JPH0317971B2 - - Google Patents
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- JPH0317971B2 JPH0317971B2 JP11740087A JP11740087A JPH0317971B2 JP H0317971 B2 JPH0317971 B2 JP H0317971B2 JP 11740087 A JP11740087 A JP 11740087A JP 11740087 A JP11740087 A JP 11740087A JP H0317971 B2 JPH0317971 B2 JP H0317971B2
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- water supply
- pipe
- water
- supply pipe
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Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は水洗便器等の水タンクに使用される
給水弁装置に関する。
給水弁装置に関する。
従来の水洗便器の水タンクにおける給水弁は、
上端に給水弁を設けた給水管と、この給水弁を開
閉させる作動装置と、この作動装置に連結した細
長いフロートレバーと、このフロートレバーの一
端に設けたフロートより構成されている。
上端に給水弁を設けた給水管と、この給水弁を開
閉させる作動装置と、この作動装置に連結した細
長いフロートレバーと、このフロートレバーの一
端に設けたフロートより構成されている。
このような従来の給水弁では、水タンク内にお
いてほぼ水平方向に長く延びる細長いフロートレ
バーと、容積の大きい球状フロートを有するた
め、全体の構造・外観が不格好になり、タンク内
の空間を大きく占め、かつ浮力によつて大きな球
状のフロートを浮かび上げて作動レバーを連動さ
せることによつて給水弁を制御するため、タンク
内に充分の水量を要し、タンクの容積を大きくせ
ざるを得ず、水洗時水量の浪費につながり、更
に、タンク内の水面を調節する場合は、レバーの
フロート端を無理に上方または下方に曲げて満水
時のフロートの位置をやや高くまたは低くするこ
とによつて行うため、調節が容易でないと共に、
作動レバーを折断して給水弁が使用できなくなる
ことがよくあり、また給水管とレバーの長さが一
定であるため、高さと大きさの違うタンクに適用
できず、互換性と共通性が無い上に、レバーと作
動装置がねじで連結しているため、長期使用後に
ねじが弛んで弁の故障の原因になり、なお、給水
時の水の音が大きく、かつ弁の開度はフロートの
上昇に従つて段々小さくなるので水量も段々小さ
くなり、タンクの給水時間が長くなり、また給水
弁が故障してこれを修繕または取り替える場合、
工具を使わなければならず、非常に不便であり、
かつ給水弁全体の容積が大きく、出張つた部材が
多く、管理、包装、取り扱い上等不便であるとい
う問題点があつた。
いてほぼ水平方向に長く延びる細長いフロートレ
バーと、容積の大きい球状フロートを有するた
め、全体の構造・外観が不格好になり、タンク内
の空間を大きく占め、かつ浮力によつて大きな球
状のフロートを浮かび上げて作動レバーを連動さ
せることによつて給水弁を制御するため、タンク
内に充分の水量を要し、タンクの容積を大きくせ
ざるを得ず、水洗時水量の浪費につながり、更
に、タンク内の水面を調節する場合は、レバーの
フロート端を無理に上方または下方に曲げて満水
時のフロートの位置をやや高くまたは低くするこ
とによつて行うため、調節が容易でないと共に、
作動レバーを折断して給水弁が使用できなくなる
ことがよくあり、また給水管とレバーの長さが一
定であるため、高さと大きさの違うタンクに適用
できず、互換性と共通性が無い上に、レバーと作
動装置がねじで連結しているため、長期使用後に
ねじが弛んで弁の故障の原因になり、なお、給水
時の水の音が大きく、かつ弁の開度はフロートの
上昇に従つて段々小さくなるので水量も段々小さ
くなり、タンクの給水時間が長くなり、また給水
弁が故障してこれを修繕または取り替える場合、
工具を使わなければならず、非常に不便であり、
かつ給水弁全体の容積が大きく、出張つた部材が
多く、管理、包装、取り扱い上等不便であるとい
う問題点があつた。
この発明は上記問題点を解決するためになされ
たもので、従来の細長い作動レバーと大きな球状
フロートを全く使用せず、全体として一体にユニ
ツト化され、極めてコンパクトに構成され、容易
に水面を調節することができ、かつ互換性があ
り、満水位の給水時間が短縮されると共に騒音が
なく、更に取付け及び取付け後の保守が簡単で、
商品としての包装、取り扱いが極めて便利である
フロートレスの水洗便器用給水弁装置を提供する
ことを目的とする。
たもので、従来の細長い作動レバーと大きな球状
フロートを全く使用せず、全体として一体にユニ
ツト化され、極めてコンパクトに構成され、容易
に水面を調節することができ、かつ互換性があ
り、満水位の給水時間が短縮されると共に騒音が
なく、更に取付け及び取付け後の保守が簡単で、
商品としての包装、取り扱いが極めて便利である
フロートレスの水洗便器用給水弁装置を提供する
ことを目的とする。
この発明の給水弁装置は、下端部に取付部を有
し、かつ外周面に連続の環状係止手段を設けた二
