JPH03174885A

JPH03174885A - デジタルビデオのサーチ方法

Info

Publication number: JPH03174885A
Application number: JP1313517A
Authority: JP
Inventors: Masaru Kobayashi; 優小林
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 1989-12-04
Filing date: 1989-12-04
Publication date: 1991-07-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、例えば、ＤＡＴ（ＤｉｇｉｔａｌＡｕｄｉｏ
　　Ｒｅｃｏｄｅｒ）フォーマ・ソトを用いたデジタル
ビデオのサーチ方法に関する。

［従来の技術］最近、ＤＡＴフォーマットを用いたデジタルビデオが研
究されているが、このようなデジタルビデオは、テープ
幅が４Ｉｌ■程度と狭いため、記録トラック１本当りの
情報量が少なく、このため−枚の画像を記録するには、
複数のトラニックにまたがって記録するようにしている
。

ところで、このようなデジタルビデオにおいて、記録さ
れた内容をサーチする必要がある場合、上述したように
一枚の画像を複数のトラックにまたがって記録するよう
にしているので、高速サーチを実現しようとすると、テ
ープ走行のスピードに緩急をつけて、再生する画像と飛
ばす画像とを分けてサーチするようになる。

［発明が解決しようとする課題］ところが、このようにテープ走行のスピードに緩急をつ
け、しかも再生する画像と飛ばす画像とを分けてサーチ
するのでは、テープ走行、トラッキングなどに複雑な制
御を必要とし、特に、巻き戻し、つまりＲＥＷ方向の高
速サーチでは、再生画像は順方向のテープ走行、飛ばし
・画像は逆方向のテープ走行が必要となり、さらに複雑
なテープ走行制御が必要になる欠点があった。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、テープの
走行制御を簡単にして高速サーチも可能にしたデジタル
ビデオのサーチ方法を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］本発明は、デジタルビデオにおいて、テープ面に斜めに
形成される記録トラックのサブコードエリアに離散コサ
イン変換により得られた直流成分のサーチ画像データを
記録し、これをデータサーチの際に再生するようにして
いる。

［作　用］本発明によれば、データサーチの際に、記録トラックの
サブコードエリアに記録された画像データをテープ走行
により再生するようになるので、高速サーチが可能とな
る。

［実施例コ以下、本発明の一実施例を図面にしたがい説明する。

まず、第１図は、サーチの際のテープ走行およびヘッド
軌跡を示している。この場合、テープ１面に斜めに形成
される記録トラック２に対し、ＦＦサーチの場合は、同
図（ａ）に示すように右斜め方向のヘッド軌跡３を描き
、ＲＥＷサーチの場合は、同図（ｂ）に示すように左斜
め方向のヘッド軌跡４を描くようになっている。

次に、第２図は、ＤＡＴのトラックフォーマットを示し
ている。この場合、記録トラック２は、中央部にビデオ
情報を記憶する１２８ブロツク、３２７６８ビツトのＰ
ＣＭエリア２１を配置し、その両端に８ブロツク２０４
８ビツトのサブコードエリア２２．２２を配置するよう
になっている。

ところで、ＤＡＴの場合、サーチの際にサブコードエリ
ア２２だけがリード可能で、ＰＣＭエリア２１のリード
は一切できない。そこで、本発明では、サブコードエリ
ア２２にサーチ用の画像情報を格納し、サーチの際に、
これをリードするようにしている。

