JPH03178001A - 磁気テープ検査装置 - Google Patents

磁気テープ検査装置

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JPH03178001A
JPH03178001A JP31698289A JP31698289A JPH03178001A JP H03178001 A JPH03178001 A JP H03178001A JP 31698289 A JP31698289 A JP 31698289A JP 31698289 A JP31698289 A JP 31698289A JP H03178001 A JPH03178001 A JP H03178001A
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JP
Japan
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tape
signal
level
magnetic tape
flaw
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Pending
Application number
JP31698289A
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English (en)
Inventor
Chikara Inoue
井上 主税
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気テープ検査装置に係り、特にVTR装置
等に用いられる薄手のテープの傷を検出するのに用いて
好適な磁気テープ検査装置に関する。
(従来の技術) 第3図は、−船釣なVTRカセットテープ等に用いられ
る磁気テープの走行系の概略図である。
このようなVTRカセットテープに用いられるテープ2
1は、テープカセット23内のサプライリール22とテ
ィクアップリール34に巻き付は収納されている。この
ようなテープカセット23をVTR等に装着すると、テ
ープ21は、サプライボール26、サブフィ側傾斜ボー
ル27、ティクアップ側傾斜ボール28、ティクアップ
ボール2つから構成される左右一対のローディングメカ
ニズムによってテープカセット23から引き出され、回
転磁気へラド36A、36B、36C。
36Dを有する傾斜したガイドドラム37に所定の巻き
付は角度範囲、例えば180”強または270”強にわ
たって巻装される。テープ21の走行経路には、テープ
21上の記録信号を全幅にわたって消去するための全幅
消去ヘッド24、テープ21の走行を安定させるための
インピーダンスローラ25、音声トラックの消去を行な
う音声消去ヘッド30.音声トラックに音声の信号を記
録したり、記録された音声信号を再生するための音声コ
ントロールヘッド31が配置されている。
以上のようにして、ローディングされたテープ21は、
テープ21の記録/再生時には、キャプスタン33とピ
ンチローラ32によって一定の速度で走行させられる。
現在−船釣なVTR用磁気テープとしては、ベース素材
としてポリエチレンテレフタレート(PET)を用い、
ベース厚を約15μmとし、磁性層及びバックコート層
の厚さを約5μmとして、全厚が約20μmの標準磁気
テープが使用されている。
ところが、標準記録モードにおける記録/再生時間の長
時間化が要望され、特に小型テープカセットではより一
層の長時間化が望まれている。しかしながら、標準磁気
テープでは、限られたカセット筐体の収納空間に巻回収
納できるテープ長には限界がある。そのため、標準磁気
テープで長時間化を実現するにはカセット筐体自体の大
きさを変更するしか方法がなかった。
これに対して、高密度記録化のための方策として磁気テ
ープ等の担体であるテープの厚みを薄くして単位体積当
たりの磁気媒体の量を増やす等の試みがなされている。
これは、ベースのPETの厚さを従来の約15μmから
約10μmまで薄くした薄手テープを用いて、標や記録
モードにおける記録/再生05間の長時間化を実現しよ
うとするものである。このような概念に基づく長時間用
磁気テープが一部において標準サイズのテープカセット
として商品化されている。
しかしながら、第3図のように、テープカセット23か
ら引き出したテープ21をガイドドラム37に巻回する
ためのローディング部材のうち、サプライポール26と
サプライ側傾斜ボール27は、第4図の斜視図に示すよ
うに、上フランジ35でテープ21の上方への移動を規
制しながらテープ21を捻って、傾斜するガイドドラム
37に巻装させるような構成を採る。このため、テープ
21のローディング時やアンローディング時、またテー
プ21の早送りサーチや巻き戻しサーチ時に、テープ2
1に上方に張り出すようなテンシヨンが加わると、サプ
ライ側傾斜ポール27に沿ってテープ21が上方に移動
して、サプライボール26に設けたテープ21の高さ規
制用の上フランジ35にその上端部が乗り上げて、テー
プ21の上端部にダメージ(テープ傷)を生じさせるお
それがある。このため、強度的にそれほど強くないPE