重パイプ状の給水パイプと、二重円筒部が上記給
水パイプの上端から該パイプに、軸方向摺動係止
自在に挿通し、上端部に給水パイプの上端給水口
を開閉させる弁装置を設けると共に、この上端部
より軸方向と直交して外方に広げて延びる盤状部
を二重円筒部と一体に形成し、該盤状部に被蓋す
る蓋を有する給水弁本体と、基端が上記弁装置を
作動する如く弁装置の上端に回動自在に枢着さ
れ、自由端に盤状部内で浮力によつて上下浮動す
る円筒体を取付けた作動レバーを有する浮力作動
装置とから成るものである。
し、かつ外周面に連続の環状係止手段を設けた二
重パイプ状の給水パイプと、二重円筒部が上記給
水パイプの上端から該パイプに、軸方向摺動係止
自在に挿通し、上端部に給水パイプの上端給水口
を開閉させる弁装置を設けると共に、この上端部
より軸方向と直交して外方に広げて延びる盤状部
を二重円筒部と一体に形成し、該盤状部に被蓋す
る蓋を有する給水弁本体と、基端が上記弁装置を
作動する如く弁装置の上端に回動自在に枢着さ
れ、自由端に盤状部内で浮力によつて上下浮動す
る円筒体を取付けた作動レバーを有する浮力作動
装置とから成るものである。
この発明においては、弁装置全体がユニツト化
されたコンパクトな構成であると共に、弁本体が
給水パイプに対し軸方向に調節自在かつ着脱自在
に取付けてあるので、容積が小さく、水タンクを
小型化することができると共に、水量の節約する
ことができ、かつ従来の水洗便器の水タンクに使
用することができ得て、共通性と互換性があり、
その上、取付けの保守が容易で、給水時にノイズ
が無く、給水時間が短縮される。
されたコンパクトな構成であると共に、弁本体が
給水パイプに対し軸方向に調節自在かつ着脱自在
に取付けてあるので、容積が小さく、水タンクを
小型化することができると共に、水量の節約する
ことができ、かつ従来の水洗便器の水タンクに使
用することができ得て、共通性と互換性があり、
その上、取付けの保守が容易で、給水時にノイズ
が無く、給水時間が短縮される。
以下、本発明の実施例を添付図面によつて説明
する。
する。
第1図〜第3図に示す如く、この発明に係る給
水弁装置は、主としてキセル状の給水弁本体1と
この給水弁本体1の円筒部に下方から挿入した給
水パイプ2と、この給水パイプ2の内部に挿入し
た中心パイプ3と、上記弁本体1の上方内部に設
けた弁装置4と、同じく弁本体1の上方内部に設
けられ弁装置4を作動させる浮力作動装置5とか
ら構成される。
水弁装置は、主としてキセル状の給水弁本体1と
この給水弁本体1の円筒部に下方から挿入した給
水パイプ2と、この給水パイプ2の内部に挿入し
た中心パイプ3と、上記弁本体1の上方内部に設
けた弁装置4と、同じく弁本体1の上方内部に設
けられ弁装置4を作動させる浮力作動装置5とか
ら構成される。
給水弁本体1は、特に第2図に示す如く、外筒
11と内筒12とを同軸に配置して成る二重円筒
部10と、この上端よりこれと直交して水平方向
に広げて外方へ延びる円盤部13とを一体に形成
して成る本体円筒部1aと、この本体円筒部1a
の上端と円盤部13の上方を密閉状に被蓋する逆
杓子状の蓋体1bとの二部材より構成される。
11と内筒12とを同軸に配置して成る二重円筒
部10と、この上端よりこれと直交して水平方向
に広げて外方へ延びる円盤部13とを一体に形成
して成る本体円筒部1aと、この本体円筒部1a
の上端と円盤部13の上方を密閉状に被蓋する逆
杓子状の蓋体1bとの二部材より構成される。
上記外筒11と円筒12とは、上端で中央に内
筒12に連動する弁口14aを設けかつ外縁部に
は外筒11の上端に連通する複数個の投孔14b
を設けた環状板14によつて一体に連結してあ
り、環状板14の外周は上方に突出する環状周壁
15が設けてあり、この周壁15の内壁には弁装
置4を係止固定させる複数個の係合突起15aが
形成されている。
筒12に連動する弁口14aを設けかつ外縁部に
は外筒11の上端に連通する複数個の投孔14b
を設けた環状板14によつて一体に連結してあ
り、環状板14の外周は上方に突出する環状周壁
15が設けてあり、この周壁15の内壁には弁装
置4を係止固定させる複数個の係合突起15aが
形成されている。
円盤部13上には内部が円形凹所16aとなる
大環状周壁16が一体形成され、この周壁16と
上記周壁15は補強リブ17aを有する連結部1
7によつて連結されている(第3図参照)。上記
凹所16aの中心には通水孔16bが設けてあ
り、かつ上記両周壁15,16の外周面には複数
個の係止突状131が設けてある。
大環状周壁16が一体形成され、この周壁16と
上記周壁15は補強リブ17aを有する連結部1
7によつて連結されている(第3図参照)。上記
凹所16aの中心には通水孔16bが設けてあ
り、かつ上記両周壁15,16の外周面には複数
個の係止突状131が設けてある。
内周面に上記係止突状131にスナツプ係合す
る係合凹部132を設けた蓋体1bはスナツプ嵌
合によつて円盤部13の上部に被せてあり、被蓋
後は、円盤部13と環状板14とのそれぞれの上
方にはフロート室aと弁室bが形成されている。
る係合凹部132を設けた蓋体1bはスナツプ嵌
合によつて円盤部13の上部に被せてあり、被蓋
後は、円盤部13と環状板14とのそれぞれの上
方にはフロート室aと弁室bが形成されている。
なお、該蓋体1bの上面には小径の通気孔13
3が設けてある。
3が設けてある。
上記連結部17には貫通孔17bが設けてあ