次に、第３図を用いて、サーチ画像の構成を説明する。

この場合、サーチ画像の１画′面は、２２４×２５６画
素からなっている。そして、輝度信号Ｙについては、第
４図（ａ）に示すように８×８画素を１ブロツクとし、
３２Ｘ２８ブロツクに構成し、８×８画素の各ブロック
に対して離散コサイン変換（Ｄ　ＣＴ）を施すようにす
る。ここで、離散コサイン変換（ＤＣＴ）は、直交変換
の１つで、ある波形を周波数成分に分割して、入力サン
プル数と同じ数だけのコサイン波で表現するようにして
おり、ｍｘｎ画素の画像の場合は、横列および縦列に対
して、それぞれ直交変換を施すことにより、エネルギー
集中が得られ、このエネルギーの多い成分だけを符号化
することで画像圧縮を可能にするようにしている。これ
により、上述の８×８画素のブロックについて、離散コ
サイン変換（Ｄ　ＣＴ）を施した結果、第４図（ｂ）に
示すエネルギーの集中する直流成分ａが得られ、この直
流成分ａを６ビツトの符号データとすることにより、１
画像当たり、２８Ｘ３２Ｘ６−５３７６ビツトで表すこ
とができる。一方、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙについては
、それぞれ第５図（ａ）に示すように１６Ｘ１６画素を
１ブロツクとし、１画面を１４Ｘ１６ブロツクに構成し
、さらに、１６×１６画素のＸ印部分をサブサンプルし
て８×８画素を構成し、この８×８画素に対しＭ散コサ
イン変換（Ｄ　ＣＴ）を施した結果、第５図（ｂ）に示
すエネルギーの集中する直流成分すが得られ、この直流
成分すを６ビツトの符号データとすることにより、１画
像当たり、１４Ｘ１６Ｘ６−１３４４ビツトで表すこと
ができる。この結果、サーチ画面は、５３７６＋１３４
４ｘ２−８０６４ビツトで１画面が構成できることにな
る。

そして、このようなサーチ画像を、ＤＡＴトラックフォ
ーマットの、サーチの際にリード可能なサブコードエリ
ア２２に格納する。この場合のサーチ画像は、１画面当
たり８にビットなので、パリティも含めると、４トラッ
ク分のサブコードエリア２２に１画面を格納するように
なる。つまり、ここでのサブコードエリア２２は、゛１
１ブロツクのフォーマットを第６図に示すようにしてお
り、このようなブロックを８個有しぞいる。そして、１
トラツク当たり２つのサブコードエリア２２を有するこ
とから、４トラック分で、８（プロッり）ｘ２ｘ４　　
（トラック）Ｘ２５６　（ビット）−１６３８４ビツト
のデータが記録できることになり、ここに、上述した８
０６４ビツトのサーチ画面データとパリティを記録する
ことになる。この場合、データ的には、３トラツク分で
十分記録できるが、制御のしやすさを考慮して４トラツ
クとしている。このような記録状態を第７図に示してい
る。この場合、符号ａ　−ｄに示すサブコードエリア２
２に、それぞれデータが格納され、４回のヘッドトレー
スで１画面を表示するようにしている。また、この時の
サブコードエリア２２の各トラックには、同一データを
繰り返して記憶するようにして、高速サーチの際にもデ
ータをエラーなしで読み出せるようにしている。

次に、第８図は、ＤＡＴフォーマットを用いたデジタル
ビデオの回路構成を示すものである。この場合、ビデオ
、オーディオ信号が入力されると、Ａ／Ｄ変換器３１を
通してデジタル信号に変換され、信号処理部３２に送ら
れる。そして、この信号処理部３２で、データ圧縮、エ
ラー訂正符号が付加され、ヘッドアンプ３３を介し七ド
ラム３４に与えられ、図示しないテープに記録される。

方、図示しないテープよりドラム３４を介して読み出さ
れた再生信号は、ヘッドアンプ３３を介して信号処理部
３２に送られる。そして、この信号処理部３２でエラー
訂正、伸長されＤ／Ａ変換器３５を介してビデオ、オー
ディオ信号として出力される。ここで、ドラムモータ３
６、キャプスタンモータ３７、リールモータ３８は、サ
ーボ回路４３によりモータドライバ３９〜４１を介して
制御され、信号処理部３２およびサーボ回路４３は、Ｃ
ＰＵ４４により制御される。

