JPH031784Y2 - - Google Patents

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JPH031784Y2
JPH031784Y2 JP19836884U JP19836884U JPH031784Y2 JP H031784 Y2 JPH031784 Y2 JP H031784Y2 JP 19836884 U JP19836884 U JP 19836884U JP 19836884 U JP19836884 U JP 19836884U JP H031784 Y2 JPH031784 Y2 JP H031784Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は所定の明るさのとき動作し、人体等の
接近を検知して負荷を制御する赤外線検知制御装
置に関するものである。
〔考案の技術的背景とその間題点〕
今日、自動化、省力化並びに防犯対策等により
人体検知用のセンサーが見受けられる様になつ
た。これらのセンサーは主に人体から発せられる
赤外線放射を受け電気信号を出力する焦電型赤外
線センサーを応用して作られている。
以下に焦電型赤外線センサー(以下、単にセン
サーと称する)の動作原理を述べる。センサーは
第5図に示す様に焦電効果を持つPZT,TGS等
の強誘電体をベースとしたセラミツクス材料の基
部1と、これに積層形成された熱吸収用の黒化膜
2で構成される。ここで焦電効果とは図に示すよ
うに基部1の強誘電体が温度変化Δtにより分極
pし電荷eを発生する現象を言う。
いま、人が近づくとその体表から放射される赤
外線を受けて黒化膜2の表面に温度変化Δtが生
じる。すると、素子表面に電荷eが発生して信号
を発生する。これにより人体検知を行うことがで
きる。この素子を使用した人体検知装置のブロツ
ク図を第6図に示す。図において21は人20か
らの赤外線rを集光する赤外線集光ミラー、22
は前述の焦電センサー、23はこの焦電センサー
22の出力を増幅する増幅器、24はこの増強出
力と基準電圧とを比較する比較器、25はこの比
較器24の出力で動作するリレー、26はこのリ
レー25にて駆動制御されるランプやブザー、自
動ドア等の負荷である。
このような構成において人20が近づくと該接
近者からの赤外線rは赤外線集光ミラー21で集
められ、焦電センサ22に与えられる。人からの
赤外線放射は非常に微弱である為、光学的集光ミ
ラー21を用いることで広い範囲の検知を可能と
する。ここで集められた赤外線rは焦電センサー
22に導かれ、先に述べた原理で電気信号を得
る。この信号は増幅器23で増幅された後、比較
器24で動作基準となる基準電圧と比較されて入
力が基準電圧を超えるか否かレベル判定され、基
準電圧以上のとき、該比較器24が発生する出力
でリレー25が動作し、負荷26が駆動される。
ところで、このような構成の装置に光を受けて
動作する光電スイツチを設け、夜間のみ負荷26
を駆動させるようにしたものがあるが、光電スイ
ツチの動作照度レベルは固定されており、任意に
調整することができなかつた。従つて、該装置の
夜間照度が設置場所の環境の変化が生じて変つた
ときなどではそれに対処できない。
また、明るい場所で装置を試運転したいような
時には光電スイツチの受光部を黒テープなどでマ
スクして遮光し、光電スイツチを強制的にオンさ
せなければならなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に鑑みて成されたものであ
り、その目的とするところは夜間、人の接近を検
知して負荷を制御する赤外線検知制御装置におい
て、昼間に容易に試験運転することができると共
に動作照度を簡単に調整できるようにすることに
ある。
〔考案の概要〕
すなわち、上記目的を達成するため本考案は、
赤外線を検出して所定の検出レベルのとき負荷を
駆動させると共に光電素子による光電検出手段を
設けて周囲の明るさが設定レベルの範囲に入つた
とき上記負荷の駆動を可能にした制御装置におい
て、光電検出手段には動作照度を調整する調整装
置を設けると共に制御装置の本体筐体に窓部を形
成して周囲を遮光構造とし、ここに前記光電素子
を設け、且つ窓部にはスライドして開閉する遮光
カバーを設けると共に本体筐体には該遮光カバー
