力価を与えるが生体組織内移植後の半減期はL8時間で
ある。したがってこの特定の活性成分と共に他の活性成
分の徐放をなすことは無価値である。セファゾリンはア
ズトレオナムおよび(又は)ゲンタマイシンと混合して
適用性と効果を向上できる。
本発明の活性成分用の具体的な担体は生体組織と接触す
ると分解して活性成分を徐放して生体組織内にデリバー
する担体であって式: をもつ2種の異なったポリマーの混合物より成る製薬上
許容されるバイオ崩壊性担体である。
(上式中 (r)  R+は炭素1乃至10をもつアルキレン、炭
素2乃至10をもつアルケニレン、炭素2乃至6をもつ
アルキレンオキシ;炭素3乃至7をもつシクロアルキレ
ン;炭素1乃至7をもつアルキル、炭素l乃至7をもつ
アルコキシ、および炭素2乃至7をもつアルケニル、お
よび炭素1乃至10をもつアルキレンで置換された炭素
3乃至7をもつシクロアルキレン;炭素4乃至7をもつ
シクロアルケニレン;炭素1乃至7をもつアルキル、炭
素1乃至7をもつアルコキシ、炭素2乃至7をもつアル
ケニルおよび炭素1乃至10をもつアルキレンで置換さ
れた炭素4乃至7をもつシクロアルケニレン;炭素6乃
至12をもつアリーレン;炭素1乃至7をもつアルキル
、炭素l乃至7をもつアルキルオキシ、炭素2乃至7を
もつアルケニル、および炭素1乃至10をもつアルキレ
ンで置換された炭素6乃至12をもつアリーレンより成
る2価、3価および4価の基鮮からえらばれた基であり
; (n)  R2およびR3は炭素1乃至7をもつアルキ
ル、炭素2乃至7をもつアルケニル、炭素6乃至12を
もつアリール、又は、式中のジオキシ炭素原子に共有結
合している酸素原子をもつ基であり;酸素原子をもつ基
の場合R2とR3は各々無関係に炭素1乃至7をもつア
ルキルオキシ;炭素2乃至7をもつアルケニルオキシお
よび炭素6乃至12をもつアリールオキシより成る群か
らえらばれた基であり;またR2とR3の1方のみが上
記基からえらばれたとぎはR2とR3の他方は炭素1乃
至7をもつアルキル、炭素2乃至7をもつアルケニルお
よび炭素6乃至12をもつアリールより戒る群からえら
ばれる; On)  R,およびR3は互いに分子内共有結合し且
つ式中の同一ジオキシ炭素原子とも共有結合して、炭素
5乃至8と酸素原子をもつ複素環(この場合、R2とR
3の少なくも1はJljIl素原子を形成する酸素原子
をもつ基であり、R2とR3が炭素2乃至6をもつアル
キレン;炭素2乃至6をもつアルケニレン:炭素2乃至
6をもつアルキレンオキシ;炭素2乃至6をもつアルケ
ニレンオキシ;炭素2乃至5をもつアルキレ/ジオキシ
;炭素2乃至5をもつアルケニレンジオキシ;オキサ;
および炭素1乃至7をもつアルキル、炭素1乃至7をも
つアルキルオキシ、炭素2乃至7をもつアルケニルおよ
び炭素2乃至7をもつアルケニルオキシで置換された炭
素5乃至8と酸素原子をもつ複素環より成る群からえら
ばれた部分を含有している)を形成し;(IV)  R
4およびR3が互いに分子内共有結合し且つ式中の同一
ジオキシ炭素原子とも共有結合して、炭素8乃至12お
よび酸素原子をもつ縮合多環式環(この場合、R2とR
3の少なくも1が環酸素原子を形成する酸素原子をもつ
基であり、axとR3が炭素8乃至12をもつアラルキ
レン;炭素8乃至12をもつアラルケニレン;炭素8乃
至12をもつアリールオキシ;炭素8乃至12をもつア
ラルキレンオキシ;炭素8乃至12をもつアラルケニレ
ンオキシ;炭素8乃至12をもつアラルキレンジオキシ
;炭素8乃至12ヲモつアラルケニレンジオキシ;オキ
サ:および炭素l乃至7をもつアルキル、炭素l乃至7
をもつアルキルオキシ、炭素2乃至7をもつアルケニル
、および炭素2乃至7をもつアルケニルオキシで置換さ
れた炭素8乃至12および酸素原子なもつ絹合多環式壌
より成る群からえらばれた部分を含有する)を形成し; (V)  R2およびR3が互いに分子内共有結合し且
つ式中の同一ジオキシ炭素原子とも共有結合して、5又
は6員炭素項式項を形成し;かつ nは10乃至10’である。) ここで、アルキレンとは直鎖又は分岐鎖の2価、3価又
は4価のアルキレン基をあられし、例えばL2−エチレ
ン;L3−プロピレン; L2−プロピレン、L4−ブ
チレン、1.5−ペンチレア、L6−ヘキシレン、L2
.5−ヘキシレン、 L3,6−ヘキシレン、 L7−へブチレン、 2−メチル −1,7−へブチレン、L8−オクチレン、1.10−
デシレア等がある。
アルケニレンとは、不飽和の直鎖又は分岐鎖の基、例え
ばL4−ブチ−2−エニレン、L6−ヘキセ−3−エニ
レン、L7〜ヘプテ−3−エニレン、L8−オフチー3
−エニレン、L9−ノネー3−エニレン、4−プロピル
−(L6−ヘキセ−3−エニレン)、5−メトキシ−(
L6−ヘキセ−3−エニレン>、2−7’ロペニルー(
i,6−ヘキセ−3−エニレン)等をいう。
シクロアルキレンにはシクロプロピレン、シクロフチレ
ア、シクロペンチレア、シクロヘキセレ/、およびシク
ロへブチレンの様な単環状シクロアルキレンがある。同
様にアルキルおよびアルキルオキシ、アルケニル又はア
ルキレンで置換されたシクロアルキレンには、2−メチ
ル−L3−シクロプロピレン、2−メチル−L4−シク
