JPH0317708A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH0317708A
JPH0317708A JP15251889A JP15251889A JPH0317708A JP H0317708 A JPH0317708 A JP H0317708A JP 15251889 A JP15251889 A JP 15251889A JP 15251889 A JP15251889 A JP 15251889A JP H0317708 A JPH0317708 A JP H0317708A
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JP
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servo control
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JP15251889A
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Mikio Yonekura
米倉 幹夫
Tsutomu Hamahata
浜畑 勉
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/33Director till display
    • G05B2219/33161Data exchange between controller and processors
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/33Director till display
    • G05B2219/33167Bus arbitration, switch computer to different memory
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    • G05B2219/33187Serial transmission rs232c, rs422, rs485 communication link
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05B2219/33337For each axis a processor, microprocessor

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  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマルチプロセッサ回路によって制御される数値
制御装置に係り、特に各プロセッサ間のデータ通信機能
を改良した数値制御装置に関する。
〔従来の技術〕
数値制御装置などの制御装置では、CNC機能(加エプ
ログラムを解読し、サーボ指令を出力する)を担当する
主プロセッサと、主プロセッサからの指令を受けてサー
ボモータを制御する副プロセッサとからなるマルチプロ
セッサ回路が使用される。副プロセッサは制御する軸の
数に対してi個又は2軸に1個使用されるのが普通であ
る。
第5図は従来のNC制御用主プロセッサとサーボ制御用
副プロセッサとの結合関係を示す図である。
NC制御用主プロセッサ13は数値制御装置全体を制御
する。ROM14にはEPROM又はEEPROMが使
用され、コントロールプログラムが格納される。RAM
15にはDRAM等が使用され、各種データ又は入出力
信号が格納される。
NC制御用主プロセッサ13、ROM14及びRAM1
5はバス18を介して接続される。
サーボ制御用モジュールA及びB等の実装されたプリン
ト板19がパスバッファ(BF)3を介してバスl8に
接続されている。サーボ制御用モジュールBは同じ構成
なので、その説明は省略する。
サーボ制御用副プロセッサ7aはサーボ制御用モジュー
ルA全体を制御する。メモU 8 aは制御プログラム
及びサーボモータllaの各種データを格納する。サー
ボ制御回路9aはサーボモータ11aの回転を制御する
ものであって、サーボモータllaに内蔵されているロ
ータリエンコーダからのフィードバックパルス等を受信
する。サーボ制御用副プロセッサ7a,メモ’J 8 
a及びサーボ制御回路9aはそれぞれローカルバスによ
って接続される。
サーボモータ駆動回路10aはサーボ制御回路9aの制
御信号に基づいてサーボモータllaを駆動する。サー
