JPH03179724A - 電子線リソグラフィ用下層材料及びこれを用いたパターン形成方法 - Google Patents
電子線リソグラフィ用下層材料及びこれを用いたパターン形成方法Info
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- JPH03179724A JPH03179724A JP31866789A JP31866789A JPH03179724A JP H03179724 A JPH03179724 A JP H03179724A JP 31866789 A JP31866789 A JP 31866789A JP 31866789 A JP31866789 A JP 31866789A JP H03179724 A JPH03179724 A JP H03179724A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、電子線リソグラフィ法用の下層材料及びこ
れを用いたパターン形成方法に間するものである。
れを用いたパターン形成方法に間するものである。
(従来の技術)
半導体素子の高集積化を図るため、サブミクロンレベル
の微細加工技術がますます必要になってきている。そこ
で、レジストパターンの形成に際しても、電子線により
レジストに所望のパターンを直接描画して所望のパター
ンを形成する方法(以下、電子線リソグラフィと云う、
)か用いられつつある。
の微細加工技術がますます必要になってきている。そこ
で、レジストパターンの形成に際しても、電子線により
レジストに所望のパターンを直接描画して所望のパター
ンを形成する方法(以下、電子線リソグラフィと云う、
)か用いられつつある。
しかし、電子線リソグラフィの解像度は入射電子のレジ
スト内散乱に起因する近接効果により低下する。即ち、
入射電子のレジスト内散乱(前方散乱)による分布の拡
がりや、下地例えば基板により反射され生じる後方散乱
電子により解像度が低下してまう、従って、電子線リソ
グラフィにより、微細かつ高アスペクト比の多層配線パ
ターン、ゲートパターン、コンタクトパターン等を形成
するには、上述の近接効果の低減が必須であフた。
スト内散乱に起因する近接効果により低下する。即ち、
入射電子のレジスト内散乱(前方散乱)による分布の拡
がりや、下地例えば基板により反射され生じる後方散乱
電子により解像度が低下してまう、従って、電子線リソ
グラフィにより、微細かつ高アスペクト比の多層配線パ
ターン、ゲートパターン、コンタクトパターン等を形成
するには、上述の近接効果の低減が必須であフた。
そこで、電子線リソグラフィの分野においては、多層レ
ジスト法が早くから検討されていた。
ジスト法が早くから検討されていた。
多層レジスト法のうちの三層レジスト法では、基板上に
、基板上の段差を平坦化するための有機ポリマーから成
る膜厚が厚い下層と、酸素ガス反応性イオンエツチング
(02−RIE)に耐性を示す中間層と、電子線レジス
トでti戒された上層とがこの順に形成される。次に、
この多層膜の、先ず最上層の電子線レジストに対し電子
線描画が行なわれさらに現像が行なわれ、次に、電子線
レジストパターンがマスクとされ中間層のエツチングが
なされ、次に、下層が02−RI Eによってエツチン
グされる。この結果、高アスペクト比のパターンが得ら
れる。
、基板上の段差を平坦化するための有機ポリマーから成
る膜厚が厚い下層と、酸素ガス反応性イオンエツチング
(02−RIE)に耐性を示す中間層と、電子線レジス
トでti戒された上層とがこの順に形成される。次に、
この多層膜の、先ず最上層の電子線レジストに対し電子
線描画が行なわれさらに現像が行なわれ、次に、電子線
レジストパターンがマスクとされ中間層のエツチングが
なされ、次に、下層が02−RI Eによってエツチン
グされる。この結果、高アスペクト比のパターンが得ら
れる。
また、多層レジスト法のうちの二層レジスト法では、上
述の上層及び中間層の両機能を持つケイ素含有レジスト
が用いられ、中間層の形成工程及び中周層のエツチング
工程が省略される。
述の上層及び中間層の両機能を持つケイ素含有レジスト
