JPH03178674A - スプリンクラー消火設備 - Google Patents
スプリンクラー消火設備Info
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- JPH03178674A JPH03178674A JP31761189A JP31761189A JPH03178674A JP H03178674 A JPH03178674 A JP H03178674A JP 31761189 A JP31761189 A JP 31761189A JP 31761189 A JP31761189 A JP 31761189A JP H03178674 A JPH03178674 A JP H03178674A
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は予作動式のスプリンクラ−消火設備に関する
。
。
(従来技術)
水損事故を嫌う半導体工場や住戸なとでは、端末の閉鎖
型のスプリンクラ−ヘッドまで常時、圧力水が充填され
ている湿式スプリンクラ−消火設備に代えて予作動式ス
プリンクラ−消火設備が好まれる。
型のスプリンクラ−ヘッドまで常時、圧力水が充填され
ている湿式スプリンクラ−消火設備に代えて予作動式ス
プリンクラ−消火設備が好まれる。
この予作動式スプリンクラ−消火設備は、各警戒地区に
加圧された空気が充填されたもしくは乾式にされた配管
に接続された閉鎖型のスプリンクラ−ヘッドとともに火
災感知器を設け、火災感知器の動作により開閉制御弁を
開いてすべてのスプリンクラ−ヘッドまで水等の消火薬
水を満し、そして火災地点の開放されたスプリンクラ−
ヘッドから消火薬水を放出するものである。
加圧された空気が充填されたもしくは乾式にされた配管
に接続された閉鎖型のスプリンクラ−ヘッドとともに火
災感知器を設け、火災感知器の動作により開閉制御弁を
開いてすべてのスプリンクラ−ヘッドまで水等の消火薬
水を満し、そして火災地点の開放されたスプリンクラ−
ヘッドから消火薬水を放出するものである。
従って、火災を、火災感知器とスプリンクラ−ヘッドと
により互に確認しあって消火薬水を放出するものであり
、火災でもないのに衝撃などによりスプリンクラ−ヘッ
ドだけが開放されても消火薬水の放出は行われない。
により互に確認しあって消火薬水を放出するものであり
、火災でもないのに衝撃などによりスプリンクラ−ヘッ
ドだけが開放されても消火薬水の放出は行われない。
(発明が解決しようとする課題)
このように従来の予作動式スプリンクラ−消火設備では
、火災感知器とスプリンクラ−ヘッドの両方が動作をす
ることによって消火薬水の放出が行われるので、スプリ
ンクラ−ヘッドが正しく開放されても火災感知器が故障
などのために動作しないときは、開閉制御弁は開かれず
、消火薬水の放出が行われず、消火設備としては不安が
残る。
、火災感知器とスプリンクラ−ヘッドの両方が動作をす
ることによって消火薬水の放出が行われるので、スプリ
ンクラ−ヘッドが正しく開放されても火災感知器が故障
などのために動作しないときは、開閉制御弁は開かれず
、消火薬水の放出が行われず、消火設備としては不安が
残る。
この発明は、従来設備のかかる問題点にかんがみ、火災
感知器が故障あるいは何らかの理由で動作が遅れたとき
でも一定の条件のもとでは開閉制御弁が開かれて水等の
消火薬水の放出が行われるようにしたスプリンクラ−消
火設備を提供することを目的としている。
感知器が故障あるいは何らかの理由で動作が遅れたとき
でも一定の条件のもとでは開閉制御弁が開かれて水等の
消火薬水の放出が行われるようにしたスプリンクラ−消
火設備を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
前記課題を解決するためこの発明では、各警戒地区に火
災感知器1と閉鎖型のスプリンクラ−ヘッド2とが設け
られ、消火薬水が閉鎖制御弁8を介してスプリンクラ−