ボモータllaにはロータリエンコーダが内蔵されてお
り、位置信号のフィードバックパルスをサーボ制御回路
9aに帰還する。
共有RAMIはNC制御用主プロセッサl3とサーボ制
御用副プロセッサ7a及び7bとの間のデータ交換用の
RAMであり、サーボ制御用モジュールA及びBとはパ
スバッファ4a及び4bを介して接続される。パスバッ
ファ3、4a及び4bは調停回路6によってアクセス競
合の調停が行われる。
NC制御用主プロセッサ13はサーボモータを制御する
ための補間データ等を共有RAMIに書き込む。サーボ
制御用副プロセッサ7a又は7bはこの補間データを共
有RAMIから読み出す。
サーボ制御用副プロセッサ7a又は7bはサーボモータ
lla又はllbの位置データ等を共有RAMIに書き
込む。NG制御用主プロセッサ13はこれを読み出す。
このようにして、データの交換が行われる。実際にはこ
れらの要素は制御軸数分だけ必要であるが、ここでは2
軸分について説明した。
〔発明が解決しようとする課題〕
共有RAMIは実際には汎用のSRAMが使用される。
この共有RAMIに格納されているデータをアクセスで
きるのは、NC制御用主プロセッサ13、サーボ制御用
副プロセッサ7a又は7bのうちの1つのプロセッサで
ある。従って、アクセス競合が発生した場合には調停回
路6によってその競合を調停しなければならなかった。
特に、数値制御装置等のようにサーボモータを制御する
制御装置の場合は、複数のサー′ボ制御用副プロセッサ
が同期して同じような処理を行っているため、共有RA
MIへのアクセスも同時に発生し易く、競合が頻繁に起
こるという問題がある。
従って、従来方式では制御されるサーボモータの数、即
ち制御軸数が増加すると、共有RAMIへのアクセス競
合が頻繁に起き、待ち時間が増大し、数値制御装置自身
の性能の低下を招くという問題がある。
また、従来方式のマルチプロセッサ回路の小型化と回路
モジュール化を図ろうとした場合に、次のような2つの
問題があった。
第lにアドレスやデータバッファが多く用いられている
関係上、実装スペースを減らすためにこの部分をLSI
化してもコスト的に引き合わない。
第2にモジュール化のために回路を切りの良いところで
分割しようとした場合、理想的には制御軸の数だけモジ
ュールを並べれば済むようにしたいところだが、従来方
式だと共有RAMIの部分と、サーボ制御用副プロセッ
サ7a及び7b側の回路とは別モジュールにせざるを得
ず、モジュールの数が増えてしまう。
また、従来方式では汎用のSRAMを共有RAM1とし
て使用していた。このSRAMの容量は約16Kバイト
クラスのものであり、実際にNC制御用主プロセッサ1
3とサーボ制御用副プロセッサ7a及び7bとの間でや
りとりされるデータの量(約l6ビット×24ワード程
度)に比べて不必要に容量が大きく無駄であった。
そこで、本願発明者は特願平1−99138号にて、サ
ーボ制御用回路の小型化とモジュール化を可能にし、か
つ多数軸を制御する際の性能低下を防止するための数値
制御装置を提案している。
第6図は先に提案した数値制御装置のNC制御用主プロ
セッサとサーボ制御用副プロセッサとの結合関係を示す
図である。第5図と同一の構成要素には同一の符合が付
してあるので、その説明は省略する。先に提案した発明
では共有RAM1a、パスバッファ3a及び4a、及び
調停回路6aを一つの専用LSIで構成し、この専用L
SIと、他のデバイス(サーボ制御用副プロセッサ7a
、メモリ8a及びサーボ制御回路9a)とをモジュール
化することによってサーボ制御用モジュールAを構成す
る。サーボ制御用モジュールB及びCもサーボ制御用モ
ジュールAと同じ構成にする。
専用LSI内の共有RAM1aは、数値制御装置用とし
て十分な大きさ、例えば16ビット×■28ワード程度
とする。この専用LSIはメモリを内蔵したLSIであ
るから、LSI化はコスト的に引き合わないという従来
の問題点も回避できる。
従って、回路の集積化による小型化と、モジュール化が
可能になる。
このようにモジュール化されたサーボ制御用モジュール
A,B及びCと、NC制御用主プロセッサ13とは共通
にバス18に接続される。即ち、サーボ制御用の回路を
軸毎にモジュール化して接続できることになる。また、
このモジュールは完全に独立したものであり、これ以外
に余分な共通回路を必要としないため、制御軸数だけの
モジュールを並べればよい。
このように、先に提案した発明によれば、主プロセッサ
と複数の副プロセッサとの結合方式が単純化され、集積
回路化やモジュール化が実現可能になり、また、プロセ
ッサ間の共有RAMに対するアクセス競合の発生が減少
