JPH0317602Y2 - - Google Patents

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JPH0317602Y2
JPH0317602Y2 JP5930088U JP5930088U JPH0317602Y2 JP H0317602 Y2 JPH0317602 Y2 JP H0317602Y2 JP 5930088 U JP5930088 U JP 5930088U JP 5930088 U JP5930088 U JP 5930088U JP H0317602 Y2 JPH0317602 Y2 JP H0317602Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、マニユアスプレツダの荷台に関す
るものである。
(ロ) 従来の技術 従来より、実開昭53−121317号公報に記載され
ているように、荷台底板上に位置して、荷台内の
散布物を順次、荷台後方へ搬送すべき搬送板を有
するマニユア搬送部を備え、且つ、荷台の前端上
部からマニユア搬送部の搬送始端部上方、又は、
荷台底板の始端部上方へ傾斜状に臨ませてなる傾
斜板を具備するマニユアスプレツダの荷台が存在
するものである。
かかる荷台によれば、傾斜板の存在により、荷
台内の散布物が傾斜板と荷台底板との間から落下
するのを抑制することができる上に、前端部に積
載された散布物が傾斜板に沿つて自然に荷台底板
上に落下するから、人為的な作業に依らずして散
布物を荷台から完全に搬出し得るものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来の荷台では、傾斜板の下
縁と荷台底板との相互間に搬送板が通過し得るだ
けの間隙が設けられていることから、荷台に積載
された散布物が生堆肥とか石灰等である場合に、
散布物が前記の間隙を通つて荷台の前壁と荷台底
板の前端との間から落下する不具合があつた。
又、散布物が流動性に欠ける場合には、荷台底
板上に滑落すべき散布物が傾斜板上に残留するこ
とから、人為作業なくして荷台から散布物を完全
に排除することが出来ない問題点もあつた。
そこで本考案は、上記問題点に鑑み、傾斜板の
下縁と荷台底板との間隙を通つて、荷台内の散布
物が荷台底板の始端と荷台の前壁との隙間から落
下するのを阻止できると共に、流動し難い散布物
が傾斜板上に残留するのを防止できるマニユアス
プレツダの荷台を提供せんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、第1、2図に示すように荷台底板7
の周りを、その前後方向に回動して、荷台内の散
布物を順次に荷台後方へ搬送する、ほぼ荷台全幅
方向にわたる相互に間隔配置された細長の多数の
搬送板14,14…を有するマニユア搬送部8
と、荷台の前壁上部からマニユア搬送部8の搬送
始端部上方へ後傾状に臨ませた傾斜板16とを具
備するマニユアスプレツダの荷台において、前記
傾斜板16の下端から荷台のほぼ全幅にわたる弾
性板17をマニユアの搬送方向に垂下せしめ、そ
の弾性板17の先端接当部17aのみをマニユア
搬送部8を構成する荷台底板7の両側に位置する
無端帯15,15間に位置させて荷台底板7の始
端部に接当弾圧させて成り、前記搬送板14が弾
性板17を押上げ状態で順次潜り抜けることを特
徴とする。
(ホ) 作用 弾性板17は、荷台内の散布物の重量により、
その先端接当部17aが荷台底板7に強く接当弾
圧されて、傾斜板16の下縁と荷台底板7との間
隙をマニユアが漏れないように強力に封止する。
又、マニユア搬送部8の搬送板14が移動して
弾性板17の下方に至ると、弾性板17の先端接
当部17aは、搬送板14により押上げられ、搬
送板14が通過すると弾性力により荷台底板7上
に復元して、振動を付与される。
この振動は、弾性板17上のマニユアはもちろ
ん傾斜板16のマニユアにまで伝達され傾斜板1
6及び弾性板17上のマニユアは好適に後方へ搬
出される。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の具体的な実施例を図面に基づき
詳細に説明する。
第1図及び第2図において、車台1の上部を前
後に仕切つて前部を操縦部2、後部を荷台部3と
し、さらに車台1の下部を走行部4とする。
操縦部2には、エンジン5及び座席6等が装備
され、さらに、各種の操作レバーも配備される。
荷台部3は、荷台底板7と、この荷台底板7上
に設置されるマニユア搬送部8及びその後方に設
けられるビータ部9等から構成される。
荷台底板7は、マニユア10を積載する箇所で
あり、マニユア搬送部8は、このマニユア10を
後方のビータ部9へ搬送し、ビータ部9は、ビー
タ軸11が回転し送られてきたマニユア10を拡
散放擲するものである。
走行部4は、クローラ12により覆帯された複
数の車輪13,13よりなり、荷台の支持及び走
行を図るものである。
尚、これらの部位には、前記エンジン5からの
動力がいずれも入切自在に伝達されている。
さらに、荷台部3においては、マニユア搬送部
8が構成されている。
このマニユア搬送部8は、荷台底板7の両側部
において荷台側板に接近し案内車に巻掛けた無端
帯15,15と、この無端帯15,15にその両
側を固着し荷台底板7上を摺接移動する複数の搬
送板14,14…とより成るもので、荷台内のマ
ニユア10等の散布物を順次、荷台後方へ搬送す
るものである。
前記台底板15の始端部と荷台前壁部との間に