ヘッド2に供給されるスプリンクラ−消火設備において
、開閉制御弁8とスプリンクラ−ヘッド2との間に圧力
を加える加圧手段Pと、前記圧力の低下を検出する圧力
検出手段Sと、火災感知器1の感知動作時、又は、圧力
検出手段Sの前記検出動作があって所定時間経過以内に
中止操作がない時、開放指令を開閉制御弁8に出力する
制御手段Cとを有している。
災感知器1と閉鎖型のスプリンクラ−ヘッド2とが設け
られ、消火薬水が閉鎖制御弁8を介してスプリンクラ−
ヘッド2に供給されるスプリンクラ−消火設備において
、開閉制御弁8とスプリンクラ−ヘッド2との間に圧力
を加える加圧手段Pと、前記圧力の低下を検出する圧力
検出手段Sと、火災感知器1の感知動作時、又は、圧力
検出手段Sの前記検出動作があって所定時間経過以内に
中止操作がない時、開放指令を開閉制御弁8に出力する
制御手段Cとを有している。
加圧手段Pは、開閉制御弁8の1次側に供給される消火
薬水の一部を用いることができる。
薬水の一部を用いることができる。
このほか加圧手段Pは、開閉制御弁8とスプリンクラ−
ヘッド2との間に封じ込めた空気圧とすることができる
。
ヘッド2との間に封じ込めた空気圧とすることができる
。
また、開閉制御弁8の1次(FtlJに元弁10を設け
ている。
ている。
(作用)
火災により火災感知器lが動作すると制御手段Cの指令
によって開閉制御弁8は開き、消火薬水が各スプリンク
ラ−ヘッド2に満される。
によって開閉制御弁8は開き、消火薬水が各スプリンク
ラ−ヘッド2に満される。
そして、スプリンクラ−ヘッド2の開放により消火薬水
は放出される。
は放出される。
火災が発生しても火災感知器1が故障などにより動作し
ないときでも、スプリンクラ−ヘッド2が開放すると配
管内の圧力が低下し、圧力検出手段Sによる検出動作が
あって所定時間経過後には制御手段Cの指令により開閉
制御弁8は開かれ、水等の消火薬水が放出されて、火災
感知器1の故障はカバーされる。
ないときでも、スプリンクラ−ヘッド2が開放すると配
管内の圧力が低下し、圧力検出手段Sによる検出動作が
あって所定時間経過後には制御手段Cの指令により開閉
制御弁8は開かれ、水等の消火薬水が放出されて、火災
感知器1の故障はカバーされる。
若し、火災でもないのに人が誤って衝撃などを与えたた
めにスプリンクラ−ヘッド2が開放したときは、所定時
間経過する前に人手による中止操作を制御手段Cに行う
ことにより、開閉制御弁8は開放されず、水損事故は発
生しない。
めにスプリンクラ−ヘッド2が開放したときは、所定時
間経過する前に人手による中止操作を制御手段Cに行う
ことにより、開閉制御弁8は開放されず、水損事故は発
生しない。
加圧手段Pとして、開閉制御弁8の1次側に供給される
消火薬水の一部を用いる構成の発明では、例えば開閉制
御弁8の1次側とスプリンクラ−ヘッド2との間にオリ
フィス16の如きものを付加し、或いは、開閉制御弁8
を常時、少し開いておくなどの極めて簡易な構成によっ
てその機能が得られる。
消火薬水の一部を用いる構成の発明では、例えば開閉制
御弁8の1次側とスプリンクラ−ヘッド2との間にオリ
フィス16の如きものを付加し、或いは、開閉制御弁8
を常時、少し開いておくなどの極めて簡易な構成によっ
てその機能が得られる。
加圧手段Pとして、開閉制御弁8とスプリンクラ−ヘッ
ド2との間に封じ込めた空気圧を用いると、スプリンク
ラ−ヘッド2の誤動作時も消火薬水は全く流出せず、水
損事故防止は完全となる。
ド2との間に封じ込めた空気圧を用いると、スプリンク
ラ−ヘッド2の誤動作時も消火薬水は全く流出せず、水
損事故防止は完全となる。
誤ってスプリンクラ−ヘッド2を開放させてしまった時
、もしくは消火が終了した時には、元弁10を閉じるこ
とにより、消火薬水を完全に遮断でき、以後の水損を防
止することができる。
、もしくは消火が終了した時には、元弁10を閉じるこ
とにより、消火薬水を完全に遮断でき、以後の水損を防
