JPH03176606A - 異物検査装置 - Google Patents

異物検査装置

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JPH03176606A
JPH03176606A JP31590489A JP31590489A JPH03176606A JP H03176606 A JPH03176606 A JP H03176606A JP 31590489 A JP31590489 A JP 31590489A JP 31590489 A JP31590489 A JP 31590489A JP H03176606 A JPH03176606 A JP H03176606A
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JP
Japan
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inspected
rays
ham
ray
shape
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Pending
Application number
JP31590489A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Yoshida
正 吉田
Kuniyuki Fukuzawa
福沢 邦之
Fumitaka Hayata
早田 文隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は異物検査装置に係り、特に生肉や加工食品中の
金属、骨、軟骨、木、プラスチック類、ボイド(気泡)
等の異物を検出する異物検査装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、生肉や加工食品中の異物を検出する方式として、
電磁検査方式、X線検査方式が公知である。しかし、電
磁検査方式の場合;よ、非磁性金属に対する検出感度が
鈍く、非磁性金萬と(よぼ同等の物性を有する生肉や加
工食品jこ]重用するとS/N比が悪化し検出感度が低
下するため、現在ではそれほど用いられていない。
一方、X線検査方式とは、被検査物jこX線を照射し、
これによって得られた画像を直接、目視検査したり、透
過X線をイメージインテンンファイアーカメラ(以下、
X線1.Iカメラと略す)等の高感度カメラで撮像し、
この画1象を目視検査する方式である。このX線検査方
式は各種の異物の識別が可能なため、実績もあり、食品
中の異物検査用に広く用いられている。
また、前記X線1.1カメラで撮影した検査画像の異物
目視検査では、生肉及び加工食品中に含まれるφ1.0
III11の鋼球、2.5mra角の骨の塊まで確認す
ることができ、更に前記検査画像を画像処理(検査画像
を数十画面分積分しながら取り込んで、検査画像に重畳
されているノイズを低減して、画像の分解能を向上させ
る)すると、鋼球でφ0.5岨、骨の塊で1.0w角ま
で目視することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記のX線検査方式で、円柱状に形成キ
れたハム等を検査した場合、中央部では良好な画像が得
られるのに対し、周辺部はハレーションによって抜けた
画像しか得られない欠点がある。これは、ハムの中央部
に対して周辺部の肉厚が指数関数的に激減し、通過X線
の強度がハムの中央部、周辺部の各部分で異なるために
おこる現象である。従って、ハム周辺部の異物を検出す
ることができない問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みでなされたもので、生肉
や加工食品等の被検査物中の異物を自動的に、且つ確実
に検出することのできる異物検査装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記目的を達成するために、被検査物に対し
てX線照射部からX線を照射して、撮像部で被検査物透
過後のX線を撮像し、このX線通過画像から被検査物中
の異物を検出する異物検査装置において、Xa照射部と
撮像部との間に被検査物の形状に応じた補償板を設置し
、該補償板及び被検査物を透過した後のX線の強度が撮
(t 、1<の全面にわたって略均一となるように補正
することを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、被検査物の寸法、形状に応じた補償板
を選択し、この補償板及び被検査物をX線が透過するこ
とにより、透過した後のX線の強度を補正し、撮1象部
の全面にわたってX線の強度が略均一となるようにして
いる。このため、検査画像のハレーション、シコーディ
ング等を防止することができる。