T等のベースをさらに薄くすることは、テープ21の強
度を極端に低下させ、テープダメージを招きやすくなる
。このため、長時間化のためにテープ21の厚さを薄く
することは種々の問題を生じさせる。そして、一般には
、長時間用のテープではPETを長手方向に延伸させて
ヤング率を高めたベースとしたり、バックコートの摩擦
係数を下げてテープダメージの誘発を防止する等の対策
が劣えられてきた。
しかしながら、このような長時間タイプのテープ21を
ガイドドラム37に180°強にわたって巻装する標準
タイプのVTRに使用する場合には、テープ21の捻り
量もそれ程大きくなく問題も少ない。しかし、テープ2
1をガイドドラム37に270@強にわたって巻装する
小径ドラムのコンパクトタイプのVTRに使用する場合
は、テープ21の捻り量が大きくなりテープダメージ発
生を防ぐことは難しい。
更に、標準サイズのテープカセットより小さなサイズに
規格化された小型のテープカセットを用いた場合には、
一対のローディング部材と係合する前面開口部(切り欠
き部)の左右の間隔が標準サイズのテープカセット23
に較べて狭いため、テープ21をテープカセットから引
き出すときの捻り量もその分増大し、テープダメージの
発生を起こし易くなる。
また、小型のテープカセットをアダプタを用いて標準サ
イズのテープカセット用のVTRで用いる場合は、小型
のテープカセットからテープ21を引き出した後に標準
テープカセットと同一のテープパスを形成することにな
る。ところが、標準テープカセットの場合、磁気テープ
を支持する左右のテープガイドにはテープの引き出し時
のテープの上下動を規制するためにフランジが設けられ
ている。このため、磁気テープに上張り方向のテンショ
ンが加わった場合は、カセット内のテープガイド部位で
テープが若干下に動いて垂直ガイドローラの上フランジ
によるテープダメージの発生を抑制する様に作用する。
これに対して、小型のテープカセットをアダプタを介し
て用いた場合、テープガイドのフランジでテープを下動
させることができず、垂直ガイドローラの上フランジで
のテープダメージの発生を完全に防止することは難しい
そこで、近年ベース素材としてPETに代えて強度や熱
特性に優れたベース素材、例えばポリエチレンナフタレ
ート(PEN)を用いる等の種々の薄手磁気テープが提
案されているが、これらの新たな薄手磁気テープを実際
にVTRで使用する場合、テープダメージを生ずること
なく安定して使用可能であるか否かについて、つまり磁
気テープの強度を予め評価する必要がある。
従来は、以上のような目的で行なわれる磁気テープの強
度の評価を、引っ張り何重から求める降伏点何重、破断
強度、ヤング率等や実測で求めたテープの長手方向のス
ティフネス(剛性)等を用いて実施していた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のような方法で得られた磁気テープの評
価項目は、薄手の磁気テープを実際にVTRに使用した
場合のテープダメージの発生と相関が良くないため、評
価結果の信頼性に欠けるという問題点があった。
このため、一般には予め定められた測定専用の工具VT
Rに実際に薄手の磁気テープを巻装したテープカセット
を装着して、ローディング/アンローディングを繰り返
し、それぞれの場合の磁気テープの状態を目視にてチエ
ツクしてテープダメージの有無を判別している。
ところが、以上のような評価方法によると、テープダメ
ージの大小を定量的につかむことが難しく、測定用の工
具VTRが、測定のばらつきを防止するために予め定め
られたVTRに限定されるために、汎用の測定環境が設
定できずに評価の作業性が妨げられ、また測定者によっ
てテープダメージの有無に関する判断がばらつく等の解
決すべき課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的は、
磁気テープのテープダメージを定量的に高い信頼性で作
業性良く評価し得る磁気テープ検査装置を提供すること
にある。
〔発明の構成〕
(3題を解決するための手段) 本発明の磁気テープ検査装置は、磁気テープの音声信号
用トラックに記録するための予め定められた試験信号を
出力する試験信号出力手段と、その試験信号を上記音声
信号用トラックに記録する記録手段と、上記音声信号用
トラックから上記試験信号を再生して再生信号を取り出
す再生信号取出手段と、前記磁気テープの傷を検出する
ため前記再生信号のレベル変動を検出するレベル変動検
出手段とを備えるものとして構成される。
(作 用) 試験信号出力手段からの試験信号が磁気テープの音声信
号用トラックに記録される。記録された試験信号が再生
信号として再生される。その再生信号のレベル変動がレ
ベル変動検出手段によって検出され、その検出したレベ
ル変動から磁気テープの傷が検出される。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一大施例を説明するための装置のブロ
ック図で、特にVTRの音声記録再生回路を用いた構成
を例示するものである。第1因において、オーディオ記
軸ヘッド3はテープ21の音声トラック21Aに音声を