止することができる。
(実施例)
以下、この発明の1実施例を図に基いて説明する。
第1図は第1実施例のブロック図である。
各警戒地区(消火区画)には、火災感知器1と閉鎖型の
スプリンクラ−ヘッド2が、それぞれ設けられ、火災感
知器1は、配線3を介して制御手段Cとしての制御回路
4に接続され、スプリンクラ−ヘッド2は、それぞれの
枝管5を介してヘッダー6に接続される。
スプリンクラ−ヘッド2が、それぞれ設けられ、火災感
知器1は、配線3を介して制御手段Cとしての制御回路
4に接続され、スプリンクラ−ヘッド2は、それぞれの
枝管5を介してヘッダー6に接続される。
なお、同じ部屋にスプリンクラ−ヘッド2が複数設けら
れている場合には、火災感知器1はスプリンクラ−ヘッ
ド2より少数、例えば1台としてもよい。
れている場合には、火災感知器1はスプリンクラ−ヘッ
ド2より少数、例えば1台としてもよい。
ヘッダー6は、配管7によって開閉制御弁8に接続され
、開閉制御弁8は配管9によって元弁10に、元弁10
は分岐管11を介して供給本管12に、それぞれ接続さ
れ、供給本管12は、図示外の消火薬水の供給源である
薬タンク或いは水槽、又は水道本管などに接続されてい
る。
、開閉制御弁8は配管9によって元弁10に、元弁10
は分岐管11を介して供給本管12に、それぞれ接続さ
れ、供給本管12は、図示外の消火薬水の供給源である
薬タンク或いは水槽、又は水道本管などに接続されてい
る。
開閉制御弁8には、その開閉を制御する電磁弁13が設
けられ、配線14を介して制御回路4に接続される。
けられ、配線14を介して制御回路4に接続される。
スプリンクラ−ヘッド2の開放動作を検出するために、
開閉制御弁8とスプリンクラ−ヘッド2との間の配管7
に常時、圧力を加えておく加圧手段Pと、この圧力が低
下したことを検出して制御回路4に報知する圧力検出手
段Sとを設けている。
開閉制御弁8とスプリンクラ−ヘッド2との間の配管7
に常時、圧力を加えておく加圧手段Pと、この圧力が低
下したことを検出して制御回路4に報知する圧力検出手
段Sとを設けている。
例示した加圧手段Pは、開閉制御弁8の1次側の消火薬
水の一部を、ヘッダー6に供給するために配管9と7と
に両端を接続したバイパス管15と、バイパス管15内
に流量を制限するオリフィス16とによって構成され、
この流量は、圧力検出手段Sによりスプリンクラ−ヘッ
ド2の開放が検出されれば足りる程度の極く小量に制限
し、開閉制御弁8が開かれない状態でのスプリンクラ−
ヘッド2の開放時の消火薬水の滴下量を極力少なくして
いる。
水の一部を、ヘッダー6に供給するために配管9と7と
に両端を接続したバイパス管15と、バイパス管15内
に流量を制限するオリフィス16とによって構成され、
この流量は、圧力検出手段Sによりスプリンクラ−ヘッ
ド2の開放が検出されれば足りる程度の極く小量に制限
し、開閉制御弁8が開かれない状態でのスプリンクラ−
ヘッド2の開放時の消火薬水の滴下量を極力少なくして
いる。
圧力検出手段Sは、少なくとも、1個のスプリンクラ−
ヘッド2の開放による圧力低下が検出できる圧力スイッ
チ17と、この検出出力を制御回路4に伝送する配線1
8とにより構成される。
ヘッド2の開放による圧力低下が検出できる圧力スイッ
チ17と、この検出出力を制御回路4に伝送する配線1
8とにより構成される。
制御回路4には、次述のように開閉制御弁8の開放操作
を中止させるための操作中止ボタン19と、開閉制御弁
8を開閉操作するための開閉スイッチ20と、警報ラン
プ21および警報ブザ−22が、それぞれ接続されてい
る。
を中止させるための操作中止ボタン19と、開閉制御弁
8を開閉操作するための開閉スイッチ20と、警報ラン
プ21および警報ブザ−22が、それぞれ接続されてい
る。
制御回路4は、第4図にその(実施例を示すように火災
感知器1による感知動作があったときは直ちに開閉制御
弁8を開くべく電磁弁13へ開弁指令を出力するように