が光電素子の窓を閉じているときのみ、露出する
よう遮光カバーの移動領域内に前記調整装置の調
整用の孔を設けて構成し、調整装置で光電検出手
段の動作照度を調整できるようにすると共に遮光
カバーをスライドするだけで光電素子を遮光して
試験運転を可能にし、且つ該遮光時には調整装置
の調整用孔を開いて調整ができるようにし遮光カ
バーを戻して光電素子の遮光を解くと調整用孔が
閉じるようにする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例について第1図〜第4
図を参照しながら説明する。
第3図は本装置の構成を示すブロツク図であ
り、図中21は赤外線集光ミラー、22は焦電セ
ンサー、23は増幅器、24は比較器、25はリ
レー、26は負荷であり、これらの機能及び作用
は第5図で説明した従来のものと基本的に変りは
ない。本装置では比較器24とリレー25との間
にゲート27を介在させ、また、動作照度調整可
能に構成した光電スイツチ回路28を設けて周囲
の明るさを検知し、その明るさに応じてゲート2
7を開閉制御することにより周囲の明るさが設定
レベルになつたとき、人20の検知出力にて負荷
26を駆動できるようにしてある。
光電スイツチ回路28は第4図に示す如き構成
であり、VRは可変抵抗器、PSはフオトトトラン
ジスタやCdSセルなどのような光にて動作する光
電素子である。また、Eは直流電源、R1,R2
R3は抵抗器、CMPは比較器である。可変抵抗器
VRは一端を接地し、他端は光電素子PS及び抵抗
R1の直列回路を介して直流電源Eの正極に接続
してあり、また、抵抗R2,R3は直列接続して直
流電源Eの正極と接地点間に接続してある。そし
て、抵抗R1と光電素子PSの接続点及び抵抗R2
R3の接続点の電圧を比較器CMPにて比較する構
成となつている。
このような構成の光電スイツチ回路28は抵抗
R1,R2,R3及び光電素子PS、可変抵抗器VRに
より、ブリツジを形成している。そして、光電素
子PSはCdSセルやフオトトランジスタ等の如き
入射光量により抵抗値が変化する素子を用いてい
ることから、この可変抵抗器VRの設定抵抗値と
光電素子PSの抵抗値に応じた電圧が光電素子PS
と抵抗R1の接続点に発生する。そして、抵抗
R2R3間の電圧はその分圧比で定まる所定電圧で
あるので、外の明るさにより光電素子PS側の出
力電圧が変つて暗くなるにつれ、電圧は上昇する
とやがて、抵抗R2,R3間の電圧を超えることに
なる。そのため、抵抗R2,R3間電圧を基準とし
て光電素子側電圧を比較器CMPにて比較させる
と、該比較値が基準値を超えたとき、比較器
CMPは出力を発生する。従つて、可変抵抗器VR
の抵抗値を調整することで動作照度を変えること
ができる。この光電スイツチ回路28の比較器
CMP出力はゲート27に与えられ、ゲート27
はこの出力によつてゲートを開いて人20の検知
による負荷26の駆動を可能にする。
尚、光電スイツチ回路28の出力にゲートを閉
じるようにすると明るいときのみ負荷26の駆動
を可能にすることになる。
このような光電スイツチ回路28の可変抵抗器
VR及び光電素子PSを赤外線検知制御装置本体筐
体に次のように取り付けて構成する。
すなわち、第1図a,bに示すように、赤外線
検知制御装置本体のケースを形成する筐体11の
正面パネルの一部を遮光パネル10とし、この遮
光パネル10の一部に窓12を形成して、この窓
12に遮光材によるスライド式のカバー13を設
ける。カバー13は窓12におけるスライド方向
の半分の長さに形成してある。また前記窓12の
形成部は遮光材で形成してあり、第1図aのA−
A断面図である第1図bに示すように窓12部内
は壁で上下二段に仕切つて、その上段部には前述
の光電素子PSが取り付けてある。また、窓12
内の下段は孔となつており、カバー13は下に降
ろすと該孔が閉じられ、光電素子PS側の部分が
開かれる。逆にカバー13を上げると光電素子
PS側は閉じられて遮光され下段の孔は開かれる
仕組みになつている。そして、筐体11内にはこ
の孔の対向位置に前記可変抵抗器VRの操作部を
位置させて取り付けてあり、カバー13を上にス
ライドさせて孔を開くと、ここからドライバー等
の工具で可変抵抗器VRを操作、調整できるよう
にしてある。
筐体11の正面は遮光パネル10取付部を除く