り、二重円筒部10の外筒11の下端部周壁には
係止爪取付孔11aが設けてある。この取付孔1
1aには係止爪18がピン18aによつて回動自
在に取付けてあり、係止爪18は下端内側に取付
けたばね18bによつて先端の爪部18cが常に
外筒11の内部に突出し給水パイプ2の外周壁に
設けた断面鋸歯状の環状係止部22に係止するよ
うに構成してある。
り、二重円筒部10の外筒11の下端部周壁には
係止爪取付孔11aが設けてある。この取付孔1
1aには係止爪18がピン18aによつて回動自
在に取付けてあり、係止爪18は下端内側に取付
けたばね18bによつて先端の爪部18cが常に
外筒11の内部に突出し給水パイプ2の外周壁に
設けた断面鋸歯状の環状係止部22に係止するよ
うに構成してある。
給水パイプ2は下端部に径方向に突出する鍔部
21が形成してあり、この鍔部21のやや上部に
は少なくとも一つのパイプの側壁を貫通した通孔
24が設けてあり、この通孔24の上部からパイ
プ2の上端部に亘つてパイプ2の周壁に断面が鋸
歯状を呈する複数個の環状係止部22が一定ピツ
チで形成され、鍔部21の下方のパイプ2の周壁
にはねじ部23が設けられてある。このねじ部2
3にはゴムパツキンリング25、取付ナツト2
6、ジヨイントナツト27が上から下に向かつて
順次螺合してあり、鍔部21の内周壁の下端部に
は上記中心パイプ3の下端大径段部を係止させる
段部21aが形成してある。また、給水パイプ2
の下端内周には該パイプ2と水源パイプ91との
間の水密性を保つ円筒状ゴムシール28とシール
押さえ用ワツシヤ29が挿入されてある。取付使
用の場合は上記ナツト26,27、リング25、
シール28、ワツシヤ29等各部材によつて給水
パイプ2を第4図で示すように水タンク9に取付
けると共に水源パイプ91に連結するのである。
21が形成してあり、この鍔部21のやや上部に
は少なくとも一つのパイプの側壁を貫通した通孔
24が設けてあり、この通孔24の上部からパイ
プ2の上端部に亘つてパイプ2の周壁に断面が鋸
歯状を呈する複数個の環状係止部22が一定ピツ
チで形成され、鍔部21の下方のパイプ2の周壁
にはねじ部23が設けられてある。このねじ部2
3にはゴムパツキンリング25、取付ナツト2
6、ジヨイントナツト27が上から下に向かつて
順次螺合してあり、鍔部21の内周壁の下端部に
は上記中心パイプ3の下端大径段部を係止させる
段部21aが形成してある。また、給水パイプ2
の下端内周には該パイプ2と水源パイプ91との
間の水密性を保つ円筒状ゴムシール28とシール
押さえ用ワツシヤ29が挿入されてある。取付使
用の場合は上記ナツト26,27、リング25、
シール28、ワツシヤ29等各部材によつて給水
パイプ2を第4図で示すように水タンク9に取付
けると共に水源パイプ91に連結するのである。
中心パイプ3は、給水パイプ2の下端より内部
中心に挿通され、外径が丁度上記弁本体1の円筒
12に挿入可能の細長い小径管部31と、この管
部31の下端に形成し、外径が丁度給水パイプ2
のねじ部23の内径に挿入し段部21aに係止す
る大径管部32とから成る。大径管部32の中に
はばね37に常に押圧され円周に複数個の通水用
溝を設けた円板状の逆止弁33が水圧によつて上
下摺動自在に収納されてあり、管部32の下端に
は中央に給水孔34aを有する円筒状蓋34が被
蓋してあり、この蓋34の下端内部には多孔円板
35が取付けられてある。このような構成によつ
て逆止弁33は、ばね37に抗して給水孔34a
に対し開閉自在に管部32内に収納してある。な
お、細長い小径管部31の上下端の外周にはそれ
ぞれシールリング36が嵌めてあり、中心パイプ
3と本体1の内筒12と給水パイプ2との間の水
密性を保つものである。
中心に挿通され、外径が丁度上記弁本体1の円筒
12に挿入可能の細長い小径管部31と、この管
部31の下端に形成し、外径が丁度給水パイプ2
のねじ部23の内径に挿入し段部21aに係止す
る大径管部32とから成る。大径管部32の中に
はばね37に常に押圧され円周に複数個の通水用
溝を設けた円板状の逆止弁33が水圧によつて上
下摺動自在に収納されてあり、管部32の下端に
は中央に給水孔34aを有する円筒状蓋34が被
蓋してあり、この蓋34の下端内部には多孔円板
35が取付けられてある。このような構成によつ
て逆止弁33は、ばね37に抗して給水孔34a
に対し開閉自在に管部32内に収納してある。な
お、細長い小径管部31の上下端の外周にはそれ
ぞれシールリング36が嵌めてあり、中心パイプ
3と本体1の内筒12と給水パイプ2との間の水
密性を保つものである。
弁装置4は、下端の円筒部42の外周に設けた
複数条の係止突条42aによつて本体1の上端内
周の複数条の係止突起15aの下面と係止して着
脱可能に本体1の上端部に取付けた弁ブロツク4
1を有し、この弁ブロツク41と本体1の環状板
14との間の弁室bには中央部に小さな通孔43
aを設け且つ底面に環状変形凹部43bを設けた
ダイアフラム弁43が内筒12の上端弁口14a
を閉鎖するように挟持されている(第2図B参
照)。弁ブロツク41の円筒部42の上面には相
対向しかつ平行して上方に突出する一対の突起片
44が弁ブロツク41と一体成形され、後述のレ
バー51の一端を枢着する枢着部を構成する。
複数条の係止突条42aによつて本体1の上端内
周の複数条の係止突起15aの下面と係止して着
脱可能に本体1の上端部に取付けた弁ブロツク4
1を有し、この弁ブロツク41と本体1の環状板