回路構成されると共に、前記感知動作が無い状態で圧力
スイッチ17による圧力低下の検出動作があったときは
タイマTMを起動させて所定時間の計時を開始すると共
に、警報ランプ21と警報ブザ−22を作動させ、所定
時間(例えば30〜60秒)経過時に開弁指令を電磁弁
13に出力し、若し、この所定時間の計時中に操作中止
ボタン19の操作を入力したときは、前記タイマTMを
リセットして前記計時を解消するように回路構成され、
なお、開閉スイッチ20の開操作又は閉操作によって開
弁又は閉弁指令を電磁弁13に出力できるように構成し
ている。
感知器1による感知動作があったときは直ちに開閉制御
弁8を開くべく電磁弁13へ開弁指令を出力するように
回路構成されると共に、前記感知動作が無い状態で圧力
スイッチ17による圧力低下の検出動作があったときは
タイマTMを起動させて所定時間の計時を開始すると共
に、警報ランプ21と警報ブザ−22を作動させ、所定
時間(例えば30〜60秒)経過時に開弁指令を電磁弁
13に出力し、若し、この所定時間の計時中に操作中止
ボタン19の操作を入力したときは、前記タイマTMを
リセットして前記計時を解消するように回路構成され、
なお、開閉スイッチ20の開操作又は閉操作によって開
弁又は閉弁指令を電磁弁13に出力できるように構成し
ている。
なお、第4図において、TMはタイマ、R3はR−Sフ
リップフロップ、MM、〜M M 4は単安定マルチバ
イブレーク、ROは開弁制御用リレーRCは閉弁制御用
リレー、FRは警報ランプ21、警報ブザ−22を間欠
動作させるためのフリッカリレーである。
リップフロップ、MM、〜M M 4は単安定マルチバ
イブレーク、ROは開弁制御用リレーRCは閉弁制御用
リレー、FRは警報ランプ21、警報ブザ−22を間欠
動作させるためのフリッカリレーである。
次に上記設備の動作を説明する。
火災発生の無い常態では開閉制御弁8は閉していて水等
の消火薬水はバイパス管15からオリフィス16を通っ
てヘッダー6に供給され、枝管5を介してスプリンクラ
−ヘッド2に到っていて、配管7内は加圧され、その圧
力は圧力スイッチ17によって検出されている。
の消火薬水はバイパス管15からオリフィス16を通っ
てヘッダー6に供給され、枝管5を介してスプリンクラ
−ヘッド2に到っていて、配管7内は加圧され、その圧
力は圧力スイッチ17によって検出されている。
火災が発生して火災感知器1が感知動作すると制御回路
4は電磁弁13を動作させ、開閉制御弁8を直ちに開く
ので供給本管12から消火薬水がヘッダー6に直接供給
される常態となり、放出待機状態にされる。
4は電磁弁13を動作させ、開閉制御弁8を直ちに開く
ので供給本管12から消火薬水がヘッダー6に直接供給
される常態となり、放出待機状態にされる。
火災が拡大して火災地点のスプリンクラ−ヘッド2の可
溶合金が溶け、開放されると開閉制御弁8を介して供給
される消火薬水は放出される。
溶合金が溶け、開放されると開閉制御弁8を介して供給
される消火薬水は放出される。
火災が発生して、火災感知器lが故障などのために万一
、感知動作しないとき、火災地点のスプリンクラ−ヘッ
ド2が開放されると配管9.7とバイパス管15および
ヘッダー6と枝管5、スプリンクラ−ヘッド2内の消火
薬水はスプリンクラ−ヘッド2から滴下し始め、圧力が
低下して圧力スイッチ17が動作して制御回路4に通報
される。
、感知動作しないとき、火災地点のスプリンクラ−ヘッ
ド2が開放されると配管9.7とバイパス管15および
ヘッダー6と枝管5、スプリンクラ−ヘッド2内の消火
薬水はスプリンクラ−ヘッド2から滴下し始め、圧力が
低下して圧力スイッチ17が動作して制御回路4に通報
される。
これにより制御回路4はタイマTMを起動さセて所定時
間の計時を開始すると共に、警報ランプ21と警報ブザ
−22を間欠作動させ、所定時間経過後に電磁弁13を
動作させ開閉制御弁8は開かれて消火薬水が放出される
。
間の計時を開始すると共に、警報ランプ21と警報ブザ