するので、数値制御装置の性能低下を防止することがで
きるという優れた効果がある。
ところが、第6図の構成においては、サーボ制御用副プ
ロセッサ7a,7b及び7cは、それぞれ共有RAM1
a,lb及び1cを介してNC制御用主プロセッサ13
としか通信することができない。即ち、サーボ制御用副
プロセッサ7a17b及び70間でデータを直接送受信
することができない。従って、サーボ制御用副プロセッ
サ7aが他のサーボ制御用副プロセッサ7bにデータを
送るには、NC制御用主プロセッサ13が共有RAM1
a及び1b間でデータ転送を行ってやらなせればならな
い。
このようなサーボ制御用副プロセッサ間のデータ転送は
、各制御軸が互いに独立して制御されていると見なせる
アプリケーションでは必ずしも必要ではない。
例えば通常の工作機械を制御する数値制御装置では、各
軸のモータの制御をそのモータの回転速度、位置、電流
等を観測しながら行うことで充分な制御特性を得ること
ができる。これは各軸が直交しており、機構的に軸間の
干渉がないことや、たとえあったとしてもモータと負荷
との間に大きな減速機構が存在し、それによってモータ
からみたトルク干渉の絶対値は非常に小さな値にしかな
らないという理由による。
しかし、多関節ロボットのように、その姿勢によって各
軸の負荷イナーシャが大きく変動したり、重力の影響を
受けたりするアプリケーションでは、サーボ制御は各軸
を独立に制御するだけではうまく制御できない。即ち、
ある軸を動かすことが他の軸に対するトルク外乱となる
ため、それを何らかの手段で補正してやる必要がある。
従って、このようなアプリケーションにおいて軸を制御
するためには、副プロセッサが制御する軸に関する情報
(位置、速度、トルク等)だけでなく、他の副プロセッ
サが制御する軸の情報も必要になってくる。
NC制御用主プロセッサ13は現在の全制御軸の位置を
知っているから、位置に関するデータはNC制御用主プ
ロセッサ13から各サーボ制御用副プロセッサに与える
ことができる。しかし、これだけでは充分ではない。上
記のようなアプリケーションにおいて最適な動特性を得
るためには、各軸を制御するサーボ制御用副プロセッサ
は位置データの他に速度やトルクに関するデータも必要
である。第6図の構成のものでこれを実行しようとすれ
ばNC制御用主プロセッサを介してデータ転送で行わな
ければならず、NC制御用主プロセッサの負荷が重くな
りすぎる。何故なら、NC制御用主プロセッサはサーボ
制御用副プロセッサに対して一定周期毎に位置データを
与えているが、速度やトルクに関するデータはそれ以上
の速い周期(約2〜lO倍)で転送する必要があるから
である。
このことは、第5図のものにおいても同じである。即ち
、別々のプリント板19に配置されたサーボ制御用副プ
ロセッサ間でデータ転送を行う場合はNC制御用主プロ
セッサを介さなければならないからである。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、各
軸を制御する副プロセッサ間のデータ転送を主プロセッ
サを介すことなく行える数値制御装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では上記課題を解決するために、NC制御用主プ
ロセッサと、制御軸の数に応じて設けられた複数個のサ
ーボ制御用副プロセッサと、前記NC制御用主プロセッ
サと前記サーボ制御用副プロセッサとの間に設けられた
データ交換用の複数個のRAMとを有する数値制御装置
において、前記RAM相互間でデータをシリアルに転送
し記憶するシリアル転送手段を前記RAM毎に設けたこ
とを特徴とする数値制御装置が、提供される。
〔作用〕
各RAM毎に設けられたシリアル転送手段はNC制御用
プロセッサの動作とは無関係にRAMに格納されている
データを他のRAMに転送し記憶する。従って、各RA
Mはメモリマップ上の一部分に各サーボ制御用副プロセ
ッサの制御情報データを共通に有することになり、各サ
ーボ制御用副プロセッサはNC制御用主プロセッサを介
することなくデータの交換を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例である数値制御装置のNC制御
用主プロセッサとサーボ制御用副プロセッサとの結合関
係を示す図である。第5図及び第6図と同一の構成要素
には同一の符号が付してするので、その説明は省略する
NC制御用主プロセッサ13はシステムソフトウェア用
のROM14とワーク用のRAM15とバスl8を介し
て接続される。バスl8にはサーボ制御モジュールA,