或いは、X線を照射する前に形状測定手段によって被検
査物の寸法、形状を測定し、測定された寸法、形状に応
じて最適な補償板を複数の補償板から選択して、この補
償板をX線照射部と撮像部との間に位置させる。そして
、前記と同様に補償板及び被検査物にX線を透過させる
ことによって、透過した後のX線の強度が撮像部の全面
にわたって略均一になるように補正している。
また、補償板のX線吸収係数を被検査物のX線吸収係数
と略同一として、被検査物と補償板のX線照射方向の同
一線上の夫々対応する厚みの総和が、撮像部の任意の位
置で夫々等しくなるように補償板の厚みを設定している
。更に、X線吸収係数が被検査物と異なる補償板におい
ては、X線の強度が撮像部の全面にわたって略均一とな
るように厚みを設定している。このため、撮像部に導か
れる透過X線の強度が前記と同様に略均一となり、良好
な画1象が得られる。
〔実施例〕
以下、添付図面に従って本発明に係る異物検査装置の好
ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明に係る異物検査装置の、概略を示した正
面図である。第1図の異物検査装置は、ベルトコンベア
10、X線照射部12、X線1. 1カメラ14、補償
板16、外観認識カメラ20(形状測定手段)等を主な
II或としている。ベルトコンベアlOはベルト10A
10−ラ10B110B・・・から構成され、ベルトI
OAは ローラ10B、IOB・・・に一定の張力で張
設支持されている。ベル)IOA上には被検査物である
ハム18.18・・・が所定間隔毎に載置され、ハム1
8.13・・・はベル)IOAが駆動されるのに伴って
矢印入方向に搬送される。
第1図中のベル)IOAの左上方には、外観認識カメラ
20が設置され、外観認識カメラ20はベル) 10 
A上のハム18の直径、寸法等の形状測定を行5)、図
示しな°戸制御装置に、その検出信号を出力する。また
、ベルト10Aの上方にはX線照射B12が、ベル)1
0Δの下方の撮1象部15にはX線量 ■カメラ14が
夫々配設されており、X′a照射B12はハム18が所
定の照射位置に位置したときに、X線をベルト10A上
のハム18に向けて照射する。ハム18を透過し、撮像
部15に達した透過X線はX線1.rカメラミ4によっ
て検出される。更に、補償板16をはじめとする幾つか
の図示しない補償板が回転円盤22を介しで回転軸24
に取り付けられている。回転軸24に取り付;すられた
補償板16等は回転軸24が所定位置に位置することに
よってX線照射部12の照射軸上に位置される。
補償板16は、ハム18を透過するX線透過画像の強度
が撮1象部15で実質的に等しくなるようにX線照射方
向の厚みが設定されている。例えば、補償板16の材質
として、そのX線吸収係数がハム18のX線吸収係数と
這似したものを選んだ場合、ハム18と浦償1ffl1
6のX線照射方向での同一線上における厚みの総和が被
検査物の任意の位置で等しくなるように補償彼16の厚
みを変化させる。補償板16の材質としては、加工性、
耐久性、衛生上の観点から特殊ウレタン樹脂、アクリル
樹脂、カーボンFRP等が最適である。或いは、これら
の材料で外形のみの容器を作り、その中に水を充填して
もよい。これにより、コストの低減を図ることができる
また、補償板16の他、異なる直径及び形状のハムに適
応するため様々な厚みを有する多数の補償板が回転軸2
4に取り付けられる。回転軸24は制i11 部からの
指令信号に基づいて、選択された補償板をX線の照射軸
を遮るように位置させる。
尚、補償板は、補償板の変更を迅速に行うためハム18
に対して非接触状態が保たれるよう回転軸24に配設さ
れている。
前記の如く構成した本発明に係る異物検査装置の作用:
よ以下の通りである。第1図において、先ず、ベル)I
OAに支持されたハム18は、ベルト10Aによって矢
印入方向に搬送され、外観認識カメラ20の光軸位置に
至る。そして、外観認識カメラ20は、ハム18の直径
及び形状を測定し、その検出信号を図示しない制i11
部に出力する。
制御部は検出されたハム18の直径及び形状から、最適
な大きさの補償板を選択し、選択された?i[阪がX線
照射軸上に位置するよう回転軸24の駆動装置に対して
指令信号を出力する。次いで、ハム18がX線照射軸上
に搬送されたときX線照射部12は、X線をハム18に
向けて照射する。
補償板16はハム18を透過したX線の強度が撮1象部
15の全面で略均一となるようにX線を減衰する。即ち
、補償板16はハム18の中央部から周辺部にかけて照
射されるX線の強度をハム18の厚みの減少に対応させ
て徐々に弱め、ハムI8を透過した後のX線の線量が撮
像部15の全面で略均一となるように補正する。透過X
線はX線[、Iカメラ14によって図示しない撮像処理
回路に出力され、この撮像処理回路を介してCRT等に
写しだされる。作業者は、CRT等を目視によって確認