−22を間欠作動させ、所定時間経過後に電磁弁13を
動作させ開閉制御弁8は開かれて消火薬水が放出される
。
若し、火災発生でないのに例えば誤ってスプリンクラー
ヘンド2に衝撃を与えたため、スプリンクラ−ヘッド2
が開放されたとき、前記火災による開放動作時と同様に
、警報ランプ21と警報ブザ−22の作動とタイマTM
による所定時間の計時動作も開始されるが、操作中止ボ
タン19を前記所定時間経過以内に操作すれば、制御回
路4は前記タイマTMをリセットして前記計時動作を解
消して、開閉制御弁8は開かれず警報ランプ21と警報
ブザ−22の動作は止む。
ヘンド2に衝撃を与えたため、スプリンクラ−ヘッド2
が開放されたとき、前記火災による開放動作時と同様に
、警報ランプ21と警報ブザ−22の作動とタイマTM
による所定時間の計時動作も開始されるが、操作中止ボ
タン19を前記所定時間経過以内に操作すれば、制御回
路4は前記タイマTMをリセットして前記計時動作を解
消して、開閉制御弁8は開かれず警報ランプ21と警報
ブザ−22の動作は止む。
従って、誤ってスプリンクラ−ヘッド2が開放されても
オリフィス16を介して供給される少量の消火薬水が滴
下するのみであって水損事故は防止され、水損を嫌う半
導体工場や住戸用の消火設備として好適となり、しかも
、元弁10を介して開閉制御弁8の1次側に供給される
消火薬水の一部を利用して加圧手段Pとしているので、
圧力空気を用いるものに比べて極めて簡易な構成となる
。
オリフィス16を介して供給される少量の消火薬水が滴
下するのみであって水損事故は防止され、水損を嫌う半
導体工場や住戸用の消火設備として好適となり、しかも
、元弁10を介して開閉制御弁8の1次側に供給される
消火薬水の一部を利用して加圧手段Pとしているので、
圧力空気を用いるものに比べて極めて簡易な構成となる
。
消火終了後の開閉制御弁8の閉止或いは手動による開き
動作は、開閉スイッチ20の所定操作により行われる。
動作は、開閉スイッチ20の所定操作により行われる。
第2図に示した第2実施例では加圧手段Pとして、開閉
制御弁8を常時、少し開いておくか、あるいは弁体にオ
リフィスの作用をなす小孔を設けることにより消火薬水
の小量がヘッダー6、枝管5、スプリンクラ−ヘッド2
に到り、これらに圧力が加わるようにしたものであり、
開閉スイ・ンチ2oによる閉止操作は、開閉制御弁8を
完全に閉じずに前記のように少し開いた状態までとする
こと以外は、前記第1実施例の倍と同一の制御動作を行
うように制御回路4は構成されている。
制御弁8を常時、少し開いておくか、あるいは弁体にオ
リフィスの作用をなす小孔を設けることにより消火薬水
の小量がヘッダー6、枝管5、スプリンクラ−ヘッド2
に到り、これらに圧力が加わるようにしたものであり、
開閉スイ・ンチ2oによる閉止操作は、開閉制御弁8を
完全に閉じずに前記のように少し開いた状態までとする
こと以外は、前記第1実施例の倍と同一の制御動作を行
うように制御回路4は構成されている。
この第2実施例によれば、スプリンクラ−ヘッド2の誤
動作による水損事故が防止され、加圧手段Pの構成は簡
易となるという前記第1実施例と同一の特徴を備えるう
え、第1実施例でのバイパス管15とオリフィス16の
如き特別な加圧手段はこの第2実施例では不要となり、
構成は−そう簡易化される。
動作による水損事故が防止され、加圧手段Pの構成は簡
易となるという前記第1実施例と同一の特徴を備えるう
え、第1実施例でのバイパス管15とオリフィス16の
如き特別な加圧手段はこの第2実施例では不要となり、
構成は−そう簡易化される。
第3図に示した第3実施例では加圧手段Pとして、ニア
コンプレッサ23で生成する空気圧を、仕切弁24とレ
ギュレータ25を介して配管7へ常時(スプリンクラ−
ヘッド2の非開放状態で)加えて加圧する構成としたも
のである。
コンプレッサ23で生成する空気圧を、仕切弁24とレ
ギュレータ25を介して配管7へ常時(スプリンクラ−