ロペンチレア、2−メチル−1,6−シクロヘキシレン
、l−メチレアーシクロヘキシレン、L6−シメチレン
ーシクロヘキシレン、2−エトキシ−2,3−シクロプ
ロピレン、5−ブトキシ−L4−シクロペンチレア、2
−メトキシ−L4−シクロヘキシレン、2−7’ロペニ
ル−1,5−シクロペンチレア、2−インブテニル−L
6−シクロヘキセレ/の様な置換シクロアルキレンがあ
る。
シクロアルケニレンとアルキル、アルコキシ、アルケニ
ル又はアルキレンで置換されたシクロアルケニレンの例
にハ、1.4−シクロペンテ−2−エニレン、L5−シ
クロペンテ−3−エニレン、L6−シクロヘキセ−2−
エニレン、L6−ジメチレ/−シクロヘキセ−2−エニ
レン、5−メチル−(L4−シクロペンテ−2−エニレ
ン)、6−エチ#−(L4−シクロヘキセ−2−エニレ
ン)、6−ニトキシー(L5−シクロヘキセ−2−エニ
レ/)、2−プロピル−(L5−シクロヘキセ−3−ユ
ニしン)、2−メトキシ−(L4−シクロヘキセ−2−
エニレン)、2−メトキシ−(L4−シクロヘプテ−2
−エニレン)、1−メチレ/−(L6−シクロヘキセ−
2−エニレン)の球t、cJIJJ状シクロアルケニレ
ンカアル。
アリーレン、およびアルキル、アルケニル、アルコキシ
又はアルキレンで*aされたアリーレンには、フェニレ
ン、フェニルアルキレン、フェニルアルケニレン、L4
−フェニル−ジメチレン、L4−フェニル−ジエチレン
、2−エチル−いトフェニルジメチレン、2−メチル−
L4−フエニルジメチレン、2−メトキシ−1,4−フ
ェニレン、2−フロビル−L4−フェニレン、2−7’
ロピレン−L4−フエニルジメチレン、ナレタレンの株
なベンゾイド基がある。
アルキルには、直鎖と分岐鎖のアルキル基、例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−アミル、
n−ヘキシル、n−ヘプチル、および種々の位置的アイ
ツマ、例えばイノプロピル、t−ブチル、5ec−ブチ
ル、イソアミル、インヘキシル、t−ヘプチル等がある
アルケニルは、直鎖および分岐鎖の低級アルケニル基、
例えば1−プロペニル、2−プロペニル又はアリル、1
−フチニル、2−ブテニル、1〜ペンテニル、2−エチ
ニル寺および対応する位置的アイソマー、例えば1−イ
ンブテニル、2−インブテニル、2−see−フチニル
、2−メチル−1−ブテニル、2−メチル−2−ペンテ
ニル、23−ジメチル−3−ヘキセニル等が含まれる。
アルコキシ又はアルキルオキシには、直鎖および分岐鎖
の低級基およびその位置的アイソマーがあり、例えばメ
トキシ、エトキシ、プロポキン、ブトキシ、n−ペント
キシ、n−ヘキソキシ、インプロポキシ、2−ブトキシ
、インブトキシ、3−ペントキシ、等がある。
アルケニルオキシには、直鎖および分岐鎖の低級アルク
ニルオキシ基およびその位置的アイソマーが含まれ、例
えばエテンオキシ、プロペンオキシ、ブテンオキシ、ペ
ンテンオキシ、ヘキセンオキシ、イソプロペンオキシ、
インブテンオキシ、5ec−ブテンオキシ、2−メチル
−1−ブテンオキシ、2−メチル−2−ブテンオキシ、
23−ジメチル−3−ブテンオキシ、等がある。
アルキレンオキシは、直鎖および分岐鎖のアルキレンオ
キシ基を包含し、例えばL3−プロピレンオキシ、L4
−プチレンオキシ、L5−ペンテンオキシ、L6−ヘキ
センオキシ、2.2−ジメチル−L4−ブチレンオキシ
、等がある。同様にアルケニレンオキシはプロペ−1−
エニレンオキシ、L4−ブチル1−エニレンオキシ、L
4−ブチ−2−x=vyオキシ、L5−ペンチル1−エ
ニレンオキシ、L6−ヘキセ−1−エニレンオキシ等の
様な基がある。
アルキレンジオキシおよびアルケニレンジオキシとは、
直鎖および分岐鎖の基、例えばL3−プロピレンジオキ
シ、L4−ブチレンジオキシ、L5−ペンチレンジオキ
シ、L6−ヘキセンオキシ、およびL7−へブチレンジ
オキン: 1、 3−7’ロペーl−エニレンジオキシ
、L4−ブチ−1−エニレンジオキシ、L4−ブチ−2
−エニレンジオキシ、L5−ペンテ−1−エニレンジオ
キシ、L6−ヘキセ−1−エニレンジオキシ等をあられ
丁。
アリールオキシ、アラルキレンオキシ、アラルキレンオ
キシ、アラルキレンジオキシおよびアラルキレンオキシ
は、フェニルのようなアリール、フェニルオキシのよう
なアリールオキシ、フェニルオキシをあられし、ツレは
上に説明したとおりのアルキレンオキシ、アルケニレン
オキシ、アルキレ/ジオキシの部分を持っていてよい。
R2と83が一緒にkつた場合に形成される炭素5乃至
8および酸素原子をもつ複素環はジオキソラニル、ジオ
キサニル、ジオキサニル、ジオキソカニル(dioxo
canyl)。
ジオキサニル、テトラヒドロフラニル、フリル、ジヒド
ロフラニル、ピラニル、才力ニル(ocanyl )お
よびオキセパニルの様な複素環であられされる。
少なくも1又は2個の環を形成している酸素原子を有す
る縮合多環式環は、複素環とアリール環とが共有された
2個の炭素原子をもつ様な環構造を持つもので、例えば
ベンズフリル、ベンズピラニル、45−ベンズ−L3−
ジオキサニル、56−ベンズ−L3−シオキセパニル、