B及びCが接続される。
本実施例ではサーボ制御モジュールは3個の場合を示す
が、これ以上のモジュールを接続してもよい。
各サーボ制御モジュールの構成は同じなので、ここでは
サーボ制御モジュールAの構成について説明する。サー
ボ制御モジュールAは小容量の共有RAM1aと、アク
セスを調停する調停回路6aとを有している。
共有RAM1aにはシリアルリンク回路5aが接続され
る。シリアルリンク回路5aは共有RAM1 aの内容
を外部に転送したり、外部から受信したデータを共有R
AM1aに書き込んだりするる。
調停回路6aはサーボ制御用副プロセッサ7aと、NC
制御用主プロセッサ13と、シリアルリンク回路5aと
のそれぞれの間でバス調停を行うものである。
共有RAM1aはたとえば16ビット×128ワードで
あり、調停回路6a、バッファ3a及び4a及びシリア
ルリンク回路5aを含めてLSI化可能なサイズである
S I D (Serial Link Identi
fication Number)回路2aは各サーボ
制御モジュールのシリアルリンク回路5aに与えられる
識別番号を設定するレジスタである。尚、このSID回
路の代わりにNC制御用主プロセッサ13によるソフト
ウエア的手法によってこの識別番号を付加してもよい。
本実施例においては、電源投入後、NC制御用主プロセ
ッサ13が各サーボ制御モジュールA1B及びCのそれ
ぞれのSID回路2a,2b及び2cにrl」、「2」
及び「3」の値を設定する。
各モジュール間のデータ転送はシリアルリンク回路5a
,5b及び5Cによって行われる。シリアルリンク回路
5a、5b及び5Cはそれぞれ共有RAM1a,lb及
びICのデータをシリアルデータ信号SI○に変換し、
シリアルラインl6に出力する。そして、データ送信と
同時に1ビットごとのクロック信号SCLKをクロック
ラインl7に同時に出力する。
さて、サーボ制御用副プロセッサ7aはNC制御用主プ
ロセッサl3から与えられる位置指令データに基づき、
モータllaの位置(回転角)、速度及びトルクを制御
する。その制御処理はそれぞれに対応するタイマ割込み
処理によって行われる。第3図はこれらの割り込み処理
のタイミングを示す図である。本実施例ではタイマ12
aはそれぞれ三つのタイマ割込み信号を出力する。
トルク制御周期は250μsであり、最も周期が短く、
優先度の高い割込み処理である。速度制御周期はl m
 s ,位置制御周期は8msである。
以上の順番で割込み周期は長くなり、また優先度も低く
なる。
タイマ12Hの速度制御処理を起動する割込み信号はサ
ーボ制御用副プロセッサ7aの割り込みとして使用され
るともに、シリアルリンク回路5aのデータ転送起動信
号としても使用される。
次に、シリアルリンク回路5aの詳細を説明する。第2
図は第1図のシリアルリンク回路の構成を示す図である
ブロックカウンタ5lはタイマ12aからのデータ転送
起動信号の人力によって、その値を1に初期化される。
比較器52はブロックカウンタ51の値とSID回路2
aの識別番号とを比較し、その比較結果を送信/受信制
御回路53へ出力する。
送信/受信制御回路53は比較器52からの出力が一致
出力であれば、データ送信回路54を選択し、不一致出
力であればデータ受信回路55を選択する。即ち、送信
/受信制御回路53はデータ送信モード及び受信モード
の切り換えを行う。
データ送信回路54は、共有RAM1aからデータを読
み取り、その内容をシリアルデータ信号SI○に変換し
シリアルライン16に出力し、16ビット送信したらl
ワード送信終了信号をオア回路56へ出力する。データ
送信と同時にiビットごとのクロック信号SCLKをク
ロックライン17に同時に出力する。
データ受信回路55はクロック信号SCLKの立ち上が
りでシリアルデータ信号SIOをサンプリングし、16
ビット受信したら共有RAM1aにそれを書き込み、l
ワード受信終了信号をオア回路56へ出力する。
オア回路56は1ワード送信及び受信終了信号の論理和
を1ワード転送終了信号としてアドレスカウンタ58及
びワードカウンタ60へ出力する。
共有RAM1aに対して転送データの読み書きを行うた
めに、シリアルリンク回路5aは簡単なDMA制御回路
を内蔵している。このDMA制御回路は、共有RAM1
aのアドレスを発生するためのベースアドレスレジスタ
57及びアドレスカウンタ58とからなる。
ベースアドレスレジスタ57は、共有RAMla内のデ
ータ転送領域のベースアドレスを設定するレジスタであ
り、電源投入後にNC制御用主プロセッサ13又はサー
ボ制御用副プロセッサ7aによって初期化される。本実