が用いられ、中間層の形成工程及び中周層のエツチング
工程が省略される。
しかし、多層レジスト法では各層が絶縁体で構成されて
いたため、電子線描画の際にその電荷か多層膜に蓄積さ
れでしまう(チャージアップと称される現象)。この結
果、負電荷同士の反発により電子線描画装置のビームが
曲げられるため、描画パターンの位置ずれが生しでいた
。チャージアップにより生しる上述のようなパターンす
れは、サブミクロンルールのパターンを形成する場合特
に問題になる。
いたため、電子線描画の際にその電荷か多層膜に蓄積さ
れでしまう(チャージアップと称される現象)。この結
果、負電荷同士の反発により電子線描画装置のビームが
曲げられるため、描画パターンの位置ずれが生しでいた
。チャージアップにより生しる上述のようなパターンす
れは、サブミクロンルールのパターンを形成する場合特
に問題になる。
そこで、チャージアップを防止するための何らかの手当
が必要になる。具体的には多層膜に何らかの導電性を付
与すれば良く、その−例としては例えば文献(SPIE
(エスピーアイイー) Vol。
が必要になる。具体的には多層膜に何らかの導電性を付
与すれば良く、その−例としては例えば文献(SPIE
(エスピーアイイー) Vol。
923 、 pp、 281〜288 (1988))
に開示されている方法かあった。
に開示されている方法かあった。
この文献に開示の方法は、三層レジスト法において、下
層形成後にこの表面(こ水素イオンを照射して下層に導
電性を付与するものであった。この方法1こよれば、例
えば、シリコン(Si)基板上に厚さが1.7umのレ
ジスト層から成る下層を形成後、この下層に対し水素イ
オンを加速電圧40KeV及びドーズ量1×10I6個
cm−2の条件で照射することにより、下層のシート抵
抗が1013Ω/口から10’Ω/口に低下し、この結
果、描画パターンの位置ずれが防止出来た。
層形成後にこの表面(こ水素イオンを照射して下層に導
電性を付与するものであった。この方法1こよれば、例
えば、シリコン(Si)基板上に厚さが1.7umのレ
ジスト層から成る下層を形成後、この下層に対し水素イ
オンを加速電圧40KeV及びドーズ量1×10I6個
cm−2の条件で照射することにより、下層のシート抵
抗が1013Ω/口から10’Ω/口に低下し、この結
果、描画パターンの位置ずれが防止出来た。
(発明か解決しようとする課題)
しかしながら、上述の文献に開示の方法では、水素イオ
ンを照射するための専用の装置が必要になるという問題
点があった。現行のフォトリソグラフィ及び電子線リソ
グラフィ工程中(こおけるレジスト層形成工程では回転
塗布装置、ホットプレートのみが使用されていることを
考えると、水素イオン照射装置等のような真空装置は、
現行工程では異質の装置になる。従って、水素イオン照
射装置導入によるコスト上昇、水素イオン照射工程を追
加することによるスルーブツト低下等の種々の弊害を招
いてしまう。
ンを照射するための専用の装置が必要になるという問題
点があった。現行のフォトリソグラフィ及び電子線リソ
グラフィ工程中(こおけるレジスト層形成工程では回転
塗布装置、ホットプレートのみが使用されていることを
考えると、水素イオン照射装置等のような真空装置は、
現行工程では異質の装置になる。従って、水素イオン照
射装置導入によるコスト上昇、水素イオン照射工程を追
加することによるスルーブツト低下等の種々の弊害を招
いてしまう。
この発明は、このような点に鑑みなされたものであり、
従ってこの発明の目的は、現行の電子線リソグラフィ工
程を変更することなくチャージアップによるパターンず
れを除去出来る電子線リソグラフィ用下層材料及びこれ
を用いたパターン形成方法を提供することにある。
従ってこの発明の目的は、現行の電子線リソグラフィ工
程を変更することなくチャージアップによるパターンず
れを除去出来る電子線リソグラフィ用下層材料及びこれ
を用いたパターン形成方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
この目的の達成を図るため、この出願の第一発明によれ
ば、電子線リソグラフィ用レジストの下側に形成するた
めの下層材料を、樹脂及びグラファイトを含むもので構
