JPH0317929Y2 - - Google Patents

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JPH0317929Y2
JPH0317929Y2 JP1986015297U JP1529786U JPH0317929Y2 JP H0317929 Y2 JPH0317929 Y2 JP H0317929Y2 JP 1986015297 U JP1986015297 U JP 1986015297U JP 1529786 U JP1529786 U JP 1529786U JP H0317929 Y2 JPH0317929 Y2 JP H0317929Y2
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container
bottom plate
sink
garbage
disposal device
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は流しから流出されるゴミを排水と分離
して廃棄する装置に関するものである。
(従来技術) 流しの流出ゴミ廃棄装置として一般に最も多用
されている形式は、流水口に凹状容器を出し入れ
自由に配置し、該凹状容器の側面並びに底面には
多数の孔を穿設しており、排水に混入して流れ出
るゴミを該凹状容器で収集し、該容器を時々取り
出して別の容器に移し変えるといつたものであ
る。しかし、このような方式では不便であること
から、該容器を取り出すことなく、容器内に収集
されたゴミを別の容器またはゴミ袋に移し変える
流出ゴミ廃棄装置として開発されたものが特公昭
60−24258号に係るものである。すなわち、該装
置はゴミ受筒を内蔵する太鼓形の曲壁体の上部に
口を設け、該口を流しの底板の排水口に固着し、
下部にはゴミ落口を設けている。そして上記受筒
は中央に底板を設けて上下に仕切り、該底板の取
着部に回転軸を設け、ハンドルにより該受筒を回
転させて流しの排水口から受筒上部に収集された
ゴミは受筒の回転によつてゴミ落口からゴミ袋等
に移される。この際、上記受筒の側板中央部には
多数の排水用孔を設け、排水に混入しているゴミ
だけを受筒上部で受け止め、排水は排水用孔から
曲壁体を通つて排水されるといつた仕組みであ
る。このような流出ゴミ廃棄装置はさらに従来の
ものに比べ便利であるが、該受筒の開口が排水口
から離れれば曲壁体との間に空間を生じ、該空間
にゴミを混入した排水が侵入してしまい、該排水
がゴミ落口からゴミ袋へ流れ、排水とゴミの完全
分離が出来なくなつたり、受筒の軸受部にゴミが
侵入して回転不能となる事態が発生する。一方、
受筒の底板に密着したゴミは該受筒を回転してゴ
ミ落口から排出しようとしても排出できない事態
も生じる。
(本考案の目的) このように、特公昭60−24258号に係る流しの
流出ゴミ廃棄装置はゴミ収集容器の取り外し操作
を必要としないが、受筒と曲壁体間のシール問題
が残されている訳であり、本考案はこれら問題点
の解決を目的として考案された技術であつて、上
記特公昭60−24258号に係る流出ゴミ廃棄装置を
一層便利に、かつ、その機能を満足させたもので
ある。
(本考案の構成) 本考案は上記問題点を解決する手段として次の
特徴をもつて構成された流出ゴミ廃棄装置であ
る。
(1) 曲壁体 これは上部に排水口と下部にゴミ落口を形成
し、内部に受筒を内蔵し得る大きな空間を有す筒
状のものである。
(2) 回転容器 該回転容器は上記曲壁体に内蔵されて、該曲壁
体内で回転可能にその中心が軸支されており、そ
の形状は上記曲壁体の内壁になじんでおり、所定
の幅をもつた円筒形であり、該円筒形の中心軸を
主軸として回転する。そして、外周面からは中心
軸を通る大きな孔が貫通され、該中心軸部には該
貫通孔を上下に仕切るべき底板を取着し、ゴミ収
集容器を形成し、さらに底板には重りメザラが上
下方向摺動可能に取着されている。またここで、
排水のみ該回転容器から排水させるため、該メザ
ラに多数の孔を形成しているか、あるいはゴミ収
集容器内に網状カゴを取着している。
(3) 排水口 上記回転容器の中心軸部には排出口を設け、曲
壁体の中心部に導かれた排水パイプから排水され
る。
これら主要な構成要素の他に、各摺動部にはパ
ツキンや弁を付着して不要な箇所へ水が侵入しな
いよう構成している装置であつて、以下、本考案
に係る1実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
(実施例) 第1図、第2図は本考案に係る流しの流出ゴミ
廃棄装置の1実施例である。1は曲壁体、2は回
