JPH03179628A - 電磁継電器の製造方法 - Google Patents

電磁継電器の製造方法

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JPH03179628A
JPH03179628A JP31927589A JP31927589A JPH03179628A JP H03179628 A JPH03179628 A JP H03179628A JP 31927589 A JP31927589 A JP 31927589A JP 31927589 A JP31927589 A JP 31927589A JP H03179628 A JPH03179628 A JP H03179628A
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JP
Japan
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spring
movable contact
contact spring
width
characteristic
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Pending
Application number
JP31927589A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Endo
智久 遠藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 各種電子機器を制御する電磁継電器に係り、駆動系の電
磁石の吸引力特性に適合するように可動接点ばねの圧力
を調整する電磁継電器の製造方法に関し、 ばね負荷特性の調整工程を手作業によらず機械化して自
動化製造ラインへの組込みを容易にすることを目的とし
、 電磁石によりアーマチュアを吸引して、該アーマチュア
に固定された可動接点ばねを変位させて接点を開閉する
電磁継電器の製造方法であって、前記可動接点ばねの幅
を所定寸法より大きくしておき、電磁石と接点ばね系と
を結合した中間組立品の状態で接点圧力等の動作特性を
測定し、該測定結果に基づき該動作特性値が所望の値に
なるように可動接点ばねにレーザビームを照射して該可
動接点ばねの幅を減少させ、ばね負荷系を所望のばね負
荷特性に調整する構成である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は各種電子機器を制御する電磁継電器に係り、駆
動系の電磁石の吸引力特性に適合するように可動接点ば
ねの圧力を調整する電磁継電器の製造方法に関する。
近時の電磁継電器は小型化高性能化とともに低コスト化
の要求が強く、製造工程の自動化・機械化が必要とされ
る。また精密な設計になってきているので、接点ばね負
荷系の特性を調整する必要がある。
〔従来の技術〕
一般に電磁継電器は、第2図に示すように、基台1と、
ヨーク2と、コイル4が巻回された鉄芯5と、L字形状
の可動接点ばね6によって揺動自在にヨーク2にヒンジ
接続されたアーマチュア3からなる電磁石を有し、コイ
ル4を励磁して発生した起磁力によりアーマチュア3を
鉄心5に吸引して動作させ、アーチュアに固定された可
動接点ばね6を撓ませて、ブレーク接点71aに接触し
ている可動接点61がメータ接点72aへ接触するよう
に切り換える動作を行わしめるものである。アーマチュ
アは可動接点ばねのL字曲げ部をさらに曲げる方向へ撓
ませるので、可動接点ばねはアーマチュアの回動に対し
て負荷となり、電磁石の吸引力がこのばね負荷よりも所
定に大きく設定されている必要がある。
第3図は、アーマチュアの吸引力特性とばね負荷特性を
示す図である。
■はアーマチュアの吸引力特性で所定の駆動電流をコイ
ルに流したときのアーマチュアの各ストローク位置にお
ける!磁石の吸引力を示す。■はばね負荷曲線で、アー
マチュアの各ストローク位置においてばね系からアーマ
チュアが受ける負荷力を表すものである。近時の電磁継
電器は電磁石の吸引力特性とばね負荷系との関係が厳密
に所定値になるように設計されているので、ばね負荷特
性を正確に所望特性に収める必要がある。即ち、例えば
製造時におけるばね系の寸法や材料のバラツキによりば
ね負荷力が電磁石の吸引力特性を越えて■の如くなると
所定の駆動電流でアーマチュアを鉄心に吸引することが
できなくなるか、あるいは可動接点とメータ接点との接
触力が不足して接点閉成が不安定になる。そこでこのよ
うな不良品を無くすため、電磁継電器の組立工程におい
て、ばね負荷特性が所定範囲に収まるようにばね調整を
行っている。従来は、例えば第2図の如き可動接点ばね
を有する継電器では、可動接点ばね6のL曲部の曲げ角
度αを人手によって変えて調整していた。即ち曲げ角度
をαを小さく (鋭く)すると■のばね負荷特性は下方
へ平行移動して各ストローク位置においてばね負荷が小
さくなり、全ストローク位置で吸引力特性■より下側に
くるので所定の駆動電流で駆動できるようになる。
(発明が解決しようとする課題〕 従来は人手によりばね負荷特性を調整していたので試行
錯誤的な作業となり、また連続した製造ラインに調整工
程を組み込んで自動化することが困難であった。また調
整作業を人手に頼るため熟練を必要とし、バラツキを小
さくすることが難しく高信頼度化が困難であった。
本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、ばね負荷
特性の調整工程を手作業によらず機械化して自動化製造
ラインへの組込みを容易にした電磁継電器の製造方法を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点は、 電磁石によりアーマチュアを吸引して、該アーマチュア
に固定された可動接点ばねを変位させて接点を開閉する
電磁継電器の製造方法であって、前記可動接点ばねの幅
を所定寸法より大きくしておき、電磁石と接点ばね系と
を結合した中間組立品の状態で接点圧力等の動作特性を
測定し、該測定結果に基づき該動作特性値が所望の値に
なるように可動接点ばねにレーザビームを照射して該可
動接点ばねの幅を減少させ、ばね負荷系を所望のばね負
荷特性に調整することを特徴とする本発明の電磁継電器
の製造方法により解決される。