成したことを特徴とする。
ば、電子線リソグラフィ用レジストの下側に形成するた
めの下層材料を、樹脂及びグラファイトを含むもので構
成したことを特徴とする。
また、この出願の第二発明(こよれば、電子線リソグラ
フィによりパターン形成するに当たり、下地上側に樹脂
及びグラファイトを含む下層を形成する工程と、 この下層上に中間層を介して又は直接電子線リソグラフ
ィ用レジスト層を形成する工程と、この積層状態におい
て戦術の電子線リソグラフォトレジストに対し電子線を
選択的に照射する工程とを含むことを特徴とする。
フィによりパターン形成するに当たり、下地上側に樹脂
及びグラファイトを含む下層を形成する工程と、 この下層上に中間層を介して又は直接電子線リソグラフ
ィ用レジスト層を形成する工程と、この積層状態におい
て戦術の電子線リソグラフォトレジストに対し電子線を
選択的に照射する工程とを含むことを特徴とする。
ここで、第−及び第二発明で用いるグラファイトとしで
は、例えばカーボンブラックより得たグラファイト、石
油コークスグラファイト、熱分解グラファイト、ウィス
カー型グラファイト、単結晶グラファイト等を挙げるこ
とが出来る。また、樹脂としでは、特別に用意しても勿
論良いし、簡易には、多層レジスト法においで従来下層
として通常使用されでいたフォトレジストを用いても良
い。
は、例えばカーボンブラックより得たグラファイト、石
油コークスグラファイト、熱分解グラファイト、ウィス
カー型グラファイト、単結晶グラファイト等を挙げるこ
とが出来る。また、樹脂としでは、特別に用意しても勿
論良いし、簡易には、多層レジスト法においで従来下層
として通常使用されでいたフォトレジストを用いても良
い。
なお、グラファイトの粒径は、導電性付与の点及び下層
の成膜性の点を比較考量して決定するのか良い。
の成膜性の点を比較考量して決定するのか良い。
また、本発明の下層材料におけるグラファイトの含有量
であるが、グラファイトが多すぎると下層の膜質がぜい
弱になったりグラファイト粒子が下層から放出されパー
ティクル(ここでは塵埃の意味)になり好ましくない、
また、少すぎるとチャージアップ防止効果が発現しない
。従って、この出願に係る発明者の詳細な実験によれば
、グラファイトの含有量は、5〜40重量%の範囲内と
するのが好適である。なお、ここで云う含有量とは、 である、また、樹脂として市販のレジストを用いる場合
の上記含有量算出で云う樹脂の重さとは、レジスト中の
固形分の重さである。
であるが、グラファイトが多すぎると下層の膜質がぜい
弱になったりグラファイト粒子が下層から放出されパー
ティクル(ここでは塵埃の意味)になり好ましくない、
また、少すぎるとチャージアップ防止効果が発現しない
。従って、この出願に係る発明者の詳細な実験によれば
、グラファイトの含有量は、5〜40重量%の範囲内と
するのが好適である。なお、ここで云う含有量とは、 である、また、樹脂として市販のレジストを用いる場合
の上記含有量算出で云う樹脂の重さとは、レジスト中の
固形分の重さである。
(作用)
このような構成によれば以下に説明するような作用が得
られる。
られる。
カーボンブラックより得たグラファイト、石油コークス
グラファイト、熱分解グラファイト、ウィスカー型グラ
ファイト、単結晶グラファイト等のグラファイトの電気
抵抗は、上記列記の順に10−2Ω・cm〜101Ω・
cmと低くなる。また、これらグラファイトの電気抵抗
は温度依存性を示すか、リソグラフィ工程で使用される
O〜300°C程度の温度範囲では上述の電気抵抗範囲
内で変化する。
グラファイト、熱分解グラファイト、ウィスカー型グラ
ファイト、単結晶グラファイト等のグラファイトの電気
抵抗は、上記列記の順に10−2Ω・cm〜101Ω・
cmと低くなる。また、これらグラファイトの電気抵抗
は温度依存性を示すか、リソグラフィ工程で使用される
O〜300°C程度の温度範囲では上述の電気抵抗範囲
内で変化する。
また、これらグラファイトは、電気伝導度に異方性があ
ることが知られでいるか、例えば天然単結晶グラファイ
トに近い物性を持つ高配向熱分解グラファイト(目○P
G)については室温でのGa <c面に平行な方向の