4.5−ベンズ−L3−ジオキソラニル、45−ベンズ
−L3−シオキンラニル、4.5−ベンズ−L3−ジオ
キソカニル、へ6−ペンズーL3−ジオキンカニル、ら
7−ペンズーL3−ジオキンカニル、R7−ペンズーL
3−ジオキンカニル、およびベンズ−L3−ジオキサニ
ルより成る群がらえらばれた基である。
R2およびR3が一緒になって形成された炭素5又は6
をもつ炭素環は、シクロペンチレン、シクロヘキシレン
、シクロヘキシレン、シクロペンタフェニレンおよびフ
ェニレンの様な項であられされる。
ポリ(オルトエステル)およびポリ(オルトカーボネー
ト)は米国特許第4093709号、第4,131,6
48号、第413a344号および第418Q646号
に従ッテ製造される。特に本発明の担体は次の2種の重
合性オルトエステル(I): (但しmは約100乃至300とする)および(li)
(但しnは約50乃至400とする)の混合物(ble
nd)より成る。
ポリマーオルトエステル(i)とCD”!米国特許第4
,093゜709号、第4131.648号、第4.1
38,344号オヨび第4,18Q646号に発表のよ
うにして台底でき、カルホルニャ州パロアルトのアルザ
コーポレーション(Alza Corporation
 )から市販もされている。この2種のポリマーオルト
エステル(i)と(i1ンはfr通混合あるいはブレン
ド法を用い均質で緊密な混合物に調製される。ポリマー
オルトエステル(i)は、またポリ(2,2−ジオキン
−1,4−シクロヘキサンジメチレンテトラヒドロ7ラ
ン)としても知られ、またポリマーオルトエステル(4
)もポリ<22−ジオキソ−L6−へキサメチレンテト
ラヒドロフラン)として知られている。
本発明において2種のポリマー(i)と(Dま適度の疎
水性をもつと共に水性又は同様の環境下において対応す
る適度の無毒生成物への崩壊性をもつ。換言すればこの
2橿のポリマー(i)と(It)は、生体組織に対して
全く無害で、明確に無毒で製薬に使用できる。
オルトエステル(i)および(4)と共に混合できる他
の追加のポリマー担体成分には、ポリ−p−ジオキサノ
ン、ポリーL−ラクチド、ポリーDL−ラクチド、ポリ
−ベーターヒドロキシブチレート、グリコリド/ラクチ
ドコポリマーポリエステルアミド、グリコリド/トリメ
チレンカーボネート コポリマー ポリグリコリド、お
よびポリ−ベーターヒドロキシプロピオネートがある。
これらの付加的な担体成分は個々に又は適当なる混合物
で加えることができ、一般にオルトエステル(i)と(
II)を含む全担体系の約5−10Xt多を威す。
本発明組成物中担体を形成している2棟のオルトエステ
ル(i) : (II)の重量比は約10:90乃至約
95:5の範囲、好ましくは約so:so乃至90:I
U、最も好ましくは70:30乃至85:15でよい。
特に(i) : (+1)比率約80:20がよい。
本発明組成物はまた、担体の加水分解調節とそれによる
活性成分の徐放調整用の物質も含む。荷にこの物質は担
体の不完全な分解を防止し、活性取分の一定期間の徐放
を保証をする。例えば活性成分が酸性であれば、この物
質は生体組織と接触の際のこの酸性活性成分による担体
に生ずるところの酸性度を一定期間にわたり調整する。
担体の加水分解を調整するための物質は酸化物、炭酸塩
、重炭酸塩、亜硫酸塩、vL酸塩、りん酸塩、金属元素
、水素化物、水酸化物、アミンおよびそれらの混合物か
らえらばれたものでよい。適当する酸化物には、酸化ア
ルミニウム、アルカリ金属酸化物、およびアルカリ土類
酸化物がある。
アルカリ金属酸化物には酸化リチウム、酸化カリウム、
および酸化ナトリウムがある。適当アルカリ土類酸化物
には、α2化マグネシウムと酸化カルシウムがある。
過当な炭酸塩には、アルカリ金属炭酸塩とアルカリ土類
炭酸塩があり、アルカリ金属炭酸塩には炭酸リチウム、
炭酸ナトリウム、および炭酸カリウムがあり、またアル
カリ土金属炭酸塩には炭酸カルシウムと炭酸マグネ7ウ
ムがある。好ましい重炭酸塩は重炭酸ナトリウムである
。適当なりん酸塩には、1塩基性および2塩基性のりん
酸カルシウム、りん酸リチウム、第2りん酸ナトリウム
、りん酸マグネシウム、りん酸マンガン、りん酸2水素
カリウム、りん酸カリウム、りん酸水素ナトリウムおよ
びりん酸ナトリウムがある。
亜Ia咳塩には、アルカリ金属とアルカリ土類の亜硫酸
塩があり、アルカリ金属亜硫酸塩には、リチウム、カリ
ウムおよびナトリウムの亜#L酸塩があり、またアルカ
リ土金属亜箇酸塩には、カルシウムとマグネシウムの亜
硫酸塩がある。硫酸塩には、リチウム、カリウムおよび
ナトリウムの硫酸塩の様なアルカリ釜属亜伏酸塩がある
。金属元素には、元素アルミニウム、カルシウム、リチ
ウム、ナトリウム、マグネシウムおよびカリウムがある
。水素化物には、アルミニウム、カル7ウム、リチウム
、マグネシウム、カリウム、およびナトリウムの水素化
物があり、また適当な水酸化物にはアルミニウム、バリ
ウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、カリウム
によびナトリウムの水酸化物がある。使用できるアミン
