JPH03174313A - 炭素質ウィスカーシート - Google Patents

炭素質ウィスカーシート

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Publication number
JPH03174313A
JPH03174313A JP1309067A JP30906789A JPH03174313A JP H03174313 A JPH03174313 A JP H03174313A JP 1309067 A JP1309067 A JP 1309067A JP 30906789 A JP30906789 A JP 30906789A JP H03174313 A JPH03174313 A JP H03174313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbonaceous
sheet
fibers
diameter
whisker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1309067A
Other languages
English (en)
Inventor
Munehiro Ishioka
宗浩 石岡
Toshihiko Okada
敏彦 岡田
Kenji Matsubara
健次 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH03174313A publication Critical patent/JPH03174313A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合系プラスチックスの補強用、導電体、電磁
波シールド、面状発熱体用等として有用な炭素質ウィス
カーシートに関するものである。
〔従来の技術〕
直径が0.01〜41m、アスペクト比が2〜100 
、000である炭素質繊維を1〜70重屋%、およびバ
ルブを10重量%以上含有することを特徴とする炭素質
繊維含有紙が知られている(特開昭63−288298
号公報)。また、チタン酸カリウム繊維とアラミド繊維
とを主材とし、チタン酸カリウム繊維/アラ【ド繊維の
重量比が70/30〜9515であることを特徴とする
繊維紙(特開昭63−175200号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記炭素繊維含有紙は、パルプを10重量%以上含有し
ているため、導電性紙とする場合、耐熱性を利用する場
合には限界がある。
チタン酸カリウムとアラ逅ド繊維を主材とするものは補
強効果と耐熱性に問題があった。
そこで、導電性及び補強効果にすぐれ耐熱性を有するシ
ートの開発が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解決したシートを提供するも
のであり、特定のカーボンウィスカーが導電性が大きく
、これを湿式抄紙法でシート化すると強度の大きな耐熱
性導電シートが得られることを見出して本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明は直径が1〜5n、長さ/直径の比が
10〜10,000である炭素質ウィスカーを70重量
%以上含有することを特徴とするシートに関するもので
ある。
炭素質ウィスカーの長さ/直径の比は10〜10,00
0であり、■00〜5ooo程度が好ましい。炭素質ウ
ィスカーは好ましくは気相法で得られたものであり、炭
素源はメタン、アセチレン、ベンゼン、トルエン等のほ
かコークス炉からの副産物である粗軽油類、カルボン油
、ナフタリン、中油、アントラセン油、重油、ピッチ、
コールタール、これらの水素化物、これらの混合物等で
あってもよい。さらに、・\テロ原子を有するものも使
用可能であり、例えばチオフェン類、チオール類及びチ
オフェノール類を用いることができる。触媒源としては
フェロセン、鉄アセチルアセテート塩、ジ(インデニル
)鉄(If)等の有機鉄化合物のほか、その他の遷移金
属、例えばチタン、バナジウム、クロム、マンガン、コ
バルト、ニッケル、ルビジウム、ロジウム、タングステ
ン、パラジウム等の有機化合物が用いられる。上記の炭
素源ガスと触媒源ガスをキャリヤーガスで搬送して60
0〜1300°Cで加熱することによって炭素質ウィス
カーが形威される。
キャリヤーガスは上記の原料ガスを搬送するほか系内を
還元性雰囲気に保つ機能も要求され、そのために水素ガ
ス等が使用されるが、製鋼工場から排出される転炉ガス
は還元性ガスであり、これを用いることによって良質の
炭素質ウィスカー(VGCF)を安価に製造することが
できる(特開平1−92422号公報)。本製造法によ
り作られるVGCFは、H2ガス下で製造されるVGC
Fよりもアスペクト比が大きいため繊維どうしの絡み合
いが多く、シートを形威し易いため70重量%以上のV
GCFを含有することができる。
本発明のシートは炭素質ウィスカー以外のものも含むこ
とができる。例えば、糸の縮み合い−や強度の向上のた
めに他の短炭素繊維、バルブ、アルミナ繊維、ガラス繊
維を含有しても良い。
本シート製造に用いるバインダ、祇改質剤等の助剤は主
材100重量部に対して10重量部を越えない範囲が望
ましい。これらの助剤は特に限定するものではないが、
ロジン、硫酸アルミニウム、水ガラス、アルミナゾル、
ジルコニアゾル、コロイタルシリ力、ポリ塩化アルミニ
ウム、ポリアクリル酸、メチルヤルロース、ポリアクリ
ルアミド、ポリアクリルエマルジョン、ビニロン繊維、
アラ旦ド繊維、全芳香族ポリエステル繊維等が使用でき
る。
本シートの製造方法は、VGCPの破損を少なくかつ分
散性を良くするために湿式抄紙法が望ましい。
抄紙後は加熱加圧成型することによって複合系プラスチ
ックスの補強用として用いることができる。
(作用) 本発明のシートは特定の炭素質ウィスカーを用いること
により、繊維同志の絡み合いが多くシートを容易に形成
することができる。
〔実施例〕
実施例1 特開平1−92424号公報に記載された実施例1の方
法に従って作製した炭素質ウィスカーを用いた。
この炭素質ウィスカーは直径が2 pmでアスペクト比
が約1500であった。
この炭素質ウィスカー10gをサイズ剤としてロジン1
gと分散剤としてトリトンX −1000,01gを水
31に投入して撹拌し、均一なスラリーを得た。このス
ラリーを150メツシユのフィルターを装着した抄紙機
に入れ、JIS P 8209に記載された手順により
炭素質ウィスカーシートを製造した。
このシートは坪量140g/ボ、厚さ0 、57 mm
 、密度0.25g/cdであった。
こうして得られたシートを厚さ2II1mのABSシー
トに挟み込み、220°C300kg / c+!で加
熱プレス底型をして厚さ4mm、150 X 150m
mのシートを製造し、J IS−K−7203に基づく
3点曲げ試験を行った。その結果、母材の4.2 kg
/旧2に対して7.1 kg/IIIm”になっていた
また、このシートをスペクトラムアナライザー(タケダ
理研「Tρ−4l72J )を使ってEMIシ〔発明の
効果〕 本発明の炭素質ウィスカーシートは補強効果が大きく、
導電性にすぐれ耐熱性も大きい。このシートは容易に製
造することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直径が1〜5μm、長さ1直径の比が10〜10
    ,000である炭素質ウィスカーを70重量%以上含有
    することを特徴とするシート
  2. (2)炭素質ウィスカーが気相成長炭素繊維であること
    を特徴とする請求項(1)に記載のシート
JP1309067A 1989-11-30 1989-11-30 炭素質ウィスカーシート Pending JPH03174313A (ja)

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JP (1) JPH03174313A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004259711A (ja) * 2000-01-27 2004-09-16 Mitsubishi Rayon Co Ltd 炭素繊維紙および燃料電池用多孔質炭素電極基材
US7297445B2 (en) 2000-01-27 2007-11-20 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Porous carbon electrode substrate and its production method and carbon fiber paper

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004259711A (ja) * 2000-01-27 2004-09-16 Mitsubishi Rayon Co Ltd 炭素繊維紙および燃料電池用多孔質炭素電極基材
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