14との間の弁室bには中央部に小さな通孔43
aを設け且つ底面に環状変形凹部43bを設けた
ダイアフラム弁43が内筒12の上端弁口14a
を閉鎖するように挟持されている(第2図B参
照)。弁ブロツク41の円筒部42の上面には相
対向しかつ平行して上方に突出する一対の突起片
44が弁ブロツク41と一体成形され、後述のレ
バー51の一端を枢着する枢着部を構成する。
上記突起片44の内側壁間には、上端に円孔4
5aが、かつ下端に上記円筒部42の内部空所と
連通する通孔45bが設けてある小径の中空円筒
体45が設けられている。この中空円筒体45の
内部には、断面が逆T字型を呈するリリースバル
ブ46がばね47によつて上方に付勢されてバル
ブ46が常に円孔45aが閉じると共に、バルブ
46の軸部が常に該円孔45aから上方へ向かつ
て円筒体45の外方へ突出するように摺動自在に
収納されている。なお、円筒体45の上壁の外周
には上記円孔45aと連通するリリース孔45c
が設けてある。
5aが、かつ下端に上記円筒部42の内部空所と
連通する通孔45bが設けてある小径の中空円筒
体45が設けられている。この中空円筒体45の
内部には、断面が逆T字型を呈するリリースバル
ブ46がばね47によつて上方に付勢されてバル
ブ46が常に円孔45aが閉じると共に、バルブ
46の軸部が常に該円孔45aから上方へ向かつ
て円筒体45の外方へ突出するように摺動自在に
収納されている。なお、円筒体45の上壁の外周
には上記円孔45aと連通するリリース孔45c
が設けてある。
浮力作動装置5は本体1のフロート室aに配置
され、基端が軸53によつて上記突起片44間に
回動自在に軸支され、かつ自由端が円盤部13に
向かつてほぼ水平状に延びるレバー51と、該円
盤部13上に配置され上面中央部が軸54によつ
て回動自在に上記レバー51と自由端に取付けら
れる円筒形フロート52とから成る。上記フロー
ト52の円筒体52aの底壁の中心部には円孔5
2bが設けてあり、底壁の内側にはこの円孔52
bを囲んで弁室52cが設けてある。弁室52c
の周壁には複数個の通孔52dがあり、上壁の中
央にも通孔52eが一つ設けてある。また、弁室
52c内には円板状の逆止弁52fが円孔52b
を封鎖するように収納されている。なお、フロー
ト52の上部外周壁には円筒体52aを囲むよう
に下方に開口する環状体52gが一体成形されて
いる。
され、基端が軸53によつて上記突起片44間に
回動自在に軸支され、かつ自由端が円盤部13に
向かつてほぼ水平状に延びるレバー51と、該円
盤部13上に配置され上面中央部が軸54によつ
て回動自在に上記レバー51と自由端に取付けら
れる円筒形フロート52とから成る。上記フロー
ト52の円筒体52aの底壁の中心部には円孔5
2bが設けてあり、底壁の内側にはこの円孔52
bを囲んで弁室52cが設けてある。弁室52c
の周壁には複数個の通孔52dがあり、上壁の中
央にも通孔52eが一つ設けてある。また、弁室
52c内には円板状の逆止弁52fが円孔52b
を封鎖するように収納されている。なお、フロー
ト52の上部外周壁には円筒体52aを囲むよう
に下方に開口する環状体52gが一体成形されて
いる。
上記のように構成された給水弁は特に合成樹脂
材で成形される。組立の際は第3図に示すよう
に、予め一つのユニツトに組立てられた弁装置4
ならびに浮力作動装置5のアセンブリ6を、ダイ
アフラム弁43を環状板14の円筒部42との間
に挟持する如く、円筒部42の係止突条42aを
環状板14の係合突起15aに係合することによ
つて本体1の円筒部10の上端に取付けた後、蓋
体1bをスナツプ嵌合により円盤部13の上方に
被蓋して、第4図に示す如くバルブアセンブリ7
を構成する。一方、下端の大径管部32内に順次
ばね37、逆止弁33、円筒状蓋34、多孔円板
35を取付けた中心パイプ3の先端を給水パイプ
2の下端より挿入し、大径管部32が段部21a
に係止した後、ゴムシール28とワツシヤ29と
を給水パイプ2の下端開口部内に挿入し、パツキ
ンリング25、取付ナツト26、ジヨイントナツ
ト27を順次給水パイプ2の下端からねじ部23
に螺合して第4図に示す給水パイプアセンブリ8
を構成する。それから、この給水パイプアセンブ
リ8の上端をバルブアセンブリ7の下端から二重
円筒部10内の奥まで挿入すると、係止爪が鋸歯
状係止部22の下端に係止する。これによつて、
両アセンブリ7と8が一つのユニツトとなつて第
1図〜第2図に示す本発明の給水弁装置を構成す
る。
材で成形される。組立の際は第3図に示すよう
に、予め一つのユニツトに組立てられた弁装置4
ならびに浮力作動装置5のアセンブリ6を、ダイ
アフラム弁43を環状板14の円筒部42との間
に挟持する如く、円筒部42の係止突条42aを
環状板14の係合突起15aに係合することによ
つて本体1の円筒部10の上端に取付けた後、蓋
体1bをスナツプ嵌合により円盤部13の上方に
被蓋して、第4図に示す如くバルブアセンブリ7
を構成する。一方、下端の大径管部32内に順次
ばね37、逆止弁33、円筒状蓋34、多孔円板
35を取付けた中心パイプ3の先端を給水パイプ
2の下端より挿入し、大径管部32が段部21a
に係止した後、ゴムシール28とワツシヤ29と
を給水パイプ2の下端開口部内に挿入し、パツキ
ンリング25、取付ナツト26、ジヨイントナツ
ト27を順次給水パイプ2の下端からねじ部23
に螺合して第4図に示す給水パイプアセンブリ8