施例ではサーボ制御用副プロセッサ7aが初期化する。
アドレスカウンタ58はタイマ12aのデータ転送起動
信号によりベースアドレスレジスタ57の値にセットさ
れ、オア回路56のlワード転送終了信号毎にインクリ
メントされる。
従って、シリアルリンク回路5aは共有RAM1aのベ
ースアドレスから順番にデータを読みだしては外部にデ
ータを送信する。
さらに、シリアルリンク回路5aは転送データの数を制
御するためにワードカウントレジスタ59とワードカウ
ンタ60を有する。ワードカウントレジスタ59は転送
データの数を設定するレジスタであり、電源投入後にN
C制御用主プロセッサl3又はサーボ制御用副プロセッ
サ7aによって初期化される。本実施例ではサーボ制御
用副プロセッサ7aが初期化する。ワードカウンタ60
はタイマ12aのデータ転送起動信号によりワードカウ
ントレジスタ59の値にセットされ、オア回路56から
の1ワード転送終了信号毎にデクリメントされる。
ゼロ検出器61はワードカウンタ60の値を検出し、ゼ
ロを検出したら送信/受信制御回路53及びブロックカ
ウンタ51へ検出結果を出力する。
送信/受信制御回路53はゼロ検出器61の出力によっ
てデータ送信をひとまず終了し、同時にプロックカウン
タ51はその値をインクリメントする。尚、ゼロ検出器
61の出力はワードカウンタ60にも取り込まれ、ワー
ドカウンタ60はその出力によって再びワードカウント
レジスタ59の値にセットされる。
以下、シリアルリンク回路5aの動作を説明する。第4
図はシリアルリンク回路によってデータ転送される共有
RAMのメモリマップの様子を示す図である。
本実施例では、タイマ12a、12b及びl2Cのデー
タ転送起動信号によりシリアルリンク回路5a,5b及
び5Cのブロックカウンタ51の値がrlJにセットさ
れる。「1』の識別番号をもつSID回路2aを有する
サーボ制御モジュールAが送信モードになる。そして、
他のサーボ制御モジュールB及びCは受信モードになる
。サーボ制御モジュールAのシリアルリンク回路5aは
共有RAM1aのベースアドレスレジスタ57の設定ア
ドレスからワードカウントレジスタ59の設定数のデー
タa1を他のサーボ制御モジュールB及びCへ送信する
。他のサーボ制御モジュールB及びCはそのデータa1
を受信し、メモリマップ上にそれぞれデータa2及びa
3として記憶する。
次に、ワードカウントレジスタ59で設定された数のデ
ータalの送信が終了すると、ゼロ検出器6lの出力に
よって、ブロックカウンタ51の値が「2」にセットさ
れる。「2』の識別番号をもつSID回路2bを有する
サーボ制御モジュールBが送信モードになる。そして、
他のサーボ制御モジュールA及びCは受信モードになる
。サーボ制御モジュールBのシリアルリンク回路5bは
共有RAM1bのデータb2を他のサーボ制御モジュー
ルA及びCへ送信する。他のサーボ制御モジュールA及
びCはそのデータb2を受信し、メモリマップ上にそれ
ぞれデータb1及びb3として記憶する。
さらに、ワードカウントレジスタ59の設定された数の
データb2の送信が終了すると、ゼロ検出器6tの出力
によって、ブロックカウンタ51の値が「3」にセット
される。r3」の識別番号をもつSID回路2Cを有す
るサーボ制御モジュールCが送信モードになる。そして
、他のサーボ制御モジュールA及びBは受信モードにな
る。サーボIHIIモジュールCのシリアルリンク回路
5Cは共有RAM1cのデータC3を他のサーボ制御モ
ジュールA及びBへ送信する。他のサーボ制御モジュー
ルA及びBはそのデータC3を受信し、メモリマップ上
にそれぞれデータcl及びC2として記憶する。
以上の一連の動作が終了すると、ブロックカウンタ51
の値は「4』になるが、本実施例では4番目のサーボ制
御モジュールは存在しないので、この時点ですべてのサ
ーボ制御モジュールのシリアルリンク回路5a,5b及
び5Cは受信モードになって停止する。
このようにして3つのサーボ制御モジュールA1B及び
Cは互いにデータを交換することができる。
そして、最終的には第4図に示すように、3つの共有R
AM1 a,l b及びlcの一部分は完全に同じデー
タとなる。
このような動作はタイマからのタイマ割込み信号が発生
するたびに行われ、共有RAM内のデータは更新される
。サーボ制御副プロセッサ7 a s7b及び7cはこ
のようにして他のサーボ制御副プロセッサから与えられ
たデータをもとに制御処理を行う。
先に述べたように本実施例では、位置、速度、トルクの
制御を行うためにそれぞれ3つのタイマ割込みをもって
