JPH0317733Y2 - - Google Patents

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JPH0317733Y2
JPH0317733Y2 JP1985066605U JP6660585U JPH0317733Y2 JP H0317733 Y2 JPH0317733 Y2 JP H0317733Y2 JP 1985066605 U JP1985066605 U JP 1985066605U JP 6660585 U JP6660585 U JP 6660585U JP H0317733 Y2 JPH0317733 Y2 JP H0317733Y2
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buddhist altar
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altar body
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、仏壇に関するものである。
従来一般の家庭において仏壇はめ込み用の空間
を設け、その空間へ既製の仏壇をはめ込む場合、
上記空間の上下方向の寸法が仏壇の高さよりも大
きいために、仏壇の上部と間口の上部との間に隙
間ができて、体裁が悪くなることがよくある。ま
た上記空間の奥内は、仏壇をはめ込める寸法につ
くられていながら、開口の寸法が狭められている
ために仏壇をはめ込めないこともよくある。
本考案は、仏壇の高さを調整できるように構成
し、上記従来の欠点を解消しうる仏壇を提供しよ
うとするものである。
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
ると、1は仏壇本体、2は仏壇本体1の下端を支
える台輪で、底板3の周縁部から立ち上がるよう
に設けた囲壁4と、囲壁4の内面に摺擦自在に嵌
合するとともに、仏壇本体1の下端外側面に摺擦
自在に嵌合する可動囲壁5とからなる。固定囲壁
4の内面の適当個所には、上下方向の溝6を設
け、この溝6には、可動囲壁5の外側下部から突
設した突起7を摺動自在に嵌合させてあり、この
突起7は可動囲壁5の上昇時に溝6の上端に突き
当つて可動囲壁5が固定囲壁4から抜け出すのを
防ぐものである。また可動囲壁5の内面の適当個
所には、上下方向の溝8を設け、この溝8には、
仏壇本体1の外側下部から突設した突起9を摺動
自在に嵌合させてあり、この突起9は仏壇本体1
の上昇時に溝8の上端に突き当つて仏壇本体1が
可動囲壁5から抜け出すのを防ぐものである。な
お可動囲壁5は省略し、固定囲壁4を仏壇本体に
摺擦自在に嵌合させることもある。10は仏壇本
体1の底板、11は底板10の中心部に固定した
ナツト、12はナツト11にねじ込んだねじボル
トで、駆動軸を構成し、その下端を台輪2の底板
3の中心部に設けた座金13に回転を容易にする
ためのボール14を介して突き当ててある。15
はねじボルト12のうち底板10の上面より突出
した上端に着脱自在に取付けた円形のハンドル、
16は一対のリンク片17,18をX字形に交差
させ、その交差部分を軸ピン19で回転自在に連
結してなるリンクで、このリンク16の4個を底
板3と底板10の間の空間、即ち下部空間20に
おいて第3図示のようにねじボルト12に接近し
かつ等間隔をおいた位置から下部空間20の四隅
の方向に向けてそれぞれ配置し、これらのリンク
16のうちねじボルト12に接近しかつ上下に相
対する端部21,22を底板10,13に設けた
軸承23,24に軸ピン25,26により枢着
し、上記各リンク16のうち下部空間20の四隅
に向いかつ上下に相対する端部27,28を底板
10,3の板面に直接かつ移動自在に押し当てる
ことにより連結してある。29は仏壇本体1の下
側に設けられた物入れ用の空間30を仕切るため
の床板で、その中央部分には、蓋板31で閉じら
れた切欠口32を設けてある。33は仏壇本体1
の正面下側において空間30を開閉するために取
付けた戸である。34は仏壇本体1の上端を被う
支輪で、天板35と、その周縁部から垂れ下が
り、かつ仏壇本体1の上端外側面に摺擦自在に嵌
合する囲壁36とからなる。37は仏壇本体1の
上端に設けた天板、38は天板37の中心部に固
定したナツト、39はナツト38にねじ込んだね
じボルトで、駆動軸を構成し、その上端を支輪3
4の天板35の中心部に設けた座金40に回転を
容易にするためのボール41を介して突き当てて
ある。42はねじボルト39のうち天板37の下
面より突出した下端に着脱自在に取付けた円形の
ハンドルで、これは、ねじボルト39から取外し
て、前記ハンドル15の代わりに前記ねじボルト
12に取付けられるように構成することもある。
43は一対のリンク片44,45をX字形に交差
