JPH03180006A - 磁界発生装置 - Google Patents
磁界発生装置Info
- Publication number
- JPH03180006A JPH03180006A JP1319264A JP31926489A JPH03180006A JP H03180006 A JPH03180006 A JP H03180006A JP 1319264 A JP1319264 A JP 1319264A JP 31926489 A JP31926489 A JP 31926489A JP H03180006 A JPH03180006 A JP H03180006A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、被検体の断層像を撮影する核磁気共鳴撮像装
置（以上、ＭＨＩ装置と呼ぶ）などに用いられる広い空
隙内に高強度の静磁場を発生させる磁界発生装置に関す
る。
置（以上、ＭＨＩ装置と呼ぶ）などに用いられる広い空
隙内に高強度の静磁場を発生させる磁界発生装置に関す
る。
［従来の技術］
従来のＭＨＩ装置に用いられる磁界発生装置は、特開昭
６０−８８４０７等に記載される如き第３図に示すよう
なものであった。
６０−８８４０７等に記載される如き第３図に示すよう
なものであった。
［発明が解決しようとする課題］
しかし、前述の従来技術では、永久磁石及び磁極片の周
方向の側面から空間を通しヨークに磁束が漏れ、この漏
洩磁束量が中心磁場強度の低減を招き、更にこの低減量
が画像のコントラストに悪影響を与え、鮮明な画像を得
に＜＜シているという課題を有していた。
方向の側面から空間を通しヨークに磁束が漏れ、この漏
洩磁束量が中心磁場強度の低減を招き、更にこの低減量
が画像のコントラストに悪影響を与え、鮮明な画像を得
に＜＜シているという課題を有していた。
そこで本発明は、このような課題を解決するもので、そ
の目的とするところは、永久磁石及び磁極片からヨーク
に漏洩する磁束量を減少させ、鮮明な画像を得られる磁
界発生装置の構成を提供するところにある。
の目的とするところは、永久磁石及び磁極片からヨーク
に漏洩する磁束量を減少させ、鮮明な画像を得られる磁
界発生装置の構成を提供するところにある。
［課題を解決するための手段］
本発明の磁界発生装置は、永久磁石、ヨーク、磁極片、
支柱の各要素の構成によりなる磁界発生装置において、
前記永久磁石と磁極片の周方向側面に磁束漏洩防止用永
久磁石を設置したことを特徴とする。
支柱の各要素の構成によりなる磁界発生装置において、
前記永久磁石と磁極片の周方向側面に磁束漏洩防止用永
久磁石を設置したことを特徴とする。
［作用］
本発明の上記の構成によれば、永久磁石及び磁極片の周
方向の側面に磁束漏洩防止用永久磁石を設置することで
、永久磁石及び磁極片の周方向の側面から空間を通して
ヨークに漏れる磁束量を減少させることが可能となり、
このことで磁極片から相対する磁極片を通過する磁束量
が多くなり、中心磁場強度が向上し鮮明な画像を得るた
めに必第１図は本発明の実施例を示す磁界発生装置の主
要断面図である。１は永久磁石、２は磁極片、３はヨー
ク、４は支柱であり、５は永久磁石１及び磁極片２の周
方向側面に設置されている磁束漏洩防止用永久磁石ある
。また第２図には、前記の磁界発生装置の上面図を示す
。第１図に基づき説明すると、ヨーク３に接続されてい
る永久磁石１は図中に示す様に、片方はＮ極で、もう一
方はＳ極となる。この永久磁石に用いられる材料として
はエネルギー積が出来る限り大きいものが望ましく、こ
こではＰｒ−Ｆｅ−Ｂ系（３０メガガウスエルステツド
〉を用いた。２の磁極片は、相対する永久磁石１で形成
する空隙の中心の磁場の均一化を目的として設置されて
いるものであり、磁束をより効率よく透過させるために
材質は透磁率の高い軟磁性体を用いている。３のヨーク
、４の支柱は本磁界発生装置の骨格をなすもので、ヨー
ク３は円盤上をなし、上下ヨーク３の間には４本の支柱
４が均等に配置される。またこれ等の材質は磁束を効率
よく透過させる為軟磁性体が用いられている。
方向の側面に磁束漏洩防止用永久磁石を設置することで
、永久磁石及び磁極片の周方向の側面から空間を通して
ヨークに漏れる磁束量を減少させることが可能となり、
このことで磁極片から相対する磁極片を通過する磁束量
が多くなり、中心磁場強度が向上し鮮明な画像を得るた
めに必第１図は本発明の実施例を示す磁界発生装置の主
要断面図である。１は永久磁石、２は磁極片、３はヨー
ク、４は支柱であり、５は永久磁石１及び磁極片２の周
方向側面に設置されている磁束漏洩防止用永久磁石ある
。また第２図には、前記の磁界発生装置の上面図を示す
。第１図に基づき説明すると、ヨーク３に接続されてい
る永久磁石１は図中に示す様に、片方はＮ極で、もう一
方はＳ極となる。この永久磁石に用いられる材料として
はエネルギー積が出来る限り大きいものが望ましく、こ
こではＰｒ−Ｆｅ−Ｂ系（３０メガガウスエルステツド