には、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリデシ
ルアミン、ヒドロキ/ルアミン、ポリリシン、プロピル
アミン、ポリプロピルアミン、エチレンジアミンおよび
2−ヒドロキシ−1−アミノプロパンがある。
本発明による加水分解調整用の好ましい物質は、炭酸ナ
トリウム、炭酸カルシウムおよびそれらの混合物より成
る群からえらばれる。特に好ましい物質は炭酸カルシウ
ムである。
必要ならば本発明の組成物中にアミノ酸、ペプチド、ビ
タミン、無機元素、NADおよび(又は)他の栄養物;
ホルモン;内分泌腺組織又はその組織フラグメント;合
成剤;コラゲナーゼ、ペプチダーゼ、オキシダーセなど
の酵素;実質細胞を有するボリマーセルスカホールド;
血管形成作用薬およびこの薬剤をもつポリマー担体;コ
ラーゲンラティス;生体適合性界面活性剤;抗原性を有
する試桑、細胞骨格形成剤:骨形態形戒蛋白貿’(BM
PS)、トランスホーミング生長因子(TGF−ベータ
)、インシュリン様増殖因子(IGF−1)の様な生物
学的活性成分;間葉細胞エレメント;骨分解剤;抗肺瘍
剤;細胞誘引剤および細胞付着剤;免役抑制剤;浸透性
促進剤、例えばポリエチレングリコールのラウレートモ
ノエステル、またはそのミリステートモノエステルまた
はそのステアレートモノエステルの様な脂Ii/li酸
エステル、エナミン誘導体、アルファーケトアルデヒド
寺;および核酸などの池の製薬上許容される無毒成分を
添加できる。
本発明組成物は、活性成分約0.05乃至4oi晰z、
担体約98.95乃至50重量肇、および調整物質約1
乃至10]ct%より成るが、この組成物は活性成分約
20%、担体約78%および物質約2%より成るものが
好ましい。
本発明組成物は適当方法で製造できるっポリマー(i)
と(II)は普通の混合法により均質で緊密な混合物と
することができる。例えば担体を形成しているポリマー
オルトエステル(i〉と(U)を初めに緊密に混合した
後、活性成分と調整物質を添加できる。また活性成分お
よび(又は)調整物質を2種f7) ホIJ−7−オル
トエステル(i)と(i1)の1方と混合した後、その
他方を適当に混合してもよい。この混合は普通の条件、
例えば室温大気圧において行なうことができる。上記と
同様の他の担体物質の混合物も同様に製造できる。
本発明の組成物は、活性成分を生体fF11織に徐放す
るため、特に生体組織内に移植するための物品又はデバ
イス會構成するに望ましい形状寸法に形成できる。例え
ば本発明組成物は、フィラメントに押出したり、繊維に
紡出したり、形状品に圧縮したり、フィルムとして型ど
りしたり、極く薄いフィルムにスライスしたり、又は被
覆し、成形し、圧縮することができ、標準製造法によっ
て望まれる幾例学的形状、例えばシート、フィルム、デ
スク、リング状、球形、管状又は円筒形に形成できる。
好ましい用途は、本発明によってえたポリマー組成物を
押出してシートとし、生体組織の傷口又は手術口にあて
、必要ならばあとで傷口又は開口部を閉じるものである
。本発明組成物は活性成分を直ちに放出し、次いで傷口
又は開口部がふさがれた後一定期間活性成分を連続的に
徐放する。
本発明の好ましい組成物中、担体と調整物質は移植後、
約8時間から6日まで、好ましくは約15乃至48時間
、より好ましくは約20乃至30時間、最も好ましくは
約24時間の不連続な期間にわたり活性成分を徐放する
量で加えられる。特に担体と調整物質の量は、この不連
続な期間にわたり毎時少なくも約0.05岬、好ましく
は少なくも約02可の活性成分を徐放するのである。当
然ながら徐放薬量は使用される特定の活性成分又はその
混合物および組成物中の活性成分の合*iによって変る
。しかし本発明は特定の設定薬量が、生体組織との接触
又は移植で一定期間にわたりデリバーすることを保証し
ている。
担体加水分解調整用、したがって活性成分徐放調整用物
質は、組成物が生体組織と接触する様な水分が主体とな
っている環境におかれたときpHを少なくも7とする環
境を生ずるので酸性活性成分、特に抗生?!I質によっ
ておこるであろう担体の不完全な加水分解を防止する。
本発明は生体組織内移植後40時間にわたる特定の抗生
物質の必g量の徐放、したがって移植デバイスが挿入さ
れている組織への迅速で直接的な抗生物質の放出と同時
に必要期間にわたり必要薬事の上記連続徐放に、特に有
用であることが見出された。この40時間は骨折の様な
負傷後おこるからしれない感染を防止および(又は)排
除するに特に重要である。
本発明を下記実施例について詳細記述する。
実施例1 本発明により下記成分を記載の割合で混合して組成物を
製造した。
20俤  Naセファゾリン 78%  (i)ポリ(22−ジオキソ−L4−シクロ
ヘキサンジメチレンテトラヒドロフラン)と(i1)ポ
リ(22−ジオキソ−L6−へキサメチレンテトラヒド
ロフラン)の重量比80 : 20の混合物 2%   CaC0a Naセファゾリンに置き換えて用いることのできる他の
活性成分にはアミカシンとセホラニドがある。
上記オルトエステル(i)と(4)と共に使用できる他
の担体成分には、ポリ−p−ジオキサノン、ポリーL〜
ラクチド、ポリーDL−ラクチド、ポリ−ベーターヒド