ヘッド2の非開放状態で)加えて加圧する構成としたも
のである。
スプリンクラ−ヘッド2の開放による配管7内の圧力の
低下を圧力スイフチ17が検出したとき、前記第1実施
例と同様に制御回路4はタイマTMによる所定時間の計
時を行うとともにニアコンプレッサ23を停止させ、電
磁弁26を動作し仕切弁24を閉じるように指令を出す
。
低下を圧力スイフチ17が検出したとき、前記第1実施
例と同様に制御回路4はタイマTMによる所定時間の計
時を行うとともにニアコンプレッサ23を停止させ、電
磁弁26を動作し仕切弁24を閉じるように指令を出す
。
これ以外は前記第1実施例の場合と同一の制御動作を行
うように制御回路4は構成されている。
うように制御回路4は構成されている。
この第3実施例によれば、スプリンクラ−ヘッド2の誤
動作による水損事故が防止されるという前記第1実施例
と同一の特徴を備えているうえ、誤動作ではスプリンク
ラ−ヘッド2からは消火薬水は全く流れ出ないので水損
事故防止の完全化ができる。
動作による水損事故が防止されるという前記第1実施例
と同一の特徴を備えているうえ、誤動作ではスプリンク
ラ−ヘッド2からは消火薬水は全く流れ出ないので水損
事故防止の完全化ができる。
前記各実施例における火災感知器1は、定温式、差動式
、イオン化式、光電式など、種々の方式が使用できる。
、イオン化式、光電式など、種々の方式が使用できる。
開閉制御弁8は、図示例の電磁弁13による操作方式の
ほか、モータ作動方式でも良く、人力で開閉操作もでき
ることが望ましい。
ほか、モータ作動方式でも良く、人力で開閉操作もでき
ることが望ましい。
スプリンクラ−ヘッド2は、それぞれ個別の枝管5によ
ってヘッダー6に枝管5の基部側が集合的に接続されて
いるので、従来−船釣に行われる1本の配管に並列的に
スプリンクラ−ヘッドを接続しているものの如く、各警
戒地区毎に配管を屈曲して引き通さねばない面倒は、こ
れらの枝管5では無くなって屈曲数は少なく単純な配管
形状となり、従って屈曲個所に必要な継手数は減少し、
配管工数と水洩れの危険も減少する利点がある。
ってヘッダー6に枝管5の基部側が集合的に接続されて
いるので、従来−船釣に行われる1本の配管に並列的に
スプリンクラ−ヘッドを接続しているものの如く、各警
戒地区毎に配管を屈曲して引き通さねばない面倒は、こ
れらの枝管5では無くなって屈曲数は少なく単純な配管
形状となり、従って屈曲個所に必要な継手数は減少し、
配管工数と水洩れの危険も減少する利点がある。
さらにこの枝管5として常温で屈曲できる可撓管を使用
し、スプリンクラ−ヘッド2のみを天井梁などに適宜固
定すれば、枝管5の途中部での継手類の必要は全く無く
なって配管工数と水洩れの減少効果は−そう大きくなる
。
し、スプリンクラ−ヘッド2のみを天井梁などに適宜固
定すれば、枝管5の途中部での継手類の必要は全く無く
なって配管工数と水洩れの減少効果は−そう大きくなる
。
(発明の効果)
以上のようにこの発明によれば、火災発生時に火災感知
器1が故障などにより動作しないときでもスプリンクラ
−ヘッド2が開放動作をすれば、所定時間後に開閉制御
弁8が開かれ水等の消火薬水が放出されるので、火災感
知器1の故障はカバーされ消火動作をミスする危険はな
くなって確実な消火動作が期待できることになった。
器1が故障などにより動作しないときでもスプリンクラ
−ヘッド2が開放動作をすれば、所定時間後に開閉制御
弁8が開かれ水等の消火薬水が放出されるので、火災感
知器1の故障はカバーされ消火動作をミスする危険はな
くなって確実な消火動作が期待できることになった。
そして、誤って衝撃などを加えたためにスプリンクラ−
ヘッド2が開放されても、所定時間経過前に人手による
中止操作を制御手段Cに行うことにより、開閉制御弁8
は開かす水損事故は防止され、水損事故を嫌う半導体工
場や住戸などの消火設備として好適である。
ヘッド2が開放されても、所定時間経過前に人手による