を構成する。それから、この給水パイプアセンブ
リ8の上端をバルブアセンブリ7の下端から二重
円筒部10内の奥まで挿入すると、係止爪が鋸歯
状係止部22の下端に係止する。これによつて、
両アセンブリ7と8が一つのユニツトとなつて第
1図〜第2図に示す本発明の給水弁装置を構成す
る。
この状態において、バルブアセンブリ7はパイ
プアセンブリ8に対し360°回転自在に係止保持さ
れている。
プアセンブリ8に対し360°回転自在に係止保持さ
れている。
パイプアセンブリ8をバルブアセンブリ7内に
挿入して給水弁装置完成品を組み立てた時、給水
パイプ2と中心パイプ3は丁度同軸に配置した外
筒11と内筒12の内部に嵌合し、挿入中、係止
爪18が係止部22の一方向斜面によつて係止状
態が解放され、バルブアセンブリ7は給水パイプ
に対し支障が無く挿入することが出来、挿入を停
止した時点で係止爪18が係止部22の下端面に
係止して給水パイプ2を円筒部10から抜け出さ
ないように係止することができる。
挿入して給水弁装置完成品を組み立てた時、給水
パイプ2と中心パイプ3は丁度同軸に配置した外
筒11と内筒12の内部に嵌合し、挿入中、係止
爪18が係止部22の一方向斜面によつて係止状
態が解放され、バルブアセンブリ7は給水パイプ
に対し支障が無く挿入することが出来、挿入を停
止した時点で係止爪18が係止部22の下端面に
係止して給水パイプ2を円筒部10から抜け出さ
ないように係止することができる。
上記組立作業においては、全く工具を使用せず
に、簡単な手作業でスナツプ嵌合、挿入係合また
はねじ込みなどの動作によつて組立てが完成され
るので、生産能率が大幅に向上する。
に、簡単な手作業でスナツプ嵌合、挿入係合また
はねじ込みなどの動作によつて組立てが完成され
るので、生産能率が大幅に向上する。
次に本発明の給水弁装置を便器等のタンクに取
り付けて使用する状態について説明する。
り付けて使用する状態について説明する。
先ず、第4図に示すように、給水弁をタンク9
に取り付ける場合は、ナツト26,27を取り外
したパイプアセンブリ8を直立状にパイプの下端
をもつてタンク9の取付孔内に挿入すると共に、
水源パイプ91の上端に嵌合した後ナツト26を
タンク9の下面に突出する給水パイプ2の下端部
にねじ込んでパツキンリング25とタンクを押圧
し、更にナツト27を該パイプ2の下端にねじ込
んでパイプアセンブリ8をタンク9内に固定する
と共に水源パイプ91に連結させる。
に取り付ける場合は、ナツト26,27を取り外
したパイプアセンブリ8を直立状にパイプの下端
をもつてタンク9の取付孔内に挿入すると共に、
水源パイプ91の上端に嵌合した後ナツト26を
タンク9の下面に突出する給水パイプ2の下端部
にねじ込んでパツキンリング25とタンクを押圧
し、更にナツト27を該パイプ2の下端にねじ込
んでパイプアセンブリ8をタンク9内に固定する
と共に水源パイプ91に連結させる。
パイプアセンブリ8をタンク9に取付けた後、
バルブアセンブリ7は円筒部10の下端を給水パ
イプ2の上端から挿通し、給水パイプ2に対し一
定の高さで挿入を停止し、手を放せば、バルブア
センブリ7は係止爪18がこの停止位置の係止部
22に係止することによつて一定の高さに保持さ
れる。タンク9内の水位はこのバルブアセンブリ
7の取付位置の高さによつて決められる。水位を
調節する場合、例えば水位を低く調節する場合
は、バルブアセンブリ7をパイプアセンブリ8に
対し軽く押し下げると、バルブアセンブリ7は給
水パイプ2に沿つて下方に摺動し、選定した位置
で停止すればよく、水位を高く調節する場合は、
指で係止爪18を押し下げて係止部22との係止
状態を解放させると同時に、バルブアセンブリ7
を給水パイプ2に沿つて上方に引き上げて所定位
置で停止すれば良い。
バルブアセンブリ7は円筒部10の下端を給水パ
イプ2の上端から挿通し、給水パイプ2に対し一
定の高さで挿入を停止し、手を放せば、バルブア
センブリ7は係止爪18がこの停止位置の係止部
22に係止することによつて一定の高さに保持さ
れる。タンク9内の水位はこのバルブアセンブリ
7の取付位置の高さによつて決められる。水位を
調節する場合、例えば水位を低く調節する場合
は、バルブアセンブリ7をパイプアセンブリ8に
対し軽く押し下げると、バルブアセンブリ7は給
水パイプ2に沿つて下方に摺動し、選定した位置
で停止すればよく、水位を高く調節する場合は、
指で係止爪18を押し下げて係止部22との係止
状態を解放させると同時に、バルブアセンブリ7
を給水パイプ2に沿つて上方に引き上げて所定位
置で停止すれば良い。
上記のように本装置をタンクに取り付けた後、
タンク内がまだ給水されていない場合、第2図A
に示すようにフロート52は自重でその下面が本
体1の円盤部13の上面に載置された状態と共
に、レバー51を下げてその基端部下面でリリー
スバルブ46を押し下げて円孔45aを開放さ
せ、弁室bをリリース孔45cを経て外気と連通
するようになつている。この場合、弁43は弁口
14aを閉じているが(第2図A参照)、水源パ
イプ91から水を給水パイプ2内に導入すると、
水流が給水パイプ2の下端から逆止弁33を押し
開いて中心パイプ3内に流入し、弁口14aに流
入した場合、その水圧で本来弁口14aを閉鎖し
ている弁43を押し開いて水が二重円筒10の上
端と弁43間の空所に入り、環状板14の透孔1
4bを経て給水パイプ2の上端と環状板14間の
空所に流入し、それから給水パイプ2の上端開口