ロキシブチレート、グリコリド/ラクチドコポリマー、
ポリエステルアミド、グリコリド/トリメチレンカーボ
ネート コポリマー、ポリグリコリド、およびポリ−ベ
ーターヒドロキシプロピオネートがある。
CaCO3の代わりに用いることができる又はそれと混
合して用いることができる他の物資には、炭酸カリウム
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、
東炭酸ナトリウム、酸化アルミニウム、酸化リチウム、
酸化カリウム、酸化ナトリウム、酸化マグネシウム、酸
化カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化バリウム、
水酸化カルシウム、水酸化リチウム、水酸化マグネシウ
ム、水酸化カリウム、および水酸化ナトリウムがある。
実施例2 上記実施例記載の方法によって次の組成物を製造した。
重+it%        成  分 0.75多 インドメタシン 97.25% (i)ポリ(2,2−ジオキソ−L4−シクロヘキサン
ジメチレンテトラヒドロフラン)と(II)ポリ(2,
2−ジオキソ−L6−へキサメチレンテトラヒドロ7ラ
ン)の重量比80:20混合物2% 炭酸ナトリウム 実施例2でえた組成物は各約850η*tのシートに押
出した後2.5ラドの60coによる放射線を照射した
実施例3 更に次の成分を使って本発明によって前実施例のとおり
組成物を製造した。
4.2% ゲンタマイシン硫酸塩 93.8多 (+)ポリ(2,2−ジオキン−L4−シクロヘキサン
ジメチレンテトラヒドロフラン)と(i1)ポリ(2,
2−ジオキン−L6−へキサメチレンテトラヒドロフラ
ン)の重量比80:20混合物2% 炭酸ナトリウム 実施例3において製造した組成物は各重量的85011
Pのシートに押出した後Z5Mラドの60coの放射線
を照射した。
実施例4 上記および実施例1の方法により次の成分を記載割合で
混合して組成物を製造した。
N量多        成  分 20%   トブラマイシン 78%  (i〉ポリ(2,2−ジオキソ−L4−シク
ロヘキサンジメチレンテトラヒドロ7ラン)と(It)
ポリ(z2−ジオキン−L6−へキサメチレンテトラヒ
ドロフラン)の重量比80:20混合物2係  Cac
os 実施例5 上記および実施例1の方法により他の組成物を製造した
重量嘩 20% 78% 成  分 アズトレオナム (i)ポリ(22−ジオキソ−L4−シクロヘキサンジ
メチレンテトラヒドロフラン)と〈11)ポリ(2,2
−ジオキソ−L6−へキサメチレンテトラヒドロフラン
)の重量比80:20混合物aCOs 実施例6 更に上記および実施例1の方法によって組成物を製造し
重量多 20% 或  分 セファゾリンとアズトレオナムの重量比1:1混合物 78φ (i)ポリ(2,2−ジオキソ−L4−シクロヘキサン
ジメチレンテトラヒドロフラン)と(II)ポリ(2,
2−ジオキソ−L6−へキサメチレンテトラヒドロ7ラ
ン)のit比80 : 20混合物aCO3 実施例7 更に上記および実施例1に記載の方法によって他の組成
物を製造した。
20% セファゾリンとゲンタマイシンのit比1:1の混合物 78% (i)ポリ(z2−ジオキソ−L4−シクロヘキサンジ
メチレンテトラヒドロフラン)と(i1)ポリ(212
−ジオキソ−L6−へキサメチレンテトラヒドロフラン
)のit比80:20混合物2%   CaCO3 ゲンタマイシンの代りにアミカマイシンおよび(又は)
セホラニドを、セファゾリンと混合してもよい。
実施例8 実施例10組成物を移植用デバイスに成形し、先のを椎
の横の筋肉の生体組織内に移植17、薬剤の徐放性Cy
/R)を一定時間にわたってモニターし、組織片を一定
の不連続な間隔で採取することによりそれを行ない、H
PLC(高圧液体クロマトグラフィー)によって分析し
た。結果を図1に示している。同時に生体組織内のセフ
ァゾリンナ) IJウム濃度をHPLCによってモニタ
ーし、その結果を図2に報告している。
本発明の前記述は例証したものであって、本発明の範囲
をそれによって限定するものではないのである。
【図面の簡単な説明】
本発明の詳細な説明する。 図1は本発明による時間に対する薬剤放出速度を示す図
である。 図2は本発明による時間に対する生体組織内活性成分濃
度を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、活性成分;および生体組織と接触したとき加水分解
    により分解しそれによって上記活性成分を生体組織内に
    徐放性をもつてデリバーするバイオ崩壊性の製薬上許容
    される担体;および上記担体の加水分解による分解を調
    整して上記活性成分の徐放性を調整するための物質より
    成り、かつ上記担体が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中( I )R_1は炭素1乃至10をもつアルキ
    レン;炭素2乃至10をもつアルケニレン;炭素2乃至
    6をもつアルキレンオキシ;炭素3乃至7をもつシクロ
    アルキレン;炭素1乃至7をもつアルキル、炭素1乃至