させ、その交差部分を軸ピン46で回転自在に連
結してなるリンクで、このリンクの4個を天板3
5と天板37の間の空間、即ち上部空間47にお
いて前記リンク16の場合と同様にねじボルト3
9に接近しかつ等間隔をおいた位置から上部空間
47の四隅の方向に向けてそれぞれ配置し、これ
らのリンク43のうちねじボルト39に接近しか
つ上下に相対する端部48,49を天板35,3
7に設けた軸承50,51に軸ピン52,53に
より枢着し、上記分リンク43のうち上部空間4
7の四隅に向いかつ上下に相対する端部54,5
5を天板35,37の板面に直接かつ移動自在に
押し当てることにより連結してある。
上記実施例においては、戸33を開け、蓋体3
1を取外して、切欠口32を開口し、ハンドル1
5を握持して、ねじボルト12をナツト11がね
じボルト12の上方へピツチ移動する方向に回せ
ば、4個のリンク16が底板10を水平に支持し
ながら押し上げるように作動するので、仏壇本体
1ががたつくことなく上昇する。この場合、突起
9が溝8に沿つて上昇し、突起9が溝8の上端に
突き当ると、可動囲壁5が引き上げられ、次いで
突起7が溝6に沿つて上昇し、突起7が溝6の上
端に突き当るまで仏壇本体1を押し上げることが
できる。また仏壇本体1の正面を開閉する扉56
を開き、ハンドル42を握持して、ねじボルト3
9をナツト38がねじボルト39の上方へピツチ
移動する方向に回せば、4個のリンク43が天板
35を水平に支持しながら押し上げるように作動
するので、支輪34ががたつくことなく上昇す
る。なお、支輪34の囲壁36の内面の適当個所
に上下方向の溝を設け、その溝に仏壇本体1の外
側上部から突設した突起を嵌合させて、この突起
が支輪34の上昇時に上記溝の下端に突き当り、
支輪34が仏壇本体1から抜け出すのを防ぐよう
に構成することもある。また囲壁36と仏壇本体
1の間に前記可動囲壁5と同様の可動囲壁を設け
ることもある。
上記実施例では、ねじボルト12に円形のハン
ドル15を取付ける例を示したが、本考案はこれ
に限定されるものではなく、クランク型のハホン
ドルを着脱自在に取付けることもある。その実施
例を第5図にもとづいて説明すると、底板3の上
面中心部にねじ孔57を有する筒体58を固定
し、底板10の上面中心部には、ねじボルト12
と連結するギヤボツクス59を設け、一端がこの
ギヤボツクス59を介してねじボルト12に連結
し、他端が仏壇本体1の正面側に向けられた操作
杆60を架設し、操作杆60に仏壇本体1の正面
側からクランク型ハンドル61の端部を挿入して
連結し、操作杆60及びギヤボツクス59を経て
ねじボルト12に回転動力を伝えるように構成す
る。なお、前記実施例における円形ハンドル42
も上記クランク型ハンドルと同様のハンドルに置
換することもある。
上記各実施例では、ねじボルト12,39をハ
ンドルにより手動で回す例を示したが、本考案
は、ハンドルの代わりにねじボルト12,39に
減速機付きモーターなどを連結して、それらを電
動で回すように構成することもある。
本考案は、上記各実施例のほか、リンク16の
端部27,28と、各リンク43の端部54,5
5にローラーを取付け、それらのローラーを底板
10,3と天板35,37に押し当てることもあ
り、また上記底板10,3と天板35,37にレ
ールあるいは長孔を有する部品などを設け、それ
らにリンク16,43の上記各端部を移動自在に
連結することもある。またリンク16,43は、
金属、木材、プラスチツクなどで成形されたもの
を適宜選んで使用でき、それらの寸法や数や配置
は適宜変更できる。
以上の実施例では、台輪2と支輪34の両方を
仏壇本体1から分離し、かつ仏壇本体1に摺擦す
るように嵌合して、それらに駆動軸と移動支持体
とを設ける例を示したが、本考案は、台輪2と支
輪34のどちらか一方を仏壇本体から分離し、ど
ちらか他方は仏壇本体と一体に設詳けて、分離さ
れた台輪2または支輪34と仏壇本体1との間に
上記実施例に示したような駆動軸と移動支持体と
を設けることもある。
本考案は、各種家具の高さ調整にも利用でき、
その場合は、家具本体の下端およびまたは上端に
前記台輪と支輪に相当する部品を摺擦自在に嵌合
し、それらの間に前記駆動軸と移動支持体とを設
ければよい。
本考案は、叙上のように構成したから、駆動軸
を手動または電動で回すことにより、仏壇本体と
支輪の両方またはどちらか一方をがたつくことな
くスムーズに昇降させて仏壇の高さを調整するこ
とができる。そのため、仏壇を設置すべき空間の
上下方向の寸法が異なるごとに仏壇の高さを変え
た何種類もの仏壇を製作しなくて済み、一種類の
仏壇でどの空間へも高さを合せて体裁よくはめ込
むことができる。また仏壇の高さを一番低くして
おいて設置すべき空間へ運び込めるので、仏壇を
上記空間の間口につかえることなくスムーズには