いる。3つの割込み信号の周期は第3図のように互いに
整数倍になるように設定する。本実施例では速度制御処
理起動用のタイマ信号を使用しているが、この信号が発
生すると時にはトルク制御用の周期の短いタイマ信号も
同時に発生している。
こちらの方が処理の優先順位が高いので、副プロセッサ
はまずトルク制御を行ったのち速度制御処理を開始する
。従って、シリアルリンク回路の転送速度が充分高けれ
ば、サーボ制御用副プロセッサがトルク制御を行ってい
る間に、データ転送を完了することができ、速度制御処
理が始まった時点で、ただちにそのデータを使用するこ
とができるので効率的である。
以上の実施例では、第6図のものを改良した場合につい
て説明したが、第5図のようにプリント板19毎に共有
RAMIを有する数値制御装置においても、プリント板
上の共有RAMI毎にシリアルリンク回路を設け、それ
らの間で同様にデータの送受信を行うこともできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、主プロセッサを介
さず副プロセッサ同士のデータ転送を行うことができ.
サーボ制御軸間のトルク干渉を補償するような高度な制
御を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である数値制御装置のNC制
御用主プロセッサとサーボ制御用副プロセッサとの結合
関係を示す図、 第2図は第1図のシリアルリンク回路の構成を示す図、 第3図は第1図の数値制御装置の割り込み処理のタイミ
ングを示す図、 第4図はシリアルリンク回路によってデータ転送される
共有RAMのメモリマップの様子を示す図、 第5図は従来のNC制御用主プロセッサとサーボ制御用
副プロセッサとの結合関係を示す図、第6図は先に提案
した数値制御装置のNC制御用主プロセッサとサーボ制
御用副プロセッサとの結合関係を示す図である。 la,1b.1c 共有RAM 2a,2b,2c SID回路 3a,3b,3c,4a,4b,4c バスバッファ 5a,5b,5c シリアルリンク回路 6as 6b, 6C 調停回路 l9 AS BS C プリント板 サーボ制御用モジュール 7as 7b, 7C 8as 8b, 8C サーボ制御用副プロセッサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)NC制御用主プロセッサと、制御軸の数に応じて
    設けられた複数個のサーボ制御用副プロセッサと、前記
    NC制御用主プロセッサと前記サーボ制御用副プロセッ
    サとの間に設けられたデータ交換用の複数個のRAMと
    を有する数値制御装置において、 前記RAM相互間でデータをシリアルに転送するシリア
    ル転送手段を前記RAM毎に設けたことを特徴とする数
    値制御装置。
  2. (2)前記RAMと、前記シリアル転送手段と、前記N
    C制御用主プロセッサと、前記サーボ制御用副プロセッ
    サとの間のアクセスを調停する調停回路とを集積化した
    専用LSIを前記サーボ制御用副プロセッサ毎に設けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の数値制御
    装置。
  3. (3)前記サーボ制御用副プロセッサと、前記専用LS
    Iと、各種データを格納するメモリと、サーボモータの
    回転を制御するサーボ制御回路とが一つのモジュールと
    して構成されることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の数値制御装置。
  4. (4)前記RAMの容量は約16ビット×128ワード
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項
    又は第3項記載の数値制御装置。
  5. (5)前記シリアル転送手段は、 前記RAMのデータを読み出してそれ以外の他の前記R
    AMに前記データをシリアルに転送するデータ転送手段
    と、 前記データ転送手段にそれぞれ独立した識別番号を与え
    る手段と、 前記サーボ制御用副プロセッサへのタイマ割込み信号に
    よって前記データ転送手段に起動をかける起動手段と、 前記識別番号に応じて順番にデータ転送を実行する手段
    とから構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の数値制御装置。
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