形成される間隙部の上方には、荷台前壁上部から
荷台底板7の前端部上方に臨む傾斜板16が後方
へ向けて下降状に、かつ、マニユア10の搬送方
向と同方向に向けて配設されており、傾斜板16
によつて荷台前端部のマニユア10が後方に移動
し易いようになつている。
そして、この傾斜板16の下端からは、マニユ
ア搬送部8を構成する無端帯15,15間の搬送
板14及び荷台底板7に接当するゴム等により形
成された弾性板17の先端接当部17aをマニユ
アの搬送方向に垂下させている。
したがつて、弾性板17の先端接当部17aの
みは、荷台底板7と傾斜板16との間の無端帯1
5,15間に位置し、その間に生じる間隙を封止
するように作用すると共に、無端帯15,15が
回動して、この間隙を搬送板14が通過する場合
にも弾性板17の先端接当部17aは、搬送板1
4に押上られた状態で搬送板14と傾斜板16と
の間を封止するように作用する。
(ト) 考案の効果 以上の通り、本考案によれば、荷台底板7と傾
斜板16との間隙が、弾性板17の先端接当部1
7aによつて封止されることになり、しかも、弾
性板17の下端接当部17aのみが両側の無端帯
15,15に当たることなく荷台底板7に接当弾
圧するため、その両側が無端帯の存在により捲れ
上がることもなく、全幅において均一に接当し確
実な封止が行われる。
したがつて、この間隙より無駄な散布材が落下
するのを確実に阻止でき、資材の節約及び各部の
汚損防止に役立つものである。
また、荷台底板7と荷台の前壁との間に生じる
間隙を覆う後傾斜の傾斜板16は、荷台の前端部
に積載されたマニユアの後方移動を容易にする従
来の効用がある一方で、搬送板14が弾性板17
の先端接当部17aを押上げる態様で順次潜り抜
ける際、傾斜板16に連続的な上下振動が誘発さ
れることから、たとえマニユアが滑り難いもので
あつても、傾斜板16上のマニユアは従来に増し
て円滑に後方へ滑落することになり、それによつ
て荷台前壁部のマニユアを荷台内に残留させるこ
となく一層確実にビータ部へ搬送することが可能
になる。
しかも、本考案にあつては、弾性板17の先端
接当部17aが両側の無端帯15,15間に位置
し、無端帯15,15に邪魔されることなく荷台
底板7に接当弾圧するため、先端接当部17aの
荷台底板7への接当力は、強力であり、従つて、
搬送板16が弾性板17を順次潜り抜ける際の振
幅は強力で、傾斜板16に誘発される連続的な振
動も強力となり、マニユアが滑り難いものであつ
ても、傾斜板16上のマニユアは従来に増して円
滑に後方へ滑落することになり、それによつて荷
台前壁部のマニユアを荷台内に残留させることな
く一層確実にビータ部9へ搬送することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマニユアスプレツダの一
部断面側面図、第2図はその平面図である。 符号、7……荷台底板、14……搬送板、15
……無端帯、16……傾斜板、17……弾性板、
17a……先端接当部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台底板7の周りを、その前後方向に回動し
    て、荷台内の散布物を順次に荷台後方へ搬送す
    る、ほぼ荷台全幅方向にわたる相互に間隔配置さ
    れた細長の多数の搬送板14,14…を有するマ
    ニユア搬送部8と、荷台の前壁上部からマニユア
    搬送部8の搬送始端部上方へ後傾状に臨ませた傾
    斜板16とを具備するマニユアスプレツダの荷台
    において、前記傾斜板16の下端から荷台のほぼ
    全幅にわたる弾性板17をマニユアの搬送方向に
    垂下せしめ、その弾性板17の先端接当部17a
    のみをマニユア搬送部8を構成する荷台底板7の
    両側に位置する無端帯15,15間に位置させて
    荷台底板7の始端部に接当弾圧させたことを特徴
    とするマニユアスプレツダの荷台。
JP5930088U 1988-04-30 1988-04-30 Expired JPH0317602Y2 (ja)

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JP5930088U JPH0317602Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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JP5930088U JPH0317602Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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Publication Number Publication Date
JPH01116010U JPH01116010U (ja) 1989-08-04
JPH0317602Y2 true JPH0317602Y2 (ja) 1991-04-15

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JP5930088U Expired JPH0317602Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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