JPH031780B2 - - Google Patents
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- JPH031780B2 JPH031780B2 JP10944084A JP10944084A JPH031780B2 JP H031780 B2 JPH031780 B2 JP H031780B2 JP 10944084 A JP10944084 A JP 10944084A JP 10944084 A JP10944084 A JP 10944084A JP H031780 B2 JPH031780 B2 JP H031780B2
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- Expired
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- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 14
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、シールドタイプの前照灯に装着する
ハロゲンバルブに関するものである。
ハロゲンバルブに関するものである。
第1図はこの種のハロゲンバルブの従来例を示
す断面図である。
す断面図である。
ハロゲンバルブ1はリフレクタ2の後部に設け
られた筒状の取付部2aにOリング2a-1を介し
て気密に嵌着される。このハロゲンバルブ1はガ
ラス管の後部にピンチシール部1aを形成し、こ
のピンチシール部1aを筒状のホルダ1b内に臨
ましめ、耐熱セメント1cを充填、固化せしめて
ある。1dは、ピンチシール部1aよりも大きい
開口1d-1を設けた蓋状の部材である。
られた筒状の取付部2aにOリング2a-1を介し
て気密に嵌着される。このハロゲンバルブ1はガ
ラス管の後部にピンチシール部1aを形成し、こ
のピンチシール部1aを筒状のホルダ1b内に臨
ましめ、耐熱セメント1cを充填、固化せしめて
ある。1dは、ピンチシール部1aよりも大きい
開口1d-1を設けた蓋状の部材である。
上に述べた従来形のハロゲンバルブは、耐熱セ
メントを用いてガラス管部分を固定的に支承する
構造であるから、該耐熱セメントを硬化させる為
の特殊な装置が必要になり、しかも組立工程の途
中で硬化する時間を要するので、その間放置して
おかなければならず、作業性が極めて悪いという
問題がある。
メントを用いてガラス管部分を固定的に支承する
構造であるから、該耐熱セメントを硬化させる為
の特殊な装置が必要になり、しかも組立工程の途
中で硬化する時間を要するので、その間放置して
おかなければならず、作業性が極めて悪いという
問題がある。
また耐熱セメントが、硬化後、大気中の水分を
含んでしまつて湿度の影響を受けるので、組付け
たハロゲンバルブをそのまま灯具に取付けると、
ハロゲンバルブの点灯時、灯室内部にくもりが生
じるという不都合もある。
含んでしまつて湿度の影響を受けるので、組付け
たハロゲンバルブをそのまま灯具に取付けると、
ハロゲンバルブの点灯時、灯室内部にくもりが生
じるという不都合もある。
上記のような耐熱セメントに起因するトラブル
を解消するため、例えば第1図の従来例における
蓋状部材1dをホルダ1bに固着するとともに該
蓋状部材の開口部1d-1とピンチシール部1aと
を密に嵌合せしめて、耐熱セメントを用いずにガ
ラス管部を固定的に支承することも考えられる。
しかし上述の如く剛体部材によつてガラス管部を
固定的に支承する構造にすると、ガラス管部に封
入したフイラメント1eがホルダ1bに対して所
定の位置となるように調節することが困難であ
る。
を解消するため、例えば第1図の従来例における
蓋状部材1dをホルダ1bに固着するとともに該
蓋状部材の開口部1d-1とピンチシール部1aと
を密に嵌合せしめて、耐熱セメントを用いずにガ
ラス管部を固定的に支承することも考えられる。
しかし上述の如く剛体部材によつてガラス管部を
固定的に支承する構造にすると、ガラス管部に封
入したフイラメント1eがホルダ1bに対して所
定の位置となるように調節することが困難であ
る。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので耐
熱セメントを用いることなく、ガラス管部をホル
ダに対して所定の位置に、固定的に支承すること
のできる前照灯用ハロゲンバルブを提供しようと
するものである。
熱セメントを用いることなく、ガラス管部をホル
ダに対して所定の位置に、固定的に支承すること
のできる前照灯用ハロゲンバルブを提供しようと
するものである。
上記の目的を達成する為、本発明のハロゲンバ
ルブは、樹脂製の筒状ホルダ内に金属性筒状のベ
ースを嵌着し、一方、上記の筒状ベースの内径よ
りも小さい外径を有するフランジを設けた筒状の
金属製アダプタを設けてバルブのピンチシール部
に嵌着し、上記アダプタのフランジはその外周部
の少なくとも一部を筒状アダプタの中心軸とほぼ
平行に折り上げて突片を形成したものとし、上記
の突片を形成したフランジを筒状ベース内に嵌合
して嵌合のガタの範囲内でバルブのヒラメントの
位置合せを行ない、前記の突片と筒状ベースとを
プラズマ溶接によつて相互に固定したことを特徴
とする。
ルブは、樹脂製の筒状ホルダ内に金属性筒状のベ