〉を用いた。２の磁極片は、相対する永久磁石１で形成
する空隙の中心の磁場の均一化を目的として設置されて
いるものであり、磁束をより効率よく透過させるために
材質は透磁率の高い軟磁性体を用いている。３のヨーク
、４の支柱は本磁界発生装置の骨格をなすもので、ヨー
ク３は円盤上をなし、上下ヨーク３の間には４本の支柱
４が均等に配置される。またこれ等の材質は磁束を効率
よく透過させる為軟磁性体が用いられている。
永久磁石１と磁極片２の周方向側面に設置されている磁
束漏洩防止用永久磁石５はリング状をなし、永久磁石１
及び磁極片２の周方向側面に接する側の極は、永久磁石
１がヨーク３と接する極と異なる様に着磁されている。
束漏洩防止用永久磁石５はリング状をなし、永久磁石１
及び磁極片２の周方向側面に接する側の極は、永久磁石
１がヨーク３と接する極と異なる様に着磁されている。
従って図中に記載されているように、上下に設置された
磁束漏洩防止用永久磁石５は、片方は内側面がＮ極であ
るが、もう一方はＳ極である。更にこの磁束漏洩防止用
永久磁石５の磁気特性は、エネルギー積が大きければ大
きい程、漏洩防止効果が大きい。前述した基本構成でよ
り詳細な内容を次に記す。
磁束漏洩防止用永久磁石５は、片方は内側面がＮ極であ
るが、もう一方はＳ極である。更にこの磁束漏洩防止用
永久磁石５の磁気特性は、エネルギー積が大きければ大
きい程、漏洩防止効果が大きい。前述した基本構成でよ
り詳細な内容を次に記す。
磁束漏洩防止用永久磁石の形状は構成される他の部品（
永久磁石、ヨーク、支柱）の形状及び磁気特性によって
決まる為、各々の部品の形状を以下に定めおこなった。
永久磁石、ヨーク、支柱）の形状及び磁気特性によって
決まる為、各々の部品の形状を以下に定めおこなった。
永久磁石１は半径（ｒ＋）５５ｃｍ、 肉厚（Ｔ＋）
１０．５ａｎ、ヨーク３は半径（ｒ２）９５．５ｏｎ、
肉厚（Ｔｓ） １２．５ ｃｍ、支柱４は半径８ｃｍ、
長さ（１）１３８ｃｍ、 前記定めた形状において磁
束漏洩防止用永久磁石５の厚み〈Ｔ４〉を変化させ中心
磁場強度の測定をした。また、比較の為にエネルギー積
の異なる２種の材料（１つはＰｒ−Ｆｅ−Ｂ系エネルギ
ー積２５メガガウスエルステッド、もう一つはＳｍ２Ｃ
ｏ＋ ？系エネルギー積１３メガガウスエルステッド）
で行った。結果を表−１に記す。
１０．５ａｎ、ヨーク３は半径（ｒ２）９５．５ｏｎ、
肉厚（Ｔｓ） １２．５ ｃｍ、支柱４は半径８ｃｍ、
長さ（１）１３８ｃｍ、 前記定めた形状において磁
束漏洩防止用永久磁石５の厚み〈Ｔ４〉を変化させ中心
磁場強度の測定をした。また、比較の為にエネルギー積
の異なる２種の材料（１つはＰｒ−Ｆｅ−Ｂ系エネルギ
ー積２５メガガウスエルステッド、もう一つはＳｍ２Ｃ
ｏ＋ ？系エネルギー積１３メガガウスエルステッド）
で行った。結果を表−１に記す。
表−１
表−１に示す様に永久磁石１と磁極片２の周方向側面に
磁束漏洩防止用永久磁石５が設置されていない構成のも
のは、設置したものに比べ中心磁場強度が低く、また設
置したものでも肉厚の厚い方がより高い中心磁場強度が
得られている。更にまた、同一の形状でも、エネルギー
積の高いものの方が中心磁場強度が高くなることがわか
った。
磁束漏洩防止用永久磁石５が設置されていない構成のも
のは、設置したものに比べ中心磁場強度が低く、また設
置したものでも肉厚の厚い方がより高い中心磁場強度が
得られている。更にまた、同一の形状でも、エネルギー
積の高いものの方が中心磁場強度が高くなることがわか
った。
［実施例−２］
実施例−１と同様の構成の磁場発生装置を作製した。こ
の時はブロック形状の磁束漏洩防止用永久磁石を用いた
。設置した状態の部分斜視図を第５に示す。第５図に示
す様にブロックは等間隔で配置されている。磁束漏洩防
止用永久磁石ブロックを得る方法は第４図に示す如き基
本組成がＰｒ１５原子％、Ｆｅ７Ｂ原子％、Ｂ５．５原
子％、Ｃｕ１．５原子％である合金を溶解、鋳造し、鋳
造インゴット６を熱間圧延用のカプセル７に入れ脱気、
密封し、圧延ローラ８によって９５０ ’Ｃでカプセル
を熱間圧延することで得る。この構成により得られた磁
場発生装置においても、実施例−１と同様に中心磁場強
度の向上が出来たが、実施例−１と比較すると多少劣る
ものであった。
の時はブロック形状の磁束漏洩防止用永久磁石を用いた
。設置した状態の部分斜視図を第５に示す。第５図に示
す様にブロックは等間隔で配置されている。磁束漏洩防
止用永久磁石ブロックを得る方法は第４図に示す如き基
本組成がＰｒ１５原子％、Ｆｅ７Ｂ原子％、Ｂ５．５原
子％、Ｃｕ１．５原子％である合金を溶解、鋳造し、鋳
造インゴット６を熱間圧延用のカプセル７に入れ脱気、
密封し、圧延ローラ８によって９５０ ’Ｃでカプセル
を熱間圧延することで得る。この構成により得られた磁
場発生装置においても、実施例−１と同様に中心磁場強
度の向上が出来たが、実施例−１と比較すると多少劣る
ものであった。
［発明の効果］
以上述べたように発明によれば、永久磁石及び周方向側