め込み、はめ込んだ後はその高さを簡単に調整で
きるので、仏壇の設置作業が従来よりも容易に行
える。また、仏壇を昇降させる機構がすべて仏壇
の中にかくれるため、外観上普通の仏壇と何ら変
わりのない仏壇を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る仏壇の正面図、第2図は
同仏壇の台輪と支輪が仏壇本体に嵌合した状態を
示す図、第3図は仏壇本体と台輪の間に設けられ
る駆動軸と移動支持体の一例を台輪の底面側から
見た平面図、第4図は仏壇本体と台輪の間及び仏
壇本体と支輪の間にそれぞれ設けられる駆動軸と
移動支持体の一例を拡大して示す側面図、第5図
は駆動軸を回すハンドルの変更実施例を示す図で
ある。 1……仏壇本体、2……台輪、3……台輪の底
板、10……仏壇本体の底板、11……ナツト、
12……駆動軸、15……ハンドル、16……リ
ンク、20……下部空間、21,22……リンク
16の枢着端部、27,28……リンク16の移
動自在の連結端部、34……支輪、35……支輪
の天板、37……仏壇本体の天板、38……ナツ
ト、39……駆動軸、43……リンク、47……
上部空間、48,49……リンク43の枢着端
部、54,55……リンク43の移動自在の連結
端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 仏壇本体の下端を支える台輪と、仏壇本体の
    上端を被う支輪の両方またはそれらのどちらか
    一方を仏壇本体から分離し、かつ仏壇本体に摺
    擦自在に嵌合し、仏壇本体の底板と台輪の底板
    の間およびまたは仏壇本体の天板と支輪の天板
    の間に、手動または電動により回される駆動軸
    と、この駆動軸の回転運動の伝達により昇降移
    動する移動支持体とを設けてなる仏壇におい
    て、駆動軸が、仏壇本体の底板と台輪の底板の
    中心部間およびまたは仏壇本体の天板と支輪の
    天板の中心部間を連結するねじボルトからな
    り、移動支持体が、X字形に交差しその交差部
    分を軸ピンで回転自在に連結してなるリンクの
    適当数を、仏壇本体の底板と台輪の底板との間
    の下部空間およびまたは仏壇本体の天板と支輪
    の天板との間の上部空間に配置し、かつ下部空
    間に配置される各リンクは、軸ピンの片側にお
    いて上下に相対する端部を仏壇本体の底板と台
    輪の底板とにそれぞれ枢着し、軸ピンの反対側
    において上下に相対する端部を仏壇本体の底板
    と台輪の底板とに移動自在に連結し、上部空間
    に配置される各リンクは、軸ピンの片側におい
    て上下に相対する端部を支輪の天板と仏壇本体
    の天板とにそれぞれ枢着し、軸ピンの反対側に
    おいて上下に相対する端部を支輪の天板と仏壇
    本体の天板とに移動自在に連結しているリンク
    機構からなる仏壇。 (2) 移動支持体が、下部空間およびまたは上部空
    間において4個のX字形リンクを駆動軸に接近
    した位置から四隅の方向またはそれ以外の方向
    へ向けてそれぞれ配置し、これらのリンクのう
    ち駆動軸に接近し、かつ上下に相対する端部を
    枢着するリンク機構からなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の仏壇。
JP1985066605U 1985-05-07 1985-05-07 Expired JPH0317733Y2 (ja)

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JP1985066605U JPH0317733Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

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JPS61181587U JPS61181587U (ja) 1986-11-12
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826633U (ja) * 1981-08-12 1983-02-21 三菱電機株式会社 温度測定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5826633U (ja) * 1981-08-12 1983-02-21 三菱電機株式会社 温度測定装置

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JPS61181587U (ja) 1986-11-12

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