電気伝導度)が2.3×10’S−cm−’、σ。(0
面に垂直な方向の電気伝導度)が5.98−cm−’で
あり、いずれの方向においても例えば短結晶シリコンに
比しはるかに高い導電性を有する。
ることが知られでいるか、例えば天然単結晶グラファイ
トに近い物性を持つ高配向熱分解グラファイト(目○P
G)については室温でのGa <c面に平行な方向の
電気伝導度)が2.3×10’S−cm−’、σ。(0
面に垂直な方向の電気伝導度)が5.98−cm−’で
あり、いずれの方向においても例えば短結晶シリコンに
比しはるかに高い導電性を有する。
従って、グラファイトを含有させた下層材料の導電性は
、グラファイトを含有させない場合に比へ増加する。な
お、9個のトランス共役二重結合を持ち両端に8−イオ
ノン環の付いた全トランスB−カロチンのような低分子
化合物であってもハロゲンやSO2のようなアクセプタ
ーをドーピングすることによってその導電性か増すこと
を考えても、グラファイトを含有させることにより被含
有物の導li性が増すことは妥当性がある。
、グラファイトを含有させない場合に比へ増加する。な
お、9個のトランス共役二重結合を持ち両端に8−イオ
ノン環の付いた全トランスB−カロチンのような低分子
化合物であってもハロゲンやSO2のようなアクセプタ
ーをドーピングすることによってその導電性か増すこと
を考えても、グラファイトを含有させることにより被含
有物の導li性が増すことは妥当性がある。
また、グラファイトの相隣り合う0面の間隔は3.35
人、また、構造単位である六角形の一辺は1.42大で
あることか知られているので、グラファイトを例えば粒
径0.1umの微粒子状にした場合でもこの微粒子の同
一面内には構造単位が3.6X105個程度在りざらに
この微粒子はこのような面が300層も重なっているこ
とになる。従って、下層の膜質を損ねることがないよう
にグラファイトを微粒子状にしで含有させたとしても、
下層に導電性を付与出来る。
人、また、構造単位である六角形の一辺は1.42大で
あることか知られているので、グラファイトを例えば粒
径0.1umの微粒子状にした場合でもこの微粒子の同
一面内には構造単位が3.6X105個程度在りざらに
この微粒子はこのような面が300層も重なっているこ
とになる。従って、下層の膜質を損ねることがないよう
にグラファイトを微粒子状にしで含有させたとしても、
下層に導電性を付与出来る。
(実施例)
以下、この発明の電子線リソグラフィ用下層材料及びこ
れを用いたバターシ形成方法の実施例の説明を行なう。
れを用いたバターシ形成方法の実施例の説明を行なう。
なお、以下の説明中の使用材料、これらの混合量及び処
理条件等は、この発明の範囲内の好ましい条件を示した
にすぎない。従って、この発明がこれら条件にのみ限定
されるものでないことは理解されたい。
理条件等は、この発明の範囲内の好ましい条件を示した
にすぎない。従って、この発明がこれら条件にのみ限定
されるものでないことは理解されたい。
里Jj塾4例
第1実施例の下層材料を以下に説明するように調整する
。なお、この第1実施例では、樹脂としてMP 140
0−31フオトレジスト(シラブレー社製)を用い、グ
ラファイトとして単結晶グラファイトを用いる。
。なお、この第1実施例では、樹脂としてMP 140
0−31フオトレジスト(シラブレー社製)を用い、グ
ラファイトとして単結晶グラファイトを用いる。
先ず、単結晶グラファイトをボールミルを用いて充分に
微粉末化する。
微粉末化する。
次1こ、MP 1400−31フォトレジスト100m
A中に微粉末化した上記単結晶グラファイト59を加え
る。
A中に微粉末化した上記単結晶グラファイト59を加え
る。
次1こ、この混合物をポットミルに移し、その後、この
混合物を24時間粉砕・混練して、第1実施例の下層形
成材料を得る。
混合物を24時間粉砕・混練して、第1実施例の下層形
成材料を得る。
なお、MP 1400−31フオトレジストは、固形分
を31重量%含んでいるので、このレジストの比重が約
1であるとして、第1実施例の下層材料(こおけるグラ
ファイトのおおよその含有量(重量%)は、5X 10
0/ (31+5) =14%である。