より該パイプ2と内筒12間の環状通路を経て下
端に流れ、給水パイプ2の下端の通孔24からタ
ンク9内に流入し、タンク内の水位が段々上昇す
るのである。
タンク内がまだ給水されていない場合、第2図A
に示すようにフロート52は自重でその下面が本
体1の円盤部13の上面に載置された状態と共
に、レバー51を下げてその基端部下面でリリー
スバルブ46を押し下げて円孔45aを開放さ
せ、弁室bをリリース孔45cを経て外気と連通
するようになつている。この場合、弁43は弁口
14aを閉じているが(第2図A参照)、水源パ
イプ91から水を給水パイプ2内に導入すると、
水流が給水パイプ2の下端から逆止弁33を押し
開いて中心パイプ3内に流入し、弁口14aに流
入した場合、その水圧で本来弁口14aを閉鎖し
ている弁43を押し開いて水が二重円筒10の上
端と弁43間の空所に入り、環状板14の透孔1
4bを経て給水パイプ2の上端と環状板14間の
空所に流入し、それから給水パイプ2の上端開口
より該パイプ2と内筒12間の環状通路を経て下
端に流れ、給水パイプ2の下端の通孔24からタ
ンク9内に流入し、タンク内の水位が段々上昇す
るのである。
水位が本体1の円盤部13の底面以上に達する
と、水は通水孔16bよりフロート52の円孔5
2bを経て弁室52c内に流入し、更に弁52f
を押し上げて通孔52dからフロート52の円筒
体52aの内部に流入する。一方、弁室bに流入
した水が極少量であるが弁43の通孔43aから
弁の上方に入り、更に通孔45bを経てリリース
バルブ室、すなわち円筒体45内に入る。そし
て、タンク内の水位の上昇に伴つてフロート52
の内部と外部との水位(水量)が増え、本体1内
の水面がフロート52の環状体52gの環状凹溝
の開口部を封鎖すると、環状凹溝内が密閉室にな
つて、その内部の空気が環状体52gに侵入した
水位の上昇に連れて圧縮され、該内部の気圧が水
圧とバランスになつた時点でフロート52か浮力
によつて水面に浮き上がる。この時、弁52fは
水圧で円孔52bは閉じ逆止弁となり、円筒体5
2a内に充満した水はフロート52のバラストの
役目を果たすのである。
と、水は通水孔16bよりフロート52の円孔5
2bを経て弁室52c内に流入し、更に弁52f
を押し上げて通孔52dからフロート52の円筒
体52aの内部に流入する。一方、弁室bに流入
した水が極少量であるが弁43の通孔43aから
弁の上方に入り、更に通孔45bを経てリリース
バルブ室、すなわち円筒体45内に入る。そし
て、タンク内の水位の上昇に伴つてフロート52
の内部と外部との水位(水量)が増え、本体1内
の水面がフロート52の環状体52gの環状凹溝
の開口部を封鎖すると、環状凹溝内が密閉室にな
つて、その内部の空気が環状体52gに侵入した
水位の上昇に連れて圧縮され、該内部の気圧が水
圧とバランスになつた時点でフロート52か浮力
によつて水面に浮き上がる。この時、弁52fは
水圧で円孔52bは閉じ逆止弁となり、円筒体5
2a内に充満した水はフロート52のバラストの
役目を果たすのである。
フロート52が水位の上昇で浮き上がると、レ
バー51は軸53を支点として上方ぬ向かつて回
動し、本来ばね47を抗してリリースバルブ46
を下方へ押されていたレバー51の基端部下面が
リリースバルブ46から離れ、このリリースバル
ブ46がばね47の付勢力で押し上げられて円孔
45aを閉じて第2図Aに示す状態になる。この
時弁ブロツク41の内部は密閉室となつて外気と
隔離する。一方、中心パイプ3より給水パイプ2
へ流れる水の一部がダイアフラム弁43の通孔4
3aを経て弁室bに入り、更に通孔45bを経て
円筒体45の内部に入り、弁ブロツク41内の水
量が増えると共に、その内部の空気が圧縮されて
水面上の気圧も高くなり、ダイアフラム弁43の
上面の圧力が下面の水圧よりも高くなる故、ダイ
アフラム弁43が変形して弁口14aを閉じ、給
水パイプ2からの給水が停止する。この時タンク
9内の水位は第2図Bに示すような満水位にな
る。
バー51は軸53を支点として上方ぬ向かつて回
動し、本来ばね47を抗してリリースバルブ46
を下方へ押されていたレバー51の基端部下面が
リリースバルブ46から離れ、このリリースバル
ブ46がばね47の付勢力で押し上げられて円孔
45aを閉じて第2図Aに示す状態になる。この
時弁ブロツク41の内部は密閉室となつて外気と
隔離する。一方、中心パイプ3より給水パイプ2
へ流れる水の一部がダイアフラム弁43の通孔4
3aを経て弁室bに入り、更に通孔45bを経て
円筒体45の内部に入り、弁ブロツク41内の水
量が増えると共に、その内部の空気が圧縮されて
水面上の気圧も高くなり、ダイアフラム弁43の
上面の圧力が下面の水圧よりも高くなる故、ダイ
アフラム弁43が変形して弁口14aを閉じ、給
水パイプ2からの給水が停止する。この時タンク
9内の水位は第2図Bに示すような満水位にな
る。
便器を水洗する場合は、従来のようにタンクに
設けた水洗用ハンドルまたはノブを押して排水弁
(何れも図示してない)を開放させると、タンク
9内の水を排水口より大量に便器内に流入して水
洗を行うのである。この時、タンク9内の水位の
急激な下降に伴つて弁室b内の水が通水孔16b
から流出し、レバー51はフロート52のバラス
ト作用による下降移動で下方に回動し、これによ
つてレバー51の基端部下面がばね47を抗して
リリースバルブ46を押し下げてリリース用の円
孔45aを開放させる。リリースバルブ46が円
