JPH0318083Y2 - - Google Patents

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JPH0318083Y2
JPH0318083Y2 JP1987042529U JP4252987U JPH0318083Y2 JP H0318083 Y2 JPH0318083 Y2 JP H0318083Y2 JP 1987042529 U JP1987042529 U JP 1987042529U JP 4252987 U JP4252987 U JP 4252987U JP H0318083 Y2 JPH0318083 Y2 JP H0318083Y2
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JP
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cutting
tip
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handle
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JP1987042529U
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JPS63151203U (ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/10Cutting tools with special provision for cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2205/00Fixation of cutting inserts in holders
    • B23B2205/16Shims

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は金属材料を切削する場合に使用する
冷却機構をもつ切削工具に関するものである。
〔従来技術〕
金属の切削加工においては、切削工具の寿命の
長短がその生産コストに著しい影響を与えること
はよく知られている。そして、その切削工具の寿
命の長短は切削温度によつて強く支配されること
もまた周知の事実である。そこで、切削中に種々
の方法で切削工具を冷却する方法が考案されてき
た。それらの方法を列挙すると、下記の方法があ
る。
(1) 切削油剤を工具および被切削材に供給して冷
却する方法。
(2) 切削工具近傍に設けたノズルから空気を切削
工具に噴射して冷却する方法。
(3) 切削工具の本体中に冷却液を環流させて冷却
する方法。
(4) 切削工具の本体の中を通じて液体窒素あるい
は液体炭酸ガスを刃先の近傍に噴出させて冷却
する方法。
〔考案が解決しようとする問題点〕
これらのうち、前記(1)の方法の場合は、切削油
剤を回収して循環させる必要があるので、装置が
複雑になり、かつ削油剤により切削工具の他に被
切削物である工作物も冷却されるので、工作物の
材質によつては油剤の化学的作用により悪影響を
受けることがある。
また前記(2)の方法の場合は、切削工具交換時に
トラブルが生じ易く、かつノズルに切屑がからみ
易く、さらに前記(3)の方法の場合は、大型の冷却
装置を必要とするので設備費が高くなり、また前
記(4)の方法の場合は、消費するガスの費用が多額
になるという問題がある。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できる冷却
機構をもつ切削工具を提供することを目的とする
ものであつて、この考案の要旨とするところは、
切削工具における柄1の先端部に設けられた切欠
凹部2の底面に、上面に空気流通溝3を備えてい
るチツプ支承座板4と、切削用チツプ5と、下面
に空気流通溝6を備えている押え金具7とが順次
重合されて固定され、切削工具の柄1に設けられ
た空気供給路8が、前記空気流通溝3および切削
用チツプ5の下面により形成された空気流路と前
記空気流通溝6および切削用チツプ5の上面によ
り形成された空気流路とに接続され、前記各空気
流路の端部は切削用チツプ5の切削部側に向かつ
て開口していることを特徴とする冷却機構をもつ
切削工具にある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第4図はこの考案を旋削用スロー
アウエイ型バイトからなる冷却機構をもつ切削工
具に実施した一実施例を示すものであつて、先端
に切欠凹部2を備えている柄1に、その柄1の基
端部から先端部に向かつて延長する主通孔9とそ
の主通孔9の先端から分岐している分岐通孔1
0,11とからなる空気供給路8が設けられ、一
方の分岐通孔10の先端部は、前記切欠凹部2の
底面に開口し、かつ他方の分岐通孔11の先端部
は前記切欠凹部2における柄1の巾方向の側面に
開口している。
前記切削凹部2の底面にチツプ支承座板4が載
置されると共に、そのチツプ支承座板4が切欠凹
部2における柄巾方向の側面および柄長手方向の
側面に当接され、かつ第5図ないし第7図に示す
ように、前記チツプ支承座板4に縦孔12とその
縦孔12の上端部から上方に向かつて拡大するテ
ーパー孔13とが設けられ、かつチツプ支承座板
4の上面には、テーパー孔13からチツプ支承座
板4の先端縁部および切削方向前縁部に向かつて
放射状に延長する数本の溝3が設けられ、前記縦
孔12は切欠凹部2の底面に開口する分岐通孔1
0に連通している。
前記チツプ支承座板4の上面に超硬合金の切削
用チツプ5とチツプブレーカ兼用の押え金具7と
が順次重ねて載置され、前記切削用チツプ5およ
び押え金具7は切欠凹部2における柄巾方向の側
面および柄長手方向の側面に当接され、かつ押え
金具7における切削方向の前縁部は、切削用チツ
プ5における切削方向の前縁部すなわち刃縁部よ
りも後方に配置され、第8図ないし第10図に示
すように、押え金具7の下面に、一端部が前記分
岐通孔11に連通する複数の溝6が設けられ、そ
れらの溝6は、押え金具7における切削方向の前