記録するためのもので、オーディオ再生ヘッド4はテー
プ21の音声トラック21Aに記録された信号を読み出
すためのものである。オーディオ記録ヘッド3には、発
振器1からの1.0Kllzの信号がバンドパスフィル
タ2で正弦波信号にされた後供給される。一方、テープ
21の音声トラック21Aからオーディオ再生ヘッド4
によって読み出された信号は、増幅器5で増幅され、バ
ンドパスフィルタ6で10にllz成分が取り出され、
検波器7で10KIlz成分のレベルを表わす信号が検
波され、ローパスフィルタ8とレベルシフト回路9を通
じて直流成分が除去され、これが増幅器10を通じて記
録計11に記録される。
以上のような構成において、次にその動作を第2図(a
)、(b)の特性図に基づいて説明する。
ちなみに、第2図(a)はテープダメージが軽い状態の
場合における記録計11の出力例を示し、第2図(b)
はテープダメージが大きい状態の場合における記録:i
lollの出力例を示すものである。
先ず、供試用のテープ21の音声トラック21Aには、
発振器1とバンドパスフィルタ2とオーディオ記録ヘッ
ド3によって、予め10KIlzの信号を書き込んでお
く。
このようにして得られたテープ21をテープダメージ測
定用の工具VTRに装着し、一定の試験モード、例えば
ローディング/再生/アンロード/重送りを1サイクル
としてこれを10サイクル繰り返して試験を実施する。
しかる後に、テープ21を再生しながら、音声トラック
21Aの信号をオーディオ再生ヘッド4で読み出し、増
幅器5とバンドパスフィルタ6により10KHzの信号
成分を取り出し、この信号の再生レベルを検波器7で検
出する。検波器7の出力はローパスフィルタ8を通じて
その直流成分が取り出されるが、この直流成分は再生信
号の連続性が良好であればあるほど低下する傾向にある
。つまり、テープ21にテープダメージが無ければロー
パスフィルタ8から得られる信号の直流レベルは限りな
くOに近づく。これに対して、テープ21に傷があれば
当然音声トラック21Aにも傷が発生しており、オーデ
ィオ再生ヘッド4で再生され、増幅器5、バントパスフ
ィルタ6から検波器7を通じて得られた18号の連続性
が失われ、ローパスフィルタ8を通じて滉られた直流成
分には傷のレベルが重畳される。この信号をレベルシフ
ト回路9で直流成分レベルが次段の増幅器10の0点に
なるようにレベルシフトして、増幅器10に与えること
により、傷のレベルだけが増幅される。これを記録計1
1に与えることにより、第2図(a)、(b)に示すよ
うな検査結果を得ることができる。
第2図(1)、(b)に示すように、テープ21の音声
トラック21Aに与えられたテープダメージが小さけれ
ば、傷も小さく従って傷のレベルは第2図(a)に示す
ように小さな山で示され、テープ21の音声トラック2
1Aに与えられたテープダメージが大きければ傷も大き
く、従って傷のレベルは第2図(a)に示すように大き
な山で示される。
以上のように、本発明の実施例によれば、テープ21上
の音声トラック21Aに予め音声信号を記録しておき、
このテープ21をVTRにより予め定められたテストモ
ードで動かし、然る後にテープ21の音声トラック21
Aを再生し、再生された音声信号の状態から、テープ2
1に与えられたテープダメージを定量的に知ることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の磁気テープ検査装置によれば、
磁気テープに与えられたテープダメージ(テープ傷)の
大小を定量化してとらえることができるため、従来の目
視による方法に較べてテープダメージの判定の個人差が
出にくく、また判定が容易であるという効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る装置のブロック図、第
2図(a)、(b)は第1図の装置によるテープダメー
ジ検査結果の例を示す特性図、第3図は一般的なVTR
の磁気テープ走行系の概略構成図、第4図は磁気テープ
走行系の部分斜視図である。 1・・・発振器、2.6・・・バンドパスフィルタ、3
・・・オーディオ記録ヘッド、4・・・オーディオ再生
ヘッド、5.10・・・増幅器、7・・・検波器、8・
・・ローパスフィルタ、9・・・レベルシフト回路、1
1・・・記録=1゛。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気テープの音声信号用トラックに記録するための予め
    定められた試験信号を出力する試験信号出力手段と、 その試験信号を上記音声信号用トラックに記録する記録
    手段と、 上記音声信号用トラックから上記試験信号を再生して再
    生信号を取り出す再生信号取出手段と、前記磁気テープ
    の傷を検出するため前記再生信号のレベル変動を検出す
    るレベル変動検出手段とを備えることを特徴とする磁気
    テープ検査装置。
JP31698289A 1989-12-06 1989-12-06 磁気テープ検査装置 Pending JPH03178001A (ja)

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