JPH0317511Y2 - - Google Patents

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JPH0317511Y2
JPH0317511Y2 JP1985000384U JP38485U JPH0317511Y2 JP H0317511 Y2 JPH0317511 Y2 JP H0317511Y2 JP 1985000384 U JP1985000384 U JP 1985000384U JP 38485 U JP38485 U JP 38485U JP H0317511 Y2 JPH0317511 Y2 JP H0317511Y2
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JP
Japan
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coil
ground wire
degaussing coil
cathode ray
degaussing
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JP1985000384U
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、カラ−テレビジヨン受像機に用いら
れるカラ−受像管の消磁コイル及びア−ス線に関
する。
従来技術 一般に、カラ−テレビジヨン受像機に用いられ
るカラ−受像管はシヤドウマスクを使用するが、
このシヤドウマスクは3電子ビ−ムをそれぞれ蛍
光点だけに当てるようにするのに重要な働きをす
るものであり、映像面に近接対向して配置されて
いる。このシヤドウマスクは地磁気や他の外部磁
界により磁化されやすいため、消磁装置を用いて
消磁し、磁化によつて生ずる不都合な点、例え
ば、色むらやコンバ−ジエンス(集中)が劣化す
るのを防止している。すなわち、カラ−テレビジ
ヨン受像機においては、ブラウン管内のシヤドウ
マスクが地磁気やその他の要因で着磁すると、前
述の様に、電子ビ−ムの偏向方向に異常をきた
し、色純度が悪くなる等の不都合点を生じ、これ
を除くために消磁コイルを用いるが、その消磁用
磁界発生コイルとして例えば絶縁電線をコイル状
に巻回したコイルを使用し、このコイルをブラウ
ン管の前面(シヤドウマスク近く)に近接して取
付け、このコイルに次第に減衰する交流電流を流
すようにしている。また、カラ−テレビジヨン受
像機のブラウン管は、一般に、その側面の内側及
び外側に導電性の塗膜等が施されているが、内
側、外側間にガラスが介在する為、両面に電極を
取り付ける事によりコンデンサとなる。そして、
高電圧発生用フライバツクトランスにより昇圧回
路の一部とし、前記ブラウン管の内外導電膜間に
生ずる静電容量を利用し平滑コンデンサとしてい
るが、この平滑コンデンサは、一端がシヤ−シ等
の一部へ接地される。しかしながら、ブラウン管
の表面電極はカ−ボン塗料等の導電性が比較的悪
い素材によつて形成されており、そのため、通常
は、その表面に銅線等の導電性の良いものを接触
させ、均一な電極となしている。
第7図は、従来の消磁コイル及びア−ス線の一
例を示す裏面図で、図中、1はブラウン管、2は
消磁コイル、3はア−ス線、4は消磁コイルリ−
ド線、5はア−スリ−ド線、6はスプリングで、
消磁コイル2は第8図及び第8図の断面を拡大し
て示す第9図に示すよう多数本のPVC電線7を
結束糸8、粘着テ−プ9等で結束したものであ
り、第10図に斜視図にて示すように、ア−ス線
3はスプリング6や取り付け具を用いてブラウン
管1の裏面に接触させてある。そのため、スプリ
ング等の部品を必要とし、取り付けに手間がかか
り、また、受像機内部が複雑となつて故障等の原
因となつていた。
目 的 本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、消磁コイルのまわりをア−ス線の
役割をする導線で結束し、もつて、消磁コイルの
取り付けと同時にア−ス線の取り付けをも行ない
得るようにすることを目的としてなされたもので
ある。
構 成 第1図は、本考案による消磁コイル及びア−ス
線を備えたブラウン管の一実施例を示す裏面図
で、図中、1はブラウン管、10は本考案による
消磁コイル及びア−ス線で、該消磁コイル及びア
−ス線10は、第2図及び第2図の断面を拡大し
て示す第3図に示すように、多数本のPVC電線
7を銅撚線等のア−ス線11と接着テ−プ9等で
結束したものであり、これを第1図に示すよう
に、ブラウン管1の裏側に取り付けるようにした
ものである。
本考案による前記消磁コイル及びア−ス線につ
いて更に詳細に説明すると、消磁コイルは主とし
て銅を主体とした導電線の周囲をPVC(塩化ビニ
ル樹脂)を用いて絶縁したいわゆるビニ−ル電線
を素材とし、これをコイル状に巻回したもの或い
はポリウレタン塗料を銅線にやきつけたいわゆる
エナメル線等をコイル状に巻回し、その上に保護
用として、絶縁粘着テ−プを巻いた物をコイルと
し、このようにして巻回したコイルの周囲を該コ
イルによつて発生する磁界の方向にア−ス線11
を巻回したものであり、これによつて、消磁コイ
ルの結束をより確実なものとするとともにア−ス
線とブラウン管との接触を多数の点で行い得るよ
うにしている。なお、巻きピツチは一般的には5
mm〜100mm程度に巻き付けたものであるが、コイ
ルにより発生する磁界を防げない程度にゆるいピ
ツチが望ましい。
第4図及び第5図は、それぞれ上述のごとく構
成した消磁コイル及びア−ス線を方形に巻回した
場合の例を示す図で、第4図は、消磁コイルリ−
ド線4とア−スリ−ド線5とを別端子に接続する
ようにした例を示す図、第5図は、消磁コイルリ
−ド線4とア−スリ−ド線5とを共通のコネクタ
13を用いて接続するようにした例を示す図であ
る。なお、第6図に、本考案による消磁コイル及
びア−スコイルを取り付けた場合のブラウン管の
裏側斜視図を示す。
効 果 以上の説明から明らかなように、本考案による
と、従来、消磁コイル取付及びア−ス線取付の2
つの作業を必要としていた工程が消磁コイルの取
付のみでア−ス線の引き回しも達成することが出
来、しかも、消磁コイルの結束をより確実なもの
とし、更には、ア−ス線とブラウン管との接触を
多数の点で行い得るようにしてア−スをより確実
なものとし、また、ブラウン管の背面部を著しく
簡素化する事が出来、かつ、組立取付の簡素化、
省力化をも達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による消磁コイル及びア−ス
線を具備したブラウン管の裏面図、第2図は、消
磁コイル及びア−ス線の平面図、第3図は、消磁
コイル及びア−ス線の断面拡大図、第4図及び第
5図は、本考案による消磁コイル及びア−ス線の
他の実施例を示す平面図、第6図は、本考案によ
る消磁コイル及びア−ス線を取り付けたブラウン
管の背面斜視図、第7図乃至第10図は、従来の
消磁コイル及びア−ス線の一例を説明するための
図である。 1……ブラウン管、2……消磁コイル、3……
ア−ス線、10……消磁コイル及びア−ス線、1
1……ア−ス線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁被覆導線を巻回した消磁コイルと、該消磁コ
    イルの周囲を該コイルによつて発生する磁界の方
    向に巻回して結束したア−ス線とから成ることを
    特徴とするア−ス線付消磁コイル。
JP1985000384U 1985-01-07 1985-01-07 Expired JPH0317511Y2 (ja)

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JP1985000384U JPH0317511Y2 (ja) 1985-01-07 1985-01-07

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JPS61116486U JPS61116486U (ja) 1986-07-23
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520104B2 (ja) * 1973-08-09 1980-05-30

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520104U (ja) * 1978-07-26 1980-02-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520104B2 (ja) * 1973-08-09 1980-05-30

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