中止操作を制御手段Cに行うことにより、開閉制御弁8
は開かす水損事故は防止され、水損事故を嫌う半導体工
場や住戸などの消火設備として好適である。
加圧手段Pとして、開閉制御弁8の1次側に供給される
消火薬水の一部を用いる構成の発明では、例えばオリフ
ィス16の如きものを付加し、或いは開閉制御弁8を少
し開いておくなどの極めて簡易な構成によってその機能
が得られる特徴を有している。
消火薬水の一部を用いる構成の発明では、例えばオリフ
ィス16の如きものを付加し、或いは開閉制御弁8を少
し開いておくなどの極めて簡易な構成によってその機能
が得られる特徴を有している。
加圧手段Pとして開閉制御弁8とスプリンクラ−ヘッド
2との間に封じ込めた空気圧を用いる構成とすれば、ス
プリンクラ−ヘッド2の誤動作時も消火薬水は全く流出
せず、水損事故は完全に防止される特徴を有している。
2との間に封じ込めた空気圧を用いる構成とすれば、ス
プリンクラ−ヘッド2の誤動作時も消火薬水は全く流出
せず、水損事故は完全に防止される特徴を有している。
開閉制御弁8の1次側に元弁10を設けた構成とするこ
とにより、スプリンクラ−ヘッド2を誤って開放させた
時、あるいは消火が終了した時に、元弁10を閉じるこ
とにより消火薬水の供給を完全に遮断して以後の水損発
生を防止することができる特徴を有している。
とにより、スプリンクラ−ヘッド2を誤って開放させた
時、あるいは消火が終了した時に、元弁10を閉じるこ
とにより消火薬水の供給を完全に遮断して以後の水損発
生を防止することができる特徴を有している。
第1図、第2図、第3図はこの発明のそれぞれの実施例
を示すブロック図、第4図は制御回路の1実施例の回路
図である。 1・・・火災感知器 2・・・スプリンクラ−ヘッド 3.14.18・・・配線 4・・・制御B回路5・・
・枝管 6・・・ヘッダー7.9・・・配
管 8・・・開閉制御弁10・・・元弁
11・・・分岐管12・・・供給本管 13.2
6・・・電磁弁15・・・バイパス管 16・・・オ
リフィス17・・・圧力スイッチ 19・・・操作中止ボタン 20・・・開閉スイッチ 21・・・警報ランプ22・
・・警報ブザ− 23・・・ニアコンプレッサ 24・・・仕切弁25・
・・レギュレータ P・・・加圧手段S・・・圧力
検出手段 C・・・制御手段TM・・・タイマ R3・・・R−Sフリップフロラ1 MM、 、・−、、MM、 ・・・単安定マルチバイ
ブレーク RO・・・開弁制御用リレー RC・・・閉弁制御用リレー FR・・・フリッカリレー
を示すブロック図、第4図は制御回路の1実施例の回路
図である。 1・・・火災感知器 2・・・スプリンクラ−ヘッド 3.14.18・・・配線 4・・・制御B回路5・・
・枝管 6・・・ヘッダー7.9・・・配
管 8・・・開閉制御弁10・・・元弁
11・・・分岐管12・・・供給本管 13.2
6・・・電磁弁15・・・バイパス管 16・・・オ
リフィス17・・・圧力スイッチ 19・・・操作中止ボタン 20・・・開閉スイッチ 21・・・警報ランプ22・
・・警報ブザ− 23・・・ニアコンプレッサ 24・・・仕切弁25・
・・レギュレータ P・・・加圧手段S・・・圧力
検出手段 C・・・制御手段TM・・・タイマ R3・・・R−Sフリップフロラ1 MM、 、・−、、MM、 ・・・単安定マルチバイ
ブレーク RO・・・開弁制御用リレー RC・・・閉弁制御用リレー FR・・・フリッカリレー
Claims (4)
- (1)各警戒地区に火災感知器と閉鎖型のスプリンクラ
ーヘッドとが設けられ、消火薬水が開閉制御弁を介して
スプリンクラーヘッドに供給されるスプリンクラー消火
設備において、 開閉制御弁とスプリンクラーヘッドとの間に圧力を加え
る加圧手段と、前記圧力の低下を検出する圧力検出手段
と、火災感知器の感知動作時又は、圧力検出手段の前記
検出動作があって所定時間経過以内に中止操作がない時
、開放指令を開閉制御弁に出力する制御手段とを有して