孔45aを開放させると、円筒体45内の空気が
リリース孔45cより外部へ放気され、円筒体4
5内の気圧が大気圧と同じ圧力に戻り、僅かな水
量だけがダイアフラム弁43の上面に残るだけで
あるが、中心パイプ3から弁口14aに流入した
水の圧力がダイアフラム弁43の上面の水圧より
も遥かに高いので、ダイアフラム弁43は再び下
方の水圧によつて押し上げられて弁口14aを開
き、第2図A示のように再びタンク内に給水する
のである。タンク9が満水位になれば、フロート
52が浮き上がつてレバー51が再びリリースバ
ルブ46から離れて、前記のようにダイアフラム
弁43の上下面の圧力差によつて弁43が弁口1
4aを塞いで給水を停止し、タンク内の水は次回
の水洗に使われる。
設けた水洗用ハンドルまたはノブを押して排水弁
(何れも図示してない)を開放させると、タンク
9内の水を排水口より大量に便器内に流入して水
洗を行うのである。この時、タンク9内の水位の
急激な下降に伴つて弁室b内の水が通水孔16b
から流出し、レバー51はフロート52のバラス
ト作用による下降移動で下方に回動し、これによ
つてレバー51の基端部下面がばね47を抗して
リリースバルブ46を押し下げてリリース用の円
孔45aを開放させる。リリースバルブ46が円
孔45aを開放させると、円筒体45内の空気が
リリース孔45cより外部へ放気され、円筒体4
5内の気圧が大気圧と同じ圧力に戻り、僅かな水
量だけがダイアフラム弁43の上面に残るだけで
あるが、中心パイプ3から弁口14aに流入した
水の圧力がダイアフラム弁43の上面の水圧より
も遥かに高いので、ダイアフラム弁43は再び下
方の水圧によつて押し上げられて弁口14aを開
き、第2図A示のように再びタンク内に給水する
のである。タンク9が満水位になれば、フロート
52が浮き上がつてレバー51が再びリリースバ
ルブ46から離れて、前記のようにダイアフラム
弁43の上下面の圧力差によつて弁43が弁口1
4aを塞いで給水を停止し、タンク内の水は次回
の水洗に使われる。
この発明は上記のように構成され、バルブアセ
ンブリとパイプアセンブリが一体にユニツト化さ
れ、かつ前者が後者に対し上下動調節自在及び
360°回転可能に保持されているので、全体の構造
と外観が非常にコンパクトになり、組立て、取付
け作業が簡単である上に、水位の調節が容易で保
守も簡易になり、何れの水洗便器用タンクにも使
用でき得ると共に、給水時にノイズが無く、給水
の流量が始終一定である等色々な利点がある。
ンブリとパイプアセンブリが一体にユニツト化さ
れ、かつ前者が後者に対し上下動調節自在及び
360°回転可能に保持されているので、全体の構造
と外観が非常にコンパクトになり、組立て、取付
け作業が簡単である上に、水位の調節が容易で保
守も簡易になり、何れの水洗便器用タンクにも使
用でき得ると共に、給水時にノイズが無く、給水
の流量が始終一定である等色々な利点がある。
第1図は本発明に係る給水弁装置の一実施例を
示す斜視図、第2図は同給水弁装置の断面図であ
り、同A図は弁が開いて給水している状態を示
し、同B図は弁が閉じて給水が停止した状態を示
す。第3図は第1図に示した給水弁装置の分解
図、第4図は同給水弁装置の取付状態を示す説明
図である。 1……給水弁本体、10……二重円筒部、13
……円盤部、1a……本体円筒部、1b……蓋
体、14a……弁口、18……係止爪、2……給
水パイプ、22……係止部、24……通孔、25
……パツキンリング、26……取付ナツト、27
……ジヨイントナツト、28……シール、3……
中心パイプ、33……逆止弁、34……円筒状
蓋、34a……給水孔、35……多孔円板、4…
…弁装置、41……弁ブロツク、43……ダイア
フラム弁、44……突起片、46……リリースバ
ルブ、5……浮力作動装置、51……レバー、5
2……フロート、52f……逆止弁。
示す斜視図、第2図は同給水弁装置の断面図であ
り、同A図は弁が開いて給水している状態を示
し、同B図は弁が閉じて給水が停止した状態を示
す。第3図は第1図に示した給水弁装置の分解
図、第4図は同給水弁装置の取付状態を示す説明
図である。 1……給水弁本体、10……二重円筒部、13
……円盤部、1a……本体円筒部、1b……蓋
体、14a……弁口、18……係止爪、2……給
水パイプ、22……係止部、24……通孔、25
……パツキンリング、26……取付ナツト、27
……ジヨイントナツト、28……シール、3……
中心パイプ、33……逆止弁、34……円筒状
蓋、34a……給水孔、35……多孔円板、4…
…弁装置、41……弁ブロツク、43……ダイア
フラム弁、44……突起片、46……リリースバ
ルブ、5……浮力作動装置、51……レバー、5
2……フロート、52f……逆止弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パイプの中間部のやや下端側の外周壁に鍔部
を設け、この鍔部の上端以上パイプの外周面に一
定ピツチでパイプに沿つて配列した複数条の断面
が鋸歯状に形成した環状係止部を形成し、鍔部の
下端以下のパイプの外周面をねじ部に形成すると
共に、鍔部のやや上端部の外周壁にパイプの内部
に連通する少なくとも一個の通水孔を設けて成る
給水パイプと、 同軸に配置された内、外二円筒より成り、各円
筒部の上端開口部が互いに連通するように連結さ
れた二重円筒部と、この二重円筒部の上端−側か
ら円筒部に対しほぼ直交に外方へ拡大して延びる