を31重量%含んでいるので、このレジストの比重が約
1であるとして、第1実施例の下層材料(こおけるグラ
ファイトのおおよその含有量(重量%)は、5X 10
0/ (31+5) =14%である。
次に、下地としてのシリコンウェハ上に第1実施例の下
層材料を2000回転/分の条件でスピンコードする。
層材料を2000回転/分の条件でスピンコードする。
その後、ホットプレートを用い、このシリコンウェハ8
100℃の温度で1分間さらに220℃の温度で3分間
ベーキングする。これにより、シリコンウェハ上に膜厚
が2.5umの下層を形成する。
100℃の温度で1分間さらに220℃の温度で3分間
ベーキングする。これにより、シリコンウェハ上に膜厚
が2.5umの下層を形成する。
次に、この下層上にSNR−M2 (東ソー製の電子線
レジスト)をスピンコードする。その後、ホットプレー
トを用いこのシリコウェハを80℃の温度で1分間ベー
キングする。これにより、膜厚が0.35umの電子線
レジスト層を形成する。
レジスト)をスピンコードする。その後、ホットプレー
トを用いこのシリコウェハを80℃の温度で1分間ベー
キングする。これにより、膜厚が0.35umの電子線
レジスト層を形成する。
次に、加速電圧が20KVの電子線を用いドズ量20u
C/cm2の条件で上記電子線レジスト層に所定のパタ
ーンを描画する。ここで所定のパターンとは、第1図に
示すようなライン部11と、スペース部13が各々lu
mでありライン部11の全長が1100uのラインアン
ドスペースパターン15である。また、このパターン1
5の描画は、このパターン15ヲライン全長の半分の位
置で2分割し上側領域工について図中P、〜P2まで順
次行ない、次に、下側領域IIについて図中P3〜P4
まで順次行なう。
C/cm2の条件で上記電子線レジスト層に所定のパタ
ーンを描画する。ここで所定のパターンとは、第1図に
示すようなライン部11と、スペース部13が各々lu
mでありライン部11の全長が1100uのラインアン
ドスペースパターン15である。また、このパターン1
5の描画は、このパターン15ヲライン全長の半分の位
置で2分割し上側領域工について図中P、〜P2まで順
次行ない、次に、下側領域IIについて図中P3〜P4
まで順次行なう。
次に、電子線描画済み試料をジイソブチルケトン/エチ
ルシクロヘキサノン(4/1 :体積比)から成る現像
液により30秒間現像し、その後、エチルシクロヘキサ
ノンにより30秒間リンスする。
ルシクロヘキサノン(4/1 :体積比)から成る現像
液により30秒間現像し、その後、エチルシクロヘキサ
ノンにより30秒間リンスする。
次に、得られた電子線レジストパターンをSEM(走査
型電子顕微WIA)により観察したところ、領域I及び
領域IIの各パターンのつなぎは良好であり両領域のパ
ターン間のずれは認められなかった。第2図(A)はこ
の様子を示した図であり、実施例のパターンの第1図中
のQ部分に相当する部分を示した平面図である。
型電子顕微WIA)により観察したところ、領域I及び
領域IIの各パターンのつなぎは良好であり両領域のパ
ターン間のずれは認められなかった。第2図(A)はこ
の様子を示した図であり、実施例のパターンの第1図中
のQ部分に相当する部分を示した平面図である。
墓ヱj9虹例
樹脂としてMP2400フォトレジスト(シラブレー社
製)を用い、グラファイトとして熱分解グラファイトを
用い、それ以外は第1実施例と同様な手順で第2実施例
の下層材料を調整する。
製)を用い、グラファイトとして熱分解グラファイトを
用い、それ以外は第1実施例と同様な手順で第2実施例
の下層材料を調整する。
なお、なお、MP2400フォトレジストは、固形分を
17重量%含んでいるので、このレジストの比重が約1
であるとしで、第2実施例の下層材料におけるグラファ
イトのおおよその含有量(重量%)は、5X100/
(17+5)=23%である。
17重量%含んでいるので、このレジストの比重が約1
であるとしで、第2実施例の下層材料におけるグラファ
イトのおおよその含有量(重量%)は、5X100/
(17+5)=23%である。
次に、シリコンウェハ上に第2実施例の下層材料を第1