    7をもつアルコキシ、および炭素2乃至7をもつアルケ
    ニル、および炭素1乃至10をもつアルキレンで置換さ
    れている炭素3乃至7をもつシクロアルキレン;炭素4
    乃至7をもつシクロアルケニレン;炭素1乃至7をもつ
    アルキル、炭素1乃至7をもつアルコキシ、炭素2乃至
    7をもつアルケニルおよび炭素1乃至10をもつアルキ
    レンで置換された炭素4乃至7をもつシクロアルケニレ
    ン;炭素6乃至12をもつアリーレン;炭素1乃至7を
    もつアルキル、炭素1乃至7をもつアルキルオキシ、炭
    素2乃至7をもつアルケニルおよび炭素1乃至10をも
    つアルキレンで置換された炭素6乃至12をもつアリー
    レンより成る2価、3価および4価の基より成る群から
    えらばれた基をあらわし; (II)R_2およびR_3は炭素1乃至7をもつアルキ
    ル、炭素2乃至7をもつアルケニル、炭素6乃至12を
    もつアリール、又は式中のジオキシ炭素原子に共有結合
    している酸素原子をもつ基であり、酸素原子をもつ基の
    場合R_2とR_3は各々無関係に炭素1乃至7をもつ
    アルキルオキシ;炭素2乃至7をもつアルケニルオキシ
    、および炭素6乃至12をもつアリールオキシより成る
    群からえらばれた基であり;またR_2とR_3の1方
    のみが上記基からえらばれたときは、R_2とR_3の
    他方は炭素1乃至7をもつアルキル、炭素2乃至7をも
    つアルケニルおよび炭素6乃至12をもつアリールより
    成る群からえらばれる; (III)R_2およびR_3は互いに分子内共有結合し
    且つ式中の同じジオキシ炭素原子とも共有結合をなして
    、炭素5乃至8と酸素原子をもつ複素環(この場合R_
    2とR_3の少なくとも1が環酸素原子を形成する酸素
    原子をもつ基であり、R_2とR_3が炭素2乃至6を
    もつアルキレン;炭素2乃至6をもつアルケニレン;炭
    素2乃至6をもつアルキレンオキシ;炭素2乃至6をも
    つアルケニレンオキシ;炭素2乃至5をもつアルキレン
    ジオキシ;炭素2乃至5をもつアルケニレンジオキシ;
    オキサ;および炭素1乃至7をもつアルキル、炭素1乃
    至7をもつアルキルオキシ、炭素2乃至7をもつアルケ
    ニル、および炭素2乃至7をもつアルケニルオキシで置
    換された炭素5乃至8と酸素原子をもつ複素環より成る
    群から選ばれた部分を含有している)を形成し;(IV)
    R_2およびR_3が互いに分子内共有結合し且つ式中
    の同じジオキシ炭素原子とも共有結合をなして、炭素8
    乃至12および酸素原子をもつ縮合多環式環(この場合
    R_2とR_3の少なくとも1が環酸素原子を形成する
    酸素原子をもつ基であり、R_2およびR_3が炭素8
    乃至12をもつアラルキレン;炭素8乃至12をもつア
    ラルケニレン;炭素8乃至12をもつアリールオキシ;
    炭素8乃至12をもつアラルキレンオキシ;炭素8乃至
    12をもつアラルケニレンオキシ;炭素8乃至12をも
    つアラルキレンジオキシ;炭素8乃至12をもつアラル
    ケニレンジオキシ;オキサ;および炭素1乃至7をもつ
    アルキル、炭素1乃至7をもつアルキルオキシ、炭素2
    乃至7をもつアルケニル、および炭素2乃至7をもつア
    ルケニルオキシで置換された炭素8乃至12と酸素原子
    をもつ縮合多環式環より成る群からえらばれた部分を含
    有している)を形成し; (V)R_2およびR_3は互いに分子内共有結合し且
    つ式中の同一ジオキシ炭素原子とも共有結合して、5員
    又は6員炭素環を形成し;かつ nは10乃至10^7をあらわす。〕で示される2種の
    異なつたポリマーの混合物より成ることを特徴とする生
    体組織内に移植するためあるいは活性成分を徐放性によ
    り組織内にデリバーさせるためのバイオ崩壊性組成物。 2、上記担体が次のポリマーオルトエステル(i)▲数
    式、化学式、表等があります▼ (但しmは約100乃至300である)および(ii)
    ▲数式、化学式、表等があります▼ (但しnは約50乃至400である) の混合物より成る請求項1に記載の組成物。 3、上記物質が上記担体の不完全な分解を防止しかつ上
    記活性成分の不連続的時間間隔にわたる徐放性を保証す
    る請求項1に記載の組成物。 4、活性成分が酸性であり、かつ上記物質が上記活性成
    分による上記担体の酸性度を調整して上記担体の不完全
    な分解を防止し、該時間間隔にわたる活性成分の徐放性
    を保証する請求項3に記載の組成物。 5、上記2種のオルトエステル(i)と(ii)の重量
    比(i):(ii)が約10:90乃至約95:5であ
    る請求項2に記載の組成物。 6、上記比率が約50:50から約90:10までであ
    る請求項5に記載の組成物。 7、上記活性成分が抗生物質である請求項1に記載の組
    成物。 8、上記活性成分がセファゾリン;セファゾリンの製薬