次に、第９図は、信号処理部３２の詳細な回路構成を示
すものである。この場合、Ａ／Ｄ変換器３１によりデジ
タル信号に変換されビデオ信号は、輝度信号（Ｙ）、色
差信号（Ｒ−Ｙ゛、Ｂ−Ｙ）として入力切換部３２１に
与えられ、信号別に離散コサイン変換（Ｄ　ＣＴ）回路
３２′２に送られ、離散コサイン変換され、可変長符号
化回路３２３で符号化された後、エラー訂正符号付加回
路３２４によりエラー訂正符号が付加されるとともに、
オーディオ信号が加えられ、８／１０変調回路３２５を
介してヘッドアンプ３３への記録信号が出力され、一方
、ヘッドアンプ３３からの再生信号は、１０／８復調匣
路３２６よりエラー訂正回路３２７に与え、エラー訂正
信号を得る。この場合、通常再生では、可変長復号化回
路３２８で復号化した後、逆離散コサイン変換（逆ＤＣ
Ｔ）回路３２９に送られ、逆離散コサイン変換され、出
力切換回路３３０を介して輝度信号（Ｙ）、色差信号（
Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ）のビデオ信号が、エラー訂正回路３２
７より直接与えられるオーディオ信号とともに出力され
る。一方、サーチ再生では、上述したようにＤＡＴトラ
ックフォーマットのサブコードエリア２２より読み出さ
れたサーチ画像のデータがエラー訂正回路３２７よりデ
ブロック回路３３１に与えられ、デブロック化され、出
力切換部３３０を介して輝度信号（Ｙ）、色差信号（Ｒ
−Ｙ、Ｂ−Ｙ）のビデオ信号が出力される。

ここで、デブロック回路３３１は、ブロック平均値を単
に８×８画素分繰り返して出力するようにしている。し
たがって、ここでのサーチ画像は、８×８画素の平均値
となるが、これは、符号化の際に得られるＤＣＴ戊分成
分じであるので、これをそのまま利用している。

したがって、このようにすれば４トラツクのサブコード
エリアに１画面のサーチ画像が格納され、サーチの際に
４回のヘッドトレースにより１画面をサーチできるよう
になり、従来のテープ走行のスピードに緩急をっけ、し
かも再生する画像と飛ばす画像とを分けてサーチするよ
うにした方法に比べ、高速サーチをテープの走行制御を
簡単にして実現できるようになる。

［発明の効果〕本発明は、ＤＡＴフォーマットを用いたデジタルビデオ
において、テープ面に斜め・に形成される記録トラック
のサブフードエリアに離散コサイン変換により得られた
直流成分のサーチ画像データを記録し、これをデータサ
ーチの際に再生するようにしているので、簡単なテープ
走行制御により、高速サーチを実現することができるよ
うになる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第９図は、本発明の一実施例を説明するもの
で、第１図は、サーチの際のヘッド軌跡を説明するため
の図、第２図は、記録トラックのフォーマットを示す図
、第３図は、サーチ画像の構成を示す図、第４図および
第５図は、サーチ画像のデータ圧縮を説明するための図
、第６図は、サブコードのフォーマットを示す図、第７
図は、サーチ画像の記録状態を説明するための図、第８
図は、デジタルビデオの回路構成を示すブロック図、第
９図は、信号処理部の回路構成を示すブロック図である
。１・・・テープ、２・・・トラック、２１・・・ＰＣＭ
エリア、２２・・・サブコードエリア、３１・・・Ａ／
Ｄ変換器、３２・・・信号処理部、４３・・・ＣＰＵ。３２２・・・離散コサイン変換（Ｄ　ＣＴ）回路、３２
９・・・逆離散コサイン変換（逆ＤＣＴ）回路、３３１
・・・デブロック回路。

Claims

【特許請求の範囲】

デジタルビデオにおいて、テープ面に斜めに形成される
記録トラックのサブコードエリアに離散コサイン変換に
より得られた直流成分のサーチ画像データを記録し、こ
れをデータサーチの際に再生するようにしたことを特徴
とするデジタルビデオのサーチ方法。