ースを嵌着し、一方、上記の筒状ベースの内径よ
りも小さい外径を有するフランジを設けた筒状の
金属製アダプタを設けてバルブのピンチシール部
に嵌着し、上記アダプタのフランジはその外周部
の少なくとも一部を筒状アダプタの中心軸とほぼ
平行に折り上げて突片を形成したものとし、上記
の突片を形成したフランジを筒状ベース内に嵌合
して嵌合のガタの範囲内でバルブのヒラメントの
位置合せを行ない、前記の突片と筒状ベースとを
プラズマ溶接によつて相互に固定したことを特徴
とする。
次に、本発明の1実施例を第2図乃至第4図に
ついて説明する。
ついて説明する。
従来のハロゲンバルブ(第1図)と同一の図面
参照番号を付したピンチシール部1a、筒状のホ
ルダ1b、フイラメント1e、及びリフレクタ2
は従来のハロゲンバルブにおけると同様乃至は類
似の構成部材である。
参照番号を付したピンチシール部1a、筒状のホ
ルダ1b、フイラメント1e、及びリフレクタ2
は従来のハロゲンバルブにおけると同様乃至は類
似の構成部材である。
第2図は本発明を適用して構成した前照灯用ハ
ロゲンバルブにおいて、各構成部材を仮組立した
状態の断面図である。第3図は上記実施例の分解
斜視図である。
ロゲンバルブにおいて、各構成部材を仮組立した
状態の断面図である。第3図は上記実施例の分解
斜視図である。
金属製筒状のベース部材3を構成して、樹脂製
の筒状ホルダ1b内に嵌着する。
の筒状ホルダ1b内に嵌着する。
上記のベース部材3とピンチシール部1aとを
連結するためのアダプタ4を構成する。このアダ
プタ4はピンチシール部1aに外嵌する筒状本体
部4aと、フランジ4bとを一体に連設した金属
製の部材である。本実施例のアダプタ4は金属板
をプレス成形して二ツ割り形に構成し、筒状本体
部4aでピンチシール部1aを挾みつけて固定す
る構造である。
連結するためのアダプタ4を構成する。このアダ
プタ4はピンチシール部1aに外嵌する筒状本体
部4aと、フランジ4bとを一体に連設した金属
製の部材である。本実施例のアダプタ4は金属板
をプレス成形して二ツ割り形に構成し、筒状本体
部4aでピンチシール部1aを挾みつけて固定す
る構造である。
本発明を実施する際、このアダプタ筒状本体部
4aを金属材料で一体の角筒状に構成したピンチ
シール部1aに加締め付けてもよい。
4aを金属材料で一体の角筒状に構成したピンチ
シール部1aに加締め付けてもよい。
前記のフランジ4bの周辺部の4箇所を上へ
(詳しくは筒状部4aの中心軸と平行に)折り上
げて突片4b-1を構成する。
(詳しくは筒状部4aの中心軸と平行に)折り上
げて突片4b-1を構成する。
前記のフランジ4bは、その周辺に形成した突
片4b-1を含めた外径φ1を筒状ベース3の内径φ2
よりも小さく構成する。本例においてはギヤツプ
g(即ち、φ2−φ1/2)を0.2mmに設定してある。
本発明を実施する場合、上記のギヤツプ寸法gを
0.3mm又はそれ以下にしておくことが望ましい。
片4b-1を含めた外径φ1を筒状ベース3の内径φ2
よりも小さく構成する。本例においてはギヤツプ
g(即ち、φ2−φ1/2)を0.2mmに設定してある。
本発明を実施する場合、上記のギヤツプ寸法gを
0.3mm又はそれ以下にしておくことが望ましい。
第2図に示すように仮組みしてフランジ4bを
筒状ベース3内に嵌合した状態の斜視図を第4図
に示す。
筒状ベース3内に嵌合した状態の斜視図を第4図
に示す。
上記の仮組状態(第2図)においてバルブのガ
ラス管状部1fを適宜に動かして、フイラメント
1eが筒状ホルダ1bに対して所定の位置となる
ように調節する。
ラス管状部1fを適宜に動かして、フイラメント
1eが筒状ホルダ1bに対して所定の位置となる
ように調節する。
上述の如くフイラメント1eの位置を調節した
状態で、ベース部材3と突片4b-1とをプラズマ
溶接によつて相互に固定し、前記の調節済の状態
におけるアダプタ4の位置を固定する。これによ
り、ガラス管状部1fはフイラメント1eを正し
く位置せしめた状態でホルダ1bに対して固定さ
れる。
状態で、ベース部材3と突片4b-1とをプラズマ
溶接によつて相互に固定し、前記の調節済の状態
におけるアダプタ4の位置を固定する。これによ
り、ガラス管状部1fはフイラメント1eを正し
く位置せしめた状態でホルダ1bに対して固定さ
れる。
上記のプラズマ溶接による固定は公知の技術に
よつて容易に行うことができる。プラズマ溶接は
局部的加熱が容易であるため、樹脂製のホルダ1
bに熱的悪影響を及ぼすことなくベース3と突片
4b-1とを固定することができる。
よつて容易に行うことができる。プラズマ溶接は
局部的加熱が容易であるため、樹脂製のホルダ1
bに熱的悪影響を及ぼすことなくベース3と突片
4b-1とを固定することができる。
第5図及び第6図は前記と異なる実施例を示
し、本例のアダプタ4′の筒状本体部4aは前例
におけると同様の構成部分である。本例のアダプ
タ4′のフランジ4b′は、その周辺に1対の突片
4b′-1を構成してある。本例によつても前例と同
様にしてガラス管状部1fをホルダ1bに対して
正しく位置せしめて固定することができる。
し、本例のアダプタ4′の筒状本体部4aは前例
におけると同様の構成部分である。本例のアダプ
タ4′のフランジ4b′は、その周辺に1対の突片
4b′-1を構成してある。本例によつても前例と同
様にしてガラス管状部1fをホルダ1bに対して
正しく位置せしめて固定することができる。