    上許容される塩、ゲンタマイシン;ゲンタマイシンの製
    薬上許容される塩、インドメタシン;インドメタシンの
    製薬上許容される塩、トブラマイシン;トブラマイシン
    の製薬上許容される塩、アズトレオナム;アズトレオナ
    ムの製薬上許容される塩、アミカシン;アミカシンの製
    薬上許容される塩、セホラニド;セホラニドの製薬上許
    容される塩およびそれらの混合物より成る群からえらば
    れる請求項1に記載の組成物。 9、上記活性成分がインドメタシン、ゲンタマイシン硫
    酸塩、トブラマイシン、アズトレオナム、アミカシン、
    セホラニド、およびナトリウムセファゾリンおよびそれ
    らの混合物より成る群からえらばれる請求項8に記載の
    組成物。 10、上記抗生物質がセファロスポリンである請求項7
    に記載の組成物。 11、上記セファロスポリンがナトリウムセファゾリン
    である請求項10に記載の組成物。 12、上記物質が酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、亜硫酸塩
    、硫酸塩、りん酸塩、金属元素、水素化物、水酸化物、
    アミンおよびそれらの混合物から成る群よりえらばれる
    請求項1に記載の組成物。 13、上記物質が炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、お
    よびそれらの混合物より成る群からえらばれる請求項1
    2に記載の組成物。 14、上記物質が炭酸カルシウムである請求項13に記
    載の組成物。 15.組成物が約0.05乃至40重量%の上記活性成
    分、約98.55乃至50重量%の上記担体および約1
    乃至10重量%の上記物質より成る請求項1に記載の組
    成物。 16、上記担体と物質が生体組織内に移植後約8時間か
    ら6日までの不連続的な時間間隔にわたり上記活性成分
    の上記徐放を行なう量で含まれている請求項1に記載の
    組成物。 17、上記不連続的な時間間隔が上記移植後約15乃至
    48時間である請求項16に記載の組成物。 18、上記不連続的な時間間隔が上記移植後約20乃至
    30時間である請求項17に記載の組成物。 19、上記量が上記不連続的な時間間隔にわたり上記活
    性成分が少なくも約0.05mg/時の量で徐放される
    請求項16に記載の組成物。 20、上記量が上記不連続的な時間間隔にわたり少なく
    も約0.2mg/時の量で徐放される請求項19に記載
    の組成物。 21.生体組織内に活性成分;および生体組織と接触す
    ると加水分解により分解して上記活性成分を徐放性によ
    り生体組織内にデリバーする様な製薬上許容されるバイ
    オ崩壊性担体;および上記担体の加水分解を調整して上
    記活性成分の徐放性を調整するための物質より成り、か
    つ上記担体が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中( I )R_1は炭素1乃至10をもつアルキ
    レン;炭素2乃至10をもつアルケニレン;炭素2乃至
    6をもつアルキレンオキシ;炭素3乃至7をもつシクロ
    アルキレン;炭素1乃至7をもつアルキル、炭素1乃至
    7をもつアルコキシ、および炭素2乃至7をもつアルケ
    ニル、および炭素1乃至10をもつアルキレンで置換さ
    れた炭素3乃至7をもつシクロアルキレン;炭素4乃至
    7をもつシクロアルケニレン;炭素1乃至7をもつアル
    キル、炭素1乃至7をもつアルコキシ、炭素2乃至7を
    もつアルケニル、および炭素1乃至10をもつアルキレ
    ンで置換された炭素4乃至7をもつシクロアルケニレン
    ;炭素6乃至12をもつアリーレン;炭素1乃至7をも
    つアルキル、炭素1乃至7をもつアルキルオキシ、炭素
    2乃至7をもつアルケニル、および炭素1乃至10をも
    つアルキレンで置換された炭素6乃至12をもつアリー
    レンより成る2価、3価および4価の基の群からえらば
    れた基をあらわし; (II)R_2およびR_3は炭素1乃至7をもつアルキ
    ル、炭素2乃至7をもつアルケニル、炭素6乃至12を
    もつアリール、又は式中のジオキシ炭素原子に共有結合
    している酸素原子をもつ基であり、酸素原子をもつ基の
    場合、R_2およびR_3は各々無関係に炭素1乃至7
    をもつアルキルオキシ;炭素2乃至7をもつアルケニル
    オキシ;および炭素6乃至12をもつアリールオキシよ
    り成る群からえらばれた基であり;またR_2とR_3
    の1方のみが上記基からえらばれたときはR_2とR_
    3の他方は炭素1乃至7をもつアルキル、炭素2乃至7
    をもつアルケニル、および炭素6乃至12をもつアリー
    ルより成る群からえらばれる; (III)R_2およびR_3は互いに分子内共有結合し
    且つ式中の同一ジオキシ炭素原子とも共有結合をして、
    炭素5乃至8と酸素原子をもつ複素環(この場合、R_