実施例の場合と同様な手順で塗布し、その後ベーキング
して、第2実施例の下層材料から成る下層を形成する。
実施例の場合と同様な手順で塗布し、その後ベーキング
して、第2実施例の下層材料から成る下層を形成する。
但し、この下層の膜厚は1.2umである。
次に、第1実施例と同様に、この下層上に電子線レジス
ト層を形成し、ざらに、電子線描画、現像、リンス及び
SEMによる観察を行なう。
ト層を形成し、ざらに、電子線描画、現像、リンス及び
SEMによる観察を行なう。
第2実施例の場合も、第1実施例同様に位置ずれの無い
所望のパターンが得られていた。
所望のパターンが得られていた。
處較1
シリコンウェハ上1こMP1400−31フォトレジス
ト!2000回転/分の条件でスピンコトする。その後
、ホットプレートを用い、このシリコンウェハt100
℃の温度で1分間ざらに220℃の温度で3分間ベーキ
ングする。これにより、シリコンウェハ上にグラファイ
トは含まない膜厚が2.3umの下層を形成する。
ト!2000回転/分の条件でスピンコトする。その後
、ホットプレートを用い、このシリコンウェハt100
℃の温度で1分間ざらに220℃の温度で3分間ベーキ
ングする。これにより、シリコンウェハ上にグラファイ
トは含まない膜厚が2.3umの下層を形成する。
次に、第1実施例と同様に、電子線レジスト層を形成し
、ざらに、電子線描画、現像、リンス及びSEMによる
観察を行なう。
、ざらに、電子線描画、現像、リンス及びSEMによる
観察を行なう。
得られた比較例のパターンでは、第2図(B)に示すよ
うに、領域Iのパターンに対し領域Hのパターンか、X
方向に1.5LIm、1/方向に1゜7gmずれている
ことが分った。
うに、領域Iのパターンに対し領域Hのパターンか、X
方向に1.5LIm、1/方向に1゜7gmずれている
ことが分った。
上述の実験結果から明らかなように、この出願の電子線
りソグラフイ用下層材料は、従来の平坦化層として使用
できることは勿論のこと、チャージアップによるパター
ンずれを防止出来ることが分る。
りソグラフイ用下層材料は、従来の平坦化層として使用
できることは勿論のこと、チャージアップによるパター
ンずれを防止出来ることが分る。
上述においてはこの出願の電子線リソグラフィ用下層材
料及びこれを用いたパターン形成方法の実施例につき説
明したが、これら発明は上述の実施例のみに限定される
ものでない。
料及びこれを用いたパターン形成方法の実施例につき説
明したが、これら発明は上述の実施例のみに限定される
ものでない。
例えば上述の実施例では、下層材料の樹脂分として市販
のフォトレジストを用いでいたが、レジストの代わりに
単なる樹脂但し多層レジストプロセスでの選択エツチン
グ性等を満足する樹脂を用いても良い、そして、この樹
脂と、グラファイトとを適切な溶剤に入れ塗布溶液を調
整すれば下層材料の塗布溶液となる。
のフォトレジストを用いでいたが、レジストの代わりに
単なる樹脂但し多層レジストプロセスでの選択エツチン
グ性等を満足する樹脂を用いても良い、そして、この樹
脂と、グラファイトとを適切な溶剤に入れ塗布溶液を調
整すれば下層材料の塗布溶液となる。
また、上述の実施例では、グラファイトとして単結晶グ
ラファイト又は熱分解グラファイトを用いていたが、他
のグラファイトでも勿論良い。
ラファイト又は熱分解グラファイトを用いていたが、他
のグラファイトでも勿論良い。
(発明の効果)
上述した説明からも明らかなように、この出願の第一発
明の電子線リソグラフィ用下層材料及び第二発明のパタ
ーン形成方法によれば、電子線レジスト描画時のチャー
ジアップを防止出来よってパターンずれの無い所望のパ
ターンが得られる。
明の電子線リソグラフィ用下層材料及び第二発明のパタ
ーン形成方法によれば、電子線レジスト描画時のチャー
ジアップを防止出来よってパターンずれの無い所望のパ
ターンが得られる。
しかも、レジスト膜形成のための工程は従来と同じで艮
いため、コストアップやスルーブツト低下が起こること
もない。
いため、コストアップやスルーブツト低下が起こること
もない。
第1図(よ、描画パターンの説明に供する図、第2図(
A)は、実施例のパターンを示す図、第2図(B)は比