いることを特徴とするスプリンクラー消火設備。 - (2)加圧手段は、開閉制御弁の1次側に供給される消
火薬水の一部を用いていることを特徴とする請求項1記
載のスプリンクラー消火設備。 - (3)加圧手段は、開閉制御弁とスプリンクラーヘッド
との間に封じ込めた空気圧であることを特徴とする請求
項1記載のスプリンクラー消火設備。 - (4)開閉制御弁の1次側には、元弁が設けられている
ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のスプリンク
ラー消火設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31761189A JP2909753B2 (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | スプリンクラー消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31761189A JP2909753B2 (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | スプリンクラー消火設備 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10268920A Division JP3094291B2 (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | スプリンクラ−消火設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03178674A true JPH03178674A (ja) | 1991-08-02 |
JP2909753B2 JP2909753B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=18090124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31761189A Expired - Fee Related JP2909753B2 (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | スプリンクラー消火設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2909753B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07178192A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Hochiki Corp | 消火設備 |
CN103958005A (zh) * | 2011-10-07 | 2014-07-30 | 工程腐蚀解决方案有限责任公司 | 惰化气体出口组件、使用该气体出口组件的惰化系统以及防火喷洒系统的惰化方法 |
-
1989
- 1989-12-08 JP JP31761189A patent/JP2909753B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07178192A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Hochiki Corp | 消火設備 |
CN103958005A (zh) * | 2011-10-07 | 2014-07-30 | 工程腐蚀解决方案有限责任公司 | 惰化气体出口组件、使用该气体出口组件的惰化系统以及防火喷洒系统的惰化方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2909753B2 (ja) | 1999-06-23 |
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