転容器を表わし、該回転容器2は曲壁体1の中心
軸部に設けられた主軸3に取着され、回動自在に
軸支されている。曲壁体1は円筒形を成し、中心
軸を水平に取着されているが、該中心を対称とし
て上下側面に排水口4とゴミ落口5を設け、上記
回転容器2も曲壁体1と形状をほぼ同じくし、回
転し得るように内壁6との間に僅かな〓間を有し
ている。そして曲壁体1の排水口4とゴミ落口5
に相当する位置に同じく開口7を持つ収集容器
8,8を形成し、中心軸部には底板9を設けてお
り、該収集容器8には排水中に混入しているゴミ
だけを集めるための網カゴ10を取着する。さら
に、11は重りメザラ11であり、該重りメザラ
11は一定長さの摺動棒12の両端に固定され、
該摺動棒12は上記底板9をガイドとして、水漏
れが無いようパツキンされた案内面を上下に摺動
する。上記重りメザラ11は、網カゴ10の底面
や内側面に密着してしまつたゴミを強制的に落す
ためのもので、回転容器2が回転させられて該重
りメザラ11が落下した場合、上記摺動棒12の
長さは重りメザラ11が開口7付近まで移動し得
るような長さとなつている。一方、上記排水口4
にはパツキン13が付着され、回転容器2外周面
14とその先端が密着し、曲壁体1との〓間15
に排水が侵入しないよう考慮され、主軸3の先端
にも後もどり防止弁16を設け、網カゴ10を通
過し、回転容器2の中心軸部に形成した排出口1
7から排水される排水の逆もどりを防止してい
る。
第3図、第4図は本考案に係る他の実施例であ
り、該実施例は流し底板18に該装置を装置した
場合を示している。この場合には底板9に重りメ
ザラ11は取着されておらず、収集容器8内に取
着される網カゴ10の側部を多小テーパをもた
せ、収集されたゴミの自重により落下させてい
る。ここで、該網カゴ10とは網状になつたカゴ
に限定する訳でなく、周囲に多数の孔を形成した
カツプ状容器でも十分である。
(作用) 以下、本考案に係る流しの流出ゴミ廃棄装置の
作用を説明するに、流し底板18に装着された該
装置は、収集容器8の開口7を排水口4とゴミ落
口5に合わせた状態で回転容器2を静止すれば、
流しから排水口4を通つてゴミを混入した排水は
収集容器8内へ流れ込む。混入したゴミは網カゴ
10内に集められ、排水のみが網カゴ10を通過
し、底板9上に流れ、回転容器8の排水口17か
ら排水され、パイプ19を通して下水溝へ流され
る。よつて、網カゴ10内にはゴミのみ収集され
ることになる訳であり、該網カゴ10がゴミで満
たされた場合、主軸3を180度回転させて開口7
をゴミ落口5へ回転移動させ、該装置の下方に取
着されている引出し20のゴミ袋21内に落され
る。この場合、回転容器2に重りメザラ11を取
着した場合であれば、該重りメザラ11の自重に
より網カゴ10内壁に密着したゴミであつても、
完全にゴミ袋21内に落下させ得る。ところで、
該回転容器2の回転手段は手動でも電動でもよ
く、限定しないが手動で行なうときには回転容器
の開口7がゴミ落口5に一致するように位置決め
装置を付着しなければならない。さらに第5図に
も示すように本考案に係る装置を流し台の内に装
着することなく、パイプ22で屋外に誘導し、屋
外で処理・操作することもでき、第6図のごとく
業務用としての廃棄物処理装置として用いること
もできる。勿論、第6図の装置にあつては、流し
台に装着するのではなく、該装置を独立して用
い、入口23に水分を多量に含んだ廃棄物を入れ
ることで、該水分を除去したゴミのみポリバケツ
24等に収集するものである。
(効果) 上記実施例は本考案の1例にすぎないが該装置
により次のような効果を得ることができる。
(1) 該装置は流し底板18の下方に装着され、曲
壁体1に回動自在に内蔵されている回転容器2
を操作するのみで、該装置下方に配置されるゴ
ミ袋21やポリ容器等に自動的に水を除去され
たゴミのみ収集されるため、非常に便利であ
る。
(2) ゴミを収集する回転容器2は外周面14に収
集容器8の開口7を有し、該外周面14は曲壁
体1の内壁6を僅かの〓間15をもつて回動自
在に軸支されており、第7図に示すように回転
容器2の回転途中で排水口4から排水されて
も、該装置内に流れ込むことはない。
(3) さらに、回転容器2に重りメザラ11を取着
することで、網カゴ内壁に密着しているゴミを
完全にゴミ袋21内に落すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係る流出ゴミ廃棄装
置の1実施例であり、第1図は正面からの断面
図、第2図は側面からの断面図を示し、第4図、
第5図は他の実施例で、同じく第3図は正面から
の断面図、第4図は側面からの断面図、また第5