以上に述べた各実施例は、いずれも耐熱セメン
トを用いずにバルブのガラス管部を支承する構造
であるから、耐熱セメントの硬化を待つ為の時間
的ロスが無く、耐熱セメントによつて灯室内部に
曇りを生じる虞れも無い。その上、ガラス管部の
中に設けられたフイラメントの位置を容易に調節
することができ、その調節済の位置を固定できる
のでフイラメント位置を正確に所定の如く位置せ
しめることができる。
トを用いずにバルブのガラス管部を支承する構造
であるから、耐熱セメントの硬化を待つ為の時間
的ロスが無く、耐熱セメントによつて灯室内部に
曇りを生じる虞れも無い。その上、ガラス管部の
中に設けられたフイラメントの位置を容易に調節
することができ、その調節済の位置を固定できる
のでフイラメント位置を正確に所定の如く位置せ
しめることができる。
以上詳述したように、本発明のハロゲンバルブ
は耐熱セメントを用いずにガラス管部を支承する
ので耐熱セメントに起因するトラブルを生じる虞
れが無く、その上、フイラメントの位置を正しく
調節した状態で該ガラス管部をホルダに対して迅
速、かつ容易に固定することができるという優れ
た実用的効果を奏する。
は耐熱セメントを用いずにガラス管部を支承する
ので耐熱セメントに起因するトラブルを生じる虞
れが無く、その上、フイラメントの位置を正しく
調節した状態で該ガラス管部をホルダに対して迅
速、かつ容易に固定することができるという優れ
た実用的効果を奏する。
第1図は従来のハロゲンバルブの1例を示す断
面図である。第2図は本発明のハロゲンバルブの
1実施例の仮組立状態の断面図、第3図は上記実
施例の分解斜視図、第4図は上記実施例の仮組立
状態の斜視図である。第5図は上記と異なる実施
例の分解斜視図、第6図は同じく仮組立状態の斜
視図である。 1…ハロゲンバルブ、1a…ピンチシール部、
1b…筒状のホルダ、1c…耐熱セメント、1d
…蓋状部材、1d-1…開口、1e…フイラメント、
3…金属製筒状のベース部材、4,4′…アダプ
タ、4a…筒状の本体部、4b…フランジ、4
b-1…突片。
面図である。第2図は本発明のハロゲンバルブの
1実施例の仮組立状態の断面図、第3図は上記実
施例の分解斜視図、第4図は上記実施例の仮組立
状態の斜視図である。第5図は上記と異なる実施
例の分解斜視図、第6図は同じく仮組立状態の斜
視図である。 1…ハロゲンバルブ、1a…ピンチシール部、
1b…筒状のホルダ、1c…耐熱セメント、1d
…蓋状部材、1d-1…開口、1e…フイラメント、
3…金属製筒状のベース部材、4,4′…アダプ
タ、4a…筒状の本体部、4b…フランジ、4
b-1…突片。
Claims (1)
- 1 樹脂製の筒状ホルダ内に金属性筒状のベース
を嵌着し、一方、上記の筒状ベースの内径よりも
小さい外径を有するフランジを設けた筒状の金属
製アダプタを設けてバルブのピンチシール部に嵌
着し、上記アダプタのフランジはその外周部の少
なくとも一部を筒状アダプタの中心軸とほぼ平行
に折り上げて突片を形成したものとし、上記の突
片を形成したフランジを筒状ベース内に嵌合して
嵌合のガタの範囲内でバルブのヒラメントの位置
合せを行ない、前記の突片と筒状ベースとをプラ
ズマ溶接によつて相互に固定したことを特徴とす
る前照灯用ハロゲンバルブ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10944084A JPS60254551A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 前照灯用ハロゲンランプ |
US06/666,454 US4622486A (en) | 1983-10-31 | 1984-10-30 | Halogen lamp device for headlamp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10944084A JPS60254551A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 前照灯用ハロゲンランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60254551A JPS60254551A (ja) | 1985-12-16 |
JPH031780B2 true JPH031780B2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=14510295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10944084A Granted JPS60254551A (ja) | 1983-10-31 | 1984-05-31 | 前照灯用ハロゲンランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60254551A (ja) |
-
1984
- 1984-05-31 JP JP10944084A patent/JPS60254551A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60254551A (ja) | 1985-12-16 |
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