JPH03178608A - ベッド又は椅子等の家具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分針コ 本発明は、ベッド或いは椅子等の家具に関するものであ
る。

［従来の技術］ 従来のベッドまたは椅子は成る一定の身体支持状態に設
定されている。特に、身障者或いは寝たきり老人のベッ
ド或いは椅子においては、寝ている状態から起こすとき
には、頭を上げ、足をベッドから出したりする介護が必
要である。また、着替えをする時においては、身体を支
えて、横向きにしたり、介護人に極めて厄介な作業が必
要とされる。寝たきり老人の場合には、同じ姿勢で寝て
いると床ずれを生じるので、その姿勢を時々変えてやら
なければならない、さらに、通常のベッド或いは椅子で
は、風通しが悪いため、風通しも考えてやらなければな
らない。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、上記のような従来のベット或いは・椅子等に
おける課題を一挙に解決し、身体の支持姿勢な簡皐に変
えることを可能し、特に身障者または寝たきり老人の場
合には、起き上がり或いは着替えを容易にし、また、必
要に応じて、格子状に組んだ条片の中央部分を片寄せて
穴を開けることにより、寝たままでも１ノド便すること
ち可能とするベッドまたは椅子を提供しようとするもの
である。

また本発明は、風通しが良く、寝たきりで６、快適な寝
心地を与えることができ、クツションの堅さを自在に３
ＪＦ４節できるヘットまたは椅子などの家具を提供しよ
うと１−るちのである。

Ｃ課題の解決する手段］ 本発明は従来のヘットまたは椅子１．（どにおける上記
の課題を解決する手段として、可撓性の帯状、紐状また
は糸状の条片を格子状（こ組んで、身体の重さを支持す
る支持体本体を構成し、該支持体本体の周囲を枠体上に
設置し、該枠体上に設置された支持体本体を構成してい
る各条片の少なくとＧ　　’Ｊ：Ｍを該枠体に固定せず
に、その終端に、該条片に加わる張力を調節する張力調
節２３をとつつけたことを特徴と′１−るベッドまたは
椅子等の家具を提（１，％する。

上記の張力調節器は、該条片の端を巻上げるロールおよ
びこれを回転する手動回転具或いは℃動または水力モー
タより成るちのとしてもよいし、或いは条片を直接引張
る油圧または空圧シリンダより成るちのとしてもよい。

また、複数の条片の端に設けた複数の張力調節器を、−
本の駆動軸にクラッチを介して連結し、クラッチの操作
によって所望の条片の張力を調節するようにしてちよい
、　また、複数の張力調節器を一定のパターンで調節し
て、身体の重さを支持する支持体本体を所望の目的に沿
うように調節するようにしてもよい。

［作　用］ 上記のベッドまたは椅子などの家具においては、張力調
節器の調節によって、各条片の張力を調節することによ
って、クツションの堅さを自在に変化することができ、
例えば頭を上げて足を下げたり、或いは、右１）１を張
り左側を弛めて、容易に横向きにしたり、着替えに便利
な状態に調節したり、また、中央を開いて寝たきりで排
便を可能にしたり、種々の形態に身体支持体を調節でき
る。

然して、この張力調節器の調節の組合わせを、例えば頭
を上げて足を下げるモード、横向きにするモート、を非
便モーｊ・その他の所定のモードに決めておいて、所望
のモートを選択することによって、容易に所望の張力調
節を行うようにすることちできる。

［実施例］ 第１図は本発明をベットに適用した例 第２図は本発明を椅子に適用した例を示す。

本発明によれば、布等の可ｌ尭性の帯状、紐状または糸
状の条片の１．２を格子状に組んで身体の重さを支持す
る支持体本体３を構成し、該支持体本体３の周囲を枠体
４の１に設置し該枠体上に設置された支持体本体を構成
している各条片ｌ、２の少なくとち一端を該枠体に固定
せずに、その終縄に５該条片に加わる張力を調節する張
力調節器５をとりつける。

第１図に示すベッドにおいては、条片ｌ、２の両端を枠
体４に固定せずに、その各条片１．２の終端に張力調節
器５をとりつけである。また、第２図に示す椅子におい
ては、経方向の条片ｌの上端は枠体４に固定し、下端に
張力調節器５をとりつけ、ｆＱ方向の条片２は両端を枠
体４に固定しない′で、その終端に張力’Ａ　ｆｉｔ’
ｉ　器５をとりつけである。

部分の中央部分はブロック６とし、帯片ｌ、２をこれと
一体に形成しである。ベッドにおいてら、また、椅子に
おいても、条片１．２は別々の分離した条片として示し
であるが第３図に示すように、両方の条片１．２が交、
叉する部分において、一方の条片ｌに他方の条片２を挿
通するようにしもよい。このような構成では、交叉部分
で同条片がずれることはない。また、所望の条片の中に
ヒータ線７を埋、設して、身体を暖めるようにすること
もできる。特に手術後においては、ヒータに通電するこ
とによって、体温を保持するのに便利である。

張力調節器５の種々の例を第４図に示す。

第４図（イ）は、帯片の端を巻上げるロール８の端に歯
車９ａをとりつけ、この歯車９ａと噛合う歯車９ｂを手
動ハンドル１０によって回転するようにした、手動回転
具を設けたものを示す。この場合には、ロール８を回転
した位置にとめるためにラチェットを設けておくのがよ
い、ベベルギアを用いて、ハンドル１０の回転によって
ロール７は回転するが帯片に加わる張力によってハンド
ル１０が逆転しないようにすることもできる。