し異物の有無を判定する。もしくは、画像処理により自
動的に異物の有無を判定する。
このように、本実施例ではハム18の直径及び形状に応
じた補償板を選択し、補償板によってハム18を透過し
たX線の強度が撮像部全面にわたって略均一となるよう
にしている。従って、透過線量の不均衡から生じる画像
のハレーションを防止することができ、円柱状に形成さ
れたハム18でも中央部、周辺部にわたって良好な画像
を得ることができる。これにより、ハム18中に存在す
る異物を確実に検出することができ、検査精度の向上が
図られる。また、補償板の選択から交換、X線照射と一
連の作業を自動化しているので、検査作業を迅速に行う
ことができる。
尚、本実施例では、ハム18の形状測定手段として外観
認識カメラ20を1吏用しているが、これに限らず光セ
ンサや接触式のマイクロスイッチ等によって直径及び形
状を判定してもよい。また、任意の補償板への変更は、
回転軸24を回転させて行っているが、スライド式や複
数の補償板をチェーンで連結して送る機構としてもよい
。加えて、補償板は被検査物である/%ム18と撮像部
15との間に設置することも可能である。
更に、本実施例では外観認識カメラ20によって検出さ
れるデータから補償板を自動的に選択し、交換するよう
にしているが、補償板を作業者が被検査物に応じて交換
しても同様な効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る異物検査装置によれば
、被検査物の形状に応じた補償板で、透過後のX線の強
度を補正し、撮像部の全面にわたっでX線の強度が路内
−となるようにしている。
このため、厚みが著しく変化する被検査物の場合でも良
好な検査画像を得ることがてき、被検査物中の異物を迅
速且つ確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る異物検査装置の概略を示した正面
図である。 12・・・X線照射部、 14・・・X線1.Iカメラ
、15・・・撮像部、  16・・・補償板、  18
・・・ノ\ム(被検査物)、  20・・・外観認識カ
メラ(形状測定手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検査物に対してX線照射部からX線を照射して
    、撮像部で被検査物透過後のX線を撮像し、このX線透
    過画像から被検査物中の異物を検出する異物検査装置に
    おいて、 X線照射部と撮像部との間に被検査物の形状に応じた補
    償板を設置し、該補償板及び被検査物を透過した後のX
    線の強度が撮像部の全面にわたって略均一となるように
    補正することを特徴とする異物検査装置。
  2. (2)X線を照射する前に被検査物の寸法、形状を測定
    する形状測定手段を設けるとともに、X線照射部と撮像
    部との間に複数の補償板を夫々交換可能に設け、前記形
    状測定手段の測定結果から被検査物の形状に応じた補償
    板を選択し、該補償板及び被検査物を透過した後のX線
    の強度が撮像部の全面にわたって略均一となるように補
    正することを特徴とする請求項(1)記載の異物検査装
    置。
  3. (3)前記補償板のX線吸収係数を被検査物のX線吸収
    係数と略同一とし、X線照射方向の同一線上の被検査物
    と補償板の夫々対応する厚みの総和が、任意の位置で等
    しくなるように補償板の厚みを設定し、また、X線吸収
    係数が被検査物と異なる補償板においては、X線の強度
    が撮像部の全面にわたって略均一となるように補償板の
    厚みを設定したことを特徴とする請求項(1)又は(2
    )記載の異物検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393550B1 (ko) * 2000-08-21 2003-08-09 사회복지법인삼성생명공익재단(삼성서울병원) 방사선 사진 영상 보상체 어셈블리
JP2019526061A (ja) * 2016-07-29 2019-09-12 ノルデイシェル・マシーネンバウ・ルド・バアデル・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニ・カーゲーNordischer Maschinenbau Rud.Baader Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung+Compagnie Kommanditgesellschaft 食品加工産業の製品の製品固有データを取得および分析するための装置、ならびにその装置を備えたシステムおよび食品加工産業の製品処理方法

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