他の部分に第1図aに示すように透明パネルによ
る正面パネル14を取付けてあり、ここは、赤外
線の検知窓として使用される。尚、15は筐体1
1に内蔵された赤外線検知制御装置回路部であ
る。
第1図aのB−B断面図を第2図に示す。図に
示すように筐体11内には透明な正面パネル14
位置に赤外線集光ミラー21が設けられ、その焦
点部分に焦電センサー22が配されて集光した赤
外線を受けるようにしてある。
16は回路本体で、増幅器、比較器24、ゲー
ト27等が含まれる。25はリレーであり、17
は回路本体16及びリレー25からの電線コード
である。また筐体11は取付脚18により壁や柱
等の支持部に取り付けられる。
このような構成において本装置は試験運転ある
いは動作照度調整時には正面のスライド式のカバ
ー13を上にスライドさせる。
すると孔が開き、また、カバー13によつて光
電素子PSの窓12が塞がれて遮光される。従つ
てこれで明るい場所でも試験運転が可能になる。
また、動作照度調整は前記の孔よりドライバ等
の調整具で可変抵抗器VRを操作して抵抗値を変
えれば良く、周囲の環境や状況に合わせて適正な
動作照度に設定できるようになる。試験、調整が
終つたならばカバー13は下におろす。これで孔
は塞がれて外部と遮断でき、受光用の窓は開かれ
る。
尚、本考案は上記し、且つ図面に示す実施例に
限定することなく、その要旨を変更しない範囲内
で適宣変形して実施し得る。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案は例えば夜間のみに
動作を可能にする光電スイツチ付の侵入者検知装
置等において、運転を可能にする照度調整を任意
に行うことができると共に試験運転照度調整用の
孔を覆うカバーをスライドさせるだけで遮光状態
が再現でき、遮光用の用具が不要で操作も簡単で
ある他、カバーは遮光と孔の塞閉に共用するの
で、通常時において孔の閉じ忘れや紛失の心配は
無く、特に屋外では雨等の侵入を抑えることがで
きるなどの特徴を有する赤外線検知制御装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図は本装置の構造を示す側断面図、第3図は本装
置の回路構成を示すブロツク図、第4図は本装置
の光電スイツチ回路図、第5図は焦電センサーの
原理を説明するための図、第6図は従来装置の構
成を示すブロツク図である。 11……筐体、12……窓、13……カバー、
14……正面パネル、15……赤外線検知制御装
置回路部、21……赤外線集光ミラー、22……
焦電センサー、23……増幅器、24,MP……
比較器、25……リレー、26……負荷、27…
…ゲート、28……光電スイツチ回路、PS……
光電素子、E……直流電源、VR……可変抵抗
器、R1〜R3……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 赤外線を検出して所定の検出レベルのとき負荷
    を駆動させると共に光電素子による光電検出手段
    を設けて周囲の明るさが設定レベルの範囲に入つ
    たとき上記負荷の駆動を可能にした制御装置にお
    いて、光電検出手段には動作照度を調整する調整
    装置を設けると共に制御装置の本体筐体に窓部を
    形成して周囲を遮光構造とし、ここに前記光電素
    子を設け、且つ窓部にはスライドして開閉する遮
    光カバーを設けると共に本体筐体には該遮光カバ
    ーが光電素子の窓を閉じているときのみ、露出す
    るよう遮光カバーの移動領域内に前記調整装置の
    調整用の孔を設けたことを特徴とする赤外線検知
    制御装置。
JP19836884U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH031784Y2 (ja)

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JP19836884U JPH031784Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JPS61115288U JPS61115288U (ja) 1986-07-21
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