JPH03177730A - 超音波加湿器用振動子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、セラミック圧電体を用いた超音波加湿器用振
動子に関するものである。

従来の技術 従来、超音波加湿器用振動子は、第２図ａ、ｂに示すよ
うに、円板状のセラミック圧電体１の表面に超音波放射
電極２を設け、上記圧電体■の表面中央部に上記超音波
放射電極２に対向するように対向電極３を設けると共に
裏面外周部に上記対向電極３と同心円となるようにドー
ナツ状電極４を設け、上記圧電体１の側面全周に上記超
音波放射電極２と上記ドーナツ状電極４とを導通接続す
る側面電極５を設けていた。この振動子には、上記対向
電極３にばね性の接触片６が接触し、上記ドーナツ状電
極４にリング状接触片７が接触することにより、外部か
らの給電が行なわれる。

ここで、上記振動子の各電極２．３．４及び５は圧電体
１の裏面にリング状のめっきレジストを設けておくこと
により、めっき手法にて形成されるものである。

発明が解決しようとする課題 ところが、従来装置では、接触片６，７により外部から
の給電を行なうものであるため、接触片６．７と振動子
の電極３，４との電気的なコンタクトが不充分なため、
その改善が望まれる。この要望を満たすために振動子の
対向電極３．ドーナツ状電極４にそれぞれリード線を半
田付けして遣接給電することが考えられるが、この場合
、ドーナツ状電極４が幅狭いものであるためにリード線
の半田付は作業がしにくくなるという問題があった。

本発明は、リード線の半田付は作業をしやすくし、安定
した給電を実現することができる超音波加湿器用振動子
を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の超音波加湿器用振動
子は、ドーナツ状電極の内周側の一部分にリード線半田
付用の拡張部を設けたことを特徴とするものである。

作用 かかる構成によると、ドーナツ状電極へのり−ド棉の半
田付けは、拡張部において行なうことができるため、そ
のリード線の半田付は作業性が著しく向上するものであ
る。

実施例 第１図は本発明の超音波加湿器用振動子の一実施例を示
し、第２図に同一符号は同一の構成要素を示している。

第１図において、第２図と異なるところはドーナツ状電
極４の内周側の一部分に幅広くなるような拡張８４ａを
設け、この拡張部４ａおよび対向電極３にそれぞれリー
ド線８ａ、８ｂを半田付けしたことである。

このように振動子の裏面電極３．４に夫々リード線８ａ
、８ｂを半田付けすると、このリード線８ａ、８ｂによ
り外部からの給電を直接行なうことができ、従来の接触
片による給電と異なり、接触不良等の事故原因がなく安
定した給電を行なうことができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ドーナツ状電極の内周側
の一部分に幅広となる拡張部を設け、この拡張部にリー
ド線を半田付けするようにしたので、リード線の半田付
は作業がしやすくなると共に安定した給電を実現するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の超音波加湿器用振動子の一実施例を示
す平面図、第２図ａ、ｂは従来の超音波列ａ器用振動子
を示す平面図および断面図である。 １・・・・・・圧電体、２・・・・・・超音波放射電極
、３・・・・・・内部電極、４・・・・・・ドーナツ状
電極、４ａ・・・・・・拡張部、８ａ、８ｂ・・・・・
・リード線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円板状の圧電体と、この圧電体の表面に設けた超音波放
   射電極と、上記圧電体の裏面中央部に前記超音波放射電
   極と対向するように設けた対向電極と、上記圧電体の裏
   面外周部に前記対向電極と同心円となるように設けたド
   ーナツ状電極と、上記圧電体の側面に設けられ上記ドー
   ナツ状電極と上記超音波放射電極とを導通接続する側面
   電極とを備え、上記ドーナツ状電極の内周側の一部分に
   リード線半田付用の拡張部を設けた超音波加湿器用振動
   子。