第４図（ロ）は、帯片を巻上げるロール８を電動モータ
或いは水力モータ等のモータ１）によって、回転するよ
うにしたちのを示す。

この場合にはモータ１）とロール８の間に減速機を挿入
し、モータに制動機を設けるのがよい。

第４図（ハ）は、条片の端にエアシリンダまたは油圧シ
リンダ等の作動シリンダ１２をとりつけ、空圧または油
圧によって条片の張力を調節するようにしたものを示す
。

第４図は、１つのモータ１）により減速機１３を介して
回転される一本の駆動軸１４によって、歯車９ａ、９ｂ
を介・して複数のロール８を回転するようにした構成を
示す。図中１５は制動機を示す。

このように、１つのモータによって複数の張力調節器を
作動するようにした構造においては、第６図に示すよう
に、モータ１）の駆動軸１４上に、複数の駆動歯車９ｂ
を、該駆動軸１４により回転されるがその軸方向にス１
ライドできるように装着し、条片の端を巻上げるロール
８と一体に設けた波動歯車９ａと該駆動歯車９ｂより成
る歯車クラッチ機構によって、所望の条片に対応する張
力調節器５を作動するようにするのがよい。第６図に示
す例においては、個々の駆動歯車９ｂを駆動軸１４上で
スライドさせるハンドル１５を設け　、このハンドル１
５の操作によって所望の波動歯車９ａを回転することに
より条片１，２の張力の調節を行う。

上記のクラッチ機構をある組合せパターンに決めて作動
して、１つの所望のモード、例えば頭を上げて足を下げ
るモード、横向きにするモード、排便モード等を直ちに
形成するようにすることができる。

上記の構造は上記のヘッドおよび椅子の外にち種々の構
成に適用できる。例えば、バスタブの上縁を、支持体本
体をとりつける枠体とし、身障者を支持体本体上に載せ
、条片全部を同時に弛めて、入浴させるようにすること
もできる。

［発明の効果］ 上記のように、本発明は、特に身附者或いは寝たきり老
人に便利なベット、椅子等のすることによって、クツシ
ョンの堅さを種々コントロールでき、また、その張力の
組合せを変えることによって前記の種々のモードをつく
ることができる。さらに、各条片或いは所望の条片にヒ
ータを埋設することによって例えば手術後に体温が下降
する病人の体温なイ呆を寺するように１−ることちでき
、また、寝たきり老人の排便、或いは条片を全部弛めて
転落するのを防止するようにしたり寝返りを容易にさせ
たり、床ずれを防止したり、また病人に足温をさせたり
、種々の目的に使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をベッドに適用した実施例を示す斜視図
、第２図は本発明を椅子＆′−適用した実施例を示す狽
視図５第３図はぜ１″ｒ片の交叉部の変形例を示す斜視
図、第４図（４）　（［１）（ハ）は張力調節器の種々
の例を示す説明図第５図は１つのモータによって複数の
帯片の張力を調節するようにした張力調節器を示す張力
を：Ａ節するようにした張力調節器を示す説明図、第６
図は１つのモータによって複数の帯片の中の所望の帯片
の張力調節を行なうようにした例を示す説明図である。 　　　２ ９ａ、　　９ｂ 　０ １ ２ ３ ４ ５ 条片 支持体本体 枠体 張力調節器 ブロック ヒータ線 ロール 歯車 手動ハンドル モータ 作動シリンダ ′６８速磯 駆　根Ｊ　や由 ハンドル 第 図 第 図 第 ４ 図 Ｃ口） 簗　５ 図 図 （ハ）

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）可撓性の帯状、紐状または糸状の条片を格子状に
   組んで、身体の重さを支持する支持体の本体を構成し、
   該支持体本体の周囲を枠体上に設置し、該枠体上に設置
   された支持体本体を構成している各条片の少なくとも一
   端を該枠体に固定せずに、その終端に該条片に加わる張
   力を調節する張力調節器をとりつけたことを特徴とする
   ベッドまたは椅子等の家具。
2. （２）上記の張力調節器は、該条片の端を巻上げるロー
   ルおよび該ロールを回転する手動回転具より成る請求項
   （１）記載の家具。
3. （３）上記の張力調節器は、該条片の端を巻上げるロー
   ルおよび該ロールを回転するモータより成る請求項（１
   ）記載の家具。
4. （４）上記の張力調節器は、条片の端に連結された油圧
   、または空圧シリンダより成る請求項（１）記載の家具
   。
5. （５）それぞれの条片の端を巻上げる複数のロールを一
   本の回転軸上に回転自在にとりつけ各ロールに被動歯車
   を固着し、駆動モータの駆動軸上に各被動歯車に対応す
   る駆動歯車を軸方向に移動可能にとりつけ、該駆動歯車
   を該駆動軸上で軸方向に移動し、被動歯車に噛合わせる
   ことにより所望のロールを回転するようにした請求項（
   ３）記載の家具。
6. （６）複数の条片の或る所望の張力調節パターンを得る
   ように、複数の張力調節器を一定の状態で調節できるよ
   うにした請求項（１）記載の家具。
7. （７）各条片内にヒータ線を埋設した請求項（１）記載
   の家具。