面に新たに磁束漏洩防止用永久磁石を設置することで、
永久磁石及び磁極片からヨークに漏れる漏洩磁束を減少
させることが可能となり、磁気回路の効率が高まり中心
磁場強度の高いものが得られ、かつ鮮明な画像が得られ
るものである。
面に新たに磁束漏洩防止用永久磁石を設置することで、
永久磁石及び磁極片からヨークに漏れる漏洩磁束を減少
させることが可能となり、磁気回路の効率が高まり中心
磁場強度の高いものが得られ、かつ鮮明な画像が得られ
るものである。
なお、実施例において、材質、形状が記載しであるが、
これは限定されるものではなく、特に磁束漏洩防止用永
久磁石は、エネルギー積が２５メガガウス工ルステツド
以上ものであればなんでもよく、また形状も規定される
ものではない。
これは限定されるものではなく、特に磁束漏洩防止用永
久磁石は、エネルギー積が２５メガガウス工ルステツド
以上ものであればなんでもよく、また形状も規定される
ものではない。
第１図は本発明の実施例−１における主要断面図。
第２図は本発明の実施例−１における上面図。
第３図は従来の磁場発生装置の断面図。
第５図は実施例−２における磁束漏洩防止用永久磁石の
配置を示す部分斜視図。 第４図は磁束漏洩防止用永久磁石ブロックの作製方法を
現わす工程概略図。 １．１°Ｚｌ１１″、ｌｏ。 ２、．２＋Ｚ２１１Ｚ２１１１１ ・ ３．３ ．３１１１．３１１１１ ４．４” 、４°１Ｚ４１１１１ ・ ５．５′ 、５°＋＋、５１１１１ ・６ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ 永久磁石 磁極片 ヨーク 支柱 漏洩磁束防止用永久磁石 鋳造インゴット 熱間圧延のカプセル 圧延ローラ 圧延方法 以上
配置を示す部分斜視図。 第４図は磁束漏洩防止用永久磁石ブロックの作製方法を
現わす工程概略図。 １．１°Ｚｌ１１″、ｌｏ。 ２、．２＋Ｚ２１１Ｚ２１１１１ ・ ３．３ ．３１１１．３１１１１ ４．４” 、４°１Ｚ４１１１１ ・ ５．５′ 、５°＋＋、５１１１１ ・６ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ 永久磁石 磁極片 ヨーク 支柱 漏洩磁束防止用永久磁石 鋳造インゴット 熱間圧延のカプセル 圧延ローラ 圧延方法 以上
Claims (1)
- 永久磁石、ヨーク、磁極片、支柱の各要素の構成により
なる磁界発生装置において、前記永久磁石と磁極片の周
方向側面に磁束漏洩防止用永久磁石を設置したことを特
徴とする磁界発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1319264A JPH03180006A (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | 磁界発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1319264A JPH03180006A (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | 磁界発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03180006A true JPH03180006A (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=18108260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1319264A Pending JPH03180006A (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | 磁界発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03180006A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005103266A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | General Electric Co <Ge> | 主磁場調整のための移動可能永久磁石本体を備えた永久磁石アセンブリ |
-
1989
- 1989-12-08 JP JP1319264A patent/JPH03180006A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005103266A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | General Electric Co <Ge> | 主磁場調整のための移動可能永久磁石本体を備えた永久磁石アセンブリ |
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