縁部と押え金具7の先端の切削方向前部側とに開
口し、前記チツプ支承座板4の上面の溝3と切削
用チツプ5の下面とにより、テーパー孔13およ
び縦孔12を介して分岐通孔10に連通する空気
流路が構成されると共に、前記押え金具7の下面
の溝6と切削用チツプ5の上面とにより分岐通孔
11に連通する空気流路が構成されている。
前記柄1は切削工具保持部材(図示を省略し
た)に対し着脱自在に固定され、かつ押え金具7
の上部に配置された締付用ボルト14は切削工具
保持部材に連設された支持金具15に螺合され、
その締付用ボルト14により、押え金具7を介し
て切削用チツプ5およびチツプ支承座板4が柄1
における切欠凹部2の底面に締付固定され、さら
に前記柄1の基端部に、主通孔9に連通するホー
ス継手金具16が螺合連結され、そのホース継手
金具16に一端部が接続された送気ホースの他端
部は圧縮空気供給源に接続される。
前述のように構成された冷却機構をもつ切削工
具を使用して金属を切削する場合、圧縮空気供給
源から送気ホースおよびホース継手金具16を経
て柄1の空気供給路8に冷却用空気を供給する
と、その冷却用空気は、切削用チツプ5の下面の
空気流路および切削用チツプ5の上面の空気流路
を高速で流通して大気中に放出されるので、切削
用チツプ5はその上面および下面から冷却用空気
により効果的に冷却される。この場合、溝3,6
の配置状態から理解されるように、切削用チツプ
5における切削部に近い側が特に強力に冷却され
て切削用チツプ5の切削部の温度が低下され、さ
らに各空気流路を流通した空気は、切削部に向か
つて放出されるので、冷却効果をさらに高める。
このように、単に切削工具における柄1の基端
部に送気ホースを接続して冷却用空気を供給する
ことにより、切削工具の先端部、特に切削用チツ
プ5を上下両面から効率的に冷却することができ
るので、切削用チツプ5の寿命が大巾に延長され
る。この効果は特に高温切削において著しい。
第11図は、高温切削において、この考案の冷
却機構をもつ切削工具の寿命延長効果を試験した
結果を示した図である。第11図から分るよう
に、冷却機構をもつこの考案の切削工具は冷却機
能をもたない切削工具に比べて、摩耗を少なくで
きる。
また前記実施例の冷却機構をもつ切削工具の場
合は、チツプ支承座板4、切削用チツプ5および
押え金具7の交換を容易に行なうことができ、か
つ一般用の切削用チツプ5をそのまま使用するこ
とができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、切削工具の柄1に設けられ
た空気供給路8に冷却用空気を供給することによ
り、その冷却用空気を切削用チツプ5の下面およ
び上面の空気流路に流通させて、切削用チツプ5
を冷却用空気により強制的に冷却することがで
き、そのため特に大がかりな設備をしたり、加工
手順を変更したり、あるいは消耗品を増大させた
りすることなく、簡単な手段によつて前記切削用
チツプ5を冷却して、その切削用チツプ5の寿命
を大巾に延長することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例に係
る冷却機構をもつ切削工具を示すものであつて、
第1図は平面図、第2図は側面図、第3図は正面
図、第4図は第2図のAーA線拡大断面図であ
る。第5図ないし第7図はこの考案の実施例にお
いて用いられるチツプ支承座板を示すものであつ
て、第5図は平面図、第6図は側面図、第7図は
正面図である。第8図ないし第10図はこの考案
の実施例において用いられる押え金具を示すもの
であつて、第8図は底面図、第9図は正面図、第
10図は側面図である。第11図はこの考案の冷
却機構をもつ切削工具と冷却機構をもたない切削
工具との高温切削時における摩耗比較実験例を示
す図である。 図において、1は柄、2は切欠凹部、3は空気
流通溝、4はチツプ支承座板、5は切削用チツ
プ、6は空気流通溝、7は押え金具、8は空気供
給路、9は主通孔、10および11は分岐通孔、
12は縦孔、13はテーパー孔、14は締付用ボ
ルトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切削工具における柄1の先端部に設けられた切欠
    凹部2の底面に、上面に空気流通溝3を備えてい
    るチツプ支承座板4と、切削用チツプ5と、下面
    に空気流通溝6を備えている押え金具7とが順次
    重合されて固定され、切削工具の柄1に設けられ
    た空気供給路8が、前記空気流通溝3および切削
    用チツプ5の下面により形成された空気流路と前
    記空気流通溝6および切削用チツプ5の上面によ
    り形成された空気流路とに接続され、前記各空気
    流路の端部は切削用チツプ5の切削部側に向かつ
    て開口していることを特徴とする冷却機構をもつ
    切削工具。
JP1987042529U 1987-03-25 1987-03-25 Expired JPH0318083Y2 (ja)

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JP1987042529U JPH0318083Y2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25

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JP1987042529U JPH0318083Y2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25

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JPS63151203U JPS63151203U (ja) 1988-10-05
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JPS63151203U (ja) 1988-10-05

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