図は該装置を屋外に装着した例を、第6図は流し
台とは別に独立した装置を、さらに第7図は回転
容器を回転させる途中の状態をそれぞれ示してい
る。 1……曲壁体、2……回転容器、3……主軸、
4……排水口、5……ゴミ落口、6……内壁、7
……開口、8……収集容器、9……底板、10…
…網カゴ、11……重りメザラ、12……摺動
棒、13……パツキン、14……外周面、15…
…〓間、16……逆もどり防止弁、17……排出
口、18……流し底板、19,22……パイプ、
20……引出し、21……ゴミ袋、23……入
口、24……ポリバケツ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一定曲率の内壁を有す筒状の曲壁体を流しの
    底板に、排水口を上方にゴミ落口を下方にして
    装着し、該曲壁体の内部に、収集容器をその底
    板を中心として対称に形成し、該底板の取着部
    に排出口を有している回転容器を回転自在に軸
    支して成る流出ゴミ廃棄装置において、上記回
    転容器の収集容器開口以外の外周面を、上記曲
    壁体の内壁と僅かの〓間をもつて形成し、上記
    収集容器の底板に一定長さの摺動棒を摺動可能
    に取着し、該摺動棒の両端に重りメザラを止着
    したことを特徴とする流しの流出ゴム廃棄装
    置。 (2) 上記排水口に回転容器の外周面と接触するパ
    ツキンを設けた実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の流しの流出ゴミ廃棄装置。 (3) 回転容器の排出口に逆戻り防止弁を付着した
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載
    の流しの流出ゴミ廃棄装置。
JP1986015297U 1986-02-04 1986-02-04 Expired JPH0317929Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986015297U JPH0317929Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04

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JP1986015297U JPH0317929Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04

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Publication Number Publication Date
JPS62130708U JPS62130708U (ja) 1987-08-18
JPH0317929Y2 true JPH0317929Y2 (ja) 1991-04-16

Family

ID=30806096

Family Applications (1)

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JP1986015297U Expired JPH0317929Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5422619A (en) * 1977-07-20 1979-02-20 Honda Motor Co Ltd Device of regulating sliding of slide system door
JPS6024258A (ja) * 1983-07-19 1985-02-06 Hitachi Metals Ltd 鋳造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5422619A (en) * 1977-07-20 1979-02-20 Honda Motor Co Ltd Device of regulating sliding of slide system door
JPS6024258A (ja) * 1983-07-19 1985-02-06 Hitachi Metals Ltd 鋳造法

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Publication number Publication date
JPS62130708U (ja) 1987-08-18

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