〔作用〕
ばね負荷系特性の調整は、レーザビーム照射の熱エネル
ギによって可動接点ばねの幅の一部を溶融除去して、ス
チフネスを減少させることによって行われる。この加工
は非接触で遠隔操作でかつ短時間に行うことができ、ま
たレーザビームはそのエネルギやビーム径および走査距
離等を精密に制御することが可能なので、可動ばねの幅
を所望量減少させてばね負荷特性を所望特性とすること
が容易である。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の電磁継電器の製造方法を説明するため
の斜視図である。なお全図を通して同一符号は同一対象
物を表す。
第1図は電磁継電器の中間組立体で、この状態に本発明
の調整方法が適用される。
図において、lは基台、2は基台1に固定されたL字形
のヨーク、21はヨークのヒンジ端、4はコイル、5は
コイルを貫通する鉄心、3は揺動自在にヨークにヒンジ
結合され非動作時には鉄心の端面から所定の動作空隙長
を隔てて位置するアーマチュア、6はL字形に曲折した
可動接点ばね、61は可動接点ばね6の先端に設けられ
た可動接点、71.72はそれぞれブレーク接点71a
とメータ接点72aを有する固定接点ばねである。可動
接点ばね6は3条に分割された幅狭のヒンジ部62.6
3.64の位置において直角よりやや大きい角度に曲折
され、このヒンジ部62,63.64を挟んだ両側がそ
れぞれアーマチュア3とヨーク2とにかしめなどで固定
されて両者をヒンジ結合させている。この3条のヒンジ
部のうち、中央のヒンジ部63の幅は、可動接点ばねの
ばね負荷特性が所定値よりも若干大きくなるように幅広
に設定されている。
上記構成になる継電器において、コイル4に所定の駆動
電流を流すと鉄心5に起磁力が発生し可動接点ばね6に
逆らってアーマチュア3を吸引し、可動接点61aがブ
レーク接点71aからメータ接点72aに切り換わって
動作状態となる。
本発明のばね負荷力の調整方法では、先ずこの可動接点
61aが動作する感動電流値、或いは非駆動時にブレー
ク接点に接触する可動接点の接点圧力、または所定駆動
電流値におけるメータ接点と可動接点との接触圧力など
の動作特性を測定する。
これらの測定は自動測定器等の従来技術により人手を介
さずに行うことができる。可動接点ばねの曲折部の幅が
所定値より大きく設定されているため、感動電流やブレ
ーク接点圧力は所望値より大きく、またメータ接点圧力
は所望値より小さな値となる。そして製造工程における
全てのバラツキが集積されてこれらの特性値は大きくバ
ラライでいる。
そこで、レーザ照射ヘッド8を所定に位置せしめ、所定
に集束された高エキルギのレーザビーム81を、可動接
点ばねの中央のヒンジ部63に照射して、ばね材料の一
部を溶融除去してヒンジ部63のばね幅の一部を狭くす
る。これにより可動接点ばねのスチフネスが小さくなり
、アーマチュアのばね負荷特性の勾配が緩やかになって
電磁石の吸引力特性に対して所定の関係に収めることで
きる。
この場合、品種毎に前もってこれらの特性値を規定値に
調整するためのばね幅減少量を求めておき、この減少量
になるようにレーザビーム81の強度、ビーム径、或い
は走査線長等を制御する。レーザビームによる材料除去
は極めて高精度、高速度かつ非接触で行うことができる
ので、ばね負荷特性を所定値に納めることが容易で、か
つ自動化ラインに組み込んで連続処理することが可能と
なり、歩留りの向上や調整工数の削減により高性能化や
低コスト化が遠戚できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、レーザビーム照射に
よって可動接点ばねのばね幅を減少させてスチフネスを
制御可能に調整するので、ばね負荷特性の調整工程を手
作業によらず自動化製造ラインへの組込むことが可能と
なり、電磁継電器の製造歩留り向上や調整工数の削減な
ど高性能化や低コスト化に貢献することが顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電磁継電器の製造方法を説明するため
の斜視図、 第2図は本発明が適用される電磁継電器の断面図、 第3図はアーマチュアの吸引力特性とばね負荷特性の図
、 である。 図において、 1−基台、      2〜・−ヨーク、3・−アーマ
デユア、  4−コイル、5−・・鉄心、      
6−可動接点ばね、61・−可動接点、   62.6
3.64− L曲部、71a−−−ブレーク接点、72
a −メータ接点、8− レーザ照射ヘッド、8I−レ
ーザビーム、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電磁石によりアーマチュア(3)を吸引して、該アーマ
    チュア(3)に固定された可動接点ばね(6)を変位さ
    せて接点を開閉する電磁継電器の製造方法であって、 前記可動接点ばね(6)の幅を所定寸法より大きくして
    おき、電磁石と接点ばね系とを結合した中間組立品の状
    態で接点圧力等の動作特性を測定し、該測定結果に基づ
    き該動作特性値が所望の値になるように可動接点ばね(
    6)にレーザビーム(81)を照射して該可動接点ばね
    (6)の幅を減少させ、ばね負荷系を所望のばね負荷特
    性に調整することを特徴とする電磁継電器の製造方法。
JP31927589A 1989-12-08 1989-12-08 電磁継電器の製造方法 Pending JPH03179628A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004063217A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Matsushita Electric Works Ltd 密封リレーの封止方法及び封止構造とその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004063217A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Matsushita Electric Works Ltd 密封リレーの封止方法及び封止構造とその装置

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