    2とR_3の少なくも1方が環酸素原子を形成する酸素
    原子をもつ基であり、R_2およびR_3が炭素2乃至
    6をもつアルキレン;炭素2乃至6をもつアルケニレン
    ;炭素2乃至6をもつアルキレンオキシ;炭素2乃至6
    をもつアルケニレンオキシ;炭素2乃至5をもつアルキ
    レンジオキシ;炭素2乃至5をもつアルケニレンジオキ
    シ;オキサ;および炭素1乃至7をもつアルキル、炭素
    1乃至7をもつアルコキシ、炭素2乃至7をもつアルケ
    ニル、および炭素2乃至7をもつアルケニルオキシで置
    換された炭素5乃至8および酸素原子をもつ複素環より
    成る群からえらばれた部分を含有している)を形成し;
    (IV)R_2およびR_3は互いに分子内共有結合し且
    つ式中の同じジオキシ炭素原子とも共有結合して、炭素
    8乃至12と酸素をもつ縮合多環式環(この場合、R_
    2とR_3の少なくも1方が環酸素原子を形成する酸素
    原子をもつ基であり、R_2とR_3が炭素8乃至12
    をもつアラルキレン;炭素8乃至12をもつアラルケニ
    レン;炭素8乃至12をもつアリールオキシ;炭素8乃
    至12をもつアラルキレンオキシ;炭素8乃至12をも
    つアラルケニレンオキシ;炭素8乃至12をもつアラル
    キレンジオキシ;炭素8乃至12をもつアラルケニレン
    ジオキシ;オキサ;および炭素1乃至7をもつアルキル
    、炭素1乃至7をもつアルキルオキシ、炭素2乃至7を
    もつアルケニル、および炭素2乃至7をもつアルケニル
    オキシで置換された炭素8乃至12と酸素原子をもつ縮
    合多環式環より成る群からえらばれた部分を含有してい
    る)を形成し; (V)R_2およびR_3は互いに分子内共有結合し且
    つ式中の同じジオキシ炭素原子とも共有結合して、5員
    又は6員炭素環を形成し;かつ nは10乃至10^7である〕で示される2種の異なつ
    たポリマー混合物より成る組成物を移植する工程より成
    ることを特徴とする活性成分を徐放により生体組織内に
    デリバーする方法。 22、上記担体が次のポリマーオルトエステル(i)▲
    数式、化学式、表等があります▼ (但しmは約100乃至300とする)および(ii)
    ▲数式、化学式、表等があります▼ (但しnは約50乃至400とする)の混合物より成る
    請求項21に記載の方法。 23、活性成分;および生体組織と接触したとき加水分
    解により分解して上記活性成分を徐放により生体組織内
    にデリバーする様な製薬上許容されるバイオ崩壊性担体
    ;および上記担体の加水分解を調整して上記活性成分の
    徐放性を調整するための物質より成り、かつ上記担体お
    よび物質が移植直後から約40時間までの間特定薬量以
    上の上記活性成分の徐放を保証する量で含まれている様
    な組成物であることを特徴とする生体組織内に移植しか
    つ活性成分を徐放によって組織内にデリバーさせるため
    のバイオ崩壊性組成物。 24、上記担体と物質が上記40時間にわたり少なくも
    約0.05mg/時の薬量における上記徐放を保証する
    量を含んでいる請求項22に記載の組成物。 25、上記量が上記時間にわたり少なくも約0.2mg
    /時の薬量における上記徐放を保証する請求項22に記
    載の組成物。 26、生体組織内に活性成分;および生体組織と接触し
    たとき加水分解により分解して上記活性成分を徐放によ
    り生体組織内にデリバーする様な製薬上許容されるバイ
    オ崩壊性担体;および上記担体の加水分解を調整して上
    記活性成分の徐放性を調整するための物質より成り、か
    つ上記担体と物質が移植直後から約40時間にわたり特
    定薬量以上の上記活性成分の徐放を保証する量で含まれ
    ている様なバイオ崩壊性組成物を移植する工程より成る
    ことを特徴とする活性成分を徐放により生体組織内にデ
    リバーさせる方法。 27、上記担体と物質が上記40時間にわたり少なくも
    約0.05mg/時の薬量の徐放を保証する量で含まれ
    ている請求項26に記載の方法。 28、上記量が上記期間にわたり少なくも約0.2mg
    /時の薬量の上記徐放を保証する請求項27に記載の方
    法。 29、生体組織内に移植し活性成分を徐放により組織内
    にデリバーさせるための請求項1に記載の組成物を含有
    する押出されたシート状のデバイス。 30、上記組成物を生体組織内に移植する前にシート状
    に押出す追加工程を含む請求項21に記載の方法。
JP2732490A 1989-12-06 1990-02-08 生体組織内に移植のためのまたは活性成分を徐放的に該組織内にデリバーするためのバイオ崩壊性組成物および活性成分をその徐放によって生体組織内にデリバーする方法 Pending JPH03181414A (ja)

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