較例のパターンを示す図である。 11・・・ライン部、 13・・・スペース部
15・・・ラインアンドスペースパターン。 特 許 出 願 人 沖電気工業株式会社 5 11ニライン部 13ニスペ一ス部 15ニラインアンドスペ一スパターン 描画パターンの説明に供する図
A)は、実施例のパターンを示す図、第2図(B)は比
較例のパターンを示す図である。 11・・・ライン部、 13・・・スペース部
15・・・ラインアンドスペースパターン。 特 許 出 願 人 沖電気工業株式会社 5 11ニライン部 13ニスペ一ス部 15ニラインアンドスペ一スパターン 描画パターンの説明に供する図
Claims (4)
- (1)電子線リソグラフィ用レジストの下側に形成する
ための、樹脂及びグラファイトを含むことを特徴とする
電子線リソグラフィ用下層材料。 - (2)前記グラファイトの含有量が5〜40重量%であ
る請求項1に記載の電子線リソグラフィ用下層材料。 - (3)電子線リソグラフィによりパターン形成するに当
たり、 下地上側に樹脂及びグラファイトを含む下層を形成する
工程と、 該下層上に中間層を介して又は直接電子線リソグラフィ
用レジスト層を形成する工程と、 該積層状態において前記電子線リソグラフィ用レジスト
に対し電子線を選択的に照射する工程とを含むことを特
徴とするパターン形成方法。 - (4)前記下層中のグラファイトの含有量が5〜40重
量%である請求項3に記載のパターン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31866789A JPH03179724A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 電子線リソグラフィ用下層材料及びこれを用いたパターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31866789A JPH03179724A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 電子線リソグラフィ用下層材料及びこれを用いたパターン形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03179724A true JPH03179724A (ja) | 1991-08-05 |
Family
ID=18101692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31866789A Pending JPH03179724A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 電子線リソグラフィ用下層材料及びこれを用いたパターン形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03179724A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100299004B1 (ko) * | 1998-06-17 | 2001-11-01 | 가네꼬 히사시 | 하전 입자빔으로 직접 기록하는 패턴 묘화 방법 |
JP2020064325A (ja) * | 2020-01-16 | 2020-04-23 | 旭化成株式会社 | 感光性樹脂組成物 |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP31866789A patent/JPH03179724A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100299004B1 (ko) * | 1998-06-17 | 2001-11-01 | 가네꼬 히사시 | 하전 입자빔으로 직접 기록하는 패턴 묘화 방법 |
JP2020064325A (ja) * | 2020-01-16 | 2020-04-23 | 旭化成株式会社 | 感光性樹脂組成物 |
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