本体円盤部と、この本体円盤部の周壁に対し着脱
自在に被してその内部に空室を形成する蓋体と、
上記二重円筒部の外筒の下端部に設けられ、この
二重円筒部を上記給水パイプに挿通した時給水パ
イプの環状係止部に位置選択自在に係止する係止
爪とから成る給水弁本体と、 給水弁本体の二重円筒部の上端に設けられ、内
部にリリースバルブ室及びダイアフラム弁室を
上、下に形成した弁ブロツクと、この弁ブロツク
の側壁にこれを挟持するように前後に対向してブ
ロツクと一体に形成したレバー支持用突起片とを
有し、上記リリースバルブ室内とダイアフラム弁
室内にはそれぞれリリースバルブ室に設けたリリ
ース用孔に対し開閉自在に収納したリリースバル
ブと二重円筒部の上端に設けた通水用弁口に対し
開閉自在に収納したダイアフラム弁とを有する弁
装置と、 レバーの基端が上記弁装置のリリースバルブを
作動可能に上記突起片に回動自在に枢支され、自
由端が給水弁本体の円盤部に延びるレバーと、こ
のレバーの自由端に枢着し、外周に下方開口の環
状凹部を有する円筒形フロートとから成る浮力作
動装置と、 給水パイプの中心に挿入され、外周壁が上記二
重円筒部の内筒の内周壁と水蜜状に保持するよう
に嵌挿され、上端開口が上記ダイアフラム弁の下
面と対向し、下端開口の内部に逆止弁を設けた中
心パイプとから構成される水洗便器における給水
弁装置。 2 フロートの底壁の中央部に逆止弁を設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水洗
便器における給水弁装置。 3 給水パイプと中心パイプは後者を前者の中心
に挿入係止して両者がユニツト化されたパイプア
センブリを構成したことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の水洗便器における給水弁装置。 4 給水弁本体と弁装置と浮力作動装置とが一つ
のユニツト化したバルブアセンブリを構成したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水洗
便器における給水弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11740087A JPS63289131A (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | 水洗便器における給水弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11740087A JPS63289131A (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | 水洗便器における給水弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63289131A JPS63289131A (ja) | 1988-11-25 |
JPH0317971B2 true JPH0317971B2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=14710710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11740087A Granted JPS63289131A (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | 水洗便器における給水弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63289131A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07116737B2 (ja) * | 1989-06-28 | 1995-12-13 | 淑▲わん▼ 陳 | 水洗便器における給水弁装置 |
JP5818011B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2015-11-18 | Toto株式会社 | 洗浄水供給装置、この洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 |
JP5831703B2 (ja) * | 2012-02-22 | 2015-12-09 | Toto株式会社 | 洗浄水供給装置、この洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 |
US9499964B2 (en) | 2012-02-22 | 2016-11-22 | Toto Ltd. | Flush water supply device, flush water tank assembly with flush water supply device, and flush toilet with flush water tank assembly |
-
1987
- 1987-05-13 JP JP11740087A patent/JPS63289131A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63289131A (